宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、
サプリメント成分の研究比較 第5回肝臓がん
肝臓の働き
肝臓は腹部の右上にある、体内最大の臓器です。重さは成人で1㎏以上あります。
肝臓の下のほうには、「門脈」という静脈が通っており、胃や腸から吸収した栄養を含む血液を肝臓に運んでいます。
門脈から肝臓に入った血液は、肝静脈を通って下大静脈から流れ出ていきます。
肝臓の役割は、大きく分けて3つ。ひとつは、門脈から入った血液に含まれている栄養を代謝して、体に必要な成分に変えること。
2つ目は、代謝時に生じた物質や摂取したアルコールなどに入っている有害物質を解毒し、排出すること。そして3つ目が、脂肪の消化を助ける胆汁をつくることです。胆汁は、胆管を通して胆のうに入った後、十二指腸に送られていきます。
このように大切な働きをする肝臓ですが、「沈黙の臓器」と呼ばれるだけに、たとえ炎症があったり、がんができていたとしても、初期には自覚症状がほとんどありません。
ほかの病気の検査時に異常を指摘され発見されることもありますが、症状が出てからでは手遅れになることもあるため、日ごろから定期的な検診が必要といえるでしょう。
健康診断などで肝機能の異常や肝炎ウイルスの感染などを指摘されたときには、まずは内科や消化器内科、または身近な医療機関を受診するとよいでしょう。
肝臓がんとは?
肝臓がんとは、肝臓に発生するがんのことで、いくつかの種類があります。
最も多いのが肝臓の細胞から発生する肝細胞がんで、肝臓の細胞ががん化したものです。発生には、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスの感染、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪肝炎などがあり、肝臓の慢性的な炎症や肝硬変が影響しているとされています。
このような状態になると「高危険群」と呼ばれるようになり、早期発見のためには定期的に検査を受ける必要があります。
脂肪肝炎とは、脂肪が過剰にたまった肝臓(脂肪肝)が炎症を起こしている状態です。
肝硬変とは、肝炎ウイルスや脂肪肝などによる炎症が長期間にわたって続いた結果、肝臓が硬くなった状態をいいます。
肝細胞がんは、多くの場合、肝臓内で再発します。また、肺やリンパ節、副腎、脳、骨などに転移することがあります。
そのほか肝臓がんの原因としては多量の飲酒、メタボリックシンドローム、喫煙、糖尿病などがあげられますが、最近では、アルコール摂取と関係がない脂肪肝が原因で肝硬変や肝臓がんに至るケースも増えています。
同じ肝臓にできたがんでも、肝臓の中を通る胆管ががん化したものは「肝内胆管がん(胆管細胞がん)」と呼ばれ区別されており、治療法が異なります。
日本での肝臓がんの件数
昨今では、B型・C型肝炎ウイルスに感染している場合は経口薬などの抗ウイルス療法で肝臓がんのリスクを減少させることができます。
このような抗ウイルス療法のおかげもあり、2000年頃から肝臓がんは減少しています。とはいえ日本での死亡者数は5番目です。2018年のデータになりますが、日本全国で肝臓がん(肝細胞および肝内胆管のがん)と診断されたのは、3万8312例(人)となっています。
なお、日本で発生する肝臓がんの90%以上は肝細胞がんであるため、一般的には「肝臓がん」とは「肝細胞がん」のことを意味します。
肝臓以外の臓器にできたがんが、肝臓に転移したものを転移性肝臓がんといいます。転移性肝臓がんは肝細胞がんとは区別し、原発巣(最初にがんができた臓器)に準じた治療を行います。転移性肝臓がんは、肝転移といわれることもあります。
論文による肝臓がんの発がんリスク
