大腸がんの論文一覧
本ページでは、免疫力改善成分ごとに「大腸がん」を対象としたヒト臨床試験の論文についてご紹介いたします。
主な「免疫力改善成分」の論文報告
シイタケ菌糸体 【 4件 】
掲載日/掲載誌 | 内容 | 概要 |
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2017年 日本補完代替医療学会誌 | 様々な治療背景を持つがん患者のQOL改善報告 | 金沢大学の研究グループが、様々な治療背景を持つ癌患者が、各治療と並行してシイタケ菌糸体を摂取したところ、QOL(心理的スコア、疲労スコア)の改善を示したという報告 |
2012年 Gan To Kagaku Ryoho誌 | がん免疫療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・QOLに対する有用性報告 | 東京女子医科大学関連医院において、がん免疫療法を実施中の患者がシイタケ菌糸体エキスを4週間摂取した結果、癌による免疫抑制の進行が抑えられ、QOLも回復したと報告されています。 |
2011年 AJCM誌 | 癌化学療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・QOLに対する有用性報告 | 広島大学医学部のグループが乳癌・胃・大腸がんで術後補助化学療法、食道・大腸再発癌の化学療法を行っている患者がシイタケ菌糸体を摂取すると、NK活性などの免疫力が上昇し、QOLも改善した報告しています。 |
2011年 Asian Pac J Cancer Prev誌 | 胃癌・大腸癌化学療法実施患者における、抗がん剤副作用軽減に対する有用性報告 | 近畿大学医学部のグループが、進行胃・大腸がんで化学療法を実施している患者が、シイタケ菌糸体エキスを2-4週間摂取すると、化学療法による副作用が抑えられたと報告されています。 |
フコイダン 【 2件 】
掲載日/掲載誌 | 内容 | 概要 |
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2017年 Mar Drugs.誌 | 転移性大腸がん患者における補足療法としてのフコイダンの有用性報告 | 【ランダム化比較試験】 台湾の研究グループが、転移性大腸癌患者が、標的化学療法剤と低分子フコイダンを併用摂取したところ、疾患制御率の有意な改善を示した。一方、全奏効率、無増悪生存期間、全生存期間、副作用、生活の質では有意差は認められなかったという報告 |
2011年 Oncol Lett誌 Ryoho誌 | 大腸癌化学療法実施患者に対する疲労回復作用報告 | 鳥取大学と海産物のきむらやのグループが、大腸がん化学療法実施中患者が摂取したところ、疲労が改善する作用が観察された報告です。 |
霊芝 【 2件 】
掲載日/掲載誌 | 内容 | 概要 |
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2014年 Integr Cancer Ther.l誌 | 消化器癌患者の血清腫瘍マーカーの上昇(副作用)の報告 | 中国の研究グループが、消化器癌の患者が、霊芝胞子を摂取したところ、治療効果の観察に最も有用な血清腫瘍マーカーの一つであるCA72-4のレベルが上昇し、また摂取を中止するとCA72-4が急速に正常レベルに戻ったという報告 |
2006年 Int Immunopharmacol誌 | 進行大腸癌患者に対する有用性報告 | 中国のグループが、進行大腸癌患者に霊芝から分離した多糖成分を服用させると、NK細胞活性などが上昇したと報告しています。 |
プロポリス 【 1件 】
掲載日/掲載誌 | 内容 | 概要 |
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2012年 J Am Coll Nutr 誌 | プロポリスが結腸がんの初期病変の予防に対する有効性は確認できなかったとする報告 | 【ランダム化比較試験】 日本の研究グループが、大腸腺腫ポリープ摘出後の患者がプロポリス抽出物を摂取したところ、結腸癌の初期段階で起こる変化の予防有効性は確認されず、また心筋細胞を含む筋肉組織に有害な副作用を及ぼす可能性が示されたという報告 |
アガリクス 【 0件 】
該当する論文はございません。
メシマコブ 【 0件 】
該当する論文はございません。
カバノアナタケ 【 0件 】
該当する論文はございません。
ハナビラタケ 【 0件 】
該当する論文はございません。
(作成:編集部)