シイタケ菌糸体の有用性や副作用を検証【最新情報】

目次

1.シイタケ菌糸体とは

「菌糸体(きんしたい)」は、いわゆるシイタケの「実」(食べるところ)の部分ではなく、シイタケの「根」に当たる部分になります。椎茸は日 本では最も抗癌研究がされてきた食品成分の一つで、1985年には、椎茸から抽出された「レンチナン」という成分が「免疫力を高めて癌を抑える」医薬品と して厚生労働省から認可されています。その後に、「シイタケ菌糸体」の研究が進められ、がん患者を対象とした臨床研究は複数実施されており、有用性を示唆している報告もあります。特に、癌による免疫抑制状態から回復させる作用についての研究が進められています。

2.「がんの先進医療」掲載記事

記事タイトル(掲載号) 概要
<Web公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第10回 食道がん(がんの先進医療:52号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による食道んにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<Web公開記事>
宮西ナオ子の がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第9回 前立腺がん(がんの先進医療:51号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による前立腺がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、
サプリメント成分の研究比較 第8回 胃がん
(がんの先進医療:50号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による胃がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、
サプリメント成分の研究比較 第7回子宮がん、卵巣がん
(がんの先進医療:49号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による子宮がん、卵巣がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、
サプリメント成分の研究比較 第6回膀胱がん
(がんの先進医療:48号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による膀胱がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ 第10回 β- グルカン(ベータグルカン)(がんの先進医療:47号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による、「サプリメント成分」に対するβ – グルカンの基礎情報や歴史、その効果などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・ 栄養や、サプリメント成分の研究比較 第5回肝臓がん(がんの先進医療:46号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による肝臓がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、
サプリメント成分の研究比較 第4回膵臓がん
(がんの先進医療:45号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による膵臓がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ 第9回 免疫力編(がんの先進医療:44号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による、「サプリメント成分」に対する「がんと免疫力」に関する基本的な知識や主に「ヒト臨床試験」の研究論文の解説などが紹介されている。
<公開記事>
山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第17回 )そこが知りたい がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食(療法)」(がんの先進医療:43号)
医療法人杉原クリニックの古川健司院長に、糖質を制限し、がん細胞がエサにできない「ケトン体」にエネルギー源を切り替えることで、体力を保ったまま“がん細胞”を弱体化させる「免疫栄養ケトン食(療法)」について話を伺った。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第3回 肺がん(がんの先進医療:43号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による肺がんにおける生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第2回 大腸がん(がんの先進医療:42号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による大腸がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<公開記事>
宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第1回 乳がん(がんの先進医療:41号)
宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)による乳がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。
<Web公開記事>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第11回)そこが知りたい 谷川啓司先生による 再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線>>(がんの先進医療:37号) ビオセラクリニックの谷川啓司院長に、再発を防ぐための 基礎知識から最新の治療法「ネオアンチゲン療法」までの、『がん免疫治療』の最前線について話を伺った。
<Web公開記事>新シリーズ 宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ 第2回 シイタケ菌糸体(がんの先進医療:34号) 宮西ナオ子先生(生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士)によるシイタケ菌糸体に関するがん研究の歴史の説明、実際の素材を通した栽培・観察などの体験談、ヒト臨床試験の研究論文の解説などが紹介されている
<Web公開記事>第21回 日本補完代替医療学会レポート
エビデンスレベルの高い研究が報告されるようになってきた>>
(がんの先進医療:32号)
「人間と動物の健康促進・未病改善をめざして」をテーマに2018年11月10日・11日の両日、第21回の「日本補完代替医療学会」が開催された。

関連リンク:
産学連携品電子図書館(シイタケ菌糸体)>>
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>

<Web公開記事>第77回日本癌学会学術総会レポート
がん治療における”内なる”免疫力の重要性>>
(がんの先進医療:31号)
2018年9月27~29日、第77回「日本癌学会学術総会」が開催された。日本癌学会は、がん研究の発達を図る目的で、がんの基礎研究から臨床研究まで、幅広い研究に関係する学会である。多岐にわたる研究結果の中から島根大学医学部の原田守教授による「がん治療における〝内なる〟免疫力の重要性」を紹介しておきたい。

関連リンク:
産学連携品電子図書館(シイタケ菌糸体)>>
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>

<Web公開記事>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第5回 )
プレシジョン・メディシン Precision Medicine/精密医療>>
(がんの先進医療:31号)
東京ミッドタウンクリニック院長 東京ミッドタウン先端医療研究所所長の田口淳一先生にプレシジョン・メディシン(Precision Medicine/精密医療)についてお話を伺いました。その際にシイタケ菌糸体について言及されています。
<Web公開記事>特報:第20回日本補完代替医療学会学術集会レポート がん領域でエビデンスレベルの高い天然素材の研究に注目が集まる>>(がんの先進医療:30号) 第20回日本補完代替医療学会学術集会が、帝京国際大学の池袋キャンパスで開催された。今回の学術集会で印象的だったのは、科学的エビデンスのしっかりした研究報告が増えてきたことだった。

