(がんの先進医療: 2023年4月発売 49号 掲載記事)

■特集 ■
がん治療とQOL(生活の質)
「余命」を宣告された患者たちが延命のためにしたこと
抗がん漢方薬に救いを求める

鈴木美登里 (子宮がん・卵巣がんを克服)
上伊澤 洋 (胃がん・甲状腺がんを克服)
柴田 修(肝硬変・肝臓がんを克服)

厚生労働省が「がん研究助成金による研究班」を組織し、がんの医療現場における補完代替医療の利用実態についての調査を実施した。その調査結果については、『2016年版がんの補完代替療法 クリニカル・エビデンス』の中に収録されている。がん患者の約15%(1382/3100人)が1種類以上の補完代替医療を利用しており、健康食品・サプリメントが最も多い(96%)。利用する主な目的は、がんの進行抑制(67%)と治療(45%)だという。
また、補完代替療法を利用していない患者さんであっても興味・関心を持っている患者さんは多く、利用している患者さんと合わせると8割を超えているともいう。
標準治療を受けながら、がんの進行抑制とQOL(生活の質)を求めて患者さんは独自で情報を収集し、あるいは家族や知人からの勧めで補完代替療法を受けている。
以下に、漢方を選択して、抗がん漢方薬(天仙液)でがんと闘っている患者さんの体験談をご紹介したい。なお、本体験談はご本人の実体験に基づく実感であり、抗がん漢方薬「天仙液」の効能・効果を示すものではないことを、お断りしておきたい(年齢等は、体験談が寄せられた当時のものです)。

子宮がん・卵巣がん
抗がん漢方薬で手術前に子宮がんが消え、抗がん剤との併用で卵巣がんも克服

鈴木 美登里さん

鈴木美登里さん(66歳、神奈川県)

「子宮がん」と診断されるも、新型コロナ感染症の影響により手術が延期

2021年の5月のこと。私が65歳になった頃ですが、急に出血が始まり、近くの婦人科医院で診察を受けたところ、「がんかもしれない。病院で検査を受けた方がいい」と言われました。でもその頃は、私の97歳の父が認知症で、介護施設を探してようやく契約できたものの、新型コロナでクラスターが出て2カ月も入居延期となり大変な時期でした。
その間も私の出血はすごく多くなっていました。父の施設入居後、すぐに婦人科医院で子宮ポリープの病理検査を受けました。その結果、「間違いなくがん」との診断で、「紹介状を出すので、明日すぐに大学病院を受診してください」と言われました。
7月31日の大学病院での精密検査でも、はっきりと「子宮がん」と診断され、すぐに手術の予約をとりましたが、ここでもコロナの影響もあり、手術の予約が2カ月先になってしまったのです。手術までは検査が続くだけで、食欲もなく、体重も減っていきました。そんな状態を知った知り合いの方が、「よかったら、この漢方薬を試してみたら」と持ってきてくださったのが抗がん漢方薬「THL–P」(天仙液)でした。お父様のために購入したものを、とりあえず分けてくださいました。すぐに飲み始め、天仙液Sを購入して2本ずつを飲み続けていました。
8月27日の手術前の検査の結果、「子宮がんが消えて見えなくなっています。卵管を通ってがん細胞が子宮にこぼれたのではないか」と主治医から言われ、私はもしかしたら「天仙液」のおかげではないか…と思いました。9月27日に予定通り手術しました。手術時に大腸の外側に2センチくらいのがんが転移して散っていることが分かり、リンパの切除は中止、恥骨から胸まで開腹する予定の6時間の手術が、子宮、卵巣、大網、卵管まで切除し、2時間で終了となりました。「がんの原発巣は卵管ではないか」とのことでした。

抗がん剤治療をしなければ「余命3カ月」と言われ、天仙液を選択

手術時に採取した細胞の病理検査の結果、「卵管がんステージ3C」の診断で、「抗がん剤治療をしなければ、余命数カ月」と言われました。
10月14日から抗がん剤治療が始まりました。主治医からは「抗がん剤治療はつらいですよ」と言われましたが、逃げられないとの思いで、「抗がん剤の副作用を小さくし、免疫力を高める」作用もあるという天仙液を、祈りながら毎日2本を飲み続けました。抗がん剤治療の前に、主治医に天仙液との併用を聞いたところ、送っていただいていた天仙液の資料や米国国立がん研究所のデータを見たうえで、「服用してOK」と言ってもらえました。
抗がん剤治療を始めてからその後の経過は次の通りです。
10月17日から開始、カルボプラチンとパクリタキセルの点滴6時間を3週間ごとに7回・1クールを受けました。その間に、腫瘍マーカーは8月27日→261、10月8日→51、11月5日→14、12月7日→7まで下がりました。
そして12月17日のCT検査の結果、「がんは消えています。見えなくなっています」と言われ、うれしく信じられない思いでした。抗がん剤治療が効いたこともありますが、この間、白血球の低下はあったものの予定通り治療がすすんだのは、天仙液を飲み続け体調を維持できたこともよかったと思います。
2022年2月18日から、TC療法+3週ごとにアバスチン投与を受けました。3月11日からは、維持療法でアバスチンを3週ごと投与+リムパーザ錠服用を続けています。
がんが消えていることで、天仙液を続けながら気持ちは前向きでいます。一方で、再発させないためとはいえ、抗がん剤の副作用でしびれや吐き気はあり、体調と向き合う毎日はまだまだ続いています。

