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	<title>がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ &#8211; がんの先進医療｜蕗書房</title>
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	<description>「がんの先進医療」では、がん治療の選択肢を広げる科学的な根拠に基づく「情報」を提供していきます。</description>
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		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ　第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 30 Oct 2022 06:13:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
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					<description><![CDATA[宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ 第10回 β- グルカン（ベータグルカン） 　β-グルカン（ベータグルカン）とは、キノコや酵母に多く含まれる多糖類の一種として知られる食物繊維です。かつてより免疫力を高める [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ<br />
第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　β-グルカン（ベータグルカン）とは、キノコや酵母に多く含まれる多糖類の一種として知られる食物繊維です。かつてより免疫力を高める「免疫賦活作用」があるとして知られてきました。市場規模も大きく多くの方に注目され、活用されているのが伺えます。過去には、シイタケやスエヒロダケ由来のβ &#8211; グルカンが抗がん剤として研究開発されてきました。<br />
加えて、昨今ではサプリメント成分でもがんに対する多くの研究論文が認められます。<br />
　そこで今回は、この知っているようで、今ひとつ知らない部分も多い、β &#8211; グルカンの基礎情報や歴史、その効果などをご紹介したいと思います。</p>
</div>
</div>
<h2>免疫賦活作用サプリメントの市場規模</h2>
<div class="txt">
<p>　現在、注目されている「免疫賦活作用」を取り巻く市場を見てみると、私たちが生まれながらにして備えている自然治癒力を高める働きがある成分としてアガリクス、霊芝、プロポリスなどが人気で、これらを主要素材とした免疫賦活作用サプリメントが、代替医療にも用いられ、多角的な取り込みがなされています。<br />
　この中でアガリクスや霊芝などに含まれているキノコ由来のβ –グルカンは腫瘍抑制率が高いと言われます。特にβ – グルカンを主成分としたシイタケ由来の「レンチナン」などは、免疫賦活薬としても薬事承認され、抗がん作用が証明されています。『富士経済Ｈ・Ｂフーズマーケティング便覧２０２１』によると、免疫賦活作用サプリメントの市場規模は、２０１９年には約251.1億円といわれています。有用成分のβ – グルカンが含まれているアガリクスでは、約24.5億円（２０１９年）、霊芝は約21.9億円（２０１９年）となっています。</p>
</div>
<h2>β – グルカンとは？</h2>
<div class="txt">
<p>　β – グルカンは、キノコや酵母などの細胞壁に存在する成分で、摂取しても胃腸で消化・分解されず、腸内の免疫担当細胞に働きかける成分です。グルカンとは「グルコース」という糖の一番小さな単糖だけが連なった多糖体のことです。<br />
　β–グルカンの「β」とは隣のグルコースとのつながり方を表しています。結合するための手が上向きについているものをα結合、下向きについているものをβ結合と呼びますが、α結合でつながった多糖の代表的なものがデンプンです。炭水化物が豊富な米やもち、じゃがいもやとうもろこしなどに含まれており、ブドウ糖として体で吸収され、エネルギー源となります。<br />
　一方、β（ベータ）型で結合しているβ – グルカンには、シイタケをはじめとするアガリクスや霊芝などのキノコ類やパン酵母などの酵母、オーツ麦や大麦に多く含まれています。これらは摂取しても胃腸で消化・分解されず、腸内の免疫担当細胞に働きかけます。</p>
</div>
<h2>β–グルカンの免疫研究</h2>
<div class="txt">
<p>　β–グルカンの歴史を辿ってみると、１９４０年代にパンの酵母から発見されたのが始まりといわれます。その後、１９６０年代にニコラス・ディルジオ博士がパン酵母の細胞壁から抽出し「β – １・3グルカン」と名付けたことにより、注目されました。<br />
　日本では１９６０年代に国立がんセンター研究所（現国立がん研究センター）の中原和郎・初代所長の主導で、各種キノコの抗がん作用に関する研究がスタートしました。中原博士はコーネル大学を卒業後、ロックフェラー医学研究所、理化学研究所、東京大学伝染病研究所などで研究を進められた方です。<br />
　そして１９６８年に国立がんセンター研究所化学療法部の千原吾郎博士率いる研究チームが、シイタケから「レンチナン」というβ– グルカンを抽出、精製に世界で初めて成功します。「レンチナン」の免疫を増強する研究成果は科学論文で権威のある、〝Nature〟誌にも掲載され、国際的にも大きな反響を呼びました。</p>
</div>
<h2>β–グルカンの免疫作用のメカニズム</h2>
<div class="txt">
<p>　私たちが健康を維持できるのは「免疫」という生体防御システムが備わっているからで、体内に菌やウイルスのような異物が入ってきたとき、それを攻撃し、異物を退治する重要な役割を担っています。このシステムが正常に作動しないと菌やウイルスに感染することになり、病気の原因となります。<br />
一方、過剰な免疫反応をすると、花粉症などのアレルギー症状の原因となります。<br />
　それではβ – グルカンの免疫作用メカニズムはどのようになっているのでしょうか？<br />
　β–グルカンは腸の粘膜などから取り込まれると、まずマクロファージや樹状細胞といわれる自然免疫を担う免疫細胞を活性化させます。マクロファージは貪食細胞ともいい、体の中の異物（ウイルスやがん細胞など）を取り込み分解する働きを担います。</p>
</div>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/beta_glucan.png" border="0" alt="図　β – グルカンの主な免疫作用のメカニズム"></p>
<p class="quot">図　β–グルカンの主な免疫作用のメカニズム</p>
<div class="txt">
<p>　自然免疫とは、体に入ってきた異物は全部排除しようとする免疫の最初の防御システムです。<br />
　次に、サイトカインと呼ばれる体の情報伝達物質を出して、獲得免疫を担当する免疫細胞であるキラーＴ細胞やＢ細胞、自然免疫で攻撃力の高いナチュラルキラー細胞（ＮＫ細胞）を活性化させます。<br />
　獲得免疫とは、自然免疫が異物を全部排除するのに対して、特定の異物だけを攻撃する働きを持った免疫細胞です。<br />
　つまりβ – グルカンはマクロファージ、ナチュラルキラー細胞、キラーＴ細胞などに作用し、免疫力を増強することで、抗腫瘍効果を発揮するというメカニズムになっています。</p>
</div>
<h2>抗がん剤として活用</h2>
<div class="txt">
<p>　現在、免疫向上の研究が進んでいるβ – グルカンはβ – １・3グルカンといい、アガリクスやシイタケ、メシマコブ、霊芝などキノコ類に含まれていますが、シイタケ子実体より抽出した多糖体を精製したβ – １・3グルカンは、すでに抗がん剤として承認されています。<br />
　商品名は、「レンチナン」あるいは「レナカット」と呼ばれ、静脈内注射、あるいは点滴静脈注射で用います。手術が不能あるいは再発胃がんの患者さんに経口投与との併用によって、生存期間が延長されるという結果が出ています。<br />
　また、一般に消化器がん患者では免疫が抑制された状態になっています。レンチナンは大腸がんにおいて局所免疫能の抑制の緩和が報告されています。<br />
　他にも、カワラタケ菌糸体由来の「クレスチン」には低下した免疫を改善・回復する免疫賦活作用が認められています。効能・効果は、胃がんおよび結腸・直腸がんの患者さんが化学療法と併用すると生存期間の延長が認められ、また小細胞肺がんでは化学療法などとの併用によって奏効期間が延長されるとされます。とはいえ単剤使用は認められず、化学療法と併用する薬剤となっています。<br />
　またスエヒロタケ菌糸体培養液由来の「ソニフィラン」も抗がん剤として承認されています。子宮頸がんでは、放射線療法の直接効果を増強するといわれます。
</p>
</div>
<div class="entry">
<div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr class="active">
<td align="center" class="subject col-xs-2">キノコ由来</td>
<td align="center" class="subject col-xs-2">抗がん剤</td>
<td align="center" class="subject col-xs-4">効能・効果</td>
</tr>
<tr>
<td>カワラタケ菌糸体由来</td>
<td>クレスチン</td>
<td>・胃がん（手術例）患者および結腸・直腸がん（治癒切除例）患者における化学療法との併用による生存期間の延長<br />
・小細胞肺がんに対する化学療法などとの併用による奏効期間の延長</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ子実体由来</td>
<td>レンチナン</td>
<td>・手術不能または再発胃がん患者におけるテガフール経口投与との併用による生存期間の延長</td>
</tr>
<tr>
<td>スエヒロダケ培養液由来</td>
<td>ソニフィラン</td>
<td>・子宮頸がんにおける放射線療法の直接効果の増強</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p class="quot">表１　薬事承認されたβ– グルカンが主成分の免疫賦活薬</p>
</div>
</div>
<h2>最新の免疫研究</h2>
<div class="txt">
<p>　最近の研究では、がんに有用な多糖体はβ – グルカンに限らず、α – グルカン、アラビノキシランなどにも免疫活性化作用があることが知られるようになりました。<br />
　アラビノキシランは針葉樹やコメやムギ、とうもろこしなどのイネ科植物に含まれるヘミセルロースが主成分です。米ぬかから分離抽出されたヘミセルロースに、シイタケやスエヒロダケなどの菌糸体に含まれる酵素が作用すると、アラビノキシランが得られます。これは、分子構造が小さいため、小腸で吸収され血液に入ると、血液中のマクロファージやＮＫ細胞が活性化され、全身の免疫レベルが高まります。特にＮＫ細胞はアラビノキシランの刺激でインターフェロンを産生し、さらに細胞内でがん細胞への攻撃力を強めることがわかってきました。<br />
　さらに最新の免疫研究として、β – グルカンがワクチンアジュバントとして有益であるという研究成果の論文が医学雑誌に発表されました。アジュバントとは、ワクチンを強化、あるいは安定化させて、ワクチンの働きを補助するものです。今後は、新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）や今後現れるかもしれない未知の感染症に対する予防のワクチンアジュバントとして、さらなる研究が行われるでしょう。これらについては順正学園九州保健福祉大学の免疫学研究所長で副学長の池脇信直教授と、パナマとインドの研究者（アブラハム博士）との共同研究などが国際的に権威のある医学雑誌（ONCOLOGY REPORTS47:14,2021）に掲載されています。</p>
</div>
<h2>キノコ由来のβ – グルカンを含んだサプリメント成分</h2>
<div class="txt">
<p>　がんに有用なキノコ由来のβ–グルカンなどが含まれたサプリメント成分には、アガリクス、メシマコブ、霊芝、カバノアナタケ、ハナビラタケ、シイタケ菌糸体などがあります。<br />
　これらを使ってがん患者さんを対象とした主な論文報告件数を調べてみると表のように、シイタケ菌糸体が最も多く10件となり、主な多糖体成分もβ–グルカン、α–グルカン、アラビノキシランなどが研究されています。<br />
　次が霊芝の8件。β–グルカンに関する成分の研究がありました。さらにアガリクスが5件。β–グルカンの複合体についての研究となっています。またメシマコブは1件。β–グルカンについての研究が紹介されています</p>
</div>
<div class="entry">
<div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr class="active">
<td align="center" class="subject col-xs-4">サプリメント成分</td>
<td align="center" class="subject col-xs-2">主な論文報告</td>
<td align="center" class="subject col-xs-4">主な多糖体成分</td>
</tr>
<tr>
<td>アガリクス</td>
<td>5件</td>
<td>α–グルカン<br />
β–グルカン複合体</td>
</tr>
<tr>
<td>メシマコブ</td>
<td>1件</td>
<td>β–グルカン</td>
</tr>
<tr>
<td>霊芝</td>
<td>8件</td>
<td>β–グルカン</td>
</tr>
<tr>
<td>カバノアナタケ</td>
<td>0件</td>
<td>β–グルカン</td>
</tr>
<tr>
<td>ハナビラタケ</td>
<td>0件</td>
<td>β–グルカン</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ菌糸体</td>
<td>10件</td>
<td>β–グルカン<br />
アルファグルカン<br />
アラビノキシラン</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p class="quot">表２　キノコ由来のβ – グルカンなどの多糖体を含んだサプリメント成分</p>
</div>
</div>
<h2>総評</h2>
<div class="txt">
<p>　今回は多くの方にとって関心の高い免疫賦活作用のあるβ–グルカンについて調べてみました。免疫を高めて、がんに対する攻撃を宮西ナオ子の がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ引き起こす「免疫賦活作用」のβ–グルカンの市場規模の大きさは効能・効果に比例しているのではないでしょうか？　<br />
　医薬品としてはもちろん、私たちが比較的手軽に入手できるサプリメント成分にもきちんとした論文があるのは安心できるものです。<br />
　がん闘病中・治療中のサプリメント使用は、担当のドクターに確認したほうがよいと思います。また、健康維持のために日ごろから活用するサプリメントとして採り入れてもよいのではないかと感じました。
</p>
</div>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_007.png" border="0" alt="宮西ナオ子（みやにし・なおこ）
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ　第9回 免疫力編</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Feb 2022 00:00:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=5583</guid>

					<description><![CDATA[宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ 第9回 免疫力編 　本シリーズではがん治療中、日々、摂取する食品やサプリメント成分からどのような栄養を得たら効果的かという情報をリサーチしてきました。今回は、少し趣向を変え [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ<br />
第9回 免疫力編</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　本シリーズではがん治療中、日々、摂取する食品やサプリメント成分からどのような栄養を得たら効果的かという情報をリサーチしてきました。今回は、少し趣向を変え、これまでに記事化した「サプリメント成分」をもとに、「がんと免疫力」に関する基本的な知識や主に「ヒト臨床試験の研究論文」の成果をお伝えしたいと思います。がん治療において免疫療法とはどのようなものか、その歴史やメカニズム、サプリメント成分と免疫力の関係などを厳選された論文をもとにご紹介します。</p>
</div>
</div>
<h2>がんと免疫療法</h2>
<div class="txt">
<p>　がんの標準治療は、手術、抗がん剤、放射線が3大療法となっていますが、昨今では免疫療法にも注目が集まっており「第4の治療法」と呼ばれるまでに発展しています。<br />
　そこでまずは、がん免疫療法の発展について過去の歴史をひも解いていきましょう。その前に「免疫」とはどのようなものか？<br />
　「免疫」と一言でいっても「自然免疫」と「獲得免疫」のふたつに大別されます。「自然免疫」とは、マクロファージや樹状細胞などの貪食細胞や、ナチュラルキラー（ＮＫ）細胞などが働き、異物を排除する仕組みのこと。一方、「獲得免疫」とは、Ｔ細胞やＢ細胞が中心的な役割を担って、異物を排除する免疫反応です。<br />
　一般的に自然免疫系の細胞は獲得免疫が働くまでの前段階の免疫反応を担当し、獲得免疫系の細胞の活性化の誘導に重要な働きを示します。その後、獲得免疫系のＴ細胞（キラーＴ細胞やヘルパーＴ細胞など）が中心となり、自然免疫系の樹状細胞と連携をとり、がん細胞を排除するというメカニズムです（図1）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/gan_supple_9_001.jpg" border="0" alt="図1　自然免疫と獲得免疫の役割"></p>
<p class="quot">図1　自然免疫と獲得免疫の役割</p>
</div>
<h2>がんの免疫療法の発展</h2>
<div class="txt">
<p>　がんの免疫療法の歴史（表1）は、おおよそ１３０年前の１８９０年代に遡ります。</p>
</div>
<div class="entry">
<div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr class="active">
<td align="center" class="subject col-xs-2">年代</td>
<td align="center" class="subject col-xs-4">治療方法</td>
<td align="center" class="subject col-xs-4">特徴＆関与細胞・物質</td>
</tr>
<tr>
<td>1890年～</td>
<td>コーリートキシン（細菌由来毒素）</td>
<td>丹毒（細菌感染症）に感染したがん患者でがんが小さくなったことから菌の投与を開始</td>
</tr>
<tr>
<td>1940年～</td>
<td>丸山ワクチン（細菌）BCG（細菌）<br />
レンチナン（シイタケ）など</td>
<td>非特異的免疫賦活療法といい、個別の免疫細胞ではなく免疫力全体にアプローチ（白血球など）</td>
</tr>
<tr>
<td>1980年～</td>
<td>サイトカイン療法<br />
養子免疫療法など</td>
<td>免疫細胞を活性化させる物質サイトカインを注入する（インターロイキン、インターフェロンなど）患者から免疫細胞を取り出し、増殖させて体内に戻す治療法（LAK 細胞、NK 細胞、NKT 細胞など）</td>
</tr>
<tr>
<td>1990年～</td>
<td>がんワクチン療法<br />
樹状細胞療法<br />
抗体医薬品など</td>
<td>がん抗原というがんの目印が発見され、がん細胞を見分けて、特異性が高い治療法（樹状細胞など）</td>
</tr>
<tr>
<td>2010年～</td>
<td>免疫チェックポイント阻害療法など</td>
<td>がん細胞が免疫の働きを抑制する免疫抑制の働きがあることが明らかに（制御性T 細胞など）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p class="quot">表1　がん免疫療法の歴史と発展</p>
</div>
</div>
<div class="txt">
<p>　当時、米国の外科医、ウイリアム・コーリー（William Coley） が、丹毒に感染したがん患者さんに腫瘍の退縮を認めたことから細菌を用いた治療を開始しました。副作用を避けるために加熱死菌を用いるなどの工夫をくり返し、菌毒素を主体とした「コーリートキシン」を開発しました。この治療法では投与症例数千例を超え、実際にがんが完全に消退したという症例もあったものの、投与方法に一貫性がなく、施設によっては効果のばらつきが散見され、臨床試験としての未熟さから信用を得られませんでした。さらに１９００年代になると放射線療法や化学療法などが用いられるようになり、この療法は新技術の陰に埋もれてしまったわけです。<br />
　その後、１９４０年代に入ると日本では丸山ワクチン、ＢＣＧ、レンチナンなどが注目され、免疫力全体にアプローチする方法が注目されました。この方法は身体全体の免疫力を底上げするため、がんにも結核にも、そのほかの病気などにも効果が期待できます。</p>
</div>
<h2>分子生物学によりサイトカインが注目</h2>
<div class="txt">
<p>　１９８０年代からは分子生物学の発達により、がんに対する免疫力の働きがさらに解明され、ここで注目されたのがサイトカイン（インターロイキン、インターフェロンなど）という物質です。免疫システムをつくり上げていくのはさまざまな種類の免疫細胞です。それらがお互いに情報を交換していますが、その情報を運搬する役割を担うのがサイトカインなのです。サイトカインのおかげで免疫細胞が活性したり抑制したりするわけです。<br />
　そこでサイトカインを人工的に合成し体内に注入してがんに対する免疫力を高めるサイトカイン療法や養子免疫療法などが注目されました。また患者さんの血液からＬＡＫ（リンフォカイン活性化キラー）細胞、ＮＫ細胞、ＮＫＴ細胞などの免疫細胞を取り出し、増殖させてから体内に戻す治療法も開発されました。</p>
</div>
<h2>がんワクチン療法</h2>
<div class="txt">
<p>　１９９０年代からは、がんワクチン療法、樹状細胞療法、抗体医薬品などが注目されるようになりました。がん組織の目印となるたんぱく質の「がん抗原」が次々と発見されたのです。がん細胞には目印になる「がん抗体」があります。例えていえば、がん細胞だけが「がん」であることを示す角をはやしているようなものです。そこでがんのワクチン療法では、この角がある細胞だけを目印に攻撃をしかけることができ、正常の細胞にはダメージを与えることがありません。これにより、がん細胞を見分ける特異性がより高い治療法が開発できました。これが、がんワクチン療法、樹状細胞療法、抗体医薬品などといわれるものです。<br />
　がんワクチン療法は、免疫機構の司令塔ともいうべき樹状細胞（ＤＣ）に覚えさせたがん抗原（がんの目印）をＴ細胞に伝えることで、特異的にがんをターゲットにし、免疫力が攻撃を仕掛けます。「Ｃ Ｔ Ｌ 療法」では、樹状細胞を使って試験管の内部でキラーＴ細胞（ＣＴＬ）を誘導し、それを体内へ戻します。<br />
キラーＴ細胞は「敵を認識したＴ細胞」なので非常に高い攻撃力を持ちますが、キラーＴ細胞の寿命は７～10日と短いことが欠点となっています。</p>
</div>
<h2>最近の免疫療法</h2>
<div class="txt">
<p>　がん細胞を排除するメカニズムとしては、獲得免疫系のＴ細胞が中心となって、自然免疫系の樹状細胞と連携をとり、がん細胞を排除します。Ｔ細胞は、その表面にＴ細胞受容体（T cell receptor：以下ＴＣＲ）と呼ばれる分子を持っています。そしてこのＴＣＲによって、がんの目印（がん抗原）を認識し活性化するわけですが、Ｔ細胞ががん抗原を認識できるようになるためには、樹状細胞からがん抗原の提示を受ける必要があり、Ｔ細胞をがん攻撃するキラーＴ細胞（ＣＴＬ）に変身させるためには、敵であるがんの目印をきちんと教え込む必要があります。<br />
