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	<title>補完代替医療 &#8211; がんの先進医療｜蕗書房</title>
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	<description>「がんの先進医療」では、がん治療の選択肢を広げる科学的な根拠に基づく「情報」を提供していきます。</description>
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		<title>第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート　免疫の状態をよくすることで がんの闘病を支える補完代替医療に期待</title>
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		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 01 Apr 2016 04:34:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[免疫力の基礎知識]]></category>
		<category><![CDATA[免疫力改善成分]]></category>
		<category><![CDATA[抗がん剤]]></category>
		<category><![CDATA[腺がん]]></category>
		<category><![CDATA[QOL]]></category>
		<category><![CDATA[免疫]]></category>
		<category><![CDATA[皮膚がん]]></category>
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		<category><![CDATA[シイタケ菌糸体]]></category>
		<category><![CDATA[乳がん]]></category>
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					<description><![CDATA[第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート　免疫の状態をよくすることで がんの闘病を支える補完代替医療に期待 取材・文●水城真一郎　医療ジャーナリスト 免疫やがん領域の発表が多かった特別講演 2015年11月28日、2 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート　免疫の状態をよくすることで がんの闘病を支える補完代替医療に期待</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="txt">
取材・文●水城真一郎　医療ジャーナリスト
</div>
</div>
<div id="contents">
<h2>免疫やがん領域の発表が多かった特別講演</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">2015年11月28日、29日の両日、「第18回日本補完代替医療学会学術集会」が開催された。この学術集会は、機能性食品を中心に、補完代替医療全般に関わる最新の研究情報・臨床情報を提供することを目的としている。18回目となる今回は、北陸新幹線の開通で首都圏からの交通が便利になった石川県金沢市で開催された。テーマは「健康のいしずえ～未病の視点から～」であった。</p>
<p class="area_10">補完代替医療に関わるさまざまな研究発表が行われたが、特に注目を集めていたのが、メインホールで行われた4つの特別講演だった。この４つの講演は、いずれも免疫やがん領域に関わる内容で、補完代替医療における、免疫やがん領域の注目の高さをうかがわせた。</p>
<p class="area_10">４つの特別講演の内容を、簡単にまとめてみた。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/0161352a3d2ab457dfa6640c52a8eb52.jpg" border="0" alt="表1　第18回日本補完代替医療学会　特別講演4題　グリソディン、ガゴメ昆布フコイダン、シイタケ菌糸体抽出物、タヒボ" class="sp100">
</div>
<h2>免疫を調整してがん患者のQOLを改善</h2>
<h3>特別講演　<a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体</a>で免疫とQOLを改善</h3>
<div class="txt">
<p class="area_10">シイタケ菌糸体抽出物のLEMは、がん領域での有用性について研究が進められてきた。特にがん患者に特有の免疫抑制状態を解除する作用については、これまでにもすでに報告が行われている。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/02a26045f6d6ef88e94b9f8505014734.jpg" border="0" alt="表2　シイタケ菌糸体に関する調査概要　調査対象：悪性腫瘍診断経験者２９～７９歳男女６８人を対象とした　結果：シイタケ菌糸体を摂取したことで、Ⅲ期とⅣ期を中心に患者QOLを改善することがしさされた。具体的には身体症状の改善、特に疲労の改善において有意差が出ていた。" class="sp100">
