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	<title>大腸がん &#8211; がんの先進医療｜蕗書房</title>
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	<description>「がんの先進医療」では、がん治療の選択肢を広げる科学的な根拠に基づく「情報」を提供していきます。</description>
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		<title>がん治療（標準治療）の基礎知識 治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために 第17回　食道がん&gt;&gt;</title>
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		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 09 Feb 2017 10:37:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[標準治療]]></category>
		<category><![CDATA[扁平上皮がん]]></category>
		<category><![CDATA[腺がん]]></category>
		<category><![CDATA[食道がん]]></category>
		<category><![CDATA[胃がん]]></category>
		<category><![CDATA[化学療法]]></category>
		<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
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					<description><![CDATA[がん治療（標準治療）の基礎知識 治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために 第17 回　食道がん 鶴丸昌彦　　順天堂大学医学部附属順天堂医院　がん治療センターセンター長・特任教授 食道がん治療の基礎知識について、順 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>がん治療（標準治療）の基礎知識<br />
治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために<br />
第17 回　食道がん</h1>
</div>
<div id="author_exp">
鶴丸昌彦　　順天堂大学医学部附属順天堂医院　がん治療センターセンター長・特任教授</p>
<div class="author">
<img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/05/esophageal_cancer_0.png" border="0" alt="鶴丸昌彦　先生
●つるまる・まさひこ●
順天堂大学医学部附属順天堂医院 食道・胃外科特任教授。佐賀県出身。１９７０年東京大学医学部卒業。専門分野：消化器外科（消化管とくに食道・胃の外科治療）。がんの集学的治療、消化器一般。医学博士。テーマ：門脈圧亢進症における遠肝性副血行路の検討。がんのステージごとに適切な治療・切除術経験豊富で優れた成績を上げている。山梨大学第１外科非常勤講師（１９９３年４月～）" class="sp100">
</div>
<div class="txt">
食道がん治療の基礎知識について、順天堂大学医学部附属順天堂医院　がん治療センターセンター長・特任教授　鶴丸昌彦先生に解説していただきました。</div>
</div>
<div id="contents">
<h2>食道がんとは</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">食道は咽頭と胃の間をつなぐ管状の臓器で、長さは約25㎝あります。その大部分は胸部にありますが、一部は頸部や腹部にも位置しています。食道がんは、がんのできている部位によって、頸部食道がん、胸部食道がん、腹部食道がんに分類されます。さらに、胸部食道がんは、胸部上部食道がん、胸部中部食道がん、胸部下部食道がんに分けられます。食道がんの発生が最も多いのは胸部中部で、胸部下部、胸部上部、頸部、腹部と続きます。</p>
<p class="area_10">食道の壁は内側から、粘膜、粘膜下層、固有筋層、外膜という4層から成っています。さらに粘膜は、粘膜上皮、粘膜固有層、粘膜筋板に分けられます（図１）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/05/esophageal_cancer_1.png" border="0" alt="図１　食道壁の断面" class="sp100"></p>
<p class="area_10">食道がんは、粘膜を覆っている粘膜上皮から発生し、食道壁の外側に増殖していきます。粘膜下層にはリンパ管や血管が豊富にあるため、ここまで達すると、リンパ液や血液によってがん細胞が運ばれて行き、リンパ節転移や他の臓器（肺、肝臓、骨など）への転移が起こります。また、増殖したがんが食道壁を貫き、周囲の気管や気管支、肺、大動脈などに入り込むことがあります。これが浸潤です。</p>
<p class="area_10">食道がんには、扁平上皮がん、腺がんといった種類があります。日本人の食道がんの90％以上は扁平上皮がんですが、欧米人の食道がんは腺がんが60～70％を占めています。扁平上皮がんの場合、アルコール、喫煙、熱い食事などが危険因子となります。腺がんの大部分は、胃液の逆流が影響して発生します。</p>
</div>
<h2>検査と診断</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">食道がんを発見するために重要なのは内視鏡検査です。内視鏡を食道に挿入し、粘膜を観察することで、がんを見つけることができます。バリウムを飲む食道造影検査もありますが、小さながんを見つけるのは困難です。食道造影検査で異常が見つからなくても、内視鏡で小さな食道がんが見つかることがあります。</p>
<p class="area_10">内視鏡検査でがんを見やすくするために、粘膜をヨード染色する方法があります。ヨード液をかけると正常な部分は茶色に染まりますが、がんのできている部分は染まらないので、はっきりと見分けることができます。</p>
<p class="area_10">新しい方法として、ＮＢＩ（狭帯域光観察）内視鏡があります。青と緑の光を当てて粘膜を観察する内視鏡で、この方法だと浅い層の毛細血管の状態を見ることができます。がんができていると血管が増えて乱れているため、どこにがんがあるのかがわかります。新しい検査方法ですが、すでに多くの医療機関で行われています。この検査法が普及したことで、初期の小さながんが見つかりやすくなりました。</p>
<p class="area_10">食道がんと確定診断を下すためには、生検による病理検査が必要です。内視鏡を使い、がんができていると思われる部分の組織を採取し、それを顕微鏡で調べます。</p>
<p class="area_10">粘膜で発生した食道がんが、どこまで達しているかを調べるために、超音波内視鏡検査（ＥＵＳ）が行われます。内視鏡の先端から超音波を発信し、周囲の状態を画像化する検査法です。がんが食道壁のどこまで達しているか、周囲のリンパ節への転移の有無、周囲の臓器への浸潤の有無や程度などを調べます。</p>
<p class="area_10">転移や浸潤の状態を調べるため、ＣＴ（コンピュータ断層撮影）検査やＭＲＩ（磁気共鳴画像）検査などの画像検査も行われます。</p>
</div>
<h2>病期分類</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">がんの深達度、リンパ節転移の有無と範囲、遠隔臓器転移の有無によって、病期（ステージ）が０期～Ⅳ期に分けられます（表１・表２）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/05/esophageal_cancer_h1.png" border="0" alt="表１　食道がんの病期" class="sp100"></p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/05/esophageal_cancer_h2.png" border="0" alt="表２　食道がんのTNM分類" class="sp100"></p>
<p class="area_10">がんの深達度に関しては、がんが粘膜内にとどまる場合はＴ１ａ、粘膜下層にとどまる場合はＴ１ｂ、固有筋層にとどまる場合はＴ２、食道外膜まで広がる場合はＴ３、食道周囲の組織まで広がる場合はＴ４とします（表１）。</p>
<p class="area_10">リンパ節転移は、リンパ節転移なしがＮ０、転移がある場合は、リンパ節のどこまで転移しているかによってＮ１～Ｎ４とします（表１）。</p>
<p class="area_10">離れた臓器への転移は、あるかないかでＭ０とＭ１とします（表２）。</p>
<p class="area_10">０期の食道がんは、がんが粘膜上皮にとどまるＴ１ａ – ＥＰ、粘膜固有層にとどまるＴ１ａ –ＬＰＭ、粘膜筋板に達しているＴ１ａ–ＭＭに分類されています。</p>
</div>
<h2>治療方針</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">食道がんはリンパ節に転移しやすいという特徴があります。たとえば、がんが粘膜下層にとどまるＴ１ｂの場合のリンパ節転移率（リンパ節転移が起きている確率）は、大腸がんでは約10％、胃がんでは約20％ですが、食道がんでは約50％となっています。このように、早い時期からリンパ節転移を起こすため、それを十分に考慮して治療方法を選択する必要があります。</p>
<p class="area_10">０期のうちＴ１ａ – ＥＰとＴ１ａ – ＬＰＭであれば、リンパ節転移が起きていることはまずありません。そこで、内視鏡を使って粘膜だけ切除する内視鏡治療の絶対的適応となります。Ｔ１ａ – ＭＭでは15 ％ほどにリンパ節転移が起きているため、治療法の選択が難しくなります。内視鏡治療も可能ですが、リンパ節転移が起きているとがんが進行してしまうため、最初から手術が選択されることもあります。</p>
<p class="area_10">Ⅰ期以上の食道がんでは、手術が治療の中心となります。化学療法と放射線療法を併用する化学放射線療法（ＣＲＴ）もありますが、根治する確率は手術のほうが高くなっています。治療後の生活の質は化学放射線療法のほうが優れていますが、根治的な化学放射線療法を受けた人の約3分の２は、がんが残ったり再発したりして、追加治療が必要になっているというデータがあります。根治的放射線療法を行った後に手術を行うのは、合併症が起こりやすく傷の治りも悪いなど、リスクが高くなります。治療法の長所と短所を知り、よく考えて最初の治療法を選択することが大切です。</p>
<p class="area_10">進行した食道がんに対しては、手術に化学療法や放射線療法を組み合わせた治療が行われます。リンパ節転移が多い場合には、手術前に化学療法を行ってがんを縮小させ、それから手術する方法が選択されます。また、食道がんが進行して気管や大動脈などに浸潤している可能性がある場合、そのまま手術したのでは、がんを取り切れないことがあります。そこで、まず放射線療法を行ってがんを縮小させ、それから手術を行うのです。</p>
<p class="area_10">また、手術後に、根治性を高める目的で、放射線療法や化学療法を行うこともあります。</p>
</div>
<h2>治療法（図２）</h2>
<div class="txt">
<img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/05/esophageal_cancer_2.png" border="0" alt="図２　食道がんの臨床病期と治療
日本食道学会編「食道癌診断・治療ガイドライン2012年４月版」（金原出版）より」一部改変" class="sp100"></p>
<p class="area_10">■内視鏡治療</p>
<p class="area_10">内視鏡を使い、粘膜内のがんを剥がし取る治療です。がんのできている部分の粘膜下層に液体を注入して浮き上がらせ、周囲を電気メスで焼き切って剥がすＥＳＤ（内視鏡的粘膜下層剥離術）が行われています。食道を摘出しないため、生活の質が低下しません。</p>
<p class="area_10">広い範囲でも治療できます。しかし、食道の全周にわたる剥離を行うと、治療後に食道が狭窄を起こすことがあり、食道を広げる治療が必要になります。</p>
<p class="area_10">■手術</p>
<p class="area_10">食道を切除し、リンパ節を切除するリンパ節郭清が行われます。さらに取り除いた食道の代わりに、食べ物が通る管を再建する必要があります。再建には基本的に胃が使われます。転移が起きやすい胃の小弯側という部分を切り取り、管状にして頸部まで釣り上げるのです。胃を利用できない場合には、大腸が使われることもあります。</p>
<p class="area_10">食道がんのリンパ節転移は、がんの近くに起きるとは限りません。離れたリンパ節に転移する可能性もあるため、広い範囲のリンパ節郭清が必要になります。たとえば胸部食道がんの場合、胸部だけでなく、頸部や腹部のリンパ節も切除する3領域リンパ節郭清が行われます。</p>
<p class="area_10">再建には3つの方法があります（図３）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/05/esophageal_cancer_3.png" border="0" alt="図３　食道の再建経路" class="sp100"></p>
<p class="area_10">胸壁の前を通す胸壁前経路、本来の食道の位置に通す後縦隔経路、その中間型である胸骨後経路です。かつては胸壁前経路がよく行われていました。縫合不全が起きた場合でも対処しやすいためですが、食べ物が通りにくいという欠点があります。</p>
<p class="area_10">食べた物が通りやすいのは後縦隔経路です。ただし、縫合不全が起きた場合には重症化するリスクがあります。</p>
<p class="area_10">そういったことから、従来は中間型の胸骨後経路が多くなっていました。ところが、最近は機械で縫合を行うようになり、縫合不全の危険が低下したこともあって、後縦隔経路での再建が増えてきています。ただ術後に、持ち上げた胃にがんができたときには胃を切除することが困難になります。</p>
<p class="area_10">食道がんの手術は、頸部・胸部・腹部を開いて行う手術の他に、胸腔鏡などで見ながら行う鏡視下手術があります。鏡視下手術は傷が小さくてすみますが、食道を摘出したり、広範囲のリンパ節郭清を行ったりするのは、通常の手術と同じです。鏡視下手術であっても大がかりな手術となります。</p>
<p class="area_10">■放射線療法</p>
<p class="area_10">扁平上皮がんには放射線が効きやすいため、食道がんの重要な治療法の一つです。手術の補助療法として行う場合と、根治的治療として行う場合とがあります。根治的治療の場合は、化学療法と組み合わせた化学放射線療法となります。</p>
<p class="area_10">■化学療法</p>
<p class="area_10">根治的な化学放射線療法では、シスプラチン、５– ＦＵ、ドセタキセルの3剤を併用するのが一般的です。手術前に行う補助療法としての化学療法では、シスプラチンと５– ＦＵの2剤併用が標準治療とされています。</p>
</div>
<h2>治療後の生活</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">食道を摘出し、胃で再建を行った場合、食べたものをためる胃の機能が失われます。そのため、胃の摘出手術を受けた人と同じように、一度にたくさん食べることができなくなります。食事するときには、よく噛んで、ゆっくりと、少しずつ食べるように心がけることが大切です。食べる内容に関しての制限はなく、好きなものを食べることができます。</p>
<p class="area_10">再発を防ぐためには、飲酒は適量（日本酒にして１合以下）に止め、喫煙していた人は禁煙します。定期的に通院し、経過観察のための検査を受けることも大切です。</p>
</div>
<div class="entry">
<h2>食道がんの治療について</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/esophageal-cancer/cancer_2522" class="fade">1.食道がんとは</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/esophageal-cancer/cancer_2517" class="fade">2.食道がんの治療について</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/esophageal-cancer/cancer_2508" class="fade">3.食道がんに関する記事一覧／先進医療／医療機関情報</a></li>
</ul>
</div>
</div>
</div>
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			</item>
		<item>
		<title>がん治療（標準治療）の基礎知識 治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために 第15回　頭頸部がん（鼻腔・副鼻腔がん、喉頭がん、口腔がん、唾液腺がん）&gt;&gt;</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/standard/post_1990</link>
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		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 04 Nov 2016 07:48:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[標準治療]]></category>
		<category><![CDATA[声門下がん]]></category>
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					<description><![CDATA[がん治療（標準治療）の基礎知識 治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために 第15回　頭頸部がん（鼻腔・副鼻腔がん、喉頭がん、口腔がん、唾液腺がん） 田原 信　国立研究開発法人　国立がん研究センター東病院頭頸部内科 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>がん治療（標準治療）の基礎知識<br />
治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために<br />
第15回　頭頸部がん（鼻腔・副鼻腔がん、喉頭がん、口腔がん、唾液腺がん）</h1>
</div>
<div id="author_exp">
田原 信　国立研究開発法人　国立がん研究センター東病院頭頸部内科長</p>
<div class="author">
<img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_00.gif" border="0" alt="１９６８年広島県に生まれる。１９９６年広島大学医学部卒業。医学博士。国立研究開発法人国立がん研究センター東病院頭頸部内科長。日本で数少ない頭頸部がんの薬物療法に精通した医師。患者の価値観（希望）や治療後のＱＯＬ（生活の質）を重視したうえで、科学的根拠に基づいた最適な治療の提供を目指す。頭頸部がんの治療成績向上を目指して臨床試験を立案し、日本臨床腫瘍研究グループ（ＪＣＯＧ）、がん臨床研究支援事業( ＣＳＰＯＲ ) などで、多施設共同臨床試験を活発に行っている。日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、指導医。日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本内科学会認定内科医。" class="sp100">
</div>
<div class="txt">
頭頸部がん（鼻腔・副鼻腔がん、喉頭がん、口腔がん、唾液腺がん）治療の基礎知識について、国立研究開発法人　国立がん研究センター東病院頭頸部内科長　田原 信先生に解説していただきました。</div>
</div>
<div id="contents">
<h2>頭頸部がんには多くの種類のがんが含まれる</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">頭頸部がん（とうけいぶがん）とは、一般的に脳の下側から喉までの範囲にできたがんを指します。耳鼻咽喉科が治療対象とする範囲のがんです。</p>
<p class="area_10">頭頸部がんという１種類のがんがあるのではなく、鼻腔・副鼻腔がん、口腔がん、喉頭がん、咽頭がん、唾液腺がん、甲状腺がんなどを総称して頭頸部がんと呼んでいます。</p>
<p class="area_10">発生した部位が近いというだけで、これらのがんはまったく別の病気です。したがって、がんの性質も違いますし、治療法も異なっています。</p>
<p class="area_10">胃がん、大腸がん、膵臓がんなどを、消化器がんとまとめることはできますが、その治療法はそれぞれのがんでまったく異なっています。頭頸部がんについても、それぞれのがんについて解説する必要があります。</p>
<p class="area_10">頭頸部がんは、日本では患者数は決して多くありませんが、世界的に６～７番目に多いがんとされています。地域によって発生頻度が大きく異なり、インド、パキスタン、台湾などでは、男性で最も多いがんが頭頸部がんとなっています。</p>
<p class="area_10">男性も女性もなりますが、男性に多いのが特徴です。これは、男性に喫煙者が多いためと考えられています。口腔がん、喉頭がん、咽頭がんなどが代表的ですが、喫煙は頭頸部がんの重要な原因となっています。また、多量飲酒も頭頸部がんの発生に大きく関わっています。</p>
<p class="area_10">がんは基本的に高齢者に多い病気で、頭頸部がんも高齢者に多いのですが、若い人に発生することもあります。頭頸部がんが発生する部位は、目、鼻、口、舌、耳、喉などから近いため、治療が難しくなります。これらの器官の機能を失うことになれば、生活の質が大幅に低下してしまうからです。根治性を低下させず、できるだけ機能も温存する治療法が求められることになります。また、顔の周辺にできるがんなので、治療に際しては整容性* も求められます。</p>
<p class="area_10">次に、それぞれのがんについて解説していきます。今回は、鼻腔・副鼻腔がん、喉頭がん、口腔がん、唾液腺がんについてです（「甲状腺がんの標準治療」については前号で、「咽頭がん」については次号で紹介）。<br />
＊整容性：姿・形を整えること。</p>
</div>
<h2>鼻腔・副鼻腔がん</h2>
<h2>大きくなるまで気づかれないことが多い</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">鼻腔や副鼻腔の粘膜から発生するがんです。がんができても、なかなか気づかれません。鼻がつまるような症状が出ることがありますが、日常的によく起こる症状なので、それをがんによる症状だとは思わない人が多いのです。</p>
<p class="area_10">鼻腔には「鼻たけ」と呼ばれるポリープができることがありますが、これと間違われることもあります。耳鼻科医が診察しても、がんを専門としていない医師の場合には、がんを鼻たけと診断していることがあるくらいです。</p>
<p class="area_10">副鼻腔には、上顎洞(じょうがくどう)、篩骨洞(し こつどう)、前頭洞(ぜんとうどう)、蝶形洞(ちょうけいどう)があります。副鼻腔がんはどこにでも発生しますが、最も多いのは上顎洞です。上顎洞は、上顎から目の下あたりにある空洞で、鼻腔につながっています。大きな空洞なので、がんがかなり大きくならないと気づかれません。また、副鼻腔炎がある人は、いつも詰まっているので、がんに気づくのが遅くなりがちです。</p>
<p class="area_10">鼻腔・副鼻腔がんの疑いがある場合には、鼻鏡(びきょう)や内視鏡を使って鼻腔内を観察します。確定診断のためには、組織の一部を切除して生検が行われます。</p>
<p class="area_10">ＣＴ検査などの画像検査も大切です。ＣＴ検査を行うことで腫瘍と骨の関係が明らかになります。どこまで進展しているかを調べるのにも、リンパ節転移や遠隔転移を見つけるのにも役立ちます。</p>
<p class="area_10">表１に示すのは鼻腔・副鼻腔がん（上顎洞がん）の病期分類です。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h01.gif" border="0" alt="表１　鼻腔・副鼻腔がん（上顎洞がん）の病期

