雑誌のご案内

ライフライン212024年1月発売 52号

ライフライン21 2024年1月発売 52号

乳がん―最新の診断と治療
2024年01月30日発行!定価1,122円+税

特集

乳がん―最新の診断と治療

四半世紀の乳がん検診の変遷と今後の乳がん検診の方向性
土井卓子
(医療法人湘和会湘南記念病院乳がんセンター長
横浜市立大学医学部臨床教授)

乳がんの外科治療(手術)などの初期治療と手術後の診察、検査
徳永えり子
(独立行政法人国立病院機構 九州がんセンター乳腺科 部長)

乳がんの薬物療法
―エビデンスに基づいた最新の薬物療法
鈴木真彦
(北村山公立病院 診療部長 乳腺外科医長)

乳がんの放射線療法
―放射線療法の副作用とケアー
土井卓子
(医療法人湘和会湘南記念病院乳がんセンター長
横浜市立大学医学部臨床教授)

乳房温存術後または全摘後の乳房再建
 淺野裕子
(亀田総合病院乳腺センター乳房再建担当部長)

特別寄稿
遺伝性乳がんに対する診療
―「遺伝性乳がん卵巣がん」の診断と治療
大住省三
(一般財団法人永瀬会 松山市民病院乳腺外科 常勤顧問)

シリーズ「がん治療」最前線

中部国際医療センター 2024年春 陽子線がん治療センター治療開始
日本初世界最新の陽子線がん治療装置を導入
33の診療科すべてがチーム医療で治療前後をサポートする
取材協力●山田實紘 中部国際医療センター理事長
     出口 隆 中部国際医療センター病院長
     不破信和 中部国際医療センター陽子線がん治療センター施設長
     松本 陽 中部国際医療センター放射線治療科統括部長
写真・資料提供●中部国際医療センター
取材・文●編集部

シリーズ

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方
そこが知りたい
「ビタミンD」による、がん患者さんの
再発・死亡リスクの低減効果とは?
浦島充佳(東京慈恵会医科大学分子疫学研究部部長 小児科専門医)

特別企画 鼎談(第4回)

固形がんなら再発・転移がんも治す画期的な放射線療法
増感放射線療法「コータック(KORTUC)」の威力
—子宮頸がんのKORTUC治療
小川恭弘氏 高知総合リハビリテーション病院院長
新保大樹氏 大阪医科薬科大学放射線腫瘍学教室 講師
吉田 謙氏 関西医科大学医学部放射線科学講座 准教授

特報

世界がん撲滅サミット2023 in OSAKA
~時代は今、がん克服からがん撲滅へ!~
毎年100万人が「がん患者になる」という無限のループを断ち切るために
中見利男(『世界がん撲滅サミット2023 in OSAKA』代表顧問、
     作家・ジャーナリスト)

「現場からの医療改革推進協議会」第18回 シンポジウム開催
現場の視点から具体的な問題提起を行い適切な解決策を議論する

次世代のがん免疫療法を探る研究会が開催された
日本臨床免疫腫瘍再生細胞(IOC)療法研究会定期集会2023

ピンクリボンかながわin鎌倉女子大学2023
「健やかな未来のために今、 私たちができること」

情報

静岡がんセンタープレスリリース
国産ロボット「hinotoriTM(ヒノトリ)」を用いた手術の自律化に関する、世界初の臨床研究を順次開始

最新の患者向けガイドラインのプレスセミナー
患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン

連載

医療ルネッサンス 第52回
高齢化が進んだ国では感染対策だけでなく、高齢者の持病対策や健康増進対策が必要である
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

岡本友好(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長)の辛口トーク 第39回
―国民がどういった福祉国家を目指したいのかを考えた「診療報酬改定」を―

いのちのエネルギーを高める
帯津良一のホリスティック医学講座 第20回
ホリスティック医学 がん治療37年目の現況
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第31回
~ICI投与時に問題となるインフュージョンリアクションについて~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 化学療法センター部長 呼吸器内科医長)
麻生咲子(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

リンパ浮腫の治療とケア 第38回
―小児リンパ浮腫のセルフケア
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

シリーズ

宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較
第10回 食道がん

患者会通信

『胃を切った人の情報紙 ALPHA CLUB』
第462号を発行

がん遺族会・青空の会(椚 計子・中野貞彦共同代表)
『青空の会のつどい』No.120発行(冊子30年記念号)
〈第116回青空の会のつどいの案内〉

「子宮がん撲滅運動の推進」を旗印に掲げる「ひめやしの会」
川村君子代表が「宮崎がん患者会ネットワーク」に入会し
啓発活動に注力

MEDICAL NEWS DIGEST

東京理科大学のプレスリリース 多数の細胞の電気特性を簡単・迅速かつ同時に測定できるデバイスを開発 ~細胞識別能力が大幅に向上、創薬などへの応用に期待~

【岡山大学】難治性胆道がんに対して抗腫瘍効果を示すマイクロRNAの同定~ゲムシタビン抵抗性の胆道がんに対する新たな治療薬として期待~

【岡山大学】膵神経内分泌腫瘍に対する超音波内視鏡ガイド下ラジオ波焼灼術国内第1例目を成功 ~膵腫瘍に対する内視鏡的低侵襲治療法を開発~

Craif株式会社 流通・小売業界で初 スーパーマーケットを運営する佐竹食品株式会社が、がんリスク検査「マイシグナル(R)」をトライアル導入

メディカルノート、日本乳癌学会と医療情報の発信における連携協定を締結

アストラゼネカ、胆道がん患者とその家族のための情報サイト「教えて、胆道がん」をオープン

シリーズ 湘南の四季

小田原 報徳二宮神社

初冬にしては、陽射しも柔らかく、コートなしでも出歩けるような12月15日の朝、小田原城址公園の一角に鎮座する「報徳二宮神社」を訪れました。小田原駅東口より歩いて15分。小田原城を見ながら丘を降りていくコースもありますが、やはり表参道にそびえる大鳥居をくぐっての参拝のほうがこの神社にはふさわしいでしょう。紅葉がまだ美しい境内に入ると街中とは思えない静寂に包まれます。
独学でよく書を読み、勤勉に努力して学問を修めそれを世のため人のために生かした二宮尊徳翁を祭神とする神社には学業成就を願う若い人の姿が見られました。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第30回
先の読めない時代に入っても
中島由紀 フリーライター

医療の小窓 第8回
人とどのように関わるのか
嶌本里緒 フリーライター

ひといき。
〜トランポリン〜
文・絵  基 蕗子

[常設]
全国がん患者の会一覧

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン212023年10月発売 51号

ライフライン21 2023年10月発売 51号

膵臓がん―診断と治療
2023年10月30日発行!定価1,122円+税

特集

膵臓がん―診断と治療

膵臓がんの検査と診断
北野雅之(和歌山県立医科大学第2内科 教授)

膵がんの外科療法
―手術療法は「根治」を目指すことができる唯一の治療方法
杉浦禎一(静岡県立静岡がんセンター 肝胆膵外科部長)

膵がんの薬物療法
水野伸匡(愛知県がんセンター 消化器内科部 医長)
原 和生(愛知県がんセンター 消化器内科部 部長)

膵臓がんに対する集学的治療
―膵がんの根治には化学療法・放射線治療を組み合わせた
 集学的治療が今後も必要不可欠
 庄 雅之
(奈良県立医科大学消化器・総合外科学教室 教授
奈良県立医科大学附属病院副院長)

膵がんに対する重粒子線治療
―切除不能な膵がんに対する重粒子線治療は保険適応に
 磯崎哲朗
(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 QST病院
治療診療部治療科 医長)
 篠藤 誠
(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 QST病院
重粒子線治療研究部グループリーダー)

切除不能局所進行膵がんに対する陽子線治療、重粒子線治療
―マルチイオン照射による粒子線治療など工学的な進歩も日本が世界を牽引
寺嶋千貴(兵庫県立粒子線医療センター 医療部放射線科長兼放射線科部長)

シリーズ「がん治療」最前線

湘南鎌倉総合病院 先端医療センター放射線 腫瘍科
神奈川県で唯一の陽子線治療施設として前立腺がん、消化器がん、肺がん、頭頸部がん、小児がんなどの治療に取り組む
取材協力●德植公一 湘南鎌倉総合病院 先端医療センター センター長補佐
     村井太郎 湘南鎌倉総合病院 放射線腫瘍科部長
写真・資料提供●湘南鎌倉総合病院広報室
取材・文●柄川昭彦 医療ジャーナリスト
撮影● 編集部

シリーズ

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方
そこが知りたい
オプジーボなどのがん免疫療法
効く人・効かない人の特徴とは?
角田卓也(昭和大学病院腫瘍センター長)

特別企画 対談(第3回)

固形がんなら再発・転移がんも治す画期的な放射線療法
増感放射線療法「コータック(KORTUC)」の威力
—薬事承認に向けて本格始動
小川恭弘氏 高知総合リハビリテーション病院院長
新保大樹氏 大阪医科薬科大学放射線腫瘍学教室 講師

特報

中部国際医療センター 不破信和センター長
舌がん治療の最前線「切らずに治療できる選択的動注併用放射線治療」について解説

ピンクリボンライトアップ2023 inかながわ

連載

医療ルネッサンス 第51回
「コロナ対応」の失敗は、超過死亡と病床逼迫にある。その背景と解決策を解説したい
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

岡本友好(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長)の辛口トーク 第38回
―いよいよ始まる医師働き方改革―

いのちのエネルギーを高める
帯津良一のホリスティック医学講座 第19回
今や焦眉の急 地球の自然治癒力の回復
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第30回
~免疫関連有害事象(irAE)として認められる肝・胆道・膵障害について~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 化学療法センター部長 呼吸器内科医長)
河村奈緒(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第8回 乳がんの手術、化学療法後の経過観察
土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院 乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授)

リンパ浮腫の治療とケア 第38回
―下肢リンパ浮腫のセルフバンデージ④
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

短期連載
外見の変化に悩んでいるがん患者さんのために
「一般社団法人 日本キャンサーアピアランスケア協会」設立
第7回 医療従事者と患者との大きな架け橋となり、がん治療後の外見の変化に悩みを抱える方が一人でも減るように活動していきたい
原 千晶(一般社団法人日本キャンサーアピアランスケア協会 理事 タレント、『よつばの会』代表)

がん免疫栄養ケトン食療法
最終回 がん細胞を兵糧攻めにする免疫栄養ケトン食療法:症例報告②
(食道がん、膵がん、脳腫瘍)
古川健司(医療法人慶承会 杉原クリニック院長)

シリーズ

宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較
第9回 前立腺がん

患者会通信

認定NPO法人キャンサーネットジャパン
『CNJ SPEAKERS』No.28 2023 7月SUMMER発行
〈2022年度プロジェクトのご報告 2022年度サポーターリスト〉

『胃を切った人の情報紙 ALPHA CLUB』
第461号を発行

がん遺族会・青空の会
『青空の会のつどい』No.119発行
〈第115回青空の会のつどいの案内〉

MEDICAL NEWS DIGEST

自治医科大学附属さいたま医療センター、膵がんの早期発見に特化した「膵癌ドック」を開設

【岡山大学】岡山大学病院に「自己注射サポート外来」を開設

ヒトの脳サイズの撮像が可能な「磁気粒子イメージング装置」を開発 アルツハイマー病発症前の画像検査の実現に向けて、小型電源で高感度なイメージングに世界で初めて成功〔三菱電機株式会社、岡山大学、大阪大学〕

「低酸素」「乳酸増加」条件下でがん臭気が増大することが明らかに—論文が『Frontiers in Molecular Biosciences』に掲載

シリーズ 湘南の四季

大磯町 鴫立庵

今にも雨が降り出しそうな上空を見やりながら、9月21日の朝、大磯にある鴫立庵に向かいました。東海道線大磯駅から歩いて7分。緩やかな坂を下っていくと、やがて車がしきりに行き交う国道1号線に出ます。信号を渡った正面に、こんもりとした緑に囲まれてひっそりとたたずんでいる建物が、めざす鴫立庵でした。
幸い、先刻まで少し降り始めていた雨もひとまず止み、安堵しながら石橋に歩を進めます。古風な瓦屋根の門をくぐると、街中に位置するにも関わらず、人里はなれた静かな雰囲気が漂ってきました。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第29回
認知症とがん治療
中島由紀 フリーライター

医療の小窓 第7回
アニマルセラピーの効果
嶌本里緒 フリーライター

ひといき。
〜しゃぼんだま〜
文・絵  基 蕗子

[常設]
全国がん患者の会一覧

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン21がんの先進医療 2015 別冊

ライフライン21 がんの先進医療 2015 別冊

次世代がん治療として世界が注目する免疫療法について
専門家16人が語る最新ガイド
2016年02月10日発行!定価1,143円+税

巻頭

・免疫はがん治療にどう役立つのか

・免疫療法の基礎解説―ワクチン療法と免疫細胞療法、免疫抑制の解除

がんと免疫 基本と最新情報

免疫療法のこれまでの歩み なぜ今、がん免疫治療が注目されているのか

河上 裕(慶應義塾大学医学部教授・先端医科学研究所所長)

免疫抑制の最新研究動向

柴田昌彦(埼玉医科大学国際医療センター 消化器病センター消化器腫瘍科 教授)

製薬企業の最新研究

松井保公(小林製薬株式会社中央研究所主任研究員)

がんワクチン療法

最新のがんワクチン開発の現状と臨床

今井浩三(東京大学医科学研究所附属病院 前病院長・特任教授)・他

がん専門病院における「がんペプチドワクチン療法」開発の現況 ―がんの治療・再発予防に向けた免疫療法開発分野での取り組み

中面哲也(国立がん研究センター 早期・探索臨床研究センター 免疫療法開発分野 分野長)

テーラーメイドがんペプチドワクチン療法の現状と今後の展望

笹田哲朗(神奈川県立がんセンター がんワクチンセンター センター長)

究極のオーダーメイド治療―自分のがんから作る「自家がんワクチン」

大野忠夫(セルメディシン株式会社代表取締役社長 日本歯科大学客員教授)他

がん免疫細胞療法

薬事承認を目指す樹状細胞ワクチン「バクセル」

矢﨑雄一郎(テラ株式会社代表取締役社長)

免疫でがんを治す―がん免疫治療の最前線 患者さん1人1人に適した「免疫細胞治療」

鈴木邦彦(株式会社メディネット取締役事業本部長)

再発予防で効果を発揮する「活性化自己リンパ球療法」

関根暉彬(株式会社リンフォテック取締役会長)

隠れたがん細胞も逃さない「BAK療法」

高橋  傑(株式会社共生医学研究所代表取締役)

強い免疫刺激を伴うNK細胞大量投与でがんの完治を目指す「ANK免疫細胞療法」

藤井真則(リンパ球バンク株式会社代表取締役社長)

相互作用で効果を高める「5種複合免疫療法」

倉持恒雄(せんしんクリニック細胞培養センター長)

免疫力を向上させる免疫細胞療法を中心とした4つの治療法

谷川啓司(東京女子医科大学消化器外科非常勤講師/医療法人社団ビオセラ会ビオセラクリニック院長)

巻末資料

免疫療法を実施している医療施設一
先進医療を実施している医療機関一覧
がん診療連携拠点病院指定一覧表

コラム

・免疫細胞っていろいろあるの?
・エビデンスとは?
・新薬が開発されるまでの流れは?

ライフライン212023年7月発売 50号

ライフライン21 2023年7月発売 50号

大腸がん―診断と治療
2023年07月30日発行!定価1,122円+税

特集

大腸がん―診断と治療

大腸がん:総論および検査と診断
杉原健一(東京医科歯科大学 名誉教授 社会医療法人社団 光仁会 第一病院 院長)

大腸がんの外科療法
坂本貴志(がん研有明病院 消化器  センター 大腸外科医員)
福長洋介(がん研有明病院 消化器  センター 大腸外科部長)

大腸がんの血行性転移(肝転移、肺転移、脳転移)の治療
塩見明生(静岡県立静岡がんセンター 大腸外科部長)

難治性の直腸がんに対する集学的治療
―直腸がんの治療は、患者さん個人個人に合った治療法(個別化治療)を検討していく時
  代に
 塩見明生(静岡県立静岡がんセンター 大腸外科部長)

大腸がんの薬物療法
―抗がん薬治療、分子標的治療薬による治療
 杉原健一(東京医科歯科大学 名誉教授 社会医療法人社団 光仁会 第一病院 院長)

直腸がんの放射線治療
―放射線治療技術の進歩や薬物療法の発展などにより、集学的な治療を行うことで治療成績が向上
室伏景子(がん・感染症センター 東京都立駒込病院放射線治療科 医長)

術後に局所再発した大腸がん・直腸がんの重粒子線・陽子線治療
松尾圭朗(兵庫県立粒子線医療センター 放射線科 医長)

シリーズ「がん治療」最前線

静岡県立静岡がんセンター ファルマバレープロジェクト
理想のがん医療を目指し住民重視の「医療田園都市」の構築を追求する 静岡がんセンター「二十年の歩み」
取材協力● 静岡県立静岡がんセンター
写真提供● 静岡がんセンター
文・構成● 編集部

シリーズ

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方
そこが知りたい
がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法
川嶋 朗(統合医療SDMクリニック院長)

特別企画 対談(第2回)

固形がんなら再発・転移がんも治す画期的な放射線療法
増感放射線療法「コータック(KORTUC)」の威力
—薬事承認に向けて本格始動
小川恭弘氏 高知総合リハビリテーション病院院長
小林加奈氏 神戸大学医学部附属病院放射線腫瘍科助教(対談時)
      (現量子科学技術研究開発機構QST病院)

特報

東海大学プレスセミナー
限局タイプ前立腺がんの最新治療法
小路 直 東海大学医学部付属病院腎臓泌尿器科准教授

膵がんをより身近なものに
—膵がん診療最前線を〝知る〟セミナー
●膵がんの基礎情報・診断・治療の最前線
奥坂拓志(国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 科長)
●膵がんサバイバーとして伝えたいこと
眞島喜幸(NPO法人パンキャンジャパン 理事長)

連載

医療ルネッサンス 第50回
医学的合理性と患者の利益優先―この精神がある限り、今後も日本ががん免疫療法の世界をリードする
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

岡本友好(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長)の辛口トーク 第37回
―生成AIとがん診療―

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第29回
~免疫チェックポイント阻害薬による「神経障害」~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 化学療法センター部長 呼吸器内科医長)
麻生咲子(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第7回 乳がんの手術でできる傷について
土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院 乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授)

リンパ浮腫の治療とケア 第37回
―下肢リンパ浮腫のセルフバンデージ③
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

短期連載
外見の変化に悩んでいるがん患者さんのために
「一般社団法人 日本キャンサーアピアランスケア協会」設立
第6回 一般社団法人日本キャンサーアピアランスケア協会が動き始めました
渡部享宏(一般社団法人日本キャンサーアピアランスケア協会 理事・事務局長)

がん免疫栄養ケトン食療法
第6回 がん細胞を兵糧攻めにする免疫栄養ケトン食療法:症例報告①(大腸がん、乳がん)
古川健司(医療法人慶承会 杉原クリニック院長)

シリーズ

宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較
第8回 胃がん

患者会通信

Breast Cancer Network Japan-あけぼの会 『AKEBONO NEWS』spring2023 No.4発行 〈あけぼの会創立45周年記念大会のお知らせ〉

『胃を切った人の情報紙 ALPHA CLUB』 第459号を発行

がん遺族会・青空の会 『青空の会の集い』No.117,No.118発行 〈第114回青空の会のつどいの案内〉

MEDICAL NEWS DIGEST

抗がん剤腹腔内投与が進行卵巣がんの予後を改善—岡山大学と国際医療福祉大学の研究グループによる国際共同試験

グンゼ株式会社 アルケア㈱との企業連携第3弾、オストメイトのための「やわらかウエストチューブ・消臭」を発売

富士通株式会社、武田薬品、国立がん研究センターとの共同研究で、卵巣がん患者のペイシェントジャーニーを分析・可視化

がん研究会・大阪大学・凸版印刷—最適な抗がん剤選択に向けた臨床研究を開始

【岡山大学】がん細胞の集団運動の制御に関わるPacsin2の機能を解明 抗がん剤の新たな分子標的や診断バイオマーカー候補として期待

Craif、旭川医科大学と膵臓がんを中心とした消化器がんにおける共同研究を開始

シリーズ 湘南の四季

二宮せせらぎ公園

大雨をもたらした台風が太平洋へと去り、ようやく晴れ間が見えてきた6月7日の朝、二宮町にある「二宮 せせらぎ公園」を訪れました。
JR二宮駅北口に下車、バスの一番乗り場より「秦野駅南口行き」または「二宮駅北口行き(循環)」に乗って約10分。「団地中央」で降りてから徒歩10分で到着です。
坂道を上りつめると、緑濃い山ふところに抱かれた公園の入り口が見えてきました。この時期に見頃なのはハナショウブとアジサイ。ここでは、園内に巡らせた木橋を歩きながらそれら季節の花々を身近に鑑賞できます。大人の素敵な散歩道というのがふさわしい〝公園〟でした。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第28回
がん教育は家庭と学校で
中島由紀 フリーライター

医療の小窓 第6回
アロマと健康
嶌本里緒 フリーライター

ひといき。
〜プール〜
文・絵  基 蕗子

[常設]

全国がん患者の会一覧

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン212023年4月発売 49号

ライフライン21 2023年4月発売 49号

がん治療とQOL(生活の質)
2023年04月30日発行!定価1,122円+税

特集

がん治療とQOL(生活の質)

●がん治療に対する「私」の方法論

【特別寄稿】ホリスティック医学私論
生と死の統合社会の実現こそホリスティック医学の究極である
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

抗がん剤治療一択でいいのか
―「がん共存療法」のエビデンスを求めて
山崎章郎(医療法人社団悠翔会 ケアタウン小平クリニック名誉院長「がん共存療法研究所
準備室」代表)

QOLとは「生活・生命・人生の質」である
水上 治(健康増進クリニック院長)

外科医ががんになって13年、死と向き合って私が学んだこと
~がん予防滞在型リトリート「リボーン洞戸」という挑戦~
船戸崇史(船戸クリニック院長)

●「余命」を宣告された患者たちが延命のためにしたこと

「余命4カ月」と宣告されてから30年が経過。
医療の現場でも認められた「塩絵」による色彩療法でアクティブに今を生きる
寺田のり子(塩絵作家)

膵臓がんと共に13年
―標準治療だけでは太刀打ちできず代替療法、丸山ワクチン、ペプチド感作樹状細胞療法で命をつなぐ
高村 僚(「すい臓がんカフェ」代表)

頑なに標準治療を信奉する国の強固な混合診療禁止の壁
―混合診療で命を救われた私に与えられた使命とは
清郷伸人(「湘南医療を考える会」代表)

高齢期に発見されたがんの治療は、患者の体力や家族の
希望に配慮し生活の質を保つ方向で行っていく選択もある
中島由紀(フリーライター)

抗がん漢方薬に救いを求める
鈴木美登里(子宮がん・卵巣がんを克服)
上伊澤 洋 (胃がん・甲状腺がんを克服)
柴田 修 (肝硬変・肝臓がんを克服)

シリーズ「がん治療」最前線

東京医科大学病院 膵臓・胆道疾患センター
糸井隆夫センター長に訊く
胆膵内視鏡検査および治療数、胆膵外科手術数は全国でもトップクラス
内科・外科がスクラムを組んでワンチームとして診療を行う
取材協力● 糸井隆夫 東京医科大学臨床医学系消化器内科学分野主任教授
写真提供● 東京医科大学広報課
取材・文● 柄川昭彦 医療ジャーナリスト
  撮影● 編集部

シリーズ

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方
そこが知りたい
なぜ、ラジウム(ラドン)温泉はがん患者に効果があるのか?
川嶋 朗(統合医療SDMクリニック院長)

特別企画 対談

固形がんなら再発・転移がんも治す画期的な放射線療法
増感放射線療法「コータック(KORTUC)」の威力
—薬事承認に向けて本格始動
小川恭弘氏 高知総合リハビリテーション病院院長
小幡史郎氏 長崎県島原病院放射線科診療部長

イベント情報ファイル

現場からの医療改革推進協議会
第17回シンポジウム開催(続報)
現場の視点から具体的な問題提起を行い
適切な解決策を議論する

特報

国際水素医科学研究会主催 日台共同開催
第3回 国際水素医科学研究会セミナー
水素の生体内における作用機序の解明と効果的な活用法の構築を目指す
最新水素研究2023

出澤真理教授ら「Muse細胞を守る会」
緊急記者会見
医療応用が期待されているMuse細胞であるが……

連載

医療ルネッサンス 第49回
コロナワクチンのメリットとデメリット―重要なのは重症あるいは致死的な副反応の頻度
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

岡本友好(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長)の辛口トーク 第36回
―「侍ジャパン」から得た教訓:戦術・戦略も大事だが個々の能力(治療薬)をいかに発揮させてあげるかが重要なポイントである―

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第28回
~免疫関連有害事象(irAE)としての心筋炎~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
麻生咲子(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第6回 乳がんのリンパ節郭清
土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院 乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授)

リンパ浮腫の治療とケア 第36回
―下肢リンパ浮腫のセルフバンデージ②
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

短期連載
外見の変化に悩んでいるがん患者さんのために
「一般社団法人 日本キャンサーアピアランスケア協会」設立
第5回 がん看護専門看護師の立場からアピアランスケアを考える
福﨑真実(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

がん免疫栄養ケトン食療法
第6回 研究データから見たケトン食でがんが縮小する条件(後編)
古川健司(医療法人杉原クリニック院長)

シリーズ

宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較
第7回 子宮がん、卵巣がん

患者会通信

一般社団法人沖縄県がん患者会連合会 2010年~2021年までの患者会活動の歩み『SUN燦』から(続)

『胃を切った人の情報紙 ALPHA CLUB』第456号・457号・458号を発行
「代用胃作製が保険収載された」など

Breast Cancer Network Japan—あけぼの会『AKEBONO NEWS』WINTER 2023 No.3発行
〈あけぼの会全国大会in神戸〉特集号

がん遺族会・青空の会
『青空の会のつどい』No・116にて中野貞彦代表が、
「日ホス・奈良大会」を「充実した密度の濃い」大会であったと報告

MEDICAL NEWS DIGEST

アストラゼネカの「胆道がん患者調査」で判明。胆道がんの認知度の低さが周囲に病気を知らせることや困りごとを相談するハードルになっている
芝浦工業大学、活性型ビタミンD3がヒ素を介した発がんのリスクを抑制することを発見

がん研究会・がん研有明病院とAIメディカルサービス、内閣府主催の「第5回 日本オープンイノベーション大賞」で、「日本学術会議会長賞」を受賞

上尾中央総合病院 手術支援ロボットを用いた中咽頭がん切除術を実施し「経過良好」と報告

社会医療法人 愛仁会 千船病院広報誌『虹くじら』2023 春号 配布開始

シリーズ 湘南の四季

平塚市 高麗山公園・湘南平

春先の長雨がようやく上がった3月27日の朝、平塚市にある高麗山公園を訪れました。
ここは平塚市と大磯町にまたがる広大な風致公園。なかでもこの日楽しみにしてきたのは360度のパノラマが眺望できるという湘南平ゾーンです。
湘南平はまた、県下有数の桜の名所としても知られ、この時期には多くの花見客が集まります。春休みに入ったせいか家族連れの姿も見られ、桜を愛でると同時にここでしか味わえない雄大な景色を満喫しているようでした。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第27回
花粉症とがんの意外な関係
中島由紀 フリーライター

医療の小窓 第5回
睡眠の質
嶌本里緒 フリーライター

ひといき。  〜ドミノたおし〜
文・絵  基 蕗子

[常設]