　ところが最近の研究では、がん細胞に免疫の働きにブレーキをかける「免疫抑制」の働きがあることが明らかになってきました。これをわかりやすくいうと、通常、がん細胞は、角があるために、免疫細胞は、その角がある細胞をめがけて攻撃できるのですが、時に、がん細胞は、その角を引っ込めたり、隠してしまったりして、正常細胞のふりをすることがあります。こうなるとがん細胞の目印がなくなるわけで、免疫細胞はがん細胞の存在に気づかず、その働きが抑制されてしまうことになりかねません（図2）</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/gan_supple_9_002.jpg" border="0" alt="図2　目印を消す・隠す「がん細胞」"></p>
<p class="quot">図2　目印を消す・隠す「がん細胞」</p>
<p>　また、制御性Ｔ細胞（Treg）などの免疫抑制細胞を増やしたり、免疫抑制物質を出したりして、免疫の働きにブレーキをかけることもわかってきました（図3）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/gan_supple_9_003.jpg" border="0" alt="図3　免疫の働きをブロックする「がん細胞」"></p>
<p class="quot">図3　免疫の働きをブロックする「がん細胞」</p>
<p>　２０１０年代からは免疫のブレーキを解除する免疫チェックポイント阻害療法などが採用されており、これまでの標準治療よりも優れた効果が認められ、日本で承認を受けることとなりました。これ以外にも、免疫抑制細胞にアプローチする方法も研究が進められています。<br />
　がんの免疫療法の発展は、免疫の活性化（アクセル強化）から、免疫抑制の解除（ブレーキ解除）に進んでおり、がん細胞に対する免疫の働きを強化させるためには免疫抑制を解除することが重要であると考えられています（図4）</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/gan_supple_9_004.jpg" border="0" alt="図4　免疫抑制を解除し、免疫力の働きを強化させる"></p>
<p class="quot">図4　免疫抑制を解除し、免疫力の働きを強化させる</p>
</div>
<h2>サプリメント成分の免疫作用に関する研究</h2>
<div class="txt">
<p>　次に米国対がん協会（ＡＣＳ）国際データベースPubMed に掲載された論文から、サプリメント成分の免疫作用に関する研究を抽出しました。これは生命科学や生物医学に関しての参考文献や要約を掲載するMEDLINE などへ通じる無料検索エンジンであり、米国国立衛生研究所の米国国立医学図書館（ＮＬＭ）が公開している医学関係文献データベースでもあります。今回は、これまでに記事化したサプリメント成分別のがん患者を対象とした「免疫作用」に関するヒト臨床試験の研究論文を紹介します（表2）。</p>
</div>
<div class="entry">
<div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr class="active">
<td align="center" class="subject col-xs-2">成分名</td>
<td align="center" class="subject col-xs-4">論文タイトル/PubMed №</td>
<td align="center" class="subject col-xs-4">解説</td>
<td align="center" class="subject col-xs-3">対象細胞/ 物質</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ菌糸体</td>
<td>乳がん患者へのシイタケ菌糸体抽出物と補助化学療法との併用：患者のＱＯＬおよび免疫機能の改善に関するランダム化二重盲検比較試験結果/28811898</td>
<td>乳がん患者が、アントラサイクリンベースの術後補助化学療法とシイタケ菌糸体の経口摂取を併用すると、末梢血CD4+ 細胞に占める免疫抑制細胞（制御性T 細胞）の割合の増加が抑制される傾向があることが免疫学的パラメーターの評価で示され、ＱＯＬおよび免疫機能の維持に有用であったというランダム化二重盲検比較試験の報告。</td>
<td>免疫抑制細胞（制御性T 細胞）</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ菌糸体</td>
<td>免疫療法受療中のがん患者におけるシイタケ菌糸体抽出物によるＱＯＬおよび免疫機能の改善：オープンパイロット研究/27548491</td>
<td>免疫療法受療中のがん患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると末梢血中で産生されたインターフェロンγ（IFN-γ）量が増加する傾向にあった。IFN- γの上昇は、いくつかの免疫抑制細胞（制御性T 細胞）の変化と関係しており、ＱＯＬおよび免疫機能を改善する可能性があるという報告。</td>
<td>インターフェロンγ（IFN- γ）<br />
量免疫抑制細胞（制御性T 細胞）</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ菌糸体</td>
<td>術後ホルモン療法を受けている乳がん患者におけるシイタケ菌糸体抽出物の経口投与の有効性/23886130</td>
<td>術後補助ホルモン療法を受けている乳がん患者がシイタケ菌糸体を併用して摂取すると、サイトカイン量の改善が認められ、ＱＯＬや免疫機能を改善することを示唆したという報告。</td>
<td>サイトカイン*</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ菌糸体</td>
<td>補助化学療法とシイタケ菌糸体抽出物の経口投与との併用療法を受けている乳がん患者のＱＯＬおよび免疫機能の評価/23874107</td>
<td>補助化学療法を受ける乳がん患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると、ナチュラルキラー（NK）細胞とリンホカイン活性化キラー（LAK）細胞の細胞傷害活性が、またリンパ球中活性化NK とNKT 細胞の比率も維持され、ＱＯＬおよび免疫機能が維持できたという報告。</td>
<td>NK細胞、<br />
LAK細胞</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ菌糸体</td>
<td>免疫細胞療法施行患者におけるシイタケ菌糸体抽出物摂取の免疫およびＱＯＬ改善作用/23267884</td>
<td>免疫細胞療法施行がん患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると、末梢血産生IFN- γ量が上昇傾向を示し、この上昇と制御性T 細胞（Treg）の変動に関連が示唆され、ＱＯＬおよび免疫能が改善する可能性があるという報告。</td>
<td>インターフェロンγ（サイトカイン）<br />
免疫抑制細胞（制御性T 細胞）</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ菌糸体</td>
<td>がん化学療法受療中の患者におけるシイタケ菌糸体抽出物の経口投与の有効性と安全性：パイロット研究/21598414</td>
<td>がん化学療法中の患者がシイタケ菌糸体を併用して摂取するとNK 細胞活性が認められ、ＱＯＬと免疫機能を改善することが示唆されたという報告。</td>
<td>NK 細胞</td>
</tr>
<tr>
<td>シイタケ菌糸体</td>
<td>乳がん術後補助化学療法実施者の免疫力・体力回復/16315865</td>
<td>乳がんの手術後の化学療法中の患者が、シイタケ菌糸体を摂取すると、NK 細胞活性および白血球数は減少せず、免疫力と体力が回復したという報告。</td>
<td>NK 細胞<br />
白血球数</td>
</tr>
<tr>
<td>霊芝</td>
<td>化学療法／放射線療法を受けているがん患者の細胞免疫に対するシトロネロールと漢方薬草複合体の効果。/19145638</td>
<td>化学療法／放射線療法を行っているがん患者を対象に、霊芝を含む混合成分を服用させると、対照群に比べてリンパ球数の低下が抑えられたという報告。</td>
<td>リンパ球数</td>
</tr>
<tr>
<td>霊芝</td>
<td>進行大腸がん患者の選択免疫機能に対する霊芝多糖類の効果の評価を目的とした試験/16428086</td>
<td>進行大腸がん患者において霊芝を摂取するとインターロイキン(IL)-2、IL-6、インターフェロン(IFN) &#8211; γ、NK 活性が増加する傾向が見られ、免疫調節作用を有する可能性を示唆したという報告。</td>
<td>インターロイキン（サイトカイン）<br />
NK細胞</td>
</tr>
<tr>
<td>霊芝</td>
<td>進行固形腫瘍患者において霊芝多糖が宿主の免疫機能を増強するかどうかの試験/16117607</td>
<td>進行肺がん患者に霊芝水溶物を投与してもインターロイキン(IL)-2、IL-6、インターフェロン(IFN)- γの平均血漿濃度、NK 活性に有意な変化はなく、免疫指標には明確な差はな<br />
かったという報告。</td>
<td>インターロイキン、<br />
インターフェロンγ（サイトカイン）<br />
NK 細胞</td>
</tr>
<tr>
<td>アガリクス</td>
<td>高用量化学療法および自己幹細胞移植を受ける多発性骨髄腫患者におけるアガリクス抽出エキスの免疫調節効果：無作為化二重盲検臨床試験（ランダム化比較試験）/25664323</td>
<td>高用量化学療法および自己幹細胞移植を行った多発性骨髄腫患者において、治療終了時に結成IL– １ra、IL– ５、IL– ７の値に有意な上昇が見られたが、免疫抑制細胞（制御性T 細胞）が増えたため、有意な効果は見られなかったという報告。</td>
<td>インターロイキン（サイトカイン）<br />
免疫抑制細胞（制御性T 細胞）</td>
</tr>
<tr>
<td>アガリクス</td>
<td>キノコ抽出物アガリクスの摂取により、化学療法を受けている婦人科がん患者のナチュラルキラー細胞の活性および生活の質が改善した/15304151</td>
<td>キノコ抽出物アガリクス投与群では、ナチュラルキラー細胞活性が非投与のプラセボ群と比較して有意に高かったことが観察されたいう報告。</td>
<td>NK 細胞</td>
</tr>
<tr>
<td>フコイダン</td>
<td>進行がん患者のＱＯＬ（生活の質）とフコイダンの抗炎症作用に関する予備的研究/28627320</td>
<td>転移のある進行がん患者20 名にフコイダンを投与した前向きオープンラベル臨床試験を行った結果、インターロイキン– １β（IL– １β）、IL– ６、腫瘍壊死因子– α（ＴＮＦ– α）をはじめとする主要な炎症性サイトカインは、フコイダン摂取の２週間後に有意に減少したという報告。</td>
<td>インターロイキン（サイトカイン）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p class="quot">表2　サプリメント成分のヒト臨床試験の論文一覧<br />
＊サイトカイン：体の中で免疫細胞の働きを調整する物質。インターロイキン類、インターフェロン類などに分類できる。</p>
</div>
</div>
<div class="txt">
<p>　紹介する論文の抽出条件は、２つあります。<br />
　ひとつは２００５年以降にPubMed に収載されている論文。もうひとつは、がん患者を対象とした「ヒト臨床試験」がないサプリメント成分は、動物試験の最新論文1件を掲載します（表3）。</p>
</div>
<div class="entry">
<div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr class="active">
<td align="center" class="subject col-xs-2">成分名</td>
<td align="center" class="subject col-xs-4">論文タイトル/PubMed №</td>
<td align="center" class="subject col-xs-4">解説</td>
<td align="center" class="subject col-xs-3">対象細胞/ 物質</td>
</tr>
<tr>
<td>メシマコブ</td>
<td>メシマコブ、竹 ( クマザサ) の葉およびチャーガキノコ ( カバノアナタケ) の抽出物は、自然免疫の活性化を介した抗腫瘍作用を示す/32751371</td>
<td>移植したマウス肉腫S180 にMeshimaMax（メシマコブ、クマザサの葉、カバノアナタケの熱水抽出物）を投与すると、腫瘍の成長が著しく抑制された。<br />
MeshimaMax を投与するとマウスのマクロファージの貪食作用が著しく活性化され、おそらく自然免疫の活性化を介して機能し、代替サプリメントとしてがん患者に役立つと思われるという報告。</td>
<td>マクロファージ</td>
</tr>
<tr>
<td>カバノアナタケ</td>
<td>メシマコブ、竹 ( クマザサ) の葉およびチャーガキノコ ( カバノアナタケ) の抽出物は、自然免疫の活性化を介した抗腫瘍作用を示す/32751371</td>
<td>移植したマウス肉腫S180 にMeshimaMax（メシマコブ、クマザサの葉、カバノアナタケの熱水抽出物）を投与すると、腫瘍の成長が著しく抑制された。<br />
MeshimaMax を投与するとマウスのマクロファージの貪食作用が著しく活性化され、おそらく自然免疫の活性化を介して機能し、代替サプリメントとしてがん患者に役立つと思われるという報告。</td>
<td>マクロファージ</td>
</tr>
<tr>
<td>プロポリス</td>
<td>ストレスを与えたメラノーマ担がんマウスのTh1/Th2 サイトカインの発現および産生に対するプロポリスの効果/20878701</td>
<td>ストレスを負荷したメラノーマ担がんマウスにプロポリスを投与すると、IL-2 の発現とTh1 サイトカイン（IL-2 およびIFN- γ）の産生が促進され、抗腫瘍細胞を介した免疫が活性化されることを示した。また、プロポリスはIL-10の発現および産生を促進したことから、免疫調整作用に関与していると考えられるという報告。</td>
<td>インターロイキン（サイトカイン）</td>
</tr>
<tr>
<td>ハナビラタケ</td>
<td>ハナビラタケの免疫調節作用について<br />
/15553707</td>
<td>肉腫180 担がんマウスにハナビラタケを経口投与すると、5週間後の腫瘍サイズは対照群よりも小さくなりマウスの生存期間が延びた。経口投与することにより、Th1 細胞が活性化され、Th2 細胞の活性化が抑制され、Th1/Th2 のバランスがTh1 優位の免疫にシフトすることを示唆しているという報告。</td>
<td>インターフェロンγ（サイトカイン）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p class="quot">表3　サプリメント成分の動物試験の論文一覧</p>
</div>
</div>
<div class="txt">
<p>　ここでサプリメント成分の研究論文を見るときのポイントは、エビデンスレベルをチェックしています（表4）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/gan_supple_9_005.gif" border="0" alt="表4　エビデンスレベル"></p>
<p class="quot">表4　エビデンスレベル</p>
</div>
<p>　メタアナリシスやランダム化二重盲検比較試験（ランダム化比較試験）などで紹介されている場合は、エビデンスレベルは高くなるために、そのような観点を踏まえて、論文を検索しています。<br />
　ここで見られる論文の中で、免疫の働きを強化させるために重要な免疫抑制細胞に関する論文をリサーチすると、シイタケ菌糸体が３件、アガリクスが1件となっています。そしてシイタケ菌糸体は3件とも「ＱＯＬ（生活の質）および免疫機能の改善」が認められ、アガリクスは「有意な効果は見られなかった」とされています。</p>
<h2>総評</h2>
<div class="txt">
<p>　このたび「免疫とがん」の関係を改めて調べてみると、3大療法以前に免疫を使ったがん治療があったことがわかりました。化学療法が注目されるようになったために免疫療法の存在がかすんだものの、昨今ではまた注目されているのは興味深いことです。さらなる研究が進み、多くのがん患者さんにとっての光明になることを祈らずにはいられません。<br />
　またサプリメントの成分に関してはシイタケ菌糸体の「ヒト臨床試験の論文」が多く、信頼されるエビデンスがあり、ＱＯＬや免疫機能の改善には大いに役に立つことがわかりました。免疫についてのテーマは多くの方にとっても関心が高いと思うので、今後も機会があれば、このような特集をしていきたいと思います。</p>
</div>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_007.png" border="0" alt="宮西ナオ子（みやにし・なおこ）
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ　第8回 プロポリス</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 01 Feb 2021 14:15:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=4896</guid>

					<description><![CDATA[シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第8回 プロポリス 　がんの治療には手術、抗がん剤、放射線とさまざまな手段がありますが、同時に採用したいのがサプリメントといえるでしょう。とはいえ数多くの製品を [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント<br />
徹底リサーチ　第8回 プロポリス</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　がんの治療には手術、抗がん剤、放射線とさまざまな手段がありますが、同時に採用したいのがサプリメントといえるでしょう。とはいえ数多くの製品を精査するのはなかなか難しいもの。そこで本コーナーではいかに信憑性の高い情報を入手するかに特化し、できる限りご紹介したいと思います。まずは「実際の素材」を入手し自分の目で観察。次に食したり、さまざまな料理に使い、結果を体験的にご報告します。一方では国際研究データベースPubmed から「ヒト臨床試験」の論文を中心にピックアップ。こちらではなるべく客観的な視点でご紹介します。今月号では、多くの人になじみ深いと思われるプロポリスをとりあげました。ブラジル産純度100% プロポリス粉末をインターネットで購入して、実際に食するとともに、論文を検証してみました。</p>
</div>
</div>
<h2>プロポリスとは？</h2>
<div class="txt">
<p>　ミツバチが樹木の新芽や蕾、樹皮などから集めた樹脂にミツロウや唾液などの分泌物を混ぜてつくられるのがプロポリスです。ラテン語のプロ（前、正面）と、ギリシャ語のポリス（都市）から「敵の侵入を防ぐ城壁」という意味に由来して名付けられました。</p>
<p>　プロポリスの歴史は古く、紀元前数百年の古代エジプト時代からミイラ作製時の防腐剤として利用されてきました。</p>
<p>　プロポリスには別名「天然の抗生物質」とも呼ばれる作用があります。植物は傷つけられると傷口を守るための樹脂を分泌するために新芽や蕾に抗菌作用を有しています。ミツバチは植物が持つこの抗菌作用を活用し、自らの分泌物を合わせてプロポリスをつくり、巣の隙間に塗りこみます。そのため温度も湿度も高くなりがちな巣の中の細菌の繁殖を抑え雑菌やウイルスなどから身を守ります。</p>
</div>
<h2>産地によって異なるプロポリスの特徴</h2>
<div class="txt">
<p>　プロポリスは、世界各国で採集されます。日本でもわずかではありますが北海道から沖縄県まで、主に研究用として採集されます。産地によっては品質や成分に違いがあり、その色もミツバチの集める植物によって異なります。一般的なのが黒褐色。他にも、暗緑色のグリーン系から赤褐色のレッド系までさまざまです。</p>
<p>　最も生産量が多いのがブラジル産ですが、その成分を分析した結果、ヨーロッパ産や中国産とはかなり異なっていることがわかりました。さらに同じ中南米でも、ウルグアイやアルゼンチン産はブラジル産とは異なり、ヨーロッパ系に近いことが明らかになってきました。成分が異なる主な理由は、採取するミツバチが異なること。</p>
<p>　ヨーロッパタイプはセイヨウミツバチがつくるもので材料として「ポプラ」を好み、主な成分としてはフラボノイド、ミネラル、アミノ酸が含まれます。</p>
<p>　一方、ブラジルタイプはアフリカミツバチとセイヨウミツバチが混血したアフリカ蜂化ミツバチという種類がプロポリスの材料として「アレクリン・ド・カンポ」を好んで集めます。防衛本能が高く、巣を守るためのプロポリスを早く大量に生産するため、プロポリスの生産に適しているといわれます。</p>
<p>　その主な成分として抗腫瘍成分としてのアルテピリンＣをはじめとする桂皮酸誘導体、フラボノイド、ミネラル、アミノ酸などがあります。ちなみに日本で一般的に利用されているのはブラジル産プロポリスです。</p>
</div>
<h2>健康食品としての存在</h2>
<div class="txt">
<p>　日本でプロポリスが健康食品として知られたのは、１９８５年に開催された「第30回国際養蜂会議名古屋大会」です。ここで中島自然科学研究所が日本で初めてブラジル産プロポリスを紹介し金賞受賞。プロポリスは免疫力を高め、炎症を抑制、花粉症を予防したり、糖尿病を予防したりする効果、加えて美肌効果、口臭予防、抜け毛予防などが認められています。とはいえ、ハチミツなど蜂の生産物でアレルギー反応が起こる人や喘息の人は使用を避けたほうがよいでしょう。</p>
</div>
<h2>プロポリスのがん研究について</h2>
<div class="txt">
<p>　日本で初めてプロポリスのがん研究が報告されたのは、１９９１年の「第50回日本癌学会総会」でした。国立予防衛生研究所（現・国立感染症研究所）のウイルス室長だった松野哲也氏が動物試験による「プロポリスの抗腫瘍作用」と題する研究を発表。以降、プロポリスにおける、がん研究が盛んになりました。</p>
<p>　１９９５年になると林原生物化学研究所と医学博士の木本哲也氏が｢アルテピリンＣの抗腫瘍活性｣というプロポリス含有成分「アルテピリンＣ」の発見と抗腫瘍効果の研究成果を発表しています。</p>
</div>
<h2>プロポリスを試飲してみた</h2>
<div class="txt">
<p>　それでは早速、インターネットで純度１００％プロポリス粉末（15ｇ）を購入しました。「アルテピリンＣ、ケルセチンが豊富」と表記されています。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/04/gan_supple_8_001.jpg" border="0" alt="プロポリス粉末"></p>
<p class="quot">プロポリス粉末</p>
<p>　「１日０・３グラム（ティースプーン約１／３杯）を目安に水と一緒もしくはハチミツやヨーグルトなどに混ぜてください」とのことです。早速用意した飲料やヨーグルトなどいろいろなものに混ぜて試飲・試食を行ってみます。注意点として熱いものに混ぜるときは酵素が壊れてしまうため成分を損なわないよう、ホットティやコーヒーは50度以下の温度にさましてからプロポリスを加えます。</p>
<p>　パウダーは黄土色で少しきな粉のような感じです。1日に1／３杯（１日０・３グラム）とありますが、1回にこれだけの量を入れるのは多すぎるので、実際に1回に入れるときはほんのわずかの量です。</p>
<p>　それでもプロポリス独特のなんともいえない香りが周囲に漂い、キッチンに加えダイニングルームにもプロポリスの香りが満ち溢れています。</p>
<p>　全体的にみて、プロポリスの独特の香りが強いため、素材そのものの味が薄いものは、プロポリスの香りがかなり引き立ちます。もともと素材に味がついているもの、たとえばブルガリアヨーグルトのブルーベリーのようなものはあまりプロポリスの影響を感じません。プリンは甘みが引き立ちました。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/04/gan_supple_8_002.jpg" border="0" alt="わずかな量のプロポリス粉末"></p>
<p class="quot">わずかな量のプロポリス粉末</p>
<h3>飲料系</h3>
<p>・毎日１杯の青汁<br />
・オーガニック成分無調整豆乳<br />
→それぞれ味が引き立ちます。</p>
<h3>デザート系</h3>
<p>・ブルガリアヨーグルト（ブルーベリー）<br />
→もともと味が強いので、プロポリスを入れてもそれほど味に影響はなし。</p>
<p>・卵プリン<br />
→甘いプリンにプロポリスの独特の香りがきいて、よりおいしく感じた。</p>
<h3>そのほか</h3>
<p>・常温以下にしたティ<br />
→プロポリスの香りと存在感を感じるが、もとの素材感も引き立つ。</p>
<p>・ハチミツ<br />
→プロポリスの風味が緩和される</p>
<p>　プロポリスを飲んだり食したりした後は、自分の口の周りにプロポリスの香りが漂っています。口臭防止として強い味のものを食べた後などは役に立ちそうです。また、食してからしばらくすると身体や指先がほかほかと温かくなるのも感じました。</p>