［Ｔ分類］
TX 原発腫瘍の評価が不可能
T0 原発腫瘍を認めない
Tis 上皮内がん
T1 上顎洞粘膜に限局する腫瘍、骨吸収または骨破壊を認めない
T2 骨呼吸または骨破壊のある腫瘍、硬口蓋および／または中鼻道に進展する腫瘍を含むが、上顎洞後壁および翼状突起に進展する腫瘍を除く
T3 上顎洞後壁の骨、皮下組織、眼窩底または眼窩内側壁、翼突窩、篩骨洞のいずれかに浸潤する腫瘍
T4a 眼窩内容前部、頬部皮膚、翼状突起、側頭下窩、篩板、蝶形洞、前頭洞のいずれかに浸潤する腫瘍
T4b 眼窩尖端、硬膜、脳、中頭蓋窩、三叉神経第二枝以外の脳神経、上咽頭、斜台のいずれかに浸潤する腫瘍
［N 分類］
NX 所属リンパ節転移の評価が不可能
N0 所属リンパ節転移なし
N1 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3㎝以下
N2a 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3㎝をこえるが
6㎝以下
N2b 同側の単発性リンパ節転移で最大径が6㎝以下
N2c 両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6㎝以下
N3 最大径が6㎝をこえるリンパ節転移
注：正中リンパ節は同側リンパ節である。" class="sp100"></p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h01-1.gif" border="0" alt="表１　鼻腔・副鼻腔がん（上顎洞がん）の病期
［M 分類］
M0 遠隔転移なし
M1 遠隔転移あり

［病期分類］
0 期Tis N0 M0
Ⅰ期T1 N0 M0
Ⅱ期T2 N0 M0
Ⅲ期T1 ／ 2 N1 M0
T3 N0 ／ 1 M0
Ⅳ A 期T1 ／ 2 ／ 3 N2 M0
T4a N0 ／ 1 ／ 2 M0
Ⅳ B 期T4b N に関係なくM0
T に関係なくN3 M0
Ⅳ C 期T、N に関係なくM1

『頭頸部癌診療ガイドライン』2013 年版、日本頭頸部癌学会編（金原出版刊）を参考に編集部にて作成。以下、同。" class="sp100"></p>
</div>
<h2>放射線療法、手術、化学療法を組み合わせる</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">鼻腔・副鼻腔がんの治療では、機能面と整容性に配慮した治療が必要になります。そのため、手術も行われますが、放射線療法や化学療法を組み合わせることで、なるべく機能や整容性を残す治療が行われます。</p>
<p class="area_10">たとえば、上顎洞がんでは、眼球近くまでがんが浸潤していることがあります。そのような場合でも、できるだけ眼球を温存する治療が行われます。ただ、眼球に浸潤しているなど、どうしても眼球を温存できないケースもあります。</p>
<p class="area_10">上顎洞がんの放射線治療は、60～70Ｇｙ／30～35回／６～７週が一般的で、手術、化学療法と併用されることが多いです。十分な減量が可能な症例では放射線治療の併用により良好な局所制御が期待できます。晩期毒性軽減のために強度変調放射線治療（intensitymodulatedradiotherapy：IMRT ）なども行われます。</p>
<p class="area_10">また、根治切除が困難な鼻腔・副鼻腔がんに対して粒子線治療（陽子線治療ならびに炭素イオン線治療）は、ＩＭＲＴなどの線量集中制の高い照射法とともに治療選択肢となり得ます。特にＸ線による放射線治療では根治線量が照射できない場合にも、粒子線治療は有効な治療選択肢です。当院でも鼻腔・副鼻腔がんに対し陽子線治療（+ 化学療法）を行い良好な成績を収めており、粒子線治療は有用な治療選択肢と考えられます。</p>
<p class="area_10">化学療法も行われます。導入化学療法が行われることもあります。根治的な放射線治療の前に化学療法を行うのです。</p>
<p class="area_10">導入化学療法によって、がんを小さくすることができると、放射線治療の際に、正常組織にかかる放射線量を減らすことができます。これが導入化学療法を行う目的です。導入化学療法でどの程度がんが小さくなるかは、かなり個人差があります。</p>
<p class="area_10">化学療法で使用されるのは、シスプラチン、タキサン系抗がん剤、５ＦＵの併用です。さらに、分子標的薬のセツキシマブが使われることもあります（図１）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_01.gif" border="0" alt="図1　鼻腔・副鼻腔がん（上顎洞がん）の治療アルゴリズム" class="sp100"></p>
</div>
<h2>喉頭がん</h2>
<h2>声がかれるので比較的早期に発見されやすい</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">喉頭とは喉の奥の「のどぼとけ」に囲まれた部分で、気管につながっています。喉頭の内側は粘膜でおおわれていて、喉頭がんはこの粘膜から発生します。</p>
<p class="area_10">喉頭には声帯があり、これが振動することで声が出ます。また、食べ物などを飲み込むときには、喉こうとうがい頭蓋という蓋を閉じることで、食べ物などが気管に入らないようにしています。</p>
<p class="area_10">頭頸部がんは男性に多いのですが、なかでも喉頭がんは男性に多い傾向があります。喫煙が重要な危険因子となっているので、喫煙者の多い男性の発生率が高くなるのです。</p>
<p class="area_10">喉頭がんになると、多くの場合、声がかすれるので、割と早く気づきます。ただ、喫煙者のなかには、声がかすれるのをタバコのせいだと考え、受診が遅れてしまうことがあります。</p>
<p class="area_10">喉頭がんが疑われる場合、まず喉頭鏡を用いた視診が行われます。これでがんが見つかることもあります。</p>
<p class="area_10">喉頭用の内視鏡を使用すると、ライトに照らし出された内部をモニターに映し出せるため、喉頭の奥まで観察することができます。</p>
<p class="area_10">確定診断のためには、内視鏡を使って組織の一部を採取し、顕微鏡で調べる生検が必要です。</p>
<p class="area_10">がんの広がりや転移を調べるためには、画像検査が行われます。頸部の超音波検査の他、ＣＴ検査やＭＲＩ検査が行われることもあります（表２）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h02.gif" border="0" alt="表２　喉頭がんの病期
［Ｔ分類］
TX 原発腫瘍の評価が不可能
T0 原発腫瘍を認めない
Tis 上皮内がん
声門がん
T1 声帯運動が正常で、（一側）声帯に限局する腫瘍（前または後連合に達してもよい）
T1a 一側声帯に限局する腫瘍
T1b 両側声帯に浸潤する腫瘍
T2 声門上部、および／または声門下部に進展するもの、および／または声帯運動の制限を伴う腫瘍
T3 声帯が固定し喉頭内に限局する腫瘍、および／または傍声帯間隙および／または甲状軟骨の内側に浸潤する腫瘍
T4a 甲状軟骨の外側を破って浸潤する腫瘍、および／または喉頭外、すなわち気官、舌深層の筋肉／外
舌筋（オトガイ舌筋、舌骨舌筋、口蓋舌筋、茎突舌筋）を含む頸部軟部組織、前頸筋群、甲状腺、
食道に浸潤する腫瘍
T4b 椎前間隙、縦隔に浸潤する腫瘍、および／または頸動脈を全周性に取り囲む腫瘍
" class="sp100"></p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h02-2.gif" border="0" alt="表２　喉頭がんの病期
［Ｔ分類］
声門上がん
T1 声帯運動が正常で、声門上部の1 亜部位に限局する腫瘍
T2 咽頭の固定がなく、声門上部の他の亜部位、声門または声門上部の外側域（たとえば舌根粘膜、咽頭蓋谷、梨状陥凹の内壁など）の粘膜に浸潤する腫瘍
T3 声帯が固定し喉頭に限局するもの、および／または輪状後部、咽頭蓋前間隙に浸潤する腫瘍、傍声
帯間隙浸潤、および／または甲状軟骨の内側に浸潤する腫瘍
T4a 甲状軟骨を破って浸潤する腫瘍、および／または喉頭外、すなわち気管、舌深層の筋肉／外舌筋（オ
トガイ舌筋、舌骨舌筋、口蓋舌筋、茎突舌筋）を含む頸部軟部組織、前頸筋群、甲状腺、食道に浸潤する腫瘍
T4b 椎前間隙、縦隔に浸潤する腫瘍、および／または頸動脈を全周性に取り囲む腫瘍声門下がん
T1 声門下部に限局する腫瘍
T2 声門に進展し、その運動が正常か制限されている
腫瘍
T3 声帯が固定し、喉頭内に限局する腫瘍
T4a 輪状軟骨あるいは甲状軟骨に浸潤する腫瘍、および／または喉頭外、すなわち気管、舌深層の筋肉
／外舌筋（オトガイ舌筋、舌骨舌筋、口蓋舌筋、茎突舌筋）を含む頸部軟部組織、前頸筋群、甲状腺、食道に浸潤する腫瘍
T4b 椎前間隙、縦隔に浸潤する腫瘍、および／または頸動脈を全周性に取り囲む腫瘍


［N 分類］
NX 所属リンパ節転移の評価が不可能
N0 所属リンパ節転移なし
N1 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3㎝以下
N2a 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3㎝をこえるが6㎝以下
N2b 同側の単発性リンパ節転移で最大径が6㎝以下
N2c 両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6㎝
以下
N3 最大径が6㎝をこえるリンパ節転移
注：正中リンパ節は同側リンパ節である。
［M 分類］
M0 遠隔転移なし
M1 遠隔転移あり
［病期分類］
0 期Tis N0 M0
Ⅰ期T1 N0 M0
Ⅱ期T2 N0 M0
Ⅲ期T1 ／ 2 N1 M0
T3 N0 ／ 1 M0
Ⅳ A 期T1 ／ 2 ／ 3 N2 M0
T4a N0 ／ 1 ／ 2 M0
Ⅳ B 期T4b N に関係なくM0
T に関係なくN3 M0
Ⅳ C 期T、N に関係なくM1" class="sp100"></p>
</div>
<h2>早期なら放射線療法だけで治療することも</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">喉頭がんは、できた部位によって３つに分類されています。声帯のある部分にできたのが「声門がん」、声門より上にできたのが「声門上がん」、声門より下にできたのが「声門下がん」です。</p>
<p class="area_10">喉頭がんの治療でも、機能を温存することが重要なテーマになります。喉頭の治療は、声を出す機能のほかに、飲み込み機能にも関わっています。</p>
<p class="area_10">早期に発見されたがんは、放射線療法だけで治療することもあります。Ⅰ期であれば、多くが放射線療法だけで治りますし、喉頭も温存されます。なるべく機能を温存するため、放射線療法で治せる場合には放射線療法が選択されるのです。</p>
<p class="area_10">放射線療法の代表的な治療法がＩＭＲＴ（強度変調放射線治療）です。従来の放射線療法に比べ、放射線をよりがんに集中させることができるため、周囲の正常組織にかかる放射線量が少ないのが特徴です。かつては喉頭がんで放射線療法を行うと、唾液腺にも放射線がかかるため、治療に伴う合併症として、唾液が出なくなるという症状が起きていました。常に水を口に含んでいないと、口の中がカラカラの状態になるため、生活の質が低下します。ＩＭＲＴが普及することで、このような後遺症が残ることは少なくなっています。</p>
<p class="area_10">がんが進行している場合には、手術が必要となります。手術には、喉頭温存手術（喉頭部分切除）と喉頭全摘出術があります。</p>
<p class="area_10">比較的早期の小さながんであれば、喉頭温存手術が可能ですが、進行している場合には、喉頭全摘出術が必要になります。</p>
<p class="area_10">喉頭全摘出術が必要と考えられるケースでは、化学療法と放射線療法を同時に行う化学放射線同時併用療法が行われることがあります。あるいは、導入化学療法を先に行い、次に放射線療法を行うこともあります。</p>
<p class="area_10">放射線療法だけであれば、外来で治療を行うことができます。しかし、化学放射線療法の場合は入院が必要となります。抗がん剤のシスプラチンを使用するには、輸液が必要になるのと、吐き気や口内炎などの副作用が起こるため、どうしても入院が必要なのです。</p>
<p class="area_10">化学放射線療法では、かなりひどい口内炎が起こります。放射線療法だけの場合、それほどひどくなることはありませんが、抗がん剤を同時併用すると、食べられない、痛くて飲み込めない、水も飲めない、味がわからない、という状態になります。</p>
<p class="area_10">栄養を摂れないと、口内炎の治りも遅くなってしまいます。そこで、国立がん研究センター東病院では、化学放射線療法を始める前に胃瘻をつくり、口内炎がひどい間はここから栄養を摂れるようにしています。それにより治療を完遂できる人が増えるため、治療成績の向上につながると考えられます。治療が終了し、口内炎が回復したら、胃い ろ瘻う * はなくし、口で食事を摂るようにします。</p>
<p class="area_10">がんのできている部位や進行度によっては、喉頭全摘出術が避けられない場合もあります（図２）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_02.gif" border="0" alt="図２　喉頭がんの治療アルゴリズム" class="sp100"></p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_02-2.gif" border="0" alt="図２　喉頭がんの治療アルゴリズム" class="sp100"></p>
<p class="area_10">喉頭を摘出した場合でも、食事はふつうに食べられます。ただ、気管は喉の前にあいた穴につながるので、呼吸はここで行います。</p>
<p class="area_10">喉頭全摘出術を受けると、声が失われます。しかし、食道を使って声を出す食道発声法や、「電気喉頭」と呼ばれる機械を使う方法によって、声によるコミュニケーションは可能です。<br />
＊胃瘻：胃に直接、管を通し栄養を流し込む処置。</p>
</div>
<h2>口腔がん</h2>
<h2>舌や歯肉にできるがんで進行が速い</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">口腔がんは口の中にできるがんです。最も多いのは舌がんで、その他に歯肉がんなどもあります。</p>
<p class="area_10">これらのがんは、外から加わる刺激が原因となって発症すると言われています。舌がんが多いのは、舌が口の中で最も刺激を受けやすい部分だからなのでしょう。</p>
<p class="area_10">インド、パキスタン、台湾などでは、檳びんろうじゅ榔樹の実を噛む習慣があり、それが口腔がんの原因となっています。</p>
<p class="area_10">日本では、高齢者だけでなく、幅広い年代に発症しています。特に舌がんは、若い人にも見られ、特に顎が小さい人に目立ちます。これは、顎が小さいために舌が歯に当たりやすく、その刺激が原因になっているのではないかと言われています。</p>
<p class="area_10">口腔がんは本人にも見える場所にできるので、発見しやすいがんです。早期に気づくことが多いのですが、それが早期発見・早期治療に結びつかないこともあります。本人がたぶん口内炎だろうと考えてしまったり、医療機関を受診しても、がんと診断されないまま２～３カ月たってしまったりすることがあるのです。</p>
<p class="area_10">口腔がんは比較的進行が速いがんなので、回り道して専門医にたどり着く頃には、かなり進行してしまっていることもあります。</p>
<p class="area_10">確定診断のためには生検が必要です。組織を採取し、病理検査が行われます。がんの大きさ、周囲への浸潤の程度、リンパ節転移の有無などを調べるために、ＣＴ検査やＭＲＩ検査などが行われます（表３）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h03.gif" border="0" alt="表３　口腔がん（舌がん）の病期
［Ｔ分類］
TX 原発腫瘍の評価が不可能
T0 原発腫瘍を認めない
Tis 上皮内がん
T1 最大径が2㎝以下の腫瘍
T2 最大径が2㎝をこえるが4㎝以下の腫瘍
T3 最大径が4㎝をこえる腫瘍
T4a 内質骨、下深層の筋肉／外舌筋（オトガイ舌筋、舌骨舌筋、口蓋舌筋、茎突舌筋）、上顎洞、顔面の皮膚に侵潤する腫瘍
T4b 咀嚼筋間隙、翼状突起、または頭蓋底に侵潤する腫瘍、または内頸動脈を全周性に取り囲む腫瘍
注：歯肉を原発巣とし、骨および歯槽のみに表在性びらんが認められる症例はT4 としない。
［N 分類］
NX 所属リンパ節転移の評価が不可能
N0 所属リンパ節転移なし
N1 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3㎝以下
N2a 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3㎝をこえるが6㎝以下
N2b 同側の多発性リンパ節転移で最大径が6㎝以下
N2c 両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6㎝以下
N3 最大径が6㎝をこえるリンパ節転移
注：正中リンパ節は同側リンパ節である。" class="sp100"></p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h03-1.gif" border="0" alt="表３　口腔がん（舌がん）の病期
［M 分類］
M0 遠隔転移なし
M1 遠隔転移あり
［病期分類］
0 期Tis N0 M0
Ⅰ期T1 N0 M0
Ⅱ期T2 N0 M0
Ⅲ期T1 ／ 2 N1 M0
T3 N0 ／ 1 M0
Ⅳ A 期T1 ／ 2 ／ 3 N2 M0
T4a N0 ／ 1 ／ 2 M0
Ⅳ B 期T4b N に関係なくM0
T に関係なくN3 M0
Ⅳ C 期T、N に関係なくM1" class="sp100"></p>
</div>
<h2>手術が中心となり舌の再建手術も行われる</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">口腔がんの治療は手術が中心です。舌がんの手術には、切除する範囲によって、舌部分切除術、舌半側切除術、舌全摘手術などがあります。舌を切除してしまうと、話す機能が損なわれます。そのほか、飲み込む能力が低下しますし、味も感じ取れなくなります。</p>
<p class="area_10">部分切除であれば、大きな影響はありませんが、切除する範囲が広くなれば、それに伴って失われる機能も大きくなります。そこで、大きく切除する場合には、舌の再建手術が行われることがあります。</p>
<p class="area_10">歯肉がんでも、治療の中心は手術です。顎の骨に浸潤している場合には、顎の骨を切り取る手術が行われます。骨を取った後には、金属のプレートを入れて補強したりします。</p>
<p class="area_10">放射線療法は、かつては組織内照射が行われていました。舌がんの部分に針状の線源を刺し、内側から放射線を照射する治療です。しかし、この治療は患者さんにとっても苦痛ですし、医療者が放射線を浴びてしまうなど、線源の管理に関しても問題がありました。そうしたことで、この治療を行っている医療機関は、現在ではかなり少なくなっています。</p>
<p class="area_10">治療はあくまで手術が中心で、手術後の補助療法として、化学放射線療法* を加えることはあります。これは舌がんでも歯肉がんでも同じです。使われる抗がん剤は、プラチナ製剤（シスプラチンなど）を含む多剤併用療法です。<br />＊化学放射線療法：化学療法と放射線療法を併用する治療法。</p>
</div>
<h2>唾液腺がん</h2>
<h2>組織を採取して調べ悪性度を判断する</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">唾液腺は唾液を分泌する器官で、耳下腺(じかせん)、顎下腺(がくかせん)、舌下腺(ぜっかせん)があります。どの唾液腺にもがんはできますが、最も発生頻度が高いのは耳下腺がんです。</p>
<p class="area_10">唾液腺がんには、いろいろな種類のがんが含まれています。唾液腺の腫瘍が見つかったら、その組織を採取して病理検査を行い、がん細胞の種類をはっきりさせておきます。唾液腺がんは、悪性度によって、「低悪性度群」「中悪性度群」「高悪性度群」の３つに分類されます。どのような進行を見せるがんなのかを明らかにしてから、治療法を選択します（表４・表５）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h04.gif" border="0" alt="表4　唾液腺がんの病期
［Ｔ分類］
TX 原発腫瘍の評価が不可能
T0 原発腫瘍を認めない
T1 最大径が2㎝以下の腫瘍で、実質外進展* なし
T2 最大径が2㎝をこえるが4㎝以下の腫瘍で、実質外進展* なし
T3 最大径が4㎝をこえる腫瘍、および／または実質外進展* を伴う腫瘍
T4a 皮膚、下顎骨、外耳道、および／または顔面神経に浸潤する腫瘍
T4b 頭蓋底、翼状突起に浸潤する腫瘍、または頸動脈を全周性に取り囲む腫瘍
＊：実質外進展とは、臨床的または肉眼的に軟部組織または神経に浸潤しているものをいう。ただし、T4a およびT4b に定義された組織への浸潤は除く。顕微鏡的証拠のみでは臨床分類上、実質外進展とはならない。
［N 分類］
NX 所属リンパ節転移の評価が不可能
N0 所属リンパ節転移なし
N1 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3㎝以下
N2a 同側の単発性リンパ節転移で最大径が3㎝をこえるが6㎝以下
N2b 同側の単発性リンパ節転移で最大径が6㎝以下
N2c 両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6㎝以下
N3 最大径が6㎝をこえるリンパ節転移
　　注：正中リンパ節は同側リンパ節である。" class="sp100"></p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h04-1.gif" border="0" alt="表4　唾液腺がんの病期
［M 分類］
M0 遠隔転移なし
M1 遠隔転移あり
［病期分類］
Ⅰ期T1 N0 M0
Ⅱ期T2 N0 M0
Ⅲ期T1 ／ 2 N1 M0
T3 N0 ／ 1 M0
Ⅳ A 期T1 ／ 2 ／ 3 N2 M0
T4a N0 ／ 1 ／ 2 M0
Ⅳ B 期T4b N に関係なくM0
T に関係なくN3 M0
Ⅳ C 期T、N に関係なくM1" class="sp100"></p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/head_and-_neck_cancer_h05.gif" border="0" alt="表5　唾液腺がんの悪性度
＜低悪性度群＞
腺房細胞がん、粘表皮がん（低悪性度）、多型低悪性度腺がん、明細胞がん、基底細胞腺がん、嚢胞腺がん、低悪性度篩状嚢胞腺がん、粘液腺がん、腺がんNOS（低悪性度）、多形腺腫由来がん（非・微小浸潤型）、転移性多形腺腫、唾液腺芽腫