</div>
<p class="area_10">免疫細胞の中には、がんを攻撃するのにブレーキをかける免疫抑制細胞が存在する。がん患者では、この免疫抑制が進行しているため、単純に免疫を強化するだけでは、がんの増殖を抑えることができない。この免疫抑制というブレーキを、どのようにしてはずすかが、近年のがん医療の重要なテーマになっている。そして、天然物由来のシイタケ菌糸体エキス（以下、シイタケ菌糸体）にも、その働きが期待されている。</p>
<p class="area_10">今回発表された研究は、大腸がん、肺がん、前立腺がんなど、さまざまながん種の患者さんを対象に、シイタケ菌糸体を4週間摂取してもらい、QOLの変化を評価したものである。多施設で行われた研究で、対象者は68人だった。その結果、QOLを改善することが確認された。層別解析では、特にⅢ期とⅣ期の患者さんで、QOLがよく改善しているという結果が出ている。また、化学療法受けていて病巣がある人、温熱療法を受けている人では、シイタケ菌糸体を摂取したことが、QOLの改善に関連していることが示唆されていた。</p>
<p class="area_10">どのような症状が改善しているのか、QOLの内容を見ていくと、身体症状の改善、特に疲労の改善において、LEMを摂取した人としなかった人で有意差が出ていた。</p>
<p class="area_10">化学療法を受ける患者さんにとって、疲労はQOLを低下させる重要な症状である。LEMのこの働きは、患者さんにとって福音となると考えられる。</p>
</div>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/9cd365ea7c6a29f070d07f87af4a4c03.jpg" border="0" alt="表3　原発巣の詳細" class="sp100"></p>
<div class="more_link mb40">
<strong>研究関連情報</strong></p>
<ul>
<li><a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_new" rel="noopener">小林製薬の中央研究所</a></li>
</ul>
</div>
<h3>特別講演　樹皮の抗酸化・抗炎症作用</h3>
<div class="txt">
<p class="area_10">南米産の高木の内部樹皮を煎じた液であるタヒボは、現地では古くから、湿疹、乾癬、真菌感染、皮膚がんなどを含むさまざまな皮膚病の薬として用いられてきた歴史がある。１９６０年代に抗がん効果のあることがわかって以来、基礎研究と臨床研究が続けられ、１９９０年代には抗腫瘍効果を持つ成分が見つかり、その有効性が検証されてきた。</p>
<p class="area_10">今回はタヒボに含まれる有効成分の探索が行われた。その結果、抗酸化作用を有する成分、抗炎症作用を有する成分、抗アレルギー作用を有する成分を同定することができた。</p>
<p class="area_10">これらの結果から、タヒボには抗がん効果だけでなく、抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用があると考えられる。それにより、生活習慣病の予防や健康保持に、一定の寄与ができるものと期待されている。</p>
</div>
<h2>免疫に働きかけて動脈硬化やがんを抑制する</h2>
<h3>特別講演　動脈硬化の予防に役立つ</h3>
<div class="txt">
<p class="area_10">品種改良で作られた痛みにくいメロンから、抗酸化酵素のSOD（スーパーオキシドジスムターゼ）を抽出し、これを小麦のたんぱく質でコーティングする。こうして作られた物質がグリソディン（GliSODin）である。この物質をマウスに与え、免疫系にどのような影響があるのかが調べられた。</p>
<p class="area_10">その結果、グリソディンを与えると、炎症を起こす作用を持つTNF-αが減少し、炎症を抑える作用を持つインターロイキン10が増えることがわかった。また、活性酸素の量からも、グリソディンに抗酸化作用があることがわかった。</p>
<p class="area_10">動脈硬化の高リスク者（脳卒中の家族歴と肥満がある）を対象にした研究が行われた。食事療法のみ行う群と、食事療法とグリソディン投与を行う群に分け、2年後に頸動脈内膜中膜複合体の厚さ（IMT）で動脈硬化の状態を判定した。その結果、食事療法だけの群ではIMTが悪化しているが、グリソディン投与を加えた群では徐々に改善しており、両郡に有意な差が認められた。</p>
<p class="area_10">グリソディンは免疫系に関与することで抗酸化力を発揮し、動脈硬化の予防に有効であることが確認された。</p>
</div>
<h3>特別講演　インフルエンザを抑える</h3>
<div class="txt">
<p class="area_10">ガゴメ昆布<a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン</a>は、マウスの研究では、用量依存的に腫瘍の増殖を抑えることが知られている。その理由を探ってみると、ガゴメ昆布フコイダンの投与により、免疫細胞の一種であるNK細胞の活性が高まることが分かってきた。</p>
<p class="area_10">こうした免疫機能の向上により、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する効果もあるのではないかと、マウスを使った実験が行われた。インフルエンザウイルスに感染させ、コントロール群、タミフル投与群、ガゴメ昆布フコイダン投与群で、肺のウイルス量を比較したのである。その結果、タミフル群ほどではないが、ガゴメ昆布フコイダン群でもウイルスの増殖が抑えられることがわかった。</p>