</div>
<h2>論文情報</h2>
<div class="txt">
<p>　次に論文からの検証です。プロポリスについては２０００年以降PubMed 掲載では7件のヒト臨床論文が掲載されています。しかも、すべてがエビデンスレベルの高いランダム化二重盲検比較試験。図のようにエビデンスレベルでは（図参照）、メタアナリシス（複数の研究を統合し、より高い見地からの分析。ＥＢＭにおいて最も質が高い）の次に位置する信頼度の高さです。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/04/gan_supple_8_003.jpg" border="0" alt="エビデンス（科学的根拠）レベル"></p>
<p class="quot">エビデンス（科学的根拠）レベル</p>
<p>　さらに論文は日本のみならずイタリア、イラン、スロベニア、エジプトなど国際色豊かな国々で研究が進められています。とはいえ7件中3件では、「効果がなかった」という報告でした。さらに1件は、「有害な副作用を及ぼす可能性が示された」ということなので、少し慎重にならざるを得ません。また「効果あり」の報告は、直接、がんに作用するものではなく、有用報告4件はすべて抗がん剤や放射線療法による口内炎に対する有用報告であり、副作用対策に関するものでした。</p>
</div>
<h2>論文紹介</h2>
<h3>１．PMID: 28840622</h3>
<div class="txt">
<p>【国】イタリア</p>
<p>【内容】<br />
　アジュバント化学療法を受けている乳がん患者の口腔粘膜炎に対するプロポリスの予防効果。パイロット無作為化比較試験。</p>
<p>【解説】<br />
　化学療法中の乳がん患者の口内炎に対する予防効果報告。プロポリス＋重炭酸ナトリウムは、乳がん患者における ＯＭ（化学療法誘発性口腔粘膜炎 ）の予防に安全で、忍容性が高く、有望な効果を示した。</p>
<p>【ランダム化比較試験】<br />
　イタリアの研究グループが補助化学療法中の乳がん患者に対してプロポリスの乾燥エキスと重炭酸ナトリウムによる口内洗浄を行ったところ化学療法による口内炎の予防には安全で、忍容性が高いという有用な効果を示した。</p>
<p>PubMed No. 28840622<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28840622" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28840622</a>
</p>
</div>
<h3>２．PMID: 28560780</h3>
<div class="txt">
<p>【国】イタリア</p>
<p>【内容】<br />
　頭頸部がんに対する化学放射線療法中の急性粘膜炎の予防にて、天然薬の混合物とプラセボを比較した二重盲検無作為化第Ⅲ相試験。</p>
<p>【解説】<br />
　今回の二重盲検試験では、プロポリス、アロエベラ、カレンデュラ、カモミールの4種類の天然物とプラセボの比較を行った。化学放射線療法中の頭頸部がん患者の急性粘膜炎に対する予防効果が確認できなかった。</p>
<p>【ランダム化比較試験】<br />
　イタリアの研究グループが、強度変調放射線治療（ＩＭＲＴ）を併用している頭頸部がん患者がプロポリスを含む混合物を摂取したところ、粘膜炎に対する予防効果は確認できなかった。</p>
<p>PubMed No. 28560780<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28560780" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28560780</a>
</p>
</div>
<h3>３．PMID: 27510017</h3>
<div class="txt">
<p>【国】イラン</p>
<p>【内容】<br />
　頭頸部がんに対する化学療法を受けている患者の口腔粘膜炎に対するプロポリスの無作為化二重盲検プラセボ対照試験。化学療法中の頭頸部がん患者の口内炎に対する有効性報告。</p>
<p>【解説】<br />
　イランの研究グループが、化学療法中の頭頸部がん患者がプロポリス洗口剤を使用したところ、口腔の健康改善に効果的であることが明らかになった。プロポリスをベースにした製剤は、歯科の様々な専門分野で幅広く応用されている。この臨床試験の目的は、化学療法誘発性口腔粘膜炎（ＯＭ）を軽減するための洗口剤としてのプロポリスの有効性を、単一の施設で調べた。</p>
<p>【ランダム化比較試験】<br />
　化学療法を受けている患者の口腔ケアにプロポリスを洗口剤として使用することは、口腔の健康改善に効果的であることが本研究で明らかになった。この結果は、医療従事者に対して、化学療法中の患者の口腔ケアにプロポリス洗口液を使用するよう奨励する。<br />
　プロポリス群では、プラセボ群と比較してＯＭ、創傷、紅斑に有意差が認められたが、飲食能力には有意差はみられなかった。試験7日目に患者の65％が完治した。患者からは有意な有害事象は報告されなかった。</p>
<p>PubMed No. 27510017<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27510017" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27510017</a>
</p>
</div>
<h3>４．PMID: 26634113</h3>
<div class="txt">
<p>【国】イラン</p>
<p>【内容】<br />
　頭頸部がんに対する放射線療法誘発性粘膜炎におけるプロポリスの予防と治療効果：三重盲検、無作為化、プラセボ対照試験。放射線療法中の頭頸部がん患者の口腔粘膜炎に対する有用性報告。</p>
<p>【解説】<br />
　放射線療法中の頭頸部がん患者がプロポリス洗口液を使用したところ、放射線療法誘発粘膜炎を効果的に改善することを示したというイランの研究グループによる報告。<br />
　粘膜炎は放射線治療の急性合併症の一つで、口腔粘膜を潰瘍化させ、激しい痛みや不快感を引き起こし、口腔の正常な機能に影響を及ぼす可能性がある。プロポリスは天然のフラボノイド源で、抗潰瘍作用、抗菌作用、抗真菌作用、治癒作用、抗炎症作用を有する。嫌な臭いや味がせず手頃な価格のために、放射線治療を受ける患者の助けになる。</p>
<p>【ランダム化比較試験】<br />
　本試験の目的は、頭頸部がん患者における放射線療法誘発性粘膜炎に対するプロポリスの予防および治療効果を評価すること。プロポリスの水ベース抽出物が放射線療法誘発粘膜炎を効果的に予防および治癒することを示すパイロット研究である。</p>
<p>PubMed No. 26634113<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=26634113" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=26634113</a>
</p>
</div>
<h3>５．PMID: 23876561</h3>
<div class="txt">
<p>【国】スロベニア</p>
<p>【内容】<br />
　化学療法で誘発される重度の化学療法誘発性口腔粘膜炎（ＯＭ）に対するプロポリスの治療有効性を評価する二重盲検無作為化プラセボ対照試験。化学療法中の小児患者の重度口内炎に対する有効性は確認されなかった。</p>
<p>【解説】<br />
　スロベニアの研究グループが、化学療法中の小児患者が口腔粘膜にプロポリスを塗布したところ、有効性は確認されず、重度の化学療法誘発性口腔粘膜炎（ＯＭ）にプロポリスは推奨できないという報告。</p>
<p>【ランダム化比較試験】<br />
　プロポリス群で42％、プラセボ群で48％の患者に重度のＯＭが認められた。本研究結果によれば、重度のＯＭ治療にプロポリスは推奨できない。</p>
<p>PubMed No. 23876561<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23876561" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23876561</a>
</p>
</div>
<h3>６．PMID: 23529990</h3>
<div class="txt">
<p>【国】日本</p>
<p>【内容】<br />
　ブラジル産プロポリスのアルテピリンＣを豊富に含有する抽出物の大腸腺腫ポリープ頻発患者の効果に関するパイロット、無作為化、プラセボ対照、二重盲検第0相／バイオマーカー試験。</p>
<p>【解説】<br />
　日本の研究グループが、大腸腺腫ポリープ摘出後の患者がプロポリス抽出物を摂取したところ、結腸がんの初期段階で起こる変化の予防有効性は確認されず、また心筋細胞を含む筋肉組織に有害な副作用を及ぼす可能性が示されたという報告。<br />
　ブラジルの民間療法剤であるプロポリスは、大腸がん予防の代替医療として世界中で利用されている。本研究は、ヒトでは評価されていなかった大腸がん予防のためのプロポリスの安全性と有効性を、高リスク群を対象とした小規模なバイオマーカーパイロット試験で調べることを目的とした。化学療法中患者の口腔粘膜炎に対する有用性報告。</p>
<p>【ランダム化比較試験】<br />
　本パイロット研究の結果は、ブラジル産プロポリスが結腸がんの初期段階で起こる変化を予防するのに有効であるという証拠を提供しなかった。対照的にプロポリスは心筋細胞を含む筋肉組織に有害な副作用を及ぼす可能性がある。プロポリスが結腸がんの初期病変の予防に対する有効性は確認できなかった。</p>
<p>PubMed No. 23529990<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23529990" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23529990</a>
</p>
</div>
<h3>７．PMID: 22475306</h3>
<div class="txt">
<p>【国】エジプト</p>
<p>【内容】<br />
　蜂蜜および蜜蝋、オリーブオイル– プロポリス抽出物の混合物による化学療法誘発性口腔粘膜炎の治療：無作為化比較パイロット研究。</p>
<p>【解説】<br />
　エジプトの研究グループが、急性リンパ芽球性白血病でグレード2および3の口腔粘膜炎のある患者にプロポリスを含む混合物を外用治療として投与したところ、蜂蜜が治癒を促進することを示したという報告。</p>
<p>【ランダム化比較試験】<br />
　化学療法誘発性粘膜炎を対象とした将来の治療試験において、蜂蜜およびおそらく他の蜂蜜製品とオリーブオイルの使用が推奨される。</p>
<p>PubMed No. 22475306<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22475306" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22475306</a>
</p>
</div>
<h2>総論</h2>
<div class="txt">
<p>　プロポリスは、いろいろな飲料やスナックに入れて手軽に日常生活の中で取り入れることができるでしょう。</p>
<p>　私の感想としては、あまりに香りが独特で強いので、何を飲んでも食べてもプロポリスの香りに満たされてしまうため、同じように感じました。量は少なめに入れているのに、それでもかなりのフレーバーです。</p>
<p>　またずっと以前のことですが、取材して多用したときに少々アレルギー的な反応がでたことがあるため、一度にあまりたくさん摂取しないほうがよいでしょう。</p>
<p>　一方、論文を読むとがんについての直接的な効果はエビデンス的にはなかったものの、抗がん剤や放射線療法による口内炎などの炎症や口臭予防などには使えると思いますし、免疫力を高めてくれるのではないでしょうか？</p>
<p>　身体がほかほかとし、指先まで温かくなります。毎日の生活に少しずつ取り入れてみるのもよいのではないでしょうか？</p>
</div>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_007.png" border="0" alt="宮西ナオ子（みやにし・なおこ）
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ　第7回 フコイダン</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 29 Oct 2020 15:55:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=4782</guid>

					<description><![CDATA[シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第7回 フコイダン 　本コーナーでは「がんに挑むサプリメント」を連載して紹介しています。一口に「サプリメント」といっても玉石混交なことはいうまでもありません。そ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント<br />
徹底リサーチ　第7回 フコイダン</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　本コーナーでは「がんに挑むサプリメント」を連載して紹介しています。一口に「サプリメント」といっても玉石混交なことはいうまでもありません。そこでいかに信憑性の高い情報を入手するかを本ページではできる限り調査しています。まずは「実際の素材」を入手し、自分の目で観察しています。それを使ってさまざまな料理を作り、食してみた結果を体験的にご報告。<br />
一方では国際研究データベースPubmed から「ヒト臨床試験」の論文を中心にピックアップ。なるべく客観的な視点でご紹<br />
介したいと思います。さらに今回は、論文の基本的な見方などももう一度お伝えしていきましょう。さて、今回はフコイダンについて考察しました。モズク、コンブ、ワカメをインターネットで購入し、実際に食して試してみた結果もご報告します。</p>
</div>
</div>
<h2>フコイダンとは</h2>
<div class="txt">
<p>　がん患者さんに有名なサプリメントのひとつに「フコイダン」があげられます。これは特定の海藻を指すのではなく、多糖類水溶性の食物繊維の一種であり、褐藻類の表面に見られるヌルヌル部分に含まれる特有のヌメリ成分のことをいいます。</p>
<p>　海草類は海水中の栄養成分であるミネラルやビタミンを十分吸収して生長しますが、フコース、硫酸化フコース、そのほかの糖（キシロース、ウロン酸、マンノース）が連結した総称をフコイダンというわけです。大きく分けてオキナワモズク由来、ガゴメ昆布由来、メカブ由来フコイダンの３つに分かれます。</p>
</div>
<h2>高分子と低分子のフコイダン</h2>
<div class="txt">
<p>　高分子フコイダンは褐藻類に含まれている本来のフコイダンで、含まれる分子量が多いのですが、抽出されるときに意図的、もしくは偶発的に低分子化される低分子フコイダンも存在します。日本でフコイダンの研究をする主要な企業が参加する健康食品の業界団体、公益財団法人日本健康・栄養食品協会（日健栄協）の規格基準では、「フコイダン」=「高分子」を品質基準と定めており、原材料規格としては、分子量１万以上の多糖体が70％以上であるとされます。しかし研究では「高分子」「低分子」のどちらが良いという判断基準はなく、どちらが良いかの結論もでていません。ただし低分子のほうがエビデンスレベル（図1）の高い研究があるようです。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/gan_supple_7_001.jpg" border="0" alt="図１　エビデンス（科学的根拠）レベル"></p>
<p class="quot">図１　エビデンス（科学的根拠）レベル</p>
</div>
<h2>フコイダンの歴史と研究成果</h2>
<div class="txt">
<p>　１９１３年にスウェーデンの化学者Ｈ・Ｎ・キリン教授によって<br />
発見され「フコイジン」と命名されました。その後、国際糖質命名規約で「フコイダン」と定義。しかしそれから数十年間、褐藻類の種類、部位、採取時期、個体の成長度などの条件によってフコイダンの分子構造が異なるため、化学構造が解明されないままでした。<br />
しかし発見から83年が経過した１９９６年の「第55回日本癌治療学会」で「フコイダンの抗がん作用の研究報告」という細胞試験の研究成果が発表され、注目を集めました。これはガゴメ昆布由来のフコイダンを使用したもので、フコイダンが正常細胞にはほとんど影響を与えず、がん細胞だけを自然死させる作用（アポトーシス誘導作用）があるという研究成果でした。また２０１７年「<a href="/illustration/post_3222">第20回日本補完代替医療学会</a>」でも「ガゴメ昆布フコイダンの免疫賦活作用」という研究成果が発表されました。またがんを移植したマウスを使った動物研究で、ＮＫ活性（免疫力）の上昇作用なども報告されています。その他、基礎研究として、血管新生抑制作用なども報告されています。</p>
</div>
<h2>成分と効能</h2>
<div class="txt">
<p>　日健栄協の品質規格基準によると、モズク由来フコイダンは、フコイダンの含有量が多く、コンブ由来フコイダンは、ヌメリが強い。<br />
メカブ由来フコイダンはワカメの生殖器にあたる部分で、特にフコイダンを多く含んでいるといわれます。含まれている栄養素には、各種ビタミン類、ヨウ素、カルシウム、マンガン、亜鉛、カリウムなどの豊富なミネラル。ガラクトース、マンノース、キシロース、グルクロン酸など。期待される効果は、抗腫瘍、抗ピロリ菌、胃部不快感改善、コレステロール・中性脂肪低減、血液凝固抑制（血栓防止）、血圧上昇抑制、血糖値上昇抑制、花粉症、アレルギー緩和、腸内環境改善、肝機能改善、便秘の改善、貧血の改善、老化防止などがあります。</p>
</div>
<h2>フコイダンを使った料理</h2>
<div class="txt">
<p>　日本人は海藻をよく食しますが、実は、海藻を食べる文化がある国は、日本と韓国だけといわれます。フコイダンを使った料理は手軽で簡単。しかも美味で健康的なので、お勧めです。今回インターネットで求めたのは「めひび」（国産乾燥メカブ）、「天然がごめ昆布』（北海道産道南黒口浜産）、「太モズク」（沖縄県産）の３種類です。</p>
<p>〇メカブ料理</p>
<p>乾燥したメカブは、そのまま食べてもおいしいですが、日常的に食べている食材に混ぜるだけで一味違った味わいを楽しめます。</p>
<h3>メカブ納豆</h3>
<p>　メカブ　適量<br />
　納豆　１パック<br />
　ポン酢、からし、海苔、ネギなど</p>
<p>　納豆とメカブを混ぜるだけ。とても美味なうえにヘルシーです。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/gan_supple_7_002.jpg" border="0" alt="メカブ納豆"></p>
<p class="quot">メカブ納豆</p>
<h3>メカブの卵焼き</h3>
<p>　メカブ　適量<br />
　卵　１個<br />
　油　少々</p>
<p>　フコイダンは加熱すると食材から溶け出し、体内に吸収されやすなるといいます。乾燥メカブはあらかじめ水で戻します。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/gan_supple_7_003.jpg" border="0" alt="メカブの卵焼き"></p>
<p class="quot">メカブの卵焼き</p>
<p>〇ガゴメ昆布料理</p>
<p>　ガゴメ昆布を細切りにしたものです。とろみの強さがあり栄養価が非常に高いといわれます。そのままおやつにして食べることもできますし、ご飯などに混ぜてもＯＫ。メカブよりも噛み応えがあります。</p>
<h3>ガゴメ昆布の釜玉うどん</h3>
<p>　うどん　１玉<br />
　卵　１個<br />
　乾燥ガゴメ昆布　適量<br />
　ポン酢　適量</p>
<p>　普通のうどんにガゴメ昆布を適度に入れるだけで歯ごたえもあり風味も出ます。調理も簡単。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/gan_supple_7_004.jpg" border="0" alt="ガゴメ昆布の釜玉うどん"></p>
<p class="quot">ガゴメ昆布の釜玉うどん</p>
<h3>ガゴメ昆布とオクラのねばねば和え</h3>
<p>　ガゴメ昆布　５ｇ<br />
　オクラ３本<br />
　塩　小１<br />
　みりん　大１<br />
　醤油　大１<br />
　顆粒出汁　小１／２<br />
　わさび　少々</p>
<p>　とろとろした昆布とねばねばのオクラの絶妙な触感に加え、さっぱりしたお味も魅力的。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/gan_supple_7_005.jpg" border="0" alt="メガゴメ昆布とオクラのネバネバ和え"></p>
<p class="quot">ガゴメ昆布とオクラのネバネバ和え</p>
<p>〇モズク料理</p>
<p>メカブとガゴメ昆布は乾燥したものでしたが、このモズクは生。よく水洗いして十分に塩抜きをして用います。</p>
<h3>生モズクの味噌汁</h3>
<p>　生モズク　50ｇ<br />
　昆布だし　８ｇ<br />
　味噌　　大１<br />
　刻みネギ　少々<br />
　水　５００㏄</p>
<p>　モズクは水で洗い塩抜きをします。風味がありおいしいみそ汁のできあがり。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/gan_supple_7_006.jpg" border="0" alt="生モズクの味噌汁"></p>
<p class="quot">生モズクの味噌汁</p>
<h3>生モズクの炊き込みご飯</h3>
<p>　米　２合<br />
　モズク　２００ｇ<br />
　水<br />
　十六雑穀　１袋<br />
　塩こうじ　大１</p>
<p>モズクは水で洗い塩抜きをして。おかずが不要なくらいとてもおいしい炊き込みご飯ができました。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/gan_supple_7_007.jpg" border="0" alt="生モズクの炊き込みご飯"></p>
<p class="quot">生モズクの炊き込みご飯</p>
</div>
<h2>論文の見方</h2>
<div class="txt">
<p>　フコイダンのヒト臨床論文の情報を探してみました。PubMed掲載件数を見ると、２０００年以降は４件のヒト臨床論文が掲載されています。エビデンスレベルは９つのランクがあり、フコイダンについては、エビデンスレベルの２番目に高いランダム化二重盲検比較試験が行われています。これは低分子フコイダンを用いた試験ですが、疾患制御率（ＤＣＲ）で有意差が認められたと考えられる研究結果です。<br />
　また日本のほかに、台湾やオーストラリアなど様々な国で研究が進められていることも注目に値します。ホルモン療法実施中の乳がん患者、転移のあるがん患者、転移性の大腸がん患者、切除不能な大腸がん患者を対象に試験が行われています。</p>
</div>
<h2>論文</h2>
<h3>１．進行がん患者のＱＯＬ（生活の質）とフコイダンの抗炎症作用に関する予備的研究</h3>
<div class="txt">
<p>〈解説〉<br />
　転移のある進行がん患者20名にフコイダン４００㎖／ｄ（10mg／㎖）を２週間、4週間投与した前向きオープンラベル臨床試験を行った結果、インターロイキン– １β（IL– １β）、IL– ６、腫瘍壊死因子– α（ＴＮＦ – α）をはじめとする主要な炎症性サイトカインは、フコイダン摂取の２週間後に有意に減少した。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　進行がんの患者さんがフコイダンを摂取すると、主要な炎症性サイトカインが２週間後に有意に減少し、疲労を含むＱＯＬスコアは試験期間中に有意な変化はなくほぼ安定していた。今後は特に化学療法を受けている患者の支持療法として、より規模の大きい盲検比較対照試験が必要である。</p>
<p>PubMed No. 28627320<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28627320" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28627320</a><br />
Integr Cancer Ther. 誌、2018年6月号、17(2):282-291. doi:10.1177/1534735417692097.Epub 2017 Feb 12.</p>
</div>
<h3>２．転移性大腸がん患者における補足療法としての低分子フコイダン（ＬＭＦ）の効果：二重盲検無作為化比較試験</h3>
<div class="txt">
<p>〈解説〉<br />
