(がんの先進医療: 2022年1月発売 44号 掲載記事)

宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ
第9回 免疫力編

 本シリーズではがん治療中、日々、摂取する食品やサプリメント成分からどのような栄養を得たら効果的かという情報をリサーチしてきました。今回は、少し趣向を変え、これまでに記事化した「サプリメント成分」をもとに、「がんと免疫力」に関する基本的な知識や主に「ヒト臨床試験の研究論文」の成果をお伝えしたいと思います。がん治療において免疫療法とはどのようなものか、その歴史やメカニズム、サプリメント成分と免疫力の関係などを厳選された論文をもとにご紹介します。

がんと免疫療法

 がんの標準治療は、手術、抗がん剤、放射線が3大療法となっていますが、昨今では免疫療法にも注目が集まっており「第4の治療法」と呼ばれるまでに発展しています。
 そこでまずは、がん免疫療法の発展について過去の歴史をひも解いていきましょう。その前に「免疫」とはどのようなものか?
 「免疫」と一言でいっても「自然免疫」と「獲得免疫」のふたつに大別されます。「自然免疫」とは、マクロファージや樹状細胞などの貪食細胞や、ナチュラルキラー(NK)細胞などが働き、異物を排除する仕組みのこと。一方、「獲得免疫」とは、T細胞やB細胞が中心的な役割を担って、異物を排除する免疫反応です。
 一般的に自然免疫系の細胞は獲得免疫が働くまでの前段階の免疫反応を担当し、獲得免疫系の細胞の活性化の誘導に重要な働きを示します。その後、獲得免疫系のT細胞(キラーT細胞やヘルパーT細胞など)が中心となり、自然免疫系の樹状細胞と連携をとり、がん細胞を排除するというメカニズムです(図1)。

図1 自然免疫と獲得免疫の役割

図1 自然免疫と獲得免疫の役割

がんの免疫療法の発展

 がんの免疫療法の歴史(表1)は、おおよそ130年前の1890年代に遡ります。

年代 治療方法 特徴&関与細胞・物質
1890年~ コーリートキシン(細菌由来毒素) 丹毒(細菌感染症)に感染したがん患者でがんが小さくなったことから菌の投与を開始
1940年~ 丸山ワクチン(細菌)BCG(細菌)
レンチナン(シイタケ)など
非特異的免疫賦活療法といい、個別の免疫細胞ではなく免疫力全体にアプローチ(白血球など)
1980年~ サイトカイン療法
養子免疫療法など
免疫細胞を活性化させる物質サイトカインを注入する(インターロイキン、インターフェロンなど)患者から免疫細胞を取り出し、増殖させて体内に戻す治療法(LAK 細胞、NK 細胞、NKT 細胞など)
1990年~ がんワクチン療法
樹状細胞療法
抗体医薬品など
がん抗原というがんの目印が発見され、がん細胞を見分けて、特異性が高い治療法(樹状細胞など)
2010年~ 免疫チェックポイント阻害療法など がん細胞が免疫の働きを抑制する免疫抑制の働きがあることが明らかに(制御性T 細胞など)

表1 がん免疫療法の歴史と発展

 当時、米国の外科医、ウイリアム・コーリー(William Coley) が、丹毒に感染したがん患者さんに腫瘍の退縮を認めたことから細菌を用いた治療を開始しました。副作用を避けるために加熱死菌を用いるなどの工夫をくり返し、菌毒素を主体とした「コーリートキシン」を開発しました。この治療法では投与症例数千例を超え、実際にがんが完全に消退したという症例もあったものの、投与方法に一貫性がなく、施設によっては効果のばらつきが散見され、臨床試験としての未熟さから信用を得られませんでした。さらに1900年代になると放射線療法や化学療法などが用いられるようになり、この療法は新技術の陰に埋もれてしまったわけです。
 その後、1940年代に入ると日本では丸山ワクチン、BCG、レンチナンなどが注目され、免疫力全体にアプローチする方法が注目されました。この方法は身体全体の免疫力を底上げするため、がんにも結核にも、そのほかの病気などにも効果が期待できます。

