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	<title>がんとのやさしい付き合い方 &#8211; がんの先進医療｜蕗書房</title>
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	<description>「がんの先進医療」では、がん治療の選択肢を広げる科学的な根拠に基づく「情報」を提供していきます。</description>
	<lastBuildDate>Thu, 23 May 2024 13:58:31 +0000</lastBuildDate>
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		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第27回)そこが知りたい「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</title>
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		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 23 May 2024 12:56:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
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					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第27回) そこが知りたい「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？ 外科医として胃がん、大腸がんなどの手術を中心に治療してきた船戸崇史医師は、今か [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第27回)<br />
そこが知りたい「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>外科医として胃がん、大腸がんなどの手術を中心に治療してきた船戸崇史医師は、今から15年前に自ら腎臓がんを経験されたことにより、「がんは自らの生活習慣を含めた『生き方』がつくり出したもの」という結論に至ったといいます。そこで生活習慣や「生き方」を見直すために２０１８年、日本初といわれる宿泊療養施設「〝がん予防滞在型リトリート〟リボーン洞戸」を開業。ここでは、自然治癒力（免疫力）を引き出すための「がんが嫌がる５つの生活習慣」を実践して、患者さんの生き方を見直すお手伝いをしています。今回は先生の提唱する考え方、そして日々、自然発生するがん細胞を、免疫細胞が退治するという「がんを消す仕組み」について聞きました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/7919969064759f348ec725f619dea3c5.png" alt="船戸崇史（ふなと・たかし）" border="0" /></p>
<p class="quot">船戸崇史（ふなと・たかし）<br />
1959 年岐阜県生まれ。愛知医科大学医学部卒業後、1983 年岐阜大学附属病院第1 外科に入局し外科医に。厚生連養老中央病院、羽島市民病院、市立美濃病院、町立木曽川病院を経て外科の技術を習得。専門は消化器腫瘍外科。1994 年２月、船戸クリニック開業・院長。2018 年1 月からがん予防滞在型リトリート「リボーン洞戸」を開業・代表。所属学会：養老郡医師会理事、日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医。</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>船戸医師が腎臓がんを経験。がんになった原因は、今までの生き方が間違っていたから</h2>
<div class="txt">
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/9022b4019ace245b262bf04d6ce0890c-scaled-e1716468077804.jpg" alt="対談は2024年3月28日（木）、オンライン方式で船戸クリニックとアスリート・マーケティング社を結んで行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">対談は2024年3月28日（木）、オンライン方式で船戸クリニックとアスリート・マーケティング社を結んで行われた</p>
<p>山田<br />
船戸先生はもともと外科医のドクターで、外科手術を専門にしていたのですね？</p>
<p>船戸<br />
外科にあこがれ岐阜大学附属病院第１外科に入局した後、消化器腫瘍外科医として、胃がん、大腸がんなどの消化器系がんの手術を中心に執刀してきました。当時、がんはきれいに取り除けば治るという医学の常識がありましたので、ひたすら手術の技術を磨いてきたのです。しかし、がん細胞は切り取っても、発症した原因までは切り取れず、再発される患者さんが後を絶ちません。そこで根本的な治療を目指したいと思い１９９4年（平成6年）、岐阜県養老町に船戸クリニックを開業しました。</p>
<p>山田<br />
漢方医の奥様とご一緒に開業されたのですね。</p>
<p>船戸<br />
西洋医学の副作用を軽減したり、自然治癒力を高めたりする効果のある東洋医学やホリスティック医学も取り入れています。たとえば高濃度ビタミンＣ点滴療法、リンパ球点滴療法、オゾン療法、水素ガス療法、還元電子治療、漢方、気功などです。がんの再発予防にも力を入れる一方、特に在宅医療にも力を注いでいます。</p>
<p>山田<br />
ありがたいクリニックですね。ところが開業から 13年後、先生ご自身が腎臓がんを経験されるのですね？</p>
<p>船戸<br />
まさか自分ががんになるとは思いませんでした。 48歳でした。左腎がんでステージⅠｂ。腫瘍は６センチと診断されたんです。</p>
<p>山田<br />
私も46歳のときに乳がんが見つかり、手術と放射線治療をしました。先生と同じくらいの年齢で経験したんです。</p>
<p>船戸<br />
私の場合は手術のみでした。腎臓がんには抗がん剤や放射線は無効のため、術後１週間で退院しました。退院してからは他にやることもなく、術後の療養生活をしながら、「がんになったのは今までの生き方が間違っていた結果であり、本来の生き方から外れているという警告である」と考えました。そこでがんの原因と再発予防を探っていき、最終的に出た結論は、がんは２人に1人がなるという説は「ウソ」だということだったのです。</p>
<p>山田<br />
えっ？　ウソ&#x2049;　衝撃的です！<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/7a017c7d5cf4020ee360feca124cfd8c-scaled-e1716468276274.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021年3月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021年3月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
</div>
<h2>自然治癒力（免疫力）で治る邪魔さえしなければ、身体は治る</h2>
<div class="txt">
<p>船戸<br />
実は２人に２人が、がんになっているんです。ところが２人に1人は、自然治癒力でがんが消滅し、もう1人は自然治癒力を邪魔する生き方をしてきた結果、がんと診断される。つまり免疫力で治る邪魔さえしなければ、身体は治るのです。</p>
<p>山田<br />
要は自然治癒力なんですね。船戸　正常細胞は1秒間に５００万の細胞が新しくコピーして入れ替わっています。ところが30秒に 1個、1億５０００万個に1個の割合で異常な細胞が残ります。それががん細胞ですが、通常は身体にがん細胞ができかかると、たくさんのがん予防遺伝子が働いて、がん細胞をやっつけてくれているのです。</p>
<p>山田<br />
30秒に1個？　それでは今、こうして先生と話しているうちにもたくさんのがん細胞が生まれているというわけですね。</p>
<p>船戸<br />
1日に、５０００～６０００個のがん細胞ができるといわれています。</p>
<p>山田<br />
できるけど、自然に治る場合もあるということですね。</p>
<p>船戸<br />
がんはできてしまったらおしまいというわけではなく、身体の中には免疫があり、リンパ球のＮＫ細胞などが働いて、がん細胞をやっつけてくれます。われわれはそれを応援するような生活をすればよいわけです。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/af528380c210de397205700e109786c5-e1716468615691.jpg" alt="「最も大切なことは、がんになった生き方（生活習慣）を正すことです。原因を追究しないで同じような生活を送れば、再発する可能性は大きくなります」" border="0" /></p>
<p class="quot">「最も大切なことは、がんになった生き方（生活習慣）を正すことです。原因を追究しないで同じような生活を送れば、再発する可能性は大きくなります」</p>
<p>山田<br />
がん細胞の嫌いなことをすればいい？</p>
<p>船戸<br />
がん細胞は酸素が嫌い、熱が嫌い、砂糖が大好きなのです。ということは、日々の生活で、有酸素運動をする、お風呂にゆっくり入って体温を上げる、甘いものを控えることです。がんの言い分を聞き、それに反する生き方を実践しているうちに、「がん予防（再発予防）に重要な自然治癒力（免疫力／生命力）を高める生活習慣５か条」を提唱するに至りました。①十分な睡眠、②正しい食事、③適度な運動、④体を温める、⑤よく笑うことなのです（図 1）。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/35c364540afb16372203fea6ca47a43e.png" alt="図1：自然治癒力を引き出す５箇条" border="0" /></p>
<p class="quot">図1 自然治癒力を引き出す５箇条</p>
</div>
<h2>カタカナ文字の食品はなるべく避けたほうがいい</h2>
<div class="txt">
山田<br />
なるほど。まずは食事ですね。私も、がんになる前はチーズや乳製品が好きで、非常に偏った食生活をしていました。</p>
<p>船戸<br />
食品そのものに罪はないのですが、カタカナ文字のものはなるべく避けたほうがいいですね。たとえばケーキ、チップス、アイスクリームなどです。選択するのなら、できれば、ひらがなのほうがよい。あられ、せんべい、お饅頭のほうがよいというわけです。</p>
<p>山田<br />
おばあちゃんの知恵袋的な考え方を思い出しますね。</p>
</div>
<h2>８時間睡眠を心がけ、 22時から２時までしっかり眠ると、睡眠中に免疫力が働く</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
次に睡眠ですね。</p>
<p>船戸<br />
私がこれまで診てきたがん患者さんは、睡眠が足りていない、睡眠不足の方ばかりでした。私自身もがんと診断される前は、明らかに睡眠不足でした。</p>
<p>山田<br />
何時間くらい眠るといいのですか？</p>
<p>船戸<br />
統計的には7、８時間がいいといわれます。私の場合は 22時から６時までの８時間睡眠です。いずれにしても 22時から２時までしっかり眠ると、睡眠中に免疫力が働きますので、がん細胞はかなり減ります。スタンフォード大学の西野教授の説では、寝付いた後の90分、1時間半が最も大切だということです。</p>
<p>山田<br />
寝入りばなですね。</p>
<p>船戸<br />
ノンレム睡眠でも一番深い睡眠に入るところです。ですから 22時に寝るなら、この後の1時間半です。０時に寝たとしても、寝つきの90分が一番大切になります。</p>
<p>山田<br />
私も最近、十分な睡眠を心がけていますが、不足するときは昼寝を足して8時間にします。</p>
<p>船戸<br />
昼寝を30分以上するのは避けたいですね。 30分まではいいですが、それ以上寝ると、夜に眠れなくなるからです。なかなか寝付けない場合は、昼間に運動をすることですね。</p>
</div>
<h2>免疫力アップのお勧めは、ＨＳＰ（ヒートショックプロテイン）入浴法</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
次は身体を温めること。加温ですね。</p>
<p>船戸<br />
がんは熱が嫌いです。体温が一度上がると、がんをやっつけるリンパ球の活性が40％上がります。そこで週に２回くらいＨＳＰ（ヒートショックプロテイン）入浴法を取り入れることをお勧めします（図２）。方法としては最初に水分を十分に摂取し、40度のお湯で 20分、41度の場合は15分、42度の場合は10分というように入浴し、その後、温かい部屋で10分～15分ほど体温を保温するのです。</p>
<p>山田<br />
温泉に行き、身体が十分に温まっているときは、体内の悪いものがなくなっていくような気がしますね。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/7ac26e61d9452caa1dc246303d0b9994-e1716398054641.jpg" alt="図2　HSP（ヒートショックプロテイン）入浴法" border="0" /></p>
<p class="quot">図2　HSP（ヒートショックプロテイン）入浴法</p>
</div>
<h2>朝６時から８時の間の30分、外を歩いてほしい</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
次は適度な運動ですね。</p>
<p>船戸<br />
がんを抑えるには、筋肉を鍛えることと有酸素運動は必須です。がんが嫌いな酸素優位で温かい環境になるからです。<br />
また1日最低30分は歩くこと。できたら1日５０００歩、午前中に歩きたいですね。推奨するのは朝６時から８時の間の30分、外を歩いてほしいのです。紫外線を受けると体内のビタミンＤが活性化します。これが必要なんです。特に朝日を浴びながら歩くと、セロトニンというホルモンが分泌されます。セロトニンは15時間後くらいに睡眠ホルモンのメラトニンに変わります。メラトニンはよい睡眠に導いてくれます。つまり朝、散歩しておくと夜の眠る時間帯にメラトニンに変わることで、よい睡眠を得ることができるということです。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/a890ac1f563c8c1b1fc41ff883d62367-e1716398198429.png" alt="対談はオンライン方式で行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">対談はオンライン方式で行われた</p>
</div>
<h2>笑うことでナチュラルキラー細胞（ＮＫ細胞）が活性化する</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
さらに「笑い」ということですね。</p>
<p>船戸<br />
伊丹仁郎医師（すばるクリニック院長：米国医学博士）による「なんばグランド花月」での笑いがＮＫ（ナチュラルキラー）細胞にどのように影響するかという実験で、ＮＫ細胞の活性化に効果があるという結果が出ています※。笑うことで免疫力が上がり、がんを抑制するわけです。<br />
笑うと体内に酸素がいっぱい入ってきます。加えてお腹から笑うと体温が上がります。がんにとっては嫌いな酸素が入ってくるし、苦手な体温が上がるわけです。また笑うとβ–エンドルフィン、オキシトシン、ドーパミン、セロトニンなどの幸せホルモンが出て、アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンが抑えられるのです。<br />
※伊丹仁郎他「笑いと免疫能」『心身医学』 34 ．１４５８〜１４６３．１９７６。</p>
<p>山田<br />
すごいですね。笑うことでがんの発症予防はもちろんのこと、再発や転移の予防になるならありがたいことですね。ところで、ウソ笑いでもいいんですか？</p>
<p>船戸<br />
つくり笑いや笑ったふりをしても免疫機能が活性化したという研究論文があります※※。<br />
また、がんの根っこにあるのはストレスともいわれます。ストレスにさいなまれているときは笑えませんからね。ストレスから脱却するために心に余裕を持たなくてはならないのですが、そのために一番簡単な方法が笑いなのです。人間は精神的な悩みを抱えることが多いので、「笑う」という機能を神様から授かったのだとすら思っています。<br />
※※岡部考生他、『興味ある痴呆患者の臨床的推移』南大阪病院医学雑誌． 47 ． 63 〜 68 １９８８。</p>
</div>
<h2>「リボーン洞戸」は、がんになった生き方（生活習慣）を改善する施設</h2>
<div class="txt">
山田<br />
すべて積極的に取り入れたいですね。最後に、リボーン洞戸について教えてください。</p>
<p>船戸<br />
自然治癒力というのは身体が自然に治っていく大いなる力です。そこで人間は、大自然の中に入れば勝手に免疫力が上がるのではないかと思ったのです。私の生まれ育った場所は岐阜県の新幹線の岐阜羽島駅から車で約1時間ほど行った洞戸という所ですが、すごい山の中で自然が残り、空気がきれいです。ここに、がん予防リトリート施設をつくったのです。仕事や生活から離れた場所で自分と向き合い、心と身体をリフレッシュさせる施設です。</p>
<p>山田<br />
理想的な場所ですね。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/bc784890743f0a49c94e0843f4ec4798-scaled-e1716468884142.jpg" alt="「YouTube のリボーン・チャンネルでも、先生がリボーン洞戸をオープンした経緯が視聴できますね。先生の思いが伝わってきます」" border="0" /></p>
<p class="quot">「YouTube のリボーン・チャンネルでも、先生がリボーン洞戸をオープンした経緯が視聴できますね。先生の思いが伝わってきます」</p>
<p>船戸<br />
ここで最も大切なことは、がんになった生き方（生活習慣）を正すことです。原因を追究しないで同じような生活を送れば、再発する可能性は大きくなります。そこで先にお話しした５か条の実践を通して、悪しき生活習慣を改善し、再発予防と進行予防を目的とし、補完代替医療（ＣＡＭ)を含めたスピリチュアルやヨガ、瞑想、催眠療法なども取り入れています（図３）。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/05/1530d4c11dbe2cdc5ccdaf95c22ec20d-e1716398221290.jpg" alt="図3　自然治癒力（免疫力）の三角形" border="0" /></p>
<p class="quot">図3　自然治癒力（免疫力）の三角形</p>
<p>山田<br />
YouTubeの「リボーン・チャンネル」でも、先生がリボーン洞戸をオープンした経緯が視聴できますね。先生の思いが伝わってきます。</p>
<p>船戸<br />
患者さんが私を同じがん患者として受け入れてくれます。火曜日から日曜日までの４泊５日が1クールですが、がんを通して本来生まれてきた目的などに気づき、幸せに近づく生き方になっていただきたいと思います。</p>
<p>山田<br />
ぜひともリボーン洞戸にお伺いしてみたいですね。本日はありがとうございました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_7013">第27回 そこが知りたい 「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5011">第15回 そこが知りたい　抗がん剤の世界的権威が推奨する<br />
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786">第13回 そこが知りたい　ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された<br />
がん再発予防のための食事術</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4569">第12回 そこが知りたい　コロナ禍におけるがん患者の<br />
免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">第11回 そこが知りたい　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4020">第10回 そこが知りたい　20万人の命の声〟と医療者を繋げる「がん患者生活支援活動」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3840">第９回 そこが知りたい　南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3602">第８回 そこが知りたい「がん免疫療法」<br />
初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口　力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3419">第７回 そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3369">第６回 そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years（ファイブイヤーズ）の活動と今後</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">第５回 東京ミッドタウンクリニックプレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3243">第４回 スヴェンソン そこが知りたい医療用ウィッグ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">第３回 小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」<br />
患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目！</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2913">第２回 資生堂 ライフクオリティビューティセンターの取り組み<br />
外見を整えることによって自分自身を取り戻すメーキャップ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2756">第１回 がん温熱療法 ハイパーサーミア「サーモトロンRF−8」</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第26回) そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 01 Mar 2024 05:42:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=6863</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第26回) そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？ 「ビタミンＤ」といえばカルシウムの吸収促進、骨の成長促進、血中カルシウム濃度の調整な [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第26回)<br />
そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>「ビタミンＤ」といえばカルシウムの吸収促進、骨の成長促進、血中カルシウム濃度の調整などの役割を担う大切な栄養素のひとつですが、昨今では、免疫機能を調整する働きがあり、がんにも有効であるといわれています。<br />
薬や手術にたよらずに食事や生活習慣で病気の発生や進行を予防すべく、ビタミンＤの効果を研究しているのが東京慈恵会医科大学分子疫学研究部の浦島充佳教授です。今号では疫学的視点からエビデンスを重視している浦島教授がこれまでの経験から導き出してきた「ビタミンＤ」の有用性と今後の展開についてお話を伺いました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC0124-scaled-e1709267561374.jpg" alt="浦島充佳（うらしま・みつよし）" border="0" /></p>
<p class="quot">浦島充佳（うらしま・みつよし）<br />
東京慈恵会医科大学分子疫学研究部部長、小児科専門医。1986 年東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学小児科学講座入局 助手。同大学附属病院で骨髄移植を中心とした小児がん医療に献身。1993年医学博士。1994 ～ 1997 年ダナファーバー癌研究所留学。2000 年ハーバード大学大学院にて公衆衛生修士取得。2013 年より東京慈恵会医科大学分子疫学研究室教授。小児科診療、学生教育に勤しむ傍ら、分子疫学研究部部長として研究にも携わる。９・11 米国同時多発テロに強い衝撃を受け、医師として大勢の尊い命を守るべく活動。専門は小児科、疫学、統計学、がん、感染症。現在はビタミンＤの臨床研究にフォーカスしている。資格：日本小児科学会小児科専門医。</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>ビタミンＤは食事だけではなく日光（紫外線）からも生成される</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
浦島先生は最初、小児科医のドクターとして活躍してこられたのですね。どうして小児科医になりたいと思ったのですか？<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC0085-scaled-e1709267755938.jpg" alt="対談は2023 年12 月12 日（火）、浦島医師の教授室において
行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">対談は2023年12月12日（火）、浦島医師の教授室において行われた</p>
<p>浦島<br />
本当は漫画家になろうと思ったのです。手塚治虫先生の『ブラックジャック』が好きでしたね。でも小学校６年のときに広島と長崎の原爆の記録映画を見て、白血病の子供が増えたと聞いて、小児科医になって白血病を専門に治療したいと思ったのです。医学部に進み、１９８６年に東京慈恵会医科大学の小児科に配属され、当初は骨髄移植を中心とした小児がん医療に携わっていました。辛い治療を耐える子供たちの姿を見て「予防は治療に勝る」という信念が芽生えました。</p>
<p>山田<br />
その後、ビタミンＤに注目したきっかけを教えてください。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC0169-scaled-e1709269118819.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021年3月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021年3月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
<p>浦島<br />
２００７年頃に東南アジアで鳥インフルエンザが蔓延したとき、ビタミンＤが鳥インフルエンザに効果があるのではないかという論文を発見したのです。その論文には、結核にかかった人は日光に当たるとより良く治るということで、２００６年に『サイエンス』という科学誌に掲載されていたのです。日光に当たると皮膚の下でビタミンＤがつくられます。それが免疫細胞のひとつのマクロファージに働いて抗結核物質を出すわけで、人の細胞が抗生剤を分泌するわけです。つまり日光に当たらないとビタミンＤがつくれないので結核が増える。日光に当たると結核が治るというメカニズムがあるわけですね。血中ビタミンＤが少なくなると、自然免疫に関わってくるタンパク質のカセリジンやディフェシンが減り、結核やインフルエンザに罹りやすくなるということで興味を持ったのですね。</p>
<p>山田<br />
ビタミンＤは水に溶けにくく、油脂に溶けやすい性質の油溶性のビタミンですね。</p>
<p>浦島<br />
そうです。通常ビタミンは、体内でつくれないので食品などから摂取する必要があるのですが、ビタミンＤは他のビタミンと異なり、食事だけではなく日光（紫外線）からも生成されます。日光に当たって、80％～90％を体内でつくれるという特性があります。<br />