　本研究は、台湾で転移性大腸がん（ｍＣＲＣ）患者における標的化学療法剤の補足療法としての有効性を評価することを目的とし二重盲検無作為化比較対象前向き試験を行った。患者さん60名のうち最終的に54名の患者さんが参加。うち28名を実験群、26名を対照群としたダブルブラインド試験。実験群および対照群の疾患制御率（ＤＣＲ）はそれぞれ92.８％と69.２％であり、追跡期間中央値は11・５カ月であった。ＯＳ（全生存期間）、ＰＦＳ（無増悪生存期間）、ＯＲＲ（全奏効率）、ＡＥ（副作用）、ＱＯＬ（生活の質）には両群間で有意差を認めなかった。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　ｍＣＲＣ患者の低分子フコイダン（ＬＭＦ）の有効性を評価した初の臨床試験であり、標的化学療法剤と低分子フコイダン（ＬＭＦ）の併用は、生存期間や奏効率の改善効果は認めなかったが、疾患制御率（ＤＣＲ）を有意に改善したことを示している。</p>
<p>PubMed No. 28430159<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28430159" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28430159</a><br />
Mar Drugs. 誌、2017 年4月21号、15(4). pii: E122. doi:　10.3390/md15040122.</p>
</div>
<h3>３．乳がん患者におけるレトロゾールとタモキシフェンの薬物動態に対するワカメフコイダンの効果</h3>
<div class="txt">
<p>〈解説〉<br />
　オーストラリアで悪性乳がん患者20例。乳がん患者に広く使用される２つのホルモン療法薬レトロゾールあるいはタモキシフェン服用中の活動性悪性腫瘍患者を対象にしたオープンラベル非交差試験。ワカメ由来フコイダンの同時投与をした。患者はフコイダン抽出物の形で３週間（５００mgを1日２回）経口服用。観察期間中に不具合はなかった。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　レトロゾールあるいはタモキシフェンの定常状態血漿濃度に有意な変化は認められず、フコイダンの副作用も認められなかった</p>
<p>PubMed No. 28008779<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28008779" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28008779</a><br />
Integr Cancer Ther. 誌、2018年3月号、17(1):99-105. doi:10.1177/1534735416684014.</p>
</div>
<h3>４．フコイダンは、切除不能な進行性または再発性の大腸がん患者の化学療法の毒性を軽減。</h3>
<div class="txt">
<p>〈解説〉<br />
　日本で抗がん剤の毒性抑制に対するフコイダンの効果を分析した。ＦＯＬＦＯＸまたはＦＯＬＦＩＲＩによる治療を受ける予定の切除不能な進行または再発大腸がん患者20名をフコイダン治療群（n=10）とフコイダン治療なしの対照群（n=10）に無作為に振り分けた。結果、フコイダンが化学療法中の疲労発生を制御することを示し、フコイダン併用の化学療法は非併用化学療法よりも長期間継続された。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　切除不能な進行性または再発性の大腸がん患者が化学療法に併用してフコイダンを摂取すると、化学療法中の疲労発生を制御することを示す結果が得られた。フコイダン併用群で薬剤の副作用（体力の低下）が改善された。</p>
<p>PubMed No. 22866084<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22866084" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22866084</a><br />
※ 2Oncol Lett. 誌、2011 年3月号、 2(2):319-322. Epub 2011Jan 21.</p>
</div>
<h2>総論</h2>
<div class="txt">
<p>　フコイダンはワカメ、メカブ、モズクなど手軽に入手できる食材から得ることができ、料理も簡単で多岐にわたります。しかも相性のよい食材が山芋、納豆、豆腐、おくらといった具合にヘルシーなものが多く、相乗効果でよい結果が得られるのではないでしょうか。しかもお味もさっぱりしているものが多く、食欲のないときや夏場でも十分に楽しむことができます。そういう意味では、日ごろから予防医学的な意味も含めてフコイダンを摂取していったらよいと思われます。</p>
<p>　また乾燥しているガゴメ昆布やメカブなどは、そのままぱりぱり食べておつまみ的に楽しめますから、口さみしいときに味わってみるのもよいかもしれません。</p>
<p>　一方、論文のほうですが、フコイダンにはヒトを対象にした論文の中に「進行がん患者がフコイダンを摂取すると、主要な炎症性サイトカインが２週間後に有意に減少」「標的化学療法剤とフコイダンを併用すると、疾患制御率が有意に改善」「切除不能な進行性または再発性の大腸がん患者の化学療法の毒性を軽減する」などと明確な結果が出ていることが注目されます。</p>
<p>　ただし、フコイダンと一言で言っても低分子／高分子、ワカメ（メカブ）由来、モズク由来、コンブ由来など様々な種類があります。それぞれの成分で異なる研究成果がありますので、研究成果を確認する場合は注意が必要です。<br />
とはいえ、今後ますます注目されるサプリメントといってよいのではないでしょうか。</p>
</div>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_007.png" border="0" alt="宮西ナオ子（みやにし・なおこ）
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第6回 霊芝</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Jul 2020 03:58:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=4565</guid>

					<description><![CDATA[シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第6回 霊芝 　がん治療中の患者さんの多くは勉強熱心な場合が多く、病院で推奨されるスタンダードな治療に加えて、サプリメントに代表される補完代替医療を検討すること [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント<br />
徹底リサーチ　第6回 霊芝</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　がん治療中の患者さんの多くは勉強熱心な場合が多く、病院で推奨されるスタンダードな治療に加えて、サプリメントに代表される補完代替医療を検討することが多いようです。<br />
とはいえこれだけ多くの情報が氾濫している中で、何を選択したらよいのかわからないのが実情でしょう。いかに信憑性の高い情報を入手するかが問われてきますが、それではいったいどうしたらいいのだろうかと悩む場合も少なくないのでは？　<br />
そこでこの連載では、サプリメントとして販売されている製品の「実際の素材」を入手し、自分の目で観察してみます。また食してみた結果も体験的にご報告。一方では権威ある雑誌にとりあげられている「ヒト臨床試験の研究論文」を紹介し、論文の基本的な見方から研究の課題などをお伝えしていきたいと思います。連載第6 回目は霊芝を取り上げました。</p>
</div>
</div>
<h2>霊芝とは？</h2>
<div class="txt">
<p>　霊芝はマンネンタケ科レイシ種のキノコの中国名。学名はGanodermalucidum（ガノデルマ・ルシダム）ですが、霊芝草、門出茸、仙草、吉祥茸、赤芝などと呼ばれることもあります。現在流通しているもののほとんどが人工栽培された赤芝です。中国では「芝」は「キノコ」を表し、「霊妙不可思議なキノコ」や「霊験あらたかなキノコ」の意味から「霊芝」と名付けられたようです。</p>
<p>　天然の霊芝は湿気ある山林などに自生し、梅、ナラ、クヌギなどの古木10万本中にわずか2～3本程の確率でしか採取されないといわれる希少品。というのも霊芝は胞子を包んでいる殻がとても硬く、発芽しにくいためなのです。子実体のほうは木質で食用には適していないため適当な大きさに切り、熱水で煎じて抽出液を服用したり、薬用酒として飲んだりするのが一般的なようです。</p>
<p>　後漢時代（２５～２２０）にまとめられた『神農本草経』は『黄帝内経』『傷寒雑病論』とともに、中国医学三大古典の一つ。中国古代の伝説の帝王で農耕・医薬・商業の神である「神農」に名を託し鉱物、動物、植物をそのまま薬として利用することを提示した中国最古の薬物学（本草学）書です。本書では１年の日数に合わせた３６５種の薬物を上品( じょうほん、１２０種)、中品( ちゅうほん、１２０種）、下品（げほん、１２５種）と薬効別に分類しています。「上品」は生命を養う目的の「養命薬」で、保健あるいは予防的な薬物。無毒で長期服用が可能なもので、不老長寿の作用があるとされます。<br />
「中品」は体力を養う目的の「養性薬」で、使い方次第では毒にもなりますが、病気を予防し、虚弱な身体を強くします。「下品」は治病薬（治療薬）で病気を治しますが、長期にわたって服用するのは避けたほうがよいといわれます。ここで霊芝は、「上品」に分類され「命を養う延命の霊薬」と記載されています。さらに古代中国ではこれを採取した者は皇帝に献上することが義務付けられていたとも。日本でも『日本書紀』（７２０年）や、日本最古の本草書『本草和名』（９１８年）などにも記されていますが、長い食経験によって、安全面では長期にわたるエビデンス（科学的根拠）があるといってよいでしょう。</p>
</div>
<h2>霊芝の人工栽培</h2>
<div class="txt">
<p>　霊芝の人工栽培を確立したのは、日本といわれ、１９３０年代後半に京都大学で人工栽培の試みが始まり、１９７０年代には、当時京都大学食糧科学研究所の直井幸雄氏が、世界初の人工栽培に成功。１９７２年には、京都御所で皇太子殿下、同妃殿下（現在の天皇、皇后両陛下）のご高覧を受け翌１９７３年、昭和天皇に霊芝鉢を献上したという歴史があります。</p>
</div>
<h2>霊芝の有用性</h2>
<div class="txt">
<p>　現代では研究も進み、子実体にはΒ – Ｄグルカンなどの多糖類、ガノデリン酸などのトリテルペン類、カルシウムやリン、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄、銅、亜鉛、マンガンなどのミネラル類、エルゴステロールやマニトール、テルペノイドなどが含まれています。さまざまな基礎研究は世界で行われており、培養細胞や実験動物を用いた研究では抗がん作用、免疫賦活作用、血小板抗凝固作用などが報告されています。</p>
</div>
<h2>霊芝でグルメ食してみよう！</h2>
<div class="txt">
<p>　インターネットで霊芝を入手（写真１）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/10/gan_supple_6_001.jpg" border="0" alt="写真1　霊芝"></p>
<p class="quot">写真1　霊芝</p>
<p>　とても固くて石のようです。そのままでは食すことができないため霊芝茶と霊芝酒を作ってみました。</p>
<h3>霊芝茶の作り方</h3>
<p>　霊芝10ｇ～20ｇくらいの塊を1ℓの水に入れて、ガラス製の煎じ器またはホーローなどのやかんを使い弱火で沸騰させ、そのまま20分以上煮出します。資料によっては霊芝を細かく切ると書いてあるものもありましたが、インターネットで入手した霊芝はとても固く、砕くことができなかったので塊のまま使用。注意点は、鉄器や銅・アルミ製のやかんは使用しないこと。煮出した霊芝茶は温かいままでも冷たくしても飲めますが、保存するときは冷蔵庫で7日間が目安となります。</p>
<p>　さて、煮出した霊芝茶ですが、飲んでみると苦い！　このシリーズの中で作ったお茶の中で一番苦いお茶だと感じました（写真２）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/10/gan_supple_6_002.jpg" border="0" alt="写真2　霊芝茶"></p>
<p class="quot">写真2　霊芝茶</p>
<h3>霊芝酒</h3>
<p>　霊芝50ｇを保存用ビンに入れ、氷砂糖120ｇとホワイトリカー1.5ℓを入れて作りました（写真３）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/10/gan_supple_6_003.jpg" border="0" alt="写真 3　霊芝酒 材料"></p>
<p class="quot">写真 3　霊芝酒 材料</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/10/gan_supple_6_004.jpg" border="0" alt="霊芝酒_熟成初日"></p>
<p class="quot">霊芝酒_熟成初日</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/10/gan_supple_6_005.jpg" border="0" alt="霊芝酒_熟成 1 カ月以上"></p>
<p class="quot">霊芝酒_熟成 1 カ月以上</p>
<p><b>作り方</b></p>
<p>⒈乾燥霊芝50ｇを保存用ビンに入れる。<br />
⒉氷砂糖１２０ｇを入れる<br />
⒊最後にホワイトリカー1・8ℓを入れる。<br />
⒋程暗所で保存したら出来上がり。</p>
<p><b>飲み方</b></p>
<p>就寝前におちょこ1杯ほど毎日</p>
<h3>霊芝を使った料理</h3>
<p>　漢方医お勧めという「霊芝紅花猪肉包」（百合が丘クリニック）のレシピがインターネットにあったので早速、作ってみました。</p>
<p>　脾胃と心臓を補い、がん患者さんの場合は、放射線障害、抗がん剤の副作用を調和するということでした。</p>
<p><b>材料</b></p>
<p>霊芝（10ｇ）、紅花（10ｇ）、豚挽き肉（１５０ｇ）、小麦粉（２００ｇ）、しょうゆ（大匙１）、胡椒（少々）、塩（少々）、ショウガすりおろし（小匙１）、ネギ（２、3本）、ゴマ油（大匙１）</p>
<p>①紅花をお茶袋に入れて約800㏄の水で煎じる、②ショウガをすりおろし、ネギをみじん切りに、③小麦粉に紅花を煎じた汁と霊芝を煮出した茶を入れて耳たぶくらいの硬さになるまで混ぜ、５、６等分に分ける、④豚ミンチにショウガ、ネギ、しょうゆ、塩、胡椒、ゴマ油を入れてまぜ、レシピによると３に４をまぜるのですが、それが上手にできず、半分は蒸し器で、半分はフライパンで焼いてみました。奇妙な形の料理となりましたが、ヘルシーな味わいでした（写真４）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/10/gan_supple_6_006.jpg" border="0" alt="写真 4　霊芝紅花猪肉包"></p>
<p class="quot">写真 4　霊芝紅花猪肉包</p>
<p>その後、やきそばや目玉焼きを作るときに水を入れる代わりに霊芝茶を入れてみました。これなら霊芝の苦さも気にならず料理に使えそうです（写真５）</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/10/gan_supple_6_007.jpg" border="0" alt="写真５　焼きそばと目玉焼き"></p>
<p class="quot">写真５　焼きそばと目玉焼き</p>
<p>その後、やきそばや目玉焼きを作るときに水を入れる代わりに霊芝茶を入れてみました。これなら霊芝の苦さも気にならず料理に使えそうです（写真５）</p>
<p>　霊芝自体が苦く、また細かく砕くことができないので、料理に使うのは難しいかもしれません。霊芝酒は調理に使える可能性があります。</p>
</div>
<h2>論文検索</h2>
<div class="txt">
<p>　PubMed（国際論文データベース）掲載件数では、がん関連のヒト臨床試験が7件。ご紹介します。</p>
</div>
<h3>霊芝によるサルベージ治療（※）に反応する婦人科がん患者の臨床的特徴</h3>
<div class="txt">
〈概要〉<br />
　霊芝子実体の水抽出物と霊芝胞子を摂取したサルベージ治療後に疾患の安定をみた婦人科がん患者5名の臨床データを報告。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　タイで、婦人科がん（主に卵巣がん）患者を対象に救済療法で霊芝を12週間摂取したところ、摂取期間中は重大な副作用なく容態が安定していた。</p>
<p>PubMed № 24935369<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=24935369" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=24935369</a></p>
<p class="quot">サルベージ治療とは、他の治療効果が得られない場合や再発した場合に用いる治療</p>
</div>
<h3>霊芝胞子が消化管癌の血清腫瘍マーカーCA72-4 上昇を誘発した5症例の報告</h3>
<div class="txt">
〈概要〉<br />
　市販のハーブサプリメントである霊芝胞子（ＧＬＳ）は、中国でがん患者に広く使用されている。ＧＬＳに加えて複数の治療法を行った消化器がん5例を報告。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　中国で、消化器がんの患者を対象に、霊芝の胞子を摂取したところ、血清腫瘍マーカーＣＡ72-4のレベルが上昇し、また摂取を中止するとＣＡ72-4が急速に正常レベルに戻った。</p>
<p>PubMed № 24282100<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=24282100" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=24282100</a></p>
</div>
<h3>霊芝の胞子粉末による、内分泌療法を受けている乳がん患者のがん関連疲労改善のパイロット臨床試験</h3>
<div class="txt">
〈概要〉<br />
　内分泌療法を受けている乳がん患者におけるがん関連倦怠感に対する霊芝胞子粉の効果を調べた。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　介入後に身体的健康および倦怠感サブスケールに統計的に有意な改善が見られた。不安感や抑うつ気分の軽減および生活の質の改善も報告された。免疫マーカーは有意に低下し、試験中に重篤な副作用は起こらなかった。霊芝胞子粉が重大な副作用を起こすことなく内分泌療法中の乳がん患者のがん関連倦怠感とＱＯＬ（生活の質）に対して有用であることを示唆する。</p>
<p>PubMed № 22203880<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22203880" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22203880</a></p>
</div>
<h3>日本の前立腺がん患者に対する2種類の薬用キノコの有効性と安全性を評価</h3>
<div class="txt">
〈概要〉<br />
　2つの薬用キノコの摂取による有意な抗がん効果は見られなかった。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　日本で、放射線治療後もＰＳＡ（腫瘍マーカー）の上昇が見られる前立腺がん患者を対象に、鹿角霊芝を摂取させたところ、ＰＳＡ値の改善（抗がん効果）は観察されなかった</p>
<p>PubMed № 20412340<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=20412340" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=20412340</a></p>
</div>
<h3>化学療法／放射線療法を受けているがん患者の細胞免疫に対するシトロネロールと漢方薬草複合体の効果。</h3>
<div class="txt">
〈概要〉<br />
　白血球減少症および免疫障害は通常、がん治療中に生じる。化学療法と放射線療法を行っているがん患者への中国生薬服用の効果。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　台湾で化学療法／放射線療法を行っているがん患者を対象に、霊芝を含む混合成分を服用させると、対照群に比べてリンパ球数の低下が抑えられた</p>
<p>PubMed № 20412340<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=19145638" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=19145638</a></p>
</div>
<h3>進行大腸がん患者の選択免疫機能に対する霊芝多糖類の効果の評価を目的とした試験。</h3>
<div class="txt">
〈概要〉<br />
　結果は、進行大腸がん患者において霊芝が強力な免疫調節作用を有する可能性を示唆する。がん患者における霊芝の有益性と安全性の調査には、さらなる研究が必要である。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　中国で進行大腸がん患者を対象に、霊芝から分離した多糖成分を服用させると、ＮＫ細胞活性などが上昇したという。</p>
<p>PubMed № 16428086<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=16428086" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=16428086</a></p>
</div>
<h3>進行固形腫瘍患者において霊芝多糖が宿主の免疫機能を増強するかどうかの試験。</h3>
<div class="txt">
〈概要〉<br />
　進行肺がん患者の霊芝水溶物投与時の免疫能変化では効果がなかった。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　ニュージーランドで進行肺がん患者を対象に霊芝から分離した多糖成分を服用させたところ、免疫指標には明確な差はなかったという</p>
<p>PubMed № 16117607<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=16117607" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=16117607</a></p>
</div>
<h2>総論・まとめ</h2>
<div class="txt">
<p>　霊芝といえば有名な漢方薬の一種ですが、手元で見ると固くて、ゴツゴツとした木片のようでした。そして煎じてみるとこれがなかなか苦い。今までのシリーズで扱ったキノコ類の中では一番苦く感じました。まさに「良薬口に苦し」です。そのため料理にはあまり使うことはできませんでしたが、『神農本草経』では「上薬」とされていることから、普段から煎じて飲むのは健康のためにはよいのかもしれません。</p>
<p>　がん関連の7本のPubMed 論文中では２本で効果が観察されないという結論になっていました。一方で、霊芝を含む混合成分や霊芝から分離した多糖成分ではリンパ球数の低下抑制やＮＫ細胞の活性が報告されています。霊芝単体が良いのか、複合成分が良いのか？　なども含めて様々な視点での研究が期待されます。</p>
<p>　また、霊芝は京都大学食糧科学研究所の直井幸雄氏が、世界初の人工栽培に成功したということでも、ある意味、日本の誇りとするキノコであることもわかりました。今後、日本や他の国においてのさらなる研究が求められるでしょう。</p>
</div>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_007.png" border="0" alt="宮西ナオ子（みやにし・なおこ）
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第5回 メシマコブ</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Apr 2020 02:42:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=4167</guid>

					<description><![CDATA[シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第5回 メシマコブ 　がん治療中の患者さんの中には、病院で推奨されるスタンダードな治療をしながらも、サプリメントに代表される補完代替医療を検討している場合が多い [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント<br />