分子生物学によりサイトカインが注目

 1980年代からは分子生物学の発達により、がんに対する免疫力の働きがさらに解明され、ここで注目されたのがサイトカイン(インターロイキン、インターフェロンなど)という物質です。免疫システムをつくり上げていくのはさまざまな種類の免疫細胞です。それらがお互いに情報を交換していますが、その情報を運搬する役割を担うのがサイトカインなのです。サイトカインのおかげで免疫細胞が活性したり抑制したりするわけです。
 そこでサイトカインを人工的に合成し体内に注入してがんに対する免疫力を高めるサイトカイン療法や養子免疫療法などが注目されました。また患者さんの血液からLAK(リンフォカイン活性化キラー)細胞、NK細胞、NKT細胞などの免疫細胞を取り出し、増殖させてから体内に戻す治療法も開発されました。

がんワクチン療法

 1990年代からは、がんワクチン療法、樹状細胞療法、抗体医薬品などが注目されるようになりました。がん組織の目印となるたんぱく質の「がん抗原」が次々と発見されたのです。がん細胞には目印になる「がん抗体」があります。例えていえば、がん細胞だけが「がん」であることを示す角をはやしているようなものです。そこでがんのワクチン療法では、この角がある細胞だけを目印に攻撃をしかけることができ、正常の細胞にはダメージを与えることがありません。これにより、がん細胞を見分ける特異性がより高い治療法が開発できました。これが、がんワクチン療法、樹状細胞療法、抗体医薬品などといわれるものです。
 がんワクチン療法は、免疫機構の司令塔ともいうべき樹状細胞(DC)に覚えさせたがん抗原(がんの目印)をT細胞に伝えることで、特異的にがんをターゲットにし、免疫力が攻撃を仕掛けます。「C T L 療法」では、樹状細胞を使って試験管の内部でキラーT細胞(CTL)を誘導し、それを体内へ戻します。
キラーT細胞は「敵を認識したT細胞」なので非常に高い攻撃力を持ちますが、キラーT細胞の寿命は7~10日と短いことが欠点となっています。

最近の免疫療法

 がん細胞を排除するメカニズムとしては、獲得免疫系のT細胞が中心となって、自然免疫系の樹状細胞と連携をとり、がん細胞を排除します。T細胞は、その表面にT細胞受容体(T cell receptor:以下TCR)と呼ばれる分子を持っています。そしてこのTCRによって、がんの目印(がん抗原)を認識し活性化するわけですが、T細胞ががん抗原を認識できるようになるためには、樹状細胞からがん抗原の提示を受ける必要があり、T細胞をがん攻撃するキラーT細胞(CTL)に変身させるためには、敵であるがんの目印をきちんと教え込む必要があります。
 ところが最近の研究では、がん細胞に免疫の働きにブレーキをかける「免疫抑制」の働きがあることが明らかになってきました。これをわかりやすくいうと、通常、がん細胞は、角があるために、免疫細胞は、その角がある細胞をめがけて攻撃できるのですが、時に、がん細胞は、その角を引っ込めたり、隠してしまったりして、正常細胞のふりをすることがあります。こうなるとがん細胞の目印がなくなるわけで、免疫細胞はがん細胞の存在に気づかず、その働きが抑制されてしまうことになりかねません(図2)

図2 目印を消す・隠す「がん細胞」

図2 目印を消す・隠す「がん細胞」

 また、制御性T細胞(Treg)などの免疫抑制細胞を増やしたり、免疫抑制物質を出したりして、免疫の働きにブレーキをかけることもわかってきました(図3)。

図3 免疫の働きをブロックする「がん細胞」

図3 免疫の働きをブロックする「がん細胞」

 2010年代からは免疫のブレーキを解除する免疫チェックポイント阻害療法などが採用されており、これまでの標準治療よりも優れた効果が認められ、日本で承認を受けることとなりました。これ以外にも、免疫抑制細胞にアプローチする方法も研究が進められています。
 がんの免疫療法の発展は、免疫の活性化(アクセル強化)から、免疫抑制の解除(ブレーキ解除)に進んでおり、がん細胞に対する免疫の働きを強化させるためには免疫抑制を解除することが重要であると考えられています(図4)