全国がん患者の会一覧

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
イベントインフォメーション

ライフライン212023年1月発売 48号
2023年01月30日発行!定価1,122円+税

特集

がんの免疫療法

【特別寄稿】がん免疫療法開発の現状と展望
―免疫療法は、がんの集学的治療における重要な治療法の一つとして、ますますの開発・改良が期待されている
河上 裕(国際医療福祉大学医学部免疫学 教授)

新世代がん治療として注目される免疫療法
新しい治療法を開発し「がん免疫療法の拠点」を目指す
―神奈川県立がんセンターでの取り組み
辻 嘉代子(神奈川県立がんセンター 特別研究員)
笹田哲朗(神奈川県立がんセンター がんワクチン・免疫センター センター長)

免疫療法の基礎解説
ワクチン療法と免疫細胞療法、免疫抑制の解除
編集部

再発予防で効果を発揮する「活性化自己リンパ球療法」
関根暉彬(株式会社GCリンフォテック取締役会長)

自家がんワクチン療法
究極のオーダーメイド治療「自家がんワクチン」
大野忠夫(セルメディシン株式会社代表取締役社長)

がん免疫サイクルから見た個別化免疫療法とCancer Precision Medicine
―がんの自由診療は真に患者さんのためになる医療として発展させなければならない
後藤重則(医療法人社団 滉志会 理事長 瀬田クリニック東京 院長)

東京ミッドタウン先端医療研究所の取り組み
先制治療の観点から免疫療法を含む再生医療が重要な役割を担う
島袋誠守(東京ミッドタウン先端医療研究所 副所長 がん診療部長)

わかるがん治療
がんのしくみと免疫療法
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

6種複合免疫療法について
6種類の免疫細胞を培養して活性させ、がんの発生・再発リスクを低減する
―がんになった一人の女医の切なる思い
星子尚美(星子クリニック院長)

高活性NK細胞療法
がん免疫細胞療法を行う「科学的妥当性」を示せるか
~当クリニックNK細胞療法を行った膵臓がんの検討~
益山純一(医療法人社団 ニューシティ大崎クリニック医師)

シリーズ「がん治療」最前線

世界初の局注用・放射線増感剤の新規創薬
高知総合リハビリテーション病院 小川恭弘院長に訊く
固形がんなら再発・転移も治す
画期的な増感放射線治療法「コータック(KORTUC)」の威力
取材協力● 小川恭弘 高知総合リハビリテーション病院 院長
      松田和之 株式会社KORTUC代表取締役社長
取材・文● 編集部

特報

乳がんの早期発見・早期治療の大切さを発信
『ピンクリボンかながわin鎌倉女子大学2022』
企業と学校と市の行政が手を結び、日本人の乳がんの死亡率を減らしたい
取材・文 ● 宮西ナオ子(フリーライター)
展示ブース(出展企業)

世界がん撲滅サミット2022 in OSAKA
公開セカンドオピニオンに登壇して
2022年11月3日(木)、「不可能の壁に風穴を開けろ!」を謳い、世界がん撲滅サミット2022実行委員会主催、アライアンス・フォーラム財団共催により、大阪府立国際会議場5階のメインホールにおいて『世界がん撲滅サミット2022® in OSAKA』(2025年大阪・関西万博の成功祈念・被災地支援)が開催された。「すい臓がんカフェ」代表の高村僚氏が、本サミット「公開セカンドオピニオン」に、コメンテーターの一人として登壇。高村代表に、世界がん撲滅サミットの概要についてリポートしていただきました。 
取材・文 ● 高村 僚(すい臓がんカフェ代表)

連載

医療ルネッサンス 第48回
オンライン診療とデジタル医療が、従来のがん医療のあり方を変えるかもしれない
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第17回 ナイスエイジング 老化に楽しく抗う
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長)の辛口トーク 第35回
―患者さんの命を失わせたら専門医失格である。結果にこだわる、それがプロフェッショナルとしての医師の使命である―

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第27回
~免疫チェックポイント阻害薬による内分泌障害~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
河村奈緒(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

リンパ浮腫の治療とケア 第35回
―下肢リンパ浮腫のセルフバンデージ①
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

短期連載
外見の変化に悩んでいるがん患者さんのために
「一般社団法人 日本キャンサーアピアランスケア協会」設立
第4回 乳がんの手術
田中眞紀(JCHO久留米総合病院 院長 一般社団法人日本キャンサーアピアランス協会 理事)

がん免疫栄養ケトン食療法
第5回 研究データから見たケトン食でがんが縮小する条件(前編)
古川健司(医療法人杉原クリニック院長)

シリーズ

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方
そこが知りたい
末期がんに挑む!「水素ガス免疫療法」
赤木純児くまもと免疫統合医療クリニック院長

宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較
第6回 膀胱がん

患者会通信

がん遺族会・青空の会 『青空の会のつどい』
No.116発行
山崎章郎医師との出会い(椚計子)
日ホス・奈良大会の報告(中野貞彦)

Breast Cancer Network Japan−あけぼの会
『AKEBONO NEWS』AUTUMN 2022 No.2発行
「がんゲノム医療 難治とされるがん克服への道が
開かれる!」ほか

MEDICAL NEWS DIGEST

現場からの医療改革推進協議会 第17回シンポジウム開催

公益財団法人日本対がん協会 「働く世代のためのがんリテラシー向上プロジェクト」を開始

メドメイン株式会社 前立腺がんを高精度に検出する病理AIの開発に成功~ Cancersに論文が掲載

アストラゼネカ株式会社 肺がん情報サイト「肺がんとともに生きる」を リニューアル

シリーズ 湘南の四季

県立大磯城山公園 日本庭園

朝夕の気温差が大きくなり、野山の色づきも目立ち始めた11月25日、大磯町にある県立大磯城山公園を訪ねました。ここは旧三井財閥別荘跡地と旧吉田茂邸跡地を整備した県立都市公園。その一角を占める日本庭園の紅葉の美しさは県内でも有名です。特に25日から27日まで、ライトアップイベントが開催されるとあって、夕方近くになるにつれ、車が続々とやってきました。やがて、スカイブルーの空が陰りだし、日没が近づいてきました。いよいよ、お待ちかねのライトアップの始まりです。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第26回
「かかりつけ医」制度をめぐって
中島由紀 フリーライター

医療の小窓 第4回
自分を与える
嶌本里緒 フリーライター

ひといき。  〜おにごっこ〜
文・絵  基 蕗子

[常設]
全国がん患者の会一覧

新刊・既刊 患者図書館の本棚
イベントインフォメーション
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内

ライフライン212022年10月発売 47号

ライフライン21 2022年10月発売 47号

粒子線によるがん治療
~各施設の治療実績・施設の特長~
2022年10月30日発行!定価1,122円+税

特集

粒子線によるがん治療
~各施設の治療実績・施設の特長~

重粒子線治療施設】(設立順)

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構QST病院(旧放射線医学総合研究所病院)
兵庫県立粒子線医療センター
群馬大学医学部附属病院 重粒子線医学センター
九州国際重粒子線がん治療センター(愛称:サガハイマット)
神奈川県立がんセンター 重粒子線治療施設 i-ROCK
公益財団法人 大阪国際がん治療財団 大阪重粒子線センター
国立大学法人山形大学医学部 東日本重粒子センター

粒子線によるがん治療 高額療養費制度の仕組み

陽子線治療施設】(設立順)
国立大学法人筑波大学附属病院 陽子線治療センター
国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
兵庫県立粒子線医療センター
静岡県立静岡がんセンター
一般財団法人脳神経疾患研究所附属 南東北がん陽子線治療センター
一般社団法人メディポリス医学研究所 メディポリス国際陽子線治療センター
福井県立病院 陽子線がん治療センター
名古屋陽子線治療センター
北海道大学病院 陽子線治療センター
社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院 陽子線治療センター
岡山大学・津山中央病院共同運用 がん陽子線治療センター
社会医療法人禎心会 札幌禎心会病院 陽子線治療センター
医療法人伯鳳会 大阪陽子線クリニック
兵庫県立粒子線医療センター附属 神戸陽子線センター
社会医療法人高清会 高井病院 陽子線治療センター
社会医療法人明陽会 成田記念陽子線センター
社会医療法人孝仁会 北海道大野記念病院 札幌高機能放射線治療センター
京都府立医科大学附属病院 永守記念最先端がん治療研究センター
医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院 先端医療センター

シリーズ「がん治療」最前線

量子科学技術研究開発機構(QST)と住友重機械工業株式会社
より効果の高い重粒子線がん治療の実現を目指す
マルチイオン源の開発に世界で初めて成功
次世代の重粒子線治療装置「量子メス」
取材協力●国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)
写真・資料提供●国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 経営企画部広報課
取材・文● 編集部

イベント情報ファイル

小田原法人会 主催 アフラック 共催
笠井 信輔氏が小田原で講演
がんが教えてくれた「生きる力」

特報

一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所/法政大学キャリアデザイン学部 松浦民恵氏
「がんと仕事に関する意識調査」報告書
〝がんと共に働く〟を応援するために~
3166名の声
がん経験者の6割が「これまでどおり」働き、3割が働き方を変更

連載

医療ルネッサンス 第47回
オミクロン対応ワクチン接種―複数回の摂取を終えているなら、急いで打つ必要はない
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第16回 ありがとう青木新門さん
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長)の辛口トーク 第34回
―データを読み込むことの大切さ。免疫チェックポイント阻害薬開発以降、免疫療法・代替治療が奏功している症例が増えている―

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第26回
~免疫チェックポイント阻害薬による内分泌障害~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
河村奈緒(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

リンパ浮腫の治療とケア 第34回
―上肢リンパ浮腫のセルフバンデージ⑥
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい 土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第5回 乳がん治療の主治医
土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院 乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授)

短期連載
外見の変化に悩んでいるがん患者さんのために
「一般社団法人 日本キャンサーアピアランスケア協会」設立
第3回 化学療法の副作用「脱毛」など外見の変化に美容ができるサポートとは
山崎多賀子(美容ジャーナリスト NPO法人CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター)

がん免疫栄養ケトン食療法
第4回 がん細胞を兵糧攻めにする免疫栄養ケトン食療法:ケトン食の実践方法(後編)
古川健司(医療法人杉原クリニック院長)

シリーズ

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方
そこが知りたい
切らずに治す! 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC(コータック)」とは?
小川恭弘(高知大学名誉教授 高知総合リハビリテーション病院院長)

宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ
第10回 β-グルカン(ベータグルカン)

患者会通信

一般社団法人日本希少がん患者会ネットワーク 主催
第3回希少がん患者サミット—希少がんのドラッグラグ解消に向けて—

Breast Cancer Network Japan—あけぼの会
あけぼの会東京復帰元年
『AKEBONO NEWS』SUMMER 2022 No.1発行

『胃を切った人の情報紙 ALPHA CLUB』第455号発行

がん遺族会・青空の会
『青空の会のつどい』No.115発行

MEDICAL NEWS DIGEST

前立腺がんの進行症状を見過ごさないキャンペーン—ヤンセンファーマ

肺がんの早期診断・早期治療に関する共同研究の結果を発表—アストラゼネカ

小児がんの子どもたちを支えるため『小児がん白書2022』が発表された

がん経験者でも入れる入院保険「新緩和型保険」が誕生

シリーズ 湘南の四季

大磯町 旧島崎藤村邸

強力な台風14号が去り、ようやく晴れ間が見えた9月21日の朝、大磯にある旧島崎藤村邸を訪れました。JR東海道線大磯駅の駅舎は、レモン色の外壁と切り妻風のオレンジ色の屋根がどこか懐かしい大正時代の建物。緑の木立を背に建つその姿は、駅に降り立つ客の心を和ませるものがあります。駅の周囲には視界をさえぎるようなビルもなく、駅前は広々とした印象です。そこから線路沿いにしばらく歩くと、静かな住宅地のなかにひっそりと佇む旧島崎藤村邸に到着です。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第25回
緩和ケアの現状と将来
中島由紀 フリーライター

医療の小窓 第3回
「喜び」は薬になる
嶌本里緒 フリーライター

ひといき。  〜しりとり〜
文・絵  基 蕗子


[常設]
全国がん患者の会一覧

新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
小田原城が黄金色に 「小児がん啓発活動」の一環としてライトアップ

ライフライン212022年7月発売 46号

ライフライン21 2022年7月発売 46号

がん治療中・治療後の食事と栄養
2022年07月30日発行!定価1,122円+税

特集

がん治療中・治療後の食事と栄養

抗がん剤治療中の食事
―副作用対策と栄養管理
稲野利美(静岡県立静岡がんセンター 栄養室長)

再発を防ぐための食事の工夫
―放射線治療前・治療中・治療後の食事と栄養管理
 桑原節子(淑徳大学看護栄養学部栄養学科教授)

がんサバイバーのための食事と栄養
―心とからだを支える簡単レシピ
 宮内眞弓(東京聖栄大学健康栄養学部管理栄養学科教授)

がんにならない食事
―満足のいく食事、栄養成分の十分な食事を心がける
済陽高穂(医療法人社団高千穂会西台クリニック 院長

シリーズ「がん治療」最前線

関西医科大学光免疫医学研究所
小林久隆 所長 に訊く
第5のがん治療法を目指す「光免疫療法」―治療の現状と今後の展望
取材協力小林久隆 米国立衛生研究所(NIH)主任研究員、
          関西医科大学光免疫医学研究所所長
写真・資料提供関西医科大学光免疫医学研究所
        永山悦子 毎日新聞編集委員

イベント情報ファイル

ホリスティックビューティ・レポワール療シストカレッジ 主催
ホリスティックセミナーin柏の葉 開催
ホリスティック医学「人間まるごと医学」を学び、
自分の健康、家族の健康と社会貢献に!
講演●帯津良一医師
帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会名誉会長、日本ホメオパシー医学会理事長

情報

補完代替医療情報
免疫力を強化し「がん細胞を自然死させる働き」を科学的に証明!
がんの標準治療との併用など、医療現場で注目されている
紅豆杉の「抗がん作用」

医療の現場で使われている補完代替療法
第3回 漢方薬
王振国医師が提唱する「新しいがん治療」と世界各国で評価される抗がん漢方薬「THL-P」の検証

連載

医療ルネッサンス 第46回
真夏のコロナ対策―マスク以上に注意すべきは空気感染対策。
ワクチン接種で今夏の流行期間をカバー
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第15回 遅れてやって来たわが青春の一齣
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長)の辛口トーク 第33回
乳幼児の遺棄や殺害や虐待のニュースは聞きたくない。熊本の赤ちゃんポストがなくなる世の中にしたい

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第25回
~免疫チェックポイント阻害薬による皮膚障害~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
麻生咲子(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

リンパ浮腫の治療とケア 第33回
上肢リンパ浮腫のセルフバンデージ⑤
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい 土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第4回 治療法の選択
土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院 乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授)

がん免疫栄養ケトン食療法
第3回 がん細胞を兵糧攻めにする免疫栄養ケトン食療法:ケトン食の実践方法(前編)
古川健司(医療法人杉原クリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい
Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」
浜口玲央(みらいメディカルクリニック茗荷谷院長)

宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較
第5回 肝臓がん

患者会通信

がん遺族会・青空の会 『青空の会のつどい』No.113・No.114発行

胃がん患者の会『ALPHACLUB』第453号から

あけぼの岡山が実施した報告書『乳がん体験者の振り返り基礎調査
あけぼの岡山アンケート調査2020』

沖縄がん患者会連合会『~患者会の歩み~』を刊行

MEDICAL NEWS DIGEST

楽天メディカル、7月27日の「世界頭頸部がんの日」に向けて疾患啓発キャンペーン「頭頸部がんのこと、知っていますか?」を開始

徳洲会グループの湘南鎌倉総合病院 日立の小型陽子線治療システムを導入し湘南鎌倉先端医療センターで治療を開始

血中酸素量が約15倍に。芳賀中央病院で抗がん剤治療の効果を増加させる「高気圧酸素治療」を開始

アストラゼネカのリムパーザ、生殖細胞系列のBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の高リスク早期乳がん患者さんに対する術後薬物療法として、米国で承認取得

株式会社法研—書籍『医者からもらった薬がわかる本 第33版』—元祖「薬がわかる本」の最新改訂版を発行

シリーズ 湘南の四季

平塚・花菜ガーデン

ようやく、五月らしい晴れ間に恵まれた29日、日曜日の朝、平塚市にある神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」を訪れました。JR平塚駅から秦野駅行きバスで約20分、小田急線秦野駅なら平塚駅行きに乗り約25分、どちらも平塚養護学校前で下車して徒歩5分ほどで到着です。車では小田原厚木道路I・Cより平塚東インター入り口信号を左折、さらにひらつか花アグリ入り口信号を左折して目の前です。
当園にあるバラ園「薔薇の轍」はバラ愛好家はもとより花を愛する人々の間では人気のスポット。この日も開園を待つ家族づれや、グループの皆さんの姿が目立ちました。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報
治療の長期化にどう備えるか
中島由紀 フリーライター

〈新連載〉
医療の小窓 第2回
健康に影響する自己肯定感
嶌本里緒 フリーライター

ひといき。  〜おてだま〜
文・絵  基 蕗子

重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン212022年4月発売 45号

ライフライン21 2022年4月発売 45号

泌尿器系がんの診断と治療
2022年04月30日発行!定価1,122円+税

特集

泌尿器系がんの診断と治療

腎臓がんの診断と治療
―進行がんであっても完治、長期生存が期待できる時代に
山本真也(公益財団法人がん研究会 有明病院 泌尿器科手術担当部長)

膀胱がんの診断と治療
―新規薬物治療が保険承認となるなど膀胱がんの診断・治療は大きく変化
田中 一(東京医科歯科大学大学院 腎泌尿器外科学 講師)
藤井靖久(東京医科歯科大学大学院 腎泌尿器外科学 教授)

前立腺がんの診断と治療
―治療戦略に大きな変化。
 今後、第3相試験や大規模な実臨床データの報告に期待
森啓一郎(東京慈恵会医科大学附属病院泌尿器科 助教)
木村高弘(東京慈恵会医科大学附属病院泌尿器科 教授)

精巣腫瘍の診断と治療
―精巣腫瘍は悪性で転移があっても完治の可能性が高く、
 早く適切な治療をすることが大切
岸田 健(神奈川県立がんセンター 泌尿器科部長・副院長)

シリーズ「がん治療」最前線

東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科
池田貞勝 東京医科歯科大学病院がんゲノム診療科 准教授 に訊く
リキッドバイオプシーも保険収載
進歩する「がんゲノム医療」への期待と今後の課題
取材協力● 池田貞勝 国立大学法人東京医科歯科大学病院
      がんゲノム診療科診療科長 准教授
写真・資料提供● 東京医科歯科大学病院がんゲノム診療科

短期連載

外見の変化に悩んでいるがん患者さんのために
「一般社団法人 日本キャンサーアピアランスケア協会」設立
第1回 抗がん剤治療を受けた患者さんの外見サポートを考える
小林忠男 一般社団法人日本キャンサーアピアランスケア協会 理事
     大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 招へい教授
     学校法人天理大学 理事

連載

医療ルネッサンス 第45回
ワクチンの追加接種を終えた人は、過度にコロナを恐れず
感染対策を講じつつ日常生活を続けるべきだ
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第14回 縁は異なもの味なもの
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学附属第三病院副院長)の辛口トーク 第32回
コロナ禍で〝実戦経験〟に乏しく新社会人になった医師や看護師に〝上司〟はどう接したらよいのか

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第24回
~免疫チェックポイント阻害薬による下痢・大腸炎~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
河村奈緒(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

リンパ浮腫の治療とケア 第32回
上肢リンパ浮腫のセルフバンデージ④
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい 土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第3回 乳がんと診断されたら確認しておきたい8つのポイント
土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授)

〈新連載〉
がん免疫栄養ケトン食療法
第2回 がん細胞を兵糧攻めにする免疫栄養ケトン食療法:ケトン食の抗腫瘍効果
古川健司(医療法人杉原クリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい
〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」
丁 宗鐵(日本薬科大学学長 百済診療所院長)

医療の現場で使われている補完代替療法
第2回 漢方薬
エビデンスが証明されて各国の医学誌に発表された
抗がん漢方薬「THL-P」の薬理作用

宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較
第4回 膵臓がん

患者会通信

胆道がんの会「デイジーの会」が啓発活動を展開

沖縄がん患者会連合会『~患者会の歩み~』を刊行

あけぼの会—任期満了により会長とスタッフが交代

あけぼの岡山『乳がん体験者の振り返り基礎調査』

胃がん患者の会『ALPHACLUB』第452号発行

がん遺族会・青空の会 『青空の会のつどい』No.112発行

PPCIP 今後の活動報告(案)

MEDICAL NEWS DIGEST

アピアランス(外見)の変化に悩むがん患者さんの「笑顔」を取り戻すために~「一般社団法人日本アピアランスケア協会」設立記者会見

甲状腺がんに対する新たな選択肢 日本イーライリリー㈱ レッドヴィモ適応追加承認メディアセミナー

ヤンセンファーマ㈱、50歳代を対象に「健康意識およびがん・前立腺がんに関する意識調査」実施

シリーズ 湘南の四季

曽我別所梅林

吹く風はまだ冷たくも、日ごとに陽射しのぬくもりが増してくる2月の25日、曽我の別所梅林を訪れました。小田原では毎年この時期に小田原梅まつりを開催、今年で52回目を迎えます。会場は小田原城址公園とここ、曽我別所梅林。JR東海御殿場線、下曽我駅から歩いて15分で着きます。車でなら東名高速大井松田ICより15分。
今年は天候の加減で梅の開花が遅れたため、特別に3月6日までまつりを延長。しだれ紅梅を撮るため3月4日にも梅林を訪ね、白梅と紅梅の美しいコントラストが楽しめました。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第23回
がん検診は命綱 医師たちの警鐘
中島由紀 フリーライター

〈新連載〉
医療の小窓 第1回
普段の日常の中で
嶌本里緒 フリーライター

ひといき。  〜あやとり〜
文・絵  基 蕗子


新刊・既刊 患者図書館の本棚
重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧

ライフライン212022年1月発売 44号

ライフライン21 2022年1月発売 44号

肺がんの診断と治療
2022年01月30日発行!定価1,122円+税

特集

肺がんの診断と治療

肺がんの検査と診断
宮澤知行(聖マリアンナ医科大学病院呼吸器外科 講師)
森川 慶(聖マリアンナ医科大学病院呼吸器内科 講師)
佐治 久(聖マリアンナ医科大学病院呼吸器外科 教授)

〔肺がんの外科療法〕
自分に合った治療の方法を見つけるために
 大出泰久(静岡県立静岡がんセンター呼吸器外科 部長)
勝又信哉(静岡県立静岡がんセンター呼吸器外科 副医長)

〔肺がんの化学療法〕
非小細胞肺がんと小細胞肺がんの薬物療法
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター化学療法センター部長
呼吸器内科医長)

〔肺がんの標準治療〕
転移性肺腫瘍の治療
堀尾裕俊(がん・感染症センター都立駒込病院 呼吸器外科部長)

〔肺がんの粒子線治療〕
Ⅰ期非小細胞肺がんに対する重粒子線治療
石川 仁(量子科学技術研究開発機構QST病院 副病院長)
中嶋美緒(筑波大学医学医療系放射線腫瘍科 病院講師)

早期非小細胞肺がんに対する陽子線治療
原田英幸(静岡県立静岡がんセンター
放射線・陽子線治療センター 放射線治療科部長)

〔肺がんの先進医療〕
厚生労働省が進めている肺がんの先進医療
 (厚生労働省ホームページより)

シリーズ「がん治療」最前線

京都大学iPS細胞研究所と国立がん研究センター東病院
2021年9月に第1症例目の細胞移植を実施
金子 新 京都大学iPS細胞研究所教授 に訊く
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた卵巣がんの治験
金子  京都大学iPS細胞研究所 教授
京都大学iPS細胞研究所 国際広報室
写真・資料提供京都大学iPS細胞研究所

特報

ピンクリボンかながわ
湘南モノレール「ピンクリボンの部屋」開催
あなたと、あなたの大切な人をがんで失わないために…
湘南江の島駅で啓発活動

医療の現場で使われている補完代替療法
アメリカの医学誌『ACM』に掲載された抗がん漢方「THL-P」

連載

医療ルネッサンス 第44回
がん患者さんとご家族は、ワクチン接種の機会があり次第
「追加接種」を受けていただきたい
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第13回 開院当時のリーベン・ママ
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第31回
「Z世代」こそ、ヘルスリテラシーを上げることができる期待の世代である

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第23回
~免疫チェックポイント阻害薬による免疫関連有害事象について~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
麻生咲子(静岡県立静岡がんセンター がん看護専門看護師)

リンパ浮腫の治療とケア 第31回
上肢リンパ浮腫のセルフバンデージ③
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい 土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第2回 乳がん検診で「精密検査が必要」と言われたら?
土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授)

〈新連載〉
がん免疫栄養ケトン食療法
第1回 がん細胞を兵糧攻めにする免疫栄養ケトン食療法:がんの栄養代謝
古川健司(医療法人杉原クリニック院長)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第44回
難治がん・転移がんの集中治療・全国往診治療
がんを制御する成功のシナリオ
~総合的遺伝子解析で導く適正治療の組み合わせ方~
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方 そこが知りたい

がん細胞だけを破壊!
転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線
花井信広(愛知県がんセンター病院頭頸部外科部長)

宮西ナオ子の
がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ
第9回 免疫力編

患者会通信

●「Oncotype DX」が保険適用に(『あけぼのNEWS』)
Breast Cancer Network Japan-あけぼの会

●「患者本位の医療」を求めて PPCIP本格始動
パンキャンジャパン、ほか

●「消化にやさしい食事」を提案
胃を切った人友の会 アルファ・クラブ

●齋藤とし子代表が代表を退任
アイビー千葉

●コロナ禍での「最期のお別れ」をテーマに特集
あおぞらの会(がん遺族会)

MEDICAL NEWS DIGEST

RET融合遺伝子陽性肺がんに対する世界初の治療薬日本イーライリリー
多発性骨髄腫のCAR–T細胞製品の製造販売承認を申請ヤンセンファーマ
遺伝子変異に基づく治療薬の選択をAIが支援愛知県がんセンター、富士通

シリーズ 湘南の四季

鎌倉・霊鷲山感應院 極楽律寺

今年初めての雪がちらつく寒い朝、鎌倉にある極楽律寺を訪ねました。江ノ電の極楽寺駅で下車し、赤い小さな陸橋を渡るとすぐ右手に茅葺きの山門が見えてきます。
この天候にもかかわらず、参拝客の姿が散見されました。このお寺は鎌倉でも花の寺として知られ、桜の季節は特に賑わうようですが、1月6日(木)この日は雪景色のなかでしか、味わえない厳粛な雰囲気を求めて来られたのかもしれません。
では山門をくぐり、冬の境内の様子を見に行きましょう。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報
コロナ疲れに効くニュース
中島由紀 フリーライター

ひといき。  〜ジャンケン〜
文・絵  基 蕗子

 


重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン212021年10月発売 43号
2021年10月30日発行!定価1,122円+税

特集

患者会の活動報告

〔がん全般〕秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」
患者会設立まで―孤独から共感、連帯へ
代表 藤井婦美子

〔がん全般〕がん遺族会・青空の会
モンブラン登山がきっかけで設立した『どんぐりの会』。
同会の分科会として発足した『がん遺族会・青空の会』
 共同代表 椚 計子 中野貞彦

〔がん全般〕がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会
がん(ほか難病・大病)を乗り越え、自分らしい納得できる
予後を生ききる〝明るく強く前向き〟な患者群
会長 広野光子