徹底リサーチ　第5回 メシマコブ</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　がん治療中の患者さんの中には、病院で推奨されるスタンダードな治療をしながらも、サプリメントに代表される補完代替医療を検討している場合が多いと聞きます。とはいえ多くの雑誌、新聞、インターネットなどで発信されている情報の中で、何を信用してよいのかわからないことも多いでしょう。玉石混交の状態といってよい多数の情報の中から、いかに信憑性の高い情報を入手するかが問われます。そこでこの連載では、「実際の素材」を入手し、自分の目で観察してみることにしました。<br />
また食してみた結果を体験的にご報告。一方では権威ある雑誌にとりあげられている「ヒト臨床試験の研究論文」を紹介して、論文の基本的な見方から研究の課題などをお伝えしていきたいと思います。連載第５回目は、メシマコブをリサーチしました。</p>
</div>
</div>
<h2>メシマコブとは</h2>
<div class="txt">
<p>　メシマコブはタバコウロコタケ科のキコブタケ属のキノコで、学名を「フェリナス・リンテウス」といいます。桑の木やブナ・シイなどの広葉樹の幹に寄生し、20～30年もの歳月をかけて最初はコブ状から徐々に扇状に生育していきます。傘の表面は黒から褐色、直径は30㎝の大きさにまで達します。</p>
<p>　メシマコブの名前の由来は、江戸後期に遡ります。本草学者・小野蘭山が長崎県の男女群島の女島（めしま）には野生の桑が多く、桑の古木にコブ状に着生するところに着目して「メシマコブ」と名づけられたといわれます。とはいえ当時のメシマコブは、養蚕に必要な桑の木の栄養分を根こそぎ吸い取り枯らしてしまうことから「桑殺し」ともいわれるほどで、養蚕業者が取り除く厄介な存在でした。その後、養蚕業が衰退し桑の木も減少すると、メシマコブは姿を消していきました。そもそも生育地が限られており、湿度や温度などの自然環境に左右されやすいため、「幻のキノコ」といわれ、栽培や培養も困難だといわれています。</p>
<p>　中国ではメシマコブを「桑黄（そうおう）」と呼んでおり漢方では有名です。「桑黄」の名の由来は、傘の内側のひだに黄～茶色の独特の剛毛がみられることから。食用というよりはむしろ薬効面で注目されてきました。世界最古の薬学書といわれる『神農本草経』（紀元25～225年）には「長年にわたって桑黄を煎じて飲めば寿命が延びる」と記されており、「不老不死の薬」として知られています。ほかにも『本草綱目』『中国薬用真菌』をはじめとして、さまざまな薬学書に「桑黄」が記されています。漢方では胃痛や下痢などの症状にも良いとされています。さらに糖尿病やリウマチ、膠原病などの自己免疫疾患にも期待できるともいわれています。</p>
</div>
<h2>メシマコブの成分</h2>
<div class="txt">
<p>　メシマコブの主な有効成分の一つはβ-グルカン類です。ほかにa–1.4ヘテロマンナン、β–1.6ヘテロマンナンのタンパク複合体なども多く含まれています。また各種のビタミン、ミネラルをはじめ、エルゴステロール、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、アルギニンなどのアミノ酸、オキシターゼ、カタラーゼ、ウレアーゼなどの酵素も含まれています。エルゴステロールは、紫外線でビタミンＤ２に変わり、ビタミンやカルシウムの吸収を助ける働きがあり、栄養のバランスが良いとされています。</p>
</div>
<h2>メシマコブのお茶を飲んでみよう！</h2>
<div class="txt">
<p>　長それでは早速メシマコブのお茶を飲んでみましょう。メシマコブの粉砕タイプ（５００ｇ）をインターネットで購入しました。</p>
<p>　見た目も手触りも木屑のようです（図1）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/gan_supple_5_001.jpg" border="0" alt="図1　メシマコブの粉砕"></p>
<p class="quot">図1　メシマコブの粉砕</p>
<p>　香りは漢方薬のようです。まずは煎じてみました。</p>
<p>　ここで大切なのは煎じる鍋。ガラス陶磁器、ホーロー、土鍋などを使うこと。鉄や銅のものは避けます。３番煎じまで使うことができます。今回は、以下の方法で作ってみました。</p>
<p>　①メシマコブ50ｇを使う。</p>
<p>　②2ℓの水を加え、強火で沸騰後、中火にして湯量が半分（１ℓ）に減るまで煮出す。</p>
<p>　本来ならば、この方法で煮だした後、３番煎じまでを繰り返し作り、1番煎じから３番煎じまで合わせたものを使用するのが一般的なようですが、これをするには４時間くらいかかってしまうようなので、まずは1番煎じのお茶を飲んでみました（図２）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/gan_supple_5_002.jpg" border="0" alt="図２　メシマコブ茶"></p>
<p class="quot">図２　メシマコブ茶</p>
<p>　煎じている間に漢方薬のような香りが漂ってきました。半分の量になるまで約40分煎じたお茶の色は黄色っぽく、飲んでみると少し苦い。良薬口に苦しです。ハチミツなどを入れて飲むと苦味と甘みが相まって絶妙な風味になりました。1日に３回飲むとよいということで、残ったものは冷蔵庫に保存します。</p>
<p>　また煎じた後のメシマコブのカスを目の細かい布（ストッキングなどを活用）にくるんでお風呂に入れてみました。温泉のような香りがし、薬用風呂に入ったような気持ちよさを味わいました。</p>
<h3>メシマコブ入り参鶏湯を料理する</h3>
<p>　次にメシマコブを使った料理を作ってみることにしました。韓国にはメシマコブを使った参鶏湯があると聞きました。参鶏湯は薬膳料理とも補身料理（ポシン料理・滋養食）ともいわれますが、特に夏バテ時の疲労回復として食されるようです。本格的な調理方法は生後数十日が経過した若鶏を丸ごと使い、おなかの中に高麗人参、鹿茸、ファンギ（キバナオウギ）などの漢方ともち米、くるみ、松の実、ニンニクなどを入れて長時間煮込んで作るものです。しかし素人には鶏丸ごとの料理はなかなか難しいので、骨付き肉を代用し、漢方薬局監修の「本格薬膳参鶏湯スパイスセット」を取り寄せて作って<br />
みました。</p>
<p>　入手したスパイスセットにはオーガニックもち米（熊本産）、なつめ、高麗人参、ファンぎ、ハスの実、クコの実、マツの実が入っていました。またこれに加え、私のほうで用意したものは、骨付き肉７００ｇ、ニンニク２片、しょうがスライス２枚、塩小さじ２分の１、ネギ（図３）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/gan_supple_5_003.jpg" border="0" alt="図３　参鶏湯の材料"></p>
<p class="quot">図３　参鶏湯の材料</p>
<p>　それとメシマコブの粉末50 ｇを煎じて抽出した水７００㎖。</p>
<p>　作り方は、①スパイスセットに入っているもち米を、丁寧に洗ってざるに挙げて水分をとる。②ニンニクは芯をとってつぶし、しょうがは薄切りに。③鍋にスパイス袋、もち米、なつめ、マツの実、ニンニク、ショウガ、水を入れて火にかける。④沸騰したら灰汁をとり、塩を入れ、弱火にして30分煮込む。⑤スパイス袋を取り出し、クコの実、ネギを入れて火を止めて出来上がり（図４）。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/gan_supple_5_004.jpg" border="0" alt="図４　調理した参鶏湯"></p>
<p class="quot">図４　調理した参鶏湯</p>
<p>　今回はメシマコブのエキスを入れたので、それを煎じるのに少し時間がかかりましたが、材料さえ用意できれば簡単に作ることができます。調理の結果は、味は薄めですが、スパイスの香りがきいており、食してみると、素材から抽出された甘みがほのかに感じられ、なんともヘルシーで美味。とろとろの風味（図５）</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/gan_supple_5_005.jpg" border="0" alt="図５　参鶏湯"></p>
<p class="quot">図５　参鶏湯</p>
<p>　半分ほど食して満腹になり、翌日、また半分を食しました。翌日もとろみが増して、ますますおいしくいただきました。両日とも食した後は、身体が温かくなり免疫力も増したのか、すぐに眠くなり快眠を得ました。翌朝の目覚めもよく快便。朝から元気です。気のせいか肌の調子も良いように感じます。</p>
<p>　これを日常生活に取り入れていけば健康増進につながるのではないかと感じました。メシマコブを使った参鶏湯料理を提供しているお店を探してみると、国外なのですが韓国の明洞にある「高峰参鶏湯（コボンサムゲタン）」と釜山市にある「桑黄参鶏湯（サンファンサムゲタン）」で提供しているようです。チャンスがあれば食してみたいものです。</p>
</div>
<h2>メシマコブの研究</h2>
<div class="txt">
<p>　初めてメシマコブの抗がん効果に関する研究が報告されたのは、１９６８年。国立がんセンター（現国立がん研究センター）研究所化学療法部の池川哲郎博士や千原吾郎博士率いる研究チームが行った動物研究でした。サルコーマ１８０というがん細胞をマウスに皮下移植し、各種キノコから熱水抽出したエキスを注射してがん細胞の増殖抑制を調べたのです。「薬用キノコの腫瘍阻止率（図６）」を見てもわかるように11種類のきのこの抗がん効果を研究した結果、メシマコブの増殖阻止率が96.７％という数値になりました。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/gan_supple_5_006.jpg" border="0" alt="図６　薬用キノコの腫瘍阻止率"></p>
<p class="quot">図６　薬用キノコの腫瘍阻止率</p>
<p>　ただメシマコブの栽培は非常に難しく、天然物の入手が難しいということから、メシマコブの研究の継続も難しくなりました。そのためか、現在、国際論文データベース（PubMed）に登録された日本でのヒト臨床試験はありません。一方、韓国では１９８０年代から研究が開始され、人工培養が成功したために、１９９２年から科学技術省主導の国家プロジェクトとして製剤化に取り組んできました。１９９３年にその製品は韓国厚生省から医薬品として承認されています。</p>
<p>　韓国での医薬品承認から27年と時間が経っていますが、ＦＤＡ（米国食品医薬品局）承認薬データベース、欧州医薬品庁など各種の海外医薬品データベースにて確認した限りでは、日本・米国・カナダ・欧州などでの医薬品としての登録はありませんでした。</p>
</div>
<h2>研究論文</h2>
<div class="txt">
<p>　国際論文データベースに登録されているヒト臨床試験は1件のみです。これは医薬品として承認されている韓国国内での研究です。確認した限りでは他国のヒト臨床試験の論文はなく、ほとんどが動物試験となっています。</p>
</div>
<h2>ヒト臨床試験</h2>
<h3>すい管腺がんの根治的切除後のアジュバント治療の完遂率に対するメシマコブの影響</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　韓国で行われた。対象は根治的切除後でアジュバント治療を受けているすい管腺がん患者。アジュバント治療とは、腫瘍の主な治療（外科切除する外科的手術など）の後に、この治療効果を高め再発を予防するために抗がん剤などの治療を行うこと。メシマコブ利用者は非利用者に比べ、無病生存期間および全生存期間が有意に長かった。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　メシマコブ（PL）投薬が化学療法の低毒化に関与した結果、患者の術後アジュバント化学療法の順守が向上し、メシマコブ（PL）投薬が長期の腫瘍学的な結果に寄与した可能性があると考えられる。</p>
<p>PubMed № 30501431<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=30501431" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=30501431</a></p>
</div>
<h2>総論・まとめ</h2>
<div class="txt">
<p>　メシマコブの名称は知っていてもなかなか詳細については知らないことも多かったと改めて気づきました。動物試験ですが薬用キノコの腫瘍阻止率では、ほかのキノコを抜いてダントツでの成果を出しているのには驚きました。また、韓国では国家プロジェクトで研究しているのも驚きでした。国際論文データベースのヒト臨床試験はまだ１件だけなので、今後の研究成果が待たれます。また今回初めて作ってみた参鶏湯ですが、鶏肉を丸ごと使うのは素人には難しくても、手羽先の鶏肉を使用したり、漢方研究所のスパイスセットを使うことで簡単に自宅でも楽しむことができます。日々の生活に健康によい食材を取り入れて、予防医学的にも使うことができますし、闘病中の場合でも、おいしく、滋養のある食事で免疫力をアップすることができるのではないでしょうか。</p>
</div>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_007.png" border="0" alt="宮西ナオ子（みやにし・なおこ）
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
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<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
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<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
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</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第4回 ハナビラタケ</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jan 2020 15:53:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=3965</guid>

					<description><![CDATA[新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第4回 ハナビラタケ 　がん治療中の患者さんのなかには、病院で推奨されるスタンダードな治療をしつつ、加えて補完代替医療を検討したい場合も多いのではないでしょう [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント<br />
徹底リサーチ　第4回 ハナビラタケ</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　がん治療中の患者さんのなかには、病院で推奨されるスタンダードな治療をしつつ、加えて補完代替医療を検討したい場合も多いのではないでしょうか。確かに今やテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、書籍、インターネットなど数多くの媒体からサプリメントの情報を得て、一般的な市場でも簡単に購入することはできるでしょう。とはいえどれがよいのか、その信憑性はどうなのかが大いに気になるところですし、玉石混交の状態であることは否めません。そこでこの連載では、「実際の素材」を入手し、自分の目で観察・食した結果を体験的にご報告。国際データベースPubMed に収載されている「研究論文」をご紹介。<br />
その基本的な見方から研究の課題などをお伝えしていきたいと思います。連載第4 回目は、ハナビラタケをリサーチしました。</p>
</div>
</div>
<h2>幻のキノコ、ハナビラタケとは？</h2>
<div class="txt">
<p>　ハナビラタケは、ハナビラタケ科ハナビラタケ属に属する1科1属のキノコです。キノコといっても一般的になじみのある傘つきのキノコの形状とは異なり、白色から淡い黄色の花がパッと咲いているように見えたり、あるいはサンゴのようにも見える華やかで美しい見た目が特徴です。さらにキノコというと、収穫は秋が一般的ですが、ハナビラタケは夏から秋にかけて標高１０００メートルを超える高山の、ほかのキノコが近寄らないようなカラマツやモミ、マツなどの針葉樹の根元や切り株などの日陰に発生します。</p>
<p>　ハナビラタケは「根株心材不朽菌（ねかぶしんざいふきゅうきん）」といって生きているカラマツなどの株の奥深くまで入り込み、栄養をむさぼります。結果、木を枯らしてしまうほど強いのです。ほかのキノコは、強い松ヤニを嫌がってカラマツには生えません。そのことからもハナビラタケの独自性が感じられます。このような理由から長い間、稀少な存在として「幻のキノコ」と呼ばれてきました。ハナビラタケが食用キノコとして美味であることを知る人は、長い間人工栽培を検討してきましたが、実現するまでにとても時間がかかったようです。</p>
<p>　まずはきわめてデリケートなので、栽培にかかる日数も長期にわたるという問題がありました。ハナビラタケが収穫に必要とする日数は約4カ月。たとえばアガリクスなら約1・5カ月、マイタケは約2.5カ月、シイタケが約3カ月という日数から比較しても生長するまでの日数がかかります。またカビに弱いことも人工栽培の難しい原因となっていました。</p>
<p>　日本での人工栽培は１９９０年代になってから。１９９８年度には科学技術振興事業団（現：国立研究開発法人　科学技術振興機構）によって「独創性研究成果育成事業」にハナビラタケの研究開発が選定されました。これは新しい産業を生み出す可能性のある独創的な研究開発を選定し、公的な資金サポートを行うシステムですが、選定事業名は、「ハナビラタケの経済的実用化栽培方法並びに一般嗜好食品と有用食品の試作研究」というものでした。</p>
<p>　ここでハナビラタケの大量生産と健康食品における顆粒化・粉末化の安全生産の試作研究などが目的とされました。その結果、２０００年以降には大量生産ができるようになったのです。とはいえ栽培が難しく生産者も少ないという事実は変わらず、エノキダケやシイタケなどに比較してもまだまだ生産量が少なく、市場で見かけることも少ないのではないでしょうか。</p>
</div>
<h2>ハナビラタケの成分とその有用性</h2>
<div class="txt">
<p>　ハナビラタケが注目を浴びているのは、その成分の有用性にあります。日本食品分析センターの報告では、健康維持に役立つ成分といわれるβグルカン量が１００ｇ中43.6ｇ含まれているといわれ、これはほかのキノコ類の中でも最も多い含有量を示します。たとえばアガリクスの５倍ものβグルカンが含まれているというわけです。</p>
<p>　またグルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸、トレハロース、ビタミンＤの前駆成分エルゴステロール、キトサン、ミネラル、グリコーゲン、ビタミンB1・B2有機酸、マンニトールなども含まれ、免疫力を高める効果も大いに期待できます。そのためがんの闘病中にサプリメントとして活用する人も増えているようです。
</p>
</div>
<h2>ハナビラタケを使った料理</h2>
<div class="txt">
<p>　長野県飯田市の「はなびらたけ元気」からハナビラタケ20袋を取り寄せました。1袋あたり80ｇ入りで２７０円。ハナビラタケを使ったさまざまな料理に挑戦してみます。開封してみると、キノコ特有のいい香りが漂います。乳白色のハナビラタケは、キノコというよりも美しい花のようでもあります（写真）</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_001.jpg" border="0" alt="写真１　長野県飯田市の「はなびらたけ元気」からハナビラタケ20袋を取り寄せました。"></p>
<p class="quot">写真１</p>
<p>　煮込んでも形がくずれず、色も変わらず、シャキシャキ感があり食感が楽しめるうえに、香りもいいとのことで、ますます期待が高まります。さらに長期保存しても腐りにくく、生でも食べられるというのは嬉しいことです。</p>
<p>　まずは軽く水洗いして電子レンジでチンするか、簡単に湯がき、塩などをふって食べれば美味という情報をもとに、さっそく電子レンジでチンしてみました。これに醤油、ドレッシング、マヨネーズ、塩などいろいろな調味料を使って、素材自体を味わってみましたが、どれを使っても美味。こりこり、しゃきしゃき感があり、食感がよく、マツタケに似たキノコ独特の風味が楽しめます。酒のおつまみにもよいのではないでしょうか。他にはバターで炒めたり、すでに作った料理の上に加えるだけでもワンランク異なったおいしさを提供できます。とても便利な食材だと感じました。</p>
<p>　次にさまざまな料理を作ってみました。基本的にどのような料理に使ってもおいしく食べられます。毎日食べても飽きないどころか、1日のうちに何回も食べても飽きがきません。免疫力がアップするのか、身体が温かくなります。日ごろから食していれば、予防医学にも役立つのではないでしょうか？</p>
<p>　ただしおいしいからといって食べ過ぎると、お腹が緩くなってしまうかもしれません。
</p>
<h3>料理例</h3>
<p>◆ハナビラタケのサラダ</p>
<p class="quot">材料：<br />
ハナビラタケ適量、トマト、ベビーリーフ、サニーレタス。</p>
<p>作り方：ハナビラタケをさっとゆでる。野菜と水切りしたハナビラタケを盛り付け、ドレッシングをかける。</p>
<p>感想：簡単に作れて香りと食感が楽しめる。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_002.jpg" border="0" alt="写真２　ハナビラタケのサラダ"></p>
<p>◆ハナビラタケの炊き込みご飯</p>
<p class="quot">材料：<br />
ハナビラタケ適量。米3合、人参、ツナ缶（小缶すべて）、醤油、みりん、ねぎ　人参を千切りにする。</p>
<p>作り方：炊飯器にハナビラタケ、人参、ツナ、醤油、みりんを入れて炊く。できあがったらネギをかけて食べる。</p>
<p>感想：ネギをたくさんかけて食べるとネギのシャキシャキ感が増し、ハナビラタケの風味が引き立つ。ゴボウを入れてもよい。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_003.jpg" border="0" alt="写真３　ハナビラタケの炊き込みご飯"></p>
<p>◆ハナビラタケの入った甘辛豚バラピーマン</p>
<p class="quot">材料：<br />
ピーマン中5個、豚バラ肉２００ｇ、ハナビラタケ。</p>
<p>作り方：ピーマンを1センチ幅に切る。豚バラ肉を一口大に切る。ぴマンを炒めたあと、ハナビラタケを炒める。その後豚肉を炒め、調味料で味を調える。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_004.jpg" border="0" alt="写真４　ハナビラタケの入った甘辛豚バラピーマン"></p>
<p>◆ハナビラタケの豆乳スープ</p>
<p class="quot">材料：<br />
ハナビラタケ60グラム、ブロッコリー60グラム、じゃがいも1個、コンソメスープの素少々、水４００ｃｃ、豆乳２００ｃｃ、塩少々。</p>
<p>作り方：ブロッコリーを洗い、さっとゆがく。じゃがいもを茹でる。鍋に水とコンソメスープの素、豆乳、塩を入れて加熱。その後、ブロッコリーとじゃがいも、ハナビラタケを入れて中火で1～2分。</p>
<p>感想：ハナビラタケの風味がおいしさを醸し出します。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_005.jpg" border="0" alt="写真５　ハナビラタケの豆乳スープ"></p>
<p>◆ハナビラタケの澄まし汁</p>
<p class="quot">材料：<br />
ハナビラタケ100グラム、みつば、カイワレ大根適量、水800グラム、しょうゆ大匙4杯、塩少々</p>
<p>作り方：ハナビラタケを適当な大きさにカット。水を沸騰させハナビラタケを入れる。1，2分ハナビラタケを茹で、塩、しょうゆで味を調え、みつば、カイワレ大根を添える。</p>
<p>感想：簡単なのに、ハナビラタケの香りがまるでマツタケのようで、高級感のあるお澄ましに早変わり。</p>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_006.jpg" border="0" alt="写真６　ハナビラタケの澄まし汁"></p>
<p>◆ハナビラタケの入った青椒肉絲</p>
<p class="quot">材料：<br />
牛肉薄切り約150グラム、ピーマン、約6個（130グラム）、水煮タケノコ150グラム、片栗粉大匙１、青椒肉絲の素。</p>
<p>作り方：ピーマン、水煮タケノコを細切りにし、肉は細切りにして片栗粉大匙1杯をまぶす。ピーマン、タケノコを炒める。次に肉を炒め、青椒肉絲の素を入れる。その後、ピーマンタケノコを一緒に炒める。</p>
<p>感想：タケノコの香りとハナビラタケの香りがマッチして超美味。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_007.jpg" border="0" alt="写真７　ハナビラタケの入った青椒肉絲" ></p>