＜中悪性度群＞
粘表皮がん（中悪性度）、腺様嚢胞がん（篩状、管状型）、上皮筋上皮がん、悪性脂腺腫瘍（脂腺がん、脂腺リンパ腺がん）、リンパ上皮がん

＜高悪性度群＞
粘表皮がん（高悪性度）、腺様嚢胞がん（充実型）、オンコサイトがん、唾液腺導管がん、腺がんNOS（高悪性度）、筋上皮がん*、多形腺腫由来がん（浸潤型）、がん肉腫、扁平上皮がん、小細胞がん、大細胞がん
" class="sp100"></p>
</div>
<h2>治療は手術が中心で顔面神経を温存する</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">治療の中心となるのは手術です。唾液腺の手術では、切除する範囲によって、部分切除術、葉切除術、全摘出術、拡大全摘出術という方法があります。</p>
<p class="area_10">耳下腺がんの手術では、顔面神経を温存できるかどうかが、重要なポイントになります。片側の顔面神経を切っただけでも、かなり顔が変わってしまいます。そのため、できるだけ顔面神経を温存することを考えて手術が行われます。</p>
<p class="area_10">放射線療法や化学療法は、唾液腺がんにはあまり効かないため、ほとんど行われていません。あくまで手術が中心です。</p>
</div>
<h2>治療終了後の経過観察はしっかり続ける</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">治療が終了し、がんがなくなったとしても、再発してくる可能性はあります。そこで、治療終了後は定期的に受診し、経過観察を続けることが大切です。</p>
<p class="area_10">治療終了から1年間は、３カ月ごとに受診し、診察を受け、さらにＣＴ検査あるいはＭＲＩ検査を受けます。口腔がんは、ＣＴ検査だと歯が邪魔をして鮮明に映らないので、ＭＲＩ検査が適しています。その他のがんはＣＴ検査でいいでしょう。</p>
<p class="area_10">小さな再発は診察しただけではわからないので、必ず画像検査を受ける必要があります。放射線療法の副作用などが出て、毎月のように受診している場合でも、３カ月に1回は画像を撮ります。</p>
<p class="area_10">再発の可能性が高いのは治療終了後３年間なので、そこまでは３～４カ月ごとに画像検査を受けます。３年を過ぎたら半年に１回、５年を過ぎたら１年に１回にします。</p>
<p class="area_10">化学放射線療法などで腫瘍が瘢はんこんか痕化* した場合には、ＰＥＴ ?ＣＴ検査が適しています。ＣＴ検査で瘢痕化した部分が映っても、そこに生きたがん細胞が残っているかどうかはわかりません。その点、ＰＥＴ ? ＣＴを撮れば、生きた組織か死んだ組織なのかがはっきりします。</p>
<p class="area_10">また、治療後の経過観察では、再発のチェックだけでなく、新たながんの出現にも注意を払う必要があります。頭頸部がんは、喫煙や多量飲酒が原因になっていることが多いので、それらがリスクとなる肺がんや食道がんが発症してくる危険性もあるからです。<br />
＊瘢痕：治った状態の傷跡。</p>
</div>
<div class="entry">
<h2>鼻腔・副鼻腔がんの治療について</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/nasal-and-paranasal-sinus-cancer/cancer_2360" class="fade">1.鼻腔・副鼻腔がんとは</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/nasal-and-paranasal-sinus-cancer/cancer_2355" class="fade">2.鼻腔・副鼻腔がんの治療について</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/nasal-and-paranasal-sinus-cancer/cancer_2350" class="fade">3.鼻腔・副鼻腔がんに関する記事一覧／先進医療／医療機関情報</a></li>
</ul>
</div>
<div class="entry">
<h2>喉頭がんの治療について</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/laryngeal-cancer/cancer_2301" class="fade">1.喉頭がんとは</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/laryngeal-cancer/cancer_2296" class="fade">2.喉頭がんの治療について</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/laryngeal-cancer/cancer_2290" class="fade">3.喉頭がんに関する記事一覧／先進医療／医療機関情報</a></li>
</ul>
</div>
<div class="entry">
<h2>口腔がんの治療について</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/oral-cancer/cancer_2287" class="fade">1.口腔がんとは</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/oral-cancer/cancer_2282" class="fade">2.口腔がんの治療について</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/oral-cancer/cancer_2274" class="fade">3.口腔がんに関する記事一覧／先進医療／医療機関情報</a></li>
</ul>
</div>
<div class="entry">
<h2>唾液腺がんの治療について</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/salivary-gland-cancer/cancer_2345" class="fade">1.唾液腺がんとは</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/salivary-gland-cancer/cancer_2341" class="fade">2.唾液腺がんの治療について</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/salivary-gland-cancer/cancer_2335" class="fade">3.唾液腺がんに関する記事一覧／先進医療／医療機関情報</a></li>
</ul>
</div>
</div>
</div>
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			</item>
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		<title>がん治療（標準治療）の基礎知識 治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために 第12回　前立腺がん&#062;&#062;</title>
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		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 10 May 2016 04:50:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[標準治療]]></category>
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		<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
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					<description><![CDATA[がん治療（標準治療）の基礎知識 治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために 第12回　前立腺がん 赤倉功一郎　JCHO 東京新宿メディカルセンター副院長 泌尿器科部長 前立腺がん治療の基礎知識について、JCHO 東 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>がん治療（標準治療）の基礎知識<br />
治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために<br />
第12回　前立腺がん</h1>
</div>
<div id="author_exp">
赤倉功一郎　JCHO 東京新宿メディカルセンター副院長 泌尿器科部長</p>
<div class="author">
<img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_00.gif" border="0" alt="ＪＣＨＯ東京新宿メディカルセンター副院長・泌尿器科部長。1984年、千葉大学医学部卒業。千葉大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学医学部附属病院泌尿器科勤務。１９９０〜１９９３年、カナダ・ブリティッシュコロンビア癌研究所留学。千葉大学助教授を経て、２００２年より現職。日本泌尿器科学会専門医・指導医、カナダ・ブリティッシュコロンビア州臨時医師免許取得。アメリカ泌尿器科学会・国際泌尿器科学会会員。前立腺がんワークショップ最優秀賞（１９９０年）。日本泌尿器科学会坂口賞（２０００年）。前立腺がん間欠的ホルモン療法を世界で初めて開発したグループの一人。著書に『よくわかる最新医学前立腺がん』（主婦の友社）がある。" class="sp100">
</div>
<div class="txt">
前立腺がん治療の基礎知識について、JCHO 東京新宿メディカルセンター副院長 泌尿器科部長　赤倉功一郎先生に解説していただきました。</div>
</div>
<div id="contents">
<h2>高齢の男性に多い治る人が多いがん</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">前立腺がんは、男性の生殖器である前立腺（図1）に発生するがんです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_01.gif" border="0" alt="図1　前立腺の位置と構造" class="sp100"></p>
<p class="area_10">かつては、欧米では発生頻度が高いものの、日本では比較的少ないと言われていました。しかし、近年では、わが国でも前立腺がんが急増しています。日本における前立腺がんの罹患数（２０１１年の全国推計値）は、男性では、肺がんや大腸がんを抜き、胃がんに次いで第２位となっていました（地域がん登録全国推計によるがん罹患データ）。さらに、前立腺がんは近年急増し（図2）、国立がん研究センターによる推計では２０１５年には胃がんを抜き９万８４００人で、男性のがんの罹患数で第１位になっています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_02.gif" border="0" alt="図2　日本の男性がん発生数の推移と将来予測。前立腺がんはこの予測を上回って急増し、2015 年には国立がん研究センター推計で胃がんを抜いて第1 位になった" class="sp100"></p>
<p class="area_10">前立腺がんによる死亡数（２０１３年）は、肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵臓がんに次いで第６位です（人口動態統計によるがん死亡データ）。</p>
<p class="area_10">がん種別の5年相対生存率（２００３～２００５年診断例）は、93.8％となっています（地域がん登録によるがん生存データ）。罹患数は急増していますが、早期に高齢の男性に多い治る人が多いがん前立腺がんは、男性の生殖器である前立腺（図1）に発生するがんです。かつては、欧米では発生頻度が高いものの、日本では比較的少ないと言われていました。しかし、近年では、わが国でも前立腺がんが急増しています。日本における前立腺がんの罹患数（２０１１年の全国推計値）は、男性では、肺がんや大腸がんを抜き、胃がんに次いで第２位となっていました（地域がん登録全国推計によるがん罹発見して適切な治療を行うことで、治る人が多いがんだといえます。</p>
<p class="area_10">前立腺がんは高齢者に多く、診断時の年齢は70歳代が最も多くなっています。日本で前立腺がんが急増しているのは、高齢者人口が増えていることも重要な原因の一つとなっています。</p>
<p class="area_10">前立腺がんの細胞は、アンドロゲン（男性ホルモン）の影響を受けやすいという特徴があります。アンドロゲンの刺激で発育・増殖し、アンドロゲンがなくなると死滅する性質があるのです。このような性質をアンドロゲン依存性といいます。</p>
</div>
<h2>早期発見に有効なＰＳＡ検査</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">前立腺がんを早期発見するためのスクリーニング検査としては、血液中のＰＳＡ（前立腺特異抗原）を測定する「ＰＳＡ検査」が効果的です。前立腺がんがあると、血液中に出てくるＰＳＡの量が増えるのです。基準値は4.0ng／㎖で、これを超えている場合、前立腺がんの疑いがあると考えられます。血液検査なので簡単に行うことができ、50歳以降の人は受けることが勧められています。</p>
<p class="area_10">さらに、「直腸指診」や「経直腸エコー（経直腸超音波検査）」もスクリーニングとして行われる検査です（図３）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_03.gif" border="0" alt="図3　前立腺がんの診断の手順

1．スクリーニング
*血清PSA(前立腺特異抗原）
*直腸指診
*経直腸エコー
2．確定診断（前立腺針生検）
*経直腸エコーガイド下
*無作為系統的生検
3．病気診断
*骨シンチ、CTなど" class="sp100"></p>
<p class="area_10">直腸指診は、肛門から指を入れ、直腸の前壁越しに、その裏側にある前立腺を触れる検査です。固さなどから、がんの有無を調べます。</p>
<p class="area_10">経直腸エコーは、肛門から直腸内に超音波の発信器を入れ、前立腺を画像化する検査です。前立腺の大きさや形がわかる他、がんが描き出されることもあります。</p>
<p class="area_10">増加し続ける前立腺がんへの対応として、ＰＳＡ検査による前立腺がん検診が提唱されています。前立腺がん検診を実施することで、進行がんや転移がんの発生を抑えることができ、死亡率が低下することが示されています。その一方で、前立腺がん検診を行えば、治療の必要がない前立腺がんを発見してしまうこともあります。それによる過剰診断、過剰治療が危惧されています。</p>
</div>
<h2>確定診断のためには、前立腺針生検が必要</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">スクリーニング検査で、前立腺がんの疑いがあるとされた場合には、診断を確定するための検査が必要になります。そのために行われるのが「前立腺針生検」です（図３参照）。前立腺に注射針のような生検用の針を刺し、前立腺の組織を採取します。それを顕微鏡で観察して、がん細胞があるかどうかを調べるのです。</p>
<p class="area_10">この検査は、経直腸エコーで前立腺を描き出し、その画像を見ながら、10～12本の針を刺していきます。前立腺全体から、まんべんなく組織を採取します。針は会陰部から刺す方法と、直腸から刺す方法があります。</p>
<p class="area_10">前立腺針生検で、前立腺がんであると確定診断がついた場合には、がんの広がりを調べる検査が行われます。前立腺内の状態や周囲への浸潤の状態を調べるために、「ＭＲＩ検査」が行われます（図４）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_04.gif" border="0" alt="図4　前立腺がんの画像診断：MRI（局所進行がん）
左側：T2強調画像
右側：拡散強調画像" class="sp100"></p>
<p class="area_10">がんがはっきり見えるように、「Ｔ2強調画像」や「拡散強調画像」が用いられることもあります。</p>
<p class="area_10">転移を調べる目的で行われるのは、「骨シンチグラフィー」と「ＣＴ検査」です。骨シンチグラフィーは、骨に取り込まれやすい放射性物質を用いた検査で、骨への転移を調べるために行われます（図５）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_05.gif" border="0" alt="図５　前立腺がんの画像診断：骨シンチグラフィー（多発骨転移）
" class="sp100"></p>
<p class="area_10">ＣＴ検査は、リンパ節への転移や全身への転移を調べるのに効果的です。</p>
</div>
<h2>進行度とリスク分類に応じ治療方針を立てる</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">前立腺がんは、前立腺に限局している「限局がん」と、すでに転移が起きている「進行がん（転移がん）」に分類することができます。</p>
<p class="area_10">また、前立腺がんの治療法には、「ＰＳＡ監視療法（積極的監視療法）」「手術療法」「放射線療法」「ホルモン療法」「化学療法」などがあります。</p>
<p class="area_10">治療法を決めるにあたっては、がん側の要因と患者側の要因を考慮する必要があります。</p>
<p class="area_10">がん側の要因には、転移の有無や部位、前立腺がんによる自覚症状の有無や程度、リスク分類があります（表１・表２）</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_h01.gif" border="0" alt="表1　前立腺がんの病期分類

