
ライフライン21 2016年7月発売 22号
特集 目のがん―診断と治療目のがん―診断と治療
【標準治療】
網膜芽細胞腫の診断と治療
鈴木茂伸(国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 眼腫瘍科 科長)
眼瞼腫瘍・結膜腫瘍―診断と治療
小島孚允(小島眼科医院 院長)
眼窩腫瘍の診断と治療
辻 英貴(がん研究会有明病院眼科部長)
脈絡膜悪性黒色腫の診断と治療
高木健一(九州大学大学院医学研究院眼科学医員)
吉田茂生(九州大学大学院医学研究院眼科学准教授)
眼内悪性リンパ腫の診断と治療
臼井嘉彦(東京医科大学臨床医学系眼科学分野講師)
【先進医療】
重粒子線による涙腺がんの治療
牧島弘和(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所病院 医師)
辻比呂志(国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院 治療課長)
特報
Breast Cancer Network Japan あけぼの会
大野真司医師を講師に迎え、「あけぼのハウス」が開催
シリーズ 「がん治療」最前線
順天堂大学医学部附属順天堂医院
前立腺がんも腎臓がんもロボットで手術する泌尿器科
前立腺がんの手術は、体への負担が軽く、合併症が少ない「ロボット手術」の時代に
取材協力●堀江重郎(順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器外科学教授)
シリーズ 患者会に訊く
「すくすく」網膜芽細胞腫の子どもをもつ家族の会
網膜芽細胞腫についての正しい情報と認知度を高め、早期発見・早期治療の啓発に努めたい
「すくすく」網膜芽細胞腫の子どもをもつ家族の会 代表 池田小霧
連載
医療ルネッサンス 第22回
世界的に確立しているHPVワクチンの安全性・有効性
わが国でも接種推奨を再開すべき
上 昌広(NPO法人医療ガバナンス研究所理事長)
岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑨
イギリスのEU離脱、発端の一つは移民問題―この決断に迫られたとき日本の採るべき道は?―
がんを遠ざける食事と栄養⑨
コーヒー・緑茶とがん
津金昌一郎(国立がん研究センター社会と健康研究センター センター長)
がんの放射線治療の副作用とその対策 第22回
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑪ 肝がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)
リンパ浮腫の治療とケア⑨
―重症度に応じた治療とケア 3期について―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)
〈新連載〉
がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第1回
~抗がん薬の特徴的な副作用を効率よく評価するために~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)
〈新連載〉〈短期連載〉
がんの痛みを我慢しない! ①
医療用麻薬に対する知識や痛みの治療法を知って、がんの痛みは退治しよう!
服部政治(公益財団法人 がん研究会有明病院 がん疼痛治療科 部長)
シリーズ 先端医療
樹状細胞療法 第22回
新薬「ニボルマブ」時代の温熱治療
~予想以上の威力と作用~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)
治療効果をプラスする「最新のがん治療」
〜さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果〜
第20回 再発予防
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)
特別寄稿
ワークライフバランスからがん患者の就労問題を考える
中島由紀(フリーライター)
患者からの声
「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い
⑯分子標的薬への再挑戦と「いのちの授業」
吉野ゆりえ 希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者
闘病記 私のがん体験(乳がん)
乳がんかもしれない!! 男性乳がん体験記
塩入康夫(72歳)
コラム
加工肉発がん性報道 消費者の私たちが考えるべきことは?
奈津野 亜希子(フリーライター)
マスメディア役立ち情報③
かかりつけ医をどう育てるか
中島由紀(フリーライター)
ひといき。 〜ブランコ〜
文・絵 基 蕗子
シリーズ
鎌倉の四季
長谷寺・あじさい路
材木座・由比ガ浜海岸
春の花が、咲き終えて舞台を去ると、夏に入る前の微妙な時期に日本は梅雨をむかえます。梅雨といえば、じめじめして過ごしにくい季節ですが、ここ鎌倉では、この時を待ちわびて咲く花があります。紫陽花です。市内には明月院など見どころも多いですが、今回は見晴らしの良い散策路に群生する長谷寺にご案内しましょう。またそこからも遠望できる材木座海岸に、日本で唯一残る港湾遺跡、日本最古の港・和賀江島もご覧ください。
文●後藤充子 撮影●編集部