<p>※このほか焼きそば、カレー、スパゲティなど、どのような料理にもハナビラタケを添えると、さらにおいしくなります。どんな料理にも使えるハナビラタケに感動しました。</p>
</div>
<h2>ハナビラタケを使った料理を提供するお店</h2>
<div class="txt">
<p>料理に万能なハナビラタケを提供してくれるお店を都心部で探しました。</p>
<h3>カレーブース「とんがらし」</h3>
<p>田園都市線の三軒茶屋駅を出てすぐの道路沿いにあるカウンター席のみ７席の3・2坪のスペースの店。<br />
21年間の歴史を持ち、80代の女性店主が切り盛りしています。豚の軟骨で作ったカレーが有名でしたが、ハナビラタケのカレーを提供するようになってますます人気が出ているとか。確かに芳醇なカレーのルーにハナビラタケが入っており、美味しくて健康によさそう。身体も温まります。</p>
<p>〒１５４– ００２４ 東京都世田谷区三軒茶屋１丁目41–12<br />
ＴＥＬ： ０３–３４８７–１４０１</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_008.jpg" border="0" alt="写真８　カレーブース「とんがらし」のハナビラタケのカレー"></p>
<p class="quot">カレーブース「とんがらし」のハナビラタケのカレー</p>
<h3>「恵比寿マッシュルーム （MUSH　ROOM）」　</h3>
<p>恵比寿と代官山の中間にあるフレンチレストラン。エントランスにたくさんのマッシュルームの置き物が。店内にもキノコの絵画などが飾ってあります。さまざまな珍しいキノコが集まってくるというお店。<br />
キノコ好きにはたまらない魅力満載です。ハナビラタケの香りや歯ざわりと、魚の旨みのハーモニーは感動もの。27年目という長きにわたる歴史とキノコのよさを引き出すメニューの素晴らしさに感服します。</p>
<p>住所: 〒１５０– ００２１東京都渋谷区恵比寿西1-16-３　ゼネラルビル恵比寿西中２Ｆ<br />
ＴＥＬ：０３– ５４８９– １３４６</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_009.jpg" border="0" alt="写真９　「恵比寿マッシュルーム（MUSHROOM）」のハナビラタケを使ったメニュー" ><br />
<img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/gan_supple_4_010.jpg" border="0" alt="写真１０　「恵比寿マッシュルーム（MUSHROOM）」のハナビラタケを使ったメニュー"></p>
<p class="quot">「恵比寿マッシュルーム（MUSHROOM）」のハナビラタケを使ったメニュー</p>
</div>
<h2>ハナビラタケの論文情報</h2>
<div class="txt">
<p>　食材として非常に優秀なハナビラタケですが、論文ではどのような評価なのでしょうか？　国際データベースPubMed で「がん」に関するヒト臨床試験の論文は収載されていませんでした。そのため、動物試験4件をご紹介します。</p>
</div>
<h3>新種フタリド化合物の抗癌関連活性</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
日本で、試験管内またはラットおいて新種フタリド化合物の抗がん関連活性を調べたところ、抗酸化、抗炎症、抗腫瘍活性を有すると結論づけられた。</p>
<p>〈コメント〉<br />
ラットの実験といえども抗酸化、抗炎症、抗腫瘍活性を有していることは注目できる。</p>
<p>PubMed № 20686231<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=20686231" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=20686231</a><br />
B i o l P h a r m B u l l . 2 0 1 0 、33(8):1355-9.</p>
</div>
<hr />
<h3>マウスにおける血管新生および転移に対する効果</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
日本で、マウスにハナビラタケ由来のβ–Ｄ–グルカンを投与すると、腫瘍誘発性血管新生を阻害し、肺での腫瘍増殖および転移を抑制した。</p>
<p>〈コメント〉<br />
本研究は、ＳＢＧの経口投与が血管新生および転移を抑制することを示す初の報告ということで、大いに注目できる。</p>
<p>PubMed No. 19182386<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=19182386" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=19182386</a><br />
Biol Pharm Bull. 2009 年2月、32(2):259-63.</p>
</div>
<hr />
<h3>ハナビラタケの免疫調節作用について</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
日本で、健常人およびマウスにハナビラタケを投与すると、Th１細胞を活性化させる一方、Th２細胞の活性化を抑制し、Th１／Th２のバランスをTh１偏向型に変化させることを示唆した。</p>
<p>〈コメント〉<br />
日本語翻訳によると、マウスのみならずヒトのＮＫ細胞活性化効果についても検討を行っているのは注目すべき点。</p>
<p>PubMed No. 15553707<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=15553707" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=15553707</a><br />
※日本語翻訳<br />
<a href="https://www.pieronline.jp/content/article/0385-0684/31110/1761" target="_new">https://www.pieronline.jp/content/article/0385-0684/31110/1761</a><br />
癌と化学療法 Volume 31, Issue11, 1761 &#8211; 1763 (2004)</p>
</div>
<h3>ハナビラタケ由来成分の抗腫瘍効果</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
日本で、強い血管拡張および出血反応を持つＩＣＲマウスの肉腫１８０固形がんに対して、ハナビラタケ由来成分が抗腫瘍活性を示した。また、シクロホスファミド誘発白血球減少マウスに対して造血反応の増強を示した。</p>
<p>〈コメント〉<br />
ハナビラタケ培養子実体由来の抗<br />
腫瘍成分1・３– β – グルカンによる。</p>
<p>PubMed No. 10919368<br />
<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=10919368" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=10919368</a><br />
Biol Pharm Bull. 2000 年7月、23(7):866-72.</p>
</div>
<h2>総評</h2>
<div class="txt">
<p>　今回取り上げたハナビラタケは大変、優秀な食材だと感じました。簡単に火を通すだけで食べられ、調理も簡単で、どんな料理にも貢献し、味を引き立てます。さらに日持ちをすることには驚きました。ハナビラタケが届いたのが11月上旬。その後、しばらくは冷蔵庫に入れずに常温で保存していたものの2週間が経過しても、腐ったり、傷んだりする形跡はなく普通に食べられました。ほかの野菜やキノコ類ならばこんなに長く常温で持たないと思います。これならば忙しくて毎日料理を作れない人でも安心です。</p>
<p>　ハナビラタケを食べた後は、身体が温まるのを感じ、多くの人が寒い寒いと言っているようなときでも、寒さをあまり感じなかったりしました。このような万能選手のハナビラタケを日々の食材として大いに取り入れたいものです。最近ではハナビラタケを扱う農家もインターネットなどで検索できるので、ぜひとも活用したいもの。また、論文ではマウスの試験がメインでしたが、実際にはサプリメントとして扱われているものもあり、やがてはヒトの臨床試験結果も出てくるのを期待します。</p>
</div>
<p><img decoding="async"  class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_007.png" border="0" alt="上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研
究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810</link>
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		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 31 Oct 2019 07:36:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
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					<description><![CDATA[新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第3回 カバノアナタケ（チャーガ） 　本連載では補完代替医療を検討しているがん患者さんに対して、客観的な視点からサプリメントをご紹介しています。今や治療に関す [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント<br />
徹底リサーチ　第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　本連載では補完代替医療を検討しているがん患者さんに対して、客観的な視点からサプリメントをご紹介しています。今や治療に関する情報はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、書籍、インターネットなど数多くの情報源から得ることができますが、実際のところ玉石混交の状態です。そのため何を取り入れたらよいのか、どのようなポイントで選択したらよいのか、迷っている方も多いかもしれません。<br />
　そこでこの連載では、「実際の素材」を入手し、自分の目で観察・食した結果などを体験的にご報告します。一方では権威ある雑誌にとりあげられている「ヒト臨床試験の研究論文」などをご紹介。その基本的な見方から研究の課題などをお伝えしていきたいと思います。連載第３回目は、カバノアナタケ（チャーガ）についてリサーチしました。</p>
</div>
</div>
<h2>カバノアナタケ（チャーガ）とは？</h2>
<div class="txt">
<p>　がん患者さんには「チャーガ」として知られているサプリメントだと思いますが、その和名はカバノアナタケ。サルノコシカケ科に属するきのこの一種で、名前の由来はロシア語の「古い幹にできる黒いきのこ様のコブ」を意味します。寒い地域で生育し、主な産地はロシアです。そのため「シベリア霊芝」とも呼ばれています。日本では北海道で見られます。主に白樺の木に寄生し、10〜15年の長い歳月をかけて生長していきます。やがては直径約30㎝くらいまで育ち、黒く、ごつごつとした岩のようになります。この黒い部分が菌糸塊で、子実体は樹皮の下にあるためほとんど見ることはできません。<br />
　寄生された白樺は徐々に栄養分を奪い取られてしまい、やがては枯れてしまうことから「白樺のがん」とも呼ばれてきました。ところがこれが、がんに効果があるとわかったのは、１９５１年にソビエト連邦科学アカデミー植物研究所と第一レニングラード医大で始まったカバノアナタケの研究でした。この研究により健康に対する効果が明らかになってきたのです。<br />
　そして抗がん作用については、１９７０年にノーベル文学賞を受賞したロシアの作家、アレクサンドル・イサーエヴィチ・ソルジェニーツィンの代表作『がん病棟』（新潮社・小笠原豊樹訳）にも登場してきます。１９６３年頃に執筆を開始し、１９６６年に第一部が、１９６７年に第2部が完成したといいます。<br />
　本書の中には、《ロシアの百姓は、自分たちはそれと気づかずに、そのチャーガでもって何世紀ものあいだ、癌から救われていたのではなかろうか》という記述が見られます。<br />
　ソビエト連邦では、薬局の指定公認薬として臨床研究で効果が認められたカバノアナタケを主に手術不能のがん、胃や十二指腸の潰瘍、慢性胃炎、胃腸のポリープの治療などに使用してきたといいます。</p>
</div>
<h2>カバノアナタケの抗がん作用</h2>
<div class="txt">
<p>　カバノアナタケにはタンパク質、脂質、糖質、ビタミン類、ミネラル類、フラボノイド、リグニンなどがバランスよく含まれています。またβグルカンという多糖類が豊富に含まれているため、免疫細胞を活性化する効果が期待できるとされます。またメラニン色素には、遺伝子保護効果があることが知られています。つまり免疫力を活性化してがんへの攻撃力を助ける働きに加え、がんの原因となる酸化ストレスを除去したり、傷ついた遺伝子を保護する作用によって抗がん効果があると報告されているのです。さらに体温を上げ、代謝を上げることによりがんの進行を抑制するのではないかといわれます。<br />
　また健康増進によいとされる食物繊維であり強力な抗酸化作用をもつともいわれる水溶性リグニン含有量が高いことも注目できます。特にカバノアナタケのもつ白色腐朽菌（はくしょくふきゅうきん）のおかげで水溶性に変化するため、体内に浸透しやすくなっています。<br />
　ほかにも血流をよくし、コレステロールを抑えるイノシトールや強い抗酸化作用をもつβカロテン、ポリフェノールの一種であるフラボノイドなども含まれ、抗ウイルス効果、アレルギー疾患抑制効果、難治性皮膚病に対する効果、肝障害の改善効果、炎症性腸疾患の改善効果、認知機能障害の改善効果、炎症性腸疾患患者のＤＮＡ障害の抑制効果なども注目されています。</p>
</div>
<h2>カバノアナタケは煮出すだけでなく調味料にもなる！</h2>
<div class="txt">
<p>　カバノアナタケが一般的にどのように使われているのか調べ、実際に取り寄せて試してみました。今回は北海道の北見紋別産「カバノアナタケ塊」（原体）をインターネットで取り寄せました。ビニール袋には塊が大小合わせて16個（７００ｇ）も入っていました。ごつごつとした茶褐色で木片のような感じ。手に取ると見た目よりも軽く軽石のようです。さわると表面は粉っぽく、ぼろぼろと破片が落ちます。匂いを嗅いでみると、かすかに香ばしい香りが漂います（写真１）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_001.jpg" border="0" alt="写真１　北海道の北見紋別産「カバノアナタケ塊」（原体）"></p>
<p class="quot">写真１</p>
<h3>カバノアナタケの煮出し方</h3>
<p>大きなお鍋に水2ℓを入れ、手のひらサイズのものを選び出し、お鍋の中に入れて火をつけると、すぐに茶色の色が出てきて、お鍋が茶色に染まりました。<br />
　沸騰してきたら火を弱めさらに10分間煮ました（写真２）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_002.jpg" border="0" alt="写真２　沸騰してきたら火を弱めさらに10分間煮ました"></p>
<p class="quot">写真２</p>
<p>その後、一度火をとめて40分以上放置し、塊を鍋から取り出してまな板に移動。少し硬い部分は金槌も使ってみましたが、水分でふやかされている部分は包丁で切りました。かなり硬いため、包丁を使う際には注意が必要です。　削り取った破片は玉ねぎのみじんぎりのように砕いていくと、徐々に細かくなり、粉末に近くなります（写真３）。
</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_003.jpg" border="0" alt="写真３　削り取った破片は玉ねぎのみじんぎりのように砕いていくと、徐々に細かくなり、粉末に近くなります"></p>
<p class="quot">写真３</p>
<p>またここで煮だした一番茶は飲むことができます。見た目は濃い茶色ですが、飲んでみると癖のない風味でおいしく楽しめました（写真４）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_004.jpg" border="0" alt="写真４　ここで煮だした一番茶は飲むことができます。見た目は濃い茶色ですが、飲んでみると癖のない風味でおいしく楽しめました"></p>
<p class="quot">写真４</p>
<p>これならば毎日飲むことも可能です。また使いきれなかったカバノアナタケは、乾燥して保管しておけば、数回は使うことができるといいます。冷凍保存も可能です。<br />
　粉砕したカバノアナタケは乾燥させてティーバッグに入れて飲んだり、料理に使ったりすることができます（写真５）</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_005.jpg" border="0" alt="写真５　使いきれなかったカバノアナタケは、乾燥して保管しておけば、数回は使うことができるといいます。冷凍保存も可能です。　粉砕したカバノアナタケは乾燥させてティーバッグに入れて飲んだり、料理に使ったりすることができます"></p>
<p class="quot">写真５</p>
<p>料理に使うときは、パウダーを料理にまぶすだけ。ヨーグルトやサラダにかけて食べてもＯＫ。納豆やとろろなどに入れてご飯と一緒に食べてもよいでしょう。</p>
<h3>カバノアナタケを使った料理</h3>
<p>カバノアナタケ（チャーガ）入り北海道料理</p>
<p class="quot">じゃがいも２００ｇ<br />
片栗粉30ｇ<br />
カバノアナタケ粉末大匙1杯<br />
バター少々<br />
みたらしダレ（醤油、砂糖、はちみつ、みりん、カバノアナタケ茶で溶いた片栗粉）</p>
<p>作り方：鍋でじゃがいもをふかし、熱いうちにつぶし、マッシュポテト風にし、片栗粉とカバノアナタケの粉末を入れて混ぜる。混ぜた生地を食べやすい大きさに丸めて少し厚みのある円形に。油をひいたフライパンにバターを加えて、きつね色になるまで焼いたら完成。生地を焼いている間にみたらしダレを混ぜてフライパンで加熱してたれをつくり、たれをかけて食べる（写真６）。</p>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_006.jpg" border="0" alt="写真６　カバノアナタケ（チャーガ）入り北海道料理"></p>
<p class="quot">写真６</p>
<p>なんともいえない風味のみたらしダレがお団子によく合って美味。カバノアナタケのカリっとした歯ごたえもアクセントとなり、美味しさを引き立てます。</p>
</div>
<h2>論文による検証</h2>
<div class="txt">
<p>　次に論文からの検証を行いたいと思います。<br />
　カバノアナタケは強力な抗腫瘍活性を示すといわれ、長い間、主にロシアをはじめとしていくつかの国ではがんの治療に使用されてきたものの、実際の効果やその基本メカニズムはまだ解明されていない状態です。<br />
　PubMed に掲載されている論文を調査したところ、カバノアナタケを用いた動物試験は確認できましたが、ヒト臨床試験は確認できませんでした。今回ご紹介できるのは動物試験の論文のみとなります。</p>
</div>
<h3>マウスにおける腫瘍抑制効果と体温維持。</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　カバノアナタケ熱水抽出物の連続摂取による腫瘍抑制効果を調べることを目的とし、カバノアナタケが、マウスにおいてがんの進行を抑制し、また体温を維持したという有意な腫瘍抑制効果を示した。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　本研究結果は、エネルギー代謝を促進してがんを抑制する自然療法としてカバノアナタケ抽出物が使用できる可能性を示唆する。</p>
<p>　PubMed No. 27441282<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27441282" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27441282</a><br />
　Heliyon 誌　2016年5月12日、2巻5号</p>
</div>
<hr />
<h3>メラノーマ保有マウスにおける抗腫瘍効果</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　本研究では、発芽玄米上で培養したメシマコブ、発芽玄米上で培養したカバノアナタケ、発芽玄米上で培養したベニクスノキタケ、マンネンタケから得たキノコ菌糸体の混合物であるＣＡＲＩ（CellActivation Research Institute）Ⅲの抗腫瘍効果を評価した。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　カバノアナタケを含む混合物が、メラノーマ保有マウスにおいて、ドキソルビシン投与群に匹敵する抗腫瘍効果を示した。</p>
<p>　PubMed No. 25221864<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=25221864" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=25221864</a><br />
　Molecules 誌　2014年9月12日、19巻9号、p.14383 ～14395</p>
</div>
<hr />
<h3>ヒト癌細胞および肉腫細胞保有マウスにおける抗腫瘍効果</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　カバノアナタケが、ヒトがん細胞において細胞毒性を抑制、また肉腫細胞保有マウスにおいて腫瘍増加の抑制を示したという。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　カバノアナタケおよびその化合物が食品・製薬業界で天然の抗腫瘍成分として使用できる可能性を示唆する。</p>
<p>　PubMed No. 20607061<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=20607061" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=20607061</a><br />
　Nutr Res Pract. 誌　2010年6月4巻（3号）、p.177 ～182</p>
</div>
<h2>総評・まとめ</h2>
<div class="txt">
<p>　カバノアナタケは、人間の臨床試験における論文はないものの、古くからロシアの家庭薬として親しまれてきた歴史があり、しかも目立った副作用の報告はないようです。摂取の目安は1日約10〜20ｇで、がんなどの治療中であれば体調に合わせて増量することも可能だといわれます。<br />
　カバノアナタケを飲むタイミングとしては、就寝前に飲むのが理想的といわれます。というのも免疫細胞は寝ている間につくられるからです。飲んだり、料理に使ったりして継続して摂取すれば体調の改善を期待できるようです。効き目は早い人では1週間程度、遅くても1カ月程度で自覚するという報告があります。<br />
　私も飲み始めてから心なしか睡眠が深くなり、寝起きもよく、便通もよくなりました。料理にカバノアナタケの粉末をふりかけたり、カバノアナタケのティーバッグをつくって手軽に飲んだりと簡単に用いることができるので、日々の暮らしに取り入れたら予防医学としても役に立つのではないでしょうか。</p>
</div>
<p><img decoding="async" class="sp100" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/gan_supple_3_007.png" border="0" alt="宮西ナオ子（みやにし・なおこ）　上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。２０１４年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第2回 シイタケ菌糸体</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 24 Oct 2019 10:57:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=3775</guid>