[TNM 分類]
T1a 直腸診や画像検査では見つからないが、組織を調べると、切除した組織の5％以下に、偶然発見されたがん
T1b 直腸診や画像検査では見つからないが、組織を調べると、切除した組織の５％を超え、偶然見つかったがん
T1c 直腸診や画像検査では見つからないが、PSA 値の上昇で疑われ、生検によって確認されたがん
T2a がんが前立腺の片葉の2 分の１にとどまっている
T2b がんが前立腺の片葉の2 分の１を超えているが、両葉には及ばない
T2c がんが前立腺の両葉に広がっているが、前立腺内にとどまっている
T3a がんが前立腺の被膜外へ広がっている
T3b がんが精嚢まで広がっている
T4 がんが精嚢以外の隣接臓器（膀胱頸部、外尿道括約筋、直腸、挙筋、骨盤壁）に広がっている
N0 リンパ節転移なし
N1 前立腺の近くにあるリンパ節にがんが広がっている
M0 遠隔転移なし
M1 前立腺から離れたリンパ節や臓器などへの転移、骨への転移がある

[ABCD 分類]
A1 前立腺内にとどまっている高分化がん
A2 前立腺内に広がったがんか、低分化がん
B1 前立腺の片葉に病変がとどまっている単発のがん
B2 前立腺の片葉全体か両側にまたがっているがん
C1 前立腺の被膜や被膜外に広がっているがん
C2 膀胱頸部か尿管の閉塞が見られる
D1 骨盤内のリンパ節にがんの転移が見られる
D2 D1 より広い範囲のリンパ節や、骨、肺、肝臓などの遠隔部位にがんの転移が見られる

出所：赤倉功一郎著『よくわかる最新医学 前立腺がん』（主婦の友社）を参考に作成" class="sp100"></p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_h02.gif" border="0" alt="表２　前立腺がんの治療法の選択の目安
・ほかの臓器に転移していない場合

＜低リスクの場合＞
PSA＜10ng/㎖、グリソンスコア6 以下、T 分類Ｔ1かＴ２a、この3 項目をすべて満たす

●期待余命が10 年以下……PSA 監視療法

●期待余命が10 年以上……PSA 監視療法
・前立腺全摘除術
・放射線療法
（外部照射療法、内部照射療法
〈小線源療法〉）


＜中リスクの場合＞
PSA 1 0 〜20ng/㎖、グリソンスコア７、Ｔ分類Ｔ２b かＴ２c、これらのうちいずれか

●期待余命が10 年以下……
・PSA 監視療法
・前立腺全摘除術
・放射線療法（外部照射療法、
小線源療法）
・放射線療法＋ホルモン療法

●期待余命が10 年以上……
・前立腺全摘除術
・放射線療法（外部照射療法、
小線源療法）
・放射線療法＋ホルモン療法


＜高リスクの場合＞

PSA ＞ 20ng/㎖、グリソンスコア８〜10、Ｔ分類Ｔ 3 〜Ｔ 4、これらのうちいずれか

・ホルモン療法
・放射線療法＋ホルモン療法
・がんの前立腺被膜外浸潤が軽い場合など、一部に前立腺全摘除
術が選択できる場合もある



・ほかの臓器に転移している進行がんの場合

Ｎ１、Ｍ１の場合

根治よりも延命や疼痛抑制が目的になるＮ 1（近くのリンパ節にがんが広がっている）、Ｍ 1（離れたリンパ節や臓器、骨への転移がある）のいずれか

●延命を目的として……
・ホルモン療法
・化学療法


●骨転移による痛みをとる目的として……
・放射線療法
・ビスフォスフォネート製剤
・外科的治療（手術）
・鎮痛薬

出所：赤倉功一郎著『よくわかる最新医学 前立腺がん』（主婦の友社）を参考に作成" class="sp100"></p>
<p class="area_10">リスク分類は、前立腺におけるがんの広がり、グリソンスコア（組織学的悪性度の指標）、ＰＳＡ値の３つに基づき、低リスク、中間リスク、高リスクに分類します。</p>
<p class="area_10">患者側の要因としては、年齢、一般的健康状態、併存疾患に基づく期待余命などが考慮されます。期待余命が十分に長く（10年以上）、限局がんの場合には、次のような治療が選択されます。</p>
<p class="area_10">低リスクであれば、ＰＳＡ監視療法、手術療法、放射線療法が選択肢となります。中間リスクには、手術療法、放射線療法が勧められます。高リスクには、手術療法、放射線療法が推奨され、しばしばホルモン療法が併用されます。高齢者や重い併存疾患がある場合には、単独のホルモン療法が選択されることもあります。</p>
<p class="area_10">局所進行がんや、高リスクの中でも特にリスクが高い場合には、放射線療法とホルモン療法を併用するのが一般的ですが、場合によっては手術療法が選択されることもあります。</p>
<p class="area_10">転移がある進行がんの場合には、ホルモン療法が第一選択の治療となります。ホルモン療法を行った後、病状が悪化した去勢抵抗性がん（詳細は後述）に対しては、2次ホルモン療法や化学療法が行われます。</p>
</div>
<h2>最適な治療タイミングを待つＰＳＡ監視療法</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">前立腺がんの中には、進行がゆっくりしているものも多く、がんが見つかったとしても、すぐに治療をする必要がない場合もあります。そのような場合には、あえて治療を行わず、ＰＳＡ検査などで経過を観察し、治療の必要な状態になるのを待つことができます。これがＰＳＡ監視療法（積極的監視療法）です（表３）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_h03.gif" border="0" alt="表３　前立腺がんの治療法
・PSA監視療法（無治療経過観察）
【局所療法根治療法】
*手術療法（前立腺全摘除術）
*放射線療法（組織内照射）
*放射線療法（外部照射）
・HIFU
【全身療法非根治療法】
*ホルモン療法
・抗がん剤化学療法
・免疫療法" class="sp100"></p>
<p class="area_10">治らないから治療をしないのかと誤解する人がいますが、そうではありません。最適な治療のタイミングを待つために、すぐには治療をしないのです。</p>
<p class="area_10">対象となるのは、病状、ＰＳＡ値、生検の所見などから、限局がんで、悪性度も低く、すぐに治療を必要としないと判断される場合です。定期的にＰＳＡ検査を行い、必要に応じて前立腺生検を行いながら、治療の必要性を判断していきます。高齢者では、治療を行わないまま天寿を全うすることもあります。</p>
</div>
<h2>前立腺の摘出手術には３種類の方法がある</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">手術療法は、前立腺がんが局所に限局している場合に、根治を目的として行われます。前立腺がんはしばしば前立腺内に散在しているため、「前立腺全摘除術」が基本で、部分的に切除することはありません（図６）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_06.gif" border="0" alt="図６　恥骨後式・会陰式

前立腺全摘除術の会陰式は、陰嚢と肛門の間、すなわち会陰部の筋膜をメスで切開し、前立腺と直腸の間をはがして前立腺をすべて摘出する手術法" class="sp100"></p>
<p class="area_10">前立腺と精嚢を摘出して、残った膀胱と尿道を縫合します。また、骨盤内リンパ節も摘出します。</p>
<p class="area_10">手術の方法には、開腹手術、腹腔鏡下手術、ロボット手術という３つの方法があります。</p>
<p class="area_10">◆開腹手術……開腹して手術を行います。腹腔を経ずに手術を行うため、後遺症として腸の癒着などが起こる心配がありません。また、かつて腸の手術を受けている人でも、問題なく行うことができます。</p>
<p class="area_10">◆腹腔鏡下手術……腹部を数カ所小さく切開し、そこから腹腔鏡と鉗子などの器具を入れて手術を行います（図７）。傷が小さく、出血が少ないのがメリットです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_07.gif" border="0" alt="図７　腹腔鏡下前立腺全摘除術治療成績は、通常の恥骨後式・会陰式手術と変わらないと言われている
" class="sp100"></p>
<p class="area_10">◆ロボット手術……手術支援ロボットを医師が操作して、腹腔鏡下手術と同様の手術を行います。患部を拡大して立体視することができ、鉗子が自在に動くため、細かな作業を容易に行うことができます。</p>
<p class="area_10">以上のような３通りの方法がありますが、前立腺と精嚢を摘出し、膀胱と尿道を縫合するという作業はどの手術でも同じです。図８に示すのは前立腺がん初期治療のアルゴリズム（手順）です。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_08.gif" border="0" alt="図８　前立腺がん初期治療のアルゴリズム（『前立腺がん診療ガイドライン　2012 年版』を参考に編集部で作図）
" class="sp100"></p>
</div>
<h2>放射線療法には外部照射と組織内照射がある</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">前立腺がんに対する根治的な放射線療法は、放射線を照射する方法によって、大きく２つに分類することができます。体の外から放射線を照射する「外部照射」と、放射線を出す線源を前立腺の中に入れて内部から照射する「組織内照射」です。</p>
<p class="area_10">外部照射には、「3次元原体照射」と「強度変調放射線治療（ＩＭＲＴ）」という方法があります。</p>
<p class="area_10">３次元原体照射は、体の周囲の複数の方向から、前立腺の形に合わせて放射線を照射する方法です。放射線が前立腺に集中するため、周囲の組織にかかる放射線量を抑え、前立腺に多くの放射線を照射することができます。</p>
<p class="area_10">強度変調放射線治療も、周囲から照射して放射線を前立腺に集中させるのですが、部位によって強度を変えることで、より前立腺にだけ放射線を集中させることができます。それにより、治療効果が高まり、副作用は軽減されます。</p>
<p class="area_10">これらの治療は入院せずに受けることができます。ただし、週５日間の治療を、約2カ月間続ける必要があります。治療期間の長さが、外部照射の欠点といえます。</p>
<p class="area_10">この他に、陽子線や重粒子線を用いた「粒子線治療」もありますが、これらは標準治療にはなっていません。</p>
<p class="area_10">組織内照射には、小さな線源を前立腺に入れたままにする「小線源療法」と、高い線量の線源を一時的に前立腺内に入れる「高線量率組織内照射」があります。</p>
<p class="area_10">小線源療法は、低線量の放射線を出すヨウ素１２５という小さな線源（太さ0.8㎜、長さ4～5㎜）を、前立腺内に入れ、それを永久留置します。線源から出る放射線で、がんを死滅させる治療法です。治療の対象となるのは、基本的に低リスクの患者さんです。入院が必要ですが、期間は３～４日ほどです。</p>
<p class="area_10">高線量率組織内照射では、放射性のイリジウム１９２を線源として使います。標準治療で健康保険も適用されますが、わが国では、この治療はあまり行われていません。</p>
<p class="area_10">放射線療法を行うときに、補助療法としてホルモン療法を併用することがあります。ホルモン療法を行うと、がんが小さくなるだけでなく、前立腺自体も小さくなるからです。外照射の場合、放射線を当てるターゲットが小さくなると、それだけ効果が高まり、副作用が軽減します。また、小線源療法でも、前立腺のボリュームが小さくなっていれば、それだけ入れる線源の数が少なくて済みます。</p>
</div>
<h2>男性ホルモンの産生を抑えるか、作用を遮断</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">前立腺がんの細胞は、男性ホルモンであるアンドロゲンの刺激で発育し、増殖します。そこで、体内でアンドロゲンが産生されるのを抑えたり、アンドロゲンが前立腺がんに作用するのを遮断したりすると、がん細胞は死滅し、がんが縮小するという治療効果が現れます（図９）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_09.gif" border="0" alt="図９　前立腺がんに対するホルモン療法の効果と限界" class="sp100"></p>
<p class="area_10">前立腺がんのホルモン療法には、次のような方法があります。</p>
<p class="area_10">外科的な治療法として、「両側精巣摘除術」という手術が行われることがあります（表４）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_h04.gif" border="0" alt="表４　前立腺がんに対するホルモン療法の方法
●血中アンドロゲンの除去・抑制
　外科的去勢　
　　両側精巣摘除術
　内科的去勢
　　LHRHアナログ（アゴニスト・アンタゴニスト）
　ステロイド性抗アンドロゲン
　　酢酸クロルマジノン
　エストロゲン
　　リン酸ジエチルスチルベストロール
　　エチニルエストラジオール

●前立腺におけるアンドロゲン作用の拮抗
　非ステロイド性抗アンドロゲン
　　フルタミド
　　ビカルタミド
　ステロイド性抗
　　酢酸クロルマジノン

●前立腺がん細胞への直接作用
　エストロゲン
　　リン酸ジエチルスチルベストロール
　　エチニルエストラジオール
" class="sp100"></p>
<p class="area_10">精巣を取り除く治療で、「去勢手術」とも呼ばれます。精巣からのアンドロゲンを、確実になくすことができます。医療機関が遠いなど、通院が難しい患者さんに適しています。手術の費用はかかりますが、薬を使い続ける必要がないので、治療費が低く抑えられるのもメリットです。</p>
<p class="area_10">薬剤により内科的に去勢状態にする治療もあります。そのために使われるのが、「ＬＨ – ＲＨアゴニスト」や「ＬＨ – ＲＨアンタゴニスト」といった薬剤です。脳の視床下部で分泌されたＬＨ – ＲＨ（黄体ホルモン放出ホルモン）は、下垂体に働きかけ、下垂体からＬＨ（黄体ホルモン）が分泌されます。これが精巣に働きかけて、精巣からアンドロゲンが分泌されるのです。ＬＨ – ＲＨアゴニストやＬＨ – ＲＨアンタゴニストを使用すると、下垂体からＬＨが分泌されなくなり、その結果、精巣からのアンドロゲンの分泌が抑えられます。「抗アンドロゲン薬」も使われます。これは、アンドロゲンが前立腺がんの細胞に働きかけるのをブロックする薬です。</p>
<p class="area_10">その他に、女性ホルモン（エストロゲン）の投与が行われることもあります。</p>
<p class="area_10">アンドロゲンの作用を最大限に遮断する目的で、外科的去勢や内科的去勢（ＬＨ – ＲＨアンタゴニストやＬＨ – ＲＨアンタゴニスト）と、抗アンドロゲン薬を併用することがあります。このような併用療法を「ＣＡＢ療法（コンバインド・アンドロゲン・ブロッケイド療法）」といいます。精巣からのアンドロゲンだけでなく、副腎から分泌されるわずかな量のアンドロゲンもブロックすることができます。</p>
<p class="area_10">一方、「間欠的ホルモン療法」という方法もあります。ホルモン療法でＰＳＡ値が下がったら、そこで治療を中断し、その後、再びＰＳＡが上昇を始めたらホルモン療法を再開します。ホルモン療法の効果持続期間を延長したり、副作用や医療費を軽減したりする効果があります。</p>
</div>
<h2>去勢抵抗性前立腺がんは新しい薬で治療する</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">ホルモン療法の治療効果は、最初のうちは良好です。しかし、治療を続けているうちに、ホルモン療法が効かなくなり、前立腺がんが再燃してしまいます。このように、ホルモン療法が効かなくなった前立腺がんを、去勢抵抗性前立腺がんといいます。</p>
<p class="area_10">去勢抵抗性前立腺がんの標準治療とされてきたのが、抗がん剤の「ドセタキセル」（図10）による治療です。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_10.gif" border="0" alt="図10　ドセタキセル　　赤倉功一郎著『よくわかる最新医学 前立腺がん』（主婦の友社）より転載
" class="sp100"></p>
<p class="area_10">かつてはこれしか薬がありませんでしたが、最近になって、去勢抵抗性前立腺がんの新しい治療薬として、「アビラテロン」「エンザルタミド」「カバジタキセル」の３種類が加わりました。</p>
<p class="area_10">アビラテロンとエンタルザミドは、どちらもホルモン療法で使われる薬です。アビラテロンは、アンドロゲン合成酵素阻害薬で、精巣や副腎から分泌されるアンドロゲンの合成を阻害する働きがあります。エンタルザミドは、アンドロゲンが前立腺がんに作用するのをブロックする強力な抗アンドロゲン薬です。</p>
<p class="area_10">これらの薬は、ドセタキセルを使う前に使っても、ドセタキセルを使った後で使ってもかまいません。どちらで使用しても、有効性が確認されているのです。</p>
<p class="area_10">カバジタキセルは、ドセタキセルと同じタキサン系の抗がん剤です。この薬は、ドセタキセルを使用して、それが抵抗性になった場合に使用できることになっています。かつては、ドセタキセルが効かなくなると、もう有効な治療法が残っていませんでしたが、カバジタキセルの登場で、さらに長く治療を継続できるようになっています。</p>
</div>
<h2>手術療法・放射線療法で起こる合併症</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">■手術療法の合併症</p>
<p class="area_10">手術によって、勃起機能が障害されることがあります。前立腺の周囲には勃起に関わる神経が網目状に広がっていて、これを温存するかどうかで、術後の勃起機能に影響が現れます。神経を温存しなければ、ほぼ確実に勃起障害が起こりますが、温存することで勃起機能を残すことが可能です。</p>
<p class="area_10">ただし、片側だけ神経を温存したような場合には、十分な勃起機能が残らないことがあります。このような場合には、ＥＤ治療薬である「ＰＤＦ５阻害薬」が有効です。勃起機能障害に対する治療には、健康保険が適用されません。</p>
<p class="area_10">手術を受けた人のほとんどが、手術後、一時的に尿失禁を起こします。しかし、その多くは、平均すると１カ月ほどで回復します。１年を過ぎても尿失禁が続く人は５～10％程度です。</p>
<p class="area_10">その多くが腹圧性尿失禁で、重い物を持ったり、立ち上がったりしたときに尿がもれます。尿道括約筋を強化する骨盤底筋体操が、症状の改善に有効です。</p>
<p class="area_10">尿がほとんど漏れてしまうような重症の尿失禁には、「人工尿道括約筋」の手術が勧められます。</p>
<p class="area_10">■放射線療法の合併症</p>
<p class="area_10">放射線療法の合併症は、治療直後に現れる早期合併症と、半年から1年、あるいはもっと経過してから現れる晩期合併症があります。</p>
<p class="area_10">早期合併症としては、排尿痛、頻尿、排尿困難、尿意切迫感、便意切迫感などがあります。</p>
<p class="area_10">晩期合併症としては、放射性直腸炎による血便、放射性膀胱炎による血尿などがあります。こうした症状が5～10％の人に起こります。</p>
</div>
<h2>治療後はＰＳＡ検査で経過を観察する</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">前立腺がんの治療後の経過観察には、定期的なＰＳＡ検査が最も重要です（図11）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_11.gif" border="0" alt="図11　PSA 監視療法