〔胃がん〕一般社団法人 胃を切った人友の会 アルファ・クラブ
胃切除後の後遺症と向き合いながら、努力と工夫で
プラス・アルファ、元気に長生きをめざす
代表理事 青木照明

〔大腸がん・膀胱がん など〕公益社団法人 日本オストミー協会
オストメイトの社会的認知拡大を促進し、
オストメイトのQOLを多面的にサポートする
会長 木下静男

〔膵臓がん〕NPO法人パンキャンジャパン
WEB会議ツールを使って患者さんやご家族に
情報を提供することは、10年後に向けたがん患者会活動を
考える際の重要な選択肢となる
理事長 眞島喜幸

〔膵臓がん〕すい臓がんカフェ
患者・ご家族に希望を持って治療し、QOLを保って
人生を楽しんでいただくための努力を続けたい。命ある限り
主宰 高村 僚

〔乳がん〕Breast Cancer Network Japan–あけぼの会
手術後も手術前と同じ自分を取り戻し、再び誇り高く美しく生きる
会長 深野百合子

〔乳がん〕アイビー千葉
踏まれても再生する美しいツタ、アイビーのように、
がんになっても再生し力強く生きていくための場を提供する
代表 齋藤とし子

〔子宮がん〕ひめやしの会
早期発見、早期治療で救われた命 検診で今の私がある
―受診の必要を仲間と共に訴えてきました
代表 田山地幸子

〔喉頭がん〕公益社団法人 銀鈴会
人と会話を交わす愉しさを再び取り戻すために―その歩みと実績
会長 渡邊 操

〔喉頭がん〕沖縄県友声会
会員相互の交流・親睦を図り、一度失った声を取り戻し、
社会復帰できることを目指す
会長 田名 勉

〔血液のがん〕骨髄移植体験者の会TOMORROW–あしたの会
様々な年齢層の方にメンバーとして参加していただきたい。
背伸びをせず無理をせず、1回1回のミーティングを大切に重ねていきたい
代表 長屋 亘

〔小児がん〕公益財団法人 がんの子どもを守る会
小児がんが治る病気になって欲しいという思いの下で、
患児・家族に対する相談事業を中心に様々な活動を展開
理事長 山下公輔

〔小児がん〕小児脳腫瘍の会
オンラインをフルに活用し、ハイブリッドという形で
より多くの患者家族との情報交流を続けていきたい
代表 馬上祐子

シリーズ「がん治療」最前線

大阪医科薬科大学 関西BNCT共同医療センター
頭頸部がんの新しい放射線治療
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)
保険診療が認可され、2020年6月より治療開始
取材協力● 二瓶圭二 関西BNCT共同医療センター長
写真・資料提供●関西BNCT共同医療センター

特報

ヤンセンファーマ株式会社主催 講演会
知ってほしい前立腺がんと その症状について
野々村祝夫 大阪大学大学院医学系研究科 器官制御外科学講座(泌尿器科学)教授

大船中央病院に前立腺がんセンターが開設
「小線源療法の先駆者」を迎え、
湘南エリアで前立腺がん患者に非侵襲性治療を提供

連載

医療ルネッサンス 第43回
来るべき「新型コロナ」の第6波対策は、ゼロベースで見直すべきである
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第12回 遥かなるホロンバイル
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第30回
高水準の医療を維持するにはそれなりの教育と待遇が必要

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第22回
~四半世紀で大きく変わった肺がんの薬物療法~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)

リンパ浮腫の治療とケア 第30回
上肢リンパ浮腫のセルフバンデージ②
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

〈新連載〉
乳がんと向き合う―納得・安心して治療を受けるために
知っておきたい 土井卓子の「ピンクリボン手帳」
第1回 「乳がん検診」を考える
土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院乳がんセンター長 横浜市立大学医学部臨床教授)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第43回
難治がん・転移がんの集中治療・全国往診治療
がんの勢いを先ず止めたい
~がんを抑えて正常機能も積極回復~
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

シリーズ

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方
そこが知りたい
がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食(療法)」
古川健司(医療法人杉原クリニック院長)

〈新シリーズ〉
宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、
サプリメント成分の研究比較
第3回 肺がん

MEDICAL NEWS DIGEST

「おくらせない手紙」キャンペーンを展開—ヤンセンファーマ株式会社
がんになってから入れる「再発保障保険」の販売を開始—MICIN少額短期保険
光免疫療法を提供できる施設が約40施設に拡大—楽天メディカルジャパン
女性のがんの患者さんは新型コロナワクチンの接種に積極的
慢性骨髄性白血病への理解を高めるプロジェクト—ノバルティスファーマ

シリーズ 湘南の四季

小田原フラワーガーデン

台風一過、昨夜とは一転して空は高く青く澄み渡った10月のある日、小田原フラワーガーデンを訪れました。小田原駅からは伊豆箱根鉄道大雄山線「飯田岡駅」から、上りの道を歩いて20分ほどの距離。バスを使うなら、小田原駅東口より伊豆箱根鉄道バスに乗れば、目の前まで行けます。ここは、自然に囲まれた丘陵地帯に広がる「花とみどりのオアシス」。当日は土曜日とあって、家族連れが多く子どもたちが歓声をあげながらアルカディア広場を走り回っている姿が見られました。「理想郷」にちなんで名付けられたこの広場から花とみどりに会いに行きましょう。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

ひといき。  〜イスとりゲーム〜
文・絵  基 蕗子


重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン212021年7月発売 42号

ライフライン21 2021年7月発売 42号

血液のがんー診断と治療
2021年07月30日発行!定価1,122円+税

特集

血液のがん―診断と治療

急性白血病の診断と治療
―急性骨髄性白血病(AML)・急性リンパ性白血病(ALL)
西脇嘉一(東京慈恵会医科大学附属柏病院 腫瘍・血液内科教授 診療部長)

慢性白血病の診断と治療
―慢性骨髄性白血病(CML)・慢性リンパ性白血病(CLL)
 嬉野博志(佐賀大学医学部 血液・呼吸器・腫瘍内科講師)
 木村晋也(佐賀大学医学部 血液・呼吸器・腫瘍内科教授)(責任著者)

悪性リンパ腫の診断と治療
 富田直人(聖マリアンナ医科大学 血液・腫瘍内科 病院教授)

成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)の診断と治療
勝屋弘雄(佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科 助教)

2025年多発性骨髄腫の診断と治療
鈴木憲史(日本赤十字社医療センター 骨髄腫・アミロイドーシスセンター顧問)

小児白血病の診断と治療
富澤大輔(国立成育医療研究センター小児がんセンター
血液腫瘍科 診療部長)

シリーズ「がん治療」最前線

世界初の総合病院接続型/東北初の重粒子線治療センター
国立大学法人山形大学医学部 東日本重粒子センター
2021年2月より前立腺がんの治療を開始
取材協力● 根本建二 国立大学法人山形大学医学部東日本重粒子センター長
      上野義之 国立大学法人山形大学医学部 学部長
写真・資料提供● 山形大学医学部東日本重粒子センター

特報

国立がん研究センターが「がん患者の10年生存率」を公表
胃や大腸など、がん全体で59・4%が生存 24万人近くの症例を対象に調査

連載

医療ルネッサンス 第42回
小児へのワクチン接種をどう判断すべきか。
難しい問題だが、私はワクチン接種を勧めたい
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第11回 ダイナミズムこそ最高のワクチン
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第29回
自宅隔離になって感じたこと

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第21回
~がん薬物療法に用いられる抗がん薬の曝露対策~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)

リンパ浮腫の治療とケア 第29回
上肢リンパ浮腫のセルフバンデージ①
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第42回
難治がん・転移がんの集中治療・全国往診治療
がん性体調不良の解決プラン
~がんを抑えて正常機能も積極回復~
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい
副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」
高濃度ビタミンC点滴療法
水上 治(健康増進クリニック院長)

〈新シリーズ〉
宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、
サプリメント成分の研究比較
第2回 大腸がん

患者会通信

私椚は、皆様に声を大にして叫びます。
「区市町村の健康診断は毎年怠りなく受診を!」と…
椚 計子(がん遺族会・青空の会 代表)

乳がん患者の会「アイビー千葉」
「新型コロナウイルス感染渦中におけるがん患者のストレス」を
テーマにアンケート調査を実施
〈発表者〉
齋藤とし子(アイビー千葉 代表)
鈴木志津子(アイビー千葉)

MEDICAL NEWS DIGEST

新たに発見した骨肉腫の増殖を抑える方法で新治療の可能性も―岡山大学
光免疫療法に関わる医療機器の共同開発・製品化契約を締結―楽天メディカル、島津製作所
大麻を使った医薬品の使用を解禁する方針―厚生労働省の有識者検討会
国産初の医療用ロボット「hinotori」の実用化が進む
がんのmRNAワクチンの臨床試験が進行中―ビオンテック社、モデルナ社

シリーズ 湘南の四季

サザンビーチちがさき(烏帽子岩)

梅雨の終わりに集中した豪雨がピークを越えたとはいえ、まだ分厚い雲が天を覆っていた7月のある日(6・7日)、JR茅ヶ崎駅に降り立ちました。どこかで聴いたことのある発車メロディーに耳を澄ませます。茅ヶ崎といえば、あのサザンオールスターズのボーカル桑田佳祐の生地として有名。彼の作曲で、映画のサウンドトラックにも使われた「希望の轍」が2014年から起用されているとのこと。あいにくの天気でしたが、この曲に乗せられて夏の海に向かうような気分になってきました。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

ひといき。  〜おいかけっこ〜
文・絵  基 蕗子


重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン212021年4月発売 41号

ライフライン21 2021年4月発売 41号

肝臓がんの診断と治療―術後のケア
2021年04月30日発行!定価1,122円+税

特集

肝臓がんの診断と治療―術後のケア

肝臓がんの外科療法
山崎慎太郎(日本大学医学部 消化器外科 准教授)
 高山忠利(日本大学医学部 消化器外科 教授)

肝臓がん―腹腔鏡手術
 大久保悟志(虎の門病院 消化器外科 肝胆膵 医員)
 橋本雅司(虎の門病院 消化器外科 肝胆膵 部長)

肝臓がん ラジオ波焼灼療法(RFA)
 泉 並木(武蔵野赤十字病院 院長)

肝動脈化学塞栓療法(TACE)
―TACEの基礎と最近の治療適応
渡邉 学(東邦大学医療センター大橋病院消化器内科 臨床教授)

肝臓がんの重粒子線治療
塩山善之(九州国際重粒子線がん治療センター 放射線科センター長)
戸山真吾 、寺嶋広太郎、末藤大明、松延 亮、福西かおり

肝臓がんの陽子線治療
櫻井英幸(筑波大学・医学医療系・放射線腫瘍学
筑波大学附属病院 陽子線治療センター長)
 奥村敏行、沼尻晴子、飯泉天志、斎藤 高、清水翔星、牧島弘和、水本斉志、中井 啓

シリーズ「がん治療」最前線 特別編

春を迎え新型コロナウイルスの感染者数が急増
がん患者は新型コロナから如何にして
身を守ったらいいのか
―重要なことは、コロナ流行前と同じペースで
病院を受診し、検査・治療を受けること
上 昌広 特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医

特報

株式会社バリアン メディカル システムズ主催 プレスセミナー
脳腫瘍に関する放射線治療の実態と現状・最新治療法について

メルクバイオファーマー株式会社 ファイザー株式会社共催「尿路上皮がん」オンラインプレスセミナー
免疫チェックポイント阻害剤「バベンチオ®」に適応症が追加 尿路上皮がんに新たな治療選択肢

連載

医療ルネッサンス 第41回
新型コロナウイルスの変異株が急拡大。
日本も、世界最先端のコロナ研究の実態を見習うべきだ
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第10回 興味津々 死後の世界
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第28回
―定年後は「老兵は死なず、ただ立ち去るのみ」を実践したいと考えている―

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第20回
~殺細胞性抗がん薬で、最も代表的なアルキル化薬として
臨床導入されているシクロホスファミド~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第41回
局所進行(非小細胞)肺がんに対するIMRT
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第28回
頭頸部リンパ浮腫のセルフケア(線維化した皮膚)後半
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第41回
難治がん・転移がんの集中治療・全国往診治療
がん性腹膜炎・腹膜播種の解決プラン
~腹腔ポートから免疫化学療法まで~
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい
抗がん剤の世界的権威が推奨する
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」
前田 浩(一般財団法人バイオダイナミックス研究所 理事長/研究所長)

〈新シリーズ〉
宮西ナオ子の
がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、
サプリメント成分の研究比較
第1回 乳がん

MEDICAL NEWS DIGEST

リキッドバイオプシーを用いる固形がんの遺伝子パネル検査が国内初承認—中外製薬
病院運営の最適化と医療の質の向上を実現したAPM—倉敷中央病院、GEヘルスケア
大腸カプセル内視鏡でがんを自動検出するAI(人工知能)を開発—東京大学医学部附属病院
難治性疾患実用化研究事業として世界初の方式で人工網膜の実用化を目指す—岡山大学
新型コロナによるがん検診の中断が診断時の病期に影響

シリーズ

湘南の四季 吾妻山公園 神奈川県中郡二宮町

春にはまだ遠い2月のある日、早咲き菜の花の名所として県内外に知られた吾妻山公園にやって来ました。東海道線二宮駅に降り立つと北側に小高くそびえて見えるのが吾妻山。発車メロディー「朧月夜」に送られて改札を出て北口方面に歩いて5分もしない内に山へ導く階段が現れました。軽い気持ちで登り始めましたが、なかなか手強い。なんと300段もあると後で知ってびっくり。日頃の運動不足を後悔しながら、それでもなんとか30分ほどでローラー滑り台のある広場に到着しました。

文●後藤充子 撮影●編集部

闘病記

私のがん体験(膵臓がん)
膵臓がん初回手術から10年、慌てず騒がず⑤(最終回)
高村 僚(「すい臓がんカフェ」主宰〈67歳〉)

コラム

ひといき。  〜つりわ〜
文・絵  基 蕗子


重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン212021年1月発売 40号

ライフライン21 2021年1月発売 40号

難治性がんの治療と、再発予防(術後のケア)
2021年01月30日発行!定価1,122円+税

特集

難治性がんの治療と、再発予防(術後のケア)

膵臓がんの診断と治療 膵臓がんの外科療法
 上坂克彦(静岡県立静岡がんセンター病院長)

膵臓がんの化学療法
 大場彬博(国立がん研究センター 中央病院 肝胆膵内科)
 奥坂拓志(国立がん研究センター 中央病院 肝胆膵内科 科長)

膵がんの重粒子線治療
 篠藤 誠(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 QST病院)
 山田 滋(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 QST病院)

胆道がんの外科療法と化学療法
江﨑 稔(国立がん研究センター 中央病院 肝胆膵外科長)

胆道がんの放射線治療
遠隔転移のない胆道がんに対しては放射線治療は一定以上の効果が期待できる
寺嶋千貴(兵庫県立粒子線医療センター放射線科 科長)

膵臓がん・胆道がん治療後の食事と栄養
桑原節子(淑徳大学看護栄養学部栄養学科 教授)

シリーズ「がん治療」最前線 特別編

コロナ対策の「正解」は誰にもわからないが―
PCR検査の回数を増やすことが、有効性が証明された唯一の対策と結論
世界は、この方向で体制を整備している
上 昌広 特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医

特報

オンライン開催 一般社団法人医療ガバナンス学会主催
「現場からの医療改革推進協議会
第15回シンポジウム」が開催される

連載

医療ルネッサンス 第40回
新型コロナウイルスの「ワクチン接種」は、それぞれの事情に
応じた個別具体的な対応が必要である
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第9回 哲学的直観と戦略的直観
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第27回
―コロナ禍でがん診療でも大きな変化を自覚―「がん検診のあり方」に一案

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第19回
国内承認されたトラスツズマブ デルクステカンの
抗がん作用と副作用の軽減効果
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第40回
~肺がんの有害事象の軽減に寄与するIMRT~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第27回
頭頸部リンパ浮腫のセルフケア(線維化した皮膚)
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第40回
難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
在宅・往診での免疫治療の成就と可能性
丸山ワクチンからネオアンチゲンまで
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

シリーズ

山田邦子のがんとのやさしい付き合い方 そこが知りたい
古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』
高橋秀実(たかはし内科クリニック院長)

宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ
第8回 プロポリス

MEDICAL NEWS DIGEST

iPS細胞からつくる「iPS–NKT細胞」による免疫療法の治験を開始—千葉大学
電磁波を使いごく早期の乳がんを発見できる最新検査法を開発—大阪大学
がんの10年生存率が58・3%に—国立がん研究センターが発表
VEGF阻害薬とEGFR–TKIの併用療法が日本初承認—日本イーライリリー

シリーズ

湘南の四季 江の島

江の島といえば、湘南きっての観光スポット。季節を問わず、訪れる人が絶えない景勝地として昔から知られています。とりわけ、この時期は江の島シーキャンドルを目当てに来る人々が多いと聞きました。これは、冬期に江の島展望灯台を美しく電飾するイベント。日本夜景遺産や、関東三大イルミネーションにも選ばれたその名も「湘南の宝石」です。小田急江ノ島線の終着駅、片瀬江ノ島で下車。まるで竜宮城を思わせる駅舎に見とれながら、地下道をくぐると江の島へと通じる江の島弁天橋が見えてきました。

取材協力●湘南藤沢フィルム・コミッション
文●後藤充子 撮影●編集部

闘病記

私のがん体験(膵臓がん)
膵臓がん初回手術から10年、慌てず騒がず④
高村 僚(「すい臓がんカフェ」主宰〈66歳〉)

私のがん体験(夫を大腸がんで、父を肝臓がんで亡くした家族の立場から)
酸素濃度が70くらいに低下して意識が朦朧となる中で父は、
家族に感謝の言葉を伝えながら亡くなりました
金子由香(看護師〈北海道 32歳〉)

コラム

マスメディア役立ち情報 第21回
コロナ禍でもがんの治療と検査を
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜たこ〜
文・絵  基 蕗子

 

重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
イベントインフォメーション

ライフライン212020年10月発売 39号

ライフライン21 2020年10月発売 39号

長期生存を果たした〝がんサバイバー〟の手記(続)
2020年10月30日発行!定価1,122円+税

特集

長期生存を果たした〝がんサバイバー〟の手記(続)

肝臓がん
―手術後再発。陽子線治療を受け、2年経ち・3年経ち
 「不思議ですが順調ですね」と言われ18年を迎えた
志賀俊彦(「茨城がん体験談スピーカーバンク」代表)

膵臓がんの長期サバイバー
私のサバイバーストーリーには「妹の体験」と「私の体験」の2つがある
眞島喜幸(NPO法人パンキャンジャパン理事長)

前立腺がん
「重粒子線治療」を受け15年が経過。再発・副作用もなく喜寿を迎える
馬場義博(元会社役員〈「重粒子の会」会員〉)

慢性骨髄性白血病
―難治性の慢性骨髄性白血病から10年。
 闘病生活のなかで、母が「末期の膵臓がん」で旅立ちました
秋元正裕(元会社役員)

乳がん・肺がん・脳梗塞
信頼できる医師との出会いが闘病生活を助けてくれた
盛 富恵(主婦)

子宮がん
検診を受けたから私達の今がある。がんになってから49年、今年で88歳になりました
田山地幸子(「ひめやしの会」会長)

神経内分泌がん
―スティーブジョブズ氏が罹ったのと同じがん。
 私は胃にできたがんを手術して一命を取り留めた
鎌田文明(自営業)

シリーズ「がん治療」最前線

東京大学大学院・織田克利教授に訊く
がんゲノム医療をAI(人工知能)がサポート
遺伝子パネル検査の膨大なゲノム情報を整理してレポート化する
取材協力● 織田克利 東京大学大学院教授・東京大学医学部附属病院 ゲノム診療部部長
写真・資料提供● 東京大学医学部附属病院ゲノム診療部 東京大学医学部附属病院 パブリック・リレーションセンター
取材・文● 柄川昭彦 医療ジャーナリスト

特報

待望の「がん光免疫療法」
世界で初めて日本で製造販売の承認
商品名「アキャルックス」
永山 悦子(毎日新聞編集委員)

特別寄稿

日本の新型コロナウイルス対策
抜本的見直しが必要
日本の「コロナ対策」の問題点と、その背景
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

連載

医療ルネッサンス 第39回
新型コロナウイルスは心臓など多くの臓器に影響を与える
―合併症への対応と最新の研究成果
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第8回 臨床の知と科学の知
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第26回
議論すべき「品格ある死のむかえ方」 高齢化社会での日本の「品格」

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第18回
切断されたDNAの再結合を阻害することにより
抗腫瘍効果を発揮するエトポシド
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第39回
頭頸部がんにおけるIMRT
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第26回
下肢リンパ浮腫のセルフケア(線維化した皮膚②)
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第39回
難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
免疫の二面性と制御正しい免疫治療のシナリオ
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

MEDICAL NEWS DIGEST

EGFR遺伝子変異陽性肺がんの最新の動向と治療法―日本イーライリリーがメディアセミナー
東京大学、国立がん研究センター研究所と次世代がん遺伝子パネルに関する共同研究―コニカミノルタ
日本人に多い高濃度乳房でも早期の小さな乳がんが発見できるマンモPETが登場―社会医療法人高清会高井病院
日本最大級のがん患者オンラインコミュニティ「5years」運営開始5年で登録者数が1万人を突破
産婦人科向け超音波診断装置の新製品「Voluson SWIFT」を世界同時発売―GEヘルスケア・ジャパン

シリーズ

湘南の四季 小田原漁港

小田原駅のにぎわいを後にして、東海道線に乗り早川を渡ると間もなく着いたのが早川駅。故郷のホームにでも降り立ったかのような懐かしさを感じました。その駅舎も木造のひなびたたたずまいで印象に残ります。JRの駅では日本一港に近い駅とうたわれたように、ここから歩いて4、5分のところに目指す小田原漁港があります。休日には新鮮な魚を求める買い物客や、釣りを楽しむ客で道路は混み合うとのこと。平日で、日の暮れにはまだ間のあるこの時間に漁港を訪ねてみました。

文●後藤充子 撮影●編集部

患者からの声

コロナ禍の問題で私も一言
新型コロナで医療需要は変わるか
清郷伸人(元がん患者)

闘病記

私のがん体験(膵臓がん)
膵臓がん初回手術から10年、慌てず騒がず③
高村 僚(「すい臓がんカフェ」主宰〈66歳〉)

私のがん体験(夫を大腸がんで、父を肝臓がんで亡くした家族の立場から)
「負けないで。勝たなくていい、だから気持ちは負けないで」③
金子由香(看護師〈北海道 32歳〉)

コラム

マスメディア役立ち情報 第20回
進歩する医療技術とコロナ禍での検診
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜かくれんぼ〜
文・絵  基 蕗子

重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚

ライフライン212020年7月発売 38号

ライフライン21 2020年7月発売 38号

特集 長期生存を果たした〝がんサバイバー〟の手記
2020年07月30日発行!定価1,122円+税

特集

長期生存を果たした〝がんサバイバー〟の手記

胃がんと食道がん
―食事はよく噛んで食べ、間食はせず、酒は適量。よく歩く生活習慣を続けている
松井寿一(医学ジャーナリスト)

肺がん
―再発という不安をかかえながら術後3年、医師の勧めで立ち上げた「あけびの会」
藤井婦美子(秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」代表)

乳がん
「人事を尽くして天命を待つ」こと27年。もはやがんであったことも忘れているくらい
中澤幾子(元「イデアフォー」世話人)

大腸がん
―心理カウンセラーの資格を取得し自己啓発。
 その知識を用いて、食事や運動の健康的な生活習慣を「継続」する
川口健太朗(「ピアサポート」相談外来)

乳がん、子宮頸がん
―あらゆるものの運命はどうなるかは分からない。
 でも「今、生を感じること」が一番大切
関根奈津江(主婦)

舌がん
―定期検診で「転移はないよ、OKだよ!」と主治医に言われるとホッと安堵。
 その嬉しさ、感激は何にも代えがたい
渡辺真康(元法務省矯正局法務教官)

膵臓がんと共に10年
―「泣いて過ごしても笑って過ごしても平等に時は流れる」
高村 僚(「すい臓がんカフェ」主宰)

腎臓がん
―転移がんになりながら20年目を迎える
清郷伸人(湘南医療を考える会 代表)

シリーズ「がん治療」最前線

南東北BNCT研究センター・髙井良尋センター長に訊く
がん細胞だけを攻撃する画期的ながん治療法
BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の保険診療がスタート
取材協力● 髙井良尋 南東北BNCT研究センター センター長
写真・資料提供● 南東北BNCT研究センター
取材・文● 柄川昭彦 医療ジャーナリスト

特別企画

新型コロナウイルス感染拡大の収束に向けて取り組むべき課題
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)
濱木珠恵(ナビタスクリニック新宿 院長)

クリニック訪問

全国往診・連携入院 プルミエールクリニック 星野泰三院長に訊く
ゲノム解析に基づいた抗がん効果を目指し自らの力でがんに立ち向かう
~明確な治療計画と多彩なバリエーション~

連載

医療ルネッサンス 第38回
新型コロナウイルス感染の第2波に備え、がん患者は何をすべきか
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第7回 養生という人生の味わい(承前)
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第25回
脚色のない正確な記録を残すことがわれわれの大切な責務である

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第17回
再発または難治性の多発性骨髄腫に承認され、
実地臨床においても使用される機会が増えてきているエロツズマブ
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第38回
主な適応と照射範囲の設定法 その12 頭頸部がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第25回
下肢リンパ浮腫のセルフケア(線維化した皮膚①)
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第38回
難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
腫瘍免疫応答の準備と手順~ネオアンチゲン成功のシナリオ~
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい
コロナ禍におけるがん患者の免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援
川口美喜子(大妻女子大学家政学科食物学科管理栄養士専攻教授)

宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ
第6回 霊芝

MEDICAL NEWS DIGEST

南東北BNCT研究センター・髙井良尋センター長に訊く
BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の保険診療がスタート【巻頭グラビアの続きです】
臨床試験から短期間で保険診療が認められた、ほか

シリーズ

湘南の四季 神奈川県立大磯城山公園

梅雨明けが間近に迫ったある日、神奈川県立大磯城山公園を訪れました。東海道線大磯駅から二宮駅のほぼ中間に位置し、うっそうとした木立に覆われています。
駐車場は、土・日祝日は有料ですが、週日は無料。近隣の住民に気軽に来てほしいという配慮が伝わってきました。国道1号線を挟んで、公園は旧三井別邸地区と旧吉田茂邸地区に分かれていますが、まずは旧三井別邸地区へと向かうことに。
連日の雨で、周囲の樹や草は生き生きしています。なだらかな坂を登りその奥に見える南門から公園に入ってみましょう。

文●後藤充子 撮影●編集部

闘病記

私のがん体験(膵臓がん)
膵臓がん初回手術から10年、慌てず騒がず②
高村 僚(「すい臓がんカフェ」主宰〈66歳〉)

私のがん体験(夫を大腸がんで、父を肝臓がんで亡くした家族の立場から)
「負けないで。勝たなくていい、だから気持ちは負けないで」②
金子由香(看護師〈北海道 32歳〉)

コラム

マスメディア役立ち情報 第19回
新型コロナウイルス感染拡大によるがん治療への影響
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜へいきんだい〜
文・絵  基 蕗子

 

重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
イベント・インフォメーション

ライフライン212020年4月発売 37号

ライフライン21 2020年4月発売 37号

特集 がん治療「最前線」
2020年04月30日発行!定価1,122円+税

特集

がん治療「最前線」

免疫チェックポイント阻害剤
 がん治療を大きく変えつつある免疫チェックポイント阻害剤―近年の開発状況
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