そのため日照時間の短い冬は、免疫力が低下し、風邪やインフルエンザに罹りやすくなるわけです。夏と比較したらビタミンＤの産生は健康な人でも半分に減ってしまいます。</p>
<p>山田<br />
なるほど。とはいえ昨今では日に当たらないようにしようという考えがあり、日焼けを避ける人が増えていますね。海水浴にいっても長袖を着て焼けないようにしますから……。</p>
<p>浦島<br />
顔や身体でなくても手のひらを太陽にかざすだけでも十分に効果がありますよ。</p>
<p>山田　<br />
えっ？　手のひらだけで？　それでいいのですか？　作詞家のやなせたかし先生はすごい。「手のひらを太陽にすかしてみれば～」という歌の通りではないですか？</p>
<p>浦島　<br />
天気のよい日だったら、30分から40分でよいので、やってみてください。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC0074-scaled-e1709271004364.jpg" alt="「日光に当たるだけでよい。副作用もない。そんなビタミンDに可能性を感じたのです」" border="0" /></p>
<p class="quot">「日光に当たるだけでよい。副作用もない。そんなビタミンDに可能性を感じたのです」</p>
</div>
<h2>ビタミンＤ濃度が高い大腸がん患者のほうが、再発率や死亡率が少なかった</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
ほかに食品からも得られますね。</p>
<p>浦島　<br />
しいたけなどのきのこ類に含まれるビタミンＤ2（植物由来）と、鮭などの魚類や卵などに含まれるビタミンＤ3（動物由来）があります。これらは化学的な構造がわずかに違うだけで、Ｄ3のほうが、吸収率が少し良いという説もありますが、食品から得た栄養素は、肝臓を経由（水酸化）すると25（ＯＨ）ＤというビタミンＤに、腎臓を経由すると活性型ビタミンＤになり、骨や筋肉、免疫関連に働きます（図1）。そもそも発見の経緯から「ビタミン」という名称がつけられていますが、最近の多くの研究ではビタミンＤの作用の多くが遺伝子を介した反応であることがわかり、一種の「ホルモン様物質」として理解されるようになってきています。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/1.png" alt="ビタミンＤの供給ルート" border="0" /></p>
<p class="quot">ビタミンＤの供給ルート</p>
<p>山田<br />
ビタミンＤには免疫機能を調節する働きもあるといわれているのですね。</p>
<p>浦島<br />
体内に侵入したウイルスや細菌などに対して過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進する働きがあり、風邪やインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防に関与することがわかっています。</p>
<p>山田<br />
さらに先生はビタミンＤと、がんの関係について研究されているわけですね？</p>
<p>浦島<br />
がん関連の研究で権威のあるトップジャーナルで大腸がんや乳がんの論文を読んでいますと、ビタミンＤとがんとの関連についてハーバード大学など世界のトップクラスの大学が研究をしているのを知り、興味を持ったのです。そこで友人の先生が大腸がんの患者さんの血清を保存していたので、血中25（ＯＨ）ビタミンＤ濃度を調べることができました。<br />
20・0ng／㎖未満であればビタミンＤ欠乏、20・0～29・9ng／㎖未満であればビタミンＤ不足、30ng／㎖未満以上はビタミンＤ充足と判断されますが、大腸がんの手術を受けた患者さん約３００人分の血清のビタミンＤ濃度を計測し、手術後の臨床データと照らし合わせたところ、ビタミンＤ濃度が高い人のほうが再発したり、亡くなったりすることが少なかったのです。</p>
<p>山田<br />
それはすごいことですね！
</p></div>
<h2>ビタミンＤを服用した消化器がん患者の再発・死亡リスクが24％減少した</h2>
<div class="txt">
浦島<br />
日光に当たるだけでよい。副作用もない。そんなビタミンＤに可能性を感じたのです。</p>
<p>山田<br />
そこで先生は、ビタミンＤのサプリメントを使用した臨床試験を始めたわけですね？<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/DSC0110-scaled-e1709271366771.jpg" alt="「そこで先生は、ビタミンDのサプリメントを使用して臨床試験を始めたわけですね？」" border="0" /></p>
<p class="quot">「そこで先生は、ビタミンDのサプリメントを使用して臨床試験を始めたわけですね？」</p>
<p>浦島<br />
最初は小児科の先生にもご協力いただき、子供さんが治療にくるとき、ビタミンＤかプラセボ（偽薬）か、どちらかのカプセルを飲んでいただきました。どちらになるかはドクターも親御さんもわからない状態で12月から３月までの４カ月間続けました。<br />
結果、ビタミンＤのサプリメントを飲んでいるグループは50％くらいインフルエンザに罹らないことがわかったのです。そこでがんにも効果があるのではないかと思い、がん患者さんに対する二重盲検試験を２０１０年から始めました。</p>
<p>山田<br />
それがアマテラス試験なのですね？</p>
<p>浦島<br />
天照（アマテラス）大神はいわゆる太陽神です。ビタミンＤも日に当たると身体でつくられるので、それにあやかりました。９年が経過した２０１９年に論文を発表しました。</p>
<p>山田<br />
長い期間の研究ですね。どのような内容と結果だったのですか？</p>
<p>浦島<br />
食道がん、胃がん、大腸がんなどの消化器がん患者さん４１７名を対象とした無再発発生率の低減効果を調べたものです。二重盲検ランダム化比較試験で行いました。これは治験に参加する人を、治験薬を飲むグループとプラセボ（偽薬）を飲むグループに分けて行う方法でビタミンＤ3（２０００ＩＵ）を服用された方が２５１名、プラセボ服用が１６６名でした。<br />
結果は、手術後５年の時点での無再発生率、つまりがんが発生せずに生存している割合が、ビタミンＤ群で77％、プラセボ群で69％でした。再発・死亡リスクは24％減少したものの、結果的には統計学的に有意な差とはいえないものでした。ビタミンＤ群には年齢の高い患者さんが多かったので年齢で補正すると有意な差が出たのですが、論文の結果としては中途半端でしたので無念でしたし、さらに、いろいろな課題が見えてきました（表１）。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/g1.png" alt="表１　アマテラス試験" border="0" /></p>
<p class="quot">表１　アマテラス試験</p>
</div>
<h2>毎日ビタミンＤを服用することで、がんによる死亡率が12％抑制された</h2>
<div class="txt">
<p>浦島<br />
そのころハーバード大学の研究グループでも２万５０００人を対象に、ビタミンＤのサプリメントを使ってがんの発症予防の二重盲検ランダム化比較試験をしていました。飲み始めてから２年を過ぎてがんで亡くなった人をビタミンＤを飲んだグループと飲まないグループで調査すると、統計学的に25％有意に、がんの死亡を抑えていることがわかったのです。</p>
<p>山田　<br />
25％は大きいですね。</p>
<p>浦島<br />
今の治療薬で25％も死亡率を下げられるものはありません。でも後付け解析なので拍手で迎えるわけにはいかないということでした。同時期にドイツの研究グループからも声がかかりわれわれも共同研究を始めました。<br />
コロナ禍でしたが、10万人のメタ解析が始まり、２０２３年３月に論文を発表しました。これは非常に良い結果でした。類似した複数の研究結果を統合して解析すると、対象となった10万４７２７人のがん患者さんのうち、２０１５人ががんで死亡しましたが、毎日ビタミンＤを服用することで、がんによる死亡率が12％抑制されたのです。がんを発症していない人の場合は13％の抑制。術後のがん患者さんが服用を開始した場合は11％抑制されるという結果が出ました（表２）。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/g2.png" alt="表２　共同研究の研究内容" border="0" /></p>
<p class="quot">表２　共同研究の研究内容</p>
<p>山田<br />
ビタミンＤのサプリを飲むことで、死亡率は12％低下！　すごい結果ですね！
</p></div>
<h2>ｐ53がん抑制遺伝子の過剰発現に対して免疫反応しているがん患者さんに絞った場合、再発・死亡リスクが73％も減少した</h2>
<div class="txt">
<p>浦島<br />
今、世界で年間約１０００万人の方ががんで亡くなっています。でもビタミンＤのサプリを飲んでいたら理論上は年間１２０万人のがん患者さんの命を救うことができるのです。どんなにオペが上手な外科医でもこれほど多くの患者さんを年間で救うことはできない。これがエビデンスとしてしっかり定着し、世界中のがんの治療に使われたら、大勢のがん患者さんの命を救うことができると思いました。<br />
さらにｐ53がん抑制遺伝子に変異があると、がんの再発率や死亡率が高くなるわけですが、アマテラス試験の事後解析では、ｐ53がん抑制遺伝子の過剰発現に対して免疫反応しているがん患者さんに絞った場合、プラセボ（偽薬）に比べて再発・死亡リスクが、なんと73 ％も減少したことがわかりました（表３）。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/g3.png" alt="表３　アマテラス試験の事後解析" border="0" /></p>
<p class="quot">表３　アマテラス試験の事後解析</p>
<p>山田<br />
えっ！　73％？　すごい割合ですね。ところで「ｐ53がん抑制遺伝子」とは、どのようなものですか？</p>
<p>浦島<br />
がん細胞の発生を抑制する働きをする遺伝子です。この遺伝子群のスイッチをオンにすると細胞分裂の停止、ＤＮＡの修復、プログラム細胞死（アポトーシス）の活性化などを誘導することができるわけです。
</p></div>
<h2>現在進行中のアマテラス試験2の結果が出るのは２０３０年末になる見込み</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
今後の活動について教えてください。</p>
<p>浦島<br />
２０２２年1月から「アマテラス試験２」を開始しています。これは東京慈恵会医科大学病院と国際医療福祉大学病院の多施設共同試験です。対象になるのは肺がん、大腸がん、肝臓がん、胃がん、乳がん、食道がん、膵臓がん、頭頸部がんで、手術で完全にがんを切除できた患者さんです。目標は１２４０人です。<br />
二重盲検ランダム化比較試験として、ビタミンＤ3（２０００ＩＵ）を服用するビタミン群と、プラセボ群にランダムに振り分けます。<br />
がん患者さんはｐ53が過剰発現している患者さんで、再発・死亡を２年目以降の成績で比較するという方法です。<br />
過去のアマテラス試験で２年目から両群の差が付き始めたため時間がかかることを見越しています。エントリーが終了するまで５年、そこから経過を追うのに３年、そしてデータ解析に１年を費やしますので、結果が出るのは２０３０年末になる見込みです。</p>
<p>山田<br />
未来に期待が持てますね。結果を楽しみにしています。ありがとうございました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_7013">第27回 そこが知りたい 「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5011">第15回 そこが知りたい　抗がん剤の世界的権威が推奨する<br />
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786">第13回 そこが知りたい　ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された<br />
がん再発予防のための食事術</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4569">第12回 そこが知りたい　コロナ禍におけるがん患者の<br />
免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">第11回 そこが知りたい　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4020">第10回 そこが知りたい　20万人の命の声〟と医療者を繋げる「がん患者生活支援活動」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3840">第９回 そこが知りたい　南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3602">第８回 そこが知りたい「がん免疫療法」<br />
初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口　力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3419">第７回 そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3369">第６回 そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years（ファイブイヤーズ）の活動と今後</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">第５回 東京ミッドタウンクリニックプレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3243">第４回 スヴェンソン そこが知りたい医療用ウィッグ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">第３回 小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」<br />
患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目！</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2913">第２回 資生堂 ライフクオリティビューティセンターの取り組み<br />
外見を整えることによって自分自身を取り戻すメーキャップ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2756">第１回 がん温熱療法 ハイパーサーミア「サーモトロンRF−8」</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第25回) そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 16 Nov 2023 06:24:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=6812</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第25回) そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？ 　免疫療法は、手術、抗がん剤、放射線の3大療法に次ぐ第４のがん治療法といわれ、その中の一つが [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第25回)<br />
そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>　免疫療法は、手術、抗がん剤、放射線の3大療法に次ぐ第４のがん治療法といわれ、その中の一つが、「免疫チェックポイント阻害薬」です。近年では「悪性黒色腫（メラノーマ）」や「Ⅳ期の非小細胞肺がん」などではオプジーボ（ニボルマブ）やキイトルーダ（ペムブロリズマブ）などの「免疫チェックポイント阻害薬」が、ファーストライン（第１選択）として使用でき、進行がんに対して「延命」ではなく「完治」といえる状態に導くケースが増えているといいます。<br />
昭和大学医学部内科学部門腫瘍内科学部門主任教授、昭和大学病院腫瘍センター長の角田卓也医師は、臨床医でありながら、がん免疫療法について30年以上研究してきました。今回は腸内細菌と免疫チェックポイント阻害薬を中心としたがん免疫療法に関する研究内容や研究成果、今後の展望などについて訊いてみました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_1.jpg" alt="角田卓也（つのだ・たくや）昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門・主任教授。昭和大学病院腫瘍センター長。1987年 和歌山県立医科大学卒業、医師国家試験合格（M.D. 取得） 。1989年 和歌山県立医科大学附属病院臨床研修医修了。1993年 和歌山県立医科大学大学院課程（専攻：第二外科）修了、医学博士Ph.D. 1992 ～ 1995年 City of Hope National Cancer Institute (Los Angeles) 留学、同講師。1995年 和歌山県立医科大学第二外科助教、2000年 東京大学医科学研究所付属病院外科講師、 2005年 東京大学医科学研究所付属病院准教授。2010年 創薬バイオベンチャー代表取締役社長、2015年 外資系グローバル製薬会社MA Oncology 部長。2016年 昭和大学臨床薬理研究所臨床免疫腫瘍学講座教授、 2018 年 より現職。専門分野：腫瘍内科学、腫瘍免疫学。資格：日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本外科学会認定登録医、日本消化器外科学会認定登録医・指導医、臨床研修指導医。一般社団法人臨床免疫腫瘍再生細胞療法研究会代表理事、日本バイオセラピィ学会理事（第36 回会長）、日本癌学会評議員、日本癌治療学会代議員、日本がん免疫学会評議員（第28回会長）。 " border="0" /></p>
<p class="quot">角田卓也（つのだ・たくや）<br />
昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門・主任教授。昭和大学病院腫瘍センター長。1987年 和歌山県立医科大学卒業、医師国家試験合格（M.D. 取得） 。1989年 和歌山県立医科大学附属病院臨床研修医修了。1993年 和歌山県立医科大学大学院課程（専攻：第二外科）修了、医学博士Ph.D. 1992～1995年 City of Hope National Cancer Institute (Los Angeles) 留学、同講師。1995年 和歌山県立医科大学第二外科助教、2000年 東京大学医科学研究所付属病院外科講師、 2005年 東京大学医科学研究所付属病院准教授。2010年 創薬バイオベンチャー代表取締役社長、2015年 外資系グローバル製薬会社MA Oncology 部長。2016年 昭和大学臨床薬理研究所臨床免疫腫瘍学講座教授、 2018 年 より現職。専門分野：腫瘍内科学、腫瘍免疫学。<br />
資格：日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本外科学会認定登録医、日本消化器外科学会認定登録医・指導医、臨床研修指導医。一般社団法人臨床免疫腫瘍再生細胞療法研究会代表理事、日本バイオセラピィ学会理事（第36 回会長）、日本癌学会評議員、日本癌治療学会代議員、日本がん免疫学会評議員（第28回会長）。</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>免疫療法は、薬が直接効くのではなく自分の免疫力を上げて、がん細胞を攻撃する治療</h2>
<div class="txt">山田<br />
角田先生は、オプジーボなどの免疫チェックポイント阻害薬の効果がある患者さんがもつ共通の特徴から効果予測指標を探求する研究や、治療に臨む前に食物繊維を多く摂り腸内細菌の種類を増やすことで治療効果を高める研究など様々な免疫療法の研究をされているんですね。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_2.jpg" alt="角田卓也センター長との対談は2023 年９月７日（木）、昭和大学医学部・角田教授室において行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">角田卓也センター長との対談は2023 年９月７日（木）、<br />
昭和大学医学部・角田教授室において行われた</p>
<p>角田<br />
われわれ人類がもっているがんと闘う武器は４つあります（図１）。従来の手術、放射線療法、薬物療法。そして免疫療法です。前者の３つと違って、免疫療法は薬が直接効くのではなく、ターゲットは免疫システムで自分の免疫力を上げることです。たとえば試験管にがん細胞を入れてそこに抗がん剤や放射線をあてると、がん細胞は死にますが、オプジーボなどの免疫チェックポイント阻害薬を入れても、直接がん細胞に働きかけないのでがん細胞は死にません。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_4.png" alt="図１　がんと闘う武器" border="0" /></p>
<p class="quot">図１　がんと闘う武器</p>
<p>山田<br />
なるほど、がん細胞を直接叩くわけではないのですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_3.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
<p>角田<br />
免疫細胞でがん細胞を攻撃する仕組み「がんの免疫サイクル」を図に示しますと（図２）、がんが抗がん剤などで死ぬと粒が出ます。これをがん抗原の放出といいます（①）。この粒の情報を樹状細胞が取り込んで、その情報をリンパ球に渡します（②）。するとリンパ球が活性化して（③）、活性化したリンパ球が攻撃してがん細胞を破壊する（④～⑦）、という流れです。しかし、がん細胞は免疫の暴走を抑える「免疫抑制」という免疫細胞の仕組み（免疫チェックポイント）を悪用し、免疫細胞の働きにブレーキをかけるので、免疫が働きません。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_5.png" alt="図２　がんの免疫サイクル" border="0" /></p>
<p class="quot">図２　がんの免疫サイクル</p>
<p>そこで免疫チェックポイント阻害薬が働き、Ｔ細胞の働きにブレーキがかかっていたのを解除することで免疫機能を正常化し、がん細胞への攻撃力を取り戻すことができるというメカニズムです。<br />
これをわかりやすくいうと、免疫を阻害するチェックポイントは、水をせき止めるダムのようなものです。ダムに溜まった水は免疫力と考えられます。どんなに水（免疫力）があったとしても、ダムに堰き止められてしまえば、水（免疫力）は流れていけません。これを免疫抑制状態といいます（図３）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_6.png" alt="図３　免疫抑制状態" border="0" /></p>
<p class="quot">図３　免疫抑制状態</p>
<p>そこでオプジーボのようなチェックポイント阻害薬を用いてダムを壊せば（免疫抑制を解除）、水（免疫力）は流れ、免疫力でがんをやっつけることができるわけです（図４）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_7.png" alt="図４　免疫抑制を解除" border="0" /></p>
<p class="quot">図４　免疫抑制を解除</p>
<p>角田<br />
２０１８年に「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」ということでジェームズ・アリソン博士と本庶佑博士がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。免疫を抑制するタンパク質「ＰＤ–１」は、がん治療に画期的な免疫療法をもたらすというもので、以後、大変革が起きました。たとえば悪性黒色腫の場合、抗がん剤（分子標的薬）を使うと15週後に一見、きれいになりますが、23週後になると、むしろひどくなります（写真１）※１。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_9.png" alt="写真１　抗がん剤（分子標的薬）の治療効果※1：Wagle et al., J Clin Oncol. 2011 Aug 1;29(22): 3085–3096" border="0" /></p>
<p class="quot">写真１　抗がん剤（分子標的薬）の治療効果<br />
※1：Wagle et al., J Clin Oncol. 2011 Aug 1; 29(22): 3085–3096</p>
<p>分子標的薬は抗腫瘍効果が高いといえども最終的に見ると従来の抗がん剤と変わらず長期間で見ると効果がなくなります（図５）※２。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_11.png" alt="図５　分子標的薬の抗腫瘍効果※2：Thorac Cancer.2015 Sep; 6(5): 636–642. Yu-Tao Liu,et al" border="0" /></p>
<p class="quot">図５　分子標的薬の抗腫瘍効果<br />
※2：Thorac Cancer.2015 Sep; 6(5): 636–642. Yu-Tao Liu,et al</p>
<p>しかし非小細胞肺がんに対する免疫療法でオプジーボを使うと明らかに長期にわたって抗腫瘍効果が見られ（写真２）※３最終的に薬も止められるということで、この免疫療法が注目されました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_10.png" alt="写真２　非小細胞肺がんに対するニボルマブ（オプジーボ）の抗腫瘍効果※3：Herbst et al. 2017 ASCO-SITC Clinical Immuno-Oncology Symp" border="0" /></p>
<p class="quot">写真２　非小細胞肺がんに対するニボルマブ（オプジーボ）の抗腫瘍効果<br />
※3：Herbst et al. 2017 ASCO-SITC Clinical Immuno-Oncology Symp</p>
<p>薬を止めて４年以上経過してもがんは出てきません。それは世界のさまざまな研究者が論文で発表しています。</p>
<p>山田<br />
でも完治はしないんですよね？</p>
<p>角田<br />
いや、完治するんです。</p>
<p>山田<br />
えっ？ 　ということは「延命」というよりも「完治」の時代が来たということですか？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_12.jpg" alt="「えっ！　ということは延命というよりも、完治の時代が来たということですか？」" border="0" /></p>
<p class="quot">「えっ！　ということは延命というよりも、完治の時代が来たということですか？」</p>
<p>角田<br />
そうです。がんで死ななくなったというのは米国でのビッグデータです。２０１１年にヤーボイ（イピリムマブ）薬がＦＤＡに承認されましたが、これは免疫を抑制するタンパク質「ＣＴＬＡ–４」を標的とした抗体で、承認前後では、悪性黒色腫（メラノーマ）での死因が完全に下がっています（図６）※４。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_13.png" alt="図６　悪性黒色腫の死亡率の変化※４：Rebecca LS. et al..,CA CANCER J CLIN 2020;70:7–30" /></p>
<p class="quot">図６　悪性黒色腫の死亡率の変化<br />
※4：Rebecca LS. et al..,CA CANCER J CLIN 2020;70:7–30</p>
<p>「カンガルーテール」（図７）という考え方からすれば、約20～30％の患者さんは長期生存しているため、がんと共存しているかもしれませんが、薬を使っていませんから、完治としてとらえます。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_14.png" alt="図７　カンガルーテール" /></p>
<p class="quot">図７　カンガルーテール</p>
