ライフライン21 2015年7月発売 18号
特集 原発不明がん―診断と治療特集I 原発不明がん―診断と治療
原発不明がん(Carcinoma of unknown primary, CUP)の診断
高橋俊二(がん研有明病院総合腫瘍科部長)
原発不明がんの診断と治療―原発不明がんの診断と治療― 「希少がんセンター」の設立と、新しい技術の導入により原発不明がん診療が一歩前進
公平 誠(国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科医員)
原発不明がん―病型別・病状別の治療
張 高明(国立がん研究センター中央病院 皮膚腫瘍科 科長)
【特別寄稿】
原発不明がんの治療と予後
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック院長)
特集Ⅱ 悪性骨腫瘍ー標準治療と先進医療
【標準治療】
原発性悪性骨腫瘍(骨肉腫)の診断と治療
松本誠一(がん研究会有明病院整形外科部長)
原発性悪性脊椎・骨盤骨腫瘍の臨床的特徴と治療
比留間 徹(神奈川県立がんセンター 骨軟部腫瘍外科部長)
原発性悪性骨腫瘍(ユーイング肉腫)の診断と治療
陳 基明(日本大学医学部附属板橋病院小児科外来医長)
続発性悪性骨腫瘍(転移性骨腫瘍)の診断と治療
小林英介(国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科医員、希少がんセンター室員)
【先進医療】
粒子線治療(炭素イオン線・陽子線)による悪性骨腫瘍の治療
出水祐介(兵庫県立粒子線医療センター医療部長(放射線科))
施設訪問
社会医療法人財団慈泉会 相澤病院 陽子線治療センター
集学的治療の拡充で、患者に最適な医療を提供
世界初の「上下配置式」小型陽子線治療装置
取材協力●荒屋正幸(社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院陽子線治療センター長)
シリーズ 「がん治療」最前線 第6回
静岡県立静岡がんセンター
静岡がんセンターの「世界初の320列CT血管撮影装置」の実際 4D画像情報からより質の高い治療が期待される「IVR-ADCT」
取材協力●新槇 剛(静岡県立静岡がんセンターIVR科部長)
患者会に訊く
市民のためのがん治療の会 會田昭一郎 代表
「納得のいく治療」は がん患者にとってもっとも大事なこと
シリーズ がん治療(標準治療)の基礎知識
治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために
胆道がん
島田和明(国立がん研究センター副院長・肝胆膵外科 科長)
膵臓がん
奥坂拓志(国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科 科長)
連載
医療ルネッサンス⑱
「尊厳をもって延命」するために認知症やがんにどう向き合うか
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)
岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク④
病院にも「ゆう活」を含めたシフト制の導入を望む
がんを遠ざける食事と栄養⑤
飲酒とがん
津金昌一郎(独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター センター長)
がんの放射線治療の副作用とその対策⑱
~がん種別の最新の放射線治療と副作用 その⑦ 膵臓がん・胆道がん~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)
リンパ浮腫の治療とケア⑤
―望まれる保険適用③―
佐藤佳代子(後藤学園附属リンパ浮腫研究所所長)
シリーズ 先端医療
樹状細胞療法⑱
先端医療 難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
登場『ニボルマブ』 がん治療の大転換
~表舞台に立った免疫新薬~
星野泰三(東京・大阪・京都統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)
治療効果をプラスする「最新のがん治療」
第16回 肺がん
さまざまながん種に対する免疫細胞療法の効果
加藤洋一(新横浜かとうクリニック院長)
MEDICAL NEWS DIGEST(メディカルニュースダイジェスト)
患者からの声
「忘れられたがん」と呼ばれる「肉腫(サルコーマ)」との闘い
⑫ ブラインドダンス 10周年記念イベント
希少がん「肉腫(サルコーマ)」患者 吉野ゆりえ
「理不尽な医療制度」がん闘病11年の訴え
患者申出療養という到達点―その意義と私の歩んだ道
混合診療裁判原告がん患者 清郷伸人
闘病記 私のがん体験(乳がん)
「両肺多発転移、胸骨・鎖骨転移、縦隔リンパ節転移」と告げられ…(下)
第3回 現在までの治療(2012年6月~2015年6月)
廣瀬満重 大学職員(53歳)
コラム
「炎の中継ぎ」藤井将雄投手
奈津野 亜希子(フリーライター)
ひといき。 -ねんど-
文・絵 基 蕗子