ライフライン21 2020年10月発売 39号
長期生存を果たした〝がんサバイバー〟の手記(続)特集
長期生存を果たした〝がんサバイバー〟の手記(続)
肝臓がん
―手術後再発。陽子線治療を受け、2年経ち・3年経ち
「不思議ですが順調ですね」と言われ18年を迎えた
志賀俊彦(「茨城がん体験談スピーカーバンク」代表)
膵臓がんの長期サバイバー
―私のサバイバーストーリーには「妹の体験」と「私の体験」の2つがある
眞島喜幸(NPO法人パンキャンジャパン理事長)
前立腺がん
―「重粒子線治療」を受け15年が経過。再発・副作用もなく喜寿を迎える
馬場義博(元会社役員〈「重粒子の会」会員〉)
慢性骨髄性白血病
―難治性の慢性骨髄性白血病から10年。
闘病生活のなかで、母が「末期の膵臓がん」で旅立ちました
秋元正裕(元会社役員)
乳がん・肺がん・脳梗塞
―信頼できる医師との出会いが闘病生活を助けてくれた
盛 富恵(主婦)
子宮がん
―検診を受けたから私達の今がある。がんになってから49年、今年で88歳になりました
田山地幸子(「ひめやしの会」会長)
神経内分泌がん
―スティーブジョブズ氏が罹ったのと同じがん。
私は胃にできたがんを手術して一命を取り留めた
鎌田文明(自営業)
シリーズ「がん治療」最前線
東京大学大学院・織田克利教授に訊く
がんゲノム医療をAI(人工知能)がサポート
遺伝子パネル検査の膨大なゲノム情報を整理してレポート化する
取材協力● 織田克利 東京大学大学院教授・東京大学医学部附属病院 ゲノム診療部部長
写真・資料提供● 東京大学医学部附属病院ゲノム診療部 東京大学医学部附属病院 パブリック・リレーションセンター
取材・文● 柄川昭彦 医療ジャーナリスト
特報
待望の「がん光免疫療法」
世界で初めて日本で製造販売の承認
商品名「アキャルックス」
永山 悦子(毎日新聞編集委員)
特別寄稿
日本の新型コロナウイルス対策
抜本的見直しが必要
日本の「コロナ対策」の問題点と、その背景
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)
連載
医療ルネッサンス 第39回
新型コロナウイルスは心臓など多くの臓器に影響を与える
―合併症への対応と最新の研究成果
上 昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長 内科医)
いのちのエネルギーを高める 帯津良一のホリスティック医学講座
第8回 臨床の知と科学の知
帯津良一(帯津三敬病院名誉院長 帯津三敬塾クリニック顧問)
岡本友好(東京慈恵会医科大学付属第三病院副院長)の辛口トーク 第26回
議論すべき「品格ある死のむかえ方」 高齢化社会での日本の「品格」
がん薬物療法による副作用のケアとコツ 第18回
~切断されたDNAの再結合を阻害することにより
抗腫瘍効果を発揮するエトポシド~
村上晴泰(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科医長兼通院治療センター長)
横山弘一(静岡県立静岡がんセンター 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)
がんの放射線治療の副作用とその対策 第39回
~頭頸部がんにおけるIMRT~
唐澤克之(都立駒込病院放射線科部長)
リンパ浮腫の治療とケア 第26回
―下肢リンパ浮腫のセルフケア(線維化した皮膚②)―
佐藤佳代子(合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 代表)
シリーズ 先端医療
免疫新薬 第39回
難治がん・転移がんの集中治療・往診治療
免疫の二面性と制御~正しい免疫治療のシナリオ~
星野泰三(統合医療ビレッジグループ理事長 プルミエールクリニック院長)
シリーズ
山田邦子のがんとのやさしい付き合い方 そこが知りたい ノーベル賞の〝オートファジー研究〟から生み出されたがん再発予防のための食事術
青木 厚(あおき内科 さいたま糖尿病クリニック 院長)
MEDICAL NEWS DIGEST
EGFR遺伝子変異陽性肺がんの最新の動向と治療法―日本イーライリリーがメディアセミナー
東京大学、国立がん研究センター研究所と次世代がん遺伝子パネルに関する共同研究―コニカミノルタ
日本人に多い高濃度乳房でも早期の小さな乳がんが発見できるマンモPETが登場―社会医療法人高清会高井病院
日本最大級のがん患者オンラインコミュニティ「5years」運営開始5年で登録者数が1万人を突破
産婦人科向け超音波診断装置の新製品「Voluson SWIFT」を世界同時発売―GEヘルスケア・ジャパン
シリーズ
湘南の四季 小田原漁港
小田原駅のにぎわいを後にして、東海道線に乗り早川を渡ると間もなく着いたのが早川駅。故郷のホームにでも降り立ったかのような懐かしさを感じました。その駅舎も木造のひなびたたたずまいで印象に残ります。JRの駅では日本一港に近い駅とうたわれたように、ここから歩いて4、5分のところに目指す小田原漁港があります。休日には新鮮な魚を求める買い物客や、釣りを楽しむ客で道路は混み合うとのこと。平日で、日の暮れにはまだ間のあるこの時間に漁港を訪ねてみました。
文●後藤充子 撮影●編集部
患者からの声
コロナ禍の問題で私も一言
新型コロナで医療需要は変わるか
清郷伸人(元がん患者)
闘病記
私のがん体験(膵臓がん)
膵臓がん初回手術から10年、慌てず騒がず③
高村 僚(「すい臓がんカフェ」主宰〈66歳〉)
私のがん体験(夫を大腸がんで、父を肝臓がんで亡くした家族の立場から)
「負けないで。勝たなくていい、だから気持ちは負けないで」③
金子由香(看護師〈北海道 32歳〉)
コラム
マスメディア役立ち情報 第20回
進歩する医療技術とコロナ禍での検診
中島由紀(フリーライター)
ひといき。 〜かくれんぼ〜
文・絵 基 蕗子
重粒子線によるがん治療 ~各施設の治療実績・施設の特長~
全国がん患者の会一覧
新刊・既刊 患者図書館の本棚