図4 免疫抑制を解除し、免疫力の働きを強化させる

図4 免疫抑制を解除し、免疫力の働きを強化させる

サプリメント成分の免疫作用に関する研究

 次に米国対がん協会(ACS)国際データベースPubMed に掲載された論文から、サプリメント成分の免疫作用に関する研究を抽出しました。これは生命科学や生物医学に関しての参考文献や要約を掲載するMEDLINE などへ通じる無料検索エンジンであり、米国国立衛生研究所の米国国立医学図書館(NLM)が公開している医学関係文献データベースでもあります。今回は、これまでに記事化したサプリメント成分別のがん患者を対象とした「免疫作用」に関するヒト臨床試験の研究論文を紹介します(表2)。

成分名 論文タイトル/PubMed № 解説 対象細胞/ 物質
シイタケ菌糸体 乳がん患者へのシイタケ菌糸体抽出物と補助化学療法との併用:患者のQOLおよび免疫機能の改善に関するランダム化二重盲検比較試験結果/28811898 乳がん患者が、アントラサイクリンベースの術後補助化学療法とシイタケ菌糸体の経口摂取を併用すると、末梢血CD4+ 細胞に占める免疫抑制細胞(制御性T 細胞)の割合の増加が抑制される傾向があることが免疫学的パラメーターの評価で示され、QOLおよび免疫機能の維持に有用であったというランダム化二重盲検比較試験の報告。 免疫抑制細胞(制御性T 細胞)
シイタケ菌糸体 免疫療法受療中のがん患者におけるシイタケ菌糸体抽出物によるQOLおよび免疫機能の改善:オープンパイロット研究/27548491 免疫療法受療中のがん患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると末梢血中で産生されたインターフェロンγ(IFN-γ)量が増加する傾向にあった。IFN- γの上昇は、いくつかの免疫抑制細胞(制御性T 細胞)の変化と関係しており、QOLおよび免疫機能を改善する可能性があるという報告。 インターフェロンγ(IFN- γ)
量免疫抑制細胞(制御性T 細胞)
シイタケ菌糸体 術後ホルモン療法を受けている乳がん患者におけるシイタケ菌糸体抽出物の経口投与の有効性/23886130 術後補助ホルモン療法を受けている乳がん患者がシイタケ菌糸体を併用して摂取すると、サイトカイン量の改善が認められ、QOLや免疫機能を改善することを示唆したという報告。 サイトカイン*
シイタケ菌糸体 補助化学療法とシイタケ菌糸体抽出物の経口投与との併用療法を受けている乳がん患者のQOLおよび免疫機能の評価/23874107 補助化学療法を受ける乳がん患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると、ナチュラルキラー(NK)細胞とリンホカイン活性化キラー(LAK)細胞の細胞傷害活性が、またリンパ球中活性化NK とNKT 細胞の比率も維持され、QOLおよび免疫機能が維持できたという報告。 NK細胞、
LAK細胞
シイタケ菌糸体 免疫細胞療法施行患者におけるシイタケ菌糸体抽出物摂取の免疫およびQOL改善作用/23267884 免疫細胞療法施行がん患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取すると、末梢血産生IFN- γ量が上昇傾向を示し、この上昇と制御性T 細胞(Treg)の変動に関連が示唆され、QOLおよび免疫能が改善する可能性があるという報告。 インターフェロンγ(サイトカイン)
免疫抑制細胞(制御性T 細胞)