<p>山田<br />
カンガルーテールとは何ですか？</p>
<p>角田<br />
私が提唱したのですが、免疫チェックポイント阻害薬の全生存率を表で見ると生存曲線が横ばいになるのです。治療を止めても効果が途切れることがない。これは以前、１９９９年にも悪性黒色腫（メラノーマ）に対して、がん免疫療法の一つである高用量IL–２療法の全生存率を研究した結果、カンガルー現象が<br />
見られました。非小細胞がんに対して免疫チェックポイント阻害薬（抗ＰＤ–１抗体）で治験が行われた結果も同じような結果が認められたのです。２０２１年に掲載された「肺がん免疫療法による肺がんの長期成績」という論文では、抗がん剤を使って効果のなかった人に、違う抗がん剤を投与した場合と、免疫療法でオプジーボを使用した場合、違う抗がん剤を投与した場合の生存率が２・６％だったのに対して、オプジーボを使用した場合は13％の生存率が認められています。<br />
今年98歳になる、39代米国大統領のジミー・カーター氏は90歳で肝臓や脳に転移した悪性黒色腫が、免疫チェックポイント阻害剤で完治したと自叙伝で書いています。</p>
<p>山田<br />
なるほど。すごい結果ですね。</p>
<p>角田<br />
今やがんは慢性疾患となりつつあるわけです。糖尿病や高血圧のような病気になったというわけです。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_8.jpg" alt="「今やがんは慢性疾患となりつつあるわけです。糖尿病や高血圧のような病気になったというわけです」" border="0" /></p>
<p class="quot">「今やがんは慢性疾患となりつつあるわけです。糖尿病や高血圧のような病気になったというわけです」</p>
</div>
<h2>免疫で重要なのは腸内細菌の多様性</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
免疫はもともと自分がもっていますが、うまく使っていないから眠ってしまっているということも考えられますね。</p>
<p>角田<br />
免疫療法の効果は患者さん次第です。治療で効果があるのは、身体の中で免疫が活性できる人ですからね。</p>
<p>山田<br />
その違いはどこから来ているのですか？</p>
<p>角田<br />
腸内細菌叢の違いです。それに気が付いた私は、昭和大学独自のMicrobiota（マイクロバイオータ／微生物叢）データベースをつくり「昭和大学Ｕバンク」としました。これは細菌叢と疾患に関する日本独自のデータベースになっていて、このデータをもとにＡＩを活用したりしてオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害薬と腸内細菌との関わりを研究しています。昨年（２０２２年）６月のＮＨＫ『クローズアップ現代』でも、「腸内細菌の知られざる力」として取材され、体質改善からがん治療までの最新情報を取り上げられました。</p>
<p>山田<br />
腸内細菌と免疫は関係がありますね。</p>
<p>角田<br />
日本人は世界で一番いい腸内細菌を持っていると言われています。日本と中国は醤油文化で食生活が似ていますが、腸内細菌を調べると、中国はむしろ米国に似ています。農薬を空から蒔くという大気汚染があるからではないかと言われています。日本人は抗生物質をよく飲むといわれますが、腸内環境的にはそれほどひどくない……。</p>
<p>山田<br />
抗生物質は、あまり良くないのでしょうか？</p>
<p>角田<br />
抗生物質を服用すると、腸内細菌の種類が減ってしまいます。また、整腸剤やＰＰＩ（プロトンポンプ阻害薬）という胃酸の分泌を抑える薬も同様に服用すると腸内細菌の種類が減ってしまいます。</p>
<p>山田<br />
腸内細菌の種類が減るのは良くないのですか？</p>
<p>角田<br />
免疫で重要なのは腸内細菌の多様性なんですね。たくさんの種類の腸内細菌が必要といわれます。</p>
<p>山田<br />
そうなんですね。</p>
<p>角田<br />
１０００種類１００兆個の腸内細菌があります。重さは１・５から２㎏です。腸内細菌は炎症性疾患、アレルギー、生活習慣病、精神疾患、がんなどに関連してくるといわれます。２０１５年11月の『サイエンス』に同時に２本の論文が掲載されました。「腸内細菌叢は抗ＣＴＬＡ–４抗体の臨床効果の予後予測バイオマーカー（生物指標化合物）かもしれない」というものと「ビフィズス菌は抗ＰＤ–L1抗体の臨床効果の予測バイオマーカーかもしれない」というものでした。これは、腸内細菌叢が多いと抗ＣＴＬＡ–４抗体薬（ヤーボイなど）の、ビフィズス菌が多いと抗ＰＤ–L1抗体薬（オプジーボと同じ種類の免疫チェックポイント阻害剤）の抗腫瘍効果が高い可能性があるということです。また、マウスに抗ＣＴＬＡ–４抗体薬を用いると抗腫瘍効果が見られるのですが、このマウスに抗生物質を飲ませて腸内細菌をなくしてしまうと、その効果が失われます。<br />
またオプジーボの治療時、３週間前に抗生物質を使った患者さんは免疫チェックポイント阻害薬の臨床効果が70％も減弱することがわかっています（図８）※５。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_16.png" alt="図８　抗生物質の投与による免疫チェックポイント阻害薬の臨床効果　※5：Hamada K et al., Anticancer Res 2021" /></p>
<p class="quot">図８　抗生物質の投与による免疫チェックポイント阻害薬の臨床効果<br />
※5：Hamada K et al., Anticancer Res 2021</p>
</div>
<h2>免疫チェックポイント阻害薬が効く人の特徴は、食物繊維摂取量、筋肉量、精神状態、ＢＭＩ</h2>
<div class="txt">
<p>角田<br />
ここで過去５年間の免疫チェックポイント阻害薬の論文を調べたところ、４００論文の中から抽出された免疫チェックポイント阻害薬の効果がある患者さんの特徴は４つでした。それは食物繊維摂取量、筋肉量、精神状態、ＢＭＩだったのです。</p>
<p>山田<br />
やはり健康管理と一致しますね。</p>
<p>角田<br />
２０２１年の『サイエンス』に掲載された論文によると1日20ｇ以上の食物繊維を食べている患者さんとそうでない人を調べると、免疫チェックポイント阻害薬は食物繊維を食べている患者さんのほうが効果が高いということです。そこで食物摂取頻度質問表（ＦＦＱ)により、３３５項目を解析し調査をしたところ、がんの患者さんはあまり食物繊維を食べていないことがわかりました。<br />
一方、20ｇ以上摂取している方は予後もいい。筋肉量は骨盤のところにある腸腰筋の筋肉量を測定します。大阪大学のデータですと筋肉量が保たれている患者さんと少ない人では明らかに効果が異なります。精神状態と免疫チェックポイント阻害薬の治療効果を調べてみると、明るい人のほうが予後がよく、再発率が少ないんです。</p>
<p>山田<br />
私もみなさんにお話をするとき、なるべく笑っていましょうといっています。</p>
<p>角田<br />
ＢＭＩは少しぽっちゃりがいいのです。痩せ過ぎも良くありません。</p>
<p>山田<br />
でっぷりはダメなんですね（笑）。</p>
<p>角田<br />
まとめると、食物繊維は1日20ｇ以上摂取。食物繊維は野菜、くだもの、ナッツ、イモなどいろいろな食材から摂取すること。一日８０００歩以上の散歩、さらに常に明るくストレスなく生きる。そして抗生物質、ＰＰＩ、整腸剤は不必要に服用しない。これが免疫能を最大限に活用した新しいがん治療といえますね。今後は腸内細菌を便移植したりする方法なども考えられています。</p>
<p>山田<br />
もう、そのような時代が来たのですね。本日はありがとうございました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/live_long_25_15.jpg" alt="対談を終えたあとで記念撮影" border="0" /></p>
<p class="quot">対談を終えたあとで記念撮影</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_7013">第27回 そこが知りたい 「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5011">第15回 そこが知りたい　抗がん剤の世界的権威が推奨する<br />
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786">第13回 そこが知りたい　ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された<br />
がん再発予防のための食事術</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4569">第12回 そこが知りたい　コロナ禍におけるがん患者の<br />
免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">第11回 そこが知りたい　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4020">第10回 そこが知りたい　20万人の命の声〟と医療者を繋げる「がん患者生活支援活動」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3840">第９回 そこが知りたい　南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3602">第８回 そこが知りたい「がん免疫療法」<br />
初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口　力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3419">第７回 そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3369">第６回 そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years（ファイブイヤーズ）の活動と今後</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">第５回 東京ミッドタウンクリニックプレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3243">第４回 スヴェンソン そこが知りたい医療用ウィッグ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">第３回 小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」<br />
患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目！</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2913">第２回 資生堂 ライフクオリティビューティセンターの取り組み<br />
外見を整えることによって自分自身を取り戻すメーキャップ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2756">第１回 がん温熱療法 ハイパーサーミア「サーモトロンRF−8」</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第24回) そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 21 Aug 2023 00:00:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=6675</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第24回) そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法 　統合医療ＳＤＭクリニックの川嶋朗院長は、低用量の放射線による健康効果に関する医学的な研究・検証、がん患者さん [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第24回)<br />
そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>　統合医療ＳＤＭクリニックの川嶋朗院長は、低用量の放射線による健康効果に関する医学的な研究・検証、がん患者さんを中心とした放射線ホルミシス療法を行っています。安全で適正な「臨床応用の実現」を支えるために国内初の専門機関「ホルミシス臨床研究会」の理事も務められています。２０１３年頃には安倍元首相のお抱えドクターとして活躍。ラドンガス吸入の健康効果を進言し、総理官邸にラドン吸入器を持ち込んだことが話題になりました。<br />
前号では川嶋先生にラジウム（ラドン）温泉によるがん患者さんに対するホルミシス効果についてお話を伺いました。今号では、同じような効果を身近で得ることができる放射線ホルミシス療法について、お訊きしました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_1.jpg" alt="川嶋 朗（かわしま・あきら） 1957 年東京都生まれ。少年時代は児童劇団こまどりに所属し子役、1970 ～1971年の1年間NHK の連続ドラマで主役。 北海道大学医学部在籍中に東洋医学研究会創設・主宰。東京女子医科大学入局後は、腎臓の蛋白代謝などの研究に従事。 Harvard Medical School &amp; Massachusetts General Hospital では増殖因子の転写調節の研究などに従事。2003年に日本の大学として初めて統合医療の診療を行う施設である東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックを開設。その後、東京有明医療大学教授を経て、2022 年4 月より神奈川歯科大学大学院で、日本初の高等教育機関による「統 合医療学講座」をスタート。2022 年に「統合医療SDMクリニック」を開設し、統合医療の臨床・研究・教育の現場に立ちつづけている。所属学会・資格：日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本腎臓学会学術評議員 認定専門医、日本透析医学会認定専門医、日本ホメオパシー協会顧問、日本臨床ヒプノセラピスト協会理事、日本予防医学会理事、日本東方医学会理事・学術委員、比較統合医療学会評議員、国際生命情報科学会（ISLIS）会長・理事、日本ホリスティック医学協会常任理事・医療教育研究委員長、日本催眠学会理事、日本アロマセラピー学会理事、日本抗加齢医学会評議員、NPO 統合医療塾塾頭（理事長）、ホルミシス臨床研究会代表理事、日本免疫病治療研究会幹事、維持透析患者のための補完･代替医療研究会（HD-CAM）代表世話人、日本ハーブ療法研究会監事、日本キレーション治療普及協会世話人、財団法人東方医療振興財団理事、一般社団法人健康科学研究所理事、国際腎臓学会、アメリカ腎臓学会、など。" border="0" /></p>
<p class="quot">川嶋 朗（かわしま・あきら）<br />
1957 年東京都生まれ。少年時代は児童劇団こまどりに所属し子役、1970 ～1971年の1年間NHK の連続ドラマで主役。<br />
北海道大学医学部在籍中に東洋医学研究会創設・主宰。東京女子医科大学入局後は、腎臓の蛋白代謝などの研究に従事。<br />
Harvard Medical School &amp; Massachusetts General Hospital では増殖因子の転写調節の研究などに従事。2003年に日本の大学として初めて統合医療の診療を行う施設である東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックを開設。その後、東京有明医療大学教授を経て、2022 年4 月より神奈川歯科大学大学院で、日本初の高等教育機関による「統<br />
合医療学講座」をスタート。2022 年に「統合医療SDMクリニック」を開設し、統合医療の臨床・研究・教育の現場に立ちつづけている。所属学会・資格：日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本腎臓学会学術評議員 認定専門医、日本透析医学会認定専門医、日本ホメオパシー協会顧問、日本臨床ヒプノセラピスト協会理事、日本予防医学会理事、日本東方医学会理事・学術委員、比較統合医療学会評議員、国際生命情報科学会（ISLIS）会長・理事、日本ホリスティック医学協会常任理事・医療教育研究委員長、日本催眠学会理事、日本アロマセラピー学会理事、日本抗加齢医学会評議員、NPO 統合医療塾塾頭（理事長）、ホルミシス臨床研究会代表理事、日本免疫病治療研究会幹事、維持透析患者のための補完･代替医療研究会（HD-CAM）代表世話人、日本ハーブ療法研究会監事、日本キレーション治療普及協会世話人、財団法人東方医療振興財団理事、一般社団法人健康科学研究所理事、国際腎臓学会、アメリカ腎臓学会、など。</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>がん患者への治療効果は、ラドンを体内に取り込むことによる低用量放射線のホルミシス効果</h2>
<div class="txt">
山田<br />
川嶋先生は安倍元首相のお抱えドクターとして総理官邸にも行かれたのですか？</p>
<p>川嶋<br />
総理になる前からのおつきあいでした。昭恵夫人からご相談があり、家の中で簡単にできることをご提案しようとラドンの吸入装置を持参し、毎日吸っていただきました。<br />
すると体調もよくなり、お仕事にも集中して、あれよあれよという間に総理大臣に就任されました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_2.jpg" alt="川嶋 朗院長との対談は2023 年3 月24 日（金）、アスリート・マーケティング株式会社応接室において行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">川嶋 朗院長との対談は2023 年3 月24 日（金）、アスリート・マーケティング株式会社応接室において行われた</p>
<p>山田<br />
ラドンの効果はすごいですね。　前回（ＶＯＬ．49）では、ラジウム（ラドン）温泉によるホルミシス効果についてたくさんの有益な情報をいただきました。改めて、ラドンによるホルミシス効果について教えてください。</p>
<p>川嶋<br />
「ホルミシス」という言葉は、ある物質が高濃度あるいは大量に用いられた場合は有害になるものの、低濃度あるいは微量で用いられた場合、逆に有益な作用をもたらす現象のことです。ラジウム（ラドン）温泉は「放射能泉」と呼ばれ、がん患者様への治療効果は、低用量放射線のホルミシス効果によるものです。</p>
<p>山田<br />
そうでしたね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_3.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
<p>川嶋<br />
ラジウム（ラドン）温泉には、温泉水に溶け込んだラドンが蒸発して空気中に充満しています。効能において重要なのはラドンなので、ラドン蒸気の「吸引」や、ラドンを含んだ温泉水を飲む「飲泉」などが効果的です（図1）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_4.png" alt="図1　ラジウム（ラドン）温泉" border="0" /></p>
<p class="quot">図1　ラジウム（ラドン）温泉</p>
<p>山田<br />
放射能が身体に溜まったりするなどの健康被害は出ないのですよね？</p>
<p>川嶋<br />
半減期というものがあり、身体に入ったラドンの半分は30分で消え、２時間でほとんど排出されます。ラドンが溶けた温泉水も４日もするとラドンはなくなってしまいます。</p>
<p>山田<br />
ラドンから放出される放射線にはどのような作用があるのでしょうか。</p>
<p>川嶋<br />
放射線にはα線、β線、γ線、Ｘ線、中性子線などの種類がありますが、ラドンから放射される主な放射線の一つはα線です。α線は作用が強いのですが透過性がほとんどなく、紙レベルでα線を止めてしまいます（図２）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_5.png" alt="図２　放射線の種類と特徴" border="0" /></p>
<p class="quot">図２　放射線の種類と特徴</p>
<p>α線は皮膚から入らないのでラドンを鼻から吸ったり、溶けている水を飲んだりして体内に取り込みます。呼吸によって体内に取り込まれたラドンは、肺から血流とともに全身の細胞周辺に運ばれていき、そこでα線を放射します。がんの原因となる活性酸素を除去する酵素の活性を上げたり、細胞活動を活発にしたり、ＮＫ細胞（リンパ球の一種）を活性化したりします。また、がん抑制遺伝子であるＰ53遺伝子が活性化し、がん細胞の増殖が抑制されます。</p>
</div>
<h2>放射線ホルミシス療法は、ラジウム（ラドン）温泉によるホルミシス効果と同様の効果が期待できる</h2>
<div class="txt">
山田<br />
ぜひとも活用したいと思いましたが、なかなかラドン温泉に行く時間がありません。ホルミシスルームでも同じような効果が期待できるということでしたね。</p>
<p>川嶋<br />
そのとおりです。ラジウム鉱石を使ってつくられたホルミシスルームに入ることで、人工的に放射線ホルミシス効果を得ることができます。現在では放射線ホルミシス療法が受けられるホルミシスルームが完備された施設は全国に広がっていますよ。</p>
<p>山田<br />
川嶋先生のクリニックにあるホルミシスルームに興味があります（写真１）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_7.jpg" alt="写真１　ホルミシスルーム。一人部屋が２つある（編集部　撮影）" border="0" /><br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_8.jpg" alt="写真１　ホルミシスルーム。一人部屋が２つある（編集部　撮影）" border="0" /></p>
<p class="quot">写真１　ホルミシスルーム。一人部屋が２つある（編集部　撮影）</p>
<p>中はどうなっているのですか？</p>
<p>川嶋<br />
ホルミシスルームには壁から天井からすべてに世界各地から吟味して取り寄せたラジウム鉱石を塗り付けて密閉しています。ラドンは重たい気体なので下に沈むため、入口の扉は高くしてあり、患者様には床に寝ていただきます。温度はだいたい38度から40度。湿度は60％〜80％くらいです。</p>
<p>山田<br />
何時間くらい入るのですか？</p>
<p>川嶋<br />
無理しない程度で、1時間くらいを目安にしています。</p>
<p>山田<br />
どのくらいの頻度で行くのですか？</p>
<p>川嶋<br />
病気を抱えている人ならば週に１、２回の間隔が多いですね。症状がひどいときは、週に３回入ってもらいますが、よくなってくると回数も減ります。安定したら月に一度といった具合に、症状や状況に合わせます。完全に治ったといっても月に１回くらいは入ったほうがよいですね。継続的に入り続けることが大切です。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_6.jpg" alt="「ホルミシスルームに入ることで、人工的に放射線ホルミシス効果を得ることができます」" border="0" /></p>
<p class="quot">「ホルミシスルームに入ることで、人工的に放射線ホルミシス効果を得ることができます」</p>
<p>山田<br />
何人で入るのですか？</p>
<p>川嶋<br />
一人部屋が２つあります。</p>
<p>山田<br />
お値段は高いのでは？</p>
<p>川嶋<br />
１回１万円くらいです。患者様の無理のないようにしています。継続ができる範囲で行わないと意味がありませんからね。継続できない金額のものに手を出してはいけません。</p>
</div>
<h2>台湾の放射能汚染アパート住民のがん死亡率は、台北地域の一般市民と比べ20分の1以下</h2>
<div class="txt">山田<br />
効果は認められているのでしょうか。</p>
<p>川嶋<br />
20年前から取り組み、現在の方法にして５～６年が経過しますが、効果は確実に出ています。特に抗がん剤や放射線治療の合間に行うと効果が高いのではないかと思います。</p>
<p>山田<br />
がん種や進行状態に関係ありますか。</p>
<p>川嶋<br />
どのようながん種も進行状態も関係ありません。細胞周辺に運ばれたラドンは崩壊しながらα線を放射し、細胞に大きなエネルギーを放射します。そして抗酸化酵素の活性を上げ、活性酸素を除去します。また細胞のホルモン分泌を促したりＮＫ細胞などの免疫系を活性化したり、がん抑制遺伝子の産物であるＰ53タンパク質を増加させることも確認されています（図３）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_9.png" alt="図３ がん抑制遺伝子 p53の活性検査" border="0" /></p>
<p class="quot">図３ がん抑制遺伝子 p53の活性検査</p>
<p>山田<br />
すごいですね。</p>
<p>川嶋<br />
ところで「台湾・放射能汚染アパートによるがん死の予防効果」という有名な実例をご存じですか？（※1）</p>
<p class="quot">※1　出典：Dose Response.2 0 0 6 Aug 25;5(1):63-75. doi: 10.2203/dose-response.06-105.Chen.</p>
<p>山田<br />
放射能汚染でがん死の予防？</p>
<p>川嶋<br />
１９８２年に完成した台北市とその近郊のアパートを含む約１７００戸（約1万人）の建物の話なのですが、鉄筋コンクリートにコバルト60の放射性元素が混入していたということで、住居内放射線レベルがきわめて高いことが完成から10年後の１９９２年に判明したのです。</p>
<p>山田<br />
それは大変な騒ぎになりますね。</p>
<p>川嶋<br />
ところが高放射線アパートに住んでいた約１万人の住民にとって19年間のがん死亡率は、台北地域の一般市民と比べ20分の１以下でした。しかもその10年間で、がんで亡くなった人は7人しかいませんでした。その人たちは、入居時にすでにがんがあったのです。ということは、このアパートに住んでからがんが発症して亡くなった人はゼロだったというわけです（図４）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_11.png" alt="図4　放射能汚染アパートによるがん死の予防効果" border="0" /></p>
<p class="quot">図4　放射能汚染アパートによるがん死の予防効果</p>
<p>山田<br />
びっくりしました。すごい結果ですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_10.jpg" alt="「なかなかラドン温泉に行く時間がありません。ホルミシスルームでも同じような効果が期待できるんですね」" border="0" /></p>
<p class="quot">「なかなかラドン温泉に行く時間がありません。ホルミシスルームでも同じような効果が期待できるんですね」</p>
</div>
<h2>クリニック以外にさまざまな施設で放射線ホルミシス療法が受けられる</h2>
<div class="txt">
山田<br />
先生のホルミシス研究会では、どのようなことをされているのですか？</p>
<p>川嶋<br />
正しい放射線ホルミシスの普及のために、２００４年頃より放射線ホルミシス療法に関する研究をし、実践を続けていた医師や企業の有志による勉強会を行っています。<br />
この医療の欠点でもあるのですが、残念ながらインチキが多いのです。ラジウムが出る「オーストリアの石」や「玉川温泉の石」を使用していると言いますが、現地の人に聞くと効果のある石は海外不出ですし、玉川温泉の北投石も天然記念物なので採集不可です。</p>
<p>山田<br />
ほぼ20年が経過するわけですね。</p>
<p>川嶋<br />
多くの動物実験データや人体への臨床例が蓄積され、２００７年10月に「有限責任中間法人ホルミシス臨床研究会（設立当初）」が正式に発足し、翌月には、この分野の先駆的権威のトーマス・Ｄ・ラッキー博士を招いて国際シンポジウムを催しました。以後は、医師と企業が協力し、放射線ホルミシス療法の正しい啓蒙と普及を行っています。</p>
<p>山田<br />
私たちが注意することはありますか？</p>
<p>川嶋<br />
ホルミシス療法を試したり、ホルミシスシートなどの市販品を購入する場合は測定値を確認することです。α線、γ線、β線が出ているのか、そしてラドンの度数はどのくらいかを表示していない場合は、信用してはいけません。<br />