<p class="area_10">タミフル耐性のウイルスで実験すると、タミフルでは増殖が抑えられなかった。ところが、ガゴメ昆布フコイダンは、このウイルスに対しても増殖を抑制することが明らかになった。</p>
<p class="area_10">どうして増殖が抑えられるのかを解明するため、気道のIgA抗体の量が調べられた。その結果、気道のIgA抗体は、タミフルでは増加しないが、ガゴメ昆布フコイダンを投与すると増加していた。これにより、ガゴメ昆布フコイダンは、気道のIgA抗体を増やすことで、抗ウイルス作用を発揮するということが明らかになった。</p>
<p class="area_10">がん領域での臨床研究も行われている。抗がん剤治療を終えた16人を対象に、ガゴメ昆布フコイダンを投与した。その結果、NK活性が低い人に限ると、NK活性が有意に向上することが明らかになった。
</p>
</div>
<h2>患者さんを対象にした研究結果が揃ってきた</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">がん領域における補完代替医療は、機能性食品を中心に、広く利用されている。がんの患者さんの補完代替医療の利用率については、44.6％（「我が国におけるがん代替療法に関する研究」による）というデータがある。まさに半数弱の患者さんが利用しているわけだ。</p>
<p class="area_10">その一方で、これまでは研究データが乏しいという問題があった。しかし、今回の学会での発表を見ると、長年にわたって研究が継続され、</p>
<p class="area_10">多くの価値あるデータが集積されているものもあるようだ。</p>
<p>また、動物実験にとどまらず、健常者やがん患者を対象とした臨床研究の結果も報告されるようになっている。一部の成分については、有用性についても、安全性についても、十分な研究データが揃いつつある。研究データが乏しいという課題も、次第に克服されつつあるという印象を持った。</p>
</div>
<div class="more_link mb40">
<strong>研究関連情報</strong></p>
<ul>
<li><a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_new" rel="noopener">産学連携品電子図書館&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_new" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a></li>
</ul>
</div>
<h1>「学会関連」「専門家解説」の公開記事の一覧</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１９回）そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１８回）そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１４回）そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１１回）そこが知りたい　谷川啓司先生による　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3602">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第８回）そこが知りたい「がん免疫療法」初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口 力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/immuno/post_3463">第21回 日本補完代替医療学会レポート<br />エビデンスレベルの高い研究が報告されるようになってきた</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/immuno/post_3346">第77回日本癌学会学術総会レポート<br />がん治療における”内なる”免疫力の重要性</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_3222">特報：第20回日本補完代替医療学会学術集会レポート<br />がん領域でエビデンスレベルの高い天然素材の研究に注目が集まる</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第３回 ）小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/adverse/post_3157">第21回日本統合医療学会レポート<br />キノコの菌糸体、漢方、鍼灸、ヨガによる副作用やＱＯＬ対策が注目を集める</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/advance/post_2846">＜シリーズ先端医療―免疫新薬―＞<br />難治がん・転移がんの集中治療・往診治療がん幹細胞を克服するコツ<br />抵抗性の強いがんを制覇するには、がん幹細胞に特異的なペプチドワクチンを用いる〜</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_2164">第19回日本補完代替医療学会学術集会レポート<br />免疫やがん領域に関わるキノコの菌糸体や発酵成分の発表が注目を集める</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_1231">第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート<br />免疫の状態をよくすることで がんの闘病を支える補完代替医療に期待</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_984">第23回日本乳癌学会学術総会レポート</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_454">第52回日本癌治療学会レポート<br />がん治療の効果を高める「免疫抑制の解除」の最前線<br />免疫力を高める方法が変わる　世界的に注目を集める話題を取材</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_971">がん治療における補完代替医療研究の最前線<br />─乳がんホルモン療法施行患者におけるシイタケ菌糸体の臨床研究─</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_449">製薬企業が挑む「がん治療の効果を高める免疫抑制対策」<br />─免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体研究─</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_445">進歩する「新時代のがん免疫治療」<br />─ 免疫抑制からの脱却による「がん治療の展望」 ─</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_442">がん免疫を無力化する免疫抑制細胞の正体<br />─ 免疫抑制対策ががん治療の成否を分ける ─</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_433">がんの転移・再発を防ぐ がん治療を成功に導く免疫の最新研究</a></li>
</ul>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>がん治療における補完代替医療研究の最前線 ─乳がんホルモン療法施行患者におけるシイタケ菌糸体の臨床研究─</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/article/post_971</link>
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		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 06 Mar 2016 02:30:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[バックナンバー]]></category>
		<category><![CDATA[βグルカン]]></category>
		<category><![CDATA[アラビノキシラン]]></category>
		<category><![CDATA[抗がん剤]]></category>
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		<category><![CDATA[乳がん]]></category>
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					<description><![CDATA[がん治療における補完代替医療研究の最前線 ─乳がんホルモン療法施行患者におけるシイタケ菌糸体の臨床研究─ 鈴木信孝　金沢大学大学院医学系研究科 臨床研究開発補完代替医療講座特任教授 （2014年.vol12） 　日本補完 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>がん治療における補完代替医療研究の最前線<br />
─乳がんホルモン療法施行患者におけるシイタケ菌糸体の臨床研究─</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2014_vol_12/sennsei.jpg" alt="鈴木先生" class="imgcenter sp50">
</div>
<div class="exp">
鈴木信孝　金沢大学大学院医学系研究科 臨床研究開発補完代替医療講座特任教授<br />
（2014年.vol12）
</div>
</div>
<div id="contents">
<div class="txt">
　日本補完代替医療学会は、代替医学領域における基礎的・臨床的研究の促進と情報の収集・交換を図り、代替医療の進歩・普及・発展への寄与を趣意としている。２０１３年11月30日（土）と12月１日（日）の２日間にわたり、同学会の学術集会（第16回）が石川県金沢市の金沢勤労者プラザにおいて開かれた。<br />
　その１日目に、同学会の理事長を務める鈴木信孝氏（金沢大学大学院医学系研究科 臨床研究開発補完代替医療講座 特任教授）が「シイタケ菌糸体抽出物の概要と有用性」というタイトルの話を繰り広げた。その講演の中心は「乳がんホルモン療法施行患者におけるシイタケ菌糸体の臨床研究」で、積年の研究成果などが発表された。