シイタケ菌糸体 がん化学療法受療中の患者におけるシイタケ菌糸体抽出物の経口投与の有効性と安全性:パイロット研究/21598414 がん化学療法中の患者がシイタケ菌糸体を併用して摂取するとNK 細胞活性が認められ、QOLと免疫機能を改善することが示唆されたという報告。 NK 細胞
シイタケ菌糸体 乳がん術後補助化学療法実施者の免疫力・体力回復/16315865 乳がんの手術後の化学療法中の患者が、シイタケ菌糸体を摂取すると、NK 細胞活性および白血球数は減少せず、免疫力と体力が回復したという報告。 NK 細胞
白血球数
霊芝 化学療法/放射線療法を受けているがん患者の細胞免疫に対するシトロネロールと漢方薬草複合体の効果。/19145638 化学療法/放射線療法を行っているがん患者を対象に、霊芝を含む混合成分を服用させると、対照群に比べてリンパ球数の低下が抑えられたという報告。 リンパ球数
霊芝 進行大腸がん患者の選択免疫機能に対する霊芝多糖類の効果の評価を目的とした試験/16428086 進行大腸がん患者において霊芝を摂取するとインターロイキン(IL)-2、IL-6、インターフェロン(IFN) – γ、NK 活性が増加する傾向が見られ、免疫調節作用を有する可能性を示唆したという報告。 インターロイキン(サイトカイン)
NK細胞
霊芝 進行固形腫瘍患者において霊芝多糖が宿主の免疫機能を増強するかどうかの試験/16117607 進行肺がん患者に霊芝水溶物を投与してもインターロイキン(IL)-2、IL-6、インターフェロン(IFN)- γの平均血漿濃度、NK 活性に有意な変化はなく、免疫指標には明確な差はな
かったという報告。
インターロイキン、
インターフェロンγ(サイトカイン)
NK 細胞
アガリクス 高用量化学療法および自己幹細胞移植を受ける多発性骨髄腫患者におけるアガリクス抽出エキスの免疫調節効果:無作為化二重盲検臨床試験(ランダム化比較試験)/25664323 高用量化学療法および自己幹細胞移植を行った多発性骨髄腫患者において、治療終了時に結成IL– 1ra、IL– 5、IL– 7の値に有意な上昇が見られたが、免疫抑制細胞(制御性T 細胞)が増えたため、有意な効果は見られなかったという報告。 インターロイキン(サイトカイン)
免疫抑制細胞(制御性T 細胞)
アガリクス キノコ抽出物アガリクスの摂取により、化学療法を受けている婦人科がん患者のナチュラルキラー細胞の活性および生活の質が改善した/15304151 キノコ抽出物アガリクス投与群では、ナチュラルキラー細胞活性が非投与のプラセボ群と比較して有意に高かったことが観察されたいう報告。 NK 細胞
フコイダン 進行がん患者のQOL(生活の質)とフコイダンの抗炎症作用に関する予備的研究/28627320 転移のある進行がん患者20 名にフコイダンを投与した前向きオープンラベル臨床試験を行った結果、インターロイキン– 1β(IL– 1β)、IL– 6、腫瘍壊死因子– α(TNF– α)をはじめとする主要な炎症性サイトカインは、フコイダン摂取の2週間後に有意に減少したという報告。 インターロイキン(サイトカイン)

表2 サプリメント成分のヒト臨床試験の論文一覧
*サイトカイン:体の中で免疫細胞の働きを調整する物質。インターロイキン類、インターフェロン類などに分類できる。

 紹介する論文の抽出条件は、2つあります。
 ひとつは2005年以降にPubMed に収載されている論文。もうひとつは、がん患者を対象とした「ヒト臨床試験」がないサプリメント成分は、動物試験の最新論文1件を掲載します(表3)。