今回も多目的コホート研究(JPHC研究)から肝臓がんに関する論文を探しました。この研究は分析疫学の手法のひとつです。ある特定の疾患が起こる可能性のある要因を持ったグループ(対象集団/ コホート)を決め、その要因や特性を持った群(曝露群)と、持たない群(非曝露群)に分け、一定期間観察して、その原因や特性と疾患との関連性を明らかにし、健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築をします。国立がん研究センター予防研究グループのHPで公開したもので、全国11カ所の保健所と国立がん研究センターなどとの共同研究となります。手法としては約10万人から生活習慣に関する情報を集め、長期にわたって生活習慣が疾病の発症に関連しているかどうかを調査しています。
今回、この研究をリサーチしたところ、肝臓がんのリスクが低下する食べ物4件とリスクが高まる食べ物2件の論文が抽出されました。
肝臓がんのリスクが低下する食べ物、高まる食べ物
肝臓がんのリスクが低下する食べ物は、コーヒー、野菜・抗酸化物質(カロテン)、n – 3不飽和脂肪酸、大豆製品( みそ、油揚げなど) の4アイテムでした(表1)。
研究素材/テーマ | 研究内容 | 結果 |
コーヒー | 研究対象に該当した男女18,815人( 男性6,414 人、女性12,401人) のうち、13 年の追跡期間中、110 人(男性73 人、女性37 人)に肝臓がんが発生しました。研究開始時の質問票をもとにコーヒーおよび緑茶の摂取量によってグループ分けし、最も少ないグループと比較して、その他のグループで肝臓がんが発生するリスクが何倍になるかを調べました。 | コーヒーは、摂取量の多いグループの肝臓がんリスクが減少する傾向にありました。一方、緑茶では、高摂取グループで肝臓がんリスクが低下するというような傾向は見られませんでした。肝臓がん最大のリスク要因である肝炎ウイルス感染の有無で分けても、いずれも同様の傾向が見られました。 |
野菜、抗酸化物質(カロテン) | 研究対象に該当した男女約2万人のうち、12 年の追跡期間中、101人(男性69 人、女性32 人)が肝臓がんと診断されました。アンケートから計算された野菜・果物および抗酸化物質摂取量によって、3つのグループに分けて、最も少ないグループに比べ、その他のグループで肝臓がんのリスクが何倍になるかを調べました。 | 種類別に見ると、野菜、緑黄色野菜、緑の葉野菜では、摂取量が最も多いグループの肝臓がんリスクは最も少ないグループに比べ約40% 減少しました。また、抗酸化物質の種類別に摂取量を算出し、グループごとに比べてみると、α – カロテン・β – カロテン摂取量が最も多いグループの肝臓がんリスクが減少する傾向にありました。 |
n-3 不飽和脂肪酸 | 研究対象に該当した男女約9万人のうち、11 年の追跡期間中、398人が肝臓がんと診断されました。アンケートから計算されたn-3 およびそれぞれ個別の不飽和脂肪酸摂取量によって、5つのグループに分けて、最も少ないグループに比べ、その他のグループで肝臓がんのリスクが何倍になるかを調べました。 | n-3 不飽和脂肪酸を多く含む魚、および、EPA、DPA、 DHA といった魚に多く含まれているn-3 不飽和脂肪酸を多くとっているグループほど、肝臓がんの発生リスクが低いことがわかりました。肝臓がんの多くは、B 型・C 型肝炎ウイルスの感染者から発生します。したがって、肝炎ウイルス陽性者に限った解析も行いましたが、結果は、ほとんど変わらず、特に、C 型肝炎ウイルス陽性者に限ると、n-3不飽和脂肪酸摂取量が多いと肝臓がんリスクの低下が見られました。 |
大豆製品(みそ、油あげ) | 食事調査アンケートの大豆製品に関する項目から、発酵大豆製品(納豆・みそ)、非発酵大豆製品(豆腐、油揚げ、凍り豆腐、豆乳)と、それぞれの食品の摂取量を4つのグループに分け、最も少ないグループと比較して、その他のグループの、その後の肝臓がんの罹患リスクを調べました。 | 食品別で見ると、男性では、みその摂取量が最も少ないグループに比べて最も多いグループでは、肝臓がんの罹患リスクが低下していました。一方、女性では油揚げの摂取量が最も少ないグループに比べて最も多いグループでは、肝臓がんの罹患リスクが低下していました。その他の大豆製品では、男女とも肝臓がんの罹患リスクとの関連は見られませんでした。 |