いずれにしても放射線を扱えるのは医療従事者のみですから、医療行為を期待するのなら医者が完全に責任を持っているところを選んでください。</p>
<p>山田<br />
先生の書籍には、クリニック以外にドラッグストアや整体、健康サロンなど、さまざまな場所で放射線ホルミシス療法が受けられる施設が掲載されていますが、このような施設でも大丈夫なのでしょうか？</p>
<p>川嶋<br />
顧問医師を置くように指導しています。顧問医師がいなければ違法となることがあるので、そこを確認されたらよいでしょう。</p>
<p>山田<br />
認定された施設は今、全国でどのくらいあるのですか？</p>
<p>川嶋<br />
20～30カ所はあると思います。</p>
</div>
<h2>治療で大切なのは主治医とコミュニケーションをとって、最良の方法を導き出すこと</h2>
<div class="txt">
山田<br />
先生は大学で統合医療（※2）を教えていらっしゃるのですね。</p>
<p class="quot">※２ 統合医療：西洋医学による医療と代替医療を合わせて患者を治療すること</p>
<p>川嶋<br />
昨年（２０２２年）神奈川歯科大学大学院統合医療講座を開設し、高等教育機関による教育を開始しています（写真２）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_12.jpg" alt="写真２　SDM クリニック内にある「神奈川歯科大学大学院 高輪キャンパス」（編集部撮影）" border="0" /></p>
<p class="quot">写真２　SDM クリニック内にある「神奈川歯科大学大学院 高輪キャンパス」（編集部撮影）</p>
<p>ここでは統合医療全般、アロマやホメオパシー、カイロプラクティックなどの講座も授業に入っています。そして何よりも患者様が満足して生きる生き方を教えています。現在は10名の受講生が学んでいます。<br />
　今後、統合医療のニーズはますます高まると思います。ある腫瘍内科医ががんになったときに、なかなか同僚の西洋医学の医者には相談できず、そして最後には代替医療を取り入れたとおっしゃっていました。</p>
<p>山田<br />
西洋医学の先生でも？　思い起こせば、私ががんになったとき、全国から励ましの意味も含めて、たくさんのアドバイスや商品が届きました。そこで主治医に確認すると、たいがいはダメだと言われたんですよ。</p>
<p>川嶋<br />
その中には偽物も多いとは思いますが、論文などで証明されている本物もあるでしょう。新しい療法に対して、頭から怒るようならば、その医者を替えればいいわけです。大切なのは主治医とコミュニケーションをとって、最良の方法を導き出すことですね。</p>
<p>山田<br />
主治医との相性もありますね。</p>
<p>川嶋<br />
私の場合は患者様に「死んでは困りますか？」と訊きます。そこで「困る」とおっしゃる患者様には、「自分の人生で何をしたいのか、何を大切にしたいのか」を訊きます。すると患者様は、ご自身の気持ちを伝えてくれますから、その回答次第によって治療方法が変わってきます。その方が希望する方法を第一優先に考えます。医師が自分の価値観を押し付けてはいけないと肝に銘じています。<br />
たとえば、「治療をしない」という選択肢もあります。がんがあっても天寿を全うできるなら、それもよいという考え方もありますよね。そして何の治療もしないで、実際に長生きされている方もいます。</p>
<p>山田<br />
さまざまな価値観がありますからね。</p>
<p>川嶋<br />
かつてと今の日本とでは人口の構造がまったく異なっています。『サザエさん』の漫画を知っていると思いますが、お父さんの波平さんの年齢を知っていますか？　一見、老人に見えますが、設定上では53歳なんです。</p>
<p>山田<br />
53歳といったら、今ではまだまだ若い。</p>
<p>川嶋<br />
当時は人口の６割が若い人でした。ところが２０６０年になると人口比率が逆転します。50歳以上が６割になるのです。すでに人生１００歳の時代です。１００歳で子供ができる世の中になるかもしれません。そのような時代に満足して死んでいくためには、新しい医療を取り入れる考えが必要になってくるわけです。</p>
<p>山田<br />
さらに、ホルミシス治療は、病気を癒すだけではなく、予防医学という捉え方もできるわけですね。</p>
<p>川嶋<br />
健康にもいいですし、妊活にもいいんですよ。また認知症の認知機能が改善したという結果も出ています。</p>
<p>山田<br />
素晴らしい。万全ですね。私もホルミシスルームを活用したいものです。本日はありがとうございました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/live_long_24_13.jpg" alt="対談を終えたあとで記念撮影" border="0" /></p>
<p class="quot">対談を終えたあとで記念撮影</p>
<p>神奈川歯科大学大学院統合医療学講座<br />
〒108–0074　東京都港区高輪２–16–５　東武高輪第二ビル5階<br />
TEL：03-6456-3102　　FAX:03-6456-3103<br />
E-MAIL：<a href="mailto:kawashima@togoiryo-kdu.jp">kawashima@togoiryo-kdu.jp</a><br />
URL： <a href="http://www.graduate.kdu.ac.jp/togoiryo/">http://www.graduate.kdu.ac.jp/togoiryo/</a></p>
<p>統合医療ＳＤＭクリニック<br />
〒108–0074　東京都港区高輪２–16–５　東武高輪第二ビル5階<br />
TEL：03-5422-9485　　FAX：03-6455-6958<br />
URL： <a href="https://sdm-clinic.jp/">https://sdm-clinic.jp/</a></p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_7013">第27回 そこが知りたい 「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5011">第15回 そこが知りたい　抗がん剤の世界的権威が推奨する<br />
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786">第13回 そこが知りたい　ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された<br />
がん再発予防のための食事術</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4569">第12回 そこが知りたい　コロナ禍におけるがん患者の<br />
免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">第11回 そこが知りたい　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4020">第10回 そこが知りたい　20万人の命の声〟と医療者を繋げる「がん患者生活支援活動」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3840">第９回 そこが知りたい　南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3602">第８回 そこが知りたい「がん免疫療法」<br />
初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口　力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3419">第７回 そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3369">第６回 そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years（ファイブイヤーズ）の活動と今後</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">第５回 東京ミッドタウンクリニックプレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3243">第４回 スヴェンソン そこが知りたい医療用ウィッグ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">第３回 小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」<br />
患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目！</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2913">第２回 資生堂 ライフクオリティビューティセンターの取り組み<br />
外見を整えることによって自分自身を取り戻すメーキャップ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2756">第１回 がん温熱療法 ハイパーサーミア「サーモトロンRF−8」</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第２３回 ）そこが知りたい　なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 10 May 2023 09:04:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=6478</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第23回) そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン）温泉はがん患者に効果があるのか？ 　古くから日本人が利用してきた温泉や湯治。昨今では、がんの治療でラジウム（ラドン）温泉の秋田県に [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第23回)<br />
そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン）温泉はがん患者に効果があるのか？</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>　古くから日本人が利用してきた温泉や湯治。昨今では、がんの治療でラジウム（ラドン）温泉の秋田県にある玉川温泉や鳥取県にある三朝温泉が注目されていますが、はたしてその効用とは？<br />
ラジウム（ラドン）温泉の健康効果に関する書籍を多数上梓され、がんの患者さんを中心としたラジウム（ラドン）を使った治療法（放射線ホルミシス療法など）も多数取り入れていらっしゃる統合医療ＳＤＭクリニックの川嶋朗院長に科学的な視点からお話を聞きました。今号と次号で2回にわたってご紹介します。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/live_long_23_1.jpg" alt="川嶋 朗（かわしま・あきら）
1957 年東京都生まれ。少年時代は児童劇団こまどりに所属し子役、1970 ～1971年の1年間NHK の連続ドラマで主役。
北海道大学医学部在籍中に東洋医学研究会創設・主宰。東京女子医科大学入局後は、腎臓の蛋白代謝などの研究に従事。
Harvard Medical School &#038; Massachusetts General Hospital では増殖因子の転写調節の研究などに従事。2003年に日本の大学として初めて統合医療の診療を行う施設である東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックを開設。その後、東京有明医療大学教授を経て、2022 年4 月より神奈川歯科大学大学院で、日本初の高等教育機関による「統
合医療学講座」をスタート。2022 年に「統合医療SDMクリニック」を開設し、統合医療の臨床・研究・教育の現場に立ちつづけている。所属学会・資格：日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本腎臓学会学術評議員 認定専門医、日本透析医学会認定専門医、日本ホメオパシー協会顧問、日本臨床ヒプノセラピスト協会理事、日本予防医学会理事、日本東方医学会理事・学術委員、比較統合医療学会評議員、国際生命情報科学会（ISLIS）会長・理事、日本ホリスティック医学協会常任理事・医療教育研究委員長、日本催眠学会理事、日本アロマセラピー学会理事、日本抗加齢医学会評議員、NPO 統合医療塾塾頭（理事長）、ホルミシス臨床研究会代表理事、日本免疫病治療研究会幹事、維持透析患者のための補完･代替医療研究会（HD-CAM）代表世話人、日本ハーブ療法研究会監事、日本キレーション治療普及協会世話人、財団法人東方医療振興財団理事、一般社団法人健康科学研究所理事、国際腎臓学会、アメリカ腎臓学会、など。" border="0" /></p>
<p class="quot">川嶋 朗（かわしま・あきら）<br />
1957 年東京都生まれ。少年時代は児童劇団こまどりに所属し子役、1970 ～1971年の1年間NHK の連続ドラマで主役。<br />
北海道大学医学部在籍中に東洋医学研究会創設・主宰。東京女子医科大学入局後は、腎臓の蛋白代謝などの研究に従事。<br />
Harvard Medical School &#038; Massachusetts General Hospital では増殖因子の転写調節の研究などに従事。2003年に日本の大学として初めて統合医療の診療を行う施設である東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックを開設。その後、東京有明医療大学教授を経て、2022 年4 月より神奈川歯科大学大学院で、日本初の高等教育機関による「統<br />
合医療学講座」をスタート。2022 年に「統合医療SDMクリニック」を開設し、統合医療の臨床・研究・教育の現場に立ちつづけている。所属学会・資格：日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本腎臓学会学術評議員 認定専門医、日本透析医学会認定専門医、日本ホメオパシー協会顧問、日本臨床ヒプノセラピスト協会理事、日本予防医学会理事、日本東方医学会理事・学術委員、比較統合医療学会評議員、国際生命情報科学会（ISLIS）会長・理事、日本ホリスティック医学協会常任理事・医療教育研究委員長、日本催眠学会理事、日本アロマセラピー学会理事、日本抗加齢医学会評議員、NPO 統合医療塾塾頭（理事長）、ホルミシス臨床研究会代表理事、日本免疫病治療研究会幹事、維持透析患者のための補完･代替医療研究会（HD-CAM）代表世話人、日本ハーブ療法研究会監事、日本キレーション治療普及協会世話人、財団法人東方医療振興財団理事、一般社団法人健康科学研究所理事、国際腎臓学会、アメリカ腎臓学会、など。</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>ラジウム（ラドン）温泉の効果は、低用量放射線によるホルミシス効果</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　私は乳がんになってから温泉が大好きになりました。山中のいい空気に触れ、気分がよくなり、ストレスが緩和され、身体も温かくなりますしね。そこで本日の対談をとても楽しみにしていたのですが、なぜ、温泉や湯治ががん治療に効果があるのでしょうか？</p>
<p>川嶋<br />
　ラジウム（ラドン）が溶けだした温泉に入ることによるホルミシス効果が考えられます。</p>
<p>山田<br />
　ホルミシス効果ですか。「ホルミシス」という言葉を初めて聞いたのですが、これはどのような意味ですか？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/live_long_23_2.jpg" alt="川嶋 朗院長との対談は2023 年3 月24 日（金）、アスリート・マーケティング株式会社応接室において行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">川嶋 朗院長との対談は2023 年3 月24 日（金）、アスリート・マーケティング株式会社応接室において行われた</p>
<p>川嶋<br />
　「ホルミシス」の語源はギリシャ語の「ホルメイン」で「刺激する」という意味です。同じ語源でみなさんがよくご存じの言葉が「ホルモン」で、ごく微量で大きな効果がありますね。一生涯で分泌される成長ホルモンは耳かき1杯くらいです。「ホルミシス」という言葉は、ある物質が高濃度あるいは大量に用いられた場合は有害になるものの、低濃度あるいは微量で用いられた場合、逆に有益な作用をもたらす現象のことです。実は低線量の放射線を照射すると、生体のさまざまな機能が亢進するんです。ラジウム（ラドン）温泉は「放射能泉」と呼ばれ、低用量放射線のホルミシス効果によるものです。</p>
<p>山田<br />
　有害なものでも、有益になる？</p>
<p>川嶋<br />
　世の中にはホルミシス現象が山のようにありますよ。たとえば紫外線は浴び過ぎれば皮膚がんの原因になりますが、少量の紫外線は人間に必要です。寒さも、極寒の地でわれわれは生きていけませんが、少しの寒さならば、むしろ体温を上げ有益になりますからね。</p>
<p>山田<br />
　なるほど。確かにそうですね。
</p></div>
<h2>ホルミシス現象に最初に目を付けたのはＮＡＳＡ（アメリカ航空宇宙局）</h2>
<div class="txt">
川嶋<br />
　このような現象に最初に目をつけたのはＮＡＳＡ（アメリカ航空宇宙局）です。宇宙ステーションにいると、通常、人が1年間に浴びる放射線を1日で浴びてしまいます。ということは２０２３年３月時点で日本人としては最長の宇宙滞在時間が合計５０４日１８時間３５分となった若田光一さんは、すでに５０４年分の放射線を浴びていることになります。でもお元気ですね。実はこのような課題について、１９８０年代に「放射線が宇宙飛行士の人体に及ぼす影響」というテーマで研究を依頼された当時のミズーリ大学教授が、宇宙では重力がないため筋力は衰えるもののそれ以外の機能は全部向上したという研究結果を発表しています。</p>
<p>山田<br />
　宇宙飛行士は若々しいですものね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/live_long_23_3.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
<p>川嶋<br />
　ヨーロッパに目を向けると、オーストリアのザルツブルグから約１００キロ南にガシュタイン渓谷という温泉地（バドガシュタイン）があり、戦前ヒトラーが金鉱山を開拓しようとしましたが、鉱山に携わる人の病気が治ったり健康状態がよくなることがわかり、研究の結果、その坑道に充満しているラドンによる効果であることがわかりました。以来「放射能泉」として人気が高く温泉入浴、吸入、飲泉、直接照射（坑道療法や岩盤浴）で有名です。</p>
</div>
<h2>ラドン蒸気の「吸引」や、ラドンを含んだ温泉水を飲む「飲泉」が効果的</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　ところでラドンとラジウムの違いがわからないのですが……。</p>
<p>川嶋<br />
　ラジウム鉱石のラジウムが壊れてラドンガスが出ます。「ラジウム温泉」というのは、ある一定以上の放射線物質としてのラドンを含んでいる温泉のことをいいます。ラジウムが1億分の㎎／ℓ以上含まれています。<br />
　一方、ラドン温泉はラドンの濃度が１１１ベクレル／ℓ以上のものです。どちらも温泉水に溶け込んだラドンが蒸発して空気中に充満しています。浴水中に含まれているラドンの約10％は水面上の空気中に拡散しているからです。効能において重要なのはラドンです。ラドン蒸気の「吸引」や、ラドンを含んだ温泉水を飲む「飲泉」などが効果的です（図１）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/live_long_23_6.png" alt="図１　ラジウム（ラドン）温泉の入浴" border="0" /></p>
<p class="quot">図１　ラジウム（ラドン）温泉の入浴</p>
<p>山田<br />
　秋田県の玉川温泉が有名ですよね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/live_long_23_4.jpg" alt="「（ラドン浴すると）放射能が身体に溜まったりするなどの健康被害は出ないのですか？」" border="0" /></p>
<p class="quot">「（ラドン浴すると）放射能が身体に溜まったりするなどの健康被害は出ないのですか？」</p>
<p>川嶋<br />
　玉川温泉は利用者の大半ががん患者さんですね。湯治と岩盤浴を組み合わせた独特の温泉スタイルといえるでしょう。地下に埋まった、特別天然記念物に指定されている「北投石」からラドンが放出されています。ここにゴザを敷いて寝ながらガスを吸うのです。残念ながら玉川温泉のお湯にはそこまでラドンが溶けていないのですが、岩盤から出てくるラドンを密閉すればラドン浴は十分にできます。<br />
　ほかにも三朝温泉（鳥取県）、増富温泉（山梨県）、奈女沢温泉（群馬県）、湯の島温泉（岐阜県）、栃尾又温泉（新潟県）、関金温泉（鳥取県）、栗本温泉（岐阜県）などが有名ですね。</p>
</div>
<h2>三朝温泉のある三朝町の住民のがん死亡率は全国平均の半分</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　症例はたくさんあるのですか？</p>
<p>川嶋<br />
　たとえば鳥取県の三朝温泉は高濃度のラドン含有量を誇る世界屈指の放射能泉といわれています。室温は32度～42度、湿度約90％のラドンガス（湯気）がミスト状に充満しています。温泉熱を利用した熱気浴室で「ラドン熱気浴」ができます。岡山大学の研究で１９９２年に御船政明先生が、「三朝温泉のがん死亡率の低減効果」として、三朝温泉地区の住民のがん死亡率を調べ、37年間の統計解析から全国平均を１とした三朝町住民のがん死亡率は男性 0.54、女性 0.46と著しく低く、周辺地域の住民のがん死亡率（男性 0.85、女性 0.77）に比べても低いという研究結果を発表しています。</p>
<p>山田<br />
　それはすごいですね。</p>
<p>川嶋<br />
　とはいえ、日本にはまだそれほど多くのデータが出ていません。</p>
</div>
<h2>オーストリアとドイツではラドン浴は保険適用になっている</h2>
<div class="txt">
<p>川嶋<br />
　オーストリアのバドガシュタインの天然ラドン坑道であるハイルシュトレンでは呼吸器の病気、関節、皮膚の病気に有効ということで健康保険が適用されています。ドイツでも同様に「呼吸器系の病気に有効」として保険適用されていますね。またチェコ共和国のヤーヒモフ温泉郷には病院が併設され、患者さんの健康状態が管理され、実証的なデータや治癒効果などが分析されています。米国でもカナダに国境を接しているモンタナ州南西部にあるボールダー近郊にラドン浴施設のラドンヘルス・マインがあります。地下25メートルのウラン坑道ですが、天然に生成されたラドンとイオンを取り入れることができます。</p>
<p>山田<br />
　海外では保険適用されているのに、日本では「放射線治療」をしているだけで人から避けられたり、被曝するのではないかといわれたりしましたよ……。</p>
<p>川嶋<br />
　日本は被爆国でもあるので、どうしても放射性物質に対しては抵抗がある方も少なくないようですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/live_long_23_5.jpg" alt="「（放射性物質は）半減期というものがあり、身体に入ったラドンの半分は30 分で消え、２時間でほとんど排出されます」" border="0" /></p>
<p class="quot">「（放射性物質は）半減期というものがあり、身体に入ったラドンの半分は30 分で消え、２時間でほとんど排出されます」</p>
<p>山田<br />
　確かに不安もありますね。やりすぎてもいけないのですよね？</p>
<p>川嶋<br />
　たとえばお塩は調味料として重宝しますが、1キロまとめて摂取したら危険ですよね。どんなものでも大量に摂取するのはよくないですが、自然にあるものは基本的に安心できます。ラジウムやラドンも、もともと地球の岩盤から出てくるわけですから……。</p>
</div>
<h2>身体に入ったラドンは2時間でほとんど排出される</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　放射能が身体に溜まったりするなどの健康被害は出ないのですか？</p>
<p>川嶋<br />
　半減期というものがあり、身体に入ったラドンの半分は30分で消え、2時間でほとんど排出されます。ラドンが溶けた温泉水も4日もするとラドンはなくなってしまいます。</p>
<p>山田<br />
　尿から出るのですか？</p>
<p>川嶋<br />
　血液の中に溶けているときは尿から出ます。そのほかは呼気から出ますね。</p>
<p>山田<br />
　私は乳がんで放射線治療を受けましたが、毎日ちょっとしか照射されませんでした。</p>
<p>川嶋<br />
　あれはちょっとではありません。がん治療の場合は、２グレイという単位です。つまり２０００ミリシーベルトなわけです。それを局所に当てるのでかなりの攻撃になります（図２）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/live_long_23_7.png" alt="図２　放射線の人体への影響" border="0" /></p>
<p class="quot">図２　放射線の人体への影響</p>
<p>山田<br />
　目に見えないがんでも叩いていこうということですからね。<br />
時間の節約のために３日くらいまとめて行ってほしいといってもそれはできないといわれました。</p>
<p>川嶋<br />
　1回照射量をそれ以上上げると危険だからです。ところで放射線治療の合間に低線量の放射線を浴びると副作用の軽減ができます。<br />
　これは東北放射線科学センター理事長であり、東北大学名誉教授（医学博士）の坂本澄彦先生が悪性リンパ腫の患者の放射線治療に際し、2グレイという高線量の局所照射の合間に0・1グレイの低線量の全身照射を1日おきにしたところ、局所照射だけの10年生存率約50％に対し、低線量の全身照射を併用したら約84％でした。</p>
</div>
<h2>ラドンが体内に入ると、免疫系を活性化したり、活性酸素を除去したりする</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　放射線にも種類があるのですか？</p>
<p>川嶋<br />
　放射線にはα線、β線、γ線、Ｘ線、中性子線などの種類がありますが、α線は作用が強いのですが透過性がほとんどありません。紙レベルでα線を止めてしまいます。数ミクロンしか届きませんが、α線は皮膚から入らないのでラドンを鼻から吸うとか、溶けている水を用います。β線は電子レンジに応用されています。これはアルミホイルでブロックできます。γ線、Ｘ線は、通常レントゲンで使っています。これは鉛を通しません。放射線物質は不安定な原子核を持っており、安定した状態になるまでは、他の物質に変化し続けます。たとえばウランはラジウムからラドンに変化していくわけです（図３）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/05/live_long_23_8.png" alt="図3　放射線の種類と特徴" border="0" /></p>
<p class="quot">図3　放射線の種類と特徴</p>
<p>山田<br />
　それではラドンが体内に入ると、どのようなメカニズムが働くのですか？</p>
<p>川嶋<br />
　ひとつは、皮膚から吸収されたラドンは、上皮にあるランゲルハンス細胞に作用して免疫反応に刺激を与えます。また、脳下垂体や副腎皮質の機能を強める作用があります。<br />
　呼吸によって体内に取り込まれたラドンは、肺から血流とともに全身の細胞まぎわにまで運ばれていき、そこでα線を放射します。<br />
α線は細胞内ではわずか0.1㎜程度しか飛びませんが、細胞に直接作用してがんの原因となる活性酸素を除去したり、細胞活動を活発にしたり、免疫系を活性化したりするなど、さまざまな治療効果を生み出すことが動物実験で証明されています。<br />
　また活性酸素を除去する酵素が活性化しますので若返りますよ。</p>
<p>山田<br />
　どのようにしてがんをやっつけるのですか？</p>
<p>川嶋<br />
　まずは、がん抑制遺伝子であるＰ53遺伝子が活性化し、がん細胞の増殖が抑制されます。ＤＮＡの損傷が修復されると同時に自発的な細胞死（アポトーシス）へと導きます。抗酸化酵素が増加するので、がんの原因になる活性酸素の働きを弱めます。</p>