成分名 論文タイトル/PubMed № 解説 対象細胞/ 物質
メシマコブ メシマコブ、竹 ( クマザサ) の葉およびチャーガキノコ ( カバノアナタケ) の抽出物は、自然免疫の活性化を介した抗腫瘍作用を示す/32751371 移植したマウス肉腫S180 にMeshimaMax(メシマコブ、クマザサの葉、カバノアナタケの熱水抽出物)を投与すると、腫瘍の成長が著しく抑制された。
MeshimaMax を投与するとマウスのマクロファージの貪食作用が著しく活性化され、おそらく自然免疫の活性化を介して機能し、代替サプリメントとしてがん患者に役立つと思われるという報告。
マクロファージ
カバノアナタケ メシマコブ、竹 ( クマザサ) の葉およびチャーガキノコ ( カバノアナタケ) の抽出物は、自然免疫の活性化を介した抗腫瘍作用を示す/32751371 移植したマウス肉腫S180 にMeshimaMax(メシマコブ、クマザサの葉、カバノアナタケの熱水抽出物)を投与すると、腫瘍の成長が著しく抑制された。
MeshimaMax を投与するとマウスのマクロファージの貪食作用が著しく活性化され、おそらく自然免疫の活性化を介して機能し、代替サプリメントとしてがん患者に役立つと思われるという報告。
マクロファージ
プロポリス ストレスを与えたメラノーマ担がんマウスのTh1/Th2 サイトカインの発現および産生に対するプロポリスの効果/20878701 ストレスを負荷したメラノーマ担がんマウスにプロポリスを投与すると、IL-2 の発現とTh1 サイトカイン(IL-2 およびIFN- γ)の産生が促進され、抗腫瘍細胞を介した免疫が活性化されることを示した。また、プロポリスはIL-10の発現および産生を促進したことから、免疫調整作用に関与していると考えられるという報告。 インターロイキン(サイトカイン)
ハナビラタケ ハナビラタケの免疫調節作用について
/15553707
肉腫180 担がんマウスにハナビラタケを経口投与すると、5週間後の腫瘍サイズは対照群よりも小さくなりマウスの生存期間が延びた。経口投与することにより、Th1 細胞が活性化され、Th2 細胞の活性化が抑制され、Th1/Th2 のバランスがTh1 優位の免疫にシフトすることを示唆しているという報告。 インターフェロンγ(サイトカイン)

表3 サプリメント成分の動物試験の論文一覧

 ここでサプリメント成分の研究論文を見るときのポイントは、エビデンスレベルをチェックしています(表4)。

表4 エビデンスレベル

表4 エビデンスレベル

 メタアナリシスやランダム化二重盲検比較試験(ランダム化比較試験)などで紹介されている場合は、エビデンスレベルは高くなるために、そのような観点を踏まえて、論文を検索しています。
 ここで見られる論文の中で、免疫の働きを強化させるために重要な免疫抑制細胞に関する論文をリサーチすると、シイタケ菌糸体が3件、アガリクスが1件となっています。そしてシイタケ菌糸体は3件とも「QOL(生活の質)および免疫機能の改善」が認められ、アガリクスは「有意な効果は見られなかった」とされています。

総評

 このたび「免疫とがん」の関係を改めて調べてみると、3大療法以前に免疫を使ったがん治療があったことがわかりました。化学療法が注目されるようになったために免疫療法の存在がかすんだものの、昨今ではまた注目されているのは興味深いことです。さらなる研究が進み、多くのがん患者さんにとっての光明になることを祈らずにはいられません。
 またサプリメントの成分に関してはシイタケ菌糸体の「ヒト臨床試験の論文」が多く、信頼されるエビデンスがあり、QOLや免疫機能の改善には大いに役に立つことがわかりました。免疫についてのテーマは多くの方にとっても関心が高いと思うので、今後も機会があれば、このような特集をしていきたいと思います。

宮西ナオ子(みやにし・なおこ)
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士(総合社会文化)。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。2014年「東久邇宮文化褒賞」受賞。

宮西ナオ子(みやにし・なおこ)
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士(総合社会文化)。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。2014年「東久邇宮文化褒賞」受賞。

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