表1 肝臓がんのリスクが低下する食べ物
コーヒーは摂取量の多いグループの肝臓がんリスクが減少する傾向にあるという論文があります。
また野菜については、緑黄色野菜、緑の葉野菜の摂取量が最も多いグループの肝臓がんリスクは最も少ないグループに比べ、約40%減少しています。さらにα – カロテン、β – カロテン摂取量が最も多いグループの肝臓がんリスクが減少する傾向にありました。
一方リスクが高まる食べ物は、抗酸化物質(ビタミンC)、イソフラボンの2アイテムです(表2)。
研究素材/テーマ | 研究内容 | 結果 |
抗酸化物質(ビタミンC) | 研究対象に該当した男女約2万人のうち、12 年の追跡期間中、101人(男性69 人、女性32 人)が肝臓がんと診断されました。アンケートから計算された野菜・果物および抗酸化物質摂取量によって、3つのグループに分けて、最も少ないグループに比べ、その他のグループで肝臓がんのリスクが何倍になるかを調べました。 | 抗酸化物質の種類別に摂取量を算出し、グループごとに比べてみると、ビタミンC の高摂取グループで肝臓がんリスクが高い傾向にありました。 |
イソフラボン | 研究対象に該当した男女約2万人のうち、12 年の追跡期間中、101人(男性69 人、女性32 人)が肝臓がんと診断されました。アンケートから計算されたイソフラボン・大豆製品摂取量によって、3つのグループに分けて、最も少ないグループに比べ、その他のグループで肝臓がんのリスクが何倍になるかを調べました。 | 男性では、イソフラボン・大豆摂取量と肝臓がんの発生リスクに関連は見られませんでしたが、女性では、イソフラボン摂取量の最も多いグループの肝臓がんリスクは、ゲニステイン(※)1 で約3 倍、ダイゼイン(※)1 で約4 倍でした。統計学的有意ではありませんでしたが、大豆製品も、約2倍にリスクがあがりました。 |
表2 肝臓がんのリスクが高まる食べ物
※ 1 ゲニステイン、ダイゼイン:大豆イソフラボンの一種
ビタミンCの高摂取グループに肝臓がんリスクが高い傾向がありました。またイソフラボンや大豆製品については男性では発生リスクに関連が見られませんが、女性の場合、イソフラボンの摂取量が最も多いグループの発がんリスクは、大豆イソフラボンの一種、ゲニステインで約3倍、ダイゼインで約4倍、大豆製品も約2倍とリスクが上昇しています。
●がん生存者のための栄養と運動のガイドライン(第4版)による結果
PubMed に掲載された論文(2012年以降)からリサーチしました。論文が3件以上ある素材(食品)の場合は、システマティックレビュー(※)・メタアナリシス分析(※)などエビデンスレベルの高い最新論文に絞って考察しています(図1)
図1 エビデンスレベル
※システマティックレビュー:学術文献を系統的に検索・収集して、類似する内容の研究を一定の基準で選択・評価を行う研究のこと。
※メタアナリシス:統計的分析された複数の研究を収集し、いろいろな角度からそれらを統合したり比較したりする分析研究法。
※ランダム化比較試験:評価の偏りを避け、客観的に治療効果を評価することを目的とした研究試験法。
肝臓がんの生存率、再発率、死亡率を調べたところ、肝臓がん患者を対象とした食事に関する論文の研究素材/テーマは「ビタミンA、β – カロテン」、「地中海食」「サプリメント」の3件でした(表3)。
肝臓がんの生存率、再発率、死亡率を調べたところ、肝臓がん患者を対象とした食事に関する論文の研究素材/テーマは「ビタミンA、β – カロテン」、「地中海食」「サプリメント」の3件でした(表3)。
研究素材 /テーマ |
タイトル | 研究内容 | 結果 | 掲載誌/ 掲載年/ 国 |