<p>山田<br />
　ＮＫ細胞（リンパ球の一種）も活性化しますか？</p>
<p>川嶋<br />
　はい、活性化します。さらにリンパ球の数が増えますね。また、低線量の放射線によりヒドロキシラジカルを消去するグルタチオンペルオキシダーゼ とスーパーオキシドを消去するスーパーオキシドディスムターゼ (ＳＯＤ) が増加するために活性酸素処理能力（抗酸化機能）が高まるとされています。</p>
<p>山田<br />
　それは素晴らしい。<br />
　最後に、正しいラドン温泉の入浴の仕方があれば教えてください。</p>
<p>川嶋<br />
　ラドンは呼吸によって入りやすいので、ぬるめのお湯に30分くらいゆっくりと浸かるとよいですね。また湿度が高い岩盤浴のような坑道やミストサウナのときは1時間くらい入るとよいでしょう。</p>
<p>山田<br />
　バドガシュタインのラドン浴は、健康効果が高いのですよね。すごく行きたいけど、遠いから行くのが難しいですよね。</p>
<p>川嶋<br />
　最近では、身近で同じような効果が得られるホルミシスルームがありますよ。</p>
<p>山田<br />
　えっ！　それ、すごく興味があります！　でも、時間がきてしまったので、この続きは次回にお願いします。</p>
<p>ＵＲＬ： <a href="http://www.graduate.kdu.ac.jp/togoiryo/">http://www.graduate.kdu.ac.jp/togoiryo/</a><br />
統合医療ＳＤＭクリニック</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_7013">第27回 そこが知りたい 「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5011">第15回 そこが知りたい　抗がん剤の世界的権威が推奨する<br />
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786">第13回 そこが知りたい　ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された<br />
がん再発予防のための食事術</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4569">第12回 そこが知りたい　コロナ禍におけるがん患者の<br />
免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">第11回 そこが知りたい　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4020">第10回 そこが知りたい　20万人の命の声〟と医療者を繋げる「がん患者生活支援活動」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3840">第９回 そこが知りたい　南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3602">第８回 そこが知りたい「がん免疫療法」<br />
初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口　力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3419">第７回 そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3369">第６回 そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years（ファイブイヤーズ）の活動と今後</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">第５回 東京ミッドタウンクリニックプレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療</a></li>
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</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第２２回 ）そこが知りたい 末期がんに挑む！ 「水素ガス免疫療法」</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 10 Feb 2023 00:00:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=5981</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第22回) そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」 　医師から治療を見放され「がん難民」と呼ばれる「がん患者」さんが日本には約68万人もいるといいます。そういった方々の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第22回)<br />
そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>　医師から治療を見放され「がん難民」と呼ばれる「がん患者」さんが日本には約68万人もいるといいます。そういった方々のために多くの研究を重ね、世界で初めて水素を使った「水素ガス免疫療法」の研究論文を医学雑誌に発表したのが、「くまもと免疫統合医療クリニック」の赤木純児院長です。「末期がん患者さんの駆け込み寺」ともいわれるだけに、年間約２００～３００人ものがん患者さんが日本全国から訪れるといわれます。<br />
　今回は、赤木院長に水素ガスによる治療効果を中心にお話しいただきました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_1.jpg" alt="赤木純児（あかぎ・じゅんじ）
1977 年、九州大学文学部卒業後、宮崎医科大学医学部（現：宮崎大学医学部）に入学。1983 年卒業。
1989 年熊本大学大学院医学研究科博士課程修了後、1992 年から1995 年までアメリカのNIH（NationalInstitute of Health： 国立衛生研究所）のNCI（National Cancer Institute：米国国立癌研究所）に留学、腫瘍免疫を学ぶ。帰国後、熊本大学第二外科（現消化器外科）勤務などを経て、2010 年 玉名地域保健医療センター院長となる。2020 年2 月、くまもと免疫統合医療クリニック開院。
所属学会・資格：理化学研究所客員研究員、日本統合医療学会理事、国際水素医科学研究会理事長、日本統合医療学会熊本県支部長、日本アロマセラピー学会評議員、日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本乳癌学会認定医。著書に『水素ガスでガンは消える!? 』 ( 辰巳出版)、『ステージ４のがんを治す! 』 ( さくら舎)、『がん治療の「免疫革命」がんと水素と「悪玉キラーＴ細胞』（ワニブックス）がある。（写真提供: 赤木院長）" border="0" /></p>
<p class="quot">赤木純児（あかぎ・じゅんじ）<br />
1977 年、九州大学文学部卒業後、宮崎医科大学医学部（現：宮崎大学医学部）に入学。1983 年卒業。<br />
1989 年熊本大学大学院医学研究科博士課程修了後、1992 年から1995 年までアメリカのNIH（NationalInstitute of Health： 国立衛生研究所）のNCI（National Cancer Institute：米国国立癌研究所）に留学、腫瘍免疫を学ぶ。帰国後、熊本大学第二外科（現消化器外科）勤務などを経て、2010 年 玉名地域保健医療センター院長となる。2020 年2 月、くまもと免疫統合医療クリニック開院。<br />
所属学会・資格：理化学研究所客員研究員、日本統合医療学会理事、国際水素医科学研究会理事長、日本統合医療学会熊本県支部長、日本アロマセラピー学会評議員、日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本乳癌学会認定医。著書に『水素ガスでガンは消える!? 』 ( 辰巳出版)、『ステージ４のがんを治す! 』 ( さくら舎)、『がん治療の「免疫革命」がんと水素と「悪玉キラーＴ細胞』（ワニブックス）がある。（写真提供: 赤木院長）</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>水素はガス状で吸入　することが重要</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　赤木先生は世界で初めて水素ガスをがん治療に使用され、現在ではその症例も４００例を超えていらっしゃるとのことですね。<br />
特に末期がんの患者さんに有効な症例が出ているということですが、水素水が出たのはずいぶん前で、私もやたらと飲んだものですが……。水素水と水素ガスは違いますか？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_2.jpg" alt="赤木純児院長との対談は2022 年12 月９日（金）、オンライン
方式によって行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">赤木純児院長との対談は2022 年12 月９日（金）、オンライン方式によって行われた</p>
<p>赤木<br />
　水素は地球上で最も軽く、最も多く存在する原子です。一般的に「水素」と呼ばれる場合、水素原子が２つ結合し安定したガス状の水素分子（ Ｈ2）を指します。<br />
この水素分子（水素ガス）は腸内細菌によって体内でも産生されているものです。水素の中には大きく分けて水とガスがあります。この違いは、水素の量によります。<br />
水素水に含まれる水素量は微量です。ところが水素ガスにすると、大量の水素を人間の身体に送ることができます。水素ガスを1時間吸入するためには水素水を22トン飲まないとなりませんからね。</p>
<p>山田<br />
　それは恐れ入りました（笑）。水素ガスとはすごいものなのですね。ところで先生、水素ガスと出会ったきっかけは？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_3.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
<p>赤木<br />
　２０１６年に遡りますが、私が低用量抗がん剤や漢方治療、ハイパーサーミア（温熱療法）などを併せて治療しているとき、ある業者の方が水素ガスの機械をもってきたのです。<br />
　最初は怪しいという感じで、とりあえず話は聞きましたが、その機械を病院の片隅に置いていってもらったのです。あるとき、ある乳がん患者さんがいらして、いろいろな抗がん剤を用いても効果がなく顎下のリンパ節が腫れ上がり（写真１）、肝臓にも転移があったので、これでは退院できないと思いました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_4.png" alt="写真１　リンパ節が腫れ上がった乳がん患者さん" border="0" /></p>
<p class="quot">写真１　リンパ節が腫れ上がった乳がん患者さん</p>
<p>そこで最後の手段として水素を使ってみることにしたのです。すると、わずか２週間で腫瘍マーカーの数値が一気に下がりました。しかもリンパ節の腫れが取れて、退院されたのです。これを見て驚き、使うことを決意したのです。</p>
<p>山田<br />
　それはすごいですね！　どのような機械を使うのですか？</p>
<p>赤木<br />
　ハイセルベータ–ＥＴ１００といって1分間に水素ガスの発生量が１２００㎖。もうひとつがＰＦ72といって1分間に８６０㎖出ます（写真２）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_5.png" alt="写真２　クリニックで使用されている水素吸入器" border="0" /></p>
<p class="quot">写真２　クリニックで使用されている水素吸入器</p>
<p>これだけの水素ガスが出る機械は日本にはもちろんのこと、世界にもこの機械しかありません。この機械を用い、1日３時間以上、朝・昼・晩と３回に分けて水素ガスを吸入するのです。これは鼻からでも口からでも吸入できます。<br />
しかも水素は過剰摂取しても不要な分は体から自然と抜けていくために副作用もありません。何時間でも大丈夫ですし、寝ながら使ってもいいので、負担なく水素ガスを吸うことができます。</p>
<p>山田<br />
　それなら安心ですね。この機械は先生のところにだけあるのですか？</p>
<p>赤木<br />
　いえ。今、全国に広がっています。</p>
<p>山田<br />
　どのくらいのお値段なのですか？</p>
<p>赤木<br />
　１２００㎖が２２０万円。８６０㎖が１５０万円となりますね。</p>
<p>山田<br />
　大きさはどのくらいですか？</p>
<p>赤木<br />
　ポータブルデッキくらいの大きさです。取っ手が付いているので簡単に持ち運べます。</p>
</div>
<h2>水素ガス併用でオプジーボの作用が約３倍に向上</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　この機械で発生させた水素ガスと抗がん剤のオプジーボとを併用すると効果があるわけですね。</p>
<p>赤木<br />
　オプジーボは「免疫機能へのブレーキ」を解除し、免疫細胞（キラーＴ細胞）の働きを回復させ、がん細胞への攻撃を助けることができる治療薬です。<br />
　人間の身体は外敵が入ると免疫が働くシステムになっていますが、その免疫が効きすぎないようにするためにブレーキをかけてコントロールしています。<br />
　ところが、がんの場合は「免疫のブレーキ」が、がん細胞の味方をしてしまうのです。そのため、そのブレーキを外さなくてはなりません。</p>
<p>山田<br />
　どのようなメカニズムなのでしょうか。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_6.jpg" alt="「赤木先生は世界で初めて水素ガスをがん治療に使用され、その症例も
400 例を超えていらっしゃるそうですね」" border="0" /></p>
<p class="quot">「赤木先生は世界で初めて水素ガスをがん治療に使用され、その症例も400 例を超えていらっしゃるそうですね」</p>
<p>赤木<br />
　キラーＴ細胞に発現するＰＤ–１とがん細胞に発現するＰＤ–Ｌ１が結合すると免疫が働かなくなるために、その結合部分を遮断する薬なのです。<br />
　ＰＤ–１は本来、健康を守るため過剰に働かないように免疫にブレーキをかける役割をもっていますが、キラーＴ細胞がへたっていると、がんの味方をしてしまうのです。<br />
オプジーボを使っても効果が出ないのです。そこでキラーＴ細胞を元に戻し、元気にし、オプジーボの働きを活性化するのが水素ガスの役割です。</p>
<p>山田<br />
　キラーＴ細胞にも善玉、悪玉があると聞きましたが悪玉を善玉に変えるということですか？</p>
<p>赤木<br />
　へたった元気のないキラーＴ細胞を「悪玉キラーＴ細胞」と呼んでいます。この状態ですと、がんの治療でオプジーボの効果がありません。<br />
　しかし、これに水素を吸わせると元の元気な善玉キラーＴ細胞に戻っていきます（図１）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_7.png" alt="図１　善玉キラーT 細胞と悪玉キラーT 細胞　がんや老化などの要因でキラーT細胞のミトコンドリアが機能不全に陥ると悪玉キラーT細胞に変わり、水素ガス吸入によってミトコンドリア機能が活性化すると、善玉キラーT細胞に復活します。" border="0" /></p>
<p class="quot">図１　善玉キラーT 細胞と悪玉キラーT 細胞</p>
<p>以前の研究では善玉キラーＴ細胞には戻れないといわれていましたが、最近の研究では戻ることがわかってきました。<br />
　オプジーボの作用が単独の効果と比べて、約３倍に向上することがわかりました。</p>
<p class="quot">Oncol Lett. 2020 Nov;20(5):258. 　 PMID: 32994821 Hydrogengasactivates coenzyme Q10 to restore exhausted CD8 + Tcells , especially PD-1+Tim3+terminal CD8+ T cells, leading to better nivolumab outcomes in patients with lung cancer</p>
</div>
<h2>がん細胞を攻撃するには「免疫機能のブレーキ」を外すことが重要</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　キラーＴ細胞の働きが素晴らしいのですね。</p>
<p>赤木<br />
　がん治療にはキラーＴ細胞を使うのが最も有効だと思います。正常細胞を壊すことなく、がん細胞だけをやっつけるからです。<br />
　がん細胞を排除するためには「がん免疫サイクル」といわれる７つのステップを繰り返すことが必要です。図２を見ていただければわかるように、「がんの免疫サイクル」の主役になるのはキラーＴ細胞です。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_9.png" alt="図２　がんの免疫サイクル" border="0" /></p>
<p class="quot">図２　がんの免疫サイクル</p>
<p>　まずはキラーＴ細胞のパスウエイを見てみましょう。１から７までのステップをすべて回る必要があるからです。<br />
　ステップ１では抗がん剤や放射線でがん細胞を破壊します。ステップ２では細胞だけを認識し、それだけを殺し、正常細胞を傷つけないということを認識する非常に「当院では水素ガスを使ってキラーT 細胞を活性化させることで、結果として約７割の方が改善しています」（写真提供：赤木院長）<br />
優秀な樹状細胞が、がん抗原を提示し、Ｔ細胞にがん細胞の姿を教えます。<br />
　ステップ３では、樹状細胞によって教育されたキラーＴ細胞が活性化します。<br />
　そしてキラーＴ細胞が血中を流れていくのが４と５なのです。これらのキラーＴ細胞は、がん細胞を認識します。<br />
　次に腫瘍に浸潤する６の段階となり、ステップ７で、キラーＴ細胞が、がん細胞のみを攻撃・排除し、がんを殺傷するという流れになります。これを繰り返すことです。</p>
<p>山田<br />
　ここで「免疫機能のブレーキ」を外すことが重要なのですね。</p>
<p>赤木<br />
　そうです。免疫を活性化するためには、このブレーキをはずすことが非常に重要です。水素ガス吸入とオプジーボを併用し、免疫強化を主体とした治療を行うことにより、オプジーボが効果をもたらすと奇跡的なことが起きます。それを増強するのが水素ガスというわけですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_8.png" alt="「当院では水素ガスを使ってキラーT 細胞を活性化させることで、結果として約７割の方が改善しています」（写真提供：赤木院長）" border="0" /></p>
<p class="quot">「当院では水素ガスを使ってキラーT 細胞を活性化させることで、結果として約７割の方が改善しています」（写真提供：赤木院長）</p>
<p>山田　すごい仕組みができているのですね。</p>
<p>赤木<br />
　当院ではこのように水素ガスを使ってキラーＴ細胞を活性化させることで、結果として約7割の方が改善しています。</p>
<p>山田　<br />
7割とはすごいですね！</p>
</div>
<h2>キラーＴ細胞の活性化には、ミトコンドリアを元気にする必要がある</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　キラーＴ細胞を活性化するためにはどうしたらいいですか？</p>
<p>赤木<br />
　ミトコンドリアを元気にする必要がありますね。体内の細胞内に存在し、細胞を動かすエンジンの役割を果たしているのがミトコンドリアです。細胞の活動エネルギーとなるアデノシン３リン酸（ＡＴＰ）を合成しますが、ＡＴＰの90％以上はミトコンドリアで生産され、それぞれの細胞に供給されています。水素ガスにはミトコンドリアの活性化作用があり、ミトコンドリアが活性化することでキラーＴ細胞（樹状細胞なども）がエネルギーをチャージし、活性化すると考えられています。<br />
山田　自分でミトコンドリアを元気にするには具体的にどうしたらよいですか？<br />
赤木　腸内環境を整えることが大切です。食べ物、運動、睡眠に気を付けます。サウナもいいですよ。食品については「まごわやさしい」という頭文字をとった食材をとりなさいといわれています。<br />
山田　豆、ごま、ワカメ、野菜、魚、シイタケなどのキノコ類、イモ類ということですね。それと食べ方ですが、食事と食事の間隔を空けたほうがいいといわれますね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/live_long_22_10.png" alt="オンラインによる対談風景" border="0" /></p>
<p class="quot">オンラインによる対談風景</p>
<p>赤木<br />
　お腹がすいている状態のときに長寿遺伝子であるサーチュイン遺伝子が活性します。サーチュイン遺伝子が作動すると、年齢とともに弱ったり、減ったりするミトコンドリアも活性化します。<br />
16時間プチ断食をするとよいといわれますね。　それとミトコンドリアのエネルギー産生をサポートする還元型コエンザイムＱ10を含む食品を食べることです。還元型は摂取後、すぐに体内で働きミトコンドリアのエネルギー産生をサポートします。コエンザイムＱ10が不足すると、ミトコンドリアの産生が90％ダウンします。非常に重要な酵素です。</p>
<p>山田<br />
　どのような食べ物がいいですか？</p>
<p>赤木<br />
　鶏のハツ、牛のレバー、ハマチ、イワシ、ブロッコリーなどに含まれますが、サプリメントを飲むのが最もよいですね。</p>
<p>山田<br />
　なるほど。ミトコンドリアが身体の中の基本ということですね。元気な人はミトコンドリアが元気だと思えばいい（笑）。</p>
</div>
<h2>水素ガスは、今後、医療界のいろいろな分野で広がっていく</h2>
<div class="txt">
<p>山田　水素ガスは今後、どのくらい普及しますか？</p>
<p>赤木<br />
　今後、医療界のいろいろな分野で広がっていくと思います。特にがんには必要不可欠なアイテムですが、他にもさまざまな疾患の治療効率に貢献するでしょう。<br />
たとえば糖尿病の患者さんが併用すると、インシュリン注射をしなくてもよくなります。高血圧も薬を減らしたり、飲まなくてよくなったりするでしょう。</p>
<p>山田<br />
　美容や若返りにも役立ちますか？</p>
<p>赤木<br />
　若返りにはミトコンドリアが重要になります。</p>
<p>山田<br />
　ですから先生もお若いのですね。これからの希望がもてます。</p>
<p>赤木<br />
　人生１２０歳まで生きることが夢ではなくなりますね。</p>
<p>山田<br />
　元気で１２０歳ならいいですね。本日はありがとうございました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_7013">第27回 そこが知りたい 「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5011">第15回 そこが知りたい　抗がん剤の世界的権威が推奨する<br />
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786">第13回 そこが知りたい　ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された<br />
がん再発予防のための食事術</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4569">第12回 そこが知りたい　コロナ禍におけるがん患者の<br />
免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">第11回 そこが知りたい　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4020">第10回 そこが知りたい　20万人の命の声〟と医療者を繋げる「がん患者生活支援活動」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3840">第９回 そこが知りたい　南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3602">第８回 そこが知りたい「がん免疫療法」<br />
初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口　力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3419">第７回 そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3369">第６回 そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years（ファイブイヤーズ）の活動と今後</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">第５回 東京ミッドタウンクリニックプレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3243">第４回 スヴェンソン そこが知りたい医療用ウィッグ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">第３回 小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」<br />
患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目！</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2913">第２回 資生堂 ライフクオリティビューティセンターの取り組み<br />
外見を整えることによって自分自身を取り戻すメーキャップ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2756">第１回 がん温熱療法 ハイパーサーミア「サーモトロンRF−8」</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第２１回 ）そこが知りたい 切らずに治す！　放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 30 Oct 2022 10:25:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=5817</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第21回) そこが知りたい 切らずに治す！　放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？ 　消毒液の「オキシドール」と、美容液などで使われている「ヒ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第21回)<br />
そこが知りたい 切らずに治す！　放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>　消毒液の「オキシドール」と、美容液などで使われている「ヒアルロン酸」の混合液を乳房や臓器、骨にできる固形がんに注射。ここに放射線を照射することで放射線の効果を高めるという画期的な治療方法がKORTUC（Kochi Oxydol-Radiation Therapy forUnresectable Carcinomas）という増感放射線療法です。<br />
国内で乳がんを中心に直腸がん、卵巣がんなど１０００例以上の臨床試験をくり返し、現在は海外での治験が行われています。今回は免疫療法を超えるこの療法を開発、16年間にわたって研究をされてきた高知大学名誉教授の小川恭弘先生にお話を聞きました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_01.png" alt="小川恭弘（おがわ・やすひろ） 高知大学名誉教授、高知総合リハビリテーション病院院長。1952 年大阪市生まれ。大阪府立北野高校卒、神戸大学医学部に進学。卒業後、同大学の放射線医学講座に入局し、同大学院を修了。1982 年より高知医科大学放射線科講師、1985 年同助教授、1988 年から1 年間、カナダのブリティッシュコロンビアがん治療センター(BCCA) にてパイ中間子研究に従事、乳房温存療法を学ぶ。2005 年に高知大学教授に就任し、増感放射線療法コータックを開発。以後、その研究に従事。2014 年兵庫県立加古川医療センター院長、2018 年高知総合リハビリテーション病院院長。所属学会：日本放射線腫瘍学会、乳がん関係の経歴では、日本乳癌学会名誉会員、日本乳癌学会名誉専門医、日本乳癌学会元理事（8 年間）、日本乳癌学会元評議員。