生検などの検査から、比較的おとなしいがんと予想される
→血液中のPSA値の推移を観察
　再生検
　
　（・PSA値が上がらない、またはわずかしか上がらない。
　　・再生検の結果、やはりおとなしいがんと診断された）
→引き続きPSA監視療法を行う

　（・PSA値の上昇が速い
　　・再生検で進行の速いがんと診断された）
→積極的治療
　（前立腺全摘除術、放射線療法、ホルモン療法など）に移行
　
PSA監視療法　何も治療しないことではない。
定期的に血液中のPSA値をはかるなどして、徹底した監視下のもとで行われる、れっきとした「治療法」である。

" class="sp100"></p>
<p class="area_10">画像検査での増悪や症状の発現よりも、ＰＳＡの上昇が先行して起こるからです。そこで、3カ月に１回はＰＳＡ検査を受けるようにします。</p>
<p class="area_10">ＰＳＡがどのような値になったら再発と判断するかは、受けた治療法によって異なります。手術療法を受けた場合には、前立腺をすべて取っているので、検査値は非常に低くなります。0.2ng／㎖になったら再発と考えます。放射線療法を受けた場合は、前立腺が残っているので、値は高くなります。最低値プラス２で再発と考えます。</p>
<p class="area_10">去勢抵抗性となり、アビラテロン、エンタルザミドなどの新規薬剤で治療する場合には、ＰＳＡで経過観察するだけでは不十分で、定期的な画像検査が望ましいと言われています。新規薬剤で治療している場合、ＰＳＡ値が低くても、がんが出てきていることがあるからです。</p>
</div>
<h2>骨への対応が必要となることが多い</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">前立腺がんの治療では、骨への対応が必要になることがよくあります（図12）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/prostate_cancer_12.gif" border="0" alt="図12　前立腺がんにおける転倒・骨折のリスク" class="sp100"></p>
<p class="area_10">ホルモン療法で骨密度の低下が起きやすいのと、前立腺がんの転移は90％が骨に起こるためです。骨折などが起きると、ＱＯＬ（生活の質）が低下するのはもちろんですが、それだけでなく、生存期間も短くなることがわかっています。</p>
<p class="area_10">ホルモン療法を行うときには、骨密度をきちんと測る必要があります。そして、骨密度が下がっている場合には、骨折を防ぐためにも、骨粗鬆症の治療を行います。</p>
<p class="area_10">骨転移があり、去勢抵抗性になっている場合には、「ビスフォスフォネート」や「デノスマブ」といった薬で治療します。これにより、骨の破壊が抑えられ、骨折や骨の痛みなどの骨関連事象が抑えられます。</p>
</div>
<div class="entry">
<h2>前立腺がんの治療について</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/prostatic-cancer/cancer_1754" class="fade">1.前立腺がんとは</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/prostatic-cancer/cancer_1769" class="fade">2.前立腺がんの治療について</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/prostatic-cancer/cancer_1757" class="fade">3.前立腺がんに関する記事一覧／先進医療／医療機関情報</a></li>
</ul>
</div>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
					
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			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>大腸がん下部記事</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/cancerposts/colorectal-cancer_arch</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 20 Apr 2016 08:03:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
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					<description><![CDATA[]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>食事、運動</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/meta/food</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Feb 2016 06:11:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[食品由来機能成分]]></category>
		<category><![CDATA[免疫力改善成分]]></category>
		<category><![CDATA[咽頭がん]]></category>
		<category><![CDATA[結腸がん]]></category>
		<category><![CDATA[健康食品]]></category>
		<category><![CDATA[腎臓がん]]></category>
		<category><![CDATA[再発予防]]></category>
		<category><![CDATA[喉頭がん]]></category>
		<category><![CDATA[腺がん]]></category>
		<category><![CDATA[肝臓がん]]></category>
		<category><![CDATA[サプリメント]]></category>
		<category><![CDATA[皮膚がん]]></category>
		<category><![CDATA[卵巣がん]]></category>
		<category><![CDATA[食道がん]]></category>
		<category><![CDATA[胃がん]]></category>
		<category><![CDATA[肺がん]]></category>
		<category><![CDATA[前立腺がん]]></category>
		<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
		<category><![CDATA[乳がん]]></category>
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					<description><![CDATA[転移・再発予防のための食事/運動/生活習慣 がん患者さんに向けたがんの転移・再発の予防方法について公的機関からの指針はまだありません。ただし、健康な方が、がんのリスクを下げる食事・運動・生活習慣は、厚生労働省、国立がん研 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<ul class="divide_two">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustrationtop"><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/common/contents/banner_illustration_off.jpg" alt="イラストで理解できるがんと免疫" width="300" height="65" border="0"></a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment"><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/08/supplement_banar_yoko.jpg" alt="がん種別・治療状況別の研究成果比較" width="300" height="65" border="0"></a></li>
</ul>
<h2>転移・再発予防のための食事/運動/生活習慣</h2>
<div class="txt">
<p>がん患者さんに向けたがんの転移・再発の予防方法について公的機関からの指針はまだありません。ただし、健康な方が、がんのリスクを下げる食事・運動・生活習慣は、厚生労働省、国立がん研究センター、WHO（世界保健機構）、などが発表しています。</p>
<p>ここでは、非常に研究レベルの高い以下のデータを紹介します。</p>
<p><a href="http://ganjoho.jp/public/pre_scr/prevention/evidence_based.html" target="_blank">□2007年　世界がん研究基金と米国がん研究機関「栄養とがんに関する研究」&gt;&gt;</a></p>
</div>
<div id="food">
<div class="table4 mb40">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr>
<th rowspan="2" class="subject_15 bg_gray"><strong>関連の<br />
強さ</strong></th>
<th colspan="2" class="bg_blue"><strong>リスクを下げるもの</strong></th>
<th colspan="2" class="bg_pink"><strong>リスクを上げるもの</strong></th>
</tr>
<tr>
<th class="subject_15 bg_blue">食物関連要因</th>
<th class="subject_25 bg_blue">関連するがんの種類</th>
<th class="subject_20 bg_pink">食物関連要因</th>
<th class="subject_25 bg_pink">関連するがんの種類</th>
</tr>
<tr>
<td rowspan="7" class="bg_yellow text_center"><strong>確実</strong></td>
<td>運動</td>
<td>結腸がん</td>
<td>肥満</td>
<td>食道がん（腺癌）、大腸がん、乳がん&lt;閉経後&gt;、子宮体部がん、腎臓がん、膵臓がん</td>
</tr>
<tr>
<td rowspan="6">授乳</td>
<td rowspan="6">乳がん</td>
<td>内臓脂肪</td>
<td>大腸がん</td>
</tr>
<tr>
<td>高身長</td>
<td>大腸がん、乳がん&lt;閉経後&gt;</td>
</tr>
<tr>
<td>アルコール</td>
<td>口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、大腸がん（男性）、乳がん</td>
</tr>
<tr>
<td>アフラトキシン</td>
<td>肝臓がん</td>
</tr>
<tr>
<td>飲料水中の砒素</td>
<td>肺がん</td>
</tr>
<tr>
<td>β-カロテンの<br />
サプリメント</td>
<td>肺がん</td>
</tr>
<tr>
<td rowspan="16" class="bg_yellow_light text_center"><strong>可能性大</strong></td>
<td>肥満</td>
<td>乳がん&lt;閉経前&gt;</td>
<td>肥満</td>
<td>胆嚢がん</td>
</tr>
<tr>
<td>運動</td>
<td>乳がん&lt;閉経後&gt;、子宮体部がん</td>
<td>内臓脂肪</td>
<td>膵臓がん、乳がん&lt;閉経後&gt;、子宮体部がん</td>
</tr>
<tr>
<td>果物</td>
<td>口腔・咽頭、喉頭がん、食道がん、胃がん、肺がん</td>
<td>成人期の体重増加</td>
<td>乳がん&lt;閉経後&gt;</td>
</tr>
<tr>
<td>非でんぷん野菜</td>
<td>口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、胃がん</td>
<td>出生時過体重</td>
<td>乳がん&lt;閉経前&gt;</td>
</tr>
<tr>
<td>アリウム野菜</td>
<td>胃がん</td>
<td>高身長</td>
<td>膵臓がん、乳がん&lt;閉経前&gt;、卵巣がん</td>
</tr>
<tr>
<td>にんにく</td>
<td rowspan="4">大腸がん</td>
<td>アルコール</td>
<td>肝臓がん、大腸がん（女性）</td>
</tr>
<tr>
<td>食物繊維</td>
<td>塩蔵食品・塩分</td>
<td>胃がん</td>
</tr>
<tr>
<td>牛乳</td>
<td>中国式塩蔵魚</td>
<td>鼻咽頭がん</td>
</tr>
<tr>
<td>カルシウムのサプリメント</td>
<td>飲料水中の砒素</td>
<td>皮膚がん</td>
</tr>
<tr>
<td>食物に含まれる葉酸</td>
<td>膵臓がん</td>
<td>マテ茶</td>
<td>食道がん</td>
</tr>
<tr>
<td>食物に含まれるカロテノイド</td>
<td>口腔・咽頭・喉頭がん、肺がん</td>
<td rowspan="6">食事からのカルシウム</td>
<td rowspan="6">前立腺がん</td>
</tr>
<tr>
<td>食物に含まれるβーカロテン</td>
<td rowspan="2">食道がん</td>
</tr>
<tr>
<td>食物に含まれるビタミンＣ</td>
</tr>
<tr>
<td>食物に含まれるリコピン</td>
<td rowspan="3">前立腺がん</td>
</tr>
<tr>
<td>食物に含まれるセレン</td>
</tr>
<tr>
<td>セレニウムのサプリメント</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
</div>
<div class="txt">
<p><a href="http://epi.ncc.go.jp/can_prev/index.html" target="_blank">□2011年　厚生労働省　第三次対がん総合戦略研究事業「生活習慣改善によるがん予防法の開発に関する研究」&gt;&gt;</a></p>
</div>
<div id="suisyo">
<div class="table4 mb40">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr>
<th class="subject_15 bg_blue"><strong>項目</strong></th>
<th class="subject_40 bg_blue"><strong>予防法</strong></th>
<th class="subject_45 bg_blue"><strong>行動目標</strong></th>
</tr>
<tr>
<td class="text_center">喫煙</td>
<td>⇒たばこは吸わない。<br />
⇒他人のたばこの煙をできるだけ避ける。</td>
<td>たばこを吸っている人は禁煙をしましょう。吸わない人も他人のたばこの煙をできるだけ避けましょう。</td>
</tr>
<tr>
<td class="text_center">飲酒</td>
<td>⇒飲むなら、節度のある飲酒をする。</td>
<td>飲む場合は1日当たりアルコール量に換算して約23ｇ程度まで（日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、焼酎や泡盛なら1合の2/3、ウイスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル1/3程度）。飲まない人、飲めない人は無理に飲まない。</td>
</tr>
<tr>
<td class="text_center">食事</td>
<td>⇒偏らずバランスよくとる。<br />
＊ 塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。<br />
＊ 野菜や果物不足にならない。<br />
＊ 飲食物を熱い状態でとらない。</td>
<td>＊ 食塩は1日当たり男性9ｇ、女性7.5ｇ未満、特に、高塩分食品（例えば塩辛、練りうになど）は週に1回以内に控えましょう。<br />
＊ 野菜・果物を1日400ｇ（例えば野菜を小鉢で5皿、果物1皿くらい）はとりましょう。<br />
＊ 飲食物を熱い状態でとらないようにしましょう。</td>
</tr>
<tr>
<td class="text_center">身体活動</td>
<td>⇒日常生活を活動的に過ごす</td>
<td>例えば、ほとんど座って仕事をしている人なら、ほぼ毎日合計60分程度の歩行などの適度な身体活動に加えて、週に1回程度は活発な運動（60分 程度の早歩きや30分程度のランニングなど）を加えましょう。</td>
</tr>
<tr>
<td class="text_center">体形</td>
<td>⇒成人期での体重を適正な範囲に維持する（太り過ぎない、やせ過ぎない）</td>
<td>中高年期男性のBMI（体重（kg）/身長（ｍ）2）で21～27、中高年期女性では19～25の範囲内になるように体重を管理する。</td>
</tr>
<tr>
<td class="text_center">感染</td>
<td>⇒肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合はその治療の措置をとる。</td>
<td>地域の保健所や医療機関で、1度は肝炎ウイルスの検査を受けましょう。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
<p style="text-align: right;">（作成：編集部）</p>
</div>
<div class="area_20">
<div class="entry">
<h1>がんの転移・再発の予防方法について</h1>
</div>
<div class="menu_box">
<ul class="yobo">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/meta/food">食事・運動・生活習慣について知る</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">健康食品・サプリメントについて知る</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/standard">標準治療<br />について知る</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/immuno">免役療法<br />について知る</a></li>
</ul>
</div>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>転移・再発予防と標準療法</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/meta/metastandard</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Feb 2016 06:20:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[抗がん剤]]></category>
		<category><![CDATA[再発予防]]></category>
		<category><![CDATA[先進医療]]></category>
		<category><![CDATA[卵巣がん]]></category>
		<category><![CDATA[食道がん]]></category>
		<category><![CDATA[胃がん]]></category>
		<category><![CDATA[肺がん]]></category>
		<category><![CDATA[化学療法]]></category>
		<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
		<category><![CDATA[乳がん]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://gan-senshiniryo.jp/wordpress/?page_id=850</guid>

					<description><![CDATA[転移・再発予防と標準療法 がんの転移・再発を予防するためには、標準療法が基本となります。標準療法は日々進歩しており、このページでは、本誌及び主要紙で、標準療法と転移・再発予防について報告されている記事をまとめています。  [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div class="illustration_banner">
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustrationtop"><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/common/contents/banner_illustration_off.jpg" alt="イラストで理解できるがんと免疫" width="300" height="65" border="0"></a></p>
</div>
<h1>転移・再発予防と標準療法</h1>
<div class="txt">
<p>がんの転移・再発を予防するためには、標準療法が基本となります。標準療法は日々進歩しており、このページでは、本誌及び主要紙で、標準療法と転移・再発予防について報告されている記事をまとめています。</p>
</div>
<h3>「がんの先進医療」掲載記事</h3>
<div class="txt">
<p>「がんの先進医療」に掲載された記事の目次を掲載しています。誌面でも転移・再発予防と標準療法に関する記事を掲載していますので、<a href="../magazine/">最新記事</a>、<a href="../magazine/backnumber/">バックナンバー</a>も参照ください。</p>
</div>
<div class="table4 mb40">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr class="active">
<th class="col-xs-3 bg_brown">記事タイトル（掲載号）</th>
<th class="col-xs-4 bg_brown">概要</th>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5653">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第19回)そこが知りたい 〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a>（がんの先進医療：45号）</td>
<td>日本薬科大学学長であり、百済診療所の丁宗鐵院長に、一人一人の体質を「実証」「虚証」「中庸」などに分類した漢方理論に基づいた治療や食事療法についてお話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_984">第23回日本乳癌学会学術総会レポート　仕事・余暇を楽しめる乳がんの新しい薬物治療のあり方&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：18号）</td>
<td>第23回「日本乳癌学会学術総会」において、乳がん治療における「薬物療法」厳選口演5題が紹介された。<br />
 ５演題中４演題が、副作用やＱＯＬ(生活の質)に関する研究となっており、有効性を追求するだけでなく、副作用軽減やＱＯＬの維持を重視する方向へと進もうとしていることが言及されている。 </td>
</tr>
<tr>
<td>卵巣がんの標準治療<br />（がんの先進医療：12号）</td>
<td>宇津木久仁子先生（公益財団法人がん研究会有明病院婦人科副部長）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
<tr>
<td>肝がんの標準治療：系統的亜区域切除術と肝がんの基礎知識 ―ガイドラインから見た「幕内式肝切除術」<br />（がんの先進医療：11号）</td>
<td>幕内雅敏先生（日本赤十字社医療センター院長）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
<tr>
<td>食道がんの標準治療：食道がんの診断と治療 ―リンパ節転移への対処が、食道がんの治療の大きなポイント<br />（がんの先進医療：10号）</td>
<td>鶴丸昌彦先生（順天堂大学医学部附属順天堂医院がん治療センター センター長・特任教授）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
<tr>
<td>肺がんの標準治療：タイプに応じて適切な治療法を選択―新しい治療薬の登場で、がんの遺伝子検査が欠かせなくなってきた<br />（がんの先進医療：9号）</td>
<td>坪井正博先生（横浜市立大学附属市民総合医療センター呼吸器病センター外科、化学療法・緩和ケア部 准教授・部長）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
<tr>
<td>膵がんの標準治療：選択肢が増え二次治療も可能になった化学療法<br />（がんの先進医療：8号）</td>
<td>奥坂拓志先生（国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科科長）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
<tr>
<td>膵がんの標準治療：切除手術は根治を目指す唯一の治療法<br />（がんの先進医療：8号）</td>
<td>砂村眞琴先生（大泉中央クリニック院長 東京医科大学八王子医療センター消化器外科・移植外科兼任教授）による解説記事を掲載しています。</
</tr>
<tr>
<td>膵がんの標準治療：抗がん剤との併用で注目され始めた「膵がんに対する放射線治療<br />（がんの先進医療：8号）</td>
<td>唐澤克之先生（都立駒込病院放射線科部長）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
<tr>
<td>大腸がんの標準治療：治癒を目指すなら切除手術が必要<br />（がんの先進医療：7号）</td>
<td>杉原健一先生（東京医科歯科大学大学院腫瘍外科学教授）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
<tr>
<td>胃がんの標準治療：治癒させるためには切除が必要―切除不能なら化学療法で延命を目指す<br />（がんの先進医療：6号）</td>
<td>片井均先生（独立行政法人国立がん研究センター中央病院消化管腫瘍科上部消化管外科長）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
<tr>
<td>乳がんの標準治療―手術、放射線治療、薬物療法を組み合わせて行う複合療法<br />（がんの先進医療：5号）</td>
<td>土井 卓子先生（医療法人湘和会 湘南記念病院かまくら乳がんセンター長）による解説記事を掲載しています。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>がん治療（標準治療）の基礎知識 治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために 第3回　大腸がん&#062;&#062;</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/standard/post_86</link>
					<comments>https://gan-senshiniryo.jp/standard/post_86#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 02 Feb 2016 07:07:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[標準治療]]></category>
		<category><![CDATA[直腸がん]]></category>
		<category><![CDATA[結腸がん]]></category>
		<category><![CDATA[抗がん剤]]></category>
		<category><![CDATA[再発予防]]></category>
		<category><![CDATA[悪性]]></category>
		<category><![CDATA[副作用]]></category>
		<category><![CDATA[化学療法]]></category>
		<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://subtra.sakura.ne.jp/lifeline21/?p=86</guid>