胃がん・甲状腺がん
転移・再発を繰り返し苦しいがんとの闘いで抗がん漢方薬と出会う

上伊澤 洋さん

上伊澤 洋さん(82歳、北海道)

がんでは死にたくない!!寿命で死にたい!

胃がんの治療が一応終わったことから2015年12月に甲状腺の全摘手術を受けた。手術後、リンパにも転移していて、取り残しがあるので、放射ヨード内照射治療を受けるように医師にすすめられた。2016年3月末に、入院治療が始まった。甲状腺細胞にはヨウ素を取り込む性質があるため、放射ヨウ素(福島原発事故の放射能と同じ放射能)のカプセルを飲み、甲状腺に取り込ませて細胞の内部から破壊するといったもので、入院の3週間前からヨウ素制限食を始め、 2週間前からは甲状腺ホルモン剤も中断して取り残しの細胞を腹ペコ状態にしてから放射ヨウ素を飲んだ。尿などから放射線が排出されて線量が容認範囲に戻るまで、隔離室に隔離される治療でかなりのダメージを受けた。
甲状腺の治療を受けて退院して間もなく、胃カメラの検査で胃に新しいポリープがあり、慎重に経過観察をしようと告げられ、再発の不安が頭から離れなくなった。そうしたストレスからか、不眠症になった。
そんな時に、インターネットで抗がん漢方薬を検索していて偶然に天仙液の事を知り、さっそく案内書を送ってもらった。案内書に同封されていた本『がんを治す新漢方療法』を熟読した。天仙液の他の本も3冊取り寄せて何度も読んだ。王振国先生、帯津良一先生の患者に寄り添う崇高な姿勢に感銘した。関根進さんの体験談は説得力があったのか 〝悔しい思い〟が去来した。見放されたがん患者も救う道があったのだ、目からうろこの感じだった。
天仙液の事を早く知っていたなら、抗がん剤の副作用で苦しみ、放射ヨウ素を飲んで苦しみ、QOL(生活の質)を著しく損なわずにすんでいたのではないかと思った。複合抗がん漢方薬の「天仙液」にたどり着くまで、僕の2つのがんとの闘いは再発、転移におびえ、副作用のないがんを克服する実績のある抗がん剤を探し求めて、暗闇を漂流しているような日々であったと思う。
胃も甲状腺も、再発転移の恐れはなくなっていない。でも、一応山場を越えた状態でもあり、天仙液は決まりよく 2016年の5月1日から飲み始めることにした。会社を経営していた42歳の時、カナダに渡りログハウスづくりを体験して47歳から米松を買い入れ、オホーツク海サロマ湖畔に 一人で5年かけてログハウスを立ち上げた。そこで家族と離れて一人暮らしを始めてから20年間、児童文学や小説を執筆し商業出版し、ネイチャークラフト、ステンドグラス制作などの創作活動で生きてきたが、がんの手術以来、信頼できる天仙液と出会い、再びログハウスでの生活に戻ろうと決心した。
5月1日、ログハウスでの一人暮らしを始め、その夜に天仙液を初めて口にした。刺激的な味がしたが、不快ではなく美味しくも感じられた。5月5日まで説明書に従って 1日10㏄を飲んだ。6日からは夜9時、朝9時に 10㏄、 1日20㏄飲んでいる。

天仙液は再発予防と健康維持の常備薬

飲む前から効果は信じていたが、それは期待以上だった。最初の夜から睡眠薬なしで眠れた。数日すると手足の痺れが薄れていった。あごの筋肉が痛くて物を噛むのがつらかったのだが、その違和感が消えているのに気付いた。起きてからの貧血症状も気にならなくなり食欲も出て、日々快便になった。なんと体重を量ってみると手術前の体重に戻ろうとしている。天仙液に期待したことは、抗がん作用はもとより体質の改善だった。この薬なら間違いなく健康維持につながると思ったのだ。食生活にも気を付けて関根進さんが続けていたというSOD様食品を取り寄せて毎食後に飲んでいる。
がんを発症してから7年を経た現在、80歳を超えたが、元気に生活をしている。天仙液は、がん再発防止のためではあるが、健康維持の 〝常備薬〟 のような存在になっている。老いは確実に近づいているが、死ぬときは寿命で死にたい。がんでは死にたくない。探し求めた漢方薬の天仙液との出会いは、私にとって心強く新しい伴侶との出会いのように思っている。