著書に『免疫療法を超えるがん治療革命』（光文社）、『新しい酵素標的・増感放射線療法KORTUC の基礎と臨床』（篠原出版新社）、『酵素標的・増感放射線療法KORTUC―最近の進歩、英国臨床治験も含めて―』（篠原出版新社）がある。（写真提供：小川院長）" border="0" /></p>
<p class="quot">小川恭弘（おがわ・やすひろ）<br />
高知大学名誉教授、高知総合リハビリテーション病院院長。1952 年大阪市生まれ。大阪府立北野高校卒、神戸大学医学部に進学。卒業後、同大学の放射線医学講座に入局し、同大学院を修了。1982 年より高知医科大学放射線科講師、1985 年同助教授、1988 年から1 年間、カナダのブリティッシュコロンビアがん治療センター(BCCA) にてパイ中間子研究に従事、乳房温存療法を学ぶ。2005 年に高知大学教授に就任し、増感放射線療法コータックを開発。以後、その研究に従事。2014 年兵庫県立加古川医療センター院長、2018 年高知総合リハビリテーション病院院長。所属学会：日本放射線腫瘍学会、乳がん関係の経歴では、日本乳癌学会名誉会員、日本乳癌学会名誉専門医、日本乳癌学会元理事（8 年間）、日本乳癌学会元評議員。著書に『免疫療法を超えるがん治療革命』（光文社）、『新しい酵素標的・増感放射線療法KORTUC の基礎と臨床』（篠原出版新社）、『酵素標的・増感放射線療法KORTUC―最近の進歩、英国臨床治験も含めて―』（篠原出版新社）がある。（写真提供：小川院長）</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>コータックは、放射線の効き目を飛躍的に増大させる</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　先生、こんにちは！　この度は先生のご著書『免疫療法を超えるがん治療革命　増感放射線療法コータックの威力』をいただきまして、本当にありがとうございます。素晴らしい内容ですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_02.png" alt="小川恭弘院長との対談は2022 年9 月13 日（火）、オンライン方式によって行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">小川恭弘院長との対談は2022 年9 月13 日（火）、オンライン方式によって行われた</p>
<p>小川<br />
　私の専門は、放射線治療ですが、患者さんを診ていますと、効果のある人とない人がいることに気が付きました。また、がんは大きくなると放射線治療の効果が３分の１にまで減少してしまうのです。その原因として、がん細胞の中で増加した抗酸化酵素が原因であることがわかり、その抗酸化酵素をオキシドールが失活させることもわかりました。そこで２００６年、高知大学の教授時代に、大きくなったがんに対して、効き目を飛躍的に増大させる増感放射線治療の「KORTUC（コータック）」を開発したのです。本書ではコータック併用の放射線治療の紹介と実績を記しています。</p>
<p>山田<br />
　驚きました。消毒液でもある「オキシドール」と、美容液などで使われている「ヒアルロン酸」を使うのですね？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_03.png" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
<p>小川<br />
　そうです。過酸化水素（薄いオキシドール）と、その分解を遅らせるとともに、鎮痛作用も併せ持っているヒアルロン酸を混合したのです。過酸化水素が徐々に抗酸化酵素のペルオキシダーゼを不活性化しながら酸素と水に分解します。こうしてがん細胞を放射線や抗がん剤といった酸化ストレスから守る、がんの鎧として存在する抗酸化酵素ペルオキシダーゼを不活性化し、放射線や抗がん剤に対して弱体化させ、治療効果を高めていくわけです（図１）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_04.png" alt="図１　コータックのメカニズム" border="0" /></p>
<p class="quot">図１　コータックのメカニズム</p>
</div>
<h2>放射線の治療効果が低下する原因は「低酸素」と「抗酸化酵素の活性化」</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　放射線療法の効き目を高めるのですね？<br />
　<br />
小川<br />
　放射線治療は、放射線が直接、がん細胞に作用するわけではありません。<br />
放射線が細胞内に豊富に存在する水分子に衝突して、細胞内の酸素が活性酸素（ヒドロキシルラジカル）に変化し、ＤＮＡやリソソームが傷ついて死滅していくというメカニズムで働くわけです（図２）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_06.png" alt="図２　放射線治療のメカニズム" border="0" /></p>
<p class="quot">図２　放射線治療のメカニズム</p>
<p>山田<br />
　そこでがんが大きくなると、放射線治療の効果が低下するわけですね。</p>
<p>小川<br />
　がんは大きくなると血管形成が十分にできず中心部は低酸素状態になります。同時に抗酸化酵素が増えることで放射線治療の効果は３分の１にまで低下してしまいます。そこでこの「低酸素」と「抗酸化酵素の活性化」を同時に解決するために考案したのが、コータックなのです。オキシドールは抗酸化酵素を失活させ、酸素を発生させます。ヒアルロン酸は局注部位にとどまらせるための基剤として使用します。この混合液を乳がんや臓器、骨などの固形がんに注射して放射線を照射すると効果がみられるというわけです。</p>
<p>山田<br />
　他にもメリットはあるのですか？</p>
<p>小川<br />
　アブスコパル効果も期待できます。アブスコパル効果とは、放射線治療などを行うと、標的の腫瘍を縮小させるだけでなく、離れている未治療の腫瘍も縮小させる効果のことをいいます。放射線治療で破壊されたがん組織から漏れ出たがん抗原によって、体内の免疫細胞が活性化されることで起こると考えられています。</p>
</div>
<h2>コータックが薬事承認されるのは早くて２０２６年末ごろになる見込み</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　すばらしい治療薬ですね。固形がんの再発や転移でも治せるというならば、この治療を願う人は多いのではないですか？</p>
<p>小川<br />
　これまで実用化に向けて、国内で乳がんを中心に、直腸がん、卵巣がんなど１０００例以上の臨床試験をくり返し、国内の製薬会社１００社に声をかけてきました。しかしオキシドールとヒアルロン酸の混合液ということで材料費が安価なため「採算が取れない」という理由ですべて断られてしまったのです。しかし私の論文が、イギリスの王立マースデン病院の目に留まり、現在イギリスで乳がん患者を対象とした治験（第Ⅱ相試験）を実施中です。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_05.png" alt="「コロナ禍の影響で登録終了日は2024 年12 月31日までと延長されました。結果が出るのは2025 年末になるでしょう。薬事承認は早くても2026 年末ごろになる見込みです」（写真提供：小川院長）" border="0" /></p>
<p class="quot">「コロナ禍の影響で登録終了日は2024 年12 月31日までと延長されました。結果が出るのは2025 年末になるでしょう。薬事承認は早くても2026 年末ごろになる見込みです」（写真提供：小川院長）</p>
<p>山田<br />
　へええ。日本ではなく海外ではすでに注目されているということですね。</p>
<p>小川<br />
　治験は第Ⅲ相試験まで行われることが一般的ですが、コータックの安全性や有効性についてはすでに高い評価を得ているため、今回の第Ⅱ相試験で良い結果が得られれば、イギリス国内で承認される予定です。現在、第Ⅲ相も兼ねたトライアルで、イギリス６カ所の施設（ロイヤル・コーンウォール・ホスピタルＮＨＳトラスト、ビーツォン・ウェストオブスコットランド・キャンサーセンター、ケンブリッジ大学病院ＮＨＳ財団トラスト、クリスティＮＨＳ財団トラスト、ロイヤル・マースデンＮＨＳ財団トラスト、ノースミッドランド大学病院ＮＨＳトラスト）で治験をしています。その他に、インドのタタ・メディカル・センターも臨床治験に参加しています。これはイギリスとインドの国際共同です。また興味を示すベンチャー企業が直腸がんで治験を行ったり、アメリカでは子宮頸がんに対しての治験が今年度中に始まる予定です。海外で承認されることで、公知申請（※）ができ、日本で薬事承認される可能性が高まっています。</p>
<p class="quot">※公知申請：海外では認められているが日本では未承認のため使用できない医薬品について、有効性や安全性など科学的根拠が十分と認められた場合には医学薬学上「公知」であるとされ、臨床試験の一部あるいは全部を行わなくとも承認が可能となる制度。</p>
<p>山田<br />
　それはありがたい。もともと先生が開発したのに、海外からの逆輸入ということになりますね。いつごろ結果が出るのですか？</p>
<p>小川<br />
　コロナ禍の影響で登録終了日は２０２４年12月31日までと延長されました。結果が出るのは２０２５年末ごろになるでしょう。薬事承認は早くても２０２６年末ごろになる見込みです。</p>
<p>山田<br />
　かなり時間がかかるのですね。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_07.png" alt="「コータックはもともと小川先生が開発したのに、海外からの逆輸入ということになりますね。いつごろ結果が出るのですか？」" border="0" /></p>
<p class="quot">「コータックはもともと小川先生が開発したのに、海外からの逆輸入ということになりますね。いつごろ結果が出るのですか？」</p>
</div>
<h2>乳がん患者のステージを問わず、乳房を切除せずに治療ができる</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　治療方法ですが、針で刺すのですか？<br />
　痛くはないのですか？</p>
<p>小川<br />
　放射線増感剤を腫瘍内に注射するためには皮膚に注射針を刺すわけですから、刺入時のちくりとする痛みや軽い違和感はあるかもしれませんね。</p>
<p>山田<br />
　注射針ががんに届けばいいのですね？</p>
<p>小川<br />
　そうです。がんに届くと過酸化水素が水と酸素に分解されながら、がんの抗酸化酵素を分解するわけです。それに放射線をあてたり抗がん剤を使ったりすれば、より効果が見込めるわけで、基本的には固形がんならば、どのがんにも応用できます。特に乳がんは体表面にできるので治療しやすいですね。<br />
　図３はコータックによる局所進行乳がん治療の１例です。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_08.png" alt="図３　コータックによる局所進行乳がんの治療。左が治療前、右が治療後" border="0" /></p>
<p class="quot">図３　コータックによる局所進行乳がんの治療。左が治療前、右が治療後</p>
<p>山田<br />
　乳がんに適しているというわけですね。<br />
　私の場合は、ステージ１で発見されましたので、術後は放射線とホルモン治療をしたのですが、この治療ならば、乳房を切除しなくていいということになりますね。</p>
<p>小川<br />
　その通りです。現在、1年に10万人くらいの方が乳がんになっています。半分は温存+放射線療法ですが、半分くらいの方が乳房を切除されます。しかし<br />
切除したくない方は多いと思います。そこでこの治療法を使えば、乳がん患者さんのステージを問わず、標準的な治療の中で、手術で乳房を切除せずに、放射線を増強した治療ができます。</p>
<p>山田<br />
　乳房は女性のシンボル的なところがありますから、どうしても切除したくないという人もいます。切らなくてよければ、かなりの方が喜ばれますね。</p>
<p>小川<br />
　それがわれわれの究極の願いでもあります。この治療が得意とするところは、2～3センチから5～6センチのがんの方ですが、時には10センチ、20センチある人もいます。再発の方もいらっしゃいますが、対応は可能です。</p>
<p>山田<br />
　たとえば喉のがんで、声帯を失いたくないというような場合も可能ですか？</p>
<p>小川<br />
　手術をしない治療法としての選択が可能です。最近では直腸がんの症例が増えています。肛門を切除せずに放射線とコータック、必要ならば抗がん剤で、できるだけ身体に対する負担を少なくすることができます。</p>
<p>山田<br />
　直腸がんの場合は、どのように注射をするのですか？</p>
<p>小川<br />
　肛門からファイバーを入れて注射できます。</p>
<p>山田<br />
　なるほど。ファイバーを駆使すれば、体の表面以外にあるがんに注射できますね。</p>
</div>
<h2>コータック治療は、安心・安全で、費用も安い</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　ところで手術で切除しないとなると、治療の後、体内で死んだがんの残骸というのは身体に残ったままなのですか？</p>
<p>小川<br />
　いいえ。がんを蜂と考えると、蜂は巣をつくりますね。たとえば蜂を退治しても、しばらくは蜂の巣が残るように、がんの残骸は残っています。でもそのうち分解・吸収されてなくなります。</p>
<p>山田<br />
　それなら安心ですね。ところで、この治療を行ったときの副作用はないのですか？</p>
<p>小川<br />
　同時に放射線治療をするので、その副作用は変わりませんが、コータック自身の副作用はなく、安心、安全にがんを攻撃することができると思います。成分が過酸化水素水（薄いオキシドール）とヒアルロン酸ナトリウムであり、過酸化水素は唾液中の殺菌成分として、また、ヒアルロン酸は皮膚の構成成分として、いずれも通常、人体に存在する物質であり、危険なものではまったくありません。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_09.png" alt="2017 年2 月28 日よりKORTUC イギリス臨床治験（第Ⅰ相試験）がロイヤル・マーズデン病院で開始された。小川院長と握手しているのは局所進行・再発乳がんで67 歳の患者さん。後列向かって右から２番目は放射線治療部長のナビタ・ソマイアー博士、中央はビクトリア・シネット超音波検査技師、４番目はスチーブン・アラン放射線診断医、左端は担当医のサマンサ・ニマルセナ医師" border="0" /></p>
<p class="quot">2017 年2 月28 日よりKORTUC イギリス臨床治験（第Ⅰ相試験）がロイヤル・マーズデン病院で開始された。小川院長と握手しているのは局所進行・再発乳がんで67 歳の患者さん。後列向かって右から２番目は放射線治療部長のナビタ・ソマイアー博士、中央はビクトリア・シネット超音波検査技師、４番目はスチーブン・アラン放射線診断医、左端は担当医のサマンサ・ニマルセナ医師</p>
<p>山田<br />
　とても魅力的ですが、価格面では、いかがなのですか？</p>
<p>小川<br />
　現在、イギリスでは公費負担ですが、日本でも今は臨床研究として治療を行っているので、通常の放射線治療以外の費用は貰っておらず、ボランティアです。4～5年先に日本でも承認されていれば通常の保険診療になります。<br />
材料費が５００円としたら、注射一本１５００円くらいではないでしょうか？</p>
<p>山田<br />
　ええっ。本当に素晴らしい！<br />
　安心・安全でしかもお安い。本当にありがたい治療ですね。先生のご著書には、コータック治療を受けられる全国病院のリストも掲載されていますので、ぜひとも多くの人に読んでいただきたいです。<br />
　本日はありがとうございました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/live_long_21_10.png" alt="『免疫療法を超えるがん治療革命』（光文社）（87 頁の書評欄で紹介）《「コロンブスの卵」的 発想の治療法がんが大きくなると、がん細胞が酸素不足になり放射線治療の効果が３分の１になってしまう。私は研究の途上でがん細胞の「よろい」になっている抗酸化酵素を失活させる方法を発見しました。それはオキシドール（過酸化水素水＝ Ｈ２０２）とヒアルロン酸をがんに注入することでした。あまりに簡単で安価にできますが、効果は絶大なもの。いまイギリスの王立病院で治験が進み、フェーズ１を突破しています。この治療法が日本で認可され、がんで苦しむ患者さんに広く使用されることを望みます。》（本書カバー・コピーより）" border="0" /></p>
<p class="quot">『免疫療法を超えるがん治療革命』（光文社）（87 頁の書評欄で紹介）<br />
《「コロンブスの卵」的 発想の治療法がんが大きくなると、がん細胞が酸素不足になり放射線治療の効果が３分の１になってしまう。私は研究の途上でがん細胞の「よろい」になっている抗酸化酵素を失活させる方法を発見しました。それはオキシドール（過酸化水素水＝ Ｈ２０２）とヒアルロン酸をがんに注入することでした。あまりに簡単で安価にできますが、効果は絶大なもの。いまイギリスの王立病院で治験が進み、フェーズ１を突破しています。この治療法が日本で認可され、がんで苦しむ患者さんに広く使用されることを望みます。》（本書カバー・コピーより）</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
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<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5011">第15回 そこが知りたい　抗がん剤の世界的権威が推奨する<br />
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786">第13回 そこが知りたい　ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された<br />
がん再発予防のための食事術</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4569">第12回 そこが知りたい　コロナ禍におけるがん患者の<br />
免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">第11回 そこが知りたい　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4020">第10回 そこが知りたい　20万人の命の声〟と医療者を繋げる「がん患者生活支援活動」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3840">第９回 そこが知りたい　南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」</a></li>
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初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口　力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3419">第７回 そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3369">第６回 そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years（ファイブイヤーズ）の活動と今後</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">第５回 東京ミッドタウンクリニックプレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療</a></li>
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<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2756">第１回 がん温熱療法 ハイパーサーミア「サーモトロンRF−8」</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第２０回 ）そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 30 Jul 2022 00:00:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=5695</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第20回) そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く 「がんをおとなしくさせる食事術」 　「がんの原因の95％は生活習慣」という考えの下、研究成果に基づいた食事法を提唱。がん [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第20回)<br />
そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く<br />
「がんをおとなしくさせる食事術」</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>　「がんの原因の95％は生活習慣」という考えの下、研究成果に基づいた食事法を提唱。がん特有の代謝を抑えることが重要と考えていらっしゃるのが、「みらいメディカルクリニック茗荷谷」の浜口玲央院長。長期間の寛解状態になった末期がん患者さんらの症例をもとに確立された「がんをおとなしくさせる食事術」を通じ「体内環境をアルカリ性に傾ける」「身体の中の炎症を鎮める」「免疫力を上げる」など、がん鎮静化のための治療目標についてお話を伺いました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_01.jpg" alt="浜口玲央（はまぐち・れお） みらいメディカルクリニック茗荷谷院長。金沢大学医学部医学科卒業。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了（医学博士）。順天堂大学大学院医学系研究科デジタルセラピューティクス講座 客員准教授。京都大学名誉教授、からすま和田クリニック院長の和田洋巳医師に師事し、食事・栄養の改善、免疫力の向上を目指すとともに、がんの炎症・代謝を考慮したがん診療を行っている。日本がんと炎症・代謝研究会研究班の一員として、学会活動、論文報告を行っている。所属学会：日本内科学会会員、日本肺癌学会会員、日本呼吸器学会会員、日本乳癌学会会員、日本臨床腫瘍学会会員、日本緩和医療学会会員、日本再生医療学会会員、日本がんと炎症・代謝研究会会員、日本サポーティブケア学会会員。資格・専門等：日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医。著書に、『改訂 がんとエントロピー「 体質改善」で立ちむかう』 （ WIKOM研究所）、『がんとは何か?　その本質はNHE1だ! がんの生きる仕組みとそれを用いたがん治療法』（ 同）、『がんに負けないこころとからだのつくりかた』（同）など。" border="0" /></p>
<p class="quot">浜口玲央（はまぐち・れお）<br />
みらいメディカルクリニック茗荷谷院長。金沢大学医学部医学科卒業。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了（医学博士）。順天堂大学大学院医学系研究科デジタルセラピューティクス講座 客員准教授。京都大学名誉教授、からすま和田クリニック院長の和田洋巳医師に師事し、食事・栄養の改善、免疫力の向上を目指すとともに、がんの炎症・代謝を考慮したがん診療を行っている。日本がんと炎症・代謝研究会研究班の一員として、学会活動、論文報告を行っている。所属学会：日本内科学会会員、日本肺癌学会会員、日本呼吸器学会会員、日本乳癌学会会員、日本臨床腫瘍学会会員、日本緩和医療学会会員、日本再生医療学会会員、日本がんと炎症・代謝研究会会員、日本サポーティブケア学会会員。資格・専門等：日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医。著書に、『改訂 がんとエントロピー「 体質改善」で立ちむかう』 （ WIKOM研究所）、『がんとは何か?　その本質はNHE1だ! がんの生きる仕組みとそれを用いたがん治療法』（ 同）、『がんに負けないこころとからだのつくりかた』（同）など。</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>食事によってがんの代謝や炎症が著しく変わることがわかった</h2>
<div class="txt">山田<br />
先生はⅣ期がん患者さんを対象とした「がんをおとなしくさせる食事術」を中心に、アルカリ化療法を併用して低量抗がん剤治療や丸山ワクチン投与などの治療戦略などを組み合わせた「新たながん治療」について研究され、３つの研究成果の論文を医学雑誌に発表されているんですね。浜口<br />
がんにはがん特有の代謝があるので、それを抑えたほうがよいという考え方です。正常細胞とがんの細胞の代謝は異なりますが、そこを食事でアプローチしてがん特有の代謝を止め、不要な炎症を鎮めることで、がんはおとなしくなるという研究をしています。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_02.jpg" alt="浜口玲央院長との対談は2022年6月20日（月）、みらいメディカルクリニック茗荷谷とアスリート・マーケティング（株）を結びオンライン方式によって行われた（編集部撮影）" border="0" /></p>
<p class="quot">浜口玲央院長との対談は2022年6月20日（月）、みらいメディカルクリニック茗荷谷とアスリート・マーケティング（株）を結びオンライン方式によって行われた（編集部撮影）</p>
<p>山田<br />
この研究を始めたきっかけから教えてください。</p>
<p>浜口<br />
私はもともと呼吸器内科で肺がんの治療をしていたのですが、Ⅳ期のがんや手術後に再発した場合は、ほぼ治りません。ところがそのような末期といわれた患者さんと数年後に会ったらとても元気だったりして驚くことがあります。個々人によって、大きく異なるその理由を知りたいと思っていたときに、京大名誉教授の和田洋巳先生にお目にかかりました。<br />
そして食事によってがんの代謝や炎症が著しく変わるということがわかったのです。がんの治療には食事・栄養の改善、免疫力の向上が大切だと感じ、和田先生に師事して7、8年が経過しますが、現在は、がんの炎症・代謝からのアプローチによるがん診療をしています。</p>
</div>
<h2>がん細胞は酸性環境を好む</h2>
<div class="txt">山田<br />
私も２００７年に乳がんが３つも見つかったのですが、今はとても元気です。術後、放射線療法とホルモン療法をしましたが、それまでと同じ生活態度をしていては転移・再発につながる可能性も大きいと思って、さまざまな情報を採り入れ、この15年くらいで食事の好き嫌いも変え、免疫力がアップする食材を摂り入れてきました。以前はあまり好きでなかった柑橘類やキノコ類も食べるようになりました。最近では苦手だったトマトも食べられるようになりましたが、生活習慣ががんの原因の95％というのは本当ですか？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_03.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021年3月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021年3月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
<p>浜口<br />
遺伝子も関係しますが、決定的な遺伝子の変異が原因というのは５％くらいです。それ以外の95％はほぼ環境要因で、これが遺伝子に影響を与えます。特に食事に関しては、がん細胞がアルカリ性と酸性に大きく関わっていることがわかっています。正常細胞は細胞内と細胞外のpH（ペーハー）が同様に7.0で中性です。7.0を下回るほど酸性に傾き、高くなればアルカリ性です。<br />