ビタミンAβ – カロテン | ビタミンA とβ– カロテンの診断前の食事からの摂取量は、肝細胞がんの生存率と関連している。 | 肝細胞がん患者877 名を対象に、診断される1年前の食事情報を食物摂取頻度調査票を用いて入手し、ビタミンA、レチノール、β – カロテンの食事摂取量が生存率と関連しているか調査した。 | 診断前のビタミンA とβ – カロテンの含有量の多い食事摂取が、全生存率と肝細胞がん特異的生存率(※)2 の改善と関連していることを示唆している。 | Food Functsi 誌2020 年 中国 |
地中海食 | 地中海食の遵守とがんのリスク:最新のシステマティックレビューとメタ分析。 | 【システマティックレビュー】PubmedおよびWeb of Science のデータベースを用いて、開始から2017 年8月25日までの検索期間で、評価研究83 件の無作為化試験、コホート研究、症例対照研究を分析した。 | 地中海食(※)3 の遵守スコアの高さは、いくつかのがん種(大腸がん、乳がん、胃がん、肝臓がん、頭頸部がん、前立腺がん)で死亡率が低下しており、死亡率と逆相関となっていた。 | Nutrients 誌2017 年 ドイツ |
サプリメント | 肝細胞がん患者におけるサプリメントの使用状況。 | 肝細胞がん患者146 人を対象にアンケートを実施し、4年間または死亡まで患者を追跡して、サプリメント使用との関係を検討した。 | 肝細胞がん患者の大多数はサプリメントを使用し、71% がビタミン、45%がハーブのサプリメントを使用していた。サプリメントの使用と全生存率との間に関連はなかった。 | Integr Cancer Ther 誌 2015年 アメリカ |
表3 肝臓がん患者を対象とした食べ物・食事
※ 2 肝細胞がん特異的生存率:ある時点において肝細胞がんによって死亡していない人々の割合。
※ 3 地中海食とは:地中海沿岸で食べられる食事様式(酒類、鳥肉、魚介類、野菜、サラダ用野菜、高脂質サラダドレッシングなど)
膵臓がんを対象とした食事に関するPubmed 収載論文の検索条件
liver cancer / patients or diagnosis / 死亡率or 生存率or 再発率/該当の食べ物(2012 年以降)
ビタミンA/β – カロテンについては、2020年に中国で発表された論文から、肝細胞がん患者877名を対象に診断され、1年前の食事情報を植物摂取頻度調査票を用いて入手したものです。診断前のビタミンAとβ – カロテンの含有量の多い食事摂取が、全生存率と肝細胞がん特異的生存率(ある時点における肝細胞がんによって死亡していない人々の割合)の改善と関連していることが示唆されます。
また地中海食については、2017年にドイツで調査された論文です。評価研究83件の無作為化試験、コホート研究、症例対照研究を分析した地中海沿岸で食されている食事様式、すなわち酒類、鳥肉、魚介類、野菜、サラダ用野菜、高脂質サラダドレッシングを用いた地中海食を摂ると大腸がん、乳がん、胃がん、肝臓がん、頭頸部がん、前立腺がんにおいては死亡率が低下しており、死亡率と逆相関となっていたことがわかりました。
最後にサプリメントについてですが、2015年に米国で発表された論文です。肝細胞がん患者146人を対象にアンケートを実施し、4年間または死亡まで患者を追跡して、サプリメント使用との関係を検討した結果、肝細胞がん患者の大多数はサプリメントを使用しており、その71%がビタミン、45%がハーブのサプリメントを使用していました。とはいえサプリメントの使用と全生存率との間に関連はなかったという結果が出ています。
●肝臓がん患者を対象としたサプリメント成分に関する研究成果
2005年以降にPubMed に掲載され、研究情報のみのサイト(製品販売を含むサイトは除く)に掲載されている論文では、サプリメント成分について、肝臓がん患者を対象とした論文が2件ありました(表4)。