					<description><![CDATA[がん治療（標準治療）の基礎知識 治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために 第３回　大腸がん 大腸がん治療の基礎知識についてがん・感染症センター都立駒込病院外科部長　高橋慶一先生に解説していただいた。 がんの深達度 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<div id="book_title">
<h1>がん治療（標準治療）の基礎知識<br />
治療の流れを理解し、より適切な治療を受けるために<br />
第３回　大腸がん</h1>
</div>
<div id="author_exp">
<div class="author">
<img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2015_vol_16/02_Fig0.jpg" alt="高橋慶一先生"  class="imgcenter sp100 mb20">
</div>
<div class="txt">
大腸がん治療の基礎知識についてがん・感染症センター都立駒込病院外科部長　高橋慶一先生に解説していただいた。
</div>
</div>
<div id="contents">
<h2>がんの深達度と転移の有無で病期を分類する</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">
大腸がんは大腸の粘膜に発生する悪性の腫瘍です。内視鏡を使って組織を採取し、それを顕微鏡で調べてがん細胞が見つかれば、大腸がんと診断されます。大腸がんは、がんの部位によって、「結腸がん」と「直腸がん」に大別できます（図１）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2015_vol_16/02_Fig1.jpg" alt="「結腸がん」と「直腸がん」に大別"  class="imgcenter sp100 mb20"></p>
<p class="area_10">治療を進めていくためには、通常の内視鏡検査や超音波内視鏡検査でがんが大腸壁のどこまで達しているのかを調べたり、ＣＴ検査でリンパ節転移や離れた臓器への転移について調べたりします。さらに詳しく調べるために、ＭＲＩ検査が行われることもあります。特に直腸がんの周囲への広がりやリンパ節転移を調べるのにはＭＲＩ検査が適しています。これらの検査で得られた情報は、適切な治療法を選択するのに役立ちます。</p>
<p class="area_10">大腸壁は、粘膜、粘膜下層、固有筋層、漿膜(しょうまく)下層、漿膜という５層で構成されています。粘膜で発生したがんは、進行するにつれて、深くまで達するようになります。大腸がんの病期（ステージ）は、がんの深達度と転移の状態により、表のように分類されています（表１）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2015_vol_16/02_Table1.jpg" alt="大腸がんの分類"  class="imgcenter sp100 mb20"></p>
<p class="area_10">病期や再発の別により、治療方針が異なります（図２）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2015_vol_16/02_Fig2.jpg" alt="大腸がんの治療方針" class="imgcenter sp100 mb20">
</div>
<h2>０期とⅠ期の一部には内視鏡治療が可能</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">
内視鏡治療は、肛門から大腸に内視鏡を挿入し、大腸の中を見ながら、内視鏡の先端から治療器具を出して行う治療です。開腹や大腸の切断を伴わないため、患者さんにとっては体への負担が軽い治療だといえます。</p>
<p class="area_10">対象となるのは、がんが粘膜にとどまっている０期と、粘膜下層に達しているⅠ期の一部です。粘膜下層へ入り込んでいるのが１㎜未満なら、内視鏡治療の対象となります。内視鏡治療には、ポリペクトミー、ＥＭＲ（内視鏡的粘膜切除術）、ＥＳＤ（内視鏡的粘膜下層剥離術）という３つの方法があり、がんのタイプや大きさに適した方法で行います（図３）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2015_vol_16/02_Fig3.jpg" alt="大腸がんの内視鏡治療" class="imgcenter sp100 mb20"></p>
<p class="area_10">内視鏡治療の後、切除した組織を顕微鏡で調べます。その結果、</p>
<p class="area_10">①がん細胞が性質の悪いタイプ（低分化がん）だった、</p>
<p class="area_10">②がん組織内の血管やリンパ管にがん細胞が認められた、</p>
<p class="area_10">③がんが粘膜下層の深い部分まで達していた、</p>
<p class="area_10">④がん細胞が周囲の組織に浸み込むように広がるタイプだった、</p>
<p class="area_10">という場合には、内視鏡治療が適さないがんだったということになります。そのままでは再発の危険性が高いため、①～④の１つでも当てはまれば、追加で手術が行われます。つまり、内視鏡治療が可能かどうかは、最終的にはがんを切除してみないとわからないのです。</p>
</div>
<h2>Ⅰ～Ⅲ期には手術が中心</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">
Ⅲ期までの大腸がんで、内視鏡治療が適さないものに対しては手術が行われます。結腸がんであれば、がんのできている部分を中心に、前後10㎝ずつ含めて腸管を切除します。さらに転移の可能性があるリンパ節なども含めて切除します。</p>
<p class="area_10">転移の可能性があるリンパ節を切除することを、リンパ節郭清(かくせい)といいます。リンパ節への転移は、腸管のそばのリンパ節から始まり、血管に近いほうへと進んでいきます。そこで、がんの病期に応じて、リンパ節をどこまで取るかが決まっています。Ⅰ期ならＤ2郭清もしくはＤ３郭清、Ⅱ期とⅢ期ならＤ３郭清が行われます（図４）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2015_vol_16/02_Fig4.jpg" alt="大腸がんの手術"  class="imgcenter sp100 mb20"></p>
<p class="area_10">直腸がんの手術は、結腸がんの手術に比べると複雑です。特に肛門の近くにがんができている場合には、肛門を残せるかどうかが問題になってきます。直腸がんの手術は肛門を残す方向で進歩してきました。現在では、肛門のかなり近くにがんができていても、肛門を残した手術ができるようになっています。</p>
<p class="area_10">ただし、肛門を温存する手術を行っても、その後にがんが再発してしまうのでは困ります。再発した場合には、完治を目指すことは困難になりますから、再発のリスクが低い手術法を選択することが何より重要です。</p>
<p class="area_10">肛門を残せば再発の危険が高いという場合には、直腸と一緒に肛門も切除する手術が選択されます。排便のための人工肛門をつくることになります。患者さんの多くが人工肛門は避けたいと考えます。</p>
<p class="area_10">しかし、人工肛門になったからといって、ＱＯＬ（生活の質）が極端に低下してしまうかというと、必ずしもそうではありません。最初は多少苦労したとしても、人工肛門の生活に慣れることで、特に不便を感じることもなく日常生活を送ることができます。多くの人が社会復帰し、何の問題もなく仕事を続けています。</p>
<p class="area_10">無理に肛門を残す手術を選択した場合には、再発の危険性が高まります。また、高齢者でもともと肛門機能が低下しているような場合には、便失禁などに悩まされることもあります。肛門を残すことで、かえってＱＯＬが低下してしまうことも少なくないのです。</p>
<p class="area_10">どのような手術を選択するかは、それぞれの長所や問題点をよく理解した上で、自分のこれからの人生についてもよく考え、冷静に判断することが大切です。</p>
<p class="area_10">手術の方法には、ここまでに紹介してきた開腹手術の他に、腹腔鏡手術があります（図５）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2015_vol_16/02_Fig5.jpg" alt="大腸がんの腹腔鏡手術"  class="imgcenter sp100 mb20"></p>
<p>腹腔鏡手術は切開部位が小さいため、手術後３日間ほどの痛みが軽く、入院期間が１～２日ほど短くなります。</p>
<p class="area_10">ただし大腸を切断してつなぎ、リンパ節を切除することは開腹手術と変わりません。手術費用は腹腔鏡手術のほうが高くなります。主に結腸がんで行われ、直腸がんでは一般的ではありません。しかし、最近では直腸がんに対しても腹腔鏡手術で安全に行われるようになってきています。</p>
</div>
<h2>再発予防の補助療法は化学療法が中心となる</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">
手術でがんを切除できても、再発が起こることがあります。そこで、必要に応じて再発を防ぐための補助化学療法が行われます。</p>
<p class="area_10">基本的にはⅢ期の患者さんに対し、内服の抗がん剤による治療が行われます。使われる抗がん剤は、「５-ＦＵ（フルオロウラシル）＋ＬＶ（ホリナート）」「ＵＦＴ（テガフール・ウラシル）＋ＬＶ」「カペシタビン」などで、期間は６カ月間です。</p>
<p class="area_10">Ⅲ期の中でも再発リスクが特に高いⅢＢ期（リンパ節転移が４個以上）に対しては、ＦＯＬＦＯＸ（フォルフォックス：５-ＦＵ＋ＬＶ＋オキサリプラチン併用療法）やＣａｐｅＯＸ（カペオックス：カペシタビン＋オキサリプラチン併用療法）など、強めの化学療法が行われることもあります。</p>
<p class="area_10">Ⅱ期では基本的には補助化学療法は行いませんが、再発リスクが高い場合（がん細胞の性質が悪い、接する臓器に浸潤しているなど）には、患者さんとよく話し合った上で、補助化学療法が行われることがあります。</p>
</div>
<h2>Ⅳ期や再発でも生存期間が延びている</h2>
<div class="txt">
<p class="area_10">離れた臓器に転移があるⅣ期や再発でも、再発が原発巣（がんが最初に発生した場所にある病巣）に限られたり、転移や再発が肝臓、肺、腹膜などのどれか１臓器に限られ、それが手術で切除可能であれば、治癒を目指した手術が行われることがあります。</p>
<p class="area_10">Ⅳ期の大腸がんの５年生存率は15～17％程度ですが、肝臓だけの転移で、手術でそれを取り切れた場合の５年生存率は50％を超えています。Ⅳ期であっても、手術可能と判断された場合には、手術を受ける価値は十分にあるのです。</p>
<p class="area_10">手術が適応にならない場合には、主に化学療法が行われます。ガイドラインでは、強い治療ができる場合と、強い治療ができない場合に分けて、治療法が推奨されています。全身状態が良好なら、強い治療によって、がんの増殖を抑え込んでいる期間をより延長することができます。その場合、図に示したような化学療法が推奨されています（図６）。</p>
<p><img decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/article/2015_vol_16/02_Fig6.jpg" alt="大腸がんの化学療法" class="imgcenter sp100 mb20"></p>
<p class="area_10">１次治療では、ＦＯＬＦＯＸ、ＦＯＬＦＩＲＩ（フォルフィリ：５-ＦＵ＋ＬＶ＋イリノテカン併用療法）、ＣａｐｅＯＸといった併用療法と、分子標的薬の併用が基本となっています。<br />
１次治療で使える分子標的薬は、セツキシマブ、パニツムマブ、ベバシズマブの３種類です。</p>
<p class="area_10">このうちセツキシマブとパニツムマブは、がん細胞のＫＲＡＳ（ケイラス）という遺伝子を調べ、変異がない場合に使用することができます。変異があるがんには効かないのです。ベバシズマブは誰にでも使用できます。</p>
<p class="area_10">１次治療が効かなくなれば２次治療を行い、２次治療が効かなくなれば３次治療に移ります。こうして、副作用をコントロールしながら、できるだけ長い期間、がんの増殖を抑え込むことを目指します。２次治療以降では、それまでに使用していない薬剤を組み合わせたり、単剤で使用したりします。</p>
<p class="area_10">このようにして、５-ＦＵ系抗がん剤（５-ＦＵ、カペシタビン、ＵＦＴ）、オキサリプラチン、イリノテカン、ベバシズマブ、セツキシマブ、パニツムマブなど、中心となる薬剤を残さず使うようにします。</p>
<p class="area_10">薬剤の選択は、がんの増殖を抑え込むことを第一に考えますが、患者さんの生活を考慮することも大切です。たとえば、仕事をしながら治療するなら、通院回数が少なくてすむ薬剤がいいかもしれません。１人で暮らす高齢者の場合、飲み忘れが心配な内服薬より点滴の薬が向いていそうです。主治医とよく相談し、患者さんの生活も考慮した治療法を選択できるとよいでしょう。</p>
</div>
<div class="entry">
<h2>大腸がんの治療について</h2>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/colorectal-cancer/cancer_227" class="fade">1.大腸がんとは</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/colorectal-cancer/cancer_233" class="fade">2.大腸がんの治療について</a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/cancer/colorectal-cancer/cancer_998" class="fade">3.大腸がんに関する記事一覧／先進医療／医療機関情報</a></li>
</ul>
</div>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>がんの転移・再発予防の最新ニュース</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/meta/metanews</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 28 Feb 2016 05:46:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[転移予防]]></category>
		<category><![CDATA[抗がん剤]]></category>
		<category><![CDATA[再発予防]]></category>
		<category><![CDATA[腺がん]]></category>
		<category><![CDATA[脳腫瘍]]></category>
		<category><![CDATA[悪性]]></category>
		<category><![CDATA[免疫力]]></category>
		<category><![CDATA[先進医療]]></category>
		<category><![CDATA[前立腺がん]]></category>
		<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
		<category><![CDATA[シイタケ菌糸体]]></category>
		<category><![CDATA[乳がん]]></category>
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					<description><![CDATA[がんの転移・再発予防の最新ニュース 「がんの先進医療」に掲載された記事の中で、Web版として公開している記事のみ掲載しています。誌面でも転移・再発予防に関する記事を掲載していますので、最新記事、バックナンバー も参照くだ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustrationtop"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://gan-senshiniryo.jp/wordpress/wp-content/themes/lifeline/img/common/contents/banner_illustration_off.jpg" alt="イラストで理解できるがんと免疫" width="300" height="65" border="0"></a></p>
<h1>がんの転移・再発予防の最新ニュース</h1>
<div class="txt">
<p>「がんの先進医療」に掲載された記事の中で、Web版として公開している記事のみ掲載しています。誌面でも転移・再発予防に関する記事を掲載していますので、<a href="https://gan-senshiniryo.jp//magazine/latest">最新記事</a>、<a href="https://gan-senshiniryo.jp/magazine/backnumber">バックナンバー</a> も参照ください。 </p>
</div>
<div class="table4">
<table class="table table-bordered" border="0" cellspacing="0" cellpadding="0">
<tbody>
<tr class="active">
<th class="col-xs-2 subject_30 bg_brown">記事タイトル（掲載号）</th>
<th class="col-xs-3 subject_40 bg_brown">概要</th>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5981">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第２２回 ）そこが知りたい 末期がんに挑む！「水素ガス免疫療法」</a>（がんの先進医療：48号）</td>
<td>くまもと免疫統合医療クリニックの赤木純児院長に、世界初の水素ガス吸入によるがん治療「水素ガス免疫療法」について、治療効果を中心にお話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5817">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第２１回 ）そこが知りたい 切らずに治す！　放射線のがん治療効果を高める「増感放射線治療KORTUC（コータック）」とは？</a>（がんの先進医療：47号）</td>
<td>高知大学名誉教授、高知総合リハビリテーション病院院長の小川恭弘院長に、「オキシドール」と「ヒアルロン酸」の混合液を固形がんに注射し、放射線を照射することで放射線の効果を高める治療法「増感放射線治療KORTUC（コータック）」についてお話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5653">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第19回)そこが知りたい 〝がん治療・再発予防〟のための「漢方薬と漢方に基づく食事療法」</a>（がんの先進医療：45号）</td>
<td>日本薬科大学学長であり、百済診療所の丁宗鐵院長に、一人一人の体質を「実証」「虚証」「中庸」などに分類した漢方理論に基づいた治療や食事療法についてお話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_5566">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方(第18回)　そこが知りたい がん細胞だけを破壊！転移がんにも効果を示す光免疫療法「イルミノックス治療」の最前線</a>（がんの先進医療：44号）</td>
<td>愛知県がんセンター病院の花井信広頭頸部外科部長に、薬とレーザー光を用いて、がん細胞だけに光化学反応を起こさせ細胞膜を破壊し壊死させる光免疫療法「イルミノックス治療」に関する基本情報や治療の流れについて話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5359">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１７回 ）そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a>（がんの先進医療：43号）</td>
<td>医療法人杉原クリニックの古川健司院長に、糖質を制限し、がん細胞がエサにできない「ケトン体」にエネルギー源を切り替えることで、体力を保ったまま“がん細胞”を弱体化させる「免疫栄養ケトン食（療法）」について話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="/research_supplement/post_4786">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１３回）ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出されたがん再発予防のための食事術</a>（がんの先進医療：39号）</td>
<td>あおき内科 さいたま糖尿病クリニック 院長の青木 厚先生に、ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出された「がん再発予防」のための食事術について話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１１回）そこが知りたい　谷川啓司先生による　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線</a>（がんの先進医療：37号）</td>
<td>ビオセラクリニックの谷川啓司院長に、再発を防ぐための　基礎知識から最新の治療法「ネオアンチゲン療法」までの、『がん免疫治療』の最前線について話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第３回 ）小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」</a>（がんの先進医療：29号）</td>
<td>小林製薬株式会社中央研究所の松井公保さんに、抗がん剤治療中やホルモン療法中の免疫力／ＱＯＬ（体力など）の研究成果、がんの免疫抑制を解除する研究成果、再発予防に関する研究成果など、シイタケ菌糸体におけるがんの免疫研究について話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_2164">第19回日本補完代替医療学会学術集会レポート　免疫やがん領域に関わるキノコの菌糸体や発酵成分の発表が注目を集める&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：24号）</td>
<td>「CAMの科学的エビデンス－基礎から臨床への橋渡し－」をテーマに補完代替医療に関わるさまざまな研究発表が行われた。補完代替医療に関わるさまざまな研究発表があった中で、特にシイタケ菌糸体や発酵成分に関わる講演や報告が多くあった。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_454">第52回日本癌治療学会学術集会レポート　がん治療の効果を高める「免疫抑制の解除」の最前線</a>（がんの先進医療：15号）</td>
<td>埼玉医科大学教授の柴田氏によると、免疫抑制細胞の増加は、再発とも関係すると考えられるとのこと。免疫抑制細胞が多い患者ほど予後が悪く、少ない患者ほど予後がよいことが明らかになったことなど、免疫抑制について解説している。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_971">第16回日本補完代替医療学会学術集会レポート　がん治療における補完代替医療研究の最前線</a>（がんの先進医療：12号）</td>
<td>同学会の理事長を務める鈴木信孝氏が講演を行い、シイタケ菌糸体の抽出物が、再発予防やがん予防にも使用できる可能性があることについて言及している。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_442">がん免疫を無力化する免疫抑制細胞の正体 ─ 免疫抑制対策ががん治療の成否を分ける </a>（がんの先進医療：10号）</td>
<td>島根大学の原田 守教授によると、再発予防には免疫抑制細胞が働かない状況を維持することがよいのではないかとのこと。また、がんによって増殖した免疫抑制細胞を減少させる「免疫抑制の解除」の重要性について言及している。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_449">製薬企業が挑む「がん治療の効果を高める免疫抑制対策」―免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体研究&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：10号）</td>
<td>免疫療法の成否を分けると考えられている「免疫抑制」に挑む製薬企業の研究状況について紹介されています。免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体に着目した経緯や最新研究についても解説している。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_433">がんの転移・再発を防ぐ　がん治療を成功に導く免疫の最新研究</a>（がんの先進医療：8号）</td>
<td>島根大学教授の原田守氏によると、シイタケ菌糸体は、三大治療（外科的手術・化学療法・放射線治療）、あるいは免疫細胞療法などの治療法との組み合わせによって、がんの転移・再発の制御、良好な予後の維持などの効果が期待できると言及している。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>シイタケ菌糸体の有用性や副作用を検証</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 14 Feb 2016 13:27:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[食品由来機能成分]]></category>
		<category><![CDATA[健康食品]]></category>
		<category><![CDATA[抗がん剤]]></category>
		<category><![CDATA[再発予防]]></category>
		<category><![CDATA[免疫力]]></category>
		<category><![CDATA[QOL]]></category>
		<category><![CDATA[免疫療法]]></category>
		<category><![CDATA[ホルモン療法]]></category>
		<category><![CDATA[先進医療]]></category>
		<category><![CDATA[副作用]]></category>
		<category><![CDATA[化学療法]]></category>
		<category><![CDATA[フコイダン]]></category>
		<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
		<category><![CDATA[シイタケ菌糸体]]></category>
		<category><![CDATA[乳がん]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://subtra.sakura.ne.jp/lifeline21/?page_id=146</guid>