正常細胞は酸素を取り込んでエネルギーを使いますが、がん細胞は酸素を使わず糖分で代謝を行います。正常細胞の40倍にも上る数のブドウ糖輸送器を駆使し、周辺の血管網からブドウ糖を取り込み、自身の生存に必要なエネルギーを産み出すため、糖分が豊富な酸性環境を好むからです。がん細胞は外側が酸性、内側がアルカリ性という状態なので、がん細胞をなくすには外側の酸性をアルカリ性で中和する必要があります。</p>
</div>
<h2>酸性環境を中和するためにアルカリ性に傾ける食品を摂取する</h2>
<div class="txt">
山田<br />
となりますと「糖質制限」のように糖分を抑えることが必要なんですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_04.jpg" alt="東京都港区新橋のアスリート・マーケティング（株）応接室で対談中の山田邦子さん（早坂明撮影）" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都港区新橋のアスリート・マーケティング（株）応接室で対談中の山田邦子さん（早坂明撮影）</p>
<p>浜口<br />
炭水化物の摂取を控えることも大事ですが、pHに対しては植物性食品の摂取が重要です。酸性環境を中和するためにアルカリ化作用のあるものを入れてあげるわけですが、それがほぼ野菜と果物なのです。</p>
<p>山田<br />
なるほど。それに加え、糖分のみならず、塩分も控える必要があるのですね。</p>
<p>浜口<br />
塩分の摂取はできるだけ控えたほうが好ましいですね。がん細胞は、代謝の際に塩に含まれるナトリウムイオンを細胞内に取り込み、それと引き換えに水素イオン（プロトン）を細胞外に排出します。水素イオン濃度が高いほど酸性に傾き、がん細胞の分裂や、増殖など活動活性能力が上昇するからです。<br />
塩分の摂取量は世界的には1日5ｇといわれていますが、日本人<br />
の平均摂取量は10ｇになっていますので、お味噌汁なども具をたくさん入れるなど工夫すればいいのではないでしょうか？</p>
<p>山田<br />
野菜がいいことはわかりました。でもその食べ方なのですが、さまざまな情報により生で食べたほうがよいとか、煮込んだほうがよいとかいう真逆の説がありますね。どちらがよいのでしょう？</p>
<p>浜口<br />
疫学データ的には調理の有無は関係なく量をたくさん摂ればいいという結果が出ています。果物は果糖が気になる場合もありますが、いずれにしても野菜と果物はたくさん食べるほうがよいですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_05.jpg" alt="「がんにはがん特有の代謝があります。正常細胞とがん細胞の代謝は異なりますが、そこを食事でアプローチしてがん特有の代謝を止め、不要な炎症を鎮めるという研究をしています」" border="0" /></p>
<p class="quot">「がんにはがん特有の代謝があります。正常細胞とがん細胞の代謝は異なりますが、そこを食事でアプローチしてがん特有の代謝を止め、不要な炎症を鎮めるという研究をしています」</p>
<p>山田<br />
一方、表によれば「酸性に傾ける品目」の真っ先に乳製品が上がっていますね（表1）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_08.gif" alt="表1　食品・飲料が尿ペーハーに与える影響" border="0" /></p>
<p class="quot">表1　食品・飲料が尿ペーハーに与える影響</p>
<p>浜口<br />
乳製品にはがん細胞の活動活性を高めるＩＧＦ-１が多く含まれますからね。昔は乳製品は健康食品とされていましたが、最近はそれを否定する報告も増えてきています。</p>
<p>山田<br />
肉はいかがですか？<br />
脂身や赤身などのような部位は関係がありますか？</p>
<p>浜口<br />
疫学データによると、部位とは関係なく肉食が多い人ほどがんになりやすいとされています。特に大腸がんです。</p>
<p>山田<br />
加工肉のベーコンなどは？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_06.jpg" alt="「がんにはがん特有の代謝があります。正常細胞とがん細胞の代謝は異なりますが、そこを食事でアプローチしてがん特有の代謝を止め、不要な炎症を鎮めるという研究をしています」" border="0" /></p>
<p class="quot">「がんにはがん特有の代謝があります。正常細胞とがん細胞の代謝は異なりますが、そこを食事でアプローチしてがん特有の代謝を止め、不要な炎症を鎮めるという研究をしています」</p>
<p>浜口<br />
肉の塩漬けみたいなので、がん治療時にはやめたほうがいいですね。がん治療中でない健康な方でも、お肉の摂取は週に４～５００ｇくらいまでに抑えたいものです。</p>
<p>山田<br />
油はいかがでしょう？</p>
<p>浜口<br />
ω（オメガ）３、６、９とありますが、ω６はなるべく減らし、加熱料理にはオリーブオイルなどのω９を使うことですね。ＤＨＡやＥＰＡなどの必須脂肪酸は体内の慢性炎症を鎮める作用があります。エゴマ油、アマニ油などのω３系の油は、加熱によって分解されてしまうため、サラダのドレッシングとして使用するとよいでしょう。</p>
</div>
<h2>リトマス試験紙を使って、体内環境を調べることができる</h2>
<div class="txt">山田<br />
がん細胞と炎症反応の関係を教えてください。浜口<br />
炎症は、がんの発症や進行に大きく関与しており、がんの部分は炎症がくすぶっており、免疫力が落ちている状態です。慢性的な炎症がある環境は、がんが住みやすく成長もしやすいですね。</p>
<p>山田<br />
炎症に効果がある食材はありますか？</p>
<p>浜口<br />
夏白菊（フィーバーフュー）にはパルテノライドという成分が含まれています。体内の慢性炎症を発生、増悪させる生理活性物質「ＮＦ-κＢ」に特異的に結合し、その働きを抑制する作用があります。夏白菊を煎じたハーブティーがお勧めですね。また梅の皮と果肉の間に大量に含まれているトリテルペノイドを積極的に摂取するとよいでしょう。また、クリニックでは紅豆杉のサプリメントも提供しています。</p>
<p>山田<br />
免疫活性にはキノコもいいですね？</p>
<p>浜口<br />
βグルカンがよいとされます。免疫賦活作用があり白血球とリンパ球が増えますね。</p>
<p>山田<br />
体内環境が酸性に傾いているのかどうかを自分で調べる方法はありますか？</p>
<p>浜口<br />
尿のpHを測定して、ある程度判断することは可能です。自宅で簡単に測定できます。リトマス試験紙のようなテストペーパーがあるので、インターネットで簡単に入手できると思います（写真参照）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_07.jpg" alt="インターネットで販売されているリトマス試験紙" border="0" /></p>
<p class="quot">インターネットで販売されているリトマス試験紙</p>
<p>１から14までのレベルがあって、５～９の範囲で測定します。尿pH値を7.5～8.0以上に維持することが大切です。治療の場合は尿のpHがあがるほど治療効果がよくなります。pHが0.5違うだけで、抗がん剤の効果が２０００倍も異なるという基礎データもあります。アルカリ化療法をすることで治療効果がよくなります。</p>
</div>
<h2>アルカリ食を取り入れたことで、生存期間が延長した</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
先生の論文について教えてください。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/07/live_long_20_09.png" alt="対談はオンライン方式によって行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">対談はオンライン方式によって行われた</p>
<p>浜口<br />
2017年以降、３つの論文が医学雑誌に掲載されました。2017年の論文は、アルカリ化食と減量分子標的薬治療を受けた非小細胞肺がん（進行性・再発性）患者さん22名の治療成績を見たところ、無増悪生存期間（ＰＦＳ:がんが増悪しない期間）の中央値は19.5カ月、全生存期間（ＯＳ）の中央値は28.5カ月となり、いずれも通常量分子標的薬治療群の無憎悪生存期間や全生存期間を上回ったことがわかりました（表２）。</p>
</div>
<div class="table4">
<table class="table table-bordered" border="0" cellspacing="0" cellpadding="0">
<tbody>
<tr class="active">
<td class="subject col-xs-2" align="center">論文</td>
<td class="subject col-xs-4" align="center">研究内容</td>
<td class="subject col-xs-4" align="center">結果</td>
<td class="subject col-xs-2" align="center">出典</td>
</tr>
<tr>
<td>2017年</td>
<td>アルカリ化食＋減量分子標的薬治療を受けた患者22名の治療成績と、通常寮の分子標的薬治療だけを受けた場合のこれまでの治療成績報告と比較した<br />
（ここでは、論文発表以降の症例も加えている）</td>
<td>無増悪生存期間（PFS＝がんが増悪しない期間）の中央値は19.5か月、全生存期間（OS）の中央値は28.5か月と、いずれも通常量分子標的薬治療群のPFSやOSを上回った。また副作用についても通常量分子標的薬治療群に比べ非常に少ないことが分かった。</td>
<td>PMID：28870946</td>
</tr>
<tr>
<td>2020年</td>
<td>アルカリ化食＋抗がん剤治療を受けた患者36名（介入群）と、抗がん剤治療のみを受けた患者89名（コントロール群）で治療開始からの生存期間などを比較した。それぞれ診療録から条件が一致する患者を抽出した。</td>
<td>生存期間中央値で比較すると、コントロール群が10.8か月に対して、介入群のうち尿ペーハー値が7を上回る患者の場合は25.1か月へと大幅に延長した。</td>
<td>PMID:32871792<br />
PMID:32014931</td>
</tr>
<tr>
<td>2021年</td>
<td>アルカリ化食＋抗がん剤治療＋高用量ビタミンC点滴療法を受けた患者12名（介入群）と、抗がん剤治療のみを受けた患者15名（コントロール群）で、介入群の治療成績とコントロール群のこれまでの治療実績報告を比較した。</td>
<td>コントロール群の全生存期間中央値が17.7か月だったのに対して、介入群は44.2か月と大幅に延長した。</td>
<td>PMID：35399313</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p class="quot">表１　膵臓がんのリスクが低下する食べ物</p>
</div>
<div class="txt">また副作用についても通常量分子標的薬治療群に比べて非常に少ないこともわかりました。つまり通常の抗がん剤の6割くらいの量で、通常の量と同じ効果が出たということです。pHが7.0に上がり、アルカリ化の影響が出たという結果です。山田<br />
それはすごいですね！</p>
<p>浜口<br />
２つ目が2020年の論文です。アルカリ化療法をして抗がん剤治療を受けた予後不良膵臓がん（転移性・再発性）の患者さん36名（介入群）と、抗がん剤治療のみを受けた患者さん89名（コントロール群）で、治療開始からの生存期間などを比較したものです。それぞれ診療録から条件が一致する患者さんを抽出し、生存期間の中央値で比較したところ、コントロール群が10.8カ月に対して、介入群のうち尿pH値が7を上回る患者さんの場合は25.1カ月へと大幅に延長しています。</p>
<p>山田<br />
そんなに延長しているのですか？</p>
<p>浜口<br />
術後再発・転移した方の場合、治療成績が悪いのですが、抗がん剤にアルカリ化食を採り入れ重曹を飲んでもらうアルカリ化療法をして差を見ると、アルカリ化療法を併用すると明らかに生存期間が延びているのがわかります。pH7よりも上回る人の場合は、さらに生存率が上がっていました。また抗がん剤の治療効果が高まったことがわかりました。</p>
<p>山田<br />
膵臓がんは見つかるのが難しく、見つかったときは末期ということが多いのに、すごい結果が出ていますね。</p>
<p>浜口<br />
さらに２０２１年の論文ではアルカリ化療法と抗がん剤治療に加えて高用量ビタミンＣ点滴療法を受けた難治性非小細胞肺がん患者さん12名（介入群）と、抗がん剤治療のみを受けた患者さん15名（コントロール群）で、介入群の治療成績とコントロール群のこれまでの治療実績報告を比較しています。するとコントロール群の全生存期間中央値が17.7カ月だったのに対して、介入群は44.２カ月と大幅に延長したことがわかりました。</p>
<p>山田<br />
へえええ。すごい結果ですね。がんを体験した人間にとってはとても嬉しい話です。<br />
今日は本当にありがとうございました。これからのご研究も楽しみにしています。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
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<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
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「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
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</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１９回 ）そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 09 May 2022 00:00:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=5653</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第19回) そこが知りたい 〝がん治療・再発予防〟のための 「漢方薬と漢方に基づく食事療法」 　がん治療の中でも注目されている「食養生（食事）」。漢方理論に基づいた治療や食事療法につ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第19回)<br />
そこが知りたい 〝がん治療・再発予防〟のための<br />
「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>　がん治療の中でも注目されている「食養生（食事）」。漢方理論に基づいた治療や食事療法について日本薬科大学学長であり、百済診療所の丁宗鐵院長にお話を聞きました。漢方医学特有の診断方法で一人一人の体質を「実証」「虚証」「中庸」などに見極め、患者さんの病状を総合的に診断し、個々に合ったオーダーメイドの漢方薬を処方されています。また日常生活で気を付ける食習慣や生活習慣の改善ポイントを指導されています。今回は日常生活にも役立つヒントが満載のお話でした。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_01.jpg" alt="丁 宗鐵（てい・むねてつ）
1947（昭和22）年東京都に生まれる。横浜市立大学医学部入学後、学生サークル東洋医学研究会部長として活動。同大学大学院在学中に国立がんセンター研究所研修を経て、大学院修了後に北里研究所に入所。同研究所東洋医学総合研究所研究部門長、米国スローン・ケタリング癌研究所客員研究員、東京大学大学院生身体防御機能学助教授、東京女子医科大学特任教授を経て、現在日本薬科大学学長、百済診療所院長。テレビ、ラジオ出演も多い。国際東洋医学会（ICOM）理事、 東亜医学協会理事、元編集委員長、日本東洋医学会漢方専門医・指導医、 和漢医薬学会元理事、未病システム学会第11回学術総会会長・常務理事、 日本医史学会・臨床薬理学会・日本老年病学会評議員、日本統合医療学会評議員、日本抗加齢学会・バイオセラピー学会・EBM for Natural Products 推進協議会会長。WHO 元顧問 アドバイザー。著書に、『がんを治す「戦略的組み合わせ療法」』（二見書房）、『がんの嫌がる食事』（創英社、三省堂書店）ほか。主治医が見つかる診療所（テレビ東京）など出演。" border="0" /></p>
<p class="quot">丁 宗鐵（てい・むねてつ）<br />
1947（昭和22）年東京都に生まれる。横浜市立大学医学部入学後、学生サークル東洋医学研究会部長として活動。同大学大学院在学中に国立がんセンター研究所研修を経て、大学院修了後に北里研究所に入所。同研究所東洋医学総合研究所研究部門長、米国スローン・ケタリング癌研究所客員研究員、東京大学大学院生身体防御機能学助教授、東京女子医科大学特任教授を経て、現在日本薬科大学学長、百済診療所院長。テレビ、ラジオ出演も多い。国際東洋医学会（ICOM）理事、 東亜医学協会理事、元編集委員長、日本東洋医学会漢方専門医・指導医、 和漢医薬学会元理事、未病システム学会第11回学術総会会長・常務理事、 日本医史学会・臨床薬理学会・日本老年病学会評議員、日本統合医療学会評議員、日本抗加齢学会・バイオセラピー学会・EBM for Natural Products 推進協議会会長。WHO 元顧問 アドバイザー。著書に、『がんを治す「戦略的組み合わせ療法」』（二見書房）、『がんの嫌がる食事』（創英社、三省堂書店）ほか。主治医が見つかる診療所（テレビ東京）など出演。</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>患者さん一人一人の状態や体質に合わせた治療が「漢方」</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　丁先生は「統合医療」に基づいて、漢方薬（表1・表２）と鍼灸、西洋医学を組み合わせ、さらには免疫療法と併用し、がんの再発予防にも実績をあげていらっしゃいますね。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_04.gif" alt="表1　代表的ながん別の漢方処方" border="0" /></p>
<p class="quot">表1　代表的ながん別の漢方処方</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_07.gif" alt="表2　基本の処方に加えて免疫力を高める生薬" border="0" /></p>
<p class="quot">表2　基本の処方に加えて免疫力を高める生薬</p>
<p>私もがん経験者なので、再発については何年経過しても不安に思っており、食べ物にも気を付けていますが、体質にも関係があるとか？　先生はパッと見たときに、すぐに患者さんの体質などがわかるのですか？</p>
<p>丁<br />
　ある程度わかりますね。体格、声の大きさや張り、顔色、目の輝きなどから総合的に判断していきます。また脈の強弱や速さを見たり、舌の色や大きさ、形、舌苔の状態などを見ます。次に腹部を見ます。お腹やみぞおちを軽く押し、張り具合や痛み、お腹の力、緊張度などを確認してから、背中も見ます。<br />
　ほかには話し方、体力があるのかどうかなどを総合的に見て、判断していきます。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_02.jpg" alt="丁宗鐡との対談は2022年3月3日（木）、アスリート・マーケティング㈱応接室にてオンライン方式によって行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">丁宗鐡との対談は2022年3月3日（木）、アスリート・マーケティング㈱応接室にてオンライン方式によって行われた</p>
<p>山田<br />
　興味深いですね。</p>
<p>丁<br />
　その後、漢方の考え方に沿って、患者さん一人一人の状態や体質に合わせ、オーダーメイドの治療法を提示していきます。これを服に例えると、服に身体を合わせる既製服が「標準治療」ならば、身体に合わせた服を仕立てるような柔軟性のある治療が「漢方」といえるでしょう。</p>
<p>山田<br />
　先生のおっしゃる「体質」というのはどのようなものですか？</p>
<p>丁<br />
　漢方では体質を大きく「実証」「中庸」「虚証」の３つに分類しています。漢方医学の考え方は、どちらかに傾いた身体の中のアンバランスを整え、「中庸」を目指すというもので、その人にとって偏りのない状態にすることです。そのため「実証」と「虚証」は治療や養生の対象となります（表３）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_06.gif" alt="表３　実証タイプと虚証タイプの特徴" border="0" /></p>
<p class="quot">表３　実証タイプと虚証タイプの特徴</p>
<p>山田<br />
　私はどうでしょう？</p>
<p>丁<br />
　こうして拝見しますと、山田さんはもともと「実証」ですね。声が大きい（笑）。一方、声が小さい人は「虚症」です。食欲が旺盛な人は「実証」、食が細い人、食べ方もゆっくりな人は「虚証」。脈が強く打っている人は「実証」、虚証の人は脈が弱い。エネルギーに満ち溢れ、疲れも感じないのが「実証」。頑強なエネルギッシュタイプですね。一方、「虚証」は体力がなく疲れやすい人ですね。</p>
<p>山田<br />
　これは変わることもあるんですか？</p>
<p>丁<br />
　時には手術前は「実証」だった人が術後、「虚証」になったりすることもありますね。</p>
</div>
<h2>食事は決まった時間に規則的に摂ったほうがよい</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　まずは食事の摂り方について知りたいです。毎日、決まった時間に規則的に食事をするほうがいいのですか？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_03.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています」。近著に、2021 年3 月に刊行した〝やまだかつてない〟『生き抜く力』がある</p>
<p>丁<br />
　そうです。食事の時間を決めておくと胃腸が自然に動いてくれるようになるわけです。不規則になると身体の負担になり、自律神経が乱れる原因になります。</p>
<p>山田<br />
　1日３食がよいですか？</p>
<p>丁<br />
　本来は３食がよいですが、私は朝と夕方の２食です。配分としては朝食はしっかり摂り、夕食は主食を抜いて控えめに。体脂肪の多い人は、夕食を控えることをお勧めします。<br />
　また食べ方ですが、適量をゆっくり噛んでインスリンをきちんと分泌させることです。こうすれば消化にかかる負担を軽減させることができるからです。</p>
<p>山田<br />
　まずは規則正しく、ゆっくり噛んで。そしてある程度年を重ねたら、先生ご自身が実践されているように1日２食ですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_05.jpg" alt="「本来は３食がよいですが、私は朝と夕方の２食です。朝食はしっかり摂り、夕食は主食を抜いて控え目に。体脂肪の多い人は夕食を控えることをお勧めします」" border="0" /></p>
<p class="quot">「本来は３食がよいですが、私は朝と夕方の２食です。朝食はしっかり摂り、夕食は主食を抜いて控え目に。体脂肪の多い人は夕食を控えることをお勧めします」</p>
</div>
<h2>漬物は最低でも1日おきに食べて酵母を補給するとよい</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　次に、がん予防のための食事とはどのようなものでしょうか？</p>
<p>丁<br />
　「一汁二菜の和食」がお勧めです。まずは具だくさんの味噌汁をいただきます。塩分を薄めにしてください。ほかには魚か肉。おひたし、温野菜などを一緒に食べます。</p>
<p>山田<br />
　お肉はどのくらいが適量ですか？</p>
<p>丁<br />
　１００ｇ以下がよいですね。肉は体力をつけ、免疫力を高めてくれますし、味噌漬けにすることで、たんぱく質が分解されますから消化が良くなり、虚証の人でも食べられます。<br />
　また漬物は発酵食品ですから酵母発酵により大量のビタミンＣ を摂取できます。がん細胞はビタミンＣを取り込むと弱っていきます。がん細胞にとっては毒性のデヒドロアスコルビン酸などの中間代謝物ができるからです。そこで糖分を制限している状態でビタミンＣを摂取すると、がん細胞が間違えて取り込んでしまうというわけです。ですから漬物はぜひとも食べてください。</p>
<p>山田<br />
　毎日食べたらいいですか？</p>
<p>丁<br />
　最低でも１日おきに食べて酵母を補給するとよいでしょう。酵母は腸内の善玉菌を増やし、腸の免疫促進作用を高めてくれますが、1週間くらい発酵食品を摂取しないと元に戻ってしまいます。漬物の他に魚の干物やキムチがお勧めです。またチーズ、ヨーグルト、発酵バターなどは摂り過ぎなければＯＫです。</p>
<p>山田<br />
　乳製品が大好きなので嬉しいですね。</p>
</div>
<h2>大型魚は食物連鎖を通じて有害ミネラルが多く含まれている</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　私は釣りをしますので、魚はよく食べますが、大きい魚が好きなんです。</p>
<p>丁<br />
　大型魚は控えるほうがいいですね。有害ミネラルは食物連鎖を通じて大きい魚に多く含まれるからです。小さい魚はプランクトンを食べますが、大きい魚になるにつれて重金属などが蓄積していくわけです。できれば10センチくらいの小魚・青魚を中心に食べ、サケよりも大きい魚は控えたほうがいいです。</p>
<p>山田<br />
　サケがぎりぎり？<br />
　冬になるとブリやヤマサがとれるので……カツオも大きいし。とはいえ、私も最近ではアジ、サバ、イワシなどを西京焼きなどにして食べていますよ。</p>
<p>丁<br />
　それはいいですね。また日本食はスパイスが足りないので、それを補ったのがカレーです。カレーは体温を上げることで免疫力が高まり、自律神経の切り替えがスムーズになります。特に朝に食べると良いですね。</p>
<p>山田<br />
　朝からですか？　朝は身体が冷えているから温まりますものね。スポーツ選手はカレーが好きですね。元プロ野球選手のイチローさんはカレーを出していれば機嫌がいいといいますね。</p>
<p>丁<br />
　イチローさんは現役のとき、1年３６５日カレーを食べていましたね。</p>
<p>山田<br />
　私も３回くらいお会いしましたが、全部カレーをご一緒しましたよ（笑）。</p>
<p>丁<br />
　イチローさんがカレーを食べるようにしたのは、奥さんが私の話を聞いたからです。</p>
<p>山田<br />
　え~！　先生だったんですか？　すごい。素晴らしいです。</p>
<p>丁<br />
　あれだけ活躍してくださったのには、びっくりいたしました。<br />
イチローさんの体質は中庸ですが、どちらかといえば虚証に偏っているので、カレーを食べたほうがよいのです。</p>
<p>山田<br />
　へえええ。それは意外ですね。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_08.jpg" alt="「まずは規則正しく、ゆっくり噛んで。そしてある程度年を重ねたら、先生ご自身が実践されているように1 日２食ですね」" border="0" /></p>
<p class="quot">「まずは規則正しく、ゆっくり噛んで。そしてある程度年を重ねたら、先生ご自身が実践されているように1 日２食ですね」</p>
</div>
<h2>がん細胞は糖分を、その次にアミノ酸を好む</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　それでは次に、がんが好む食事についてお聞きしたいのですが。</p>
<p>丁<br />
　まずは甘いものですね。がん細胞は通常細胞と比べ、約３～８倍のブドウ糖を消費します。日本人は昔はあまり糖分を好まなかったのですが、近年は多く摂取するようになりました。そこで糖分は極力、控えるほうがいいのです。</p>
<p>山田<br />
　果物はいかがですか？</p>
<p>丁<br />
　果物の摂り過ぎにも注意したいものです。品種改良が進んだ現代は、糖度が高い果物が多いからです。</p>
<p>山田<br />
　それでは生野菜はいかがですか？</p>
<p>丁<br />
