鼻腔・副鼻腔がんの治療終了後の定期検診

  • 治療後の経過観察ではCTやMRIなどの画像検査を受けることが大切。
  • 再発の可能性が高い3年間は3~4ヵ月毎に受診し、画像検査を受ける。

治療が終了し、がんがなくなったとしても、再発してくる可能性はあります。そこで、治療終了後は定期的に受診し、経過観察を続けることが大切です。治療終了から1年間は、3ヵ月ごとに受診し、診察を受け、さらにCT検査あるいはMRI検査を受けます。
再発の可能性が高いのは、治療終了後3年間なので、そこまでは3~4ヵ月ごとに画像検査を受けます。3年を過ぎたら半年に1回、5年を過ぎたら1年に1回にします。

化学放射線療法などで腫瘍が瘢痕化※(はんこんか)した場合には、PET-CT検査が適しています。CT検査で瘢痕化した部分が映った場合、そこに生きたがん細胞が残っているかどうかはわかりません。その点、PET-CT検査なら、生きている組織なのか死んだ組織なのかがはっきりします。

※瘢痕:治った状態の傷跡

治療後の経過観察では、再発のチェックだけでなく、新たながんの出現にも注意を払う必要があります。

(監修:国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院頭頸部内科長 田原 信先生)

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