					<description><![CDATA[シイタケ菌糸体の有用性や副作用を検証【最新情報】 目次 1.シイタケ菌糸体とは 2.「がんの先進医療」掲載記事 3.「がん種別」の論文報告 4.「治療状況別」の論文報告 5.「身体の状態別」の論文報告 6.シイタケ菌糸体 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<h1>シイタケ菌糸体の有用性や副作用を検証【最新情報】</h1>
<h3>目次</h3>
<ul class="archlist2">
<li><a href="#link0" class="fade">1.シイタケ菌糸体とは</a></li>
<li><a href="#link1" class="fade">2.「がんの先進医療」掲載記事</a></li>
<li><a href="#link2" class="fade">3.「がん種別」の論文報告</a></li>
<li><a href="#link3" class="fade">4.「治療状況別」の論文報告</a></li>
<li><a href="#link4" class="fade">5.「身体の状態別」の論文報告</a></li>
<li><a href="#link5" class="fade">6.シイタケ菌糸体の主な論文報告</a></li>
<li><a href="#link6" class="fade">7.シイタケ菌糸体の関連リンク</a></li>
</ul>
<h3 id="link0">1.シイタケ菌糸体とは</h3>
<div class="txt">
<p>「菌糸体（きんしたい）」は、いわゆるシイタケの「実」（食べるところ）の部分ではなく、シイタケの「根」に当たる部分になります。椎茸は日 本では最も抗癌研究がされてきた食品成分の一つで、1985年には、椎茸から抽出された「レンチナン」という成分が「免疫力を高めて癌を抑える」医薬品と して厚生労働省から認可されています。その後に、「シイタケ菌糸体」の研究が進められ、がん患者を対象とした臨床研究は複数実施されており、有用性を示唆している報告もあります。特に、癌による免疫抑制状態から回復させる作用についての研究が進められています。</p>
</div>
<h3 id="link1">2.「がんの先進医療」掲載記事</h3>
<div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr class="active">
<th class="subject_25 col-xs-3 bg_brown">記事タイトル（掲載号）</th>
<th class="subject_50 col-xs-5 bg_brown">概要</th>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><br /><a href="/research_cancer/post_6888">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較　第10回　食道がん</a>（がんの先進医療：52号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による食道んにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><br /><a href="/research_cancer/post_6810">宮西ナオ子の　がんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較　第9回　前立腺がん</a>（がんの先進医療：51号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による前立腺がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_6672">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、<br />
サプリメント成分の研究比較　第8回　胃がん</a>（がんの先進医療：50号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による胃がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_6483">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、<br />
サプリメント成分の研究比較　第7回子宮がん、卵巣がん</a>（がんの先進医療：49号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による子宮がん、卵巣がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5998">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、<br />
サプリメント成分の研究比較　第6回膀胱がん</a>（がんの先進医療：48号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による膀胱がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5802">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ　第10回 β- グルカン（ベータグルカン）</a>（がんの先進医療：47号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による、「サプリメント成分」に対するβ &#8211; グルカンの基礎情報や歴史、その効果などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5722">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・ 栄養や、サプリメント成分の研究比較　第5回肝臓がん</a>（がんの先進医療：46号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による肝臓がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5666">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、<br />
サプリメント成分の研究比較　第4回膵臓がん</a>（がんの先進医療：45号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による膵臓がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ　第9回 免疫力編</a>（がんの先進医療：44号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による、「サプリメント成分」に対する「がんと免疫力」に関する基本的な知識や主に「ヒト臨床試験」の研究論文の解説などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5359">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１７回 ）そこが知りたい　がん治療の効果を高める「免疫栄養ケトン食（療法）」</a>（がんの先進医療：43号）</td>
<td>医療法人杉原クリニックの古川健司院長に、糖質を制限し、がん細胞がエサにできない「ケトン体」にエネルギー源を切り替えることで、体力を保ったまま“がん細胞”を弱体化させる「免疫栄養ケトン食（療法）」について話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5364">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第３回　肺がん</a>（がんの先進医療：43号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による肺がんにおける生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第2回　大腸がん</a>（がんの先進医療：42号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による大腸がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第1回　乳がん</a>（がんの先進医療：41号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による乳がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_4180">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第１１回）そこが知りたい　谷川啓司先生による　再発を防ぐための『がん免疫治療』の最前線&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：37号）</td>
<td>ビオセラクリニックの谷川啓司院長に、再発を防ぐための　基礎知識から最新の治療法「ネオアンチゲン療法」までの、『がん免疫治療』の最前線について話を伺った。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_3775">新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント　徹底リサーチ　第2回 シイタケ菌糸体</a>（がんの先進医療：34号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）によるシイタケ菌糸体に関するがん研究の歴史の説明、実際の素材を通した栽培・観察などの体験談、ヒト臨床試験の研究論文の解説などが紹介されている</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/immuno/post_3463">第21回 日本補完代替医療学会レポート<br />
エビデンスレベルの高い研究が報告されるようになってきた&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：32号）</td>
<td>「人間と動物の健康促進・未病改善をめざして」をテーマに2018年11月10日・11日の両日、第21回の「日本補完代替医療学会」が開催された。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a><br />
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/immuno/post_3346">第77回日本癌学会学術総会レポート<br />
がん治療における”内なる”免疫力の重要性&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：31号）</td>
<td>2018年9月27～29日、第77回「日本癌学会学術総会」が開催された。日本癌学会は、がん研究の発達を図る目的で、がんの基礎研究から臨床研究まで、幅広い研究に関係する学会である。多岐にわたる研究結果の中から島根大学医学部の原田守教授による「がん治療における〝内なる〟免疫力の重要性」を紹介しておきたい。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a><br />
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_3213">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第５回 ）<br />プレシジョン・メディシン Precision Medicine／精密医療&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：31号）</td>
<td>東京ミッドタウンクリニック院長 東京ミッドタウン先端医療研究所所長の田口淳一先生にプレシジョン・メディシン（Precision Medicine／精密医療）についてお話を伺いました。その際にシイタケ菌糸体について言及されています。<br />
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/adverse/post_3222">特報：第20回日本補完代替医療学会学術集会レポート　がん領域でエビデンスレベルの高い天然素材の研究に注目が集まる&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：30号）</td>
<td>第20回日本補完代替医療学会学術集会が、帝京国際大学の池袋キャンパスで開催された。今回の学術集会で印象的だったのは、科学的エビデンスのしっかりした研究報告が増えてきたことだった。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=9" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（フコイダン）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/霊芝" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（霊芝）&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/フコイダン" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（フコイダン）&gt;&gt; </a>
</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/adverse/post_3157">第21回日本統合医療学会レポート　キノコの菌糸体、漢方、鍼灸、ヨガによる副作用やＱＯＬ対策が注目を集める&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：29号）</td>
<td>21回目を迎えた「日本統合医療学会」が2017年11月25、26日に開催された。同学会は、統合医療（西洋医学、相補・代替医療、伝統医療などを統合した医療）に関わる医療者や研究者の資質向上、統合医療の進歩発展、教育ならびに研究の促進を図り、国民医療の向上に貢献することを目的としており、年に１回、大会が開催されている。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a>
</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/live_long/post_2914">山田邦子のがんとのやさしい付き合い方（第３回 ）<br />
小林製薬 そこが知りたい「シイタケ菌糸体」　患者の低下しやすい免疫力が上がったまま維持できたことに注目！&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：29号）</td>
<td>がん患者さんのＱＯＬ（生活の質）をいかに維持していくか、がんとのやさしい付き合い方を求めて、連載第３回目は小林製薬株式会社中央研究所でがんの免疫研究を続けている松井保公さんにシイタケ菌糸体についてお話を伺いました。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a>
</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/adverse/post_2942">第55回日本癌治療学会学術集会レポート　大腸がん治療の副作用に対する新しいアプローチ&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：28号）</td>
<td>第55回日本癌治療学会学術集会が「それぞれの癌、それぞれの生」をテーマに、横浜市の「パシフィコ横浜」で開催された。補完代替医療の中で特に免疫やがん領域におけるキノコの菌糸体や発酵成分に対する関心の高さをうかがうことができた。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a></td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_2164">第19回日本補完代替医療学会学術集会レポート　免疫やがん領域に関わるキノコの菌糸体や発酵成分の発表が注目を集める&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：24号）</td>
<td>「CAMの科学的エビデンス－基礎から臨床への橋渡し－」をテーマに補完代替医療に関わるさまざまな研究発表が行われた。補完代替医療に関わるさまざまな研究発表があった中で、特にシイタケ菌糸体や発酵成分に関わる講演や報告が多くあった。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/霊芝" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（霊芝）&gt;&gt; </a></td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_1231">第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート　免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：24号）</td>
<td>免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待。シイタケ菌糸体の話題も。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=9" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（フコイダン）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/フコイダン" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（フコイダン）&gt;&gt; </a></td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_984">第23回日本乳癌学会学術総会レポート　仕事・余暇を楽しめる乳がんの新しい薬物治療のあり方&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：18号）</td>
<td>乳癌の薬物療法の新しい考え方がわかる。乳癌学会の厳選口演内容を取材リポート。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a>
</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_454">第52回日本癌治療学会学術集会レポート　がん治療の効果を高める「免疫抑制の解除」の最前線&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：15号）</td>
<td>免疫力を高める方法が変わる，世界的に注目を集める話題を取材。最新医薬品開発からシイタケ菌糸体の話題も。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_971">第16回日本補完代替医療学会学術集会レポート　がん治療における補完代替医療研究の最前線&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：12号）</td>
<td>同学会の理事長を務める鈴木信孝氏が講演を行い、シイタケ菌糸体の抽出物が、再発予防やがん予防にも使用できる可能性があることについて言及している。
</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_445">急速に進歩する「新時代のがん免疫治療」 ―免疫抑制からの脱却による「がん治療の展望」&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：10号）</td>
<td>進歩するがん免疫治療の解説。免疫抑制を解除することでがんに対する免疫力が高まって、治療効果がアップすること。多くの研究者や製薬企業が、免疫抑制解除の治療法を開発している状況について解説しています。 柴田昌彦先生（埼玉医科大学国際医療センター消化器病センター消化器腫瘍科 教授）解説。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_442">がん免疫を無力化する免疫抑制細胞の正体 ─ 免疫抑制対策ががん治療の成否を分ける ─&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：10号）</td>
<td>がんの患者の治療の成否は、患者の免疫力に左右されること。患者の免疫力を高めるには、免疫抑制の制御が左右することと、免疫抑制に対する最新の研究について解説している。 原田 守先生（島根大学医学部免疫学講座教授）解説。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_449">製薬企業が挑む「がん治療の効果を高める免疫抑制対策」―免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体研究&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：10号）</td>
<td>免疫療法の成否を分けると考えられている「免疫抑制」に挑む製薬企業の研究状況について紹介されています。免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体に着目した経緯や最新研究についても解説している。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/illustration/post_433">がんの転移・再発を防ぐ　<br />
がん治療を成功に導く免疫の最新研究</a>（がんの先進医療：8号）</td>
<td>がんの転移・再発を防ぐ免疫研究の一例として、シイタケ菌糸体の研究事例を紹介しています。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
<h3  id="link2">3.「がん種別」の論文報告（シイタケ菌糸体の件数/他の素材を含めての件数）</h3><div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody><tr class="active">
<th class="subject_25 col-xs-3 bg_brown">癌種</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">シイタケ菌糸体の論文件数</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">その他成分の論文件数</th>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-breast-cancer#shiitake">乳がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">7件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-uterine-cancer#shiitake">子宮がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-ovarian-cancer#shiitake">卵巣がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-colorectal-cancer#shiitake">大腸がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">4件</div></td><td><div align="center">5件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-gastric-cancer#shiitake">胃がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">5件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-lung-cancer#shiitake">肺がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-prostatic-cancer#shiitake">前立腺がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-liver-cancer#shiitake">肝臓がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-pancreatic-cancer#shiitake">膵臓がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-kidney-cancer#shiitake">腎臓がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-gallbladder-cancer#shiitake">胆道がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-skin-cancer#shiitake">皮膚がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-esophageal-cancer#shiitake">食道がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-bladder-cancer#shiitake">膀胱がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-thyroid-cancer#shiitake">甲状腺がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-blood-cancer#shiitake">血液のがん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-testicular-cancer#shiitake">精巣がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-oral-cancer#shiitake">口腔がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-salivary-gland-cancer#shiitake">唾液腺がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-pharyngeal-cancer#shiitake">咽頭がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-laryngeal-cancer#shiitake">喉頭がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-nasal-and-paranasal-sinus-cancer#shiitake">鼻腔・副鼻腔がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr></table></div><h3  id="link3">4.「治療状況別」の論文報告（シイタケ菌糸体の件数/他の素材を含めての件数）</h3><div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody><tr class="active">
<th class="subject_25 col-xs-3 bg_brown">癌種</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">シイタケ菌糸体の論文件数</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">その他成分の論文件数</th>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-under-treatment#shiitake">抗がん剤【治療中】&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">9件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-transition#shiitake">抗がん剤【転移】&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-redevelop#shiitake">抗がん剤【再発】&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-after-ope#shiitake">抗がん剤【手術後】&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">5件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-radiation-therapy#shiitake">放射線治療&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">4件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-hormone-therapy#shiitake">ホルモン療法&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-immune-therapy#shiitake">免疫細胞療法&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">3件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-thermo-therapy#shiitake">温熱療法&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-relapse-prevention#shiitake">再発予防&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr></table></div><h3  id="link4">5.「身体の状態別」の論文報告（シイタケ菌糸体の件数/他の素材を含めての件数）</h3><div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody><tr class="active">
<th class="subject_25 col-xs-3 bg_brown">癌種</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">シイタケ菌糸体の論文件数</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">その他成分の論文件数</th>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-immunity-effect#shiitake">免疫機能&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">8件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-qol-effect#shiitake">QOL&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">8件</div></td><td><div align="center">5件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-adverse-effect#shiitake">治療の副作用&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">5件</div></td>
</tr></table></div><ul class="divide_one">
<li><div class="btn-radius-gradient-wrap">
<a href="./" class="btn btn-radius-gradient">シイタケ菌糸体<br>と他成分との比較一覧表はコチラ</a></div></li></ul><h3 id="link5">6.シイタケ菌糸体の主な論文報告</h3><div class="table4"><table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered"><tbody><tr class="active"><th class="col-xs-2 bg_brown">掲載日/掲載誌</th><th class="col-xs-3 bg_brown">内容</th><th class="col-xs-5 bg_brown">概要</th><th class="col-xs-2 bg_brown">対象とする<br>がん種<br>/治療法</th></tr><tr id=r31><td>2017年<br><a href=https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/14/1/14_1/_pdf target="_new">日本補完代替医療学会誌</a></td><td>様々な治療背景を持つがん患者のQOL改善報告</td><td>金沢大学の研究グループが、様々な治療背景を持つ癌患者が、各治療と並行してシイタケ菌糸体を摂取したところ、QOL（心理的スコア、疲労スコア）の改善を示したという報告</td><td><li>乳がん</li><li>子宮がん</li><li>卵巣がん</li><li>大腸がん</li><li>胃がん</li><li>肺がん</li><li>前立腺がん</li><li>肝臓がん</li><li>腎臓がん</li><li>胆道がん</li><li>膀胱がん</li><li>抗がん剤【治療中】</li><li>抗がん剤【転移】</li><li>免疫細胞療法</li><li>温熱療法</li><li>QOL</li></td></tr><tr id=r30><td>2017年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28811898 target="_new">Mol Clin Oncol.誌</a></td><td>乳癌患者への補助化学療法との併用によるQOLおよび免疫機能の改善報告</td><td>【ランダム化比較試験】
日本の研究グループが、乳癌患者が、アントラサイクリンベースの術後補助化学療法とシイタケ菌糸体を併用摂取したところ、患者のQOLおよび免疫機能の維持の有用性を示したという報告</td><td><li>乳がん</li><li>抗がん剤【手術後】</li><li>免疫機能</li><li>QOL</li></td></tr><tr id=r27><td>2016年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27548491 target="_new">Altern Ther Health Med.誌</a></td><td>免疫療法受療中の癌患者のQOLおよび免疫機能の改善報告</td><td>日本の研究グループが、免疫療法受療中の癌患者が、シイタケ菌糸体を併用して摂取したところ、QOLおよび免疫機能を改善する可能性を示したという報告</td><td><li>免疫細胞療法</li><li>免疫機能</li><li>QOL</li></td></tr><tr id=r20><td>2013年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23874107 target="_new">Onco Targets Ther誌</a></td><td>乳がん術後補助化学療法実施患者における、免疫向上・ＱＯＬに対する有用性報告</td><td>山口大学医学部において、乳がん術後補助化学療法実施患者がシイタケ菌糸体エキスを4週間摂取した結果、ＮＫ活性などの免疫力と体力も回復したと報告しています。</td><td><li>乳がん</li><li>抗がん剤【手術後】</li><li>免疫機能</li><li>QOL</li></td></tr><tr id=r19><td>2013年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23886130 target="_new">Asian Pac J Cancer Prev 誌</a></td><td>乳がん術後ホルモン療法施行患者における、免疫向上・ＱＯＬに対する有用性報告</td><td>金沢大学医学部関連病院において、乳がん術後ホルモン療法実施中の患者がシイタケ菌糸体エキスを８週間摂取した結果、免疫指標が改善し、QOLも回復したと報告されています。</td><td><li>乳がん</li><li>ホルモン療法</li><li>免疫機能</li><li>QOL</li></td></tr><tr id=r15><td>2012年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=23267884 target="_new">Gan To Kagaku Ryoho誌</a></td><td>がん免疫療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・ＱＯＬに対する有用性報告</td><td>東京女子医科大学関連医院において、がん免疫療法を実施中の患者がシイタケ菌糸体エキスを4週間摂取した結果、癌による免疫抑制の進行が抑えられ、QOLも回復したと報告されています。</td><td><li>乳がん</li><li>大腸がん</li><li>胃がん</li><li>肺がん</li><li>膵臓がん</li><li>胆道がん</li><li>免疫細胞療法</li><li>免疫機能</li><li>QOL</li></td></tr><tr id=r13><td>2011年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=21598414 target="_new">AJCM誌</a></td><td>癌化学療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・ＱＯＬに対する有用性報告</td><td>広島大学医学部のグループが乳癌・胃・大腸がんで術後補助化学療法、食道・大腸再発癌の化学療法を行っている患者がシイタケ菌糸体を摂取すると、NK活性などの免疫力が上昇し、QOLも改善した報告しています。</td><td><li>乳がん</li><li>大腸がん</li><li>胃がん</li><li>食道がん</li><li>抗がん剤【再発】</li><li>抗がん剤【手術後】</li><li>免疫機能</li><li>QOL</li></td></tr><tr id=r12><td>2011年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22126542 target="_new">Asian Pac J Cancer Prev誌</a></td><td>胃癌・大腸癌化学療法実施患者における、抗がん剤副作用軽減に対する有用性報告</td><td>近畿大学医学部のグループが、進行胃・大腸がんで化学療法を実施している患者が、シイタケ菌糸体エキスを2－4週間摂取すると、化学療法による副作用が抑えられたと報告されています。</td><td><li>大腸がん</li><li>胃がん</li><li>抗がん剤【治療中】</li><li>抗がん剤【手術後】</li><li>治療の副作用</li></td></tr><tr id=r8><td>2009年<br><a href=https://cancerres.aacrjournals.org/content/69/9_Supplement/5087 target="_new">米国癌学会</a></td><td>がん再発予防期待者における、免疫向上・免疫抑制軽減に対する有用性報告</td><td>福岡大学医学部と小林製薬のグループが、癌で治療後に癌の再発予防を期待する患者が、シイタケ菌糸体含有食品を20週間摂取したところ、摂取前に落ちていた免疫力が健常者レベルまで回復したと報告しています。</td><td><li>子宮がん</li><li>卵巣がん</li><li>胃がん</li><li>前立腺がん</li><li>膀胱がん</li><li>再発予防</li><li>免疫機能</li></td></tr><tr id=r3><td>2005年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=16315865 target="_new">癌と化学療法誌</a></td><td>乳癌化学療法実施患者における、免疫向上・ＱＯＬに対する有用性報告</td><td>山口大学医学部のグループが、リンパ節転移乳癌の手術後に化学療法を実施している患者がシイタケ菌糸体を摂取すると、白血球減少が抑えられ、ＮＫ活性などの免疫力と体力も回復したと報告しています。</td><td><li>乳がん</li><li>抗がん剤【手術後】</li><li>免疫機能</li><li>QOL</li></td></tr></tbody></table></div>
<ul class="divide_one">
<li>
<div class="btn-radius-gradient-wrap">
<a href="./" class="btn btn-radius-gradient">シイタケ菌糸体<br />と他成分との比較一覧表はコチラ</a></div>
</li>
</ul>
<h3 id="link6">7.シイタケ菌糸体の関連リンク</h3>
<div class="txt">
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://hfnet.nibiohn.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">独立行政法人　国立健康・栄養研究所&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a></p>
</div>
<p style="text-align: right;">（作成：編集部）</p>
<h3>シイタケ菌糸体以外の免疫力改善成分について</h3>
<div class="txt">
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt; </a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan">フコイダン&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt; </a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/beta">ベータグルカン&gt;&gt; </a></li>
</ul>
<ul class="nextNav">
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/" rel="prev"></p>
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<p></a></ul>
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<p></a>
</ul>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>フコイダンの有用性や副作用を検証</title>
		<link>https://gan-senshiniryo.jp/supplement/fukoidan</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 14 Feb 2016 13:34:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[食品由来機能成分]]></category>
		<category><![CDATA[プロポリス]]></category>
		<category><![CDATA[健康食品]]></category>
		<category><![CDATA[先進医療]]></category>
		<category><![CDATA[化学療法]]></category>
		<category><![CDATA[フコイダン]]></category>
		<category><![CDATA[大腸がん]]></category>
		<category><![CDATA[シイタケ菌糸体]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://subtra.sakura.ne.jp/lifeline21/?page_id=148</guid>