研究素材 /テーマ |
タイトル | 研究内容 | 結果 | 掲載誌/ 掲載年/ 国 |
フコイダン | 進行がん患者のQOL に関連するフコイダンの抗炎症作用に関する予備的研究 | 進行がん患者20 名(肝臓がん2名含む)を対象とした前向き非盲検臨床試験を実施し、転移を有する進行がん患者にフコイダン(10㎎/㎖)400㎖/ d を4 週間以上経口投与した。 | IL–1 βやIL–6 など主要な炎症性サイトカインは、フコイダン投与の2週間後に有意に減少し、疲労を含むQOL スコアは試験期間中に有意な変化はなくほぼ安定していた。また、IL–1 βの反応性が有意に独立した予後因子であることが明らかとなった。 | Integr Cancer Ther誌 2018年 日本 |
シイタケ菌糸体 | がん患者におけるシイタケ菌糸体抽出物配合顆粒のQOL 改善作用:多施設共同研究 | さまざまな治療背景を持つがん患者68 名( 肝臓がん4名含む)を対象に、各治療と並行してシイタケ菌糸体を4週間連日摂取した。 | シイタケ菌糸体を摂取したところQOL の改善を示した。 | 日本補完代替医療学会誌 2017年 日本 |
表4 肝臓がん患者を対象としたサプリメント成分
肝臓がんを対象としたサプリメント成分に関するPubmed 収載論文の検索条件
agaricus blazei or lentinula edodes mycelia or Inonotusobliquus or Ganoderma lucidum or shark cartilage or Sparassis crispa or fucoidan or
propolis/patient ancer
うち「肝臓がん」が含まれる論文を抽出(2005 年以降)
1件は2018年に日本で発表された論文です。フコイダンを研究素材としたもので、進行がん患者20名(肝臓がん2名含む)を対象とした前向き非盲検臨床試験を実施し、転移を有する進行がん患者にフコイダン(10㎎/㎖)400㎖/dを4週間以上経口投与したところ、IL– 1βやIL– 6などの主要な炎症性サイトカインがフコイダン投与の2週間後に有意に減少し、疲労を含むQOLスコアは試験期間中にほぼ安定していたことがわかりました。
もう1件は、2017年に日本で発表された論文です。研究素材はシイタケです。がん患者68名(肝臓がん4名含む)を対象に、各治療と並行してシイタケ菌糸体を4週間連日摂取したところ、結果はシイタケ菌糸体を摂取するとQOL(生活の質)の改善を示したことがわかりました。
総評
今回の論文では意外に思うことが多々ありました。まず肝臓がんのリスクが高まる食べ物に抗酸化物質(ビタミンC)とイソフラボンが挙げられていたことです。ビタミンCといえば、一般的には「身体によい」「身体に必要」と思われていますが、高摂取グループで肝臓がんリスクが高い傾向にあるといいます。またイソフラボンについても、大豆イソフラボンが女性ホルモン様の働きをするということで積極的に摂取をしている場合があるのではないかと思いました。
また肝細胞がんの患者さんの大多数がサプリメントを利用しているにもかかわらず、その使用と全生存率との間に関連性がないということも驚きでした。
とはいえ、フコイダンについては「QOLが安定」し、シイタケ菌糸体については「QOLの改善」を示したというのが興味深いと感じました。
宮西ナオ子(みやにし・なおこ)
上智大学ポルトガル語学科卒業。生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士(総合社会文化)。著書に『朝2時間早く起きれば人生が変わる』『眠る前の7分間』『一週一菜の奇跡』『和ごころのある暮らし』など多数。2014年「東久邇宮文化褒賞」受賞。
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