がん治療における手術支援ロボットと今後の展開
 ―ロボット支援手術は胸部・腹部の多くのがんで保険適応に
小島史嗣(聖路加国際病院呼吸器外科・ロボット手術センター 医長)

切らずに治す最先端放射線治療器「サイバーナイフ」
佐藤健吾(日本赤十字社医療センター 第一脳神経外科)

悪性度の高いがんに対する「がん間質をターゲット療法」
松村保広(国立がん研究センター 先端医療開発センター 新薬開発分野 分野長)

がん光免疫療法
 ―臨床試験が始まって5年。がん光免疫療法への関心の高まりが実用化の後押しに
永山悦子(毎日新聞オピニオングループ編集委員)

シリーズ「がん治療」最前線

がん研有明病院が創設した「先端医療開発センター」
次世代がん医療の国内をリードする臨床開発拠点を目指す
取材協力● 佐野 武(公益財団法人がん研究会 がん研有明病院 病院長)
      北野滋久(先端医療開発センター がん免疫治療開発部 部長)
      古川孝広(先端医療開発センター がん早期臨床開発部 部長)
      上野貴之(先端医療開発センター がんゲノム医療開発部 部長)
      野田哲生(公益財団法人がん研究会 がん研究所 所長)
写真・資料提供● 公益財団法人がん研究会 広報課
   取材・文● 柄川昭彦 医療ジャーナリスト
     撮影● 編集部

特別寄稿

乳房再建で悩んでいる方へ
「乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫」を
めぐり、混乱が広がっている
今後の乳房再建はどうなっていくのか?
乳房再建を考えるときのコツ
土井卓子(医療法人湘和会 湘南記念病院 かまくら乳がんセンター長)

連載

医療ルネッサンス 第37回
新型コロナウイルス
―感染拡大を抑えながら介護施設や病院を重点的に守るという戦術
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第6回 養生という人生の味わい
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第24回
「新型コロナウイルス」対策に一言

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第16回
PD-L1(Programmed death-ligand 1)を標的としたデュルバルマブ
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第37回
主な適応と照射範囲の設定法 その⑪ 肺がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第24回
2020年度診療報酬改定 原発性リンパ浮腫診療の進展
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第37回
難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
腫瘍免疫応答改善の必要条件~集学的免疫治療のシナリオ~
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい
再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線
谷川啓司(ビオセラクリニック院長)

シリーズ 宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ

宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ
第5回 メシマコブ

MEDICAL NEWS DIGEST

大阪大学とアンジェス社の新型コロナウイルス向けDNAワクチン開発にペプチド技術を導入/プレシジョン・ヘルスの実現に向けGEヘルスケアと北原病院グループが合同プロジェクトを開始/がんの患者もサバイバーも新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い/千葉大学と理化学研究所がiPS細胞を使う免疫療法の治験を計画/オリンパスが開発するAIがサポートする手術支援ロボット/改正健康増進法の施行に伴い「ニコレット」がキャンペーン

シリーズ

湘南の四季 小田原城址公園

お気づきのように、本号よりタイトルが「鎌倉の四季」から「湘南の四季」へと変わりました。鎌倉の主だった寺社や、観光スポットの紹介もほぼなし終えたこともありますが、何といっても本誌の編集室が小田原市に移転したことが大きいでしょう。
その第1回として訪れたのは小田原城址公園。駅から歩いて10分ほどの便利なロケーションが魅力です。それでいて、城内に一歩入ると市街の喧噪は遠く退き、まるで戦国時代のただなかにでもいるような臨場感を味わえます。

文●後藤充子 撮影●編集部

闘病記

私のがん体験(膵臓がん)
膵臓がん初回手術から10年、慌てず騒がず①
高村 僚(「すい臓がんカフェ」主宰〈66歳〉)

私のがん体験(夫を大腸がんで、父を肝臓がんで亡くした家族の立場から)
「負けないで。勝たなくていい、だから気持ちは負けないで」①
金子由香(看護師〈北海道 32歳〉)

コラム

マスメディア役立ち情報 第18回
新型コロナウイルスが社会を変える
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜うんてい〜
文・絵  基 蕗子

重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
イベント・インフォメーション

ライフライン212020年1月発売 36号

ライフライン21 2020年1月発売 36号

特集 陽子線によるがん治療
2020年01月30日発行!定価1,122円+税

特集

陽子線によるがん治療

陽子線治療の技術的な進歩と可能性
 ~強度変調陽子線治療を中心に~
秋元哲夫(国立研究開発法人国立がん研究センター東病院
先端医療開発センター 粒子線医学開発分野 分野長)

日本におけるがんの陽子線治療
 ~先進医療と保険診療~
櫻井英幸(日本放射線腫瘍学会・粒子線治療委員会
筑波大学・医学医療系・放射線腫瘍学教授)

陽子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~

国立大学法人筑波大学附属病院 陽子線治療センター

国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院

兵庫県立粒子線医療センター

静岡県立静岡がんセンター

一般財団法人脳神経疾患研究所附属
南東北がん陽子線治療センター

一般社団法人メディポリス医学研究所
メディポリス国際陽子線治療センター

福井県立病院 陽子線がん治療センター

名古屋陽子線治療センター

北海道大学病院 陽子線治療センター

社会医療法人 財団慈泉会 相澤病院 陽子線治療センター

岡山大学・津山中央病院共同運用 がん陽子線治療センター

社会医療法人禎心会 札幌禎心会病院 陽子線治療センター

医療法人伯鳳会 大阪陽子線クリニック

兵庫県立粒子線医療センター附属 神戸陽子線センター

社会医療法人高清会 高井病院 陽子線治療センター

社会医療法人明陽会 成田記念陽子線センター

社会医療法人孝仁会 北海道大野記念病院 札幌高機能放射線治療センター

京都府立医科大学 永守記念最先端がん治療研究センター

シリーズ「がん治療」最前線【特別編】

がん撲滅サミット実行委員会主催
第5回 がん撲滅サミットが開催される
「がん医療にイノベーションを起こせ!
 立ち止まるな日本!!」

取材・文● 関 朝之 医療ジャーナリスト
写真提供● 高村 僚 第5回がん撲滅サミット大会公式カメラマン

特報

早期発見・早期治療の大切さを発信する
「ピンクリボンかながわin鎌倉2019」
【トークショー】土井卓子医師、木下博勝医師ほか
大切な人を乳がんから守ろう!
~地域で家族で家庭で学校での向き合い方~

済生会横浜市東部病院 市民公開講座開催
進歩する前立腺がんの放射線治療
どの治療を選べばよいか

特別寄稿

日本でも「医療大麻」を解禁に……
「第5回臨床カンナビノイド学会 学術集会」開催
カンナビノイドとがん
水上 治(健康増進クリニック院長 第5回臨床カンナビノイド学会学術集会 会長)

がん治療とワクチン接種
ワクチンさえ接種できれば、
かからなくて済む病気、守れる命がある
濱木珠恵(ナビタスクリニック新宿 院長)

情報

静岡県立静岡がんセンター
『よろず相談』(相談支援センター)のご案内

連載

医療ルネッサンス 第36回
胃がんの発症原因であるピロリ菌の感染診断により、
日本から胃がん患者を減らす試み
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

いのちのエネルギーを高める帯津良一のホリスティック医学講座
第5回 場を制するは戦略
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第23回
病は気から

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第15回
CTLA-4を治療標的とした免疫チェックポイント
 阻害薬「イピリムマブ」
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第36回
主な適応と照射範囲の設定法 その⑩ 前立腺がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第23回
上肢リンパ浮腫のセルフケア(線維化した皮膚②)
佐藤佳代子(学校法人後藤学園附属リンパ浮腫教育支援センター エグゼクティブアドバイザー)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第36回
ゲノム解析とネオアンチゲン
~最適化免疫治療のシナリオ~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ

第4回 ハナビラタケ

MEDICAL NEWS DIGEST

がん研有明病院が「先端医療開発センター」を創設し、日本発の新規がん治療薬開発を目指す/「認定がん医療ネットワークナビゲーター」に関する会見を開催―日本癌治療学会/「抗がん剤による悪心・嘔吐を抑える新しい制吐療法の有用性を確認」―国立がん研究センターで記者説明会

シリーズ

鎌倉の四季 浄智寺

久しぶりに気持ちよく晴れた初冬の朝、鎌倉は山之内にある浄智寺を訪ねました。JR北鎌倉駅から歩いて8分、やがて前方右に昔ながらの郵便ポストが見えてきます。そこを右折して、なだらかな坂を上がるあたりから、山の気配が迫ってくるのがわかります。
高い杉木立に囲まれて続く石段のうえには総門が建ち、参拝客を迎えていました。登り口の左には鎌倉10井のひとつ、甘露の井があり池には豊かな水もたたえられています。周囲に満ちる厳かな雰囲気は都会の喧噪を一時忘れさせるものがありました。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第17回
災害時にどう治療を対応させるか
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜おはじき〜
文・絵  基 蕗子

重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
イベント・インフォメーション

ライフライン212019年10月発売 35号

ライフライン21 2019年10月発売 35号

特集 重粒子線によるがん治療
2019年10月30日発行!定価1,122円+税

特集

重粒子線によるがん治療

HIMACによる重粒子線がん治療開発の歴史
 ―日本発の重粒子線治療は、さらなる普及の時代を迎えている
辻井博彦(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構・QST病院
〈前・放医研病院〉 副病院長 兼 国際治療研究センター長)

次世代の重粒子線がん治療装置「量子メス」
白井敏之(量子科学技術研究開発機構 量子医学・医療部門
放射線医学総合研究所 物理工学部 部長)

放医研における各部位ごとの治療実績
 ―保険診療(泌尿器腫瘍、骨軟部肉腫、頭頸部腫瘍・眼科腫瘍)
辻 比呂志(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構QST病院〈旧放医研病院〉病院長)

放医研における各部位ごとの治療実績 先進医療・臨床試験
 ―肺がん 膵臓がん 肝臓がん 大腸がん 婦人科がん(子宮・乳腺) 食道がん 転移性腫瘍
山田 滋(放射線医学総合研究所重粒子線治療研究部長)

重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
QST病院(旧放射線医学総合研究所病院)

兵庫県立粒子線医療センター

国立大学法人群馬大学 重粒子線医学推進機構 重粒子線医学センター

九州国際重粒子線がん治療センター(愛称:サガハイマット)

神奈川県立がんセンター 重粒子線治療施設 i-ROCK

公益財団法人 大阪国際がん治療財団 大阪重粒子線センター

シリーズ 「がん治療」最前線

HIMAC25周年記念講演会 重粒子線がん治療
がん死ゼロ健康長寿社会を目指しHIMACから
「量子メス:Quantum Scalpel」へ

取材協力● 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所
取材・文● 宮西ナオ子 フリーライター

特報

第17回 ペイシェント・アクティブ・フォーラム 開催
【主催】認定特定非営利活動法人がんサポートコミュニティー
がんのない社会をめざして
~減りつつある肝臓がん、ねらうは肺がん~

肝細胞がんの新しい治療選択肢
「サイラムザ」が二次治療薬として登場

連載

医療ルネッサンス 第35回
夏場に日本で流行するインフルエンザ―その理由と罹患しないための防止策
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第22回
ラグビーの「one team」に思うこと

いのちのエネルギーを高める帯津良一のホリスティック医学講座
第4回 月日は百代の過客にして
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第14回
PD–L1およびPD–L2との結合を直接阻害する、
 ヒト化IgG4モノクローナル抗体ペムブロリズマブ
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第35回
主な適応と照射範囲の設定法 その⑨ 白血病の全身照射
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第22回
上肢リンパ浮腫のセルフケア(線維化した皮膚①)
佐藤佳代子(学校法人後藤学園附属リンパ浮腫教育支援センター エグゼクティブアドバイザー)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第35回
集学的免疫治療の必要条件
~腫瘍免疫作動の条件づくり~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」
南雲吉則(医療法人社団ナグモ会ナグモクリニック 院長)

〈新シリーズ〉

宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ

第3回 カバノアナタケ(チャーガ)

MEDICAL NEWS DIGEST

静岡県立静岡がんセンターの高橋かおる医師 検診で発見された上皇后美智子様の早期乳がんを手術で摘出、ほか

シリーズ

鎌倉の四季 浄妙寺

10月に入ってもまだ夏を思わせる強い陽射しが照りつけるなか、鎌倉から横浜へと通じる金沢街道沿いに建つ、浄妙寺を訪れました。左右に桜の巨木が並ぶ道の先に総門が見えてきます。広々とした境内に一歩入ると薄緑色の美しい屋根を戴いた本堂が迎えてくれました。公孫樹や槇の大木が境内に重厚さを添えていますが、全体の印象としては空に抜けるような明るさが魅力的なお寺です。南へと開けた谷戸には紅白のコスモスが咲き乱れ、風にそよぐその姿は本格的な秋の到来を告げているようでした。

文●後藤充子 撮影●編集部

闘病記

私のがん体験(大腸(結腸)がん)
大腸(結腸)がんとともに―5年間のジタバタ体験記③
平川加寿子(フリーライター)

コラム

マスメディア役立ち情報 第16回
検査と治療の負担は少なく
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜おりがみ〜
文・絵  基 蕗子

陽子線治療全施設一覧
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
イベント・インフォメーション
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ライフライン212019年4月発売 33号

ライフライン21 2019年4月発売 33号

特集 婦人科系のがん―標準治療と先進医療
2019年04月30日発行!定価1,143円+税

特集

婦人科系のがん―標準治療と先進医療

子宮頸がんの治療:最近の話題
 ―進行期別治療方針と術後の再発を予防するための治療
瀧澤 憲(医療法人社団藤志会 よろず医療相談「蕩蕩」院長 がん研有明病院 婦人科前部長)

早期子宮頸がんに対する腹腔鏡下広汎子宮全摘術
野村秀高(がん研有明病院 婦人科 医長)
竹島信宏(がん研有明病院 婦人科 部長)

子宮頸部腺がんに対する重粒子線治療
福西かおり(九州国際重粒子線がん治療センター 医長)

子宮体がんの標準治療
齋藤文誉(熊本大学病院 総合周産期母子医療センター 助教)
片渕秀隆(熊本大学大学院生命科学研究部産科学婦人科学講座 教授)

腹腔鏡下子宮体がん根治術
 ―低侵襲で、女性にやさしい個別化医療の実現を目指す
寺尾泰久 順天堂大学医学部産婦人科 先任准教授

卵巣がんの標準治療
上坊敏子(独立行政法人地域医療機能推進機構相模野病院 婦人科 診療顧問)

卵巣がんに対する新しい化学療法の臨床試験
藤原恵一(埼玉医科大学 国際医療センター 婦人科腫瘍科 教授)

シリーズ 「がん治療」最前線

公益財団法人 大阪国際がん治療財団 大阪重粒子線センター
国内で6番目の重粒子線治療施設
すべての治療室で最新のスキャニング照射による治療

取材協力● 公益財団法人 大阪国際がん治療財団 大阪重粒子線センター
取材・文● 編集部

特報

認定特定非営利活動法人 西日本がん研究機構/
がん情報サイト「オンコロ」共催
ノーベル医学・生理学賞受賞 本庶佑特別教授の偉業を称え、がん患者・家族・遺族、臨床研究者から感謝を伝える会 開催

静岡県立静岡がんセンター
記者・製薬企業担当者向け 説明会開催
患者さんの理解を深める「処方別がん薬物療法説明書」を作成 消化器・呼吸器・皮膚領域の疾患70療法の冊子を公開

ファイザー株式会社主催 プレスカンファレンス
EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんの新しい治療薬
「ビジンプロ®」
監修
中川和彦 近畿大学医学部 内科学教室 腫瘍内科部門 教授
山本 昇  国立がん研究センター中央病院 先端医療科 科長

連載

医療ルネッサンス 第33回
医師の残業規制は、医療安全を向上させるべく、患者視点で見直すべきである
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第20回
どんな人でも必ず誰かが愛している人である。これが私の命にかかわる際の座右の銘である

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第12回
血管内皮増殖因子(VEGF)を標的とした抗VEGFヒト化モノクローナル抗体薬として臨床導入されているベバシズマブ
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第33回
主な適応と照射範囲の設定法 その⑦ 膵がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第20回
上肢リンパ浮腫のセルフケア
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫教育支援センター)

〈新連載〉いのちのエネルギーを高める帯津良一のホリスティック医学講座
第2回 臓腑から空間へ
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第33回
陽子線治療によるICD(免疫原性細胞死)
~局所治療から全身治療への波及効果~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

〈新シリーズ〉宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ
第1回 アガリクス

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療
半田えみ(EMI CLINIC院長)

MEDICAL NEWS DIGEST

徳洲会グループ 鎌倉市山崎に医療大学開設 2020年4月開学目指す、ほか

シリーズ

鎌倉の四季 日比谷花壇 大船フラワーセンター

JR大船駅南改札西口に降り立ち、柏尾川沿いに歩いても15~16分、バスに乗れば5分ほどで、大船フラワーセンターに到着です。鎌倉市内はもとより、神奈川県内外からも花木を愛する人々の来園が絶えません。園内には3000品種あまりの植物が育てられ、四季折々にその美しさを競っています。幼い子どもたちや、小中学生、家族連れなど、広い園内をのびのびと歩き回る様子はのどかそのもの。また、近くの介護施設からも高齢者が車椅子で来園し、暖かな陽射しに目を細めている姿も見られました。

文●後藤充子 撮影●編集部

闘病記

私のがん体験(大腸(結腸)がん)
大腸(結腸)がんとともに―5年間のジタバタ体験記①
平川加寿子(フリーライター)

コラム

マスメディア役立ち情報 第14回
お互いさまの心があれば
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜かんけり〜
文・絵  基 蕗子

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
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ライフライン212019年7月発売 34号

ライフライン21 2019年7月発売 34号

特集 第1回 希少がん患者サミット
2019年07月30日発行!定価1,143円+税

特集

第1回 希少がん患者サミット
これまでの希少がん、これからの希少がん

講演1 希少がんを取りまく状況と希少がんセンターの取り組み
 〝Imagine, Think and Act〟
川井 章(国立がん研究センター希少がんセンター センター長
国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍・リハビリテーション科 科長)

講演2 がんゲノム医療について
 ―現場の立場から
佐々木治一郎(北里大学医学部新世紀医療開発センター 横断的医療領域
開発部門 臨床腫瘍学教授)

講演3 がんゲノム診療の推進
 ―MASTER KEYプロジェクト(希少がんに対するレジストリ+バスケット型医師 主導治験)
藤原康弘(国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科)

講演4 ガイドライン策定について
福岡敏雄(公益財団法人日本医療機能評価機構理事
倉敷中央病院総合診療科救命救急センター人材開発センター センター長)

特別寄稿 希少がん患者に最善の治療を届けるために
 ~私たちにできること~
眞島喜幸(一般社団法人日本希少がん患者会ネットワーク理事長
NPO法人パンキャンジャパン 理事長)

シリーズ 「がん治療」最前線

一般社団法人希少がん患者会ネットワーク主催/国立がん研究センター希少がんセンター共催
「これまでの希少がん、これからの希少がん」をテーマに
第1回 希少がん患者サミットを開催
「希少がんを知る」「取り組みを知る」「課題解決を探る」

取材協力● 一般社団法人日本希少がん患者会ネットワーク
      国立がん研究センター希少がんセンター
取材・文● 関 朝之 医療ジャーナリスト

特別寄稿

「サハラ砂漠250㎞マラソン」を無事完走
人生、諦めず、頑張っていると、
必ず再びチャンスがめぐって来る

大久保淳一 NPO法人5YEARS代表理事

連載

医療ルネッサンス 第34回
帯状疱疹を予防することは、抵抗力のない小児や妊婦を守ることにもなる
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第21回
患者さんの意識レベル・疼痛管理と人権

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第13回
多くのがん腫に対して有効性が確認され、国内で承認されているニボルマブ
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第34回
主な適応と照射範囲の設定法 その⑧ 転移のある甲状腺がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第21回
下肢リンパ浮腫のセルフケア
佐藤佳代子(学校法人後藤学園附属リンパ浮腫教育支援センター エグゼクティブアドバイザー)

〈新連載〉いのちのエネルギーを高める帯津良一のホリスティック医学講座
第3回 戦友はるかに
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第34回
遺伝子解析によるゲノムがん医療
~血液によるリキッドバイオプシーの時代~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

〈新シリーズ〉宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ
第2回 シイタケ菌糸体

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい「がん免疫療法」
初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口 力 氏 に訊く

前号VOL.33『特集』(続)婦人科系がん―先進医療

子宮頸がんに対する
内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下広汎子宮全摘術
伊東宏絵(東京医科大学 産科婦人科学分野 講師)

MEDICAL NEWS DIGEST

楽天メディカル社、光免疫療法の臨床試験結果をASOCで発表、ほか

シリーズ

鎌倉の四季 鎌倉文学館

鎌倉駅東口から大仏方面行きのバスに乗り、「海岸通り」で下車して徒歩3分。緩やかな坂を登りきったあたりに鎌倉文学館へと続く道が見えてきます。沿道の商店街は大正から昭和にかけて付近の別荘を得意先として繁栄していたとか。そして、目指す鎌倉文学館もまた、以前は加賀百万石藩主前田利家の系譜である旧前田侯爵家の鎌倉別邸でした。やがて、木漏れ日の向こうにぽっかりと開いたトンネルの入り口が近づいてきます。それはまるで、日常を離れた別世界へ、訪れる人を誘っているかのようでした。

文●後藤充子 撮影●編集部

闘病記

私のがん体験(大腸(結腸)がん)
大腸(結腸)がんとともに―5年間のジタバタ体験記②
平川加寿子(フリーライター)

コラム

マスメディア役立ち情報 第15回
若い世代における治療の課題
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜すなば〜
文・絵  基 蕗子

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
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ライフライン212019年1月発売 32号

ライフライン21 2019年1月発売 32号

特集 がんのプレシジョン・メディシン
2019年01月30日発行!定価1,143円+税

特集

がんのプレシジョン・メディシン

対談 がんと闘うための新たな矢「がんのプレシジョン医療」
本格化するがんゲノム医療
―リキッドバイオプシーとネオアンチゲン療法により日本のがん治療に革命的変化を起こす
中村祐輔氏(公益財団法人がん研究会 がんプレシジョン医療研究センター 所長)
上 昌広氏(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所 理事長 内科医)

世界のゲノム研究を推し進めるのは、医師ではなく情報工学者
 ―日本には個別化医療の推進に必須な情報工学者が不足している
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所 理事長 内科医)

プレシジョン医療と核医学治療
―複雑な法規制に阻まれている核医学治療
絹谷清剛(金沢大学医薬保健研究域医学系 核医学 教授 金沢大学附属病院 副院長)

シリーズ 「がん治療」最前線

西日本豪雨災害・北海道胆振頭部地震・熊本地震復興支援
「がん医療と新しい時代の幕開け!」をテーマに第4回がん撲滅サミットが開催される
〝がん死亡率ゼロ〟に向けた新しい時代の到来

取材協力 ● 第4回がん撲滅サミット実行委員会
文・構成 ● 関 朝之(医療ジャーナリスト)

特報

「ピンクリボンかながわin鎌倉2018」
あなたと、あなたの大切な人を、乳がんで失わないために
トークショー「乳がんと若い時から向かい合おう!~私の健康、早期発見~」
監修 ● 土井卓子(医療法人湘和会 湘南記念病院 かまくら乳がんセンター長)
取材・文 ● 宮西ナオ子(フリーライター)

Breast Cancer Network Japan–あけぼの会
「あけぼの会」創立40周年記念大会が開催
乳がん治療はどう変わり、どのように進んでいくのか
取材・文 ● 朝美 淳(医療ライター)

第21回 日本補完代替医療学会レポート
エビデンスレベルの高い研究が報告されるようになってきた
取材・文 ● 水城真一郎(医療ジャーナリスト)

連載

医療ルネッサンス 第32回
肺がん見落としの被害者をなくすために、今こそ国民視点に立ち、肺がん検診を改革すべきとき
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第19回
人間の幸福は身近にあり、よりシンプルなものである

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第11回
ALK(anaplastic lymphoma kinase)阻害薬として臨床導入されているアレクチニブの副作用
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第32回
主な適応と照射範囲の設定法 その⑥ 転移性甲状腺がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア 第19回
外傷性浮腫のケア
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈新連載〉いのちのエネルギーを高める帯津良一のホリスティック医学講座
第1回 40年の感慨
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長帯津三敬塾クリニック顧問)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第32回
免疫を動かす
~抗原スプレッディングは回帰点~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

今話題の補完代替医療 第4回
がん細胞を自然死に導いて抗がん作用を発揮
~現代医学が認めた漢方の秘薬「紅豆杉」の効果~

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years(ファイブイヤーズ)の活動と今後
大久保淳一(5years代表理事)

MEDICAL NEWS DIGEST

がん免疫薬「キイトルーダ」特定の異常条件の下 全臓器に承認 厚労省、ほか

VOL.31特集「子宮頸がん予防ワクチンを考える」続報

HPVワクチンの接種を検討しているお子様と保護者の方へ
ワクチン接種の「意義・効果」と「接種後に起こりえる症状」について確認し、検討してください。
本誌では2018年10月発行のVOL.31特集において「子宮頸がん予防ワクチン」について取り上げました。
紙幅の都合によりHPVワクチン接種に対する厚生労働省の見解についてはお伝えできませんでしたが、ここに同省のホームページから「HPVワクチンの接種を検討されている方」への〝注意点〟などについてご紹介させていただきます。

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に
係る協力医療機関及び厚生労働科学研究事業研究班の所属医療機関
(平成30年4月1日現在)
厚生労働省のホームページより

シリーズ

鎌倉の四季 銭洗弁財天 宇賀福神社・源氏山公園・化粧坂

鎌倉駅の西口に降り立つと、正面に市役所通りがまっすぐに延びています。そこをしばらく歩いて最初の信号を右折、閑静な住宅地に入り、さらに北上。目指す銭洗弁財天宇賀福神社はこの奥に鎮座します。2018年12月15日(土)、山の冷気が迫る寒い朝、息を切らして坂を登るとその中腹あたりに、ぽっかりとトンネルの入り口が覗いています。異境へと誘うようなその先には、銭洗弁財天の境内が広がっていました。参拝後、隣接する源氏山公園・化粧坂にも寄り、遅い紅葉を楽しみました。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報 第13回
がん治療と就労の両立をめざす動き
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜ビーだま〜
文・絵  基 蕗子

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
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ライフライン212018年10月発売 31号

ライフライン21 2018年10月発売 31号

特集 子宮頸がん予防ワクチンを考える
2018年10月30日発行!定価1,143円+税

特集

子宮頸がん予防ワクチンを考える

子宮頸がんとヒトパピローマウイルス(HPV)
「子宮頸がん」とはどんな病気?
門間美佳(医療法人沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院 産婦人科
医療法人湘和会 湘南記念病院 産婦人科)

HPVワクチン接種者の一部に重大な副作用が生じた可能性は否定できないが、
ワクチン接種の是非を議論する際に重要なのは、「効果」と「副作用」を
冷静に天秤にかけること
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所 理事長 内科医)

HPVワクチンの接種後に起こった事象
 ―被害者から見た問題点
松藤美香(全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会 代表)

子宮頸がん予防ワクチンから「HPVワクチン」への変貌
 ―世界中で問題視される副反応被害
池田利恵(全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会 事務局長 日野市議会議員)

HPVワクチンの効果と害
 ―日本の将来を担う子供たちに必要なワクチンなのか議論を深めることが必要
打出喜義(小松大学 特任教授)

シリーズ 「がん治療」最前線

がん対策推進協議会会長 静岡がんセンター総長・山口 建氏に訊く
~共感共苦の心で、がん対策推進協議会会長の任務に臨む~
患者・家族支援はすべての患者のための「先進医療」である
[取材協力]
山口 建(静岡県立静岡がんセンター総長 がん対策推進協議会会長)