					<description><![CDATA[新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第2回 シイタケ菌糸体 　補完代替医療の利用実態調査（2005）によると、がん患者さんの44.6%が補完代替医療を用いており、そのうちの96.2％が健康食品や [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント<br />
徹底リサーチ　第2回 シイタケ菌糸体</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　補完代替医療の利用実態調査（2005）によると、がん患者さんの44.6%が補完代替医療を用いており、そのうちの96.2％が健康食品やサプリメントを利用しているといいます。厚生労働省「がんの代替医療の科学的検証に関する研究班」（2006年4月）ではがん治療に関する補完代替医療の役割や医療の基礎的な解説および注意事項、健康食品素材の学術的評価などさまざまな情報を提供しています。<br />
　本連載でも補完代替医療を検討している患者さんに対して客観的な視点から取り入れることができる食品成分などの補完代替医療をご紹介したいと思います。ここでは「実際の素材」を通して観察し検証してみたいと思います。さらに「ヒト臨床試験の研究論文」の基本的な見方から研究の課題などをお伝えしていきます。連載第２回目はシイタケ菌糸体のサプリメントについてリサーチしました。</p>
</div>
</div>
<h2>シイタケ菌糸体って何？</h2>
<div class="txt">
<p>　今や英語でも「shiitake」として世界的に有名なシイタケ。ふだんおいしく食べている部分は笠の部分ですが、これは「子実体」と呼ばれています。この子実体を生長させるために必要なところは根の部分で糸状の形をしているために「菌糸体」と呼ばれます。この菌糸体に栄養が貯め込まれて生長がピークを迎えたとき笠の部分がつくり出されていくわけです。つまり菌糸体はシイタケの母体ともいえ、有用成分が多く含まれているのです。<br />
　きのこ類は乳酸菌や麹菌など健康によいとされる「菌類」という分類になりますが、注目すべきことは、菌は生きているということです。私たちは自分の身体とは異なる生物を体内に入れると免疫力が発動します。たとえば風邪の菌が入れば、免疫力が発動するように食事として菌を摂取する場合でも、身体が反応し、低下した免疫力が回復するトリガー的な役割をするわけです。<br />
　昨今では、シイタケ菌糸体の根の部分を培養して有用成分を抽出した「シイタケ菌糸体培養物の抽出エキス（シイタケ菌糸体エキス）」を用いた研究が盛んに行われています。<br />
　シイタケ菌糸体エキスの特徴的な有用成分は、このような免疫活性化作用を持つ成分として知られるβ-グルカンをはじめとしてαグルカン、シリンガ酸、バニリン酸、アラビノキシラン、リグニンなどの複数の有用な栄養成分が知られています。</p>
</div>
<p>　</p>
<h2>シイタケとがんの研究</h2>
<div class="txt">
<p>　シイタケは日本で抗がん研究を多くされてきた食品成分の一つです。1985年には、シイタケの子実体から抽出された多糖体の精製物質「レンチナン」という成分が「免疫力を高めてがんを抑える」医薬品として厚生労働省から認可されました。<br />
　その後シイタケ菌糸体エキスとしても研究が進められ、がん患者さんを対象にした臨床研究は複数実施されており、有用性を示唆している報告も多々あります。<br />
　がん治療の考え方の一つとして、がん細胞の根絶を目的とするのではなく、たとえ体内にがん細胞があっても、それが暴走するのを防ぎ、免疫が維持された状態が続けば、がんの再発を防げるのではないかということがあげられます。シイタケ菌糸体エキスを使った臨床研究で、患者さんの免疫の数値が上がったまま維持されることがわかりました。<br />
　また、がんを守っている細胞のひとつに「Ｔｒｅｇ（免疫抑制細胞）」というのがあります。がんになると免疫の働き（免疫力）を邪魔する「免疫抑制細胞」が増殖し、免疫細胞が増えたり、活性化したりできなくなってしまいます。そのため免疫細胞は、がん細胞にたどり着くことや攻撃することができないわけです。この状態を「免疫抑制」と言います。<br />
　そこで免疫抑制細胞の異常な増殖を抑制し、免疫抑制を解除・軽減することで、免疫が本来の力を取り戻し免疫力が回復することがわかってきました（図１）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/gan_supple_2_001.png" border="0" alt="図１　免疫抑制と免疫抑制解除" class="sp100"></p>
<p class="quot">図１</p>
<p>　実はシイタケ菌糸体エキスを摂取することで、免疫抑制を解除・軽減することができるというデータが出ています。このようながんの免疫抑制細胞とシイタケ菌糸体エキスの関係については、2001年から大阪大学、福岡大学、金沢大学をはじめとして数多くの研究機関が行っています。また免疫抑制解除療法については、昨今、新しいタイプの抗がん剤、免疫チェックポイント阻害薬のオプジーボが注目を集めています。免疫をつかさどるＴ細胞と免疫チェックポイントが結びつくことで、Ｔ細胞の働きにブレーキがかかってしまいますが、ここで免疫チェックポイント阻害剤を投与することにより、Ｔ細胞の働きにブレーキがかからず、がん細胞を攻撃することが可能になります。現在、日本で治療に使われている代表的な免疫チェックポイント阻害薬として抗PD-1抗体のニボルマブ（商品名：オプジーボ）や抗CTLA-4抗体のイピリムマブ（商品名：ヤーボイ）などがあります。大きな意味で「免疫抑制」は同じですが、オプジーボは免疫を抑制するPD-1に、シイタケ菌糸体エキスはTreg（免疫抑制細胞）にアプローチするという点で、メカニズムは少し異なります。<br />
とはいえ有用な栄養成分のみならず、免疫を活性化し、免疫抑制の解除を助けるというシイタケ菌糸体エキスは注目できる食品成分といえるでしょう。</p>
</div>
<h2>シイタケ菌糸体培養物の観察・感想</h2>
<div class="txt">
<p>シイタケ菌糸体というのはどのようなものか、大いに興味を抱きました。そこで実際に手に取り、確認してみたいということで、シイタケ菌糸体の研究で有名な小林製薬に問い合わせたところ、本物の培養物を提供していただきました。提供されたものは、シイタケ菌糸体培養物（未接種品）とシイタケ菌糸体培養物（接種後約１３０日）。未接種品は茶色、接種後のものは白い粉のようなものでおおわれています（写真１）</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/gan_supple_2_002.png" border="0" alt="写真１　左は摂取後約130日、右は未接種品" class="sp100"></p>
<p class="quot">写真１　左は摂取後約130日、右は未接種品</p>
<p>バームクーヘンかシュトーレンのケーキを思い出させます。</p>
<p>このふたつを比べると、明らかに接種後の株は何かエネルギーを感じさせます。生きているという感じがありました。小林製薬によると、このシイタケ菌糸体の培養物は「シイタケの母体ともいえるものです」とのことだったので試してみました。<br />
　まずは接種株をぴっちりと封印されているビニール袋を開け水洗いをします。その際、株を手でこすらないようにしながら流水で洗いました（写真２）</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/gan_supple_2_003.png" border="0" alt="写真２　シイタケ菌糸体の培養物の接種株をぴっちりと封印されているビニール袋を開け水洗いをします。その際、株を手でこすらないようにしながら流水で洗いました" class="sp100"></p>
<p class="quot">写真２</p>
<p>そして氷水に30分つけてから、暗い部屋に安置。この日は雨が降っており、環境的にもじめじめとしています。室温は約25度。これから毎日観察を続けたいと思います。<br />
　2日目の朝、さっそく、シイタケ菌糸体培養物を安置した部屋から出してきました。晴れ。室温も25度。しかし日中は温度も上昇する可能性があります。シイタケ菌糸体培養物を取り出してみると水を含み、ずっしりと重い感じ。少し小さなシイタケが生えてきているようです。霧吹きで水分を与えました。<br />
　何かペットを飼っているようないとおしさを感じるようになりました。室温は26度（写真３）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/gan_supple_2_004.png" border="0" alt="写真３　シイタケ菌糸体の培養物　2日目" class="sp100"></p>
<p class="quot">写真３</p>
<p>５日目：温度は27度。朝、見たらびっくり。ひとつのシイタケがとても大きくふくらんでいました。色は白いふわっとしたものです（写真４）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/gan_supple_2_005.png" border="0" alt="写真４　シイタケ菌糸体の培養物　5日目" class="sp100"></p>
<p class="quot">写真４</p>
<p>10日目：どんどん大きくなるシイタケにびっくり。暗い場所に置いているせいか、色は白いままです（写真５）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/gan_supple_2_006.png" border="0" alt="写真５　シイタケ菌糸体の培養物　10日目" class="sp100"></p>
<p class="quot">写真５</p>
<p>　11日目：最初は大きなシイタケが一つでしたが、次々に大きなシイタケができてきました。<br />
　12日目：かなり大きくなり、さわると、ふわふわ、しなしなと、シイタケらしい感じがします。まだ傘の裏の膜が切れていないので収穫はできないようです。</p>
</div>
<h2>論文解説</h2>
<div class="txt">
<p>　シイタケ菌糸体は天然物由来なので、それを研究するのはとても難しいことのようです。しかしシイタケ菌糸体エキスには免疫の低下の改善、がんの免疫抑制細胞解除の研究成果のほかにも抗がん剤治療中やホルモン療法中の免疫力／ＱＯＬ（体力）の研究成果、再発予防を期待する患者さんを対象とした研究成果、シイタケ菌糸体エキスの安全性の確認などについても多数の論文や学会発表などがありますのでご紹介しましょう。<br />
　試験方法にはいろいろありますが、エビデンスレベルが高く、最もしっかりした研究ともいえるのが、「ランダム化二重盲検比較試験」で、客観的な評価を得るために用いられています（表1）。</p>
<p class="quot">表1　エビデンスレベル</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/gan_supple_2_007.gif" border="0" alt="表1　エビデンスレベル

高
Ⅰ システマティック・レビュー／ RCT のメタアナリシス
Ⅱ １つ以上のランダム化比較試験による
Ⅲ 非ランダム化比較試験による
Ⅳa 分析疫学的研究（コホート研究）
Ⅳb 分析疫学的研究（症例対照研究、横断研究）
Ⅴ 記述研究（症例報告やケース・シリーズ）
Ⅵ 患者データに基づかない、専門委員会や専門家個人の意見
低" class="sp100"></p>
<p class="quot">（*）査読：学術誌に投稿された学術論文を専門家が読み、その内容を査定すること。</p>
<p>これは薬や治療法などを医師からも患者さんからも不明にして行う方法のことです。この盲検化を含んだ「プラセボ効果」とは患者さんに薬を飲んでもらうとき、偽薬を飲んでもらう人たちと、本当の薬を飲んでもらう人たちとに選定し、どのような結果が出るのかを測定するものです。これは患者さんにも医師にも知らせずに行います。<br />
　患者さんによっては「医者から勧められた薬を飲めば体調がよくなる」と信じこんでいる場合もあり、そのような意識の在り方によって結果が異なることもあります。そこで試験をした結果、もし偽薬と本当の薬が同じような効果ならば、その薬はあまり効力がないという結果になります。<br />
　シイタケ菌糸体エキスを用いたヒト臨床で行われた論文には、このランダム化二重盲検比較試験のものもあります。それではいくつか論文をご紹介しましょう。</p>
</div>
<h3>乳がん患者へのシイタケ菌糸体抽出物と補助化学療法との併用：患者のＱＯＬおよび免疫機能の改善に関するランダム化二重盲検比較試験結果</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　日本で乳がん患者が、アントラサイクリンベースの術後補助化学療法とシイタケ菌糸体の経口摂取を併用すると、患者のＱＯＬおよび免疫機能の維持に有用であったというランダム化二重盲検比較試験の報告。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　患者のＱＯＬと免疫機能の維持に有用であることが報告された。</p>
<p>　PubMed No. 28811898<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28811898" target="_new" rel="noopener">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28811898</a><br />
　Mol Clin Oncol. 誌 （2017年9月号）</p>
</div>
<hr />
<h3>免疫療法受療中のがん患者におけるシイタケ菌糸体抽出物によるＱＯＬおよび免疫機能の改善：オープンパイロット研究</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　日本で、免疫療法受療中のがん患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取するとＱＯＬおよび免疫機能を改善する可能性があるという報告。東京女子医科大学関連施設であるビオセラクリニックで本研究は実施された。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　本研究の結果は、シイタケ菌糸体と免疫療法の併用ががん患者のＱＯＬおよび免疫機能を改善させる可能性を持つことを示唆する。</p>
<p>　PubMed No. 27548491<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27548491" target="_new" rel="noopener">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27548491</a><br />
　Altern Ther Health Med. 誌 2016年7月号（22巻⑷、P.36-42）</p>
</div>
<hr />
<h3>術後ホルモン療法を受けている乳がん患者におけるシイタケ菌糸体抽出物の経口投与の有効性</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　日本で、術後補助ホルモン療法を受けている乳がん患者がシイタケ菌糸体を併用して摂取すると、ＱＯＬや免疫機能を改善することを示唆したという報告。研究では、シイタケ菌糸体が術後補助ホルモン療法受療中の乳がん患者のＱＯＬおよび免疫応答に与える影響を調べた。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　合計20名の患者を対象に、最初の4週間はホルモン単独療法、それに続く8週間はシイタケ菌糸体を併用したホルモン療法を実施。結果は、シイタケ菌糸体と術後補助ホルモン療法の併用が患者のＱＯＬや免疫機能を改善することを示唆している。</p>
<p>　PubMed No. 23886130<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23886130" target="_new" rel="noopener">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23886130</a><br />
　Asian Pac J Cancer Prev. 誌 2013年（ 14 巻⑹、P. 3469-72）</p>
</div>
<hr />
<h3>補助化学療法とシイタケ菌糸体抽出物の経口投与との併用療法を受けている乳がん患者のＱＯＬおよび免疫機能の評価</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　日本で補助化学療法を受ける乳癌患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると、ＱＯＬおよび免疫機能が維持できたという報告。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　シイタケ菌糸体とFEC75との併用療法は患者のＱＯＬおよび免疫機能を維持できる。このことは、シイタケ菌糸体の使用がアントラサイクリンベースの化学療法の経口アジュバントとして有用であるという重要な意義を持つ。</p>
<p>　PubMed No. 23874107<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23874107" target="_new" rel="noopener">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23874107</a><br />
　Onco Targets Ther. 誌 2013年7月号（9;6,P. 853-9）doi: 10.2147/OTT.S44169. Print 2013</p>
</div>
<hr />
<h3>免疫細胞療法施行患者におけるシイタケ菌糸体抽出物摂取の免疫およびＱＯＬ改善作用</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　日本で、免疫細胞療法施行癌患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると、ＱＯＬおよび免疫能が改善する可能性があるという報告。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　結論：免疫細胞療法にシイタケ菌糸体を併用することで、ＱＯＬおよび免疫能が改善する可能性が示唆された。</p>
<p>　PubMed No. 23267884　＊この論文は日本語で投稿された。<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23267884" target="_new" rel="noopener">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23267884</a><br />
　Gan To Kagaku Ryoho.『癌と化学療法』誌 2012年11号39巻12号、 P. 1779-81）</p>
</div>
<hr />
<h3>がん化学療法受療中の進行胃腸がん患者におけるシイタケ菌糸体抽出物の経口投与の有効性：パイロット研究</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　日本で、がん化学療法受療中の進行胃腸がん患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると、化学療法で起こる副作用の発生率が低下することを示唆したという報告。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　本研究では、免疫機能および化学療法による有害事象に対する経口免疫調節剤のシイタケ菌糸体の影響について検討した。結果は、進行がん患者においてシイタケ菌糸体併用療法が化学療法で起こる副作用の発生率を低下させることを示唆している。</p>
<p>　PubMed No. 22126542<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22126542" target="_new" rel="noopener">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22126542</a><br />
　Asian Pac J Cancer Prev. 誌、2011年（12巻⑺、P. 1671-4）</p>
</div>
<hr />
<h3>がん化学療法受療中の患者におけるシイタケ菌糸体抽出物の経口投与の有効性と安全性：パイロット研究</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　日本で、がん化学療法中の患者がシイタケ菌糸体を併用して摂取することは安全であり、またＱＯＬと免疫機能を改善することが示唆されたという報告。本研究では、化学療法を受けているがん患者に、シイタケ菌糸体の安全性および、患者のＱＯＬと免疫反応への影響を検討した。合計7名の患者を調査した。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　今後の大規模な調査が必要だが、これらのデータは、化学療法とシイタケ菌糸体との併用は安全であり、化学療法受療中の患者のＱＯＬと免疫機能を改善することを示唆する。</p>
<p>　PubMed No. 21598414<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=21598414" target="_new" rel="noopener">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=21598414</a><br />
　Am J Chin Med. 誌2011年（39巻⑶、P. 451-9）</p>
</div>
<hr />
<h3>乳がん術後補助化学療法実施者の免疫力・体力回復</h3>
<div class="txt">
〈解説〉<br />
　日本で、乳がんの手術後の化学療法中の患者が、シイタケ菌糸体を摂取すると、免疫力と体力が回復したという報告。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　ＦＥＣ（５-FU ＋エピルビシン＋シクロホスファミド）療法は患者の免疫になんらかの影響を及ぼし、ＦＥＭ75療法とシイタケ菌糸体の併用は患者の免疫を防いだかもしれないと考えられる。</p>
<p>　PubMed No. 16315865<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=16315865" target="_new" rel="noopener">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=16315865</a><br />
　Gan To Kagaku Ryoho. 2005 Oct;32(11):1550-2.</p>
</div>
<hr />
<h2>総評・まとめ</h2>
<div class="txt">
<p>　日ごろから美味満喫の食材として重宝していたシイタケ。今回は培養株を用いて栽培する貴重な体験に恵まれました。シイタケの菌糸体が栄養を十分とって生長し、子実体になっていく様子を観察するのが、日々の楽しみとなり、このシイタケが、補完代替医療の現場でも大いに役に立っていると思うと感慨深い気持ちになります。<br />
　かつてよりシイタケ菌糸体には免疫力を増加する作用が注目され、がんの患者さんが採り入れたり、医師から推奨する話を聞いたことも多々ありますが、改めてPubMed の論文を検索すると、乳がん患者さんへのＱＯＬや免疫機能の改善、術後ホルモン療法を受けている乳がん患者さんへの有効性、補助化学療法とシイタケ菌糸体エキスの経口投与との併用療法を受けている乳がん患者さんのＱＯＬや免疫機能の評価、乳がん術後補助化学療法実施中の免疫力や体力回復というように比較的乳がん患者さんに対しての有用な論文が目立ちました。<br />
　また免疫療法や化学療法受療中のがん患者さんに対する有効性に加え安全性の結果も出ていました。今後ランダム化二重盲検比較試験が、もっと行われるようになることを期待したいです。</p>
</div>
<h3>研究関連情報：</h3>
<div class="txt">
<br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_new" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a></p>
</div>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/gan_supple_2_008.png" border="0" alt="宮西ナオ子（みやにし・なおこ）　上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2 時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7 分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。2014 年「東久邇宮文化褒賞」受賞。" class="sp100"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2 時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7 分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。2014 年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第1回 アガリクス</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 31 Jul 2019 06:33:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[がんに挑むサプリメント 徹底リサーチ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://gan-senshiniryo.jp/?p=3592</guid>