関連リンク:
産学連携品電子図書館(シイタケ菌糸体)>>
産学連携品電子図書館(フコイダン)>>
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>
ウィキペディア(霊芝)>>
ウィキペディア(フコイダン)>>

<Web公開記事>第21回日本統合医療学会レポート キノコの菌糸体、漢方、鍼灸、ヨガによる副作用やQOL対策が注目を集める>>(がんの先進医療:29号) 21回目を迎えた「日本統合医療学会」が2017年11月25、26日に開催された。同学会は、統合医療(西洋医学、相補・代替医療、伝統医療などを統合した医療)に関わる医療者や研究者の資質向上、統合医療の進歩発展、教育ならびに研究の促進を図り、国民医療の向上に貢献することを目的としており、年に1回、大会が開催されている。

関連リンク:
産学連携品電子図書館(シイタケ菌糸体)>>
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>

<Web公開記事>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第3回 )
小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」 患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目!>>
(がんの先進医療:29号)
がん患者さんのQOL(生活の質)をいかに維持していくか、がんとのやさしい付き合い方を求めて、連載第3回目は小林製薬株式会社中央研究所でがんの免疫研究を続けている松井保公さんにシイタケ菌糸体についてお話を伺いました。

関連リンク:
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>

<Web公開記事>第55回日本癌治療学会学術集会レポート 大腸がん治療の副作用に対する新しいアプローチ>>(がんの先進医療:28号) 第55回日本癌治療学会学術集会が「それぞれの癌、それぞれの生」をテーマに、横浜市の「パシフィコ横浜」で開催された。補完代替医療の中で特に免疫やがん領域におけるキノコの菌糸体や発酵成分に対する関心の高さをうかがうことができた。

関連リンク:
産学連携品電子図書館(シイタケ菌糸体)>>
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>

<Web公開記事>第19回日本補完代替医療学会学術集会レポート 免疫やがん領域に関わるキノコの菌糸体や発酵成分の発表が注目を集める>>(がんの先進医療:24号) 「CAMの科学的エビデンス-基礎から臨床への橋渡し-」をテーマに補完代替医療に関わるさまざまな研究発表が行われた。補完代替医療に関わるさまざまな研究発表があった中で、特にシイタケ菌糸体や発酵成分に関わる講演や報告が多くあった。

関連リンク:
産学連携品電子図書館(シイタケ菌糸体)>>
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>
ウィキペディア(霊芝)>>

<Web公開記事>第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート 免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待>>(がんの先進医療:24号) 免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待。シイタケ菌糸体の話題も。

関連リンク:
産学連携品電子図書館(シイタケ菌糸体)>>
産学連携品電子図書館(フコイダン)>>
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>
ウィキペディア(フコイダン)>>

<Web公開記事>第23回日本乳癌学会学術総会レポート 仕事・余暇を楽しめる乳がんの新しい薬物治療のあり方>>(がんの先進医療:18号) 乳癌の薬物療法の新しい考え方がわかる。乳癌学会の厳選口演内容を取材リポート。

関連リンク:
小林製薬の中央研究所(シイタケ菌糸体)>>

<Web公開記事>第52回日本癌治療学会学術集会レポート がん治療の効果を高める「免疫抑制の解除」の最前線>>(がんの先進医療:15号) 免疫力を高める方法が変わる,世界的に注目を集める話題を取材。最新医薬品開発からシイタケ菌糸体の話題も。
<Web公開記事>第16回日本補完代替医療学会学術集会レポート がん治療における補完代替医療研究の最前線>>(がんの先進医療:12号) 同学会の理事長を務める鈴木信孝氏が講演を行い、シイタケ菌糸体の抽出物が、再発予防やがん予防にも使用できる可能性があることについて言及している。
<Web公開記事>急速に進歩する「新時代のがん免疫治療」 ―免疫抑制からの脱却による「がん治療の展望」>>(がんの先進医療:10号) 進歩するがん免疫治療の解説。免疫抑制を解除することでがんに対する免疫力が高まって、治療効果がアップすること。多くの研究者や製薬企業が、免疫抑制解除の治療法を開発している状況について解説しています。 柴田昌彦先生(埼玉医科大学国際医療センター消化器病センター消化器腫瘍科 教授)解説。
<Web公開記事>がん免疫を無力化する免疫抑制細胞の正体 ─ 免疫抑制対策ががん治療の成否を分ける ─>>(がんの先進医療:10号) がんの患者の治療の成否は、患者の免疫力に左右されること。患者の免疫力を高めるには、免疫抑制の制御が左右することと、免疫抑制に対する最新の研究について解説している。 原田 守先生(島根大学医学部免疫学講座教授)解説。
<Web公開記事>製薬企業が挑む「がん治療の効果を高める免疫抑制対策」―免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体研究>>(がんの先進医療:10号) 免疫療法の成否を分けると考えられている「免疫抑制」に挑む製薬企業の研究状況について紹介されています。免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体に着目した経緯や最新研究についても解説している。
<Web公開記事>がんの転移・再発を防ぐ 
がん治療を成功に導く免疫の最新研究
(がんの先進医療:8号)
がんの転移・再発を防ぐ免疫研究の一例として、シイタケ菌糸体の研究事例を紹介しています。