</div>
<h2>シイタケ菌糸体の特長とがん治療補助への可能性</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">鈴木氏は、これまでさまざまな機能性食品(functional foods)のエビデンスをわかりやすく多くの人に伝えることも大切だと捉え、複数の学会でそれを発表してきた。</p>
<p class="area_10">講演をスタートさせるにあたり、鈴木氏はシイタケ菌糸体抽出物について述べた。<br />
「今日は機能性成分のお話の一環として、シイタケ菌糸体抽出物を取り上げます。シイタケに限らずキノコは、山火事などが起きるとその胞子を遠くに飛ばし、自分の子孫を残します。ですから、本当のシイタケの実体は菌糸体だと言えるかもしれません」</p>
<p class="area_10">一般的に、私たちが口にするシイタケのキノコの形状をした部分を「子実体」と呼んでいる。そして、シイタケの「菌糸体」は、目には白い糸状のように映り、子実体の種や母体のようなものである。<br />
「シイタケ子実体由来のレンチナンは、胃がんの抗がん剤として承認されています。その主成分は、β‐１、３‐グルカンという多糖体です。そして、レンチナンは、シイタケの子実体を利用した薬剤として知られています」</p>
<p class="area_10">鈴木氏は、キノコの抗腫瘍効果に疑いを持つ医師には、レンチナンの話をしているという。<br />
「レンチナンは、手術不能または再発胃がん患者におけるテガフールという薬剤との併用による生存期間の延長が認められています。レンチナンとテガフールとの併用療法による胃がんの患者さんの５年生存率は、明らかな有意差を持って延長します。」</p>
<p class="area_10">鈴木氏は、この子実体だけでなく、菌糸体の抽出物にもっと大きな秘密が隠されていると説く。そのシイタケ菌糸体の抽出物は、東京大学、富山医科薬科大学などのグループによって、抗腫瘍と免疫調節作用についての研究が始まった。さらに、小林製薬株式会社などの製薬会社も長年にわたり、研究を進めている。<br />
「シイタケ菌糸体の抽出物は、がんの予防にも使用できるかもしれないですし、再発予防にも使用できるかもしれません。あるいは、がん治療補助にも応用できるかもしれないということで、注目を集めています」</p>
<p class="area_10">シイタケ菌糸体の抽出物の製造法は、まずその菌糸体を培地に植えることから始める。次に、安定環境で約５カ月間にわたり培養する。すると、菌糸体が成長してくる。それを粉末化・顆粒化するとシイタケ菌糸体抽出物（以下：シイタケ菌糸体）ができる（図１）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2014_vol_12/01_01.jpg" alt="図2" class="imgcenter sp100"></p>
<p class="area_10">「シイタケ菌糸体の主な有用成分は、多糖類、フェノール類のほか、その他の未同定の成分もあるとされています。その点でも、将来的に同定される有用物質も出てくる可能性があると言えます。さらに、シイタケ菌糸体の多糖類の特徴は、αグルカンにあります。その他、もちろん、βグルカンもありますし、アラビノキシランも含まれています。他にも抗酸化作用を持つ、シリンガ酸、バニリン酸や免疫調節作用のあるリグニンといった有用成分も含まれています」現在、このようなシイタケに限らずキノコ由来の免疫活性化効果を持ち合わせている成分が注目されている。そし て、さまざまな研究開発が行われているのである。</p>
</div>
<h2>ヒト臨床研究で機能性を確認する</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">シイタケ菌糸体の研究は１９９０年代にスタートした。２００１年からは全国10以上の大学医学部が参加して臨床研究を進める研究会も開催されているという。<br />
「がん患者さんを対象とする臨床研究をするのは、簡単なことではありません。というのは、もちろんご本人の同意も必要ですし、さまざまながんのいろいろなステージの方々がいらっしゃるからです。さらに、その人自身が持病を抱えている場合もあり、均一な動物実験のようにはいきません。それでも、試験管内試験、動物試験の次には臨床研究を行っていないと、シイタケ菌糸体のような日本の機能性成分を国際的に広げることができません。シイタケ菌糸体については、症例数こそ十分ではありませんが、きちんとした形で、がん患者さんを対象にした臨床研究が行われているのです（図２）。」</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2014_vol_12/01_02.jpg" alt="図2" class="imgcenter sp100"></p>
<p class="area_10">　</p>
</div>
<h2>乳がんホルモン療法時の併用でＱＯＬが改善</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">鈴木教授らのグループも、石川県内の総合病院で、乳がんの術後でホルモン療法を実地している20例を対象に、シイタケ菌糸体の有用性を調査した臨床研究を実施した。その期間は12週間で、最初の４週間はホルモン療法だけを行った。その後の８週間は、１日に１・８ｇのシイタケ菌糸体摂取を併用。こうして有用性を評価したのである。この間の評価の回数は計４回。試験開始時（０週目）と４週目・８週目、そして試験終了の12週目であった。</p>