					<description><![CDATA[新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ　第1回 アガリクス 　補完代替医療の利用実態調査（2005年）によると、がんの医療現場で44.6％のがん患者さんがいずれかの補完代替医療を用いており、そのうち [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント<br />
徹底リサーチ　第1回 アガリクス</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<p class="quot">　補完代替医療の利用実態調査（2005年）によると、がんの医療現場で44.6％のがん患者さんがいずれかの補完代替医療を用いており、そのうちの96.2％が健康食品やサプリメントを利用していると回答しています。厚生労働省の「がんの代替医療の科学的検証に関する研究班」は2006年４月にがん治療に関する補完代替医療の役割などについて解説した一般向けのガイドブック『がんの補完代替医療ガイドブック』を作成。補完代替医療の基礎的な解説や注意事項などを記した活用編と健康食品素材の学術的評価などを記載した資料編に分けて情報を伝えています。<br />
　本シリーズでは、補完代替医療を検討する患者さんに客観的な視点から取り入れることができる論文をご紹介していきます。<br />
　第１回目はアガリクスを使ったサプリメントについてリサーチしました。</p>
</div>
</div>
<h2>アガリクスは、産地や菌種、栽培方法などによって含有成分が異なる</h2>
<div class="txt">
<p>　アガリクスは学名をAgaricusblazei Murill（アガリクスブラゼイムリル）といい、「ハラタケ属」全体の総称です。ハラタケ属には姫マツタケを含めてハラタケ、ツクリタケ、シロオオハラタケなど32種類のキノコがあり、それぞれ固有の成分や特性を備えています。現在、一般的に認識されているアガリクスは、ブラジルのピエターデ地方特産のものです。もともとはこの地方に生活習慣病の患者が少ないことから、米国研究者が調査をし、アガリクスに多くの有効成分が含まれていることが判明したのです。<br />
　自生する条件として、昼間の気温は20～25℃、湿度は80％以上、定期的に訪れるスコールが必要になります。天然のアガリクスの収穫量は年間10トン程度（乾燥重量）と見積もられており、その多くはブラジルで消費されたりアメリカなどに輸出されたりするので、日本で入手するのはなかなか困難です。とはいえブラジル原産のアガリクスが日本に持ち込まれたのが１９６５年。以来、日本国内で人工栽培が試みられるようになり、現在では数社がアガリクスを人工栽培しています。また昨今では中国産アガリクスを原料に使用した製品が市場の大半を占めているようです。<br />
　このように「アガリクス」とひと口にくくっても、産地（ブラジル、中国、日本、米国）、菌種や栽培方法（自然露地栽培、ハウス栽培、タンク培養栽培法）などによっても含有成分が異なります。またアガリクスは成長する過程で、栽培されている土地の栄養分をたっぷり吸収するために重金属の多い大地で栽培されたものは、重金属を含んでいるかもしれず、産地の確認は大切です。またサプリメントとなったアガリクスは手軽に入手できるものの、種類も多く玉石混交です。かつては副作用や、発がんプロモーター作用を持つ成分が含有されていることがあると報告されたものもあります。アガリクスを選ぶときは、産地や菌種、栽培方法などを確認したいものです。</p>
</div>
<p>　</p>
<h2>アガリクスは、自然治癒力効果をもたらす成分が豊富</h2>
<div class="txt">
<p>　優れた産地、菌種、製法で産出されたアガリクスの成分は、タンパク質が非常に多く40％となっています。キノコの持つ多糖体は、自然治癒力を高めますが、アガリクスは他のキノコに比べて特にその種類が豊富です。自然治癒力効果をもたらす成分としては、子実体（キノコ状）に含まれる多糖体類、β–グルカン、α–グルカン、β–ガラクトグリカン、核酸（ＲＮＡ）、ペクチドグルカン、キシログルカンなどがあります。特にβ–グルカンの含有量は、キノコの中で最多といわれています。アガリクスはシイタケやマイタケのように食材として食べることも可能です。</p>
</div>
<p>　</p>
<h2>アガリクスを使った料理</h2>
<div class="txt">
<p>　滋養満点のアガリクスを料理して食してみるのも有効です。炊いたり焼いたりするなど簡単な調理でおいしくいただけます。そこで料理を試みるためにアガリクス３本を入手しました。ふっくらとしたアガリクスは、きのこ独特の香りがあります。下準備としては軽く洗って根元の土がついた部分を包丁で削って料理に使います。今回作った料理は３つ。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/gan_supple_1_001.png" border="0" alt="アガリクス" class="sp100"></p>
<p class="quot">アガリクス</p>
</div>
<h3>アガリクスと小松菜のカルシウム炒め</h3>
<div class="txt">
材料：<br />
アガリクス1本、小松菜１把、ちりめんじゃこ大匙２、白ごま大匙１、ごま油大匙１、醤油少々。</p>
<p>作り方：<br />
アガリクスは薄切り、小松菜は５センチ幅に切る。フライパンにごま油を敷き、ちりめんじゃこを炒め、アガリクスと小松菜を加えてさらに炒める。味を見てお好みで醤油を。最後に白ごまを加えてよく混ぜる。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/gan_supple_1_002.png" border="0" alt="アガリクスと小松菜のカルシウム炒め" class="sp100"></p>
<p class="quot">アガリクスと小松菜のカルシウム炒め</p>
</div>
<h3>アガリクスとあさり貝のオイル焼き</h3>
<div class="txt">
材料：<br />
アガリクス１本、あさり貝大８個、ブロッコリー１、プチトマト８個、アスパラガス２本、白ネギ１本、オリーブオイル大匙３、レモン適量。</p>
<p>作り方：<br />
野菜はすべて食べやすい大きさに切り、ブロッコリーやアスパラガスは下ゆでする。<br />
アガリクスは縦に等分する。<br />
野菜の上にあさり貝をのせ、オリーブオイルをかけて、２５０度に温めたオーブンで５～６分焼く。<br />
器に盛りつけレモン、塩、醤油などで味付けを。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/gan_supple_1_003.png" border="0" alt="アガリクスとあさり貝のオイル焼き" class="sp100"></p>
<p class="quot">アガリクスとあさり貝のオイル焼き</p>
</div>
<h3>アガリクスと豆腐の中華サラダ</h3>
<div class="txt">
材料：アガリクス１本、豆苗２分の１袋、絹ごし豆腐２分の１、ザーサイ大匙１杯、サラダ油少々、中華ドレッシング。</p>
<p>作り方：アガリクスは食べやすい大きさに。豆苗は２等分の長さに。豆腐は２センチ角に切る。フライパンに油を敷きアガリクスに火を通す。器に野菜、豆腐を盛り、みじん切りにしたザーサイとアガリクスを乗せ、中華ドレッシングで和える。<br />
<img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/gan_supple_1_004.png" border="0" alt="アガリクスと豆腐の中華サラダ" class="sp100"></p>
<p class="quot">アガリクスと豆腐の中華サラダ</p>
<p>　<br />
　どれも簡単に作れて美味。アガリクスの持つ甘みやうまみも感じられました。夕飯で食し、就寝したところ、翌日の寝覚めはよく、便通もよく、健康的な1日を迎えることができました。身体も軽く感じられました。</p>
</div>
<h2>米国で有名なPubMedは掲載までに厳しい査読があり、公平な視点から論じられる</h2>
<div class="txt">
<p>　アガリクスについては多くの論文や記述が発表されていますが、どの媒体に掲載されたかということも信憑性の目安になります。権威ある科学誌や医療関係の書籍などでは掲載までに厳しい査読（*）があり、公平な視点から論じられます。米国で有名なPubMed（パブメド）は、生命科学や生物医学に関しての参考文献や要約を掲載するMEDLINEなどへ通じる無料検索エンジンです。米国国立衛生研究所の米国国立医学図書館（ＮＬＭ）が情報検索Entrezシステムの一部としてこのデータベースを運用しており、1997年6月から一般公開されました。<br />
　加えて論文発表のベースになるエビデンス（科学的根拠）のレベル（表1）には、７段階あります。最高峰のレベル１は、「システマティック・レビュー／ＲＣＴのメタアナリシス」といって、複数の研究を統合して統計解析を行ったもの。７レベルは、「患者データに基づかない、専門委員会や専門家個人の意見」となっています。</p>
<p class="quot">表1　エビデンスレベル</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/gan_supple_1_005.gif" border="0" alt="表1　エビデンスレベル

高
Ⅰ システマティック・レビュー／ RCT のメタアナリシス
Ⅱ １つ以上のランダム化比較試験による
Ⅲ 非ランダム化比較試験による
Ⅳa 分析疫学的研究（コホート研究）
Ⅳb 分析疫学的研究（症例対照研究、横断研究）
Ⅴ 記述研究（症例報告やケース・シリーズ）
Ⅵ 患者データに基づかない、専門委員会や専門家個人の意見
低" class="sp100"></p>
<p class="quot">（*）査読：学術誌に投稿された学術論文を専門家が読み、その内容を査定すること。</p>
</div>
<h2>アガリクスは、PubMedに６件のヒト臨床試験の論文が掲載されている</h2>
<div class="txt">
<p>　最後にPubMed（ パブメド）に掲載された論文を紹介します。</p>
<p>●ヒト臨床試験</p>
</div>
<hr />
<h3>高用量化学療法および自己幹細胞移植を受ける多発性骨髄腫患者におけるアガリクス抽出エキスの免疫調節効果：無作為化二重盲検臨床試験（ランダム化比較試験）</h3>
<div class="txt">
<p>〈使用アガリクス〉<br />
　アガリクス含有率85％のキノコ抽出物AndoSan</p>
<p>〈解説〉<br />
　高用量化学療法および自己幹細胞移植を行った多発性骨髄腫患者におけるアガリクスの免疫調節効果について、無作為化二重盲検臨床試験を行ったところ、幹細胞導入後に回収した白血球除去産物では、AndoSan投与患者で制御性Ｔ細胞および形質細胞様樹状細胞の割合の増加が認められた。また治療終了時に結成IL–１ra、IL–５、IL–７の値に有意な上昇が見られたが、免疫抑制細胞が増えたため、有意な効果は見られなかったという報告。</p>
<p>　PubMed No.25664323<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=25664323" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=25664323</a><br />
　2015年1月18日<br />
　Biomed Res Int誌</p>
<p class="quot">㊟無作為化二重盲検臨床試験（ランダム化比較試験）とは？<br />
　二重盲検法（Double blindtest）とは実施している薬や治療法などの性質を、医師からも患者からも不明にして行う。プラセボ効果や観察者バイアスの影響を防ぐ意味がある。盲検化を含んだランダム化比較試験（ＲＣＴ）は、客観的な評価のためによく用いられる。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　この論文では無作為化二重盲検臨床試験を行っていることから客観性が高いと思われる。</p>
</div>
<hr />
<h3>寛解状態のがん患者におけるアガリクスキノコ抽出物服用後のＱＯＬ（生活の質）改善</h3>
<div class="txt">
<p>〈使用アガリクス〉<br />
　アガリクス（ＡＢＭ）顆粒ＳＩ株式会社、東京）</p>
<p>〈解説〉<br />
　オープン試験によりアガリクスが、寛解状態のがん患者に対して、身体的および精神的いずれの要素においてもＱＯＬの改善を示したという報告。</p>
<p>　PubMed No.24050580<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=24050580" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=24050580</a><br />
　2013年8月12日<br />
　Complement Ther Med誌</p>
<p>〈コメント〉<br />
　オープン試験とは、被験者がどの治療群に割り当てられたか医師や被験者に、スタッフにわかっている方法で行う試験のこと。無意識的にしろバイアスがかかることもある。</p>
</div>
<hr />
<h3>前立腺がん根治治療後の生化学的再発に使用される医療用キノコ：非盲検試験</h3>
<div class="txt">
<p>〈使用アガリクス〉<br />
　アガリクスキノコ抽出物を含有する仙生露のサプリとマンネンタケを含有する鹿角霊芝のサプリ。</p>
<p>〈解説〉<br />
　日本の前立腺がん患者に２種類の異なる薬用キノコの有効性と安全性を評価するために実施された。被験者はアガリクスキノコ抽出物を含有する仙生露のサプリとマンネンタケを含有する鹿角霊芝のサプリのいずれかを６カ月間摂取した。これらの２種類の医療用キノコの摂取による有意な抗がん効果は認められなかった。深刻な副作用も認められなかった。</p>
<p>　PubMed No.20412340<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=20412340" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=20412340</a></p>
<p class="quot">㊟非盲検試験とは？<br />
　オープントライアル。臨床試験（治験）を行う際に、被験者がどの治療群に割付けられたか、医師、被験者、スタッフにわかっている方法。</p>
<p>〈コメント〉<br />
　前立腺がんについての本論文では、使用されたアガリクスはあまり効果を認めないようだ。</p>
</div>
<hr />
<h3>担子菌アガリクスの抽出物内服の知覚効果の測定：日本のがん患者の調査</h3>
<div class="txt">
<p>〈使用アガリクス〉<br />
　担子菌アガリクスキノコ（Sen-Sei-Ro, 仙生露）</p>
<p>〈解説〉<br />
　担子菌アガリクスキノコ（Sen-Sei-Ro、仙生露）抽出物を摂取したがん患者に調査を行った。その後、効果の自己評価を測定し、今後の無作為化試験に使用する手段を開発した。アンケート調査票を設計・翻訳し、仙生露を使用している自己申告による日本人のがん患者２３４６人に送付した。本調査で、仙生露使用のがん患者回答者からは良好な知覚効果が報告された。今後有効性が確認されれば、がん患者における補完代替医療（ＣＡＭ）を評価する臨床試験で、有用な成果になりうる。</p>
<p>　PubMed No.17967191<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=17967191" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=17967191</a></p>
<p>〈コメント〉<br />
アンケート調査で感情面や肉体面での健康という抽象的な恩恵が多いというが、患者の良好な知覚効果も闘病には必要と思われる。</p>
</div>
<hr />
<h3>代替療法薬剤のアガリクスががん患者に重度の肝機能障害を引き起こした可能性</h3>
<div class="txt">
<p>〈使用アガリクス〉<br />
　アガリクス抽出物</p>
<p>〈解説〉<br />
　重度の肝障害を呈した進行がん患者３例が報告され、そのうち２例は劇症肝炎で死亡。患者すべてがアガリクス抽出物を服用していた。アガリクス抽出物と肝障害との間に強い因果関係のあることが示唆され、少なくともアガリクス抽出物の摂取で、臨床的判断過程が非常に複雑になった。予期せぬ肝臓障害が報告された場合、医師はアガリクス抽出物の使用を原因要素の１つとして考えるべきであると考察されている。</p>
<p>　PubMed No.17105737<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=17105737" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=17105737</a></p>
<p>　〈コメント〉<br />
　一口にアガリクスが良いといっても患者の症状や服用状況などによって作用は異なり、時としては害になるという報告。</p>
</div>
<hr />
<h3>【タイトル】<br />
キノコ抽出物アガリクスの摂取により、化学療法を受けている婦人科がん患者のナチュラルキラー細胞の活性および生活の質が改善した。</h3>
<div class="txt">
<p>〈使用アガリクス〉<br />
　キノコ抽出物協和アガリクス（ＡＢＭＫ）</p>
<p>〈解説〉<br />
　キノコ抽出物協和アガリクス（ＡＢＭＫ）は、抗突然変異誘発効果および抗腫瘍効果を有することが報告されている。ナチュラルキラー細胞活性は、有意に高かったことが観察された。食欲不振、脱毛、情緒的安定性、および全身衰弱などの化学療法に関連する副作用はすべてＡＢＭＫ治療によって改善された。総合すれば、この結果はＡＢＭＫ治療が化学療法を受けている婦人科がん患者にとって有益なことを示唆している。</p>
<p>　PubMed No.15304151<br />
　<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=15304151" target="_new">https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=15304151</a></p>
<p>〈コメント〉<br />
　ここで使用されたアガリクスは化学療法を受けている婦人科がん患者にとって有効だと考えられる。</p>
</div>
<h2>総評・まとめ</h2>
<div class="txt">
<p>　アガリクスは食品として食べる分には美味で滋養もありますが、サプリメントとして選ぶ場合は、ある程度の注意が必要かもしれません。紹介した論文の中でも、たとえば前立腺がんには効果がないことが認められましたが、一方では化学療法を受けている婦人科系のがんには有効だったというように、がんの種類によっても効果の有無があるようです。また無効というだけならともかく、アガリクス抽出物が肝臓障害の原因として考えられるという結果が出たりしていることから、一概にサプリメントとして安易に使用してよいのかという疑問点も残ります。<br />
　さらに本文でも述べたように、産地、菌種、栽培方法などによって摂取するアガリクスの安全性や有効性が異なります。できればトレーサビリティやエビデンスがしっかりしているものを選び、代替医療や統合医療に理解がある医師や専門家の意見を聞くことも必要ではないでしょうか。</p>
</div>
<h3>研究関連情報：</h3>
<div class="txt">
<br />
<a href="http://www.agaricus-blazei.jp/about/index.html" target="_blank">アガリクスブラゼイ協会&gt;&gt;</a></p>
</div>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/gan_supple_1_006.png" border="0" alt="宮西ナオ子" class="sp100"></p>
<p class="quot">宮西ナオ子（みやにし・なおこ）<br />
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士（総合社会文化）。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。2014年「東久邇宮文化褒賞」受賞。</p>
<h3>本記事の関連リンク</h3>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt;</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt;</a></li>
</ul>
<p></p>
<h1 id="mg_list">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6810">第9回 前立腺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6672">第8回 胃がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_6483">第7回 子宮がん、卵巣がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5998">第6回 膀胱がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5722">第5回 肝臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5666">第4回 膵臓がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">第3回 肺がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">第2回 大腸がん</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">第1回 乳がん</a></li>
</ul>
<h1 id="ms_list">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント 徹底リサーチ</h1>
<ul class="menu">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">第9回 免疫力編</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4896">第8回 プロポリス</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4782">第7回 フコイダン</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4565">第6回 霊芝</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_4167">第5回 メシマコブ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3965">第4回 ハナビラタケ</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3810">第3回 カバノアナタケ（チャーガ）</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">第2回 シイタケ菌糸体</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3592">第1回 アガリクス</a></li>
</ul>
<h2>食事と栄養に関するニュース</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/nutrition">がん闘病に必要な食事と栄養の最新ニュースや記事を掲載しています。</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">がんと免疫力改善成分（アガリクス、フコイダンなど）のエビデンス比較を掲載しています。</a></li>
</ul>

</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
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