特報

第16回 ペイシェント・アクティブ・フォーラム
主催:認定特定非営利活動法人 がんサポートコミュニティー
「がんの治る日は近いか!? ―個別化医療の現実」

国立がん研究センターと日本希少がん患者会ネットワークが
MASTER KEYプロジェクトでの連携協定を締結
希少がんの新規治療開発・ゲノム医療推進に向けて協働

第77回日本癌学会学術総会レポート
がん治療における〝内なる〟免疫力の重要性

JCOGグループが「転移性脳腫瘍の新たな標準治療」として
放射線照射による遅発性認知機能障害を低減する「腫瘍摘出術後のサルベージ(救援)定位放射線照射療法」の有効性を確認

連載

医療ルネッサンス 第31回
独居高齢者問題と向き合う
―日常の触れあいから支えあいに発展する「共助」システムを構築する
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑱
懸念されるのは破綻寸前の社会保障費

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第10回
内服の抗がん薬として実臨床で使用されているカペシタビン
―腫瘍に対して選択性が高く、正常細胞に対する影響(副作用)は少ない
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第31回
主な適応と照射範囲の設定法 その⑤ 頭皮の血管肉腫
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑱
―慢性静脈不全による浮腫のケア―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

逃げない、ぶれない、負けない!
「あけぼの会」ワット隆子会長の私もひと言⑤
私はこの10月で正式引退表明をする。でもあけぼの会は終わらない。脈々と今まで通り続く。
ワット隆子(Breast Cancer Network Japan–あけぼの会 会長)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第31回
免疫疲弊からの脱却
~抵抗性がんへの挑戦~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

抗がん剤の副作用を減らす方法 第2回
~抗がん剤治療という試練を乗り切るために~
2.抗酸化サプリメント
水上 治(健康増進クリニック院長 一般財団法人国際健康医療研究所理事長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

そこが知りたい最新医療:プレシジョン・メディシン
Precision Medicine/精密医療
田口淳一(東京ミッドタウンクリニック院長 東京ミッドタウン先端医療研究所所長)

MEDICAL NEWS DIGEST

がん治療薬オプジーボ 4割値下げ 厚生労働省、ほか

〈短期連載・閑話休題〉

最終回 厨芥自家焼却装置家庭用生芥処理器
今井龍弥(クリニックイマイ 院長)

患者会情報

小児脳腫瘍の会主催 第22回講演会
小児脳腫瘍の神経心理的課題と対策
温井めぐみ 大阪市立総合医療センター小児言語科/小児神経内科

がん患者グループ「ゆずりは」 定例会
「がんになった後の生き方」を考える患者会
~ホスピス・緩和ケア病棟の考え方と実際~

シリーズ

鎌倉の四季 本覚寺

雲ひとつなく晴れ渡った8月の朝、小町大路にある本覚寺を訪れました。滑川に掛かる夷堂橋のたもと、鎌倉時代には行き交う人も多く賑わいを見せたメインストリートの一角に建つ寺です。この界隈にはどことなく昔の情緒が残り、川にはときとして白鷺が餌を求めて流れのなかに佇む姿が見られることも。山門をくぐれば、落葉高木・サルスベリが堂々と咲き誇り、広々とした境内の奥には瓦屋根の美しい本殿が、参拝客を迎えていました。町なかにある親しみやすい寺のようです。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報⑫
ノーベル賞の波紋
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜やじろべえ〜
文・絵  基 蕗子

全国がん患者の会一覧

新刊・既刊 患者図書館の本棚
イベント・インフォメーション
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内

ライフライン212018年7月発売 30号

ライフライン21 2018年7月発売 30号

特集 がん治療前・治療中の食事と栄養
2018年07月30日発行!定価1,143円+税

特集

がん治療前・治療中の食事と栄養

消化管がん術後の食事
 ―胃がん術後・大腸がん術後の食事のポイント
中濵孝志(公益財団法人がん研究会有明病院 栄養管理部 副部長)

頭頸部がん手術後の食事
 ―嚥下障害を改善するための食事
中濵孝志(公益財団法人がん研究会有明病院 栄養管理部 副部長)

化学療法中の食事
 ―副作用対策と体重を維持するための食事
中濵孝志(公益財団法人がん研究会有明病院 栄養管理部 副部長)

放射線治療を受ける方・受けている方の食事
 ―体型を維持するための食事、食べる量が減ってきたときの食事
桑原節子(淑徳大学看護栄養学部 栄養学科 教授)

シリーズ 「がん治療」最前線 特別編 巻頭座談会

がんサバイバーが語る「私の選択」
プラス思考で、感謝の気持ちを持って、すべてのスイッチをオンにする
[出席者]
清郷伸人(兼司会)
湘南医療を考える会 代表
松井壽一
医療ジャーナリスト
曽我千春
VOL-NEXT代表取締役
渡辺真康
元法務省矯正局少年課勤務

特報

国立研究開発法人国立がん研究センター
がんゲノム医療情報を集約・管理し、利活用の推進を図る「がんゲノム情報管理センター(C–CAT)」開設

第20回日本補完代替医療学会学術集会レポート
がん領域でエビデンスレベルの高い天然素材の研究に注目が集まる

特別寄稿

2018年版『乳癌診療ガイドライン』改訂版のポイント
最新の問題点を的確にとらえ、患者さんから見たマイナス面も考慮して作成
土井卓子 医療法人湘和会 湘南記念病院 かまくら乳がんセンター長

連載

医療ルネッサンス 第30回
大災害後の病院の機能停止を防ぐために―医師・看護師スタッフを確保できた成功例
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑰
医療サービスのばらつきの解消のためには?

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第9回
小細胞肺がんや治癒切除不能な膵がんなど実地臨床で幅広く使用されているイリノテカンの副作用
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第30回
主な適応と照射範囲の設定法 その④ 肛門がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑰
―リンパ脈管筋腫症(LAM)―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

逃げない、ぶれない、負けない!
「あけぼの会」ワット隆子会長の私もひと言④
「あけぼの会」の会員の死は辛いが、それぞれ見事な生きざまを残してくれている
ワット隆子(Breast Cancer Network Japan–あけぼの会 会長)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第30回
次世代の「がん治療の主役」
~がん周囲環境の制御~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

〈新連載〉抗がん剤の副作用を減らす方法 第1回
~抗がん剤治療という試練を乗り切るために~
1.栄養補給
水上 治(健康増進クリニック院長 一般財団法人国際健康医療研究所理事長)

シリーズ

手術と統合型機能性食品で多重がんを抑え込み共存中!!
〜医師をも納得させた新しいコンセプトの機能性食品〜
旭丘光志(医療ジャーナリスト)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

スヴェンソン そこが知りたい医療用ウィッグ
ウィッグは自分の分身。気分がいいと治療に前向きになる
根岸ゆきえ(株式会社スヴェンソン レディス事業部 副事業部長)

MEDICAL NEWS DIGEST

早期乳がんの約7割抗がん剤不要 遺伝子検査でアメリカの研究チームが発表、ほか

〈短期連載・閑話休題〉

第2回 健康に注意せず、ごく普通の生活をする
今井龍弥(クリニックイマイ 院長)

情報

一般社団法人日本禁煙学会 厚生労働大臣宛に「緊急声明」
「受動喫煙のない社会の実現を!!」

検査項目拡大の『アミノインデックス®』が、
神奈川県「ME-BYO BRND
(未病ブランド)」に継続認定
~1回の採血で複数の現在がんである可能性と、
 4年以内の糖尿病発症 リスクを評価~

〈連載・最終回〉患者会からの声 特別編

「膵臓がん治療」に関する患者の期待と研究の加速
NPO法人パンキャンジャパン理事長 眞島喜幸

患者会からの声

「私が病気になって見えてきた人生観」
―人生において、病気になったという事実を変えることはできませんが、
病気になった意味を変えることはできると信じています。
がん患者グループゆずりは 代表 宮本直治

患者からの声

患者申出療養その後―実態から見える国民皆保険の問題点
混合診療裁判原告がん患者 清郷伸人

闘病記

私のがん体験(胃がん/前立腺がん)
胃がん、前立腺がん、肝臓の腫瘍……
「ズタズタになった私の身体からがんが消えていきました」
本田親司(70歳)

シリーズ

鎌倉の四季 明月院

夜のうちに、海上へと去った台風5号がもたらした雨に空気が洗われた朝。鎌倉は山ノ内にある明月院を訪れました。この時期、いつもより30分早く開門するのは、紫陽花を見に来る人々が多いためです。その日も、8時を過ぎたばかりにもかかわらず、正門の前には早くも観光客が列を成していました。家族づれや、グループ、カップルなど、老若男女、世代を超えた顔ぶれが見られます。雨を含んで重たげにその花頭をかしげる紫陽花の姿は幻想的で、日常の喧噪をしばし忘れさせる魅力があるのでしょう。

文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報⑪
働きながら、治療を続けるために
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜ふうりん〜
文・絵  基 蕗子

全国がん患者の会一覧

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧

新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
イベント・インフォメーション

ライフライン212018年4月発売 29号

ライフライン21 2018年4月発売 29号

特集 ここまで進んだ「がんの検査と診断」
2018年04月30日発行!定価1,143円+税

特集

ここまで進んだ「がんの検査と診断」

がんゲノム 遺伝子検査と診断
池上恒雄(東京大学医科学研究所先端医療研究センター 臨床ゲノム腫瘍学分野)

血液一滴で13種のがん診断
落谷孝広(国立がん研究センター研究所 分子細胞治療研究分野 プロジェクトリーダー)

内視鏡画像による胃がん診断のAI開発
 ―本システムを世界に発信し、全世界胃がん診断の支援を目指す
平澤俊明(がん研有明病院 消化器内科副部長)

前立腺内部の3次元的がん局在診断とがん局所療法
小路 直(東海大学医学部付属八王子病院泌尿器科 准教授)

尿中マイクロRNAから「がん」を特定
馬場嘉信(名古屋大学大学院工学研究科教授)
安井隆雄(名古屋大学大学院工学研究科 准教授)

人の尿で「がん」を嗅ぎ分ける「がん探知犬」
山田真吏奈(日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター 講師)
宮下正夫(日本医科大学千葉北総病院 外科・消化器外科 教授)

シリーズ 「がん治療」最前線

国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
局所再発した頭頸部扁平上皮がんを対象に―
革新的な「がん光免疫療法」の治験を開始
取材協力● 土井俊彦 国立研究開発法人国立がん研究センター東病院副院長
資料提供● 国立研究開発法人国立がん研究センター東病院

特報

第1回 全国こどもホスピスサミットin横浜 開催

連載

医療ルネッサンス 第29回
「新専門医制度」で若手医師の東京一極集中が加速―地域医療が崩壊の瀬戸際に
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑯
良医をつくる医学教育とは?

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第8回
結腸・直腸がんを中心とした消化器がん薬物療法におけるキードラッグ「オキサリプラチン」
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第29回
主な適応と照射範囲の設定法 その③ 甲状腺がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑯
―小児のリンパ浮腫―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

逃げない、ぶれない、負けない!
「あけぼの会」ワット隆子会長の私もひと言③
みなが笑顔で仲良し。
誰が仕切るとか、仕切られるとか、そんなことに頓着しない
ワット隆子(Breast Cancer Network Japan–あけぼの会 会長)

〈短期連載・閑話休題〉
第1回 「がん」の誤診と無農薬野菜の話
今井龍弥(クリニックイマイ 院長)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第29回
免疫耐性を克服する
~免疫治療が効きにくい原因を解決するには、患者ごとの個別処方で科学的に丁寧なプランを立てる~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

特報

第21回日本統合医療学会レポート
キノコの菌糸体、漢方、鍼灸、ヨガによる副作用やQOL対策が注目を集める

新シリーズ

今話題の補完代替医療 第2回
高濃度ビタミンC点滴療法
水上 治(健康増進クリニック院長)

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」
患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目!
松井保公(小林製薬株式会社中央研究所 研究開発部 研究開発第2グループ課長)

MEDICAL NEWS DIGEST

国立研究開発法人 国立がん研究センター がんの自覚的ストレスとがん罹患との関連、ほか

情報

神奈川県立病院機構前理事長・土屋了介氏
横浜市みなとみらいのホテルで、「生前葬と県民の皆様への感謝の集い」を開催

〈連載〉患者会からの声 特別編

INCA(インカ)サミット2018に参加して
NPO法人パンキャンジャパン理事長 眞島喜幸

患者会からの声

湘南医療を考える会 第8回 講演
がん治療と仕事の両立支援―経験者が語るがん患者の不安な思い
社会保険労務士 栗原深雪

シリーズ

鎌倉の四季 光明寺

例年にない厳しい寒さが日本列島を覆い、何時にも増して春の訪れが待たれたこの冬。梅に続いて桜の開花便りが聞こえ始めたかと思ううち、あっという間に見頃を迎えてしまいました。桜は待ってはくれません。かねてより、見事と聞き及んでいた光明寺の桜を今年こそは見ようと出かけてきました。材木座海岸に向かって山門を据える光明寺には明るい開放感が満ちています。その境内には桜が艶然と咲き誇っていました。
文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報⑩
散りゆく桜に思うこと
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜すべりだい〜
文・絵  基 蕗子

粒子線(重粒子線・陽子線)治療全施設一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
イベント・インフォメーション

ライフライン212018年1月発売 28号

ライフライン21 2018年1月発売 28号

特集 がんの免疫療法
2018年01月30日発行!定価1,143円+税

特集

がんの免疫療法

個別化医療に向けて本格化するゲノム研究
 ―免疫療法は科学的であり、がん治療の新たな 可能性を開く先端医療である
中村祐輔(シカゴ大学医学部内科・外科教授 個別化医療センター・副センター長)

究極のオーダーメイド治療「自家がんワクチン」
 ―がん治療専門医も驚いた効果のある例が続出
大野忠夫(セルメディシン株式会社代表取締役社長 日本歯科大学客員教授)

免疫でがんを治す―がん免疫治療の最前線
 ―患者さん一人一人に適した「免疫細胞治療」
後藤重則(医療法人社団 滉志会 瀬田クリニックグループ 統括院長)

樹状細胞ワクチンで難治がんに挑む
 ―再生医療等製品としての薬事承認を目指して
矢﨑雄一郎(テラ株式会社代表取締役)

がん免疫細胞療法に科学的妥当性はあるか
益山純一(ニューシティ大崎クリニック)

オバマ米前大統領が年頭教書演説で紹介した「がん光免疫療法」
 ―手術や抗がん剤、放射線ではない画期的治療に世界が注目
永山悦子(毎日新聞編集編成局編集委員)

シリーズ 「がん治療」最前線 特別編

〝患者力〟をテーマに「第13回がん患者大集会」が開かれる
「これからのがん医療が目指すもの~患者の力をどう活かすか?~」
中村祐輔 シカゴ大学医学部内科・外科教授 特別講演
「がんの治癒を目指して」―ゲノムによって、がん医療はどのように変わっていくのか

新シリーズ

今話題の補完代替医療 第1回
アメリカ国立がん研究所の公式サイトに掲載された「THL−P」の薬理作用と効果
大規模な臨床試験で「抗がん効果あり」と判定

シリーズ 山田邦子のがんとのやさしい付き合い方

資生堂 ライフクオリティー ビューティーセンターの取り組み
外見を整えることによって自分自身を取り戻すメーキャップ
苅部裕己(株式会社資生堂 サステナビリティ戦略部)

特別企画

粒子線(重粒子線・陽子線)治療 全施設の治療実績
重粒子線治療施設
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院
兵庫県立粒子線医療センター
国立大学法人群馬大学医学部附属病院 重粒子線医学センター
九州国際重粒子線がん治療センター(愛称:サガハイマット)
神奈川県立がんセンター 重粒子線治療施設 i-ROCK

陽子線治療施設
国立大学法人筑波大学附属病院 陽子線治療センター
国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
兵庫県立粒子線医療センター
静岡県立静岡がんセンター
一般財団法人脳神経疾患研究所附属 南東北がん陽子線治療センター
一般社団法人メディポリス医学研究所 メディポリス国際陽子線治療センター
福井県立病院 陽子線がん治療センター
名古屋陽子線治療センター
北海道大学病院陽子線治療センター
社会医療法人 財団慈泉会 相澤病院 陽子線治療センター
岡山大学・津山中央病院共同運用 がん陽子線治療センター
社会医療法人禎心会 札幌禎心会病院 陽子線治療センター
兵庫県立粒子線医療センター附属 神戸陽子線センター

MEDICAL NEWS DIGEST

がんの標準治療を受けた患者72%―国立がん研究センター調査、ほか

特報

「ピンクリボンかながわin鎌倉2017」
「乳がんから身を守る~早期発見・早期治療の大切さ~」を
テーマに大船観音寺で開催

第55回日本癌治療学会学術集会レポート
大腸がん治療の副作用に対する新しいアプローチ

連載

医療ルネッサンス 第28回
医療崩壊の危機を救うには、国民視点に立った〝免責〟の議論が必要である
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑮
4月の「診療報酬改定」に思う

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第7回
インフュージョンリアクションを中心としたリツキシマブによる副作用のケアとコツ
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第28回
主な適応と照射範囲の設定法 その② 肛門扁平上皮がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑮
―がん終末期のケア―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

逃げない、ぶれない、負けない!「あけぼの会」ワット隆子会長の私もひと言②
医師がいなければ、がんは治せない。互いを尊敬し合う、いい関係を保っていきたい
ワット隆子(Breast Cancer Network Japan–あけぼの会 会長)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第28回
がん幹細胞を克服するコツ
~抵抗性の強いがんを制覇するには、がん幹細胞に特異的なペプチドワクチンを用いる~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

〈連載〉患者会からの声 特別編

ゲノム医療が患者の手に届く!?
NPO法人パンキャンジャパン理事長 眞島喜幸

患者会からの声

湘南医療を考える会 第7回 講演
がん患者体験とそこから見える医療福祉政策の課題
平塚市議会議員(元がん患者) 江口友子

闘病記

私のがん体験 特別編
ケアする側からケアされる側に立ち、見えてきたこと
森 さち子 慶應義塾大学総合政策学部教授 同大学医学部精神神経科 兼担教授

免疫療法(高活性NK細胞療法・免疫細胞療法)を受けた患者さんの手記
「免疫療法が一日も早く〝保険適用になる〟ことを願っています」

シリーズ

鎌倉の四季 鎌倉宮―大塔宮

年の瀬にはまだ日を残す穏やかな朝、名残の紅葉を愛でるために鎌倉は、二階堂にある鎌倉宮を訪れました。鎌倉駅から若宮大路に出て、鶴ヶ岡八幡宮を目指して歩き、その鳥居を正面に見ながら右折してしばらく道なりに進むと岐れ道という交差点にさしかかります。
そこを左折するとまっすぐの道の向こうに、鎌倉宮の大きな白い鳥居が見えてきます。緑の杜を背にして鎮座し、春の桜、藤、夏の紫陽花、秋の紅葉と四季折々の風情が楽しめるお宮です。また、毎年10月には薪能が行われ、その幽玄な舞いは多くの人を魅了しています。では由緒深い歴史を持つ宮のなかへ入ってみましょう。
文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報⑨
受けやすい検診の考察と受動喫煙について
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜こま〜
文・絵  基 蕗子

新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
イベント・インフォメーション

ライフライン212017年10月発売 27号

ライフライン21 2017年10月発売 27号

特集 肺がんの先進医療
2017年10月30日発行!定価1,143円+税

特集

肺がんの先進医療

肺がんのペメトレキセド静脈内投与およびシスプラチン静脈内投与の併用療法
小山 良(順天堂大学医学部内科学教室・呼吸器内科学講座助教)

非小細胞肺がんに対する、ゾレドロン酸誘導γδT細胞を用いた免疫療法
副島研造(慶應義塾大学病院臨床研究推進センター 教授)

NKT細胞を用いた肺がんの免疫療法
本橋新一郎(千葉大学大学院医学研究院免疫細胞医学 教授)

非小細胞肺がんに対する重粒子線治療
塩山善之(公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団
九州国際重粒子線がん治療センター センター長)

非小細胞肺がんに対する陽子線治療
村上昌雄(一般財団法人脳神経疾患研究所附属南東北がん陽子線治療センター センター長)

シリーズ 「がん治療」最前線

国立研究開発法人 国立がん研究センター
希少がんの患者に、より早く・より多くの新薬を提供するために
希少がんの研究開発・ゲノム医療を産学共同で推進する「MASTER KEY プロジェクト」を開始
取材協力●米盛 勧(国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科医長)

患者会情報

免疫の力でがんを治す患者の会
坂口 力 会長に訊く
より良い治療と、免疫療法の「健全な発展」のために

「免疫の力でがんを治す患者の会」第2回市民セミナーを開催
治療の選択肢を広げ、併用療法を可能にできるよう、
国は総力を挙げて取り組むべきだ

MEDICAL NEWS DIGEST

手術せずに治る乳がん遺伝子を特定 国立がん研究センター、ほか

特報

Breast Cancer Network Japan–あけぼの会
あけぼの会が「乳がん治療の超最新情報」をテーマに講演会を開催

遺伝子診断ネットワーク「LC-SCRUM-Japan」における
研究成果により、ROS1融合遺伝子陽性の肺がんに対する
治療薬と診断薬が保険適用として承認
国立研究開発法人 国立がん研究センター・国立研究開発法人 日本医療研究開発機構

連載

医療ルネッサンス 第27回
胃がん検診を見直す時期が来ている。関係者が集い、公で透明な議論をすべき時
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑭
知る権利と知りたくない権利

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第5回
EGFRを標的とした分子標的治療薬アファチニブによる副作用のケアとコツ
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第27回
主な適応と照射範囲の設定法 その① 非小細胞肺がん
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑭
―頭頸部リンパ浮腫のケア―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈新連載〉
逃げない、ぶれない、負けない!「あけぼの会」ワット隆子会長の私もひと言
原点を忘れず「愛」をもって「再び、誇り高く美しく」
ワット隆子(Breast Cancer Network Japan–あけぼの会 会長)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第27回
正しい免疫監視システムの再構築
~がんと免疫の馴れ合いを排除すれば、抵抗性の強いがんでも見逃さない~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

〈連載〉患者会からの声 特別編

ゲノム医療と希少がん対策
NPO法人パンキャンジャパン理事長 眞島喜幸

患者からの声

電子技術という怪物―人工知能による人間社会の変容
混合診療裁判原告がん患者 清郷伸人

闘病記

私のがん体験(節外性NK/T細胞リンパ腫鼻型〈ENKL〉)
悩めるのも生きている証。そして何より「治す」という気力が一番大切です。
武藤哲也 会社役員(東京都 48歳)

シリーズ

鎌倉の四季 報国

先ごろまでの暑さが急に退き、肌寒いような朝、鎌倉の報国寺を訪れました。観光客に人気が高く、最寄りのバス停では、ほとんどの客が降りるほど。グループやカップルに混じって一人旅の姿も少なくありません。当寺は瞑想を誘う竹林や、参加自由の座禅堂があるからでしょうか。日本式庭園を愛でる外国人も見かけました。慌ただしい日常生活の思い煩いを抱えていても、ひとたび山門をくぐると、よく手入れされた植木が、調和よく配置された庭へと導かれます。本堂の左脇から竹林のそよぎがもう聴こえてきました。
文●後藤充子 撮影●編集部

対談 (2010年1月刊行「逸見晴恵が訊く がんを生き抜くための指南書」  より転載)

日野原重明 聖路加国際病院名誉院長の遺訓
患者さんの立場になって考える、この気持ちが今欠けているのです

コラム

マスメディア役立ち情報⑧
働きながら治療する方向へ
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜けんだま〜
文・絵  基 蕗子

新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
イベント・インフォメーション

ライフライン212017年7月発売 26号

ライフライン21 2017年7月発売 26号

特集 胃がんの先進医療
2017年07月30日発行!定価1,143円+税

特集

胃がんの先進医療

早期胃がんに対するセンチネルノードナビゲーション手術とは?
―胃の機能を極力温存して胃がんを治すための個別化治療―
三森教雄(東京慈恵会医科大学上部消化管外科 診療部長)

腹膜播種を伴う胃がんに対するパクリタキセル腹腔内投与および
静脈内投与ならびにS–1内服療法
腹膜播種を伴う初発の胃がんに対するカペシタビン内服投与、シスプラチン
静脈内投与およびドセタキセル腹腔内の併用療法
辻 靖(国家公務員共済組合連合会斗南病院腫瘍内科外来化学療法センター長)

根治切除が可能な漿膜浸潤を伴う胃がんに対する術前のTS–1内服投与、
パクリタキセル静脈内および腹腔内投与ならびに術後のパクリタキセル静脈内
および腹腔内投与の併用療法
新海政幸(近畿大学医学部 上部消化管外科 講師)
今野元博(近畿大学医学部 上部消化管外科 准教授)

経口摂取困難な腹膜播種胃がんに対するFOLFOX及びパクリタキセル腹腔内投与の併用療法
蜂谷 修(山形大学医学部附属病院 第一外科 講師)

切除が可能な高度リンパ節転移を伴う胃がん(HER2が陽性のものに限る)
に対する術前S–1+シスプラチン+トラスツズマブ併用化学療法
徳永正則(国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 胃外科医長)

内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下胃切除術
中内雅也(藤田保健衛生大学 総合消化器外科講師)
宇山一朗(藤田保健衛生大学 総合消化器外科主任教授)

シリーズ 「がん治療」最前線

医療法人沖縄徳洲会湘南鎌倉総合病院の将来構想
塩野正喜院長に訊く
外傷センターと救命救急センターの拡充総合病院併設型「がんセンター」の設立
取材協力●塩野正喜(医療法人沖縄徳洲会湘南鎌倉総合病院 院長)

シリーズ 患者会に訊く

小児脳腫瘍の会
第3期基本計画に向けて、がん対策推進協議会にて小児がん、希少がんの意見を述べる
馬上祐子 代表

クリニック訪問

ガーデンクリニック中町が改良型電磁波加温装置ASKI RF–8を開発・導入
デトックス・食養生・サプリメント療法がハイパーサーミアとドッキング
「ナノ・メディカル高周波療法」がスタート
取材協力●山本五郎(株式会社ピー・エイチ・ジェイ取締役最高技術部長)
吉水公子(株式会社ピー・エイチ・ジェイ取締役企画部長)

MEDICAL NEWS DIGEST

新型がん免疫ワクチン医師主導型治験開始、東京大学医科学研究所、ほか

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために
血液がん(白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫)
 鈴木憲史 日本赤十字社医療センター 骨髄・アミロイドーシスセンター長

特報

脚光をあびる「米ぬか由来の免疫強化物質」
米ぬか多糖体(RBS)の免疫調整作用と免疫賦活作用

連載

医療ルネッサンス 第26回
独自の価値基準により引き起こされている女性の貧血問題
―放置されてきたこの現代病の原因と対策
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑬
医学的「フェイク」をなくすためには

 

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第4回
~がん治療のキードラッグとして臨床導入されている
シスプラチンの副作用のケアとコツ~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第26回
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑮
骨・軟部腫瘍、転移性骨腫瘍、転移性脳腫瘍~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑬
―下腹部・腰臀部、外性器リンパ浮腫(男性)のケア―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第26回
しっかりと免疫新薬を使うコツ
~個人個人に必要な免疫治療を組み立てれば、治療効果は大幅に改善して副作用も減る~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

〈新連載〉患者会からの声 特別編

ゲノム医療とアドボカシー
NPO法人パンキャンジャパン理事長 眞島喜幸

患者会からの声

小児がん対策の新たな課題―救える命を救うために―
小児脳腫瘍の会代表 馬上祐子

第6回「湘南医療を考える会」の集い
子宮頸がんワクチン被害という問題
接種の判断は被接種者や保護者にゆだねられ、国民一人一人が情報を集め
判断しなければならない状況は異常な事態である
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会神奈川県支部代表 山田真美子

