国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 

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提供している先進医療
【肺がんに関連するもの】

(平成31年1月1日時点の厚生労働省提示情報より作成しています)


陽子線治療

【適応症】
頭頚部腫瘍(脳腫瘍を含む。)肺・縦隔腫瘍、消化管腫瘍、肝胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍、乳腺・婦人科腫瘍又は転移性腫瘍(いずれも根治的な治療法が可能なものに限る。)

【技術の概要】
放射線の一種である粒子線(陽子線)を病巣に照射することにより悪性腫瘍を治療する。

ペメトレキセド静脈内投与およびシスプラチン静脈内投与の併用療法

【適応症】
肺がん(扁平上皮肺がん及び小細胞肺がんを除き、病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。)

【技術の概要】
PEM+CDDP併用療法は、1日目にPEMは500mg/m2とCDDPは75 mg/m2を投与し、3週毎に4回投与する。進行非扁平上皮非小細胞肺癌に対する有効性、および安全性が確立した治療であり、さらには術後補助化学療法としても期待されている治療法である。

周術期カルペリチド静脈内投与による再発抑制療法

【適応症】
非小細胞肺がん(CT撮影により非浸潤がんと診断されたものを除く。)

【技術の概要】
現在、本邦では、肺癌は悪性腫瘍による死因の第一位である。非小細胞肺癌完全切除例に対する手術療法はすでに確立された治療法であるが、根治術を施行できても約半数に再発を認めているのが現状である。周術期に転移再発抑制を講じる治療法は未だ確立されていない。一方、これまでの臨床研究から、ヒト心房性ナトリウム利尿ぺプチド(hANP) の周術期投与は非小細胞肺癌の術後再発を抑制する有望な治療法である可能性が示唆されている。そこで、肺癌手術の術後再発抑制としての hANP の有用性をランダム化比較試験で評価することを目的に、術後2 年無再発生存期間を主要評価項目とした臨床試験を計画した。

マルチプレックス遺伝子パネル検査(進行再発固形がん)

【適応症】
進行再発固形がん(切除が困難で進行性のもの又は治療後に再発したものであって、原発部位が不明なもの又は治療法が存在しないもの、従来の治療法が終了しているもの若しくは従来の治療法が終了予定のものに限る。)

【技術の概要】
目的
 治癒切除不能または再発の病変を有する原発不明がん、または、標準治療がない、標準治療が終了している、もしくは終了が見込まれる固形がん(原発不明がんを除く)患者を対象として、当センター研究所で開発した、多数のがん関連遺伝子の変異、増幅、融合を1アッセイで検出可能なマルチプレックス遺伝子パネル検査であるNCC オンコパネルを用いて解析し、actionable な遺伝子異常を有する症例の割合を求めることで、遺伝子プロファイリング検査の臨床的有用性を検証する。
対象患者
 16 歳以上で全身状態良好(ECOG performance status 0~1)の治癒切除不能または再発の病変を有する原発不明がん、または、標準治療がない、標準治療が終了している、もしくは終了が見込まれる固形がん(原発不明がんを除く)患者。

方法
 本研究参加について説明し文書同意が得られた患者を登録する。腫瘍組織検体および非腫瘍検体(血液)を外注検査会社(株式会社理研ジェネシス)に提出し、NCC オンコパネルによる解析を行い、解析結果のレポート原案を得る。レポート原案をもとにエキスパートパネルにおいてactionable な遺伝子異常および推奨される治療についての検討を行い、結果を患者に説明する。

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