乳がんの再発

  • 手術をした側の乳房やその周囲だけに再発することを「局所再発」、そこから離れた部位にも再発することを「転移(遠隔転移)」と呼ぶ。

再発とは、目にみえないくらい小さながん細胞が、乳がんと診断された最初の時点から体のどこかに潜んでいて、検査や治療などをくぐり抜けて、後になって出てくるものです。

元々がんがあった乳房やその周辺に発生するのが「局所再発」、乳房から離れた部位(骨や肺など)に発生するのが「遠隔転移」です。

遠隔転移した場合、その部位だけでなく、他の部位にもまだ見えない小さながんが転移している可能性が高いと考えられます。これらの小さな病巣の芽をすべて摘むのは大変難しいため、検査で早期に発見して治療しても、症状が発現してから治療を開始しても、その後の生存率はあまり変わりません。

局所再発は、遠隔転移がなければ、残った乳腺を全摘することで再び根治が可能です。

(監修:医療法人湘和会 湘南記念病院 かまくら乳がんセンター長 土井卓子先生)

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