闘病記 

私のがん体験(子宮体がん)
病気は〝終わり〟ではなく〝次のステージ〟へのステップである
麻生陽子(仮名) 会社員

シリーズ

鎌倉の四季 妙本寺

鎌倉駅前の賑わいを後にして歩くこと10分足らず、滑川にかかる夷堂橋を渡ると前方に妙本寺の総門が見えてきます。その脇に建つ幼稚園の庭から響く園児たちの楽しげな声を聴きながら歩いていくと、うっそうとした森を背にした道が現れ、めざす妙本寺へと誘います。昼なお薄暗いほどの山道に入ると、なぜか厳かな気持ちになってきました。春の桜、海棠、夏のノウゼンカズラ、秋の紅葉と四季を通して見どころの多い寺ですが、今は青葉紅葉の美しさが際立つ頃と言えるでしょう。
文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報⑦
世代別に求められるがん治療
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜わなげ〜
文・絵  基 蕗子

新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
イベント・インフォメーション

ライフライン212017年4月発売 25号

ライフライン21 2017年4月発売 25号

特集 乳がん・婦人科系のがんの先進医療
2017年04月30日発行!定価1,143円+税

特集

乳がん・婦人科系のがんの先進医療

【子宮頸がん】
 早期子宮頸がんに対する腹腔鏡下広汎子宮全摘術
金尾祐之(がん研有明病院婦人科副部長)

【子宮頸がん】
 子宮頸がんの内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下広汎子宮全摘術
井坂惠一(東京医科大学病院 産科・婦人科主任教授)

【卵巣がん・卵管がん・腹膜がん】
 進行卵巣、卵管、原発性腹膜がんに対する、パクリタキセル静脈内投与
 およびカルボプラチン腹腔内投与の併用療法
藤原恵一(埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科教授)

【子宮体がん】
 子宮体がんの重粒子線治療
小此木範之(放射線医学総合研究所 婦人腫瘍科 科長)

【乳がん】
 早期乳がんに対する経皮的ラジオ波熱焼灼療法
木下貴之(国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 乳腺外科 科長)

【乳がん】
 原発性乳がんに対する「術後ホルモン療法およびS–1内服投与の併用療法」について
柴山朋子(がん研有明病院 乳腺内科医師)
伊藤良則(がん研有明病院 乳腺内科部長)
大野真司(がん研有明病院 乳腺センター長)

【皮膚がん】
 乳房外パジェット病に対するトラスツズマブ静脈内投与
 およびドセタキセル静脈内投与の併用療法
舩越 建(慶應義塾大学医学部皮膚科学教室 専任講師)

シリーズ 「がん治療」最前線
国立がん研究センター中央病院
がん細胞を選択的に攻撃する病院設置型BNCTシステム
隣の正常細胞にも影響せずがん細胞だけを破壊する超選択的な放射線療法
「BNCT」の実用化を目指す
取材協力●伊丹 純(国立がん研究センター中央病院放射線治療科長)

シリーズ 患者会に訊く
NPO法人パンキャンジャパン(PanCAN Japan)
膵がん難民を減らし、日本の医療を改善する呼びかけを政府へ発信し続けていく
眞島喜幸 理事長

特報

卵巣がんの治療を困難にする腹膜播種性転移のメカニズムを世界に先駆け解明
新たな治療標的かつバイオマーカーとなり得るエクソソームを同定
国立研究開発法人国立がん研究センター 国立大学法人名古屋大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

MEDICAL NEWS DIGEST

がん免疫治療薬オプジーボ 頭頸部がんでも承認 厚生労働省、ほか

 

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識
治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために
皮膚がん(悪性黒色腫、有棘細胞がん、基底細胞がん、乳房外パジェット病)
 神谷秀喜(木沢記念病院皮膚科・皮膚がんセンター部長)

連載

医療ルネッサンス 第25回
自費リハビリ―お上頼みではなく社会で議論し、
新しい仕組みをつくっていかねばならない
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑫
労働時間と医師の修練

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法 第25回
免疫新薬より凄い奥の手
~免疫新薬が効かなかったとき、免疫細胞の障害となる 因子を取り除く~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

「最先端の免疫細胞療法」を駆使したオーダーメイドがん治療
〜さまざまながん腫に対する免疫細胞療法によるアプローチ〜
第3回 発症予防・再発予防
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

連載

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第3回
~EGFRを標的としたセツキシマブの副作用対策~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第25回
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑭ 卵巣がん・膣がん・外陰がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑫
―下腹部・腰臀部、外性器リンパ浮腫(女性)のケア―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈短期連載・最終回〉
がんの痛みを我慢しない!
麻薬でも取れないがんの痛み……あきらめていませんか?
服部政治(公益財団法人 がん研究会有明病院 がん疼痛治療科 部長)

〈新連載〉患者会からの声 特別編

希少がん対策
NPO法人パンキャンジャパン理事長 眞島喜幸

闘病記 

私のがん体験(乳がん 肺転移)
がんになって18年―遠い未来と向き合う勇気はないけれど、
今を大切に日々感謝し、幸せを感じながら生きている
武岡ひとみ 「ピアサポートよこはま」代表 世田谷区がん対策推進委員

私のがん体験(乳がん)
パーキンソン病と乳がんを生きる
完治しない病気 「それでも私、普通に元気です」
浦 久子 主婦

コラム

ひとくちコラム
ゲノム編集は人間の倫理観も改編するのか
奈津野 亜希子(フリーライター)

マスメディア役立ち情報⑥
働き方をどう変えていく?
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜ぬいぐるみ〜
文・絵  基 蕗子

新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
イベント・インフォメーション

シリーズ

鎌倉の四季 東慶寺

お彼岸も過ぎ一日ごとに春めいてきた頃、北鎌倉は山ノ内にある東慶寺を訪れました。かつて縁切り寺として知られた当寺には追い詰められた女性たちが救済を求めて駆け込んだ歴史があります。茅葺の門をくぐるとその右手には、淡紅色の清楚な花をつけた彼岸桜が私たちを迎えるように枝を広げ、その隣にはつややかな白木蓮が青空に映えています。それは代々、この寺を守ってきた尼僧住職の気高い徳性を伝えているようでした。
文●後藤充子 撮影●編集部

ライフライン212017年1月発売 24号

ライフライン21 2017年1月発売 24号

特集 膵臓がん―診断と治療
2017年01月30日発行!定価1,143円+税

特集

膵臓がん―診断と治療

【標準治療】
 膵臓がんの外科療法
 手術と抗がん剤治療の組み合わせで治療成績が飛躍的に向上
上坂克彦(静岡県立静岡がんセンター副院長・肝胆膵外科 部長)

 膵臓がんの化学療法
 遠隔転移・局所進行例に対する化学療法、術後補助化学療法
奥坂拓志(国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 科長)

 膵臓がんの放射線治療
 膵がんの放射線治療の変遷と術前化学放射線療法
唐澤克之(がん・感染症センター都立駒込病院放射線科部長)
早川沙羅(がん・感染症センター都立駒込病院放射線科)

 腹腔鏡下膵体尾部切除術
 チーム力の向上でより安全で低侵襲の手術が施行可能に
中村慶春(日本医科大学付属病院消化器外科 准教授)
松下 晃(日本医科大学付属病院消化器外科 講師)
勝野 暁(日本医科大学付属病院消化器外科 助教)
内田英二(日本医科大学付属病院消化器外科 教授)

【先進医療】
 重粒子線による膵がんの治療
 術前治療と局所進行膵がんに対する治療
山田 滋(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院治療室長)

 膵臓がんの陽子線治療
 前方浸潤を認めなかった膵がんの生存率は70%と高率
寺嶋千貴(兵庫県立粒子線医療センター医長)

【先進的医療】
 膵がんに対する術前化学放射線療法
 術後局所再発と遠隔転移の制御を目指して
石川 治(大阪府立成人病センター外科・名誉院長)

 

シリーズ 「がん治療」最前線【特別編】
東京慈恵会医科大学外科学講座統括責任者・大木隆生教授
「トキメキと安らぎのある村社会」をスローガンに
患者と医師の総幸福度アップに取り組む現代のブラック・ジャック
取材協力●大木隆生 医師

患者会情報
「患者と医師の対話」をテーマに開催
Breast Cancer Network Japanあけぼの会 「秋の乳がん講演会」

特報

第19回日本補完代替医療学会学術集会レポート
免疫やがん領域に関わるキノコの菌糸体や
発酵成分の発表が注目を集める

「ピンクリボンかながわin鎌倉2016」
「新しい乳がんの話題」をテーマに大船観音寺で土井卓子医師が講演

MEDICAL NEWS DIGEST

がん免疫薬オプジーボ50%の値下げへ 2017年2月から、ほか

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

咽頭がん(上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がん)
 田原 信(国立研究開発法人国立がん研究センター東病院頭頸部内科長)

食道がん
 鶴丸昌彦(順天堂大学医学部附属順天堂医院がん治療センターセンター長・特任教授)

 

連載

医療ルネッサンス 第24回
子宮頸がんワクチンの副反応問題―メディアも政府も医学界も、
患者視点に立ち徹底的な議論をすべき時
上 昌広(特定非営利法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑪
高齢化社会における社会保障費抑制について

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第3回
~EGFRを標的としたセツキシマブの副作用対策~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第24回
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑬ 悪性リンパ腫・骨髄腫・白血病~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑪
―乳がん治療に伴う乳房の浮腫のケア―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈短期連載〉
がんの痛みを我慢しない! ③
「麻薬性鎮痛薬」を恐れていませんか?
服部政治(公益財団法人 がん研究会有明病院 がん疼痛治療科 部長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法 第24回
免疫治療の効果を躍進させるファイバー・ブレーク治療
~免疫新薬への抵抗性が強いがんの分厚い〝壁〟を取り払う~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

「最先端の免疫細胞療法」を駆使したオーダーメイドがん治療
〜さまざまながん腫に対する免疫細胞療法によるアプローチ〜
第2回 膵がん
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

患者からの声

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え
未来に向かって―次世代の医療を守るために
混合診療裁判原告がん患者 清郷伸人(69歳)

闘病記 私のがん体験(十二指腸がん)

毎日が奇跡の連続。病気をしたおかげでより一層感謝の気持ちが…
山本恵美 専業主婦(48歳)

コラム

マスメディア役立ち情報⑤
どう見極める? 高齢者のがん治療
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜すごろく〜
文・絵  基 蕗子

新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
イベント・インフォメーション

シリーズ

鎌倉の四季 瑞泉寺

鎌倉には「花の寺」が多く、訪れる人の心を和ませていますが、そのなかでも人気が高いのが二階堂奥に位置する瑞泉寺。早春の梅、水仙、椿、盛夏の白芙蓉、秋の紅葉などが庭園を彩り、見る目を飽きさせません。風雅を好む文人たちに愛された所以でしょう。
今回は真冬の訪問ですが、葉を落とし尽くした梅の枝が見せる力強い美しさや、春を待ち望む草木の精気が辺りに満ち、この季節ならではの趣を味わうことができました。
文●後藤充子 撮影●編集部

ライフライン212016年10月発売 23号

ライフライン21 2016年10月発売 23号

特集 血液のがん―診断と治療
2016年10月30日発行!定価1,143円+税

血液のがん―診断と治療

【標準治療】
 白血病:急性白血病の診断と治療
 急性骨髄性白血病(AML)・急性リンパ性白血病(ALL)
小島研介(佐賀大学医学部血液・呼吸器・腫瘍内科 准教授)

 白血病:慢性白血病の診断と治療
 慢性骨髄性白血病(CML)・慢性リンパ性白血病(CLL)
木村晋也(佐賀大学医学部血液・呼吸器・腫瘍内科 教授)

 悪性リンパ腫の診断と治療
福島伯泰(国際医療福祉大学福岡保健医療学部医学検査学科教授)

 成人T細胞白血病(ATL)の診断と治療
進藤岳郎(佐賀大学医学部附属病院 血液・呼吸器・腫瘍内科助教・外来医長)

 多発性骨髄腫の診断・治療
鈴木憲史(日本赤十字社医療センター 骨髄腫・アミロイドーシスセンター長)
植田有美(日本赤十字社医療センター 骨髄腫・アミロイドーシスセンター/
慶應義塾大学薬学研究科 病態生理学講座)

 小児白血病の診断と治療
小川千登世(国立がん研究センター中央病院 小児腫瘍科科長)

シリーズ 「がん治療」最前線

特定非営利活動法人 医療ガバナンス研究所
若い人材を育てアジア圏を視野に入れたネットワークを構築
孤立する高齢者の医療問題を含め、今後、日本が取り組んでいくべき課題にどう対処するか
取材協力●上 昌広(特定非営利活動法人 医療ガバナンス研究所理事長 医師)

シリーズ 患者会に訊く

Breast Cancer Self Help Group アイビー千葉
患者同士で知識や情報を共有し、励まし合える「場」を提供する
Breast Cancer Self Help Groupアイビー千葉代表 齋藤とし子

施設訪問(噂に聞く名医)

「スペシャリスト」であるより「オールマイティ」でありたい
一般財団法人 鎌倉病院 三松興道院長に訊く
自立した生活ができなくなる原因の25%は整形外科疾患
すべての疾患に対応できる診療体制をとり地域住民の「健康寿命」に寄与したい

MEDICAL NEWS DIGEST

静岡県立静岡がんセンター 国内初の「支持療法センター」を設置、ほか

特報

第1回ピンクリボンウォーク湘南
ミナパーク~サンパール広場~江の島
乳がんの早期発見・早期治療を促し受診率の向上と医療費削減を目指す


シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために
頭頸部がん(鼻腔・副鼻腔がん、喉頭がん、口腔がん、唾液腺がん)
 田原 信(国立研究開発法人国立がん研究センター東病院頭頸部内科長)

連載

医療ルネッサンス 第23回
画期的抗がん剤「二ボルマブ(オプジーボ)」の薬価は、
患者視点での国民的な議論が必要
上 昌広(特定非営利法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑩
女性活用を工夫することで真の男女平等を

がんを遠ざける食事と栄養〈最終回〉
大豆・イソフラボンとがん
津金昌一郎(国立がん研究センター 社会と健康研究センター センター長)

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第2回
~がん薬物療法とインフォームド・コンセント~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第23回
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑫ 小児がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑩
―乳がん治療に伴う強皮症様皮膚硬化のケア―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈短期連載〉
がんの痛みを我慢しない! ②
世界でも「がんの痛みの治療法」は指導されている
服部政治(公益財団法人 がん研究会有明病院 がん疼痛治療科 部長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法 第23回
注目の新薬 抗PD–1抗体の最大効果と最小副作用
~安全に飛躍的に使うコツ~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

〈新連載〉
「最先端の免疫細胞療法」を駆使したオーダーメイドがん治療
〜さまざまながん腫に対する免疫細胞療法によるアプローチ〜
第1回 胃がん
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

患者からの声

闘病記 私のがん体験(子宮頸がん)

検診による早期発見・早期治療の大切さを知る
山本恵美 専業主婦(48歳)

コラム

妊娠中の「がん治療」 二つの命を守りたい
奈津野 亜希子(フリーライター)

マスメディア役立ち情報④
見直される統合医療、ほか
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜もくば〜
文・絵  基 蕗子

新刊・既刊 患者図書館の本棚
「ライフライン21 がんの先進医療」バックナンバーのご案内
イベント・インフォメーション

シリーズ

鎌倉の四季
鎌倉花火大会/由比ガ浜・材木座海岸

鎌倉駅は四季を通して、多くの観光客が降り立ち賑わいを見せますが、夏はとりわけ若者たちの笑顔であふれます。仲間と待ち合わせしていざ、向かうのは若宮大路をまっすぐに下り行きつく由比ガ浜・材木座海岸。バスでも行けますが、潮風を受けながら歩けば海への期待が徐々に高まっていく楽しさがあるはず。今回、ご案内するのは湘南でも有数な海水浴場、由比ガ浜・材木座海岸です。鎌倉の風物詩、花火大会の美しい映像もお届けしましょう。
文●後藤充子 撮影●編集部

ライフライン212016年7月発売 22号

ライフライン21 2016年7月発売 22号

特集 目のがん―診断と治療
2016年07月30日発行!定価1,143円+税

目のがん―診断と治療

【標準治療】
 網膜芽細胞腫の診断と治療
鈴木茂伸(国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 眼腫瘍科 科長)

 眼瞼腫瘍・結膜腫瘍―診断と治療
小島孚允(小島眼科医院 院長)

 眼窩腫瘍の診断と治療
辻 英貴(がん研究会有明病院眼科部長)

 脈絡膜悪性黒色腫の診断と治療
高木健一(九州大学大学院医学研究院眼科学医員)
吉田茂生(九州大学大学院医学研究院眼科学准教授)

 眼内悪性リンパ腫の診断と治療
臼井嘉彦(東京医科大学臨床医学系眼科学分野講師)

【先進医療】
 重粒子線による涙腺がんの治療
牧島弘和(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所病院 医師)
辻比呂志(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院 治療課長)

特報

Breast Cancer Network Japan あけぼの会
大野真司医師を講師に迎え、「あけぼのハウス」が開催

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

精巣がん
 桶川隆嗣(杏林大学医学部泌尿器科教授)

甲状腺がん
 杉野公則(伊藤病院副院長)

シリーズ 「がん治療」最前線

順天堂大学医学部附属順天堂医院
前立腺がんも腎臓がんもロボットで手術する泌尿器科
前立腺がんの手術は、体への負担が軽く、合併症が少ない「ロボット手術」の時代に
取材協力●堀江重郎(順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器外科学教授)

シリーズ 患者会に訊く

「すくすく」網膜芽細胞腫の子どもをもつ家族の会
網膜芽細胞腫についての正しい情報と認知度を高め、早期発見・早期治療の啓発に努めたい
「すくすく」網膜芽細胞腫の子どもをもつ家族の会 代表 池田小霧

連載

医療ルネッサンス 第22回
世界的に確立しているHPVワクチンの安全性・有効性
わが国でも接種推奨を再開すべき
上 昌広(NPO法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑨
イギリスのEU離脱、発端の一つは移民問題―この決断に迫られたとき日本の採るべき道は?―

がんを遠ざける食事と栄養⑨
コーヒー・緑茶とがん
津金昌一郎(国立がん研究センター社会と健康研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第22回
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑪ 肝がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑨
―重症度に応じた治療とケア 3期について―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈新連載〉
がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第1回
~抗がん薬の特徴的な副作用を効率よく評価するために~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

〈新連載〉〈短期連載〉
がんの痛みを我慢しない! ①
医療用麻薬に対する知識や痛みの治療法を知って、がんの痛みは退治しよう!
服部政治(公益財団法人 がん研究会有明病院 がん疼痛治療科 部長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法 第22回
新薬「ニボルマブ」時代の温熱治療
~予想以上の威力と作用~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
〜さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果〜
第20回 再発予防
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

特別寄稿

ワークライフバランスからがん患者の就労問題を考える

中島由紀(フリーライター)

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い
⑯分子標的薬への再挑戦と「いのちの授業」
吉野ゆりえ 希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者

闘病記 私のがん体験(乳がん)

乳がんかもしれない!! 男性乳がん体験記
塩入康夫(72歳)

コラム

加工肉発がん性報道 消費者の私たちが考えるべきことは?
奈津野 亜希子(フリーライター)

マスメディア役立ち情報③
かかりつけ医をどう育てるか
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜ブランコ〜
文・絵  基 蕗子

シリーズ

鎌倉の四季
長谷寺・あじさい路
材木座・由比ガ浜海岸

春の花が、咲き終えて舞台を去ると、夏に入る前の微妙な時期に日本は梅雨をむかえます。梅雨といえば、じめじめして過ごしにくい季節ですが、ここ鎌倉では、この時を待ちわびて咲く花があります。紫陽花です。市内には明月院など見どころも多いですが、今回は見晴らしの良い散策路に群生する長谷寺にご案内しましょう。またそこからも遠望できる材木座海岸に、日本で唯一残る港湾遺跡、日本最古の港・和賀江島もご覧ください。
文●後藤充子 撮影●編集部

ライフライン212016年4月発売 21号

ライフライン21 2016年4月発売 21号

特集 脳腫瘍―診断と治療(パート2)
2016年04月30日発行!定価1,143円+税

脳腫瘍―診断と治療(パート2)

【標準治療】
聴神経腫瘍の診断と治療
河野道宏(東京医科大学脳神経外科 主任教授)

化学放射線療法による脳腫瘍の治療
岩崎孝一(公益財団法人田附興風会医学研究所・北野病院神経センター・
脳神経外科 主任部長)

転移性脳腫瘍―乳がんからの転移
山口文雄(日本医科大学脳神経外科 准教授・医長)

小児脳腫瘍の診断と治療
若林俊彦(名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経外科学教授)
大岡史治(名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科学)

【臨床試験】
脳腫瘍の国内における多施設共同研究
成田善孝(国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院脳脊髄腫瘍科 科長)

【特別寄稿】
前立腺がん診療に関わる医療経済:課題と展望
赤倉功一郎(JCHO東京新宿メディカルセンター 副院長・泌尿器科部長)

特報

国立研究開発法人 国立がん研究センター
腫瘍細胞に選択的に作用する画期的な放射線治療方法 病院設置型直線加速器BNCTシステム 記者発表会と内覧会

 

情報

「がんのつらさ軽減プロジェクト2016」記者発表会「がん患者さんの疼痛治療の現状と、適正な疼痛治療推進における課題」
服部政治 公益財団法人がん研究会有明病院 がん疼痛治療科 部長

シリーズ 「がん治療」最前線

日本赤十字社医療センター

脳腫瘍も体幹部がんも治療するサイバーナイフセンター
切らずに治す最先端放射線治療機器「サイバーナイフ」を駆使して、年間700人余りを治療する

取材協力●佐藤健吾(日本赤十字社医療センター サイバーナイフセンター医師)

患者会情報

Breast Cancer Network Japan あけぼの会
土井卓子医師を講師に迎え、「乳がんとの上手なつき合い方―再発を一緒に考える」をテーマに講演会
再発治療の目的は、「いつも通り美しく、いつも通り楽しく」です。

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために
前立腺がん
赤倉功一郎(JCHO東京新宿メディカルセンター 泌尿器科部長)

連載

医療ルネッサンス 第21回
NPO法人医療ガバナンス研究所設立 残りの医師人生を、人材育成に費やしたい
上 昌広(NPO法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑧
組織をあげてnoblesse obligeを実践、浸透している病院には、満足できる医療が待ち受けている

がんを遠ざける食事と栄養⑧
塩分、塩蔵・高塩分食品と胃がん
津金昌一郎(国立がん研究センター社会と健康研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第21回
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑩ 子宮がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑧
―重症度に応じた治療とケア 2期について―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈短期連載・最終回〉
社会的孤立とがん―社会的孤立解決の障壁―南相馬から―
尾崎章彦(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法 第21回
新薬「ニボルマブ」の魅力と安全管理
~驚きの臨床現場~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
〜さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果〜
第19回 前立腺がん
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

患者からの声

湘南医療を考える会 第3回 シンポジウム開催
難治患者は救われない―患者申出療養制度の問題点
文 ● 清郷伸人 湘南医療を考える会代表

 

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い
⑮1年を振り返って思うこと
吉野ゆりえ 希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者

闘病記 私のがん体験(乳がん)

がんになったことで、自分の人生をもう一度見直すきっかけになった
小林未千 株式会社和未(なごみ)コンサルティング代表取締役

コラム

子宮頸がんワクチン 私たちと向き合って、問題の背景を明らかにしてほしい
奈津野 亜希子(フリーライター)

マスメディア役立ち情報②
医療の主体は誰なのか?
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜シーソー〜
文・絵  基 蕗子

新シリーズ

鎌倉の四季
国宝鎌倉大仏(銅造阿弥陀如来座像)
鶴岡八幡宮

本号より、鎌倉の四季にちなんだページをお届けすることになりました。そこからいくらかでも心の癒しを感じていただければ幸いです。最初に登場するのは高徳院の本尊、露座の大仏(国宝)と鶴岡八幡宮。鎌倉のシンボルとして名高い大仏の正式名は「銅造阿弥陀如来座像」で、つい先ごろ3月22日、55年ぶりに保存修理を終えたばかり。一方、八幡宮の参道の一部を成す段葛も1年5カ月の改修工事を経て喜びのうちに竣工式が執り行われました。
文●後藤充子 撮影●編集部

ライフライン212016年1月発売 20号

ライフライン21 2016年1月発売 20号

特集 脳腫瘍―診断と治療(パート1)
2016年01月30日発行!定価1,143円+税

脳腫瘍―診断と治療(パート1)

【標準治療】

神経膠腫に対する診断と治療
丸山隆志(東京女子医科大学病院脳神経外科講師)

悪性髄膜腫の診断と治療
原 貴行(虎の門病院脳神経外科部長)

脳下垂体腺腫の診断と治療
森田明夫(日本医科大学付属病院脳神経外科教授)
田原重志(日本医科大学付属病院脳神経外科講師)

悪性脳腫瘍(髄芽腫)の集学的治療
中村英夫(熊本大学医学部附属病院脳神経外科講師)

転移性脳腫瘍―肺がんからの転移
―転移性脳腫瘍の治療は、原発巣の診断、治療を担当する医師や緩和ケアスタッフとの連携が必須
山口文雄(日本医科大学脳神経外科准教授・医長)

【先進医療】

陽子線による脳腫瘍の治療
―米国・欧州でも陽子線治療施設・患者数が増加し、新しい臨床成績の報告が
水本斉志(筑波大学附属病院陽子線医学利用研究センター講師)

【特別機構】

喉頭全摘後の音声リハビリテーション
―勇気を失うな、心に太陽を持て、唇には言葉を持て
佐藤雄一郎(新潟県立がんセンター新潟病院 頭頸部外科)

特報

現場からの医療改革推進協議会
10年を振り返り、2020年に向けて「医療改革の現在」「東北で医療者を育てる」「医療費問題」「がんの先進医療」「地域医療」などをテーマに第10回シンポジウム開催
第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート
免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待

 

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識
治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

・子宮頸がん・子宮体がん
・卵巣がん
宇津木久仁子(がん研有明病院婦人科副部長)

シリーズ 「がん治療」最前線 第8回

東京女子医科大学病院
転移性脳腫瘍の治療で成果をあげるガンマナイフ治療室
切らずに治す ガンマナイフの最新モデル「パーフェクション」で、
より正確な治療が短時間で実施可能に

取材協力●林 基弘(東京女子医科大学病院脳神経外科講師・中央放射線部門ガンマナイフ治療室長)

患者会に訊く

NPO法人ブーゲンビリア
治療するだけではなく、患者の満足度を追求する「患者参加型」の医療を提案
内田絵子理事長

連載

医療ルネッサンス⑳
がん治療を巡る論争の陥穽点―尊重されるべきは患者の価値観である
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑦
医療事故調査委員会に望む―「事件は現場で起きている、会議室ではない」

がんを遠ざける食事と栄養⑦
赤肉・加工肉、魚介類とがん
津金昌一郎(国立がん研究センター社会と健康研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑳
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑨ 前立腺がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑦
―重症度に応じた治療とケア 1期について―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈短期連載〉
社会的孤立とがん―家族や友人、地域コミュニティーの中で、
意味のある人間関係を築いていくことこそが重要
尾崎章彦(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑳
先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
ニボルマブでがん幹細胞に克つ~しっかり見きわめて根治へ前進~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
-さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果-
第18回 脳腫瘍
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

患者会からの声

湘南医療を考える会 第3回 シンポジウム開催
医療維新を目指す論点―医療は患者目線のものになれるのか
田島知郎(東海大学名誉教授)
文 ● 清郷伸人 湘南医療を考える会代表