<p class="area_10">その結果、シイタケ菌糸体を摂取した後ではＱＯＬが改善し、とりわけ「活力」のスコアがいちばん改善していた（図３）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2014_vol_12/01_03.jpg" alt="図3"class="imgcenter sp100"></p>
<p class="area_10">「がん患者さんは、どうしても活力が少なくなってしまいます。そして、今回のデータから言えるのは、シイタケ菌糸体を摂取すると、活力が出てくるということです。シイタケ菌糸体を摂取すると肝機能が改善されるというデータもあるのですが、いずれにしても、ＱＯＬを上昇させることは、臨床上、患者さんを診るときに重要なことです」</p>
</div>
<h2>免疫状態が低い患者さんの免疫状態を改善する</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">また、今回の臨床研究では採血を行って、シイタケ菌糸体を摂取したことで、どれだけ免疫機能が改善されたのかに関しても検証されている。その結果、シイタケ菌糸体摂取前に免疫の値が低かった患者さんでは、摂取後にその値が上昇していた(図４)。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2014_vol_12/01_04.jpg" alt="図4" class="imgcenter sp100"></p>
<p class="area_10">「症例数が少ないので全体で見ると免疫機能の有意差が表れにくかったのですが、（20例中の）摂取前の値が低かった６例で見てみると、シイタケ菌糸体摂取後の４週目・８週目で上昇していました。臨床上では、免疫機能が低い人が上がればいいので、元々、免疫機能が正常な人はそれ以上に上がる必要はないのかもしれません。ですから、この結果は理想的であった可能性があります。たとえば、症例数を１００例近くに増やすと、免疫機能に関しても全体的な有意差が出た可能性があります。こうした小規模な臨床研究は、将来の大規模な臨床研究をするときの大きなヒントを残してくれます」</p>
</div>
<h2>乳がん以外でもシイタケ菌糸体の臨床研究が進む</h2>
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<p class="area_10">鈴木氏は、「乳がんホルモン療法施行患者におけるシイタケ菌糸体の臨床研究」について、次のように結んだ。</p>
<p class="area_10">①乳がん術後ホルモン療法患者におけるシイタケ菌糸体の摂取は、患者さんのＱＯＬを改善することが示唆される。</p>
<p class="area_10">②乳がん術後ホルモン療法患者で、免疫状態が低い患者さんにおけるシイタケ菌糸体の摂取は、免疫状態（サイトカイン産生能）を改善することが示唆される。</p>
<p class="area_10">その後、鈴木氏は、他の施設で行われた「乳がん術後化学療法におけるシイタケ菌糸体摂取」によって免疫機能の低下が改善した論文報告や、「消化器がん化学療法におけるシイタケ菌糸体摂取」によって免疫機能が上昇した論文報告(図2)などを紹介し、講演を終えた。<br />
シイタケ菌糸体の臨床研究は、日々、進んでいる。がん補完代替医療分野においては、乳がんホルモン療法中の患者さんなどに対し、ＱＯＬの向上・免疫機能を高める、という結果が紹介された講演であった。</p>
<p class="area_10">
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2014_vol_12/shiitake_131130.pdf" target="_blank" rel="noopener"><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2014_vol_12/shiitake_131130.jpg" alt="パンフ" class="sp50"></a></p>
<p class="area_10"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2014_vol_12/shiitake_131130.pdf" target="_blank" class="sp50" rel="noopener">↑当日配布されたパンフレット</a></p>
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<h2>この記事の関連リンク</h2>
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<li><a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&amp;gid=1&amp;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_new" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a></li>
</ul>
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<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/meta/metanews">がんの転移・再発予防の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
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