シイタケ菌糸体の最新情報

シイタケ菌糸体とは

「菌糸体(きんしたい)」は、いわゆるシイタケの「実」(食べるところ)の部分ではなく、シイタケの「根」に当たる部分になります。椎茸は日 本では最も抗癌研究がされてきた食品成分の一つで、1985年には、椎茸から抽出された「レンチナン」という成分が「免疫力を高めて癌を抑える」医薬品と して厚生労働省から認可されています。その後に、「」の研究が進められ、がん患者を対象とした臨床研究は複数実施されており、有用性を示唆している報告もあります。特に、癌による免疫抑制状態から回復させる作用についての研究が進められています。

シイタケ菌糸体の関連リンク

「がんの先進医療」掲載記事

掲載日 タイトル 概要
2017/1/31 第19回日本補完代替医療学会学術集会レポート 免疫やがん領域に関わるキノコの菌糸体や発酵成分の発表が注目を集める>> 「CAMの科学的エビデンス-基礎から臨床への橋渡し-」をテーマに補完代替医療に関わるさまざまな研究発表が行われた。補完代替医療に関わるさまざまな研究発表があった中で、特にシイタケ菌糸体や発酵成分に関わる講演や報告が多くあった。
「シイタケ菌糸体の有用性」冊子 日本補完代替医療学会特別講演 代替医療科学研究センター発行;
↑当日配布されたパンフレット

関連リンク:
シイタケ菌糸体研究会>>
小林製薬の癌免疫研究>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>

2016/1/31 第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート 免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待>> 免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待。シイタケ菌糸体の話題も。
「シイタケ菌糸体の有用性」冊子 日本補完代替医療学会特別講演 代替医療科学研究センター発行;
↑当日配布されたパンフレット

関連リンク:
シイタケ菌糸体研究会>>
小林製薬の癌免疫研究>>
ウィキペディア(シイタケ菌糸体抽出物)>>

2015/7/30 第23回日本乳癌学会学術総会レポート 仕事・余暇を楽しめる乳がんの新しい薬物治療のあり方>> 乳癌の薬物療法の新しい考え方がわかる。乳癌学会の厳選口演内容を取材リポート。

関連リンク:
小林製薬の癌免疫研究>>

2014/10/30 第52回日本癌治療学会学術集会レポート がん治療の効果を高める「免疫抑制の解除」の最前線>> 免疫力を高める方法が変わる,世界的に注目を集める話題を取材。最新医薬品開発からシイタケ菌糸体の話題も。
2014/1/30 がん治療における補完代替医療研究の最前線─乳がんホルモン療法施行患者におけるシイタケ菌糸体の臨床研究─>> シイタケ菌糸体のがん患者に対する有用性について総説的に解説されています。
2013/7/20 製薬企業が挑む「がん治療の効果を高める免疫抑制対策」―免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体研究>> 免疫療法の成否を分けると考えられている「免疫抑制」に挑む製薬企業の研究状況について紹介されています。免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体に着目した経緯や最新研究についても解説している。
2013/1/20 がんの転移・再発を防ぐ 
がん治療を成功に導く免疫の最新研究
がんの転移・再発を防ぐ免疫研究の一例として、シイタケ菌糸体の研究事例を紹介しています。

シイタケ菌糸体の主なメディアでの記事

掲載日/メディア 内容 概要
2012/11/5 AllAbout 免疫抑制の進行を抑える研究紹介記事>> がんの転移や再発には患者の免疫状態が深く関わっており、患者の免疫抑制状態の回復に、シイタケ菌糸体が有用との研究報告がされているとのこと
2011/1/15 産経新聞 がんペプチドワクチン療法の増強作用に関する研究紹介記事 島根大学医学部と小林製薬は、シイタケ菌糸体エキスが、がん免疫療法である「がんペプチドワクチン療法」の腫瘍縮小効果を増強させるこを明らかにしたとのこと

関連リンク:
小林製薬研究サイト>>
小林製薬リリース>>

2009/6/8 産経新聞 がん再発予防患者に対する免疫改善作用に関する研究紹介記事 (財)大阪癌研究会と小林製薬が、がん再発予防を期待する患者さんがシイタケ菌糸体含有顆粒を摂取すると、免疫力が改善したという研究報告を米国癌学会で行ったとのこと

関連リンク:
小林製薬研究サイト>>
小林製薬リリース>>

シイタケ菌糸体の主な論文報告

掲載年/雑誌 内容 概要
2013年
Asian Pac J Cancer Prev 誌
乳がん術後ホルモン療法施行患者における、免疫向上・QOLに対する有用性報告 金沢大学医学部関連病院において、乳がん術後ホルモン療法実施中の患者がシイタケ菌糸体エキスを8週間摂取した結果、免疫指標が改善し、QOLも回復したと報告されています。
2013年
Onco Targets Ther誌
乳がん術後補助化学療法実施患者における、免疫向上・QOLに対する有用性報告 山口大学医学部において、乳がん術後補助化学療法実施患者がシイタケ菌糸体エキスを4週間摂取した結果、NK活性などの免疫力と体力も回復したと報告しています。
2012年
Gan To Kagaku Ryoho誌
がん免疫療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・QOLに対する有用性報告 東京女子医科大学関連医院において、がん免疫療法を実施中の患者がシイタケ菌糸体エキスを4週間摂取した結果、癌による免疫抑制の進行が抑えられ、QOLも回復したと報告されています。
2011年
Asian Pac J Cancer Prev誌
胃癌・大腸癌化学療法実施患者における、抗がん剤副作用軽減に対する有用性報告 近畿大学医学部のグループが、進行胃・大腸がんで化学療法を実施している患者が、シイタケ菌糸体エキスを2-4週間摂取すると、化学療法による副作用が抑えられたと報告されています。
2011年
AJCM誌
癌化学療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・QOLに対する有用性報告 広島大学医学部のグループが乳癌・胃・大腸がんで術後補助化学療法、食道・大腸再発癌の化学療法を行っている患者がシイタケ菌糸体を摂取すると、NK活性などの免疫力が上昇し、QOLも改善した報告しています。
2009年 
米国癌学会
がん再発予防期待者における、免疫向上・免疫抑制軽減に対する有用性報告 福岡大学医学部と小林製薬のグループが、癌で治療後に癌の再発予防を期待する患者が、シイタケ菌糸体含有食品を20週間摂取したところ、摂取前に落ちていた免疫力が健常者レベルまで回復したと報告しています。

関連リンク:
小林製薬リリース>>

2005年
癌と化学療法誌
乳癌化学療法実施患者における、免疫向上・QOLに対する有用性報告 山口大学医学部のグループが、リンパ節転移乳癌の手術後に化学療法を実施している患者がシイタケ菌糸体を摂取すると、白血球減少が抑えられ、NK活性などの免疫力と体力も回復したと報告しています。

関連リンク:
シイタケ菌糸体研究会>>

(作成:編集部)

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