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い
⑭初めての抗がん剤治療を決意した理由
希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者 吉野ゆりえ
闘病記 私のがん体験(胃がん・前立腺がん)
早期発見・治療を心掛け、日常生活を崩さず目標を持って生きる
堀上 謙 能楽評論家 大学講師(84歳)

コラム

がん検診を人工知能が行う時代になる
奈津野 亜希子(フリーライター)

マスメディア役立ち情報①
なぜ今、マスメディアなのか?
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  -てつぼう-
文・絵  基 蕗子

ライフライン212015年10月発売 19号

ライフライン21 2015年10月発売 19号

特集 頭頸部がん―診断と治療
2015年10月30日発行!定価1,143円+税

特集I 頭頸部がん―診断と治療

【標準治療】

鼻腔・副鼻腔がんの診断と治療
松本文彦(国立がん研究センター中央病院頭頸部腫瘍科 医長)

咽頭(上因頭・中因頭・下因頭)がんの診断と治療―
部位により自覚症状や病因、治療方法、治療効果が異なる
新橋 渉(がん研究会有明病院 頭頸科副医長)

口腔がんの診断と治療
安里 亮(独立行政法人国立病院機構 京都医療センター頭頸部外科 医長)

喉頭がんの診断と治療
西川大輔(愛知県がんセンター中央病院頭頸部外科医長)
長谷川泰久(愛知県がんセンター中央病院頭頸部外科部長)

甲状腺がんの診断と治療
本多啓吾(独立行政法人国立病院機構 京都医療センター頭頸部外科)

唾液腺がんの診断と治療
佐藤雄一郎(新潟県立がんセンター新潟病院 頭頸部外科部長)

【先進医療】

重粒子線による頭頸部がんの治療
適応となる患者が平等に治療を受けられるよう「保険収載」を目指す
小藤昌志(放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院医長)

陽子線による頭頸部がんの治療
臨床的メリットのある疾患や病態に対し公的保険の適用期待
村山重行(静岡県立静岡がんセンター・陽子線治療科部長)

シリーズ 「がん治療」最前線 第7回

静岡県立静岡がんセンター

静岡がんセンターの「放射線治療棟建設」の意図と将来構想
放射線治療・陽子線治療を一体化させ、最適の医療を提供する

取材協力●西村哲夫(静岡県立静岡がんセンター副院長兼放射線治療科部長)

特報

粒子線治療全施設の治療実績

[重粒子線治療施設]

国立研究開発法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター/兵庫県立粒子線医療センター/国立大学法人群馬大学医学部附属病院 重粒子線医学研究センター/九州国際重粒子線がん治療センター(愛称:サガハイマット)]

[陽子線治療施設]

国立大学法人筑波大学附属病院 陽子線治療センター/国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 兵庫県立粒子線医療センター/静岡県立静岡がんセンター/一般財団法人脳神経疾患研究所附属 南東北がん陽子線治療センター/一般財団法人メディポリス医学研究財団 メディポリス国際陽子線治療センター 福井県立病院 陽子線がん治療センター/名古屋陽子線治療センター/北海道大学病院陽子線治療センター/社会医療法人 財団慈泉会 相澤病院 陽子線治療センター]

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

腎臓がん
込山元清(国立がん研究センター中央病院 泌尿器・後腹膜腫瘍科外来医長)

膀胱がん
藤井靖久(東京医科歯科大学大学院 腎泌尿器外科学分野准教授)

連載

医療ルネッサンス⑲

医療が崩壊の危機に瀕している。食い止めるには、国民が当事者として考えるしかない
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑥

安全保障法案成立―「戦争放棄」が日本人共通の願いである

がんを遠ざける食事と栄養⑥

野菜・果物とがん
津金昌一郎(独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑲

~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑧ 膀胱がん・精巣がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑥

―重症度に応じた治療とケア 0期について―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

〈短期連載〉

がん患者の社会的孤立にどのように向き合っていくか
尾崎章彦(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑲

先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
新薬『ニボルマブ』の効果を検証 ~がん新生抗原に注目~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」

第17回 咽頭がん
-さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果-
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

MEDICAL NEWS DIGEST(メディカルニュースダイジェスト)

静岡県立静岡がんセンター
「静岡がん会議サテライトフォーラム」開催 がん体験者の悩みや負担等に関する実態調査、他

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い

⑬優先席でお互いの勇気と思いやりを
希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者 吉野ゆりえ

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え

国民皆保険は誰のためか―時代の曲がり角
混合診療裁判原告がん患者 清郷伸人

闘病記

私のがん体験(慢性骨髄性白血病)

慢性骨髄性白血病の急性転化で臍帯血移植を受けて
秋元正裕 元会社役員(58歳)

コラム

川島なお美さん 夫に「本当に立派でした」と言われた最期
奈津野 亜希子(フリーライター)

ひといき。  -ねんど-

文・絵  基 蕗子

ライフライン212015年7月発売 18号

ライフライン21 2015年7月発売 18号

特集 原発不明がん―診断と治療
2015年07月30日発行!定価1,143円+税

特集I 原発不明がん―診断と治療

原発不明がん(Carcinoma of unknown primary, CUP)の診断
高橋俊二(がん研有明病院総合腫瘍科部長)

原発不明がんの診断と治療―原発不明がんの診断と治療― 「希少がんセンター」の設立と、新しい技術の導入により原発不明がん診療が一歩前進
公平 誠(国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科医員)

原発不明がん―病型別・病状別の治療
張 高明(国立がん研究センター中央病院 皮膚腫瘍科 科長)

【特別寄稿】

原発不明がんの治療と予後
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック院長)

特集Ⅱ 悪性骨腫瘍ー標準治療と先進医療

【標準治療】

原発性悪性骨腫瘍(骨肉腫)の診断と治療
松本誠一(がん研究会有明病院整形外科部長)

原発性悪性脊椎・骨盤骨腫瘍の臨床的特徴と治療
比留間 徹(神奈川県立がんセンター 骨軟部腫瘍外科部長)

原発性悪性骨腫瘍(ユーイング肉腫)の診断と治療
陳 基明(日本大学医学部附属板橋病院小児科外来医長)

続発性悪性骨腫瘍(転移性骨腫瘍)の診断と治療
小林英介(国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科医員、希少がんセンター室員)

【先進医療】

粒子線治療(炭素イオン線・陽子線)による悪性骨腫瘍の治療
出水祐介(兵庫県立粒子線医療センター医療部長(放射線科))

施設訪問

社会医療法人財団慈泉会 相澤病院 陽子線治療センター

集学的治療の拡充で、患者に最適な医療を提供
世界初の「上下配置式」小型陽子線治療装置

取材協力●荒屋正幸(社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院陽子線治療センター長)

シリーズ 「がん治療」最前線 第6回

静岡県立静岡がんセンター

静岡がんセンターの「世界初の320列CT血管撮影装置」の実際 4D画像情報からより質の高い治療が期待される「IVR-ADCT」
取材協力●新槇 剛(静岡県立静岡がんセンターIVR科部長)

患者会に訊く

市民のためのがん治療の会 會田昭一郎 代表
「納得のいく治療」は がん患者にとってもっとも大事なこと

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

胆道がん

島田和明(国立がん研究センター副院長・肝胆膵外科 科長)

膵臓がん

奥坂拓志(国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 科長)

連載

医療ルネッサンス⑱

「尊厳をもって延命」するために認知症やがんにどう向き合うか
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク④

病院にも「ゆう活」を含めたシフト制の導入を望む

がんを遠ざける食事と栄養⑤

飲酒とがん
津金昌一郎(独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑱

~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑦ 膵臓がん・胆道がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑤

―望まれる保険適用③―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑱

先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
登場『ニボルマブ』 がん治療の大転換
~表舞台に立った免疫新薬~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」

第16回 肺がん
さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

特報

>第23回日本乳癌学会学術総会レポート

仕事・余暇を楽しめる乳がんの新しい薬物治療のあり方

MEDICAL NEWS DIGEST(メディカルニュースダイジェスト)

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い
⑫ ブラインドダンス 10周年記念イベント
希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者 吉野ゆりえ

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え

患者申出療養という到達点―その意義と私の歩んだ道
混合診療裁判原告がん患者 清郷伸人

闘病記 私のがん体験(乳がん)

「両肺多発転移、胸骨・鎖骨転移、縦隔リンパ節転移」と告げられ…(下)
第3回 現在までの治療(2012年6月~2015年6月)
廣瀬満重 大学職員(53歳)

コラム

「炎の中継ぎ」藤井将雄投手
奈津野 亜希子(フリーライター)

ひといき。  -ねんど-

文・絵  基 蕗子

ライフライン212015年4月発売 17号

ライフライン21 2015年4月発売 17号

特集 皮膚がんー標準治療と先進医療
2015年04月30日発行!定価1,143円+税

特集 皮膚がんー標準治療と先進医療

【標準治療】【先進医療】

基底細胞がんの診断と治療
神谷秀喜(木沢記念病院皮膚科・皮膚がんセンター部長)

有棘細胞がんの診断と治療
堤田 新(国立がん研究センター中央病院 皮膚腫瘍科医長)

メラノーマ(悪性黒色腫)の診断と治療
山﨑直也(国立がん研究センター中央病院 皮膚腫瘍科 科長)

転移性皮膚がんの治療―転移性悪性黒色腫に対する新たな薬物療法
高橋 聡(国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科医長)

日光角化症(Actinic keratosis :AK)ボーエン病(Morbus Bowen) パジェット病( Extramammary Paget’s disease)
神谷秀喜(木沢記念病院皮膚科・皮膚がんセンター部長)

特別企画

NPO健康医療開発機構 医療クラスター研究会主催第6回シンポジウム

神奈川県立病院機構 土屋了介理事長に訊く
神奈川の医療課題と解決の方策
課題は医師・看護師不足 臨床研究中核病院の欠如

シリーズ 「がん治療」最前線 第5回

神奈川県立がんセンター

神奈川県立がんセンターの重粒子線治療施設「i-ROCK」
本年12月からの稼働に向けビームを調整中
最新の照射技術・高速3次元スキャニング法+高精度放射線治療も充実

取材協力●中山優子(

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

肺がん

坪井正博(国立がん研究センター東病院 呼吸器外科 科長)

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

肝臓がん

高山忠利(日本大学医学部部長・大学院医学研究科長・消化器外科教授)

連載

医療ルネッサンス⑰

群馬大学「腹腔鏡事件」から学ぶ 問われる〝名門大学〟のガバナンス
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク④

腹腔鏡手術の「問題」に私も一言

がんを遠ざける食事と栄養④

身体活動量とがん
津金昌一郎(独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑰

~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑥ 大腸がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

乳がん術後のケア 最終回

診断後の心のケア
土井卓子(湘南記念病院かまくら乳がんセンター センター長)

リンパ浮腫の治療とケア④

―望まれる保険適用②―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑰
先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
〝壁〟を破れば、がんは縮小する
~免疫治療の大転換~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
第15回 メラノーマ
さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

クリニック訪問

医療法人社団 神樹会 新横浜かとうクリニック
加藤洋一院長に訊く
最新の免疫細胞療法を駆使し、オーダーメイドのがん治療を提供
クリニック移転に伴い、「安全性」をより強化

 

話題の新刊

22年間に及ぶ、9000症例が実証した命がけの歯臓治療実践
村津和正歯学博士の新刊

続 歯は臓器だった―光への回帰―

不定愁訴を改善し、認知症や万病を遠ざける!!

特別寄稿

医療の高度化に対応できる看護師の養成―遠隔教育がカギ

樋口朝霞(看護師)

特報

NPO法人健康医療開発機構
「がん―みんなでつくる予防と医療」をテーマに シンポジウムを開催

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い⑪「10年生存達成」に想う
希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者 吉野ゆりえ

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え
国民皆保険は誰のためか―医療の質の問題
混合診療裁判原告がん患者 清郷伸人

患者会報告

湘南医療を考える会
「命と医療制度」をテーマに、第2回シンポジウムを開催
湘南医療を考える会 代表  清郷伸人

闘病記 私のがん体験(乳がん)

「両肺多発転移、胸骨・鎖骨転移、縦隔リンパ節転移」と告げられ…(中)第2回
再発から転院・治療開始(2008年2月~2012年5月)
廣瀬満重 大学職員(53歳)

コラム

余命宣告を受けた女子バスケットボール選手の生涯
奈津野 亜希子(フリーライター)

ひといき。  -ジャングルジム-

文・絵  基 蕗子

ライフライン212015年1月発売 16号

ライフライン21 2015年1月発売 16号

特集 小児がんー標準治療と先進医療
2015年01月31日発行!定価1,143円+税

特集 小児がんー標準治療と先進医療

【標準治療】

小児白血病の診断と治療

小川千登世(国立がん研究センター中央病院 小児腫瘍科科長)

小児脳腫瘍―治療の進歩:本邦の現状と課題

山崎夏維(国立がん研究センター中央病院 小児腫瘍科  国立がん研究センター研究所 脳腫瘍連携研究分野長)

リンパ腫―小児リンパ腫の診断と治療

森 鉄也(聖マリアンナ医科大学小児科学教室准教授)

神経芽腫―リスク分類に基づく治療開発の経緯と戦略

安井直子(国立がん研究センター中央病院 小児腫瘍科)

腎腫瘍の臨床的特徴、診断と治療

金田英秀(国立がん研究センター中央病院 小児腫瘍科〈小児外科〉)

【先進医療】

粒子線(陽子線)による小児がんの治療

秋元哲夫(国立がん研究センター東病院 臨床開発センター粒子線医学開発分野分野長

シリーズ 患者会に訊く 

湘南医療を考える会 第1回シンポジウム開催

「患者申出療養という混合診療」 ―患者本位の医療制度を考える

清郷伸人(湘南医療を考える会 代表)

シリーズ 「がん治療」最前線 第4回 

北海道大学病院陽子線治療センター

北海道大学病院と日立製作所が共同で開発した最先端の陽子線治療   動体追跡照射技術+スポットスキャニング陽子線治療装置

取材協力●白土博樹(北海道大学病院陽子線治療センター長)

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

胃がん>>

宇田川晴司(虎の門病院消化器外科部長)

春田周宇介(虎の門病院消化器外科医員)

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

大腸がん>>

高橋慶一(がん・感染症センター都立駒込病院外科部長)

連載

医療ルネッサンス⑯

安倍政権は、医療や教育を通じて「地方再生」を目指すべき!

上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク③

がん難民はなぜ生み出されるのか?

ここまで進んだ がんの診断 最終回

エクソソーム・マイクロRNAによる超早期がん診断の最前線

馬場嘉信(名古屋大学大学院 工学研究科教授・産業技術総合研究所 健康工学研究部門)

湯川 博(名古屋大学 革新ナノバイオデバイス研究センター特任講師)

乳がん術後のケア④

化学療法による皮膚障害のためのケア

土井卓子(湘南記念病院かまくら乳がんセンター センター長)

がんを遠ざける食事と栄養③

肥満・やせとがん

津金昌一郎(独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑯

~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑤ 乳がん~

唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア②

―続発性・原発性リンパ浮腫/診断と所見―

佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑯

先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・往診治療

α?リポ酸で免疫抵抗を乗り越える! ~ペプチドワクチン・樹状細胞治療成功の鍵~

星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」第14回 胃がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~

加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

患者会講演

あけぼの会 秋の全国大会 「自立する患者たち」をテーマに開催

清水千佳子(国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 外来医長)

藤原康弘(国立がん研究センター執行役員・企画戦略局長)

第26回イデアフォー 総会講演会

第1部 最新の乳がん治療

上野貴史(医療法人社団板橋中央総合病院 乳腺疾患外科)

第2部 乳房再建する? しない?

岩平佳子(医療法人社団ブレストサージャリークリニック院長)

情報

第4回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会

情報提供・相談支援部会が開催

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い⑩「10年生存達成」を迎えて

希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者 吉野ゆりえ

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え 国民皆保険は誰のためか―医業という仕組み

『患者本位の医療制度を求めて』の著者 清郷伸人

闘病記 私のがん体験(乳がん)

両肺多発転移、胸骨・鎖骨転移、縦隔リンパ節転移」と告げられ…(上) 第1回 初発から再発まで(2004年12月~2008年2月)

廣瀬満重 公務員(53歳)

コラム

「横浜小児ホスピス設立のためのハートフルツアー2015」地域で支える小児ホスピス

奈津野 亜希子(フリーライター)

ひといき。 ~そり~

文・絵  基 蕗子

ライフライン212014年10月発売 15号

ライフライン21 2014年10月発売 15号

特集Ⅰ 前立腺がんー標準治療と先進医療
特集Ⅱ 肉腫(サルコーマ)の診断と治療
2014年10月30日発行!定価1,143円+税

特集Ⅰ 前立腺がんー標準治療と先進医療

【標準治療】

前立腺がんの診断と治療

赤倉功一郎(JCHO東京新宿メディカルセンター院長補佐・泌尿器科部長)

【先進医療】

ロボット支援内視鏡的前立腺全摘術 (robotic-assisted laparoscopic radical prostatectomy:(RARP)

橘政昭(東京医科大学泌尿器科学分野教授)

前立腺がんのガスレス・シングルポート・ロボサージャン手術

木原和徳(東京医科歯科大学腎泌尿器外科教授)

沼尾昇(東京医科歯科大学腎泌尿器外科講師)

粒子線による前立腺がんの治療

髙木克(兵庫県立粒子線医療センター放射線科医長)

腹腔鏡下前立腺全摘除術 ―傷を小さくでき、気腹と拡大視野により繊細な手術が可能

橋本恭伸(東京女子医科大学附属青山病院泌尿器科講師)

特集Ⅱ 肉腫(サルコーマ)の診断と治療

肉腫(サルコーマ)の外科的治療 ―患肢温存のために治療方法が飛躍的に発展

小林英介(国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科医員・希少がんセンター室員)

肉腫(サルコーマ)の内科的治療 ―適切な内科的治療で症状の進行を抑え病状を軽減

公平誠(国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科医員)

特報 第52回日本癌治療学会学術集会レポート

がん治療の効果を高める「免疫抑制の解除」の最前線

免疫力を高める方法が変わる,世界的に注目を集める話題を取材

新シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために

第1回 乳がん

土井卓子(湘南記念病院かまくら乳がんセンター センター長)

特別寄稿

国立がん研究センター中央病院・東病院 「希少がん」への取り組み  希少がんの最適な診療体制と集約化を目指す

川井章(国立がん研究センター 希少がんセンター センター長)

シリーズ 患者会に訊く

患者・家族・医療従事者および社会のための理想的な医療の実現を目指す

中澤幾子(乳がん体験から医療を考える市民グループ「イデアフォー」 世話人)

シリーズ 「がん治療」最前線 第3回

東京大学医学部附属病院 患者にやさしく・より安全に「手術死亡数ゼロ」を目指す  肝切除における「画像支援ナビゲーションシステム」

取材協力●國土典宏(東京大学大学院医学系研究科教授)

宮田明典(東京大学医学部附属病院肝胆膵外科医員)

連載

医療ルネッサンス⑮

強いリーダーに必要なプロデュース力をどう培うか

上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク②

災害発生予測と医療事故

ここまで進んだ がんの診断③

血中マーカーによる診断と呼気診断の最前線

馬場嘉信(名古屋大学大学院 工学研究科教授・産業技術総合研究所 健康工学研究部門)

笠間敏博(名古屋大学未来社会創造機構特任講師・名古屋大学革新ナノバイオデバイス研究センター)

乳がん術後のケア③

放射線治療による皮膚障害のためのケア

土井卓子(湘南記念病院かまくら乳がんセンター センター長)

がんを遠ざける食事と栄養②

食べものとがん:因果関係評価の現状

津金昌一郎(独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑮

~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その④ 肺がん~

唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア②

―続発性・原発性リンパ浮腫/診断と所見―

佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑮

先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・往診治療

熱ショックでがんの壁を破る!(スパークシャワー)

星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」 第13回 肉腫(サルコーマ)

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~

加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

クリニック訪問

最先端の免疫細胞療法「アフェレーシス不要の多価樹状細胞ワクチン」 特許権取得の新技術で進行がんに挑む

アベ・腫瘍内科・クリニック 阿部博幸理事長に訊く

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い ⑨いのちを懸けたブラインドダンス?

日本に「サルコーマセンターを設立する会」代表 吉野ゆりえ

闘病記 私のがん体験(直腸がん)

運の悪い時にこそ健康診断を受けるべきだと学ぶ

酒井さゆみ 主婦(55歳)

コラム

ブリタニー・メイナードさん、安楽死を公表 議論を呼ぶ

奈津野 亜希子(フリーライター)

ひといき。 ~ふうせん~

文・絵  基 蕗子

ライフライン212014年7月発売 14号

ライフライン21 2014年7月発売 14号

特集 腎臓がんー標準治療と先進医療
2014年07月30日発行!定価1,143円+税

特集 腎臓がんー標準治療と先進医療

【標準治療】

腎細胞がんの診断と標準治療  ―根治を目指すには、がん細胞をすべて外科的に切除し得るか否かが大切なポイント

込山元清(国立がん研究センター中央病院 泌尿器・後腹膜腫瘍科外来医長)

【先進医療】

経皮的腎がんラジオ波焼灼療法(RFA)  ―腫瘍サイズが小さく遠隔転移のない患者、  外科的切除術が難しい患者に施行可能

菅原俊祐(国立がん研究センター中央病院放射線診断科)

粒子線による腎臓がんの治療

寺嶋千貴(兵庫県立粒子線医療センター放射線科長)

転移性または再発の腎細胞がんに対するピロリン酸モノエステル誘導γδ型T細胞  および含窒素ビスホスホン酸を用いた免疫療法

小林博人(東京女子医科大学輸血・細胞プロセシング科講師、泌尿器科兼任講師)

特集Ⅱ 膀胱がんー標準治療と先進医療

【標準治療】

膀胱がんの標準治療)

木原和徳(東京医科歯科大学腎泌尿器外科教授)

藤井靖久(東京医科歯科大学腎泌尿器外科准教授)

【先進医療】

腹腔鏡下根治的膀胱全摘除術  ―侵襲の大きい手術だからこそ腹腔鏡で行うメリットがある

槙山和秀(横浜市立大学附属病院泌尿器科准教授)

筋層浸潤膀胱がんに対する先進的治療:膀胱温存療法と  ガスレス・シングルポート・ロボサージャン手術(先端型ミニマム創内視鏡下手術)

木原和徳(東京医科歯科大学腎泌尿器外科教授)

藤井靖久(東京医科歯科大学腎泌尿器外科准教授)

新シリーズ 患者会に訊く 

患者が社会復帰できるサポートをする 今、困っている人のために役に立つものでなければ「患者会」とは言えない

ワット隆子(Breast Cancer Network Japan‐あけぼの会 会長)

シリーズ 「がん治療」最前線 第2回

放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター

放射線医学総合研究所の新治療研究棟で行われる最先端の治療 光速3次元スキャニング照射法

連載

医療ルネッサンス⑭

医学部の新設―長期的視野に立つ地に足のついた議論を期待

上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

ここまで進んだ がんの診断②

血中循環がん細胞の最新検出技術

馬場嘉信(名古屋大学大学院 工学研究科教授・産業技術総合研究所 健康工学研究部門)

笠間敏博(名古屋大学大学院 工学研究科 化学・生物工学専攻研究員)

乳がん術後のケア②

乳房切除術後の皮膚・肌のケア 傷の手入れをすることで自分の心の傷も癒える

土井卓子(湘南記念病院かまくら乳がんセンター センター長)

がん闘病に必要な食事と栄養〈最終回〉

体に良しとされる適量の紫外線などによりビタミンDを取り入れ、がんの縮小を図る

半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

《新連載》

がんを遠ざける食事と栄養

食べものとがん:その科学的根拠とは?

津金昌一郎(独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター センター長)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑭

~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その③ 甲状腺がん・食道がん~

唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑭

先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・往診治療 正常細胞を元気にすればがんは克服できる
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」第12回 膀胱がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

クリニック訪問

脊椎外科に情熱を注ぐ名医は患者の〝戦友〟

医療法人志匠会 新横浜スパインクリニック 葛西直亮院長に訊く
豊富な症例数に基づいた低侵襲手術を実践

特報

独立行政法人国立がん研究センター中央病院・東病院「希少がんセンター」新設

横断的な組織体制」で、希少がん医療の問題解決を目指す

情報

NPO日本医学ジャーナリスト協会主催

「高齢化と個別化医療」をテーマに中村祐輔氏(シカゴ大学医学部血液・腫瘍内科教授)講演

あけぼの会春の大会 特別講演

乳がん治療―誰に、いつ、どの薬を、どう使うか?

清水千佳子(国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 外来医長)

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い⑧

いのちを懸けたブラインドダンス?