					<description><![CDATA[フコイダンの有用性や副作用を検証【最新情報】 目次 1.フコイダンとは 2.「がんの先進医療」掲載記事 3.「がん種別」の論文報告 4.「治療状況別」の論文報告 5.「身体の状態別」の論文報告 6.フコイダンの主な論文報 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="entry">
<h1>フコイダンの有用性や副作用を検証【最新情報】</h1>
<h3>目次</h3>
<ul class="archlist2">
<li><a href="#link0" class="fade">1.フコイダンとは</a></li>
<li><a href="#link1" class="fade">2.「がんの先進医療」掲載記事</a></li>
<li><a href="#link2" class="fade">3.「がん種別」の論文報告</a></li>
<li><a href="#link3" class="fade">4.「治療状況別」の論文報告</a></li>
<li><a href="#link4" class="fade">5.「身体の状態別」の論文報告</a></li>
<li><a href="#link5" class="fade">6.フコイダンの主な論文報告</a></li>
<li><a href="#link6" class="fade">7.フコイダンの関連リンク</a></li>
</ul>
<h3 id="link0">1.フコイダンとは</h3>
<div class="txt">
<p>昆布、メカブやモズクなどの海草類には表面に「ぬめり」がありますが、この「ぬめり」成分に多く含まれる硫酸多糖の一種を総称してフコイダンと呼びます。癌患者に対するフコイダンの有用性としては、疲労回復作用の報告はあるものの、全体として報告数が少ないのが現状です。
</p>
</div>
<h3 id="link1">2.「がんの先進医療」掲載記事</h3>
<div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody>
<tr class="active">
<th class="subject_25 col-xs-3 bg_brown">記事タイトル（掲載号）</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">概要</th>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5722">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・ 栄養や、サプリメント成分の研究比較　第5回肝臓がん</a>（がんの先進医療：46号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による肝臓がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_supplement/post_5583">宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント徹底リサーチ　第9回 免疫力編</a>（がんの先進医療：44号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による、「サプリメント成分」に対する「がんと免疫力」に関する基本的な知識や主に「ヒト臨床試験」の研究論文の解説などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5170">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第2回　大腸がん</a>（がんの先進医療：42号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による大腸がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜公開記事＞</span><br />
<a href="https://gan-senshiniryo.jp/research_cancer/post_5050">宮西ナオ子のがんの生存率・再発率に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較 第1回　乳がん</a>（がんの先進医療：41号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）による乳がんにおける生存率・再発率、発がんリスク等に関連する食事・栄養や、サプリメント成分の研究比較などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><br /><a href="/research_supplement/post_4782">新シリーズ　宮西ナオ子のがんに挑むサプリメント　徹底リサーチ　第7回 フコイダン</a>（がんの先進医療：39号）</td>
<td>宮西ナオ子先生（生き方研究家・ライター・エッセイスト・女性能楽研究家・博士）によるフコイダンに関する研究の歴史や成分の説明、実物を用いた料理などの体験談、ヒト臨床試験の研究論文の解説などが紹介されている。</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/adverse/post_3222">特報：第20回日本補完代替医療学会学術集会レポート　がん領域でエビデンスレベルの高い天然素材の研究に注目が集まる&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：30号）</td>
<td>第20回日本補完代替医療学会学術集会が、帝京国際大学の池袋キャンパスで開催された。今回の学術集会で印象的だったのは、科学的エビデンスのしっかりした研究報告が増えてきたことだった。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=9" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（フコイダン）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/霊芝" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（霊芝）&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/フコイダン" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（フコイダン）&gt;&gt; </a>
</td>
</tr>
<tr>
<td class="hover_color"><span class="red">＜Web公開記事＞</span><a href="https://gan-senshiniryo.jp/article/post_1231">第18回日本補完代替医療学会学術集会レポート　免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待&gt;&gt;</a>（がんの先進医療：20号）</td>
<td>免疫の状態をよくすることでがんの闘病を支える補完代替医療に期待。フコイダンの話題も。</p>
<p>関連リンク：<br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=32" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=9" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館（フコイダン）&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://research.kobayashi.co.jp/material/lem.html" target="_blank" rel="noopener">小林製薬の中央研究所（シイタケ菌糸体）&gt;&gt;</a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/シイタケ菌糸体抽出物" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（シイタケ菌糸体抽出物）&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/フコイダン" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（フコイダン）&gt;&gt; </a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
<h3  id="link2">3.「がん種別」の論文報告（フコイダンの件数/他の素材を含めての件数）</h3><div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody><tr class="active">
<th class="subject_25 col-xs-3 bg_brown">癌種</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">フコイダンの論文件数</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">その他成分の論文件数</th>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-breast-cancer#fukoidan">乳がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">9件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-uterine-cancer#fukoidan">子宮がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-ovarian-cancer#fukoidan">卵巣がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-colorectal-cancer#fukoidan">大腸がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">7件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-gastric-cancer#fukoidan">胃がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">6件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-lung-cancer#fukoidan">肺がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-prostatic-cancer#fukoidan">前立腺がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">4件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-liver-cancer#fukoidan">肝臓がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-pancreatic-cancer#fukoidan">膵臓がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-kidney-cancer#fukoidan">腎臓がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-gallbladder-cancer#fukoidan">胆道がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-skin-cancer#fukoidan">皮膚がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-esophageal-cancer#fukoidan">食道がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-bladder-cancer#fukoidan">膀胱がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-thyroid-cancer#fukoidan">甲状腺がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-blood-cancer#fukoidan">血液のがん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-testicular-cancer#fukoidan">精巣がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">0件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-oral-cancer#fukoidan">口腔がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-salivary-gland-cancer#fukoidan">唾液腺がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-pharyngeal-cancer#fukoidan">咽頭がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-laryngeal-cancer#fukoidan">喉頭がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-nasal-and-paranasal-sinus-cancer#fukoidan">鼻腔・副鼻腔がん&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr></table></div><h3  id="link3">4.「治療状況別」の論文報告（フコイダンの件数/他の素材を含めての件数）</h3><div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody><tr class="active">
<th class="subject_25 col-xs-3 bg_brown">癌種</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">フコイダンの論文件数</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">その他成分の論文件数</th>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-under-treatment#fukoidan">抗がん剤【治療中】&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">9件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-transition#fukoidan">抗がん剤【転移】&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-redevelop#fukoidan">抗がん剤【再発】&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-after-ope#fukoidan">抗がん剤【手術後】&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">7件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-radiation-therapy#fukoidan">放射線治療&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">4件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-hormone-therapy#fukoidan">ホルモン療法&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">1件</div></td><td><div align="center">2件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-immune-therapy#fukoidan">免疫細胞療法&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">3件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-thermo-therapy#fukoidan">温熱療法&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-relapse-prevention#fukoidan">再発予防&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">1件</div></td>
</tr></table></div><h3  id="link4">5.「身体の状態別」の論文報告（フコイダンの件数/他の素材を含めての件数）</h3><div class="table4">
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered">
<tbody><tr class="active">
<th class="subject_25 col-xs-3 bg_brown">癌種</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">フコイダンの論文件数</th>
<th class="subject_50 col-xs-4 bg_brown">その他成分の論文件数</th>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-immunity-effect#fukoidan">免疫機能&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">9件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-qol-effect#fukoidan">QOL&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">2件</div></td><td><div align="center">11件</div></td>
</tr><tr>
<td class="hover_color"><a href="report-adverse-effect#fukoidan">治療の副作用&gt;&gt;</a></td>
<td><div align="center">0件</div></td><td><div align="center">6件</div></td>
</tr></table></div><ul class="divide_one">
<li><div class="btn-radius-gradient-wrap">
<a href="./" class="btn btn-radius-gradient">フコイダン<br>と他成分との比較一覧表はコチラ</a></div></li></ul><h3 id="link5">6.フコイダンの主な論文報告</h3><div class="table4"><table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" class="table table-bordered"><tbody><tr class="active"><th class="col-xs-2 bg_brown">掲載日/掲載誌</th><th class="col-xs-3 bg_brown">内容</th><th class="col-xs-5 bg_brown">概要</th><th class="col-xs-2 bg_brown">対象とする<br>がん種<br>/治療法</th></tr><tr id=r35><td>2018年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28008779 target="_new">Integr Cancer Ther.誌</a></td><td>乳がん患者におけるレトロゾール、タモキシフェンとフコイダンの相互作用報告</td><td>オーストラリアの研究グループが、乳がん患者が、ホルモン療法薬（レトロゾールあるいはタモキシフェン）とフコイダンを併用摂取したところ、レトロゾールあるいはタモキシフェンの定常状態血漿濃度に有意な変化は認められなかった。また、フコイダンの副作用も認められなかったとの報告。</td><td><li>乳がん</li><li>ホルモン療法</li></td></tr><tr id=r33><td>2017年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28430159 target="_new">Mar Drugs.誌</a></td><td>転移性大腸がん患者における補足療法としてのフコイダンの有用性報告</td><td>【ランダム化比較試験】
台湾の研究グループが、転移性大腸癌患者が、標的化学療法剤と低分子フコイダンを併用摂取したところ、疾患制御率の有意な改善を示した。一方、全奏効率、無増悪生存期間、全生存期間、副作用、生活の質では有意差は認められなかったという報告</td><td><li>大腸がん</li><li>抗がん剤【治療中】</li></td></tr><tr id=r32><td>2017年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=28627320 target="_new">Integr Cancer Ther.誌</a></td><td>進行がん患者のQOLとフコイダンの抗炎症作用に関する予備的研究報告</td><td>琉球大学医学部附属病院の研究グループが、転移のある進行がん患者が、フコイダンを摂取したところ、IL-1βやIL-6など主要な炎症性サイトカインは2週間後に有意に減少し、疲労を含むQOLスコアは試験期間中に有意な変化はなくほぼ安定していたという報告</td><td><li>抗がん剤【転移】</li><li>QOL</li></td></tr><tr id=r14><td>2011年<br><a href=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=22866084 target="_new">Oncol Lett誌 Ryoho誌</a></td><td>大腸癌化学療法実施患者に対する疲労回復作用報告</td><td>鳥取大学と海産物のきむらやのグループが、大腸がん化学療法実施中患者が摂取したところ、疲労が改善する作用が観察された報告です。</td><td><li>大腸がん</li><li>抗がん剤【治療中】</li><li>QOL</li></td></tr></tbody></table></div>
<ul class="divide_one">
<li>
<div class="btn-radius-gradient-wrap">
<a href="./" class="btn btn-radius-gradient">フコイダン<br />と他成分との比較一覧表はコチラ</a></div>
</li>
</ul>
<h3 id="link6">7.フコイダンの関連リンク</h3>
<div class="txt">
<a href="http://sangak-data.sakura.ne.jp/item_detail.php?item=1&#038;gid=1&#038;cid=9" target="_blank" rel="noopener">産学連携品電子図書館&gt;&gt;</a><br />
<a href="https://hfnet.nibiohn.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">独立行政法人　国立健康・栄養研究所&gt;&gt; </a><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%B3" target="_blank" rel="noopener">ウィキペディア（フコイダン）&gt;&gt;</a></p>
</div>
<p style="text-align: right;">（作成：編集部）</p>
<h3>フコイダン以外の免疫力改善成分について</h3>
<div class="txt">
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement">「免疫力改善成分」を論文・データで比較検証&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/cancer-treatment">「免疫力改善成分」のがん種別論文・データ&gt;&gt; </a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/agaricus">アガリクス&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/shiitake">シイタケ菌糸体&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/propolis">プロポリス&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/meshima">メシマコブ&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/reishi">霊芝&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/kabanoanatake">カバノアナタケ&gt;&gt; </a></li>
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/hanabiratake">ハナビラタケ&gt;&gt; </a></li>
</ul>
<p></p>
<ul class="archlist">
<li><a href="https://gan-senshiniryo.jp/supplement/beta">ベータグルカン&gt;&gt; </a></li>
</ul>
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<p></a></ul>
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<p></a>
</ul>
</div>
</div>
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