3.「がん種別」の論文報告(シイタケ菌糸体の件数/他の素材を含めての件数)

癌種 シイタケ菌糸体の論文件数 その他成分の論文件数
乳がん>>
7件
3件
子宮がん>>
2件
1件
卵巣がん>>
2件
1件
大腸がん>>
4件
5件
胃がん>>
5件
1件
肺がん>>
2件
1件
前立腺がん>>
2件
2件
肝臓がん>>
1件
0件
膵臓がん>>
1件
1件
腎臓がん>>
1件
0件
胆道がん>>
2件
0件
皮膚がん>>
0件
0件
食道がん>>
1件
0件
膀胱がん>>
2件
0件
甲状腺がん>>
0件
0件
血液のがん>>
0件
2件
精巣がん>>
0件
0件
口腔がん>>
0件
3件
唾液腺がん>>
0件
3件
咽頭がん>>
0件
3件
喉頭がん>>
0件
3件
鼻腔・副鼻腔がん>>
0件
3件

4.「治療状況別」の論文報告(シイタケ菌糸体の件数/他の素材を含めての件数)

癌種 シイタケ菌糸体の論文件数 その他成分の論文件数
抗がん剤【治療中】>>
2件
9件
抗がん剤【転移】>>
1件
1件
抗がん剤【再発】>>
1件
0件
抗がん剤【手術後】>>
5件
2件
放射線治療>>
0件
4件
ホルモン療法>>
1件
2件
免疫細胞療法>>
3件
0件
温熱療法>>
1件
0件
再発予防>>
1件
0件

5.「身体の状態別」の論文報告(シイタケ菌糸体の件数/他の素材を含めての件数)