B型肝炎から肝硬変、肝臓がんに7㎜の腫瘍が見つかりラジオ波焼灼療法
天仙液・漢方・鍼灸治療を継続

柴田 修さん

柴田 修さん(67歳・愛知県)

50歳で肝臓に腫瘍、塞栓術治療まで受けるが……

私は2代目として家業を引き継いで、四六時中、営業や接待などで全国を飛び回り、がむしゃらに働いたところ、39歳の頃に過労でB型肝炎から肝硬変となり、主治医から「よく治しておかないと絶対肝臓がんになるよ」と、はっきり言われました。その後に知った話ですが、B型肝炎もいろんな種類があるようで、私の場合は母子感染ではなく、乳幼児の時の予防注射による感染ではないかという、珍しいタイプのB型肝炎からの肝硬変だと言われました。
その後、43歳の頃に肝硬変で2、3回倒れたので、知り合いの(大学付属病院の先生、その後独立して開業医となった有名な)先生から、「私を信じて、まず6年くらい漢方薬を飲んでみましょう」と勧められ、その先生が処方された漢方薬をずっと飲んでいました。しかし、その後、その先生が何と前立腺がんで亡くなりました。私より1歳年上の先生だったので、信じがたい事実で驚くばかりでした。
それから50歳の時に、大学病院の精密検査で7㎜の腫瘍が見つかり、主治医から「ラジオ波焼灼療法などにしましょうか」と言われた1週間の間に、なんと腫瘍が20㎜まで大きくなっていました。腫瘍の進行の速さは主治医も驚かれていました。
また、肝動脈の血管にカテーテルから抗がん剤を注入する塞栓術治療も受けたが、結果的に効果がなくて、がん細胞がぜんぜん消えなくて、副作用だけが残っていました。

天仙液と天仙丸の併用で肝臓がんが消えた

ちょうどその時、北里大学に通っていた友人から天仙液を紹介されました。漢方薬は以前から飲んでいたので、とりあえず飲んでみようと決めました。自分の判断で天仙液と、天仙丸を併用することにしました。併用を決めた日から5月下旬、退院の際の検査では数値がよくて、その後自宅療養中の7月24日の検査でなんと、腫瘍マーカーが1500から300に下がりました。それから8月14日のエコー検査も良い結果でした。実は天仙液、天仙丸の併用を先生に話していなかったので、主治医が抗がん剤の結果だと喜んでいます。
それからも体調がよく、2018年1月の検査で、何とがんがきれいに消えたのです。しかも肝臓に空いた穴も塞がりました。主治医が驚いた顔で、10年以前のCTなどの診察データなどを見直してくれて、首をかしげて、「これ間違いなく柴田さんの肝臓データでしたよね」と言われ、そして「間違いなくがんが消えました」と言ってくれました。

天仙液とともに生きる喜びをかみしめて…

がんが消えた原因とは何かを聞かれても、正直に言うと本当によくわからないのです。なぜならば、大学病院の先生も同じ肝臓がんの方も100人いたら100人とも結果が違うと言っているくらいなので、恐らく今飲んでいる天仙液、漢方薬、鍼灸などの治療が自分の身体に合っているということでしょう。また、病気になった時、人間誰しも1回は死ぬのだからと、死に対する恐怖感は私にはなかった。日々明るく自分の病気と向き合い、自分の病気は自分の力で治すという考えでした。
運動については、病気になる前よくやっていたゴルフは、左手の親指を怪我して力が入らずクラブが握れなくなってからやめました。また抗がん剤の副作用で階段や坂を上ると息切れになる時があるので、これといった運動はしていません。そして日々の食事は、カロリーコントロールして糖分を控えたり、毎日5時過ぎに夕食を済ませたり、 8時過ぎにベッドに入って大好きなジャズ音楽を聴いて眠るといった規則正しい生活習慣が、私の免疫力を維持してくれた源となり、がんに克った要因と言えるでしょう。
病気になってからがんが消えた現在も定期検査をしながら天仙液、漢方薬、鍼灸治療を継続しており、病院の治療は痛風と脂肪肝の薬だけです。このような日々を送れるのは、言うまでもなく全てそばにいつもいてくれた妻のおかげです。妻には言葉では言い表せないほど感謝の気持ちでいっぱいです。

■記事でご紹介されている抗がん漢方「THL-P」に関して、詳しい資料がありますので、ご希望の方はこちらからお申込みください。

■『抗がん漢方』のPDF版ダウンロードはこちらからお願いいたします。

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