　若いうちはいいかもしれませんが、年を重ねたら消化が悪いので基本的には摂らないほうがよいですね。特に虚証の人、がんを患っている人は避けたほうが良いと思います。野菜は加熱処理とアク抜きが大切です。われわれの身体は植物の細胞膜を取り込めませんから。</p>
<p>山田<br />
　最近は「アミノ酸飲料」などと書いてある商品が販売されていますが、アミノ酸はいかがですか？</p>
<p>丁<br />
　がん細胞は糖分の次にアミノ酸を好みますから、アミノ酸の摂り過ぎにも注意したほうがいいですね。アミノ酸はいろいろな組織に沈着し、糖と結合したとき、動脈硬化の起こる確率が非常に高まります。そのためアミノ酸が多い豆類、発芽玄米、乳製品、スポーツドリンクなども控えたほうがよいのです。<br />
　アミノ酸が一番多く含まれているのは肉ですね。そこで牛や豚などの動物性脂肪は控え、がん抑制効果が確認されているＥＰＡを含んだ魚油やシソ油、亜麻仁油などの植物油がお勧めです。また肉や野菜に含まれるアミノ酸が焦げると発がん物質「ベンツピレン」が発生するので、焦げた部分は避けてください。</p>
</div>
<h2>体温が下がると身体の免疫が働きにくくなり、がんが増殖しやすくなる</h2>
<div class="txt">
丁<br />
　冷たい食べ物や飲み物も摂らないほうがいいですね。つまり温かい食事を摂ることです。体温が下がると身体の免疫が働きにくくなり、がんが増殖しやすくなるために、常に温かい食べ物や飲み物を摂るのが理想的です。アイスクリームも身体によいとはいえません。</p>
<p>山田<br />
　ええええっ！<br />
　私はアイスクリームが大好きなんです。でもよくよく考えてみたら、糖分もいっぱい入っているし、冷たい……。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/live_long_19_09.jpg" alt="対談はオンライン方式によって行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">対談はオンライン方式によって行われた</p>
<p>丁<br />
　同時に塩分も控えることです。過剰摂取するとナトリウムとカリウムのバランスが崩れ、細胞の代謝に異常をきたしますからね。</p>
<p>山田<br />
　先生、私は、玄米が大好きなのですが、玄米はいかがですか？</p>
<p>丁<br />
　実は玄米もあまりお勧めしていません。白米に比べ消化が悪く、特に虚証の人、がんを患っている人は消化吸収にエネルギーを要するため、身体に大きな負担をかけてしまうし、栄養吸収率も低下してしまうからです。とはいえ山田さんのように「実証」であれば、無農薬で作った玄米ならいいでしょう。</p>
<p>山田<br />
　いやあ。本当に奥深いですね。これからも先生のご著書『がんを治す「戦略的組み合わせ療法」』や『がんの嫌がる食事』をぜひとも拝読させていただきたく思います。本日はありがとうございました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_7013">第27回 そこが知りたい 「がんが再発しない人」に導くための自然治癒力（免疫力）を高める生活習慣とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6863">第26回 そこが知りたい 「ビタミンＤ」による、がん患 者さんの再発・死亡リスクの低減効果とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6812">第25回 そこが知りたい オプジーボなどのがん免疫療法　効く人・効かない人の特徴とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6675">第24回 そこが知りたい がんの治療効果を高める放射線ホルミシス療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_6478">第23回 そこが知りたい なぜ、ラジウム（ラドン） 温泉はがん患者に効果があるのか？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">第22回 そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">第21回 そこが知りたい 放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5695">第20回 そこが知りたい Ⅳ期がんも長期間の寛解状態に導く「がんをおとなしくさせる食事術」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5653">第19回 そこが知りたい　〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">第18回 そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5359">第17回 そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5176">第16回 そこが知りたい　副作用がほとんどない天然の「抗がん剤」　高濃度ビタミンＣ点滴療法</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5011">第15回 そこが知りたい　抗がん剤の世界的権威が推奨する<br />
「がんを寄せ付けない野菜スープの力」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4885">第14回 そこが知りたい　古くて新しい最先端のがん免疫治療薬『丸山ワクチン』</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4786">第13回 そこが知りたい　ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された<br />
がん再発予防のための食事術</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4569">第12回 そこが知りたい　コロナ禍におけるがん患者の<br />
免疫力・体力をつくる在宅栄養・食事支援</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">第11回 そこが知りたい　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4020">第10回 そこが知りたい　20万人の命の声〟と医療者を繋げる「がん患者生活支援活動」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3840">第９回 そこが知りたい　南雲吉則医師の がんを寄せつけない「命の食事」</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3602">第８回 そこが知りたい「がん免疫療法」<br />
初代厚生労働大臣、「免疫の力でがんを治す患者の会」会長・坂口　力氏に訊く</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3419">第７回 そこが知りたい オーソモレキュラー療法に基づいたがん治療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3369">第６回 そこが知りたい日本最大級の NPO法人5years（ファイブイヤーズ）の活動と今後</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">第５回 東京ミッドタウンクリニックプレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3243">第４回 スヴェンソン そこが知りたい医療用ウィッグ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">第３回 小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」<br />
患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目！</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2913">第２回 資生堂 ライフクオリティビューティセンターの取り組み<br />
外見を整えることによって自分自身を取り戻すメーキャップ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2756">第１回 がん温熱療法 ハイパーサーミア「サーモトロンRF−8」</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１８回 ）そこが知りたい　がん細胞だけを破壊！　転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Feb 2022 00:00:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんとのやさしい付き合い方]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=5566</guid>

					<description><![CDATA[山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第18回) そこが知りたい がん細胞だけを破壊！ 転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線 　従来、頭頸部がんの治療は、「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療（薬 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第18回)<br />
そこが知りたい がん細胞だけを破壊！<br />
転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p>　従来、頭頸部がんの治療は、「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療（薬物療法）」の３パターンしかありませんでした。しかし２０２１年1月から光免疫療法による「頭頸部イルミノックス治療」が保険適用され、選択肢の一つとして加わりました。これは光に反応する薬をがん細胞に結合させ、さらに光を照射してがん細胞を破壊する「光免疫療法」をベースに開発された新しい治療法です。今回は、この治療法に関する基本情報や治療の流れなど幅広い視点で、愛知県がんセンター病院の花井信広頭頸部外科部長にわかりやすく解説していただきます。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/live_long_18_01.jpg" alt="花井信広（はない・のぶひろ）
愛知県がんセンター病院頭頸部外科部長【資格（学会専門医）】日本耳鼻咽喉科学会専門医・同研修指導医、日本頭頸部外科学会 頭頸部がん専門医・同制度指導医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、日本気管食道科学会認定専門医、日本内分泌外科学会 内分泌外科専門医など。【役員等】日本頭蓋底外科学会評議員、日本嚥下医学会評議員、日本頭頸部外科学会評議員・理事・頭頸部イルミノックス治療運営委員会委員長、日本頭頸部癌学会代議員・理事・学会誌編集委員長・診療ガイドライン委員、日本気管食道科学会評議員・理事、日本耳鼻咽喉科学会愛知県地方部会理事・代議員、日本乳腺甲状腺超音波医学会評議員。【その他所属学会】日本喉頭科学会、日本癌治療学会、日本口腔咽頭学会、日本超音波医学会。" border="0" /></p>
<p class="quot">花井信広（はない・のぶひろ）<br />
愛知県がんセンター病院頭頸部外科部長<br />
【資格（学会専門医）】<br />
日本耳鼻咽喉科学会専門医・同研修指導医、日本頭頸部外科学会 頭頸部がん専門医・同制度指導医、日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、日本気管食道科学会認定専門医、日本内分泌外科学会 内分泌外科専門医など。<br />
【役員等】<br />
日本頭蓋底外科学会評議員、日本嚥下医学会評議員、日本頭頸部外科学会評議員・理事・頭頸部イルミノックス治療運営委員会委員長、日本頭頸部癌学会代議員・理事・学会誌編集委員長・診療ガイドライン委員、日本気管食道科学会評議員・理事、日本耳鼻咽喉科学会愛知県地方部会理事・代議員、日本乳腺甲状腺超音波医学会評議員。<br />
【その他所属学会】<br />
日本喉頭科学会、日本癌治療学会、日本口腔咽頭学会、日本超音波医学会。</p>
</div>
<div class="txt">構成●宮西ナオ子<br />
撮影●早坂 明</div>
</div>
<h2>イルミノックス治療は、薬とレーザー光を組み合わせた治療法</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　「頭頸部」（図1）というのは、脳、眼球を除いた首から上の構造で鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、唾液腺、甲状腺などの鎖骨より上の顔の部分や首の領域を指すということですね。<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/live_long_18_04.png" alt="図1　頭頸部" border="0" /></p>
<p class="quot">図1　頭頸部</p>
<p>ここにがんが発症したら、メスを入れたくないとか、顔の一部を失いたくないという方も多いと思います。先生は頭頸部がんに対する治療で、２０２１年から保険適用（世界初）になったという光免疫療法イルミノックス治療の第一人者として活躍されていますが、この治療はいったい、どのようなものなのでしょ<br />
うか？</p>
<p>花井<br />
　薬とレーザー光を用いた治療方法で、米国立がん研究所の主任研究員である小林久隆博士が開発されました。簡単にご説明すると、抗体に光感受性物質を付加した薬剤を静脈注射した後、その病変に非熱性赤色光を照射します。すると、がん細胞だけに光化学反応を起こさせ、細胞膜を破壊し壊死させるというメカニズムです。<br />
頭頸部がんのイルミノックス治療（図２）は、楽天メディカル社が開発した薬剤「アキャルックス点滴静注」と医療機器レーザー装置「BioBladeレーザシステム」を組み合わせた治療法です。免疫に働きかける可能性のある新しい薬が出たというのも非常に重要で画期的なことだと思います。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/live_long_18_05.png" alt="図２　イルミノックス治療" border="0" /></p>
<p class="quot">図２　イルミノックス治療</p>
<p>山田<br />
　へえ。すごいですね。私が乳がんの治療をしたのは、今から15年くらい前ですが、当時としては最先端の治療をしてもらったと思います。でもそのころは手術、抗がん剤、放射線くらいしか選択肢がありませんでした。でも時が経過して、今は、こうして新しい治療法が開発されたのですね。</p>
<p>花井<br />
　頭頸部に対するイルミノックス治療は、日本では、２０１８年４月から国立がん研究センター東病院で頭頸部がんに対しての治験が開始されました。その後、２０１９年の米国臨床腫瘍学会で、第２相臨床試験の結果が発表され、有効性、安全性ともに良好な結果が報告されています。国際共同で第３相の治験をしている途中で、条件付き早期承認制度の下で世界で初めて国内承認を取得し、頭頸部がんに対して保険適用となりました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/live_long_18_02.jpg" alt="花井医師との対談は2021年12月16日（木）、アスリート・マーケティング㈱応接室にてオンライン方式によって行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">花井医師との対談は2021年12月16日（木）、アスリート・マーケティング㈱応接室にてオンライン方式によって行われた</p>
</div>
<h2>入院中は直射日光が当たらない部屋で過ごしてもらう</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　この新しい治療法にとても感謝していますが、具体的な治療内容を教えてください。</p>
<p>花井<br />
　治療は入院して行います。だいたい1週間くらいは必要になると思います。</p>
<p>山田<br />
　たった1週間でいいんですか？</p>
<p>花井<br />
　初日はアキャルックス点滴静注という薬を２時間以上かけて点滴投与します。この薬剤は光に反応するので、入院後は、直射日光が当たらない部屋で過ごしてもらいます。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/live_long_18_06.jpg" alt="「（がん光免疫療法では）メスではなくレーザーを使います。レーザーは正面から光を照射する場合にはフロンタルディフューザーを使います」" border="0" /></p>
<p class="quot">「（がん光免疫療法では）メスではなくレーザーを使います。レーザーは正面から光を照射する場合にはフロンタルディフューザーを使います」</p>
<p>山田<br />
　えっ！　暗い部屋に入院？</p>
<p>花井<br />
　点滴で注入した薬剤を取り込んだ組織が反応を起こさないように直射日光が当たらないように注意しなくてはなりません。部屋にはカーテンを引き、点滴剤も布で覆います。点滴した後、24時間後を目標に４時間プラスマイナスを計算した20時間から28時間の間に手技を行います。これは手術室で全身麻酔をかけレーザーを当てる方式です。</p>
</div>
<h2>腫瘍に５分くらい光を当てて、がん細胞を破壊する</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　手術室も暗いのですか？</p>
<p>花井<br />
　不必要な光が入らないようにして行う必要があります。暗いといっても真っ暗ではなく、一応１２０ルックスくらいの光はあります。間接照明の部屋くらいでしょう。</p>
<p>山田<br />
　気の利いた、雰囲気の良いカフェバーみたいな感じでしょうか？　ところでメスは使わないわけですね。</p>
<p>花井<br />
　メスではなくレーザーを使います。レーザーは正面から光を照射する場合にはフロンタルディフューザーを使います。これは表面に出ている腫瘍に懐中電灯のようにして光を当てる方法です。腫瘍が皮膚の下の深部にあるときは、ニードルカテーテルという針を腫瘍に打ち込んで、その中に円筒形のシリンドリカルディフューザーを挿入して光を照射します。</p>
<p>山田<br />
　どのくらいの量を入れるのですか？</p>
<p>花井<br />
　光の波長は６９０nmと決まっており、５分くらい光を当てます。</p>
<p>山田<br />
　それでがん細胞を破壊するわけですね。手ごたえはあるのですか？</p>
<p>花井<br />
　場合によっては５分間光を当ててみると、腫瘍の色が変わったり、縮小し始めていたりします。比較的、がん細胞をやっつける殺傷能力が強い治療になります。</p>
<p>山田<br />
　すごいですね！　素晴らしいですね！<br />
でも費用のほうはいかがでしょうか？<br />
<img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/live_long_18_03.jpg" alt="東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています。最近、久々に新刊を出しました」" border="0" /></p>
<p class="quot">東京都生まれ、タレント。「がん検診率向上のため、日々頑張っています。最近、久々に新刊を出しました」</p>
<p>花井<br />
　薬剤が高額なので、高額医療になると思いますが、高額療養費制度がありますから、実際の患者さんの負担はその対象になります。一定額以上は戻ってくると思います。</p>
</div>
<h2>保険診療では４回まで同じ場所での治療が認められている</h2>
<div class="txt">
山田<br />
　頭頸部なのに全身麻酔をするとおっしゃっていましたね？</p>
<p>花井<br />
　痛みの問題があるためです。全身麻酔をしていても、光を当てている最中に脈が速くなったり、血圧が上昇したりするというようなことがあり、患者さんが痛がっている反応が見られることがあります。</p>
<p>山田<br />
　えええ？<br />
　そんなに痛いのですか？</p>
<p>花井<br />
　痛みを抑える麻薬を使って、痛みをコントロールします。術後、翌日くらいまでが痛みのピークになります。その間、強力に薬を使うことになります。</p>
<p>山田<br />
　歯の治療とちょっと似ていますね。私は口腔外科で治療した後、一晩くらいは、うなされるくらい痛かった……。でも、そのときだけ我慢すればいいわけですからね。ところで副作用はどうでしょう？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/live_long_18_07.jpg" alt="「それで がん細胞を破壊するわけですね。手ごたえはあるのですか？」" border="0" /></p>
<p class="quot">「それで がん細胞を破壊するわけですね。手ごたえはあるのですか？」</p>
<p>花井<br />
　副作用としては、強い直射日光などに当たると、光線過敏症という症状で皮膚が赤くなることがあります。ですから外出時は服も長袖を着てもらって、帽子をかぶり、それ以外は室内にいてもらいます。日がさんさんと照っている所に出て、直射日光を浴びたり、畑仕事をしたりすることも避けてほしいですし、もし明るい光を浴びる可能性があるならば、1週間くらい経過したときに、一部を直射日光に当ててみて、赤くならないようならば、多少の日光はよいとされます。</p>
<p>山田<br />
　食事などは何か制限がありますか？</p>
<p>花井<br />
　原則的に特別な制限はありません。退院後は、飲み薬もありませんが、直射日光に当たらないようにだけ注意してほしいです。</p>
<p>山田<br />
　どのくらい様子を見ればいいですか？</p>
<p>花井<br />
　だいたい1カ月は様子を見て、よく効いているのかどうか確認します。１回で効果が見られない場合は、早めに評価して２回目に進みます。術後、最短４週間で再度施術が行えますし、保険診療では４回まで同じ場所での治療が認められています。</p>
</div>
<h2>希望者全員に適用になるわけではない</h2>
<div class="txt">
<p>山田<br />
　保険が適用になってから、患者さんの数は増えていますか？</p>
<p>花井<br />
　２０２１年になって始まったばかりなので、うちの施設でもまだ７例、８例目くらいです。一人の患者さんで数回行うので、すでに10数回を保険適用しています（2021年12月現在）。もちろん、その前の治験でも経験例がありますが、保険が始まってからの症例はこのくらいです。</p>
<p>山田<br />
　保険でこの治療を受けたい場合、何か受けるための条件などはありますか？</p>
<p>花井<br />
　ほかの治療手段がない方に<br />
「それで がん細胞を破壊するわけですね。手ごたえはあるのですか？」のみに適用できます。たとえばすでに手術や放射線治療を受けて他の手段がないような場合です。治療が臨床で使えるようになった段階なので、今のところは再発・転移の場合が多いですね。</p>
<p>山田<br />
　それはありがたいですね。私もそうですが、がんの患者さんは何年たっても転移・再発を恐れていますよ。</p>
<p>花井<br />
　現状では紹介の方を含めて、多くの方が相談に来られます。とはいえ紹介があったとか、希望があるという方全員に適用になるわけではありません。この治療に適した状況であるかどうかを十分に見極めるのは必須なことです。</p>
<p>山田<br />
　適さない人はどのような人ですか？</p>
<p>花井<br />
　首は頸動脈などの大血管がありますから、そういうところに浸潤した腫瘍の場合は厳しいですね。短時間にその腫瘍が崩れると、血管が一緒に破綻してしまうからです。<br />
　また口の周りで、口腔や咽頭の中に腫瘍が顔を出していた場合、その部分に光を当てたら、すぐに腫瘍が縮小して、そこに穴があいてしまうこともあります。するとものが食べられなくなったり、日常生活が送れなくなったりすることがあるので、どの部位に腫瘍があるかということを慎重に見極め、治療しても大丈夫かどうかを確認しなくてはなりません。</p>
</div>
<h2>本来は早期のがんに対しても使える治療法である</h2>
<div class="txt">
花井<br />
　この治療は条件付き早期承認制度という形で保険適用されたので、いろいろな条件が付けられています。</p>
<p>山田<br />
　たとえばどのような条件ですか？</p>
<p>花井<br />
　この治療ができる医師は、一定の条件を満たした医師であること。施設も緊急手術に対応できるなどの既定の条件が整っている施設に限定しています。また実際にこの治療をするときは、日本頭頸部外科学会と連結する必要があります。学会の中には委員会が設けられています。そこで申請を受け、申請が受理されたら指導医を派遣します。施術医も学会が認めている頭頸部がん専門医の資格を持つことが必要です。</p>
<p>山田<br />
　いろいろな条件があるのですね。</p>
<p>花井<br />
　安全性を維持し、リスクを減らすことを留意しています。大きな合併症が起きることも避けなくてはなりませんし、慎重に行いつつ、この治療法を広めていきたいですね。</p>
<p>山田<br />
　これは広まりますよ。聞いていてわくわくします。今後の展望を教えてください。</p>
<p>花井<br />
　今は再発・転移の患者さんが中心で、ほかの治療法がなくなってからの最後の治療という位置づけですが、本来は早期のがんに対しても使える治療法だと思うので、今後はより多くの人に使えるようになることを期待しています。</p>
<p>山田<br />
　頭頸部以外にも乳がんやほかのがんにも効果があるのではないですか？</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/live_long_18_08.jpg" alt="対談はオンライン方式によって行われた" border="0" /></p>
<p class="quot">対談はオンライン方式によって行われた</p>
<p>花井<br />
　仕組みが違うのですが、ほかのがん種でも、そのがん細胞に結合する新薬を開発すれば、この治療法は応用可能になると思います。</p>
<p>山田<br />
　ますます希望が出てきますね。ところで、なんで光免疫療法と呼ばれているのですか？</p>
<p>花井<br />
　光免疫療法は、直接細胞を殺傷する作用だけでなく、患者さん自身のがんに対する免疫を活性化することでもがん細胞を攻撃することが期待されています。<br />
　具体的には、光の照射でがん細胞が破壊されると、がん細胞の中からがんの目印（がん抗原）が周囲にばら撒かれます。その目印（抗原）を免疫細胞が取り込むことで、免疫細胞が攻撃を始めます。つまり光の照射でも生き残ってしまったがん細胞にさらに攻撃することができる、と考えられています。<br />
　このメカニズムを利用して免疫チェックポイント阻害薬と併用することで、さらに効果の高い治療にできるかというのが今後の課題だと思います。</p>
<p>山田<br />
　素晴らしいですね。本日はありがとうございました。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/03/live_long_02_11.jpg" alt="山田　邦子●やまだ・くにこ● １９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。" border="0" /></p>
<p class="quot">山田　邦子●やまだ・くにこ●<br />
１９６０年東京都生まれ。タレント。２００７年、乳がんが見つかり、手術を受ける。<br />
２００８年、〝がん撲滅〞を目指す芸能人チャリティ組織「スター混声合唱団」を結成し、団長に就任する。２００８〜２０１０年、厚生労働省「がんに関する普及啓発懇談会」の一員となる。栄養士の資格を持っている。</p>
</div>
<h1 id="y_list">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方</h1>
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]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
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