ライフライン21 2017年7月発売 26号

2017年07月30日発行!定価1,234円

特集

胃がんの先進医療

早期胃がんに対するセンチネルノードナビゲーション手術とは?
―胃の機能を極力温存して胃がんを治すための個別化治療―
三森教雄(東京慈恵会医科大学上部消化管外科 診療部長)

腹膜播種を伴う胃がんに対するパクリタキセル腹腔内投与および
静脈内投与ならびにS–1内服療法
腹膜播種を伴う初発の胃がんに対するカペシタビン内服投与、シスプラチン
静脈内投与およびドセタキセル腹腔内の併用療法
辻 靖(国家公務員共済組合連合会斗南病院腫瘍内科外来化学療法センター長)

根治切除が可能な漿膜浸潤を伴う胃がんに対する術前のTS–1内服投与、
パクリタキセル静脈内および腹腔内投与ならびに術後のパクリタキセル静脈内
および腹腔内投与の併用療法
新海政幸(近畿大学医学部 上部消化管外科 講師)
今野元博(近畿大学医学部 上部消化管外科 准教授)

経口摂取困難な腹膜播種胃がんに対するFOLFOX及びパクリタキセル腹腔内投与の併用療法
蜂谷 修(山形大学医学部附属病院 第一外科 講師)

切除が可能な高度リンパ節転移を伴う胃がん(HER2が陽性のものに限る)
に対する術前S–1+シスプラチン+トラスツズマブ併用化学療法
徳永正則(国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 胃外科医長)

内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下胃切除術
中内雅也(藤田保健衛生大学 総合消化器外科講師)
宇山一朗(藤田保健衛生大学 総合消化器外科主任教授)

シリーズ 「がん治療」最前線

医療法人沖縄徳洲会湘南鎌倉総合病院の将来構想
塩野正喜院長に訊く
外傷センターと救命救急センターの拡充総合病院併設型「がんセンター」の設立
取材協力●塩野正喜(医療法人沖縄徳洲会湘南鎌倉総合病院 院長)

シリーズ 患者会に訊く

小児脳腫瘍の会
第3期基本計画に向けて、がん対策推進協議会にて小児がん、希少がんの意見を述べる
馬上祐子 代表

クリニック訪問

ガーデンクリニック中町が改良型電磁波加温装置ASKI RF–8を開発・導入
デトックス・食養生・サプリメント療法がハイパーサーミアとドッキング
「ナノ・メディカル高周波療法」がスタート
取材協力●山本五郎(株式会社ピー・エイチ・ジェイ取締役最高技術部長)
吉水公子(株式会社ピー・エイチ・ジェイ取締役企画部長)

MEDICAL NEWS DIGEST

新型がん免疫ワクチン医師主導型治験開始、東京大学医科学研究所、ほか

シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識

治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために
血液がん(白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫)
 鈴木憲史 日本赤十字社医療センター 骨髄・アミロイドーシスセンター長

特報

脚光をあびる「米ぬか由来の免疫強化物質」
米ぬか多糖体(RBS)の免疫調整作用と免疫賦活作用

連載

医療ルネッサンス 第26回
独自の価値基準により引き起こされている女性の貧血問題
―放置されてきたこの現代病の原因と対策
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)

岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク⑬
医学的「フェイク」をなくすためには

 

がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第4回
~がん治療のキードラッグとして臨床導入されている
シスプラチンの副作用のケアとコツ~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター看護部 がん化学療法看護認定看護師)

がんの放射線治療の副作用とその対策 第26回
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑮
骨・軟部腫瘍、転移性骨腫瘍、転移性脳腫瘍~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)

リンパ浮腫の治療とケア⑬
―下腹部・腰臀部、外性器リンパ浮腫(男性)のケア―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)

シリーズ 先端医療

免疫新薬 第26回
しっかりと免疫新薬を使うコツ
~個人個人に必要な免疫治療を組み立てれば、治療効果は大幅に改善して副作用も減る~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)

〈新連載〉患者会からの声 特別編

ゲノム医療とアドボカシー
NPO法人パンキャンジャパン理事長 眞島喜幸

患者会からの声

小児がん対策の新たな課題―救える命を救うために―
小児脳腫瘍の会代表 馬上祐子

第6回「湘南医療を考える会」の集い
子宮頸がんワクチン被害という問題
接種の判断は被接種者や保護者にゆだねられ、国民一人一人が情報を集め
判断しなければならない状況は異常な事態である
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会神奈川県支部代表 山田真美子

闘病記 

私のがん体験(子宮体がん)
病気は〝終わり〟ではなく〝次のステージ〟へのステップである
麻生陽子(仮名) 会社員

シリーズ

鎌倉の四季 妙本寺

鎌倉駅前の賑わいを後にして歩くこと10分足らず、滑川にかかる夷堂橋を渡ると前方に妙本寺の総門が見えてきます。その脇に建つ幼稚園の庭から響く園児たちの楽しげな声を聴きながら歩いていくと、うっそうとした森を背にした道が現れ、めざす妙本寺へと誘います。昼なお薄暗いほどの山道に入ると、なぜか厳かな気持ちになってきました。春の桜、海棠、夏のノウゼンカズラ、秋の紅葉と四季を通して見どころの多い寺ですが、今は青葉紅葉の美しさが際立つ頃と言えるでしょう。
文●後藤充子 撮影●編集部

コラム

マスメディア役立ち情報⑦
世代別に求められるがん治療
中島由紀(フリーライター)

ひといき。  〜わなげ〜
文・絵  基 蕗子

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