癌種 シイタケ菌糸体の論文件数 その他成分の論文件数
免疫機能>>
8件
1件
QOL>>
8件
5件
治療の副作用>>
1件
5件

6.シイタケ菌糸体の主な論文報告

掲載日/掲載誌内容概要対象とする
がん種
/治療法
2017年
日本補完代替医療学会誌
様々な治療背景を持つがん患者のQOL改善報告金沢大学の研究グループが、様々な治療背景を持つ癌患者が、各治療と並行してシイタケ菌糸体を摂取したところ、QOL(心理的スコア、疲労スコア)の改善を示したという報告
  • 乳がん
  • 子宮がん
  • 卵巣がん
  • 大腸がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 前立腺がん
  • 肝臓がん
  • 腎臓がん
  • 胆道がん
  • 膀胱がん
  • 抗がん剤【治療中】
  • 抗がん剤【転移】
  • 免疫細胞療法
  • 温熱療法
  • QOL
  • 2017年
    Mol Clin Oncol.誌
    乳癌患者への補助化学療法との併用によるQOLおよび免疫機能の改善報告【ランダム化比較試験】 日本の研究グループが、乳癌患者が、アントラサイクリンベースの術後補助化学療法とシイタケ菌糸体を併用摂取したところ、患者のQOLおよび免疫機能の維持の有用性を示したという報告
  • 乳がん
  • 抗がん剤【手術後】
  • 免疫機能
  • QOL
  • 2016年
    Altern Ther Health Med.誌
    免疫療法受療中の癌患者のQOLおよび免疫機能の改善報告日本の研究グループが、免疫療法受療中の癌患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取したところ、QOLおよび免疫機能を改善する可能性を示したという報告
  • 免疫細胞療法
  • 免疫機能
  • QOL
  • 2013年
    Onco Targets Ther誌
    乳がん術後補助化学療法実施患者における、免疫向上・QOLに対する有用性報告山口大学医学部において、乳がん術後補助化学療法実施患者がシイタケ菌糸体エキスを4週間摂取した結果、NK活性などの免疫力と体力も回復したと報告しています。
  • 乳がん
  • 抗がん剤【手術後】
  • 免疫機能
  • QOL
  • 2013年
    Asian Pac J Cancer Prev 誌
    乳がん術後ホルモン療法施行患者における、免疫向上・QOLに対する有用性報告金沢大学医学部関連病院において、乳がん術後ホルモン療法実施中の患者がシイタケ菌糸体エキスを8週間摂取した結果、免疫指標が改善し、QOLも回復したと報告されています。
  • 乳がん
  • ホルモン療法
  • 免疫機能
  • QOL
  • 2012年
    Gan To Kagaku Ryoho誌
    がん免疫療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・QOLに対する有用性報告東京女子医科大学関連医院において、がん免疫療法を実施中の患者がシイタケ菌糸体エキスを4週間摂取した結果、癌による免疫抑制の進行が抑えられ、QOLも回復したと報告されています。
  • 乳がん
  • 大腸がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 膵臓がん
  • 胆道がん
  • 免疫細胞療法
  • 免疫機能
  • QOL
  • 2011年
    AJCM誌
    癌化学療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・QOLに対する有用性報告広島大学医学部のグループが乳癌・胃・大腸がんで術後補助化学療法、食道・大腸再発癌の化学療法を行っている患者がシイタケ菌糸体を摂取すると、NK活性などの免疫力が上昇し、QOLも改善した報告しています。
  • 乳がん
  • 大腸がん
  • 胃がん
  • 食道がん
  • 抗がん剤【再発】
  • 抗がん剤【手術後】
  • 免疫機能
  • QOL
  • 2011年
    Asian Pac J Cancer Prev誌
    胃癌・大腸癌化学療法実施患者における、抗がん剤副作用軽減に対する有用性報告近畿大学医学部のグループが、進行胃・大腸がんで化学療法を実施している患者が、シイタケ菌糸体エキスを2-4週間摂取すると、化学療法による副作用が抑えられたと報告されています。
  • 大腸がん
  • 胃がん
  • 抗がん剤【治療中】
  • 抗がん剤【手術後】
  • 治療の副作用
  • 2009年
    米国癌学会
    がん再発予防期待者における、免疫向上・免疫抑制軽減に対する有用性報告福岡大学医学部と小林製薬のグループが、癌で治療後に癌の再発予防を期待する患者が、シイタケ菌糸体含有食品を20週間摂取したところ、摂取前に落ちていた免疫力が健常者レベルまで回復したと報告しています。
  • 子宮がん
  • 卵巣がん
  • 胃がん
  • 前立腺がん
  • 膀胱がん
  • 再発予防
  • 免疫機能
  • 2005年
    癌と化学療法誌
    乳癌化学療法実施患者における、免疫向上・QOLに対する有用性報告山口大学医学部のグループが、リンパ節転移乳癌の手術後に化学療法を実施している患者がシイタケ菌糸体を摂取すると、白血球減少が抑えられ、NK活性などの免疫力と体力も回復したと報告しています。
  • 乳がん
  • 抗がん剤【手術後】
  • 免疫機能
  • QOL
  • 7.シイタケ菌糸体の関連リンク

    (作成:編集部)

    シイタケ菌糸体以外の免疫力改善成分について

    • イラストで理解できるがんと免疫

    あなたにおススメの記事はこちら

    がん治療の効果を高める「免疫抑制の解除」の最前線

    <Web公開記事>
    がんの治療効果を高めるには、免疫抑制を解除し、低下した免疫力を回復させることが重要であるということが明らかになってから、この分野の研究は急速に進みつつある。第52回「日本癌治療学会」において、免疫抑制細胞の異常増殖を抑える方法の研究が、着々と進んでいることが言及されている。

    がん温熱療法 ハイパーサーミア「サーモトロンRF−8」

    <Web公開記事>
    ハイパーサーミア(がん温熱療法)装置「サーモトロンRF – 8」、改良型電磁波加温装置「ASKI RF–8」を開発した、元株式会社山本ビニター専務取締役、現株式会社ピー・エイチ・ジェイ取締役最高技術部長・山本 五郎(いつお)氏にお話を伺いました。

    がん種別・治療状況別の研究成果比較

    <Web公開記事>
    免疫力改善成分ごとに、ヒト臨床試験の論文について、紹介しています。

    【特集】「新連載」山田邦子の がんとのやさしい付き合い方・人気の記事

    山田邦子のがんとのやさしい付き合い方:耐える治療から、やさしい治療やケアへ(インタビュアー:乳がんを経験された山田邦子さん)

    乳がんを経験された山田邦子さんが、がん患者さんが安心して治療に臨める情報を発信

    【小林製薬】「シイタケ菌糸体」患者の低下しやすい免疫力に作用!

    <Web公開記事>
    がん患者さんのQOL(生活の質)をいかに維持していくか、小林製薬株式会社中央研究所でがんの免疫研究を続けている松井保公さんにお話を伺いました。

    【南雲吉則】がん予防のための がんを寄せつけない「命の食事」 

    <Web公開記事>
    テレビでおなじみの南雲吉則先生が提唱する「がんから救う命の食事」を中心に、がん患者さんとそのご家族にも役立つ、がん予防のための「食の在り方」について、話を伺った。