日本に「サルコーマセンターを設立する会」代表 吉野ゆりえ

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え

患者個人が見た患者申出療養制度の本質

清郷伸人(『患者本位の医療制度を求めて』の著者・混合診療裁判原告がん患者)

ライフライン212014年4月発売 13号

ライフライン21 2014年4月発売 13号

日本のがん医療の現況ー課題と展望
2014年04月30日発行!定価1,143円+税

特集

胆道がんー標準治療と先進医療

【標準治療】胆道がんの標準的な診断と治療
      ―がんの進展範囲によっては高度な外科手術が要求される
島田和明(国立がん研究センター中央病院 肝胆膵外科科長)

肝内胆管がんの画像支援ナビゲーション手術
      ―切除する肝臓の容積を正確に予測する
國土典宏(東京大学大学院医学系研究科肝胆膵・人工臓器移植外科教授)
進藤潤一(東京大学大学院医学系研究科肝胆膵・人工臓器移植外科助教)

【先進医療】効果判定が難しい胆道がんの重粒子線治療
      ―殺細胞効果の高さと線量分布のよさで期待は大きい
山田 滋(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院治療室長)

胆道がんに対する陽子線治療・重粒子線治療
寺嶋千貴(兵庫県立粒子線医療センター放射線科長)

巻頭対談

日本のがん医療の現況―課題と展望

日本のがん研究の成果が、がん治療を向上させ、患者さんの希望につながっていくために
中村祐輔(シカゴ大学医学部内科・外科教授)
上 昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

シリーズ 「がん治療」最前線 第1回

国立がん研究センター中央病院内視鏡センター

より快適で安心・安全な新しい内視鏡センター
1月20日より診療開始

連載

医療ルネッサンス⑬
日本は未曾有の高齢化を迎える。南相馬市の経験から何を学ぶか
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

《新連載》
ここまで進んだ がんの診断
超早期がんの診断を可能にする「がん診断マーカー」
馬場嘉信(名古屋大学大学院 工学研究科教授・産業技術総合研究所 健康工学研究部門)
湯川 博(名古屋大学 革新ナノバイオデバイス研究センター特任講師)

《新連載》
乳がん術後のケア
複合療法で治療効果を上げ、多面的なケアで快適な日常生活を送る
土井卓子(湘南記念病院かまくら乳がんセンター センター長)

がん闘病に必要な食事と栄養
日本で昔から親しまれている緑茶でがん細胞の発生と成長を抑制する
半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑬
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その② 頭頸部がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑬
先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・在宅治療
強い〝樹状〟はキラー細胞の原動力 〜解明されつつあるサクセスストーリー〜
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
第11回 胆管がん
〜さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果〜
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

クリニック訪問

歯臓治療革命を目指す医療法人むらつ歯科クリニックを訪ねて
KOSMOS国際口腔健康科学研究センター所長
NPO日本歯臓協会理事長
医療法人むらつ歯科クリニック理事長 村津和正院長に訊く
創業22年目を迎えて歯の表、裏、そして奥の能(はたら)きを見つめ、
歯臓病を根絶し、真の健康体をつくる

特別企画

「粒子線治療」全施設紹介

《重粒子線治療施設》
独立行政法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター
兵庫県立 粒子線医療センター
群馬大学重粒子線医学研究センター
九州国際重粒子線がん治療センター

《陽子線治療施設》
筑波大学附属病院 陽子線医学利用研究センター
独立行政法人 国立がん研究センター東病院
静岡県立 静岡がんセンター
福井県立病院 陽子線がん治療センター
一般財団法人 脳神経疾患研究所附属 南東北がん陽子線治療センター
メディポリス がん粒子線治療研究センター
名古屋陽子線治療センター
北海道大学病院陽子線治療センター

特報

独立行政法人 国立がん研究センター

わずかな血液で大腸がんを発見
がん細胞が分泌するエクソソームを簡便に検出する画期的方法を開発

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い

⑦いのちを懸けたブラインドダンス⑵
日本に「サルコーマセンターを設立する会」代表 吉野ゆりえ

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え

保険外併用療養費制度では解決しない
清郷伸人(『患者本位の医療制度を求めて』の著者・混合診療裁判原告がん患者)

名簿掲載

がん診療連携拠点病院
先進医療実施医療施設
免疫療法実施医療施設
緩和ケア病棟入院料届出受理施設

ライフライン212014年1月発売 12号

ライフライン21 2014年1月発売 12号

特集I 子宮がんー標準治療と先進医療
特集II 卵巣がん―標準治療と先進医療
2014年01月25日発行!定価1,143円+税

特集I 子宮がんー標準治療と先進医療

【標準治療】

子宮頸がん・子宮体がんの標準治療 ―病状に見合う最善の局所治療と病気の拡がり方を予想した再発予防がキーポイント

瀧澤 憲(公益財団法人がん研究会有明病院顧問(婦人科))

【先進医療】

腺がんや大きな扁平上皮がんに適している子宮がんの重粒子線治療―安全性が確立され次のステップへ

若月 優(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院)

腹腔鏡下子宮体がん根治手術―早期であれば低侵襲性の特長を生かせる

寺尾泰久(順天堂大学医学部産婦人科准教授)

院顧問(婦人科))

特集II 卵巣がん―標準治療と先進医療

【標準治療】

卵巣がんの標準治療

宇津木久仁子(公益財団法人がん研究会有明病院婦人科副部長)

【先進治療】

卵巣がんに体する新しい化学療法の臨床試験が進行中

藤原恵一(埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科教授)

再発卵巣がん・卵管がんに対する化学療法―パクリタキセル静脈内投与、カルボプラチン静脈内投与およびベバシズマブ静脈内投与の併用療法、ならびにベバシズマブ静脈内投与による維持療法

野河孝充(四国がんセンター統括診療部長)

施設訪問

メディポリスがん粒子線治療研究センター

日本で唯一の「リゾート滞在型」粒子線がん治療施設

粒子線がん治療施設としては世界で初めて「JCI」の認証取得 「患者さんらしくない患者さんがいる病院」を目指す

菱川良夫(メディポリスがん治療研究センター長)

巻頭インタビュー

チーム力で「幸せな医療の提供」を実践

がん治療のエンドポイントを「治る・治らない」に置かない)

菱川良夫(メディポリスがん治療研究センター長)

連載

医療ルネッサンス⑫

相次ぐ医療界の不祥事―一連の事件には制度的陥穽がある

上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

部位別に見た重粒子線による治療

第4回 頭蓋底腫瘍 手術不可能・手術困難な部位に効果を発揮 60・8GyE・16回照射が推奨線量徴
小藤昌志(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院医長)

がん闘病に必要な食事と栄養

がん3大治療に並ぶ「栄養療法」 普段の食事と生活習慣を工夫して改善していく
半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑫

~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その①脳腫瘍?
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑫

先端医療 難治がん・転移がんの集中治療 がんの壁を破れば〝樹状〟は効く! ?がんは分厚い壁を作る?
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」第10回 子宮がん・卵巣がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

クリニック訪問

近未来の医療は、現代医療と「根元の医療」との併用である

医療法人社団 健翔会 堀口医院 堀口裕院長に訊く

還元電子治療を駆使し、改善ではなく「治癒」を追求

特報

がん治療における補完代替医療研究の最前線

乳がんホルモン療法施行患者におけるシイタケ菌糸体の臨床研究)

鈴木信孝(金沢大学大学院医学系研究科 臨床研究開発補完代替医療講座特任教授)

特別企画

免疫でがんを治す―がん免疫治療の最前線

患者さん1人1人に適した「免疫細胞治療」

鈴木邦彦(株式会社メディネット代表取締役社長)

患者からの声

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い

⑥いのちを懸けたブラインドダンス?

日本に「サルコーマセンターを設立する会」代表 吉野ゆりえ

ライフライン212013年10月発売 11号

ライフライン21 2013年10月発売 11号

特集I 肝臓がんー標準治療と先進医療
特集II がんワクチン治療の現状
2013年10月20日発行!定価1,143円+税

特集I 肝臓がんー標準治療と先進医療

【標準治療】

系統的亜区域切除術と肝がんの基礎知識 ―ガイドラインから見た「幕内式肝切除術」

幕内雅敏(日本赤十字社医療センター院長)

【先進医療】

大きな肝臓がんの治療でも手術に匹敵する成績の重粒子線治療―「高い殺細胞効果」と「優れた線量分布」がもたらす成果

安田茂雄(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院医長)

手術やラジオ波で治療できない肝臓がんに成果をあげる陽子線治療―肝臓がんで世界一の症例数を誇る筑波大学陽子線センター

櫻井英幸(筑波大学医学医療系放射線腫瘍学教授・筑波大学陽子線医学利用研究センター長)

ラジオ波焼灼システムを用いた腹腔鏡補助下肝切除術

新田浩幸(岩手医科大学医学部外科学講座 講師)

特集II がんワクチン治療の現状

最新のがんワクチン開発の現状と臨床

今井浩三(東京大学医科学研究所附属病院 病院長)
安井 寛(東京大学 医科学研究所附属病院 抗体・ワクチンセンター)
醍醐弥太郎(東京大学 医科学研究所附属病院 抗体・ワクチンセンター)

最新のがん免疫療法開発の現状と展望 ―日本では各種がん免疫療法の臨床試験が進行中

河上 裕(慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 所長・細胞情報研究部門 教授)

がん専門病院における「がんペプチドワクチン療法開発の現況」 ―がんの治療・再発予防に向けた免疫療法開発分野での取り組み

中面哲也(国立がん研究センター早期・探索臨床研究センター免疫療法開発分野 分野長)

テーラーメイドがんペプチドワクチン療法の現状と今後の展望

笹田哲朗(久留米大学医学部 免疫・免疫治療学講座 准教授)

施設訪問

名古屋陽子線治療センター

最先端技術「スポットスキャニング照射」による治療法を導入

通院しやすい「都市型施設」。さまざまな治療法を組み合わせた「病院併設型施設」でがん治療を提供

巻頭インタビュー

日本で8番目に誕生した陽子線治療施設の役割

先行施設のデータに基づくプロトコールで治療を行い 陽子線治療が将来の「標準的治療」になることを目指す
溝江純悦(名古屋陽子線治療センター長)

連載

医療ルネッサンス⑪

東京五輪開催が「被災地の復興に役立つ」というメッセージに違和感

上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

部位別に見た重粒子線による治療

第2回 前立腺がん 高リスクの前立腺がんにも優れた効果 治療期間が短いのが特徴
今井礼子(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院医長)

がん闘病に必要な食事と栄養

人生を生かす殺すも食次第 世界中で食の大切さを考え見直されている時代
半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑪

~放射線治療の将来性と治療期間中の注意点
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑪

先端医療 難治がん・転移がんの集中治療 免疫リスクを改善すれば〝樹状〟は効く! ?がんは免疫リスクを作る?
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」第9回 肝臓がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

クリニック訪問

大阪開院記念

大阪・東京・京都プルミエールクリニックグループ 星野泰三理事長に訊く 長期的な抗がん効果をめざし がんに負けない体をつくる ー明確な治療方針と予測で安心感ー

特報

がんの定義が変わる可能性がある

米国では過剰な診断や不要な治療を避けるために新しい指針が提言された 佐藤信正(医療ジャーナリスト)

患者からの声

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え

私が裁判に敗れた理由―不正義の訴訟指揮

『患者本位の医療制度を求めて』の著者 清郷伸人

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い

⑤ がん患者支援イベント「リレーフォーライフ」

日本に「サルコーマセンターを設立する会」代表 吉野ゆりえ

ライフライン212013年7月発売 10号

ライフライン21 2013年7月発売 10号

特集I 食道がんー標準治療と先進医療
特集II 免疫療法と免疫抑制細胞
2013年07月20日発行!定価1,143円+税

特集I 食道がんー標準治療と先進医療

【標準治療】

食道がんの診断と治療 ―リンパ節転移への対処が、食道がんの治療の大きなポイント

鶴丸昌彦(順天堂大学医学部附属順天堂医院がん治療センター センター長・特任教授)

【先進医療】

手術ができない食道がんに対する化学陽子線治療―X線による化学放射線治療に比べ心臓と肺の副作用が軽減

櫻井英幸(筑波大学医学医療系放射線腫瘍学教授・筑波大学陽子線医学利用研究センター長)

限局した食道がんに対する抗がん剤併用の陽子線治療―副作用などの長期のデータが求められている

秋元哲夫(独立行政法人国立がん研究センター東病院粒子線医学開発分野長放射線治療科長)

身体的負担の軽い食道がん治療―同時化学放射線療法の放射線治療の一部を陽子線に代替する新治療

中村達也(南東北がん陽子線治療センター 副センター長)

特集II  免疫療法と免疫抑制細胞

免疫療法が効く患者と効かない患者
―がん細胞の性質と体質が合った場合に免疫療法が効く可能性がある?

河上 裕(慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 所長・細胞情報研究部門 教授)

がん免疫を無力化する免疫抑制細胞の正体
―免疫抑制細胞対策が癌治療の成否を分ける

原田 守(島根大学医学部免疫学講座教授)

急速に進歩する「新時代のがん免疫治療」
―免疫抑制からの脱却による「がん治療の展望」

柴田昌彦(埼玉医科大学国際医療センター消化器病センター消化器腫瘍科 教授)

製薬企業が挑む「がん治療の効果を高める免疫抑制対策」
―免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体研究

松井保公(小林製薬株式会社中央研究所主任研究員)

施設訪問

福井県立病院 陽子線がん治療センター

軟部組織の描出ができるCT撮影を利用した自動位置決めを導入

総合病院としての機能を最大限に活かし、良質で安全な医療を提供

巻頭インタビュー

陽子線治療とその他の治療を組み合わせた 総合病院ならではの集学的治療でがん医療に対応

積層原体照射システムとCT自動位置決め装置を薬事申請
山本和高(福井県立病院 陽子線がん治療センター)

連載

医療ルネッサンス⑩

医師不足は、21世紀のわが国が抱える宿痾である 上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

部位別に見た重粒子線による治療

第2回 骨・軟部腫瘍 体幹部にできた手術が困難な悪性腫瘍を12~16回の治療で抑え込む
今井礼子(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院医長)

がん闘病に必要な食事と栄養

たんぱく質のレシピ「遺伝子」を正常に保つ
半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑩

~手術・化学療法にはない放射線治療のメリット~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑩

先端医療 難治がん・転移がんの集中治療―がん幹細胞を断つ「ペプチドの威力」~抗がん剤耐性からの脱却~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」第8回 食道がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

クリニック訪問

最新の治療技術・広いネットワークで患者に希望の灯を点す

医療法人社団 神樹会 新横浜かとうクリニック 加藤洋一院長に訊く
医療者として「今」を全力で臨み、研究者として「近未来」を見据える

特報

「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え

国民性から解く保険外併用療養費制度の本質 『患者本位の医療制度を求めて』の著者 清郷伸人

「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い

④がんばること、がんばらないこと。 日本に「サルコーマセンターを設立する会」代表 吉野ゆりえ

ライフライン212013年4月発売 9号

ライフライン21 2013年4月発売 9号

特集 肺がんー標準治療と先進医療
2013年04月20日発行!定価1,143円+税

特集 肺がんー標準治療と先進医療

【標準治療】

タイプに応じて適切な治療法を選択―新しい治療薬の登場で、がんの遺伝子検査が欠かせなくなってきた

坪井正博(横浜市立大学附属市民総合医療センター呼吸器病センター外科、化学療法・緩和ケア部 准教授・部長)

【先進医療】

Ⅰ期の非小細胞肺がんに対する重粒子線治療―全身状態から手術できない患者さんを手術に代わって治療する

山本直敬(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院治療室長)

早期非小細胞肺がんに効力を発揮する陽子線治療―手術非適応例への「最新の放射線治療」

村山重行(静岡がんセンター陽子線治療科部長)

【先端医療】

進行性肺がん患者に対する「樹状細胞ワクチン療法」の現状―治療の限界を超えるための新たなアプローチとして期待

高橋秀徳(医療法人社団医創会 セレンクリニック福岡院長)

施設訪問

群馬大学重粒子線医学センター

日本初で唯一の、大学病院に併設された〝普及型〟重粒子線治療施設治療技術の向上と専門家の育成で、日本の放射線治療の発展に貢献

巻頭インタビュー

群馬大学独自で進める重粒子線治療の新しい展開

高精度の炭素イオンマイクロサージェリー技術の開発で将来はミリ単位の微小がんの治療にも適応可能に
中野隆史(群馬大学重粒子線医学研究センター長)

連載

医療ルネッサンス⑨

第4のがん治療法「がん治療ワクチン」の現状 上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

部位別に見た重粒子線による治療

第一回 頭頸部がん頭頸部がんの中でも手術や放射線治療が難しいがんの治療に効果を発揮
今井礼子(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院医長)

がん闘病に必要な食事と栄養

がん細胞の成長を遅らせるハーブとスパイス
半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑨

~放射線治療の進め方~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

抗がん剤治療の副作用とその対策 最終回

~抗がん剤の副作用とゲノム薬理学~
森 甚一(都立駒込病院内科)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑨

先端医療 難治がん・転移がん向け―免疫力の回復・増強の切り札―免疫細胞治療はペプチドワクチン・樹状細胞治療の時代に~体調の悪い方・副作用が気になる患者さんへの福音~」
星野泰三(東京・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」第7回 肺がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

特報

がん研究会と東京理科大学が共同研究

新しい作用メカニズムを有する新規抗がん剤の人工合成に成功 39種のがん細胞を用いた抗腫瘍性試験で実証

がん治療におけるアポトーシス誘導とその評価

ES-27を用いたミトコンドリア対策とリスクチェッカー検査 宇野克明(東京MITクリニック院長)

ライフライン212013年1月発売 8号

ライフライン21 2013年1月発売 8号

特集 膵臓がん―標準治療と先進医療
2013年01月20日発行!定価1,143円+税

特集 膵臓がん―標準治療と先進医療

【標準治療】

選択肢が増え二次治療も可能になった化学療法

奥坂拓志(国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科科長)

切除手術は根治を目指す唯一の治療法

砂村眞琴(大泉中央クリニック院長 東京医科大学八王子医療センター消化器外科・移植外科兼任教授)

抗がん剤との併用で注目され始めた「膵がんに対する放射線治療」

唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

【先進医療】

重粒子線による術前治療と局所進行膵臓がんに対する治療

辻井博彦(放射線医学総合研究所フェロー・医用原子力技術研究振興財団常務理事)
山田 滋 (放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院治療室長)

膵がんに対する陽子線治療・重粒子線治療

寺嶋千貴(兵庫県立粒子線医療センター医長)

【先進的医療】

膵がんの補助療法

石川 治(大阪府立成人病センター病院長)

【先端医療】

治療法の尽きた膵がん患者に生きる希望を与える膵がんペプチドワクチン療法

浅原新吾(千葉徳洲会病院副院長)

進行性膵がんに対する「分子標的樹状細胞・超特異的リンパ球」の威力

星野泰三(東京・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

施設訪問

筑波大学附属病院 陽子線医学利用研究センター

日本で唯一の大学病院に併設された陽子線治療施設。患者さんの体と心をよく診て最適な治療法を提供する

巻頭インタビュー

小児がんに最適な陽子線治療を「保険収載」に!!
原発性肝がんの制御率は90% 陽子線治療を「有効治療」と位置づける櫻井英幸(筑波大学附属病院 陽子線医学利用研究センター長)
「究極の放射線治療」で、多くのがん種の治療・前向きな比較試験に挑戦
国内で唯一、2種の粒子線治療が行える医療施設の役割 不破信和(兵庫県立粒子線医療センター院長)

連載

医療ルネッサンス⑧

地に足の着いた継続的な活動が福島を復興へと導く 上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

がん闘病に必要な食事と栄養

バンクーバーから日本のがん医療を見る
栄養摂取に最適!ミキサーで作る生ジュース
半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑧

~放射線治療を安心して受けるために・その2~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

抗がん剤治療の副作用とその対策⑥

がん治療とサプリメントの関係~抗がん剤との併用は是か非か~
森 甚一(都立駒込病院内科)

日本のがん医療「がん対策」に望む
第6回 文部化学省が総合的ながん研究戦略の策定に着手

2014年度に取り組むべき総合戦略と、その実現に向けた工程表をまとめる方針
森ゆか(著述業)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑧

難治がん・転移がん向け 往診は日本全国どこまでもー最先端の免疫細胞をたずさえた「寄りそ医」
松島修司 (東京・京都統合医療ビレッジ腫瘍外来) )

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
第6回 膵臓がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)
特報
静岡県立静岡がんセンター 富士フィルム(株)と共同研究開発した肺がんの「類似症例検索システム」を臨床の場に導入

ライフライン212012年10月発売 7号

ライフライン21 2012年10月発売 7号

特集 大腸がん―標準治療と先進医療
2012年09月20日発行!定価1,143円+税

特集 大腸がん―標準治療と先進医療

【標準治療】

治癒を目指すなら切除手術が必要

杉原健一(東京医科歯科大学大学院腫瘍外科学教授)

【先進医療】

早期大腸がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術

斎藤 豊(国立がん研究センター中央病院内視鏡センター長)

【先進医療】

直腸がんの術後再発に対する重粒子線治療

辻井博彦(放射線医学総合研究所フェロー・医用原子力技術研究振興財団常務理事)
山田 滋 (放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院治療室長)

【先端医療】

今、必要とされている大腸がんに対するペプチド・分子標的樹状細胞治療

星野泰三(東京・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

施設訪問

兵庫県立粒子線医療センター

陽子線と炭素イオン線の2種類の粒子線治療が可能な国内で唯一の施設。がんの治癒率を改善し、世界に向けて新しい粒子線治療の発信地にする

巻頭対談

日本の医療 崩壊を招いた構造と再生への提言
患者さんに「希望」を提供する医療を実現するために
中村祐輔氏
シカゴ大学医学部血液・腫瘍内科教授/東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター教授
上 昌広氏 東京大学医科学研究所特任教授

特別企画

エビデンスに基づいた国内未承認薬や適応外薬を駆使した最新治療③

個別化治療が求められる進行・再発大腸がんの化学療法
今村貴樹(千葉ポートメディカルクリニック院長)

連載

医療ルネッサンス⑦

専門家や地元行政がサポートすることで被災者住民は放射線とうまく付き合っていける
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

がん闘病に必要な食事と栄養

―バンクーバーから日本のがん医療を見る
オーガニック食材の摂取と解毒ダイエット
半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑦

~放射線治療を安心して受けるために~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

抗がん剤治療の副作用とその対策⑤

~抗がん剤による「脱毛」はなぜ起こるのか~
森 甚一(都立駒込病院内科)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
第5回 大腸がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑦

難治がん・転移がん向け
臨床効果を高める熱ショック蛋白(HSP)を利用したペプチドワクチン・樹状細胞
星野泰三(東京・京都統合医療ビレッジグループ理事長)

特報

静岡県立静岡がんセンター 平成24年度朝日がん大賞を受賞

「がんよろず相談(相談支援センター)」が評価される

ライフライン212012年7月発売 6号

ライフライン21 2012年7月発売 6号

特集 胃がん―標準治療と先進医療
2012年07月20日発行!定価1,143円+税

特集 胃がん―標準治療と先進医療

【標準治療】

治癒させるためには切除が必要―切除不能なら化学療法で延命を目指す

片井均(独立行政法人国立がん研究センター中央病院消化管腫瘍科上部消化管外科長)

【先進医療】

早期胃がんに対するセンチネルリンパ節生検法

高橋直人(東京慈恵会医科大学外科講師)

胃がん腹膜転移に有望な新療法 抗がん剤を腹腔内に直接注入する腹腔内化学療法

石神浩徳(東京大学医学部附属病院外来化学療法部)

胃手術後の腹膜再発に対する腹腔内化学療法

三森教雄(東京慈恵会医科大学外科准教授)
高橋直人(東京慈恵会医科大学外科講師)

【先端医療】

胃がんに対する樹状細胞および腫瘍抗原ペプチドを用いたワクチン療法

加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

施設訪問

施設訪問 医療法人沖縄徳洲会
湘南鎌倉総合病院

「生命だけは平等だ」――年中無休、24時間オープン、救急患者は決して断らない

巻頭インタビュー 21世紀のライフライン

塩野正喜医療法人沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院院長に訊く
急性期病院と異なる空間で、地域の〝がん拠点病院〟を目指す
いつでも、どこでも、誰にでも、最善の医療を提供する

特別企画

エビデンスに基づいた国内未承認薬や適応外薬を駆使した最新治療②

肺がんワクチン療法のフロントランナー、CIMAvax(シーマバックス)上皮成長因子
今村貴樹(千葉ポートメディカルクリニック院長)

連載

医療ルネッサンス⑥

基幹病院が医師を確保できない現実 わが国の医師不足は深刻だ
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

がん闘病に必要な食事と栄養

バンクーバーから日本のがん医療を見る
がんと向き合うドクターと、患者の意識と価値観
半田 えみ(医療法人社団中成会半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策⑥

~「上腹部・骨・関節・筋肉照射による副作用」への対処法~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

抗がん剤治療の副作用とその対策④

~抗がん剤の副作用に関する情報はいかにして収集されるのか~
森 甚一(都立駒込病院内科)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
第4回 大腸がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑥

進行がん・転移がんの集中治療 「優れた効果」と「少ない副作用」で、難治性・進行がんを叩く樹状細胞
~ノーベル賞で話題の樹状細胞治療の効果を総括する~
星野泰三(東京・京都統合医療ビレッジグループ理事長)

クリニック訪問

免疫細胞治療―治療方針と今後の展望

対談・内藤康弘(内藤メディカルクリニック院長)星野泰三(プルミエールクリニック院長)

ライフライン212012年4月発売 5号

ライフライン21 2012年4月発売 5号

特集 乳がん―標準治療と先進医療
2012年04月20日発行!定価1,143円+税

特集 乳がん―標準治療と先進医療

【標準治療】

乳がんの標準治療―手術、放射線治療、薬物療法を組み合わせて行う複合療法

土井 卓子(医療法人湘和会 湘南記念病院かまくら乳がんセンター長)

【先進医療】

早期乳がんに対するラジオ波焼灼療法―切らないので痕跡が目立たない低侵襲治療法

木下貴之(国立がん研究センター中央病院乳腺外科長)

抗がん剤の感受性試験「効かない抗がん剤」「効く抗がん剤」を事前に予測

星野恵津夫(がん研有明病院消化器内科部長)

【先端医療】

進行・再発乳がんに対する樹状細胞ワクチン療法

高橋秀徳(医療法人社団医創会 セレンクリニック神戸院長)

進行再発乳がんに対する樹状細胞および腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法

星野泰三(プルミエールクリニック院長)

乳房再建―できる限り自分らしく、違和感なく自然に生活するために

土井卓子(医療法人湘和会湘南記念病院 かまくら乳がんセンター長)

施設訪問

独立行政法人国立がん研究センター東病院

国内初、世界で2番目の病院設置型の陽子線治療施設
「職員のすべての活動はがん患者のために」

巻頭インタビュー 21世紀のライフライン

秋元哲夫 国立がん研究センター東病院粒子線医学開発部長に訊く
安全性・有効性を兼ね備えた陽子線治療を受けるために

特別企画

エビデンスに基づいた国内未承認薬や適応外薬を駆使した最新治療

進行再発胃がんと進行肝がんの最新治療

連載

医療ルネッサンス⑤

専門家の間でも意見が分かれる原発事故後の放射線被曝の問題
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

がん闘病に必要な食事と栄養

病気治療の基本は食事と栄養である 乳がん・婦人科系の疾患とがん予防食

半田えみ(医療法人社団 中成会 半田醫院)

 

がんの放射線治療の副作用とその対策⑤

下腹部・骨盤照射による副作用への対処法
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

抗がん剤治療の副作用とその対策③

不妊のリスクと、妊孕性温存法
森 甚一(都立駒込病院内科)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
第3回 乳がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法⑤

進行がん・転移がんの集中治療 短期間で悪循環を断つ分子標的樹状細胞療法
―悪性免疫細胞Tregを撃墜する
星野泰三(東京・京都統合医療ビレッジグループ理事長)

クリニック訪問

ガーデンクリニック中町 吉水信就院長に訊く

「ファスティング(医学的断食療法)」と「温熱療法」により細胞をリセット
老化を防ぎ、免疫力を高める

ライフライン212012年1月発売 4号

ライフライン21 2012年1月発売 4号

特集 肝・胆・膵がんの治療
2012年01月20日発行!定価1,143円+税

特集 肝・胆・膵がんの治療

ラジオ波焼灼システムを用いた腹腔鏡補助下肝切除術

若林 剛(岩手医科大学医学部外科学講座教授)

先進医療として普及し始めた画像支援ナビゲーションシステム

高本 健史(日本赤十字社医療センター肝胆膵外科)

腹腔鏡下膵体尾部切除術・核出術

中村 慶春(日本医科大学附属病院外科講師)

膵がんに対する樹状細胞ワクチン療法―樹状細胞ワクチンの機序と効果

加藤 洋一(新横浜かとうクリニック院長)

施設訪問

九州初の重粒子線がん治療施設 九州国際重粒子線がん治療センター

新たな事業モデルを構築し、「粒子線」がん治療施設の普及に貢献する

巻頭座談会 21世紀のライフライン

九州国際重粒子線がん治療センター(SAGA HIMAT)に寄せる期待
―標準治療を実施する施設と「病病連携」でがんの完治を目指す
辻井博彦氏(独立行政法人放射線医学総合研究所フェロー)
工藤祥氏(九州国際重粒子線がん治療センター長)
北村信氏(公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団専務理事)
塩山善之氏(九州大学大学院医学研究院重粒子線がん治療学講座教授)

特別企画

国内未承認の抗がん剤や分子標的薬などを使用するための道案内

連載

医療ルネッサンス④

混合診療問題は、患者視点で患者の自己決定権を尊重すべきだ
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)

がん闘病に必要な食事と栄養

メンタル的な治療と「栄養」の関係

半田えみ(医療法人社団 中成会 半田醫院)

がんの放射線治療の副作用とその対策④

唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

抗がん剤治療の副作用とその対策

森 甚一(都立駒込病院内科)

治療効果をプラスする「最新のがん治療」
第2回 膵臓がん

~さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果~
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)

シリーズ 先端医療

樹状細胞療法④

世紀の大発見 祝ノーベル賞
がん治療が一変するこんなにもすごい樹状細胞療法
星野泰三(東京・京都統合医療ビレッジグループ理事長)

オピニオン

CTC(循環がん細胞)はがん医療を変えるか!?

水上 治(健康増進クリニック院長)

クリニック訪問

統合医療ビレッジグループ プルミエールクリニック 星野泰三院長に訊く

プルミエールクリニック10年間の歴史と実績

  • イラストで理解できるがんと免疫