唾液腺がん(耳下腺がん、顎下腺がん、舌下腺がんなど)の検査

  • CT検査やMRI検査などの画像検査が行われる。
  • 治療法を選択するため悪性度について詳しく調べる。

唾液腺がんの疑いがある場合には、CT検査やMRI検査などの画像検査が行われます。それにより、腫瘍の有無や大きさ、周囲への浸潤の程度、リンパ節転移や遠隔転移の有無などを調べます。

唾液腺にできる腫瘍には良性のものも多いので、良性の腫瘍か唾液腺がんかを診断する必要があります。また、唾液腺がんには、いろいろな種類のがんが含まれています。そこで、唾液腺の腫瘍が見つかった場合には、その組織を採取して病理検査を行い、がん細胞の種類をつきとめておきます。

唾液腺がんは、がん細胞の種類によって、「低悪性度群」「中悪性度群」「高悪性度群」の3つに分類されます。どのような進行を見せるがんなのかを明らかにしてから、治療法を選択します。

(表)唾液腺がん(耳下腺がん、顎下腺がん、舌下腺がんなど)の検査

検査名 検査のやり方 検査でわかること
CT検査 エックス線を利用して体内を断層画像として描き出す。 がんの浸潤の程度、リンパ節転移や遠隔転移の有無などがわかる。
MRI検査 磁気を利用して体内を断層画像として描き出す。 がんの浸潤の程度、リンパ節転移や遠隔転移の有無などがわかる。
生検 腫瘍の一部を採取し、顕微鏡で調べる。 がんであるかどうかがわかる。がん細胞の種類がわかり、悪性度分類が可能になる。

(監修:国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院頭頸部内